車のバッテリーが上がってしまったとき、どうしても自分で解決したいと思いませんか?「ロードサービスを呼ぶのは面倒だし、時間もお金もかかる…」そんなあなたに、誰でもできるジャンピングスタートの方法をご紹介します。この記事では、ジャンピングスタートを成功させるための準備や注意点から、実際の手順まで詳しく解説します。さらに、ジャンピングスタートがうまくいかない場合の対処法や、万が一失敗した場合の解決策もご紹介します。あなたの車を、すぐに復活させるために役立つ情報が満載です。
ジャンピングスタートとは?バッテリー上がりを自力で解決する方法

車について疑問を持っている人のイメージ
まずは、ジャンピングスタートとは何かを簡単におさらいしましょう。ジャンピングスタートとは、他の車から電気を借りて自分の車のバッテリーを復活させる方法です。通常、バッテリー上がりで車が動かないときに使われますが、これさえあれば、わざわざロードサービスを呼ばずに済むかもしれません。
ジャンピングスタートを成功させるための準備と確認ポイント
ジャンピングスタートを試みる前に、いくつかの準備と確認が必要です。これを怠ると、最悪の場合、車の故障や火災の原因になりかねません。以下のチェックリストをしっかり確認してください。
適切なブースターケーブルを準備しよう
バッテリー上がりを解消するために必要不可欠なものがブースターケーブルですが、どんなケーブルでもよいわけではありません。車のエンジンをかけるために十分な電流を流せるケーブルを選びましょう。軽自動車なら最大30A程度、普通車なら50A~100A程度のものが目安です。間違ったケーブルを使うと、火災のリスクが高まります。
救援車のバッテリーと自分の車のバッテリーの電圧を確認
車のバッテリーには「12V」と「24V」の2種類があります。普段乗っている車が12Vの場合、救援車も12Vでないと正しく電気が流れません。トラックや大型車のバッテリーが24Vであることが多いので、誤って24V車を救援車に選ぶことがないように気をつけましょう。
救援車のエンジンを切るのを忘れずに!
救援車を使う際、救援車のエンジンがかかっている状態でブースターケーブルを繋げてしまうと、過剰な電流が流れてしまい、車の電気系統に悪影響を与える可能性があります。必ず、救援車のエンジンを切ってから接続を始めましょう。
ジャンピングスタートの実施手順
準備が整ったら、次は実際の手順です。ジャンピングスタートにはいくつかの順序があります。正しい順番でケーブルを接続することが、安全にスタートさせる鍵です。
両車を近づける
まず、ジャンプスタートをする車と救援車を、ブースターケーブルが届く位置まで近づけます。ケーブルが届く範囲に車を寄せておくことが重要です。
ケーブルの接続順序を守る
赤いケーブル(プラス)から先につなぐのが基本です。まず、バッテリー上がりを起こした車の「+」端子に赤いケーブルをつなぎます。次に、救援車の「+」端子に赤いケーブルをつなげます。次に、黒いケーブル(マイナス)を、まず救援車の「-」端子につなぎ、最後に、バッテリー上がりを起こした車の車体部分(塗装されていない金属部分)に接続します。
エンジンをかける
次に、救援車のエンジンをかけ、しばらくアイドリングをさせて電気を供給します。その後、バッテリー上がりを起こした車のエンジンをかけます。
ケーブルを外す
エンジンがかかったら、ケーブルを外す順番も重要です。最初に黒いケーブル(マイナス)を外し、次に赤いケーブル(プラス)を外します。この順番を守ることでショートを防げます。
ジャンピングスタート後のケア
ジャンピングスタートが成功したら、すぐに車を走らせることをお勧めします。バッテリーはエンジンをかけたまま走行することで充電されます。最低でも30分以上は走行して、バッテリーに十分な電気を補充しましょう。
また、走行中は電装品を極力使用しないようにしましょう。カーナビやエアコンを使うと、バッテリーへの負担が増えるため、まずは車の充電を優先させるべきです。
ジャンピングスタートでうまくいかない場合の対処法
もしジャンピングスタートがうまくいかない場合、原因は何でしょうか?最初に確認すべきは、ブースターケーブルや救援車の状態です。ケーブルが断線していたり、救援車のバッテリーが不十分だと、電流が正しく流れません。その場合、もう一度ケーブルや救援車を点検し、必要ならば交換することをお勧めします。
また、バッテリー上がりが原因ではなく、セルモーターの故障やガソリン切れなどの別の問題があるかもしれません。電装品が正常に動作するか確認し、もし異常があれば専門家に相談することが必要です。
よくある質問
ジャンピングスタートはどれくらいの時間でできるの?
ジャンピングスタート自体は、準備が整えばおおよそ10~15分で完了します。ただし、準備が整っていない場合や慎重に作業する場合は、もう少し時間がかかるかもしれません。
ジャンピングスタートで車を傷めることはないの?
正しい方法で行えば、車を傷めることはありません。逆に、ケーブルの接続順序や不適切な機器を使用すると、電気系統に悪影響を与える可能性がありますので注意が必要です。
車中泊やクルマ旅は楽しいですぞ!
本記事では、車の知識的なお話しさせていただきました。
実は、私は趣味で日本各地を気ままにクルマ旅しているのですが、実際に現地に行った人しかわからない情報を無料で公開しています。
私が実際に日本各地を車中泊で巡ったときの体験談やその場所のレポートが見たい方は下記のURLに一覧で公開していますので、車中泊や地域の情報などが知りたい方はそちらをご覧いただければと思います!
また、インスタやYOUTUBEなんかもやってますので、そちらも合わせてご覧いただいて、面白いなとかもっと知りたいななんて思ったらフォローやチャンネル登録してもらえると嬉しいです。
まとめ
ジャンピングスタートを成功させるためには、準備と手順が非常に重要です。適切なブースターケーブルと救援車を選び、正しい手順で作業すれば、バッテリー上がりを自分で解決できます。もし自分での対応に不安があれば、無理せず専門家に頼むのも一つの選択肢です。事故や故障を避けるために、ジャンピングスタートは慎重に行いましょう。
コメント