車の夏場の温度、特に車内に放置されたポータブル電源がどのような影響を受けるのか、心配な方も多いはず。猛暑日になると、車内温度が急激に上昇し、機器に悪影響を与える可能性があるため、夏の車中泊やドライブには注意が必要です。この記事では、ポータブル電源を車内に放置するリスクと、その対策方法を実験データと共に徹底解説します。これを読めば、あなたの愛車でも安全にポータブル電源を使用できるようになりますよ！
車内温度測定結果夏の車内は想像以上に過酷！
車について疑問を持っている人のイメージ
まず、車内の温度がどれほど急激に上昇するのか、具体的なデータを紹介します。特に猛暑日には、車内温度が外気温を大きく超えることがわかっています。例えば、外気温が35℃を超える日には、車内温度が50℃に達することも珍しくありません。これはポータブル電源や他の電子機器にとって非常に危険な温度です。そこで、今回は実際に車内における温度の測定を行い、どのような対策が有効かを探りました。
ポータブル電源が車内に与えるリスク
高温での性能低下
ポータブル電源に使われるリチウムイオン電池は、温度に非常に敏感です。高温になると、電池内部の電解液が分解され、内部抵抗が増加します。その結果、電池の充放電性能が低下し、最悪の場合、バッテリーが故障することがあります。特に高温環境で長時間放置されると、電池寿命が大幅に短縮される恐れもあるため、注意が必要です。
安全性の問題
ポータブル電源の中でも、リチウムイオン電池を使用している製品は、高温環境で放置すると熱暴走のリスクが高まります。これは、電池内部の温度が急激に上昇し、最終的には火災や爆発を引き起こす可能性があります。車内での長時間放置は、このような危険を招くリスクがあるため、なるべく避けるべきです。
実験データでわかった！車内でのポータブル電源保護方法
実際に私の愛車「ハイエース」において、ポータブル電源を車内に放置し、冷却対策を施した実験を行いました。その結果、以下の方法が有効であることがわかりました。
車種専用シェードの使用
車内温度を低く保つためには、車種専用のシェード（断熱効果が高いタイプ）を使用することが重要です。これにより、車内の温度上昇を抑制することができます。シェードを使うことで、車内温度は外気温よりも最大10℃低く抑えることが可能でした。
保冷バックと冷凍保冷剤の活用
冷凍保冷剤（500g×2個以上）を保冷バックに入れ、ポータブル電源をその中に収納することで、車内温度をさらに下げることができます。この方法を使用した場合、車内温度が40℃を超える猛暑日でも、保冷バック内の温度は30℃前後に保たれました。これは、ポータブル電源を安全に保護するための効果的な対策です。
車内放置時のポータブル電源保護対策
日陰に車を停める
車を停める場所を選べる場合、日陰の場所に停めることで車内温度の上昇を防ぐことができます。直射日光が当たる場所では、車内温度が急激に上昇するため、できるだけ日陰を選びましょう。
ポータブル電源の充電量を50%程度に保つ
長時間車内にポータブル電源を放置する場合、充電量を50%程度に保つことが推奨されます。満充電の状態で高温になると、電池に大きな負荷がかかり、劣化を早めてしまうためです。
車中泊やクルマ旅は楽しいですぞ！
本記事では、車の知識的なお話しさせていただきました。
実は、私は趣味で日本各地を気ままにクルマ旅しているのですが、実際に現地に行った人しかわからない情報を無料で公開しています。
私が実際に日本各地を車中泊で巡ったときの体験談やその場所のレポートが見たい方は下記のURLに一覧で公開していますので、車中泊や地域の情報などが知りたい方はそちらをご覧いただければと思います！
また、インスタやYOUTUBEなんかもやってますので、そちらも合わせてご覧いただいて、面白いなとかもっと知りたいななんて思ったらフォローやチャンネル登録してもらえると嬉しいです。
車内温度測定と対策のまとめ
ポータブル電源を車内に放置する際のリスクは高いですが、適切な対策を取ることで、そのリスクを最小限に抑えることが可能です。以下の対策を実践することで、安全にポータブル電源を車内で使用することができます。
- 車種専用の断熱シェードを使用し、車内温度の上昇を防ぐ
- 冷凍保冷剤を使った保冷バックで、ポータブル電源を守る
- 車内の充電量を50%程度に保ち、電池の劣化を防ぐ
- 可能であれば日陰に車を停め、直射日光を避ける
車内温度が高くなる夏の季節でも、これらの対策を実施すれば、ポータブル電源を安全に車内で使用できます。ですが、やはり長時間放置することは避け、どうしても必要な場合のみ、対策を施して使用するようにしましょう。
コメント