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車中泊デビューを成功させる!初心者が後悔しない車選びの完全ガイド2026年版

車中泊の知識

「よし、今度の週末は車中泊してみよう!」そう決意したあなた、まず立ちはだかるのが車選びという最初の壁ではないでしょうか。ネットで調べると「ハイエースが最強」「いや軽でも十分」「SUVが最高」と情報が飛び交い、何が正解なのかわからなくなる——そんな経験、きっとあるはずです。実はここで間違えると、初めての車中泊が「腰が痛い」「寒くて眠れない」「荷物が入らない」という最悪の体験になってしまいます。この記事では、初心者がやりがちな失敗を踏まえながら、2026年最新の車種情報をもとに本当に使える車の選び方をとことん解説します。

ここがポイント!
  • 車中泊に必要な車のスペック(フラット性・室内高・荷室容量)を具体的な数字で解説。
  • 2026年現在のおすすめ車種を人数・予算・スタイル別に比較紹介。
  • 初心者がハマりがちな失敗と、道の駅マナーなど知らないと損するルールを網羅。
  1. そもそも車中泊に向いている車って何が違うの?
  2. 2026年最新!車中泊に向いている車のボディタイプ徹底比較
    1. ミニバン:ファミリーや2人以上での車中泊の定番
    2. SUV:アウトドア派の気分を上げてくれる万能タイプ
    3. 軽自動車:コスト重視・ソロ旅派に意外と最強
    4. ワンボックス(ハイエースなど):本格派の王道
  3. 車中泊初心者におすすめの車種を人数・スタイル別に紹介
  4. 失敗しない車選び!絶対に確認すべき5つのポイント
    1. 1. フルフラット時の実寸を必ず実車で確認する
    2. 2. 4WDか2WDかを旅のフィールドで決める
    3. 3. ハイブリッド・PHEVかどうかで快適性が変わる
    4. 4. 乗車定員と積載量のバランスを考える
    5. 5. 普段使いとの両立を忘れずに
  5. 初心者がやりがちな失敗と、その正直な解決策
    1. 失敗1:「寝袋1枚あれば大丈夫でしょ」
    2. 失敗2:「道の駅ならどこでも車中泊できると思ってた」
    3. 失敗3:「フルフラットなのに段差が気になって眠れない」
    4. 失敗4:「結露がひどくて朝起きたら窓が全部びしょ濡れ」
  6. 車中泊に関する疑問解決
    1. 軽自動車でも2人で快適に車中泊できますか?
    2. 初めての車中泊、どこで寝るのが一番安心ですか?
    3. 車中泊で一番気をつけるべき健康上のリスクは?
    4. 夏の車中泊の暑さ対策はどうすればいいですか?
  7. まとめ:あなたにとって最高の1台で、最高の旅を
  8. 予算別・車中泊デビューのリアルな費用感を大公開
  9. 「フラットになる」だけじゃない!見落としがちな快適性の条件
    1. 室内高は意外と重要な「立てるかどうか」問題
    2. 「プライバシーガラス」と「遮光カーテン」は必須装備
    3. 荷室の形状は「スクエア型」が断然使いやすい
  10. 2026年版・車中泊のスポット選びで知っておくべき新常識
  11. 初心者が知らずに迷惑をかける!車中泊NGマナー集
  12. 2026年最新グッズ!これだけ揃えれば初心者でも即快適
    1. ポータブル電源は「容量500Wh以上」が現代の最低ライン
    2. 車中泊マットは「厚さ5cm以上」を選ぶべき理由
    3. 断熱シェードはケチらず全窓分を揃えよう
  13. 事前に「akippa」や「特P(とくぴー)」で駐車場の確保をしよう
  14. ぶっちゃけこうした方がいい!

そもそも車中泊に向いている車って何が違うの?

