冬の車中泊は、寒さと戦いながら楽しむことができる素晴らしい体験ですが、準備を怠ると命に関わる危険もあります。寒い季節に車中泊をするとき、どんな対策を取れば安心して過ごせるのでしょうか?この記事では、冬の車中泊を快適かつ安全に楽しむために、あなたが絶対に知っておくべき9つの寒さ対策と注意点を解説します。ぜひ最後まで読んで、冬の車中泊に備えましょう。
冬の車中泊で最も重要なことは「寒さ対策」!寒さが引き起こすリスクとは?

車中泊のイメージ
車中泊の最大の敵は寒さです。特に冬の寒さは、車内がどれだけ温かくしていても、外気温の影響を受けやすいため、安心できません。もし寒さ対策を怠れば、低体温症や凍傷、さらには命を落とすリスクも考えられます。だからこそ、しっかりとした対策が求められるのです。
寒さが引き起こす主なリスクには以下のようなものがあります。
- 低体温症体温が35℃を下回ると意識がぼんやりし、最終的には命に関わることもあります。
- 凍傷(しもやけ)手足が冷えすぎて、組織が凍ることで生じます。最悪の場合、指先や耳が切断されることも。
- 風邪や体調不良長時間寒い環境にいることで免疫力が低下し、風邪を引きやすくなります。
このようなリスクを避けるために、以下の対策をしっかりと取ることが求められます。
冬の車中泊で必須!9つの寒さ対策
車内の冷気を完全にシャットアウトする
車は断熱性が低いため、外気温が低ければそのまま車内も冷え込んでしまいます。冷気を防ぐためには以下の方法を試してみてください。
- サンシェードの使用断熱効果のあるサンシェードを車窓に取り付けて、冷気を防ぎましょう。
- フリース布で車内を覆うフリース布を使って車内を覆い、温かさを保ちます。
- アルミシートの活用アルミシートを車窓のサイズに合わせて自作サンシェードとして使用できます。
体温を守るために防寒着を徹底的に整える
寒さに立ち向かうためには、体温を逃がさないことが重要です。以下のアイテムを使って防寒対策を強化しましょう。
- ヒートテックや厚手の衣類肌に密着したインナーを着ることで体温を逃さず、暖かさをキープします。
- 電熱ベストの着用モバイルバッテリーで動く電熱ベストは、寒さを感じたときにすぐに温まるので非常に便利です。
- カイロの活用カイロを貼ることで、体温を素早く上げることができます。
車内の暖房を効果的に使う
車内を暖かくするために、暖房を利用するのは非常に効果的です。ただし、注意すべきポイントがあります。
- 電気ファンヒーターやガスヒーター車内の空気を暖かく保つために使えますが、長時間の使用には換気が必要です。
- 電気毛布やホットカーペット就寝時にはこれらを使うことで、寝ている間も暖かさをキープできます。
寒さに負けない寝袋の選び方
車中泊で寝る際の最大のポイントは寝袋です。冬用の寝袋をしっかりと選ぶことが必要です。
- マミー型寝袋体にぴったりとフィットし、暖かさを保ちます。
- 適性温度を確認寝袋には適性温度が設定されています。真冬に寝るなら、-10℃に耐えられる寝袋を選びましょう。
- 湯たんぽや毛布を追加寝袋の中に湯たんぽを入れることで、さらに暖かく眠ることができます。
底冷え対策をする
車の底から冷気が伝わることを防ぐために、床を断熱することが重要です。
- アルミシートを敷く床とマットの間にアルミシートを敷くことで冷気を遮断できます。
- 電気毛布やホットカーペットを使用床からの冷気を防ぐために、温かいマットを敷くのも有効です。
車内で温かい飲み物や食事を楽しむ
車中泊中に暖を取るためには、温かい飲み物や食事を楽しむことも効果的です。
- お湯を沸かして温かいコーヒーやお茶を飲む体を内部から温めるために、温かい飲み物は欠かせません。
- 車内で鍋料理を作るお鍋やおでんなどの温かい料理を作ると、体が温まるだけでなく車内も暖かくなります。
ポータブル電源を準備する
冬の車中泊では、電気毛布や小型ヒーターを使うことが多いため、ポータブル電源が必須です。
- ポータブル電源の活用ポータブル電源を使えば、電気製品を車内で使うことができ、快適な車中泊をサポートします。
一酸化炭素中毒に注意
暖房機器を使う際は、一酸化炭素中毒を避けるために換気を怠らないようにしましょう。
冬の駐車場所選びに気を付ける
冬に車中泊をする場所を選ぶ際は、次のようなポイントを意識しましょう。
- 標高が低く、風を防げる場所風が強いと寒さが厳しくなるため、風の影響を受けにくい場所を選びます。
- 除雪がされている場所雪が積もっていると、車の出入りが困難になることがあります。
冬の車中泊でよくある質問
寒い時期の車中泊、暖房器具はどれが一番安全ですか?
電気ファンヒーターや小型ガスヒーターは有効ですが、一酸化炭素中毒を防ぐために、換気を定期的に行うことが重要です。電気毛布やホットカーペットを使用するのも安全です。
低体温症の初期症状に気づいたらどうすべきですか?
低体温症の初期症状として、歯がガチガチ鳴り、小刻みに震え始めたら、速やかに暖かい場所で体温を上げることが必要です。
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まとめ
冬の車中泊で快適に過ごすためには、十分な寒さ対策と安全確認が欠かせません。事前にしっかり準備をして、寒さを避け、心地よく車中泊を楽しみましょう。


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