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車両保険の免責金額とは?設定の目安とメリット・デメリット

車の知識

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。記事内の保険料・免責金額の設定例・割引率・等級制度の数値は一般的な損害保険の仕組みをもとにした目安であり、保険会社・商品・ご契約条件・等級・車種・年齢・地域によって大きく異なります。最終確認は各保険会社・代理店・公式約款でお願いします。本記事は特定の保険商品の推奨・勧誘を目的とするものではなく、情報提供・教育コンテンツとして作成しています。記事内容は2026年6月時点の情報をもとにしています。

  1. 車両保険の免責金額とは何か=修理費の「自己負担額」のこと
  2. 免責金額の基本|車両保険と自己負担の関係
    1. 具体的なイメージで理解する
  3. 免責金額の「設定方式」を理解する|定額方式と増額方式
    1. 定額方式|何回使っても同じ免責金額
    2. 増額方式|2回目以降に免責金額が増える
  4. 免責金額の設定で保険料はどう変わるか
    1. 「保険料の節約額」と「自己負担リスク」のバランス
  5. 免責金額のメリット・デメリット
  6. 車両保険を「使う・使わない」の判断と等級への影響
    1. 等級制度の基本|保険を使うと等級が下がる
    2. 3等級ダウンした後の保険料への影響
    3. 「保険を使うべきか」の判断の考え方
  7. 免責金額の設定目安|どう選べばよいか
    1. 選ぶときの判断軸3つ
    2. 免責ゼロ vs 免責あり 判断早見表
    3. 小さなキズ・へこみは保険を使わない選択も
  8. 免責金額に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q1. 免責金額は0円にした方がいいですか?
    2. Q2. 「免責5-10万円」ってどういう意味ですか?
    3. Q3. 免責を高くすると保険料はどれくらい下がりますか?
    4. Q4. 車両保険を使うと等級はどうなりますか?
    5. Q5. 免責金額は途中で変更できますか?
    6. Q6. 小さなキズでも車両保険を使うべきですか?
  9. 免責金額の設定を見直すときのポイント
  10. 車両保険の免責金額と自動車の維持費の関係
    1. 任意保険(車両保険含む)は維持費の主要費目
  11. 車両保険の免責金額|まとめ

車両保険の免責金額とは何か=修理費の「自己負担額」のこと

「車両保険の免責金額」を調べている方は、おそらく自動車保険の見直しをしているか、「免責0円」と「免責あり」のどちらを選ぶか迷っているのではないでしょうか。

結論から言えば、免責金額とは「車両保険を使ったときに自分が負担する修理費の金額」のことです。修理費全額を保険でカバーしたいなら免責0円、保険料を抑えたいなら免責を高く設定する、というトレードオフの関係にあります。

ただし、「免責を高くすればするほどお得か」というと一概にそうとは言えません。車両保険を使う頻度・自己負担の許容額・等級への影響を踏まえて選ぶ必要があります。この記事では免責金額の仕組みから設定の目安まで、順を追って解説します。

この記事の結論(先出し)

  • 免責金額 = 車両保険を使うときに自分が払う修理費の自己負担額。修理費50万円・免責5万円なら、保険金は45万円。自分の出費は5万円
  • 設定方式は「定額方式」と「増額方式」の2種類。「5-10万円」という表記は「1回目の免責は5万円・2回目以降は10万円」という増額方式を指す
  • 免責を高く設定すると保険料は下がる傾向にある。ただし下がり幅は保険会社・等級・車種等で異なり、具体額は各社で確認が必要
  • 車両保険を使うと一般的に3等級ダウン(3等級ダウン事故の場合)。翌年からの保険料上昇も加味して「使うべきか」を判断するのが重要
  • 設定に「唯一の正解」はない。貯蓄・修理費の自己負担許容額・車の価値によって最適解は人それぞれ異なる

免責金額の基本|車両保険と自己負担の関係

車両保険は、自分の車が事故・衝突・盗難・自然災害などで損傷・損害を受けたときに修理費用を補償する保険です。その修理費のうち、「保険会社が払わない部分(自分が払う部分)」が免責金額です。

具体的なイメージで理解する

免責金額の仕組みを数字で見ると理解しやすいです。

修理費(例)免責金額の設定保険金として支払われる額(目安)自己負担額
50万円免責 0円50万円0円
50万円免責 5万円45万円5万円
50万円免責 10万円40万円10万円
50万円免責 20万円30万円20万円
3万円(小さなキズ)免責 5万円0円(免責以下のため保険金なし)3万円(全額自己負担)