車の前で困っている人のイメージ

車の前で困っている人のイメージ

結論から言うと、車中泊に向いている車と向いていない車の差は「フラットになるかどうか」と「室内で体を伸ばせるかどうか」のたった2点に尽きます。一般的な乗用車でもシートを倒せばある程度横になれますが、段差があったり足が曲がった状態でしか眠れなかったりすると、翌朝は全身がバキバキになります。

ポイントをもう少し掘り下げると、まずフルフラット時の長さは身長+10cm以上が理想です。たとえば身長170cmの人なら最低でも180cm、できれば190cm以上の就寝スペースが確保できる車種を選ぶべきです。次に室内高ですが、これは意外と見落とされがちです。就寝スペースにマットを敷くと床がその分上がります。さらに収納ネットを天井に設置すると縦方向がさらに狭くなるため、座った状態で頭がつかえるような車は快適性が大きく損なわれます。最後にですが、2人で寝るなら1000〜1400mm程度のスペースが必要で、これを下回ると寝返りすら打てません。

また、2026年現在はAC100V電源(家庭用コンセント)の有無も重要なチェックポイントになっています。ハイブリッド車やPHEV、電気自動車はエンジンをかけずにこの電源が使えるため、スマホの充電はもちろん、電気毛布や小型の調理器具まで使えて快適性が段違いです。ガソリン車であっても、シガーソケットやポータブル電源との組み合わせで対応できますが、車種によっては純正オプションで100V電源が設定されているものもあるので、カタログをしっかり確認しましょう。

2026年最新!車中泊に向いている車のボディタイプ徹底比較

ミニバン:ファミリーや2人以上での車中泊の定番

ミニバンは、居住空間の広さと多彩なシートアレンジを両立できる、車中泊の優等生です。特にミドルクラス以上のサイズになると、大人2〜3人がゆったりと足を伸ばして眠れるスペースを確保できます。2列目・3列目のシートを倒すか収納することでほぼフラットな空間ができあがり、使い方の自由度が高いのが魅力です。

一方で気をつけたいのが、「フルフラット」と記載があっても実際には微妙な段差や傾斜が残る車種が多いという点です。カタログの写真だけで判断せず、必ず実車で横になってみることを強くおすすめします。ディーラーでシートを倒した状態で確認させてもらうだけで、購入後の後悔をかなり防げます。

SUV:アウトドア派の気分を上げてくれる万能タイプ

最近の車中泊ブームで特に人気が高まっているのがSUVです。最低地上高が高く、キャンプ場へのアクセスで多少の悪路があっても安心感があります。また、アウトドアシーンに映えるデザインも多く、「乗るだけでテンションが上がる」という精神的な満足度も侮れません。

ただし、SUVは完全なフルフラットになる車種が少ないという弱点があります。荷室と後部座席の間に段差ができてしまうケースが多いため、専用の「ラゲージアクティブボックス」や市販のフラット化クッションで補う工夫が必要です。2026年1月時点で比較した場合、ミドルサイズSUVのクラストップレベルの荷室容量を誇るRAV4は749L(デッキボード下段時)を確保しており、実用性は非常に高いです。

軽自動車:コスト重視・ソロ旅派に意外と最強

「軽自動車で車中泊なんて狭くて無理でしょ?」と思っていた方、2026年現在の軽自動車の進化はそのイメージを大きく覆すレベルです。特に軽バン(エブリイ、N-VAN、アトレーなど)は、後席を倒すだけで完全に近いフルフラット空間が生まれ、大人1〜2人なら十分に足を伸ばして眠ることができます。

軽自動車最大のメリットは維持費の安さです。自動車税や車検費用、高速道路料金まですべてが普通車より安く、観光地や山間部の狭い駐車場でも取り回しに困りません。デメリットとしては、エンジン音が多少気になることと、夏場の断熱性がやや低い点があります。ただし、これらは後述するグッズや工夫でかなりカバーできます。

ワンボックス(ハイエースなど):本格派の王道

車中泊・バンライフの代名詞といえばやはりハイエースです。後席を格納すれば3000mm近いフルフラット空間が生まれ、大人がゆったりと足を伸ばして眠れます。カスタマイズの自由度が圧倒的に高く、専用のベッドキットから本格的な木製内装、シャワー付きシンクまで、自分好みの「動く部屋」を作り込めます。社外品を含めたカスタムパーツの豊富さはどの車種にも引けを取りません。

ただし価格帯は高めで、新車だと350万円前後からのスタートになります。中古市場での人気も高いため、状態の良い中古車の価格もそれなりです。本格的に長期旅やバンライフを楽しむつもりなら間違いなくベストな選択肢ですが、まず試してみたいという初心者には少しハードルが高いかもしれません。

