「せっかく富士山まで来たのに、駐車場が満車で何時間も待たされた」「渋滞にはまって子どもがぐずり始め、観光どころじゃなくなった」……GW中の富士山周辺では、毎年こんな声が後を絶ちません。実は、駐車場の選び方と到着時刻を少し工夫するだけで、同じGWでも体験の質がまるごと変わります。この記事では、2026年最新情報をもとに、富士山エリアの駐車場事情を徹底解説。無料で停められるスポットから、スムーズに観光を楽しむための混雑回避術まで、車旅のプロ目線でお伝えします。
- GWの富士山周辺は観光スポットごとに駐車場の性格が大きく異なるため、目的地別に事前確認が必須。
- 富士スバルラインの夏季マイカー規制はGW期間外なので、2026年は自家用車で五合目まで通行可能。
- 駐車場の混雑ピークは午前10時前後で、朝7時台の到着が快適観光の最大の鍵になる。
- 2026年GWの富士山観光、まず押さえるべき基本情報
- 富士スバルライン五合目への駐車場と通行料金
- 河口湖周辺の無料駐車場マップ完全ガイド
- 富士芝桜まつり2026の駐車場事情と渋滞回避の裏ワザ
- 山中湖・忍野八海エリアの駐車場と穴場タイミング
- 富士山パーキング(富士北麓駐車場)の活用法
- GWの富士山エリアで失敗しないための時間帯別行動戦略
- GWの富士山ドライブで絶対に食べておきたいご当地グルメ5選!
- 目的地ごとに違う!周辺駐車場の「本当の使い方」
- 2026年GWの高速道路渋滞を本気で回避するための戦略
- 車旅の快適度を上げる!GW富士山ドライブの準備チェックリスト
- 家族連れ・子連れドライブのための富士山GWプラン提案
- 雨の日・天気が悪い日の富士山エリア車旅の正解
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- GWの富士山の駐車場に関するよくある疑問を解決!
- 事前に「akippa」や「特P(とくぴー)」で駐車場の確保をしよう
- まとめ
2026年GWの富士山観光、まず押さえるべき基本情報

GWに富士山周辺へ車で出かける前に、ひとつ大きな誤解を解いておく必要があります。それは「GW中も富士山五合目にマイカーで行けるの?」という疑問です。結論から言えば、2026年のGW期間中(4月末〜5月上旬)は富士スバルラインのマイカー規制対象外です。夏季のマイカー規制は登山シーズンが本格化する7月以降に実施されるため、ゴールデンウィーク中は自家用車で標高2,305mの五合目まで快適にドライブできます。
ただし、「規制がない=快適」とは限りません。GW中の富士山周辺は国内屈指の観光集中エリアであり、富士芝桜まつり・忍野八海・河口湖・山中湖といった観光スポットが一斉ににぎわいます。駐車場が混み合う前に動くための「時間戦略」が、GW富士山ドライブを成功に導く最重要ポイントです。
富士スバルライン五合目への駐車場と通行料金
富士スバルラインは河口湖エリアから出発し、標高差約1,500mを一気に走り抜ける全長約30kmの山岳道路です。アカマツやシラビソの森林帯を抜けると、南アルプスや八ヶ岳を一望できる絶景が待っています。料金所から五合目まではおよそ40分ほどのドライブで、天候がよければ富士五湖が眼下に輝く景色は圧巻の一言です。
五合目駐車場の料金と台数
富士スバルライン五合目(吉田ルート)の駐車場は無料で利用でき、普通車約330台、バス約40台に加えて路傍駐車スペースもあります。GWは夏季マイカー規制期間外なので、自家用車で直接乗り入れられる貴重なシーズンです。ただし、GW後半の好天日には午前中から駐車場が混み始め、午前10時を過ぎると満車になるケースも出てきます。目安としては午前8時前に到着できると理想的で、早朝の澄んだ空気の中、人が少ない五合目を独占できる可能性があります。
富士スバルラインの通行料金と注意事項
