ドライブレコーダーの設置方法、ちゃんと正しい位置に取り付けていますか? 事故の証拠や、万が一のトラブル回避に欠かせない存在であるドライブレコーダー。しかし、その設置位置を間違えると法的に問題が発生したり、撮影が不十分になったりすることも。この記事では、車のドライブレコーダーを最適な位置に設置する方法を、法律や実用面を踏まえて徹底的に解説します。
ドライブレコーダー設置位置の重要性と法律のポイント

車について疑問を持っている人のイメージ
ドライブレコーダーの設置位置は、安全性や法令に大きな影響を与えます。設置場所を間違えると、思わぬペナルティや不具合が発生するリスクがあるため、注意が必要です。
法令で定められた設置位置
ドライブレコーダーを設置する際、国土交通省が定める法令「道路運送車両法」に基づき、設置場所に制限があります。特にフロントガラスに設置する場合、以下の規則を守らないと「不正改造車」と見なされ、最大30万円の罰金や、最悪の場合6ヶ月以下の懲役が科される可能性があります。
主な設置制限箇所は次の2点です
- フロントガラス上縁から20%以内
- フロントガラス下縁から150mm以内
これらを守らないと、運転中に視界を妨げてしまうため、安全運転にも支障をきたす恐れがあります。
ドライブレコーダーの取り付け位置とエアバッグ
エアバッグの作動を妨げないように設置することも重要です。特に、ダッシュボード上に設置するタイプのドライブレコーダーは、エアバッグの作動を妨げない場所に取り付けなければなりません。エアバッグの安全性を保つためにも、設置場所には細心の注意を払う必要があります。
ドライブレコーダーの取り付け方をマスター!
設置位置だけでなく、取り付け方法にも気を付けましょう。取り付けの手順を間違えると、動作不良を引き起こし、最終的にはバッテリー上がりや視界の妨害の原因となることもあります。
基本的な取り付け手順
ドライブレコーダーの設置は大きく以下の3つの方法に分けられます。
- シガーソケットから電源を取る最も簡単で手軽に取り付けができますが、配線をきちんと隠すことが重要です。
- ヒューズボックスから電源を取るエンジン連動で電源供給が可能ですが、少し手間がかかります。車の取扱説明書に従って、適切なヒューズに接続しましょう。
- カーナビやオーディオから電源を取るカーナビなどから電源を取る方法もありますが、配線の取り回しが必要です。
配線を隠すための工夫
ドライブレコーダーの配線は、なるべく目立たないように内装の隙間に押し込んで隠すことが大切です。特に、Aピラーやダッシュボードの隙間を活用することで、すっきりとした仕上がりにすることができます。配線が垂れ下がることを防ぐため、結束バンドを使ってしっかり固定しましょう。
最適な取り付け位置の選び方
ドライブレコーダーの設置位置によって、撮影できる範囲や視界が大きく変わります。最適な位置を選ばないと、重要な映像を見逃すことになりかねません。
フロントカメラの理想的な位置
フロントカメラは、フロントガラスの中央、ミラーの直後に設置するのがベストです。この位置であれば、視界をほとんど妨げることなく、道路の中央や広範囲をしっかりと撮影できます。
リアカメラの理想的な位置
リアカメラは、リアガラスの中央付近に設置するのが理想的です。この位置であれば、雨天時でもきれいに映像を撮影できるよう、リアワイパーの拭き取り範囲内に設置することをお勧めします。
車種やドライブレコーダーの種類に応じた最適な設置方法
ドライブレコーダーは車種やモデルによって取り付け方法が異なるため、車の取扱説明書を必ず確認しましょう。特に車両の電装品や配線に不安がある場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
業者に依頼する場合のメリット
専門業者に依頼することで、設置位置や配線のミスを防ぎ、確実に安全に設置できます。また、業者ならではの知識と技術で、車検に通る設置が可能です。
よくある質問
ドライブレコーダーの設置位置を間違えるとどうなるのか?
設置位置を間違えると、法的に罰則を受ける可能性があるほか、事故時に証拠映像が不十分になることがあります。法的罰則を避けるためにも、設置位置には十分注意しましょう。
業者に頼むと費用はどれくらいかかるのか?
業者に依頼する場合の費用は、車種やドライブレコーダーの種類によって異なりますが、1万円~2万円程度が相場です。価格とサービス内容を比較して、最適な業者を選びましょう。
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まとめ
ドライブレコーダーを設置する際は、法律を守り、安全かつ効率的な設置方法を選ぶことが重要です。設置位置や配線の工夫次第で、ドライブレコーダーの性能を最大限に活用できます。また、難しい作業は業者に依頼することで、より安心して使用できます。自分の車にぴったりの設置方法を選び、事故やトラブルに備えて確実に記録を残しましょう。
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