車中泊初心者におすすめの車種を人数・スタイル別に紹介

どんな車が自分に合っているかは、「誰と」「どんなスタイルで」旅したいかによって大きく変わります。以下の表を参考に、自分にぴったりの1台を見つけてください。

旅のスタイル おすすめ車種 主な特徴
ソロ・カップルで気軽に スズキ エブリイ/ホンダ N-VAN フルフラット性能が高く、維持費が安い。カスタム自由度も◎
ファミリー(3〜4人) トヨタ ノア/セレナ 7〜8人乗りで荷物も積める。シートアレンジが豊富
本格アウトドア派 トヨタ RAV4/スバル フォレスター 悪路走破性と荷室容量を両立。4WDの安心感あり
長期旅・バンライフ志向 トヨタ ハイエース バン 圧倒的な室内空間とカスタム自由度。長期滞在でも快適
コンパクトで街乗りも兼用 ホンダ フリード クロスター 2列シート仕様で就寝スペース約171cm確保。普段使いにも最適

2026年注目の新しい選択肢として、フリード クロスターが特に初心者に人気です。2024年のフルモデルチェンジで車中泊仕様の使い勝手が大幅に向上し、コンパクトなボディながら2列シート車では縦幅約171cm・横幅約124cmの就寝スペースを確保。荷室フロア下に大容量のアンダートランクも備えており、就寝スペースを確保したまま荷物を収納できる設計は初心者にとって非常に使いやすいです。

失敗しない車選び!絶対に確認すべき5つのポイント

1. フルフラット時の実寸を必ず実車で確認する

カタログに「フルフラット」と書いてあっても、実際には微妙な段差や傾斜が残る車種は多いです。ディーラーで実際に横になって確認するのが一番確実で、できれば一緒に行く人も全員で試してみましょう。背の高い人が180cm以上あるなら、特に足元まで測定することが大事です。

2. 4WDか2WDかを旅のフィールドで決める

キャンプ場や山道を走ることが多いなら、4WDを強くおすすめします。雨上がりのぬかるんだ未舗装路や、冬の雪道では2WDだと身動きが取れなくなるリスクが高まります。また4WDの有無と合わせて最低地上高(路面と車体下部の距離)も確認しましょう。一般的にSUVは170〜230mm程度で、RAV4のような本格SUVは200mmを超えるものもあります。

3. ハイブリッド・PHEVかどうかで快適性が変わる

長距離旅が多い方や電化製品を多用したい方には、ハイブリッドまたはPHEV車がおすすめです。エンジンをかけずに車内で電源が使えるため、冬の電気毛布や夏の扇風機をアイドリングなしで動かせます。ガソリンの節約にもなりますし、アイドリングをしない分、道の駅などでの騒音トラブルも防げます。

4. 乗車定員と積載量のバランスを考える

何人で乗るか、どれだけの荷物を積むかによって、最適な車のサイズは変わります。テントや焚き火台、クーラーボックスなど本格的なキャンプ道具も積む場合は、シートを倒した後の荷室容量が十分あるかを確認してください。特にファミリーで行く場合、子どもの荷物も加算すると想定より積載量が増えることがほとんどです。

5. 普段使いとの両立を忘れずに

車中泊専用の車にしない限り、通勤や買い物などの日常使いとの両立が必要です。大きすぎる車は日々の駐車や細い路地での取り回しでストレスになりますし、逆に小さすぎると車中泊に不満が出ます。実際に自分の生活圏を走るイメージをしてから車種を絞り込むのが賢いやり方です。

初心者がやりがちな失敗と、その正直な解決策

失敗1:「寝袋1枚あれば大丈夫でしょ」

初めての車中泊でよく聞く後悔ナンバーワンが「思ったより寒かった」です。車のボディは断熱材がほとんどないため、外気温がそのまま室内に伝わります。特に夜間は外よりも体感温度が下がることがあり、夏でも山間部では10℃以下になることも珍しくありません。解決策としては、車種専用の窓断熱マットを全窓に設置することが効果絶大です。銀マットをサイズにカットしてはめ込むだけでも断熱効果は大幅に上がります。

失敗2:「道の駅ならどこでも車中泊できると思ってた」

これは非常に多い勘違いです。国土交通省の見解では、道の駅は「休憩施設」であり、宿泊目的での利用はお断りしています」とされています。仮眠はOKですが、本格的な宿泊目的での滞在はNGです。さらに近年はマナー違反が増えたことで、車中泊禁止の道の駅が全国で増加傾向にあります。道の駅で車中泊をしたい場合は、事前にRVパークを併設しているかを確認するか、公式サイトやSNSで最新情報を調べる習慣をつけましょう。