有料区間(富士山料金所〜五合目)の通行料金は車種ごとに異なりますので、出発前に最新の公式サイトで確認してください。スバルライン沿線では天候の急変が頻繁に起こり、麓では晴れていても三合目付近で雨、四合目で霧、五合目では晴れというケースも珍しくありません。出発前に気象情報を確認し、冬タイヤやチェーンは不要な時期でも、防寒着は必携です。標高が上がるにつれて気温は麓より大幅に低くなるため、GW中でも五合目では10℃を下回る日があります。また、登山後の下り運転では居眠りや速度超過による事故が毎年報告されているため、スバルライン有料区間の制限速度50km/hを必ず守り、疲れを感じたら迷わず休憩を取りましょう。
河口湖周辺の無料駐車場マップ完全ガイド
富士山観光の拠点として人気が高い河口湖エリアには、湖岸沿いに複数の無料駐車場が点在しています。河口湖駅周辺の駐車場はほぼ有料で、観光用途よりも駅利用者向けの性格が強いため、観光目的なら湖畔の無料駐車場を積極的に活用するのがお得です。
船津浜駐車場
河口湖駅から近く、遊覧船乗り場やボートアクティビティを楽しむ方に人気の駐車場です。周辺にはホテルや飲食店、コンビニも揃っており、観光の拠点として使い勝手は抜群です。ただし山に囲まれているため駐車場から富士山は見えず、富士山ビューを期待する場合は別の駐車場を選びましょう。GWの週末は混雑が激しくなるため、午前8時前の到着を目指すのがベターです。
大石公園・大池公園周辺の駐車場
河口湖の北岸に位置する大石公園は、逆さ富士が映え込む撮影スポットとして特に有名で、ラベンダーやコスモスといった季節の花も楽しめます。無料駐車場と湖畔の整備された散歩道が魅力で、朝の散策にぴったりのエリアです。大池公園も付近に位置し、のびやかな芝生広場でピクニックを楽しむ家族連れに人気です。GW中は早ければ午前9時台に混み始めるため、開園時間に合わせた早めの行動が快適観光のコツです。
河口湖美術館前駐車場
富士山を望む立地で、美術館観賞と絶景ドライブを組み合わせたい方に向いています。比較的穴場な駐車場で、GW中でも他の人気スポットと比べると比較的ゆとりがあるケースが多いです。
富士芝桜まつり2026の駐車場事情と渋滞回避の裏ワザ
GWの富士山観光で最も駐車場トラブルが集中するのが、本栖湖リゾートで開催される富士芝桜まつりです。2026年は4月11日(土)から5月24日(日)まで開催されており、テーマは「春の特等席。」。約50万株の芝桜と富士山のコラボレーションは、2017年にCNN Travelが選んだ「日本の最も美しい場所36選」にも選ばれた世界レベルの絶景です。
2026年の駐車場料金と台数
会場の富士本栖湖リゾートには専用駐車場が用意されており、料金と台数は以下の通りです。
| 車種 | 駐車料金(参考) |
|---|---|
| 普通車 | 500円〜1,000円(期間により異なる) |
| GW直前・連休期間(4/25〜5/10) | 1,000円/台 |
| 大型車(バスなど) | 2,000円/台 |
| バイク | 500円/台 |
駐車可能台数は約1,500台ですが、GW中の晴天日は午前7時30分〜8時台に満車になることが毎年報告されています。満車の場合は近隣の臨時駐車場へ案内されますが、臨時駐車場からは無料のシャトルバスが出ています。入場料は大人1,000〜1,300円、子ども500〜700円で日程により料金が変わります。
渋滞を避けるための行き方の選択肢
中央道・河口湖IC方面からのルートはGW中に特に混雑しやすく、会場周辺の国道139号は渋滞が数時間続くこともあります。比較的渋滞が少ないルートとしては、新東名・新富士ICから県道398号経由で本栖湖方面に向かう道が挙げられますが、道幅が狭い区間もあるため慎重な運転が必要です。どうしてもGW中に行くなら、朝7時半前に到着するか、午後15時以降に入場する「逆張り戦略」が有効です。渋滞に巻き込まれたくない方には、バスタ新宿から富士本栖湖リゾートへの直通高速バス(所要約2時間25分)も選択肢になります。GW中はバスも混雑するため時間に余裕を持ったスケジューリングが必要ですが、車の運転疲れゼロで現地へ到達できる安心感は格別です。
