冬の車中泊は、寒さに耐えながら快適に過ごすための工夫が欠かせません。「寒さ対策が不十分で眠れない」「コスパ良く快適な寝床を作りたい」そんな悩みを抱えている方へ、実際に寒冷地で試した3つの寝床の実験結果をご紹介します。あなたも試してみたくなる、寒さを乗り越えるためのコスパ最強の方法がここにあります!
冬の車中泊の難しさと悩み

車中泊のイメージ
冬の車中泊では、外気温が低いため、どんなに装備を整えても「寒さが心配」「どうしても寝袋だけでは寒い」といった問題がつきまといます。特に北東北や標高の高い場所では、冬の最低気温が5℃を下回ることもしばしば。そんな過酷な環境下で、いかにしてコスパよく、そして快適に眠ることができるかは、大きな課題です。
車中泊に必要なのは、暖房や電源を使用しない状態で、いかに体温を維持し、外の冷気を遮断するかです。そこで、今回実証した3つの寒さ対策を試してみることで、車中泊を快適にする方法が明確になりました。
冬の車中泊で試した3つの寝床方法
寝袋一発勝負!でも冷気を感じてしまう…
最初に試したのは、最も一般的な寝袋を使った寒さ対策です。筆者が選んだのは、最低対応温度マイナス15℃を謳った人口羽毛タイプの寝袋。寝袋の特長は、コンパクトで持ち運びやすく、即席で使える点です。しかし、実際に青森県弘前市の早朝5時に車内温度が9.7℃だった際、寝袋一枚で寝ると、顔周りや手足の末端が冷えて目が覚めてしまいました。
寝袋の温度対応範囲に関わらず、寒さを完全に遮ることはできなかったため、体温を保つための工夫が必要だと痛感しました。
エマージェンシーシェルターで「二重の保護」!でも寝心地に問題が…
次に試したのは、非常用のエマージェンシーシェルターを使った寒さ対策です。このシェルターはアルミ蒸着ポリエステル製で、外気を二重に遮断できるという特徴があります。しかし、設営が非常に手間で、狭い車内ではシェルターに入り込むのも一苦労でした。加えて、前後の隙間があると冷気が侵入してしまうため、完全に閉じる工夫が必要でした。
岩手県八幡平市で試した際、シェルター内の温度は9.9℃だったものの、外からの冷気により寝苦しさが増しました。結露が内部で発生し、寝袋も湿気を帯びてしまったため、撤収が非常に面倒になりました。この結果から、エマージェンシーシェルター単体では車中泊においては不十分であることがわかりました。
ダンボールの保温効果に驚愕!コスパ最強の寒さ対策
最後に試したのは、なんと「ダンボール」を使った寒さ対策です。ダンボールは、安価で手に入る上に、驚くほどの保温効果があります。車内でダンボールを窓や床に敷くことで、外からの冷気を遮断し、室温を保つ効果が得られました。
実際に試してみると、ダンボールが持つ断熱性により、寝袋との相乗効果で驚くほど温かく感じました。このシンプルで安価な方法が、コスパ最強の寒さ対策であることが証明されました。
冬の車中泊コスパ最強!寒さ対策と寝床の選び方
車中泊の寒さ対策において、最も重要なのは「外気を遮断する」「体温を保持する」ことです。これを実現するためには、以下の方法を取り入れることが効果的です。
- 寝袋を選ぶ際は温度対応範囲を確認する – 寝袋だけでなく、シュラフやカイロを併用して体温を守る
- エマージェンシーシェルターやダンボールを活用する – コストを抑えつつ、外気を遮断し保温効果を高める
- 衣服の工夫も大切 – フリースや靴下、カイロを使って体を温める
冬の車中泊コスパに関する疑問解決
車中泊の寒さ対策で一番コスパが良い方法は?
一番コスパが良い方法は、「ダンボール」を使った寒さ対策です。無料で手に入るダンボールを使って、車内の断熱性を高めることができます。また、寝袋やエマージェンシーシェルターとの組み合わせで、驚くほど暖かく眠ることができます。
寝袋だけで車中泊は寒くて寝られない?
寝袋だけでは寒さを完全に防ぐことは難しいですが、温度対応範囲に合った寝袋を使用し、さらにカイロやフリースを併用すれば、十分に快適に眠れる場合があります。特に、寒さをしのぐための工夫をいくつか組み合わせることで、寝袋だけでもかなりの保温効果を得ることができます。
車中泊やクルマ旅は楽しいですぞ!
本記事では、車中泊の知識的なお話しをさせていただきました。
実は、私は趣味で日本各地を気ままにクルマ旅しているのですが、実際に現地に行った人しかわからない情報を無料で公開しています。
私が実際に日本各地を車中泊で巡ったときの体験談やその場所のレポートが見たい方は下記のURLに一覧で公開していますので、車中泊や地域の情報などが知りたい方はそちらをご覧いただければと思います!
また、インスタやYOUTUBEなんかもやってますので、そちらも合わせてご覧いただいて、面白いなとかもっと知りたいななんて思ったらフォローやチャンネル登録してもらえると嬉しいです。
まとめ
冬の車中泊では、寒さ対策をしっかりと整えることが重要です。最もコスパが良く効果的だった方法は「ダンボール」を使った寒さ対策でした。シンプルで手軽にできるこの方法は、非常に有効であることが証明されました。また、寝袋やエマージェンシーシェルターを上手に使うことで、さらに快適に過ごすことができます。寒さに強い車中泊を実現するために、これらの対策をぜひ取り入れて、快適な車中泊ライフを楽しんでください!


コメント