失敗3:「フルフラットなのに段差が気になって眠れない」

カタログ上はフルフラットでも、実際にはシートの継ぎ目に段差ができることが多いです。解決策は車中泊専用のマットレスを使うこと。厚さ5〜10cm程度のウレタンフォームマットを敷くだけで、段差や固さの問題はほぼ解消できます。最近は各車種専用サイズで設計されたベッドマットも多く市販されているので、車種が決まったら早めにチェックすることをおすすめします。

失敗4:「結露がひどくて朝起きたら窓が全部びしょ濡れ」

これも初心者が驚くポイントです。人間が呼吸するだけで室内に湿気がこもり、冷えた窓ガラスで結露が発生します。解決策は換気です。完全に窓を閉め切らず、ベンチレーター(小型の換気扇)やわずかに窓を開けておく工夫が必要です。プライバシーを守りながら換気できる「メッシュパネル付きの窓開け固定グッズ」も市販されているので活用しましょう。

車中泊に関する疑問解決

軽自動車でも2人で快適に車中泊できますか?

車種次第ですが、軽バンタイプなら2人での車中泊は十分可能です。たとえばスズキ エブリイワゴンの荷室は、後席を倒すと奥行きが大人2人分の幅を確保できるレベルです。ただし、スーパーハイトワゴン(タント、スペーシアなど)は後席を倒してもフラットになりにくく、段差が出やすいため2人での就寝は窮屈に感じることが多いです。2人以上での車中泊を考えているなら、軽バンかコンパクトミニバン以上のサイズを選ぶのが無難です。

初めての車中泊、どこで寝るのが一番安心ですか?

初心者に最もおすすめなのはRVパークです。電源・トイレ・ゴミ捨て場が整備されており、車中泊を目的として設置された施設なので安心して利用できます。料金は1泊1,000〜3,000円程度が相場で、コストパフォーマンスも悪くありません。全国に1,000ヶ所以上の道の駅やRVパークがあるので、旅のルートに合わせて事前に予約しておくと万全です。道の駅は原則として仮眠のみOKで宿泊は禁止ですが、RVパークが併設されているところなら安心して使えます。

車中泊で一番気をつけるべき健康上のリスクは?

見落とされがちですが、最も重要なのがエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)の予防です。長時間同じ姿勢で足が圧迫された状態が続くと、足の静脈に血栓が形成され、肺に詰まって呼吸困難を引き起こすことがあります。2016年の熊本地震の際、車中泊避難者の間で発症例が相次いだことで広く知られるようになりました。予防策は、4〜5時間ごとに車外に出て歩くこと、足首を上下に動かすストレッチを行うこと、そして何よりフルフラットで足を伸ばして寝られる環境を整えることが根本的な対策になります。シートを少しリクライニングしただけの状態での長時間睡眠は絶対に避けてください。

夏の車中泊の暑さ対策はどうすればいいですか?

夏の車中泊で最もつらいのが就寝時の暑さです。日が落ちても車体に蓄積された熱はなかなか抜けません。効果的な対策は、サンシェードで日中の熱の蓄積を防ぐこと、就寝前に車内をしっかり換気すること、そしてポータブル扇風機や充電式の小型クーラーを活用することです。2026年現在は性能の高いポータブルクーラーも多く販売されており、ポータブル電源と組み合わせて使う方法が人気です。真夏の平地では限界があるため、標高の高い場所を選ぶ「高地車中泊」も有効な選択肢です。

まとめ:あなたにとって最高の1台で、最高の旅を

車中泊の魅力は、自分のペースで、行きたいときに、行きたい場所へ行ける自由さにあります。ホテルや旅館の予約に縛られず、思い立ったらすぐ出発できる気軽さは、一度体験するとやみつきになるはずです。

そのためにも、最初の車選びをしっかり行うことが、車中泊を長く楽しむための最大の投資になります。今回紹介したポイントを踏まえると、初心者が最初に選ぶべき車の条件は明確です。フルフラットになること、身長に合った就寝スペースがあること、4WDで悪路にも対応できること、普段使いとも両立できること——これらを満たした上で、自分のライフスタイルと予算に合った1台を選んでください。

車を購入する前にレンタカーやカーシェアで複数の車種を試してみることも非常に有効です。実際に車内で横になってみると、カタログでは気づかなかった「この角度が微妙に傾いてる」「足元が思ったより狭い」といった発見が必ずあります。購入前に体験することが、後悔しない車選びへの一番の近道です。