山中湖・忍野八海エリアの駐車場と穴場タイミング
山中湖は標高約1,000mに広がる高原の湖で、GW期間中は花の都公園のチューリップとネモフィラが見頃を迎える1年で最も華やかな季節です。湖の北岸に位置する公園では逆さ富士の撮影が楽しめ、無料で入場できる散歩道も整備されています。忍野八海は富士山の湧き水が生み出した8つの池が連なる国指定天然記念物で、澄みきった青い水は一度見たら忘れられません。
忍野八海の駐車場攻略
忍野八海の周辺には有料駐車場が複数ありますが、GW期間中は開園直後でも混雑が始まります。目安として午前8時台の訪問が最も快適で、午前10時を過ぎると周辺道路も含めて渋滞が発生しやすくなります。観光後は近くで山梨名物のほうとうを食べてから移動するのがおすすめで、食事時間を「混雑の谷間」として活用できます。
山中湖エリアのおすすめドライブ計画
山中湖は東京から渋滞なしで約90〜120分のアクセスです。GW中の渋滞注意ポイントは東名・中央道ともに下り線の混雑で、おすすめ出発時刻は午前6時前です。山中湖の日帰り温泉「石割の湯」はアルカリ性の肌がつるつるになる温泉として評判で、GW中は木曜日も休まず営業します。花の都公園、忍野八海、石割の湯という王道コースを早朝スタートで組むと、午後には温泉でゆっくりしながら帰りの渋滞をやり過ごせる理想の流れになります。
富士山パーキング(富士北麓駐車場)の活用法
富士山パーキングは、東富士五湖道路・富士吉田IC東隣に位置する約1,400台収容の大型駐車場です。GW期間中は夏季のマイカー規制期間外なので、ここから五合目へのシャトルバスは運行していませんが、富士山周辺の観光拠点として非常に使い勝手が良い施設です。観光案内所が併設されており、富士山五合目のライブカメラ映像をモニターで確認できるほか、施設割引券や周辺の温泉・飲食店情報も入手できます。五合目に向かう前にここで一息ついて情報収集するのが、経験者に多い賢い使い方です。
マイカー規制が始まる夏季(2026年は7月3日18時〜9月10日18時)には、ここに車を預けて有料シャトルバス(往復2,000円、小人半額)で五合目へ向かう形に切り替わります。駐車料金は1台1回1,000円で24時間営業のため、早朝から活動したい登山者にも頼りになる存在です。
GWの富士山エリアで失敗しないための時間帯別行動戦略
富士山周辺で駐車場難民にならないための鉄則は、とにかく「人より2時間早く動く」ことです。観光客の行動パターンを見ると、宿から出発して観光地に着くのが午前10時〜11時に集中しています。逆に言えば、その2時間前の午前8時台に行動を開始できれば、駐車場も観光スポットも空いている状態で楽しめます。
朝早く動いたぶん、午後は余裕ができます。混雑がピークを迎える午後1〜3時台は温泉や道の駅、カフェでゆっくり過ごしながら時間を使い、帰りは午後5時以降の渋滞が落ち着いたタイミングに合わせるのが理想です。もし前泊できるなら話は早く、翌朝に誰もいない富士山の景色を独占できる体験は、日帰り旅行では得がたい価値があります。
また、GW前半(4月29〜30日)と後半(5月3〜6日)を比べると、前半の方が比較的空いている傾向があります。4月30日・5月1日の平日を絡めたスケジュールを組めるなら、混雑を大幅に緩和できる可能性があります。リアルタイムの渋滞情報はYahoo!カーナビやGoogleマップの活用が効果的で、出発前夜に翌日の交通情報をチェックする習慣をつけると安心です。
GWの富士山ドライブで絶対に食べておきたいご当地グルメ5選!