※上表はイメージです。実際の保険金額は保険会社・契約内容・損害状況により異なります。

特に重要なのは最後の行です。修理費が免責金額を下回る場合、保険金は一切支払われません。つまり「保険を使っても実際には1円も受け取れない」ケースが発生することになります。このとき、事故として記録されれば等級はダウンするリスクもあるため、「少額の修理に保険を使うべきか」という判断が生まれます。

免責金額の「設定方式」を理解する|定額方式と増額方式

免責金額の設定には大きく2つの方式があります。自動車保険の見積もりや約款に「5万円」「5-10万円」「0-10万円」などの表記が並んでいますが、その意味が分からないと選択ができません。

定額方式|何回使っても同じ免責金額

定額方式は、車両保険を何回使っても免責金額が変わらない方式です。たとえば「免責金額 10万円(定額)」の場合、1回目の事故でも2回目の事故でも、自己負担額は常に10万円です。「10-10万円」と表記されることもあります。

増額方式|2回目以降に免責金額が増える

増額方式は、1回目の事故の免責金額よりも2回目以降の事故の免責金額が高くなる方式です。「5-10万円」「0-10万円」などの表記で表されます。1回目の自己負担を抑えられるぶん、同じ2回目の免責額で比べると、定額方式より保険料は高めになる傾向があります。

方式表記例1回目の免責金額2回目以降の免責金額特徴
定額方式「10万円」「10-10万円」10万円10万円(変わらない)何回使っても自己負担が一定。1回目から自己負担が大きいぶん、保険料は抑えられる傾向
増額方式「5-10万円」5万円10万円1回目の自己負担は少なく済む。2回目以降は負担増。1回目の自己負担が少ないぶん、同じ2回目額の定額方式より保険料は高めになる傾向
増額方式「0-10万円」0円10万円1回目は全額補償・自己負担なし。2回目は10万円自己負担。1回目の自己負担がないぶん、保険料はさらに高め
免責なし「0円」「免責なし」0円0円何回使っても全額補償。自己負担がないぶん、保険料は最も高くなる傾向

※上表の特徴・保険料傾向は一般的な解説です。「免責金額を高く設定するほど保険料は抑えられる(自己負担が少ないほど保険料は高くなる)」という方向性は各社共通ですが、実際の保険料は保険会社・グレード・等級・車種等により異なります。選べる方式・金額の組み合わせも会社によって違うため、各社の見積もりで確認してください。

「5-10万円」の正しい読み方

  • 「5-10万円」は「5万円か10万円か選ぶ」という意味ではありません
  • 1回目の事故は免責5万円、2回目以降の事故は免責10万円」という増額方式の表記です
  • 似た表記に「0-10万円」(1回目は免責0円・2回目以降は10万円)もあります
  • 定額方式では「10万円」または「10-10万円」と表記されることが多いです
デスクで保険の見積書類を比較検討するイメージ
※画像はイメージです(AI生成)

免責金額の設定で保険料はどう変わるか

免責金額を高く設定すると、保険会社が負担する最大金額が減るため、一般的に保険料は下がる傾向にあります。ただし、実際の下がり幅は保険会社・等級・車種・年齢・地域・補償内容によって大きく異なります。ここでは一般的な傾向として整理します。

免責金額の設定保険料への影響(傾向・目安)修理時の自己負担(目安)向いている状況の例
免責 0円(なし)最も高い傾向0円(全額補償)貯蓄に余裕がない / 事故リスクが気になる / 高額な修理費が不安
免責 5万円免責0円より低い傾向最大5万円5万円程度なら自己負担できる / 年1〜2回の利用を想定
免責 10万円さらに低い傾向最大10万円貯蓄があり10万円以下の修理は自己負担できる
免責 20万円以上より低い傾向最大20万円以上車の価値が高い / 高額修理のみを補償したい / 貯蓄十分

※上表の「保険料への影響」「向いている状況」はあくまで一般的な傾向・例示です。実際の保険料は各保険会社への見積もりで確認してください。免責金額を高くすれば必ず大幅に安くなるというわけではなく、下がり幅は商品・条件によって異なります。

「保険料の節約額」と「自己負担リスク」のバランス

免責金額を高く設定して保険料を下げた場合、節約した保険料の合計と将来の自己負担リスクを比べることが大切です。

たとえば「免責を10万円に設定して年間保険料が一定額安くなった」としても、1〜2年以内に10万円以上の修理費が発生する事故が起きた場合、節約効果が相殺される可能性があります。逆に何年も無事故が続くなら、免責を高くした分の節約効果が積み重なります。