予算別・車中泊デビューのリアルな費用感を大公開

車中泊のイメージ

車中泊のイメージ

「車中泊って安上がりなんでしょ?」と思っている方、半分正解で半分間違いです。確かに宿泊費はかかりませんが、それなりの初期投資が必要なのが現実です。初心者がよく「思ったより費用がかかった」と感じるのは、車本体の購入費用だけを考えていて、車中泊グッズ一式の費用を見落としているからです。

まず車本体の目安ですが、軽バン(中古)であれば50万〜150万円程度、コンパクトミニバン(新車)は280万〜350万円前後、SUV(新車)は250万〜400万円以上、ハイエース(新車)は350万円台からスタートします。これに加えて、車中泊を快適にするために最低限揃えておきたいグッズの費用が発生します。

窓の断熱・目隠しシェードは全窓分で1〜3万円程度、車中泊専用マットレスは1〜3万円、寝袋(シュラフ)は使用温度域に合わせて5,000円〜2万円、そして近年必須化しつつあるポータブル電源は容量によって2万〜15万円以上と幅があります。全部揃えると最低でも5〜10万円程度はかかると考えておきましょう。ただし、これらの投資は1回きりで、以後は宿泊費がほぼゼロになると考えると十分元が取れます。

「フラットになる」だけじゃない!見落としがちな快適性の条件

室内高は意外と重要な「立てるかどうか」問題

フラット性能ばかりに目が行きがちですが、室内高も快適性を左右する重要な要素です。特に軽自動車を選ぶときに注意したいのですが、ハイルーフ仕様かどうかで快適性が大きく変わります。ハイルーフモデルなら車内で着替えや荷物の整理がストレスなくできますが、標準ルーフだと少々窮屈に感じることがあります。

一般的な目安として、室内高が1,200mm以下だと座った状態で頭が天井につく人も出てきます。1,300mm以上あると膝立ちくらいはできて、着替えもかなり楽になります。ハイエースのハイルーフモデルは1,400mm以上を確保しており、普通に立てるレベルです。

「プライバシーガラス」と「遮光カーテン」は必須装備

これを後から後悔する人がかなり多いのですが、車内でくつろぐためにはプライバシーの確保が絶対に必要です。普通のガラスのままだと、夜間に車内の電気をつけると外から丸見えになります。また朝方に外が明るくなると自然に目が覚めてしまい、せっかくの休日に早起きを強制されることになります。

プライバシーガラスが付いている車種を選ぶか、後付けのサンシェードや遮光カーテンを用意することを強くおすすめします。最近では各車種専用に設計されたワンタッチ取り付けのシェードが多数販売されており、設置も撤収も数分で済みます。これがないと車中泊の快適性は半減すると言っても過言ではありません。

荷室の形状は「スクエア型」が断然使いやすい

荷室の容量だけでなく、その形状も重要です。理想的な荷室は床面ができるだけ長方形に近く、凹凸や金属パーツがないスクエア型です。奥に向かって絞り込まれるような形状だと、荷物の積み方に工夫が必要になったり、就寝スペースとして使いにくくなることがあります。実車を確認する際は荷室の形状も横から見て確かめましょう。

2026年版・車中泊のスポット選びで知っておくべき新常識

車中泊の宿泊場所については、ここ数年で状況が大きく変わっています。かつては「道の駅でとりあえず泊まれる」という感覚の人も多かったですが、現在は道の駅での車中泊禁止エリアが年々増加しており、SNSでの情報共有なしに飛び込みで行くのはリスクがあります。

国土交通省の公式見解では、道の駅は「休憩施設」であり、仮眠はOKですが宿泊目的での利用は遠慮するように、という立場を取っています。一部の道の駅ではマナー違反の増加を受けて夜間に駐車場を閉鎖したり、「車中泊禁止」と明記したりするケースも出てきました。

そこで2026年現在、初心者が安心して使える場所のファーストチョイスはRVパークです。全国に数百ヶ所以上あり、電源・トイレ・ゴミ処理が整備されているため、はじめての車中泊でも安心です。1泊1,000〜3,000円程度と非常にリーズナブルで、「Carstay」などのアプリで事前予約もできます。また、オートキャンプ場の一角を利用するスタイルも初心者には入りやすく、施設の充実度が高い点でおすすめです。

