突然の災害。自宅が使えず、避難所も満杯。そんなとき、車の中が唯一の避難先になる――。
でも、ちょっと待ってください。「車中泊=安全」だと思っていませんか?
実は、正しく準備しなければ、命にかかわるリスクが潜んでいます。特に冬は、低体温症や一酸化炭素中毒など、予想以上の危険が襲ってくるのです。
この記事では、2024年の能登半島地震など最新の事例をもとに、「なぜ車中泊が危険なのか?」「どんな対策が必要なのか?」を深掘りします。
他の記事では語られない、被災経験者や専門家の声、災害心理、家族を守る工夫まで網羅。読み終わる頃には、「本当に命を守れる車中泊」の全体像が見えてきます。
なぜ「車中泊=安全」ではないのか? 5つの誤解と真実

車中泊のイメージ
車中泊=安心ではない!孤立と危険がセットになる
車中泊は「自宅より安心」「避難所よりプライバシーがある」と思われがちですが、それは誤解です。実際には、外との連絡が途絶えやすく、救援の目が届きにくいのが現実です。
夜間に孤立してしまい、万が一体調不良が起きた際、助けを呼ぶことすら難しくなるケースもあります。
寒さ対策の失敗=命取りに
「ブランケットがあれば大丈夫」ではありません。冬の車内は氷点下になることもあり、油断すれば低体温症に直結します。特に高齢者や子どもは体温調節が苦手なため、迅速な保温対策が不可欠です。
エンジンのつけっぱなしはNG
「暖房のためにエンジンをかけ続けよう」…これは一酸化炭素中毒のリスクを高めます。マフラーが雪で埋まると排ガスが逆流し、短時間で意識を失う危険性も。特に豪雪地域では、エンジンを切る勇気が必要です。
エコノミークラス症候群の危険性
車中泊では同じ姿勢で長時間いることで、血栓ができやすくなります。これが肺に詰まると命を落とすことも。これは災害時に限らず、多くの被災地で実際に死亡例が報告されています。
情報・支援から切り離されやすい
車内にいると、自治体からの情報や支援物資の配布が届かないこともあります。避難所では安否確認や物資配布が定期的に行われますが、車中泊の人たちは対象外になることも。社会的孤立も無視できないリスクです。
命を守る車中泊5つの実践的な備え

車中泊のイメージ
車中泊を選ばざるを得ないとき、どんな準備があれば「危険」から「安全」に変えられるのか。以下は、今すぐ取り入れられる現実的な対策です。
車内の温度管理を徹底する
断熱シェードや窓に貼るアルミシートを活用し、外気の侵入を防ぎましょう。足元からの冷気対策には、衣類や毛布を詰めてすき間を埋めるのが有効です。
暖房は頼りすぎず、湯たんぽ・カイロ・ネックウォーマーなど、電源不要の方法で保温しましょう。
電気を賢く使うための準備
災害時は電源確保がカギ。車載インバーターやポータブル電源があると、電気毛布や充電器が使えて安心です。避難グッズに加えておくべき新定番です。
エンジン管理と排ガス対策
エンジンを使用する場合は、マフラーの周囲を定期的に除雪しましょう。周囲の車と2メートル以上の距離をとることも大切。眠る前は、エンジンを切り、冬用寝袋などで乗り切る方が安全です。
車中泊の心理的な落とし穴とは?
車中泊にはもう一つ見逃されがちなリスクがあります。それは心の孤立です。
災害時、人とのつながりが不安や混乱を和らげてくれます。しかし、車中泊では人との接点が減り、不安や恐怖が増幅しがちです。実際、被災地では「誰とも話せない夜が一番つらかった」という声が多くあります。
ラジオやスマホで情報を取り続ける、LINEで近隣とつながるなど、孤立を防ぐ工夫も大切です。
車中泊に関する疑問解決あなたの不安に答えます
Q. 子ども連れでも車中泊はできる?
A. 子どもは体温調節が苦手なため、大人以上に保温対策が必要です。チャイルドシートに座らせたまま眠らせるのは危険なので、寝かせるスペースを確保しましょう。
Q. 何を準備すれば「安全な車中泊」になるの?
A. 最低限でも以下のものを揃えましょう
- 断熱シートや毛布(窓・足元の冷気対策)
- ポータブル電源や車載インバーター(電気確保)
- 湯たんぽやカイロ、防寒着
- 水・非常食・携帯トイレ
- 冬用寝袋やマット(保温と快眠対策)
Q. どこに停めれば安全?
A. 雪が積もる地域では、大木や建物のそばは避けること。落雪や倒木のリスクがあるからです。できれば指定避難所近くの広い駐車場がベスト。明かりがある場所を選び、孤立しない工夫をしましょう。
車中泊やクルマ旅は楽しいですぞ!
本記事では、車中泊の知識的なお話しさせていただきました。
実は、私は趣味で日本各地を気ままにクルマ旅しているのですが、実際に現地に行った人しかわからない情報を無料で公開しています。
私が実際に日本各地を車中泊で巡ったときの体験談やその場所のレポートが見たい方は下記のURLに一覧で公開していますので、車中泊や地域の情報などが知りたい方はそちらをご覧いただければと思います!
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まとめ本当に安全な車中泊のために、今できる準備を

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災害は待ってくれません。そして車中泊は、決して「楽」でも「完全な避難手段」でもありません。
正しい知識と準備がなければ、そこには思わぬ危険が潜んでいます。
今、この記事を読んでいるあなたには、自分と家族を守る力があります。ぜひ今日から、車中泊の備えを見直してください。災害時に後悔しないために――。
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