この判断に「絶対の正解」はなく、自分の年間走行距離・運転環境・貯蓄状況を総合的に考慮する必要があります。

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免責金額のメリット・デメリット

免責金額を「高く設定する場合」と「低く設定する(免責なし・0円に近づける)場合」のそれぞれのメリット・デメリットを整理します。

免責を高く設定する免責を低く設定する(0円に近い)
保険料下がる傾向(保険会社の支払いリスクが減るため)上がる傾向(保険会社の支払いリスクが高いため)
事故時の自己負担多い(免責金額の分だけ手出しが増える)少ない(0円なら全額補償される)
少額修理の補償修理費が免責以下なら補償なし(全額自己負担)少額修理も補償される
精神的な安心感やや低い(自己負担が発生する可能性がある)高い(修理費の心配が少ない)
向いている人ある程度の自己負担を許容できる / 毎月のコストを抑えたい / 貯蓄に余裕がある修理費の自己負担がつらい / 万一の安心を最優先にしたい / 年間走行距離が多い

どちらが有利かは個人の状況・価値観によって変わります。「安心のための保険料」をどう考えるか、という判断です。

車両保険を「使う・使わない」の判断と等級への影響

免責金額の設定と並んで重要なのが、「実際に車両保険を使うべきかどうか」の判断です。これは等級制度と深く関わっています。

等級制度の基本|保険を使うと等級が下がる

自動車保険には「等級制度」があります。無事故で1年間保険を使わずにいると等級が1つ上がり、保険料が下がります。逆に保険を使うと(事故の種類によって)等級が下がり、保険料が上がります。

一般的な車両保険の使用では、「3等級ダウン事故」として翌年の等級が3つ下がるケースが多いとされています(ただし、盗難・自然災害等は1等級ダウンまたはノーカウント扱いとなることもあります)。等級ダウンの具体的な扱いは保険会社・事故の種類・約款によって異なるため、ご自身の契約内容を確認してください。

3等級ダウンした後の保険料への影響

3等級ダウンした場合、翌年からの保険料は上がります。さらに、一般的に「事故有係数適用期間」が設けられており、事故後も一定期間(3等級ダウン事故の場合は3年間が多い)は割増率が適用される仕組みがあります。この間は保険料が高い状態が続くため、1回の事故による保険料増加の総額は、受け取った保険金を上回ることもあります。

※等級ダウン幅・事故有係数適用期間は一般的な情報です。保険会社・契約内容によって異なります。必ず各社の約款や担当者にご確認ください。

「保険を使うべきか」の判断の考え方

車両保険を使うかどうかは、以下の視点で考えるのが一般的です。

状況考え方の目安
修理費が少額(免責金額以下)保険金が支払われないため、自己負担で修理する方が合理的。等級維持のためにも使わない選択が多い
修理費が少額〜中程度(免責金額をわずかに上回る程度)受け取れる保険金は少ない一方で等級ダウンが発生する可能性があるため、翌年以降の保険料増加と比較して判断
修理費が高額(数十万〜100万円超)自己負担が大きいため保険を使う判断が多い。ただし翌年以降の保険料上昇も計算に入れる
全損・盗難・自然災害車の価値相当の補償を受けられる可能性がある。等級の扱いが通常事故と異なることもあるため約款を確認

修理費と翌年以降の保険料増加のどちらが大きいかは、現在の等級・保険料・保険会社によって異なります。判断が難しい場合は、保険会社や代理店に「保険を使った場合の翌年の保険料がどう変わるか」を事前に確認してから決める方法が有効です。

整備工場で車のボディを点検・修理する整備士のイメージ
※画像はイメージです(AI生成)

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免責金額の設定目安|どう選べばよいか

免責金額の設定は「高くすれば節約・低くすれば安心」というシンプルなトレードオフです。ここでは、自分に合った設定を選ぶための考え方を整理します。

選ぶときの判断軸3つ

免責金額を選ぶときに意識したい判断軸は、主に3つあります。

①自己負担の許容額
事故が起きたとき、自分の手元から即座に出せる金額を確認します。「10万円なら出せる」なら免責10万円の設定でも問題ありません。しかし「5万円でも急に出すのはきつい」なら、免責は低めに設定しておく方が安心です。