せっかく車で来たなら、目的地の「景色」だけじゃなく「味」も持ち帰ってほしい。富士山周辺には、ここでしか体験できないソウルフードが揃っています。観光スポットをまわりながら立ち寄れるグルメスポットを知っておくだけで、旅の満足度がぐっと上がります。
吉田のうどん(富士吉田市)
富士吉田市のソウルフード「吉田のうどん」は、讃岐うどんとはまったく別物のスタイルです。噛み応えのある太麺にすりだね(唐辛子ベースのペースト)をのせ、キャベツとわかめが入った独特の汁は、みそ醤油のブレンドで他の地域では味わえません。1杯400〜600円台という驚きの安さも魅力で、地元では朝早くから開店する店も多く、観光の出発前に食べるのも定番スタイルです。忍野八海や富士スバルライン方面に向かう前に富士吉田市内で一杯食べていく、という流れが地元民に長年愛されています。
ほうとう(河口湖・山梨全域)
山梨県を代表する郷土料理、ほうとうは平たく幅広の麺をかぼちゃや根菜とともに味噌仕立てで煮込む料理です。体があたたまるため、標高が高く朝晩冷え込むGW期間中の富士山観光にはぴったりの一品です。河口湖周辺には専門店が数多く、特に「名物ほうとう不動」は独特な建築外観でも話題のスポット。GW中のランチタイムは待ち時間が出ることもあるため、開店直後か午後2時以降に訪れると比較的スムーズに入れます。
富士宮やきそば(富士宮市・白糸の滝周辺)
B級グルメの全国大会で何度も上位に輝いた富士宮やきそばは、蒸し製造の麺に豚の脂をしっかり絡めて焼いたもちもち食感が特徴です。静岡県側から富士宮口五合目や白糸の滝へ向かうルート沿いに専門店が集まっており、ドライブのついでに立ち寄れるアクセスの良さが魅力です。店によって麺の太さや脂の使い方が微妙に異なるため、ハシゴして食べ比べるのも楽しみ方のひとつです。駐車場付きの店が多いのも車旅派にはありがたいポイントです。
桔梗信玄餅(山梨全域のお土産店)
食事ではなくお土産ですが、桔梗信玄餅は車旅の帰り道に絶対に寄りたい一品です。きな粉をまぶした求肥に黒蜜をかけて食べるこのお菓子は、山梨みやげの定番中の定番。道の駅やサービスエリアでも購入できますが、富士吉田市内の桔梗屋の工場アウトレットでは割引価格で買えるうえ、桔梗信玄餅ソフトクリームも楽しめます。帰り道に中央道の談合坂SAや八王子SAでも購入できますが、現地で買う方が種類も豊富です。
富士桜高原麦酒(クラフトビール)&かっぱめし
富士山の天然伏流水を使用して醸造した「富士桜高原麦酒」は、ドライバー以外の同乗者にぜひ試してほしいクラフトビールです。フルーティーな香りと富士山の水ならではのまろやかな口当たりが特徴で、缶や瓶での購入も可能です。また河口湖に古くから伝わるかっぱ伝説にちなんだ「かっぱめし」は、とろろと海苔できゅうりをトッピングしたさっぱりした丼で、温泉上がりや夏場の観光にもぴったりです。
目的地ごとに違う!周辺駐車場の「本当の使い方」
観光地の公式駐車場だけが選択肢ではありません。実は周辺を少し歩けば別の駐車場があったり、時間帯によって狙い目の穴場があったりします。現地を何度も訪れたからこそわかる、駐車場の「本当の使い方」を場所別に解説します。
忍野八海エリアの駐車場事情と現地での対処法
忍野八海の周辺には複数の民間有料駐車場がありますが、GW中は午前9時台から駐車待ちの車列が形成されることがあります。実は地元の経験者がよく使うのが、忍野八海の中心エリアから徒歩5〜8分ほど離れた場所にある比較的小さな民間駐車場です。メインの大型駐車場が満車でも、裏通りに入ると空いていることがあります。現地に着いたら焦って最初の駐車場に突っ込まず、一度エリアをゆっくり一周してから判断するのが賢い行動です。また、忍野八海は観光所要時間が1〜1.5時間程度と短いため、午前10時に入場しても正午前には駐車場が回転し始めます。「満車だから諦める」前に、15〜20分待つだけで入れるケースも多いです。
河口湖大石公園の穴場駐車スポット
大石公園の公式駐車場が混雑しているときは、少し西側にある大石地区の湖岸沿いの空きスペースが使えることがあります。地元の方が教えてくれた話によれば、公園の入口よりも湖側の道を進んだ先にある駐車スペースは観光客に気づかれにくく、GW中でも比較的余裕があることが多いとのこと。ただし道幅が狭い箇所もあるため、大型SUVや車幅の広い車はメインの駐車場に入る努力を続ける方が安全です。
富士急ハイランド周辺の予約できる駐車場を使う