②貯蓄とのバランス
緊急時に使える貯蓄(生活費3〜6ヶ月分とは別に)がある程度あれば、免責を高く設定して保険料を下げる選択もできます。逆に手元資金が少ない場合は、急な出費に備えて免責を低く設定しておく方が安全です。

③車の価値・残価
車の時価額(現在の市場価値)が低い場合、そもそも受け取れる保険金の上限が低くなります(車両保険の支払い上限は車の時価が目安)。古い車・低価格の車ほど「免責を高く設定して保険料を抑える」か「車両保険自体を外す」という選択を検討する方もいます。

免責ゼロ vs 免責あり 判断早見表

チェック当てはまる場合の目安
急な10万円の出費が苦しい免責0〜5万円を選ぶ方が安心
貯蓄に10万円以上の余裕がある免責10万円設定で保険料を抑える選択肢あり
年間走行距離が多い(週5日以上の通勤等)事故リスクが高いため免責低め・または0円が安心
年間走行距離が少ない(月数回程度)事故頻度が低いため免責高めの節約設定も検討できる
車の時価が低い(古い車・低年式)免責高め or 車両保険自体の必要性を再検討する余地あり
車の時価が高い(新車・高年式)全損リスクに備えて免責低め・またはゼロも一案
過去に事故歴あり・運転に不安がある補償を厚くする(免責低め)方向で考える
10年以上の無事故・自信あり免責を高めに設定して保険料を節約する選択も

※上表は判断の参考例です。最適な設定は個人の状況によって異なります。保険会社・代理店に相談しながら決めることをおすすめします。

小さなキズ・へこみは保険を使わない選択も

駐車場での接触や飛び石によるキズなど、修理費が数万円程度の小さな損傷の場合、車両保険を使うと等級がダウンして翌年以降の保険料が上がる可能性があります。修理費を自己負担するよりも、保険を使わずに等級を維持した方がトータルで有利になるケースも少なくありません。

ただし、この判断は現在の等級・保険料・修理費・翌年以降の保険料変動によって変わります。「使うか使わないか迷ったら、保険会社に事前に確認して試算してもらう」のが確実です。

車の模型に傘をかけ保険と備えをイメージしたシーン
※画像はイメージです(AI生成)

免責金額に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 免責金額は0円にした方がいいですか?

A. 一概に「0円がいい」とは言えません。免責0円は保険料が高くなる傾向があります。事故時の全額補償という安心は得られますが、毎月の保険料負担が増します。急な修理費の自己負担が難しい方、年間走行距離が多く事故リスクが高い方は0円または低額設定が向いています。逆に、ある程度の自己負担ができる貯蓄がある方は、免責を高く設定して保険料を抑える選択もあります。自分の状況に合わせて決めることが大切です。

Q2. 「免責5-10万円」ってどういう意味ですか?

A. 「5-10万円」は「1回目の事故では免責金額5万円、2回目以降の事故では免責金額10万円」という増額方式を示しています。「5万円か10万円か選ぶ」という意味ではありません。1回目の自己負担を5万円に抑えながら、2回目以降は10万円の自己負担になる仕組みです。なお「0-10万円」の場合は「1回目は免責0円(全額補償)・2回目以降は10万円の自己負担」です。

Q3. 免責を高くすると保険料はどれくらい下がりますか?

A. 下がり幅は保険会社・等級・車種・年齢・地域・補償内容によって異なるため、一般的な金額を断定することはできません。「高くなるほど保険料は下がる傾向にある」という方向性はあるものの、具体的な差額は各保険会社の見積もりを取り、比較して確認してください。同じ条件でも会社によって差が出ることがあります。

Q4. 車両保険を使うと等級はどうなりますか?

A. 一般的な車両保険の使用(対物事故・自損事故等)は「3等級ダウン事故」として翌年の等級が3つ下がるケースが多いとされています。ただし、盗難・台風・洪水・落書き等の特定の事由は「1等級ダウン事故」や「ノーカウント事故(等級に影響しない)」として扱われることもあります。事故の種類と等級への影響は保険会社・約款によって異なるため、事前に確認してください。等級ダウン後は事故有係数が適用される期間(一般的に3年間が多い)も意識しておくことが重要です。

Q5. 免責金額は途中で変更できますか?

A. 一般的に、免責金額の変更は保険の更新タイミング(次の契約期間の開始時)に行うことができます。契約期間の途中での変更は通常できない場合が多いですが、保険会社によって対応が異なります。見直しを検討している場合は、更新前に余裕を持って保険会社や代理店に確認するのがおすすめです。

Q6. 小さなキズでも車両保険を使うべきですか?