富士急ハイランドには約5,000台収容の自前駐車場があるため、通常は「駐車できない」という事態は起きにくいです。しかしGW中の5月3〜5日は園内入口に近い第1・3駐車場が満車になり、第2駐車場の奥の方しか空いていない状況が続くことがあります。入口から徒歩10分以上かかる場所に停めることになるため、子連れや足腰が弱い方には体力的にきつい移動になります。事前に周辺の予約制駐車場サービスを利用すれば、確実に近い場所に停められます。GW期間中の富士急ハイランドは駐車料金が1,500〜2,000円、特定日はさらに高くなる可能性があるため、事前に公式サイトで料金を確認しておきましょう。
2026年GWの高速道路渋滞を本気で回避するための戦略
NEXCO各社が発表した2026年GWの渋滞予測によると、下り線のピークは5月2日(土)、上り線のピークは5月5日(火)とされています。この2日間は可能な限り移動を避けるか、深夜や早朝の出発に切り替えることが最大の渋滞回避策です。
中央道の小仏トンネル問題と現実的な回避策
東京方面から富士山周辺へ向かう際に中央道を使う場合、最大の鬼門は相模湖IC〜小仏トンネル付近です。ここはトンネル手前の登り勾配で自然にスピードが落ち、後続車が数珠つなぎになる「サグ渋滞」が発生しやすい構造になっています。過去には35km以上の渋滞が発生した年もあります。回避策として有効なのは以下の2つです。
ひとつは出発時刻を午前5時台に前倒しすることです。午前6時前に小仏トンネルを通過できれば、渋滞に巻き込まれる確率は大幅に下がります。もうひとつは圏央道経由で八王子JCTを避けるルートを選ぶことです。関越道・東北道方面からのアクセスであれば圏央道で直接河口湖ICを目指せるため、都心の渋滞をごっそり回避できます。
東名・新東名を使う静岡県側ルートの実力
富士宮口や御殿場口五合目を目指す場合、新東名高速道路経由が東名より渋滞に強いとされています。新東名は設計速度120km/h対応で6車線区間が多く、サービスエリアも新しく快適です。東名の御殿場付近や大和トンネルはGW中に渋滞が発生しやすいため、新東名を経由して新富士ICや富士ICで降りるルートは、静岡県側の観光スポットへのアクセスで特に有力な選択肢です。
GW中の高速道路で知っておくべき盲点
意外と知らない人が多いのが、GW期間中は高速道路の休日割引(ETC割引)が適用されないという点です。NEXCO各社は2026年のGW(4月25日〜5月6日)・お盆・年末年始について休日割引を除外しています。ETCを使っても通常料金となるため、予算の計算に組み込んでおきましょう。また渋滞情報のリアルタイム確認には「NEXCO ドラぷら」アプリとGoogleマップの組み合わせが最強です。出発前夜と当日出発直前の2回チェックする習慣をつけるだけで、判断の質が上がります。
車旅の快適度を上げる!GW富士山ドライブの準備チェックリスト
GWの長距離ドライブで後悔しがちなのが「準備不足」です。特に富士山周辺は標高差が大きく、麓と五合目では気温が10℃以上違うことがあります。以下のポイントを出発前に確認しておくと、当日のストレスがぐっと減ります。
標高変化への対応として、GW中でも富士山五合目は気温が5〜10℃台になることがあります。東京を半袖で出発しても、五合目では震えるほど寒いというのは毎年繰り返される失敗談です。車のトランクに薄手のダウンかフリースを一枚入れておくことで、全員が快適に過ごせます。
給油のタイミングも重要です。富士山周辺のガソリンスタンドはエリアによって密度が低く、GW中は混雑していることもあります。高速道路に乗る前、または出発地周辺でフルタンクにしておくのが基本です。特に富士山の西側(本栖湖方面)は給油できる場所が限られるため、芝桜まつりに向かう場合は国道139号に入る前に給油を済ませておくのが安心です。
トイレ問題の先手先手の解決も車旅の重要テーマです。人気観光スポット周辺のトイレはGW中、行列になることがあります。道の駅やサービスエリアで「今は混んでいなくても、次の目的地では確実に混む」という読みをして、早めに済ませておく習慣が渋滞ストレスを減らします。富士山パーキングのトイレは登山シーズン中24時間利用可能で比較的きれいなため、五合目に向かう際の立ち寄りポイントとして活用できます。
スマートフォンの充電と車内電源は、ナビとリアルタイム渋滞確認の両方に使うため、長時間ドライブでは充電が追いつかないことがあります。シガーソケット対応の急速充電器や、USB-C対応の車載充電器を事前に用意しておくと安心です。モバイルバッテリーも1台車内に常備しておくと、アウトドアアクティビティ中のカメラ充電などにも役立ちます。
家族連れ・子連れドライブのための富士山GWプラン提案
「子どもが飽きないか心配」「渋滞中の対策は?」など、家族連れならではの悩みを解決するプランを提案します。
1泊2日でゆったり楽しむファミリープラン
1日目は東京方面から午前5時半に出発し、中央道・河口湖ICを目指します。午前8時前に到着できれば大石公園の逆さ富士を混雑前に撮影できます。午前9時台に忍野八海へ移動し、透き通った湧水を子どもと一緒に観察。昼前に富士吉田市内で吉田のうどんを体験します。午後は富士山パーキングで情報収集してから富士スバルライン経由で五合目へ。標高2,305mの空気と景色は子どもにも強烈な印象を残します。夕方は河口湖畔の宿泊施設でゆっくり過ごします。
2日目は宿を早めにチェックアウトし、午前8時台に富士芝桜まつりへ。朝一番の芝桜×富士山は人が少なく写真映えも最高です。花畑の所要時間は1.5〜2時間が目安で、キッチンカーで富士宮焼きそばを食べながら休憩。帰路は午後1時〜2時台を目標にすると、上りの渋滞ピークをまだ避けられます。談合坂SAで桔梗信玄餅をお土産に購入して帰宅、というのが定番のシメです。
日帰り派向けの超効率的なコース
日帰りで富士山を「ちゃんと体験」したいなら、朝5時出発→五合目→忍野八海→吉田うどん→14時帰宅開始というパターンが現実的です。この順番のポイントは、五合目を最初に訪れることで駐車場混雑前に快適な時間を確保し、下山後に忍野八海で混雑が落ち着き始める正午前後に到着できる点です。帰りの中央道は午後3〜5時が上りのピークになるため、2〜3時台に乗ることで渋滞の最悪タイミングを外せます。
雨の日・天気が悪い日の富士山エリア車旅の正解
GWは天気が不安定な日も珍しくありません。「せっかく来たのに富士山が見えない」という状況でも、車旅ならではの機動力で雨の日プランに即切り替えられます。
河口湖音楽と森の美術館は雨でも楽しめる屋内型テーマパークで、ヨーロッパの建築と音楽を体験できます。同じく河口湖猿まわし劇場は全天候型で、猿と芸人のコメディパフォーマンスはGW中も特別公演が開催されます。山梨宝石博物館では宝石研磨体験もできるため、子どもの記憶に残る雨の日の思い出作りになります。
また見逃されがちなのが、道の駅なるさわです。富士山の湧水で入れたコーヒーや地元野菜の直売所があり、天気が悪い日は地元産品の買い物と食事を楽しみながら雨雲の通過を待つ使い方もできます。車のある旅ならではの臨機応変さが、こういうときに一番輝きます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでくれた方には、正直に言います。GWの富士山観光は「みんなが行きたいタイミングに、みんなと同じ場所に行く」という行動パターンを崩せた人だけが、本当の意味で楽しめます。
個人的にいちばん効率的だと思うのは、前泊して翌朝5時台に動き出す「前日入りスタイル」です。日帰りの人が首都圏を出発する5月3日や5月4日の朝に、自分はすでに富士山の麓にいる。この時間差がすべてを解決します。駐車場は空いている、観光スポットは貸し切りに近い状態、写真は最高に撮れる、そして帰りも他の観光客より先に離脱できる。前泊の宿代が多少かかっても、渋滞で費やす時間・ガソリン代・精神的コストと比べたら、前泊の方が圧倒的にコスパが高いです。
次に正直に言うと、富士芝桜まつりと富士スバルライン五合目は同じ日に両方行こうとしない方がいいです。芝桜まつりの会場(本栖湖)と五合目(富士吉田市側)は直線距離でも30km以上離れており、GW中の道路状況では両方を1日でまわろうとすると渋滞にはまって結局どちらも中途半端になります。1日1目的地に絞って、その代わりゆっくり楽しむ方が満足度は確実に高くなります。
そして最後に。GWの富士山エリアで「満車です、お進みください」と誘導員に言われたとき、多くの人は焦って次の駐車場を探し始めます。でも実は、その場で15〜20分待てば入れることもあります。回転率が高いスポットほど「今は満車でも、5分後には空く」という状況が頻繁に起きています。焦らず待つ判断力も、GW車旅を制する重要なスキルのひとつです。計画を持ちつつ、現地の状況に柔軟に対応できる人が、GWの富士山観光を最も楽しめる人だと、経験を通じて確信しています。
GWの富士山の駐車場に関するよくある疑問を解決!