A. 修理費が少額の場合、車両保険を使わない方が有利なケースがあります。理由は、保険を使うと等級がダウンして翌年以降の保険料が上がる可能性があるからです。たとえば修理費が7〜8万円でも、等級ダウンによる翌年以降3年間の保険料増加の合計がそれを上回ることがあります。判断が難しい場合は、保険を使う前に保険会社に「等級が下がった場合の翌年以降の保険料がどうなるか」を確認してから決める方法が確実です。

免責金額の設定を見直すときのポイント

現在の自動車保険の免責金額が自分に合っているか、定期的に見直すことも重要です。特に以下のタイミングは設定を確認する好機です。

  • 保険の更新前:更新の案内が来たタイミングで、免責金額の設定と保険料を確認する。他社の見積もりも合わせて比較するとよい
  • ライフスタイルが変わったとき:転職・引越し・家族構成の変化・通勤方法の変更等により年間走行距離や運転環境が変わった場合
  • 貯蓄状況が変わったとき:緊急時に使える手元資金が増えた(免責を高くして節約できる余地あり)、または減った(免責を低くして補償を厚くする)
  • 車を買い替えたとき:車の時価・リスクが変わるため、免責金額の設定も再検討が必要
  • 過去に事故があったとき:現在の等級・事故有係数の状況を確認した上で、今後の補償の厚さを見直す

保険は毎年同じ設定で更新し続けることが多いですが、ライフスタイルの変化に合わせて見直すことで、無駄なく合理的な補償を維持できます。

車の維持費全体のコスト管理については、こちらの記事も参考にしてください。

車の維持費は年間いくら?内訳と節約のポイント【2026年版】

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車両保険の免責金額と自動車の維持費の関係

免責金額の設定は保険料の高低に直結しますが、自動車保険は車の維持費の中でも大きな比重を占める費目のひとつです。保険料を適切に管理することは、年間の維持費全体のコントロールにもつながります。

任意保険(車両保険含む)は維持費の主要費目

自動車の維持費は大きく分けると、税金(自動車税・重量税)・自賠責保険・任意保険・車検費用・ガソリン代・メンテナンス費用などに分かれます。任意保険(自動車保険)はこの中で、毎年支払う費用の中で比較的金額が大きくなりやすい費目のひとつです。

免責金額を適切に設定して保険料を最適化することは、維持費全体の節約にもつながります。特に、毎月の固定費を抑えたい方にとって、保険料の見直しは効果が出やすいアプローチです。

維持費の安い車の選び方について、こちらの記事も参考になります。

維持費が安い軽自動車3選【2026年版】選び方のコツも解説

コンパクトSUV燃費ランキングTOP5【2026年版】実燃費で比較

車両保険の免責金額|まとめ

車両保険の免責金額について、重要なポイントを整理します。

  • 免責金額 = 車両保険を使ったときの自己負担額。修理費からこの金額を差し引いた分が保険金として支払われる
  • 方式は2種類:定額方式(何回使っても同じ)と増額方式(2回目以降は免責が増える)。「5-10万円」は増額方式の表記で「1回目5万・2回目以降10万」という意味
  • 免責を高く設定すると保険料は下がる傾向にある。ただし下がり幅は保険会社・条件次第で異なるため、必ず見積もりで確認
  • 車両保険を使うと一般的に等級がダウンし、翌年以降の保険料が上がる可能性がある。小さな修理では「使わない」選択が合理的なことも多い
  • 設定に唯一の正解はない。自己負担の許容額・貯蓄・走行環境・車の価値を総合的に考えて選ぶ
  • 更新タイミングで定期的に見直す。ライフスタイルの変化に合わせて設定を最適化することが重要

車両保険の免責金額は、一度設定したら終わりではなく、自分の生活状況・資金状況・車の状態に合わせて更新のたびに見直すものです。保険会社や代理店に遠慮なく「免責を変えた場合の保険料差額」を試算してもらいながら、自分に最適な設定を見つけてください。

※本記事の情報は2026年6月時点の一般的な損害保険の仕組みをもとにしています。保険料・免責金額の設定・等級制度の詳細は保険会社・商品・ご契約条件により異なります。最終確認は各保険会社・代理店・公式約款でお願いします。本記事は特定の保険商品の推奨・勧誘を目的とするものではありません。

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