GW中に富士山五合目まで車で行けますか?
はい、2026年のGW期間中は問題なく自家用車で富士スバルライン五合目まで行けます。マイカー規制は夏季の登山シーズン(2026年は7月3日18時〜9月10日18時)に実施されるもので、ゴールデンウィークは規制対象外です。五合目の駐車場は無料で利用できますが、好天のGW中は午前10時頃から満車になるケースが多いため、午前8時前の到着を目指しましょう。
富士芝桜まつりの駐車場は予約できますか?
富士本栖湖リゾートの専用駐車場は予約制ではなく、先着順での利用になります。GW中の晴天日は午前7時30分頃に満車になることもあります。臨時駐車場への誘導がある場合は無料シャトルバスが運行されますが、さらに時間がかかるため、やはり早朝到着が最も確実な手段です。渋滞が心配な場合はバスタ新宿からの直通高速バスも検討してみてください。
河口湖周辺の無料駐車場はGW中でも使えますか?
湖畔沿いの無料駐車場(船津浜駐車場、大石公園駐車場、産屋ヶ崎駐車場など)はGW中も利用可能です。ただし午前9〜10時頃から混み始め、週末の人気スポット近くは満車になることもあります。24時間利用できる駐車場もあるため、前泊したり早朝から行動したりすることで、混雑前のゆったりした時間を過ごせます。
GW中に富士山周辺で車中泊できる場所はありますか?
富士急ハイランドなどの施設付属駐車場は明示的に車中泊を禁止しています。道の駅なるさわ(鳴沢村)など、車中泊が黙認または可能な道の駅を活用するのが一般的な方法です。ただし、道の駅は仮眠のための施設であり、長期滞在や炊事などは節度を持って行うことが大切です。GW中は車中泊スポットも早めに埋まるため、午後6〜7時台には場所を確保しておくと安心です。
事前に「akippa」や「特P(とくぴー)」で駐車場の確保をしよう

近場の駐車場が満車だったらどうする?
車で行くときは、駐車場をどこにするか問題が常に付きまといます。
特に観光地や有名な場所ほど目的地に近い駐車場が限られています。なので、大体「満車」になっています。
せっかく来たのに、駐車場探すだけで20分や30分も時間を費やすのは時間がもったいないですよね?
そんなときは事前予約型の駐車サービスで確保しておくと、現地で焦る心配もありませんし、気持ちの余裕が生まれてより楽しい時間を過ごすことができます。
「akippa
」や「安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)
」など、スマートフォンから簡単に駐車場を予約できるサービスがあります。月極駐車場や個人の駐車スペースを手頃な価格で利用できるほか、コインパーキングの相場よりも安い駐車場が見つかるかもしれません。事前に予約すれば、駐車場の空き状況を心配せず、スムーズに目的地へ向かえるでしょう。
まとめ
2026年GWの富士山周辺は、駐車場の事前知識があるかどうかで旅の快適さが大きく変わります。五合目へはGW中もマイカーで行けること、河口湖湖畔には複数の無料駐車場が点在していること、富士芝桜まつりは朝7時30分前の到着が鍵になること……これらの情報を頭に入れておくだけで、同じ日程でも余裕ある富士山ドライブが実現します。一番大切なのは「2時間早く動く」という意識です。早朝の富士山は空気が澄んで人も少なく、写真も思い出も格段にクオリティが上がります。ぜひこの記事を参考に、後悔のない2026年GWの富士山旅行を計画してください。

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