スポット選びで特に大事なのは、「行ってみて禁止だった」という事態を避けることです。せっかくの旅がそれだけで台無しになります。事前にSNSや専門サイトで最新情報を確認する習慣を持つか、RVパークを優先して使うのが賢明です。

初心者が知らずに迷惑をかける!車中泊NGマナー集

車中泊人口の増加に伴い、マナー問題も深刻化しています。悪意はなくても「知らなかった」では済まないケースがあるため、初心者のうちに正しい知識を持っておくことが大切です。

まず絶対にやってはいけないのが、道の駅や高速のSA・PAでのキャンプ行為です。テーブルや椅子を車外に出す、オーニングを広げる、外で調理するといった行為は、他の利用者の邪魔になるだけでなく、施設の管理者からも迷惑行為と見なされます。これらは「仮眠」ではなく「キャンプ」であり、明確なマナー違反です。

次に問題になりやすいのがアイドリングです。夏場のエアコン、冬場の暖房のためにエンジンをかけっぱなしにする行為は、騒音と排気ガスで周囲に迷惑をかけます。近年は「アイドリング禁止」を明示しているRVパークや駐車場が増えています。夏冬の温度対策はポータブル電源と電気毛布・扇風機で対応するのが現代の車中泊の基本スタイルです。

また、施設の電源コンセントを無断で利用する行為は、場合によっては窃盗罪に問われます。スマホの充電くらいなら大丈夫だろうと思いがちですが、絶対にNGです。ゴミの問題も同様で、旅行中に発生したゴミを道の駅のゴミ箱に捨てることは不法投棄にあたる場合があります。ゴミは必ず自分で持ち帰るか、有料でゴミを引き取ってくれる施設を利用しましょう。

2026年最新グッズ!これだけ揃えれば初心者でも即快適

ポータブル電源は「容量500Wh以上」が現代の最低ライン

2026年現在、車中泊グッズの中で最も進化が著しいのがポータブル電源です。電気毛布・扇風機・スマホ充電・照明・調理器具と、様々な電化製品を動かすための電源が1台あるだけで車中泊の快適性が劇的に向上します。容量は「Wh(ワット時)」という単位で表され、初心者には最低500Wh、できれば1,000Wh以上のモデルがおすすめです。500Whあれば電気毛布(50W)を約10時間、スマホを複数回フル充電しながら運用できます。

車中泊マットは「厚さ5cm以上」を選ぶべき理由

どんなに高級な車でも、シートを倒した床面はそのままでは硬すぎます。車中泊専用マットは厚さ5cm以上あるものを選ぶことで、段差や硬さをカバーして快適な眠りが実現できます。特に車種専用に設計されたマットは、シートの隙間や荷室の段差にぴったりはまるよう計算されているため、汎用品より圧倒的に使い勝手が良いです。車種が決まったら専用マットを検索するのが最短ルートです。

断熱シェードはケチらず全窓分を揃えよう

「とりあえず前の2枚だけ」という人もいますが、後部座席やリアの窓も含めて全窓分の断熱シェードを揃えることをおすすめします。断熱効果は全窓をカバーして初めて最大限に発揮されます。夏は遮熱・遮光で車内温度を大幅に下げ、冬は外気の侵入を防ぎます。また完全に遮光することで朝日が差し込んでも眠り続けられる環境が整います。

事前に「akippa」や「特P(とくぴー)」で駐車場の確保をしよう

近場の駐車場が満車だったらどうする?

近場の駐車場が満車だったらどうする?

車で行くときは、駐車場をどこにするか問題が常に付きまといます。

特に観光地や有名な場所ほど目的地に近い駐車場が限られています。なので、大体「満車」になっています。

せっかく来たのに、駐車場探すだけで20分や30分も時間を費やすのは時間がもったいないですよね?

そんなときは事前予約型の駐車サービスで確保しておくと、現地で焦る心配もありませんし、気持ちの余裕が生まれてより楽しい時間を過ごすことができます。

akippa」や「安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)」など、スマートフォンから簡単に駐車場を予約できるサービスがあります。月極駐車場や個人の駐車スペースを手頃な価格で利用できるほか、コインパーキングの相場よりも安い駐車場が見つかるかもしれません。事前に予約すれば、駐車場の空き状況を心配せず、スムーズに目的地へ向かえるでしょう。





ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで丁寧に解説してきましたが、正直なことを言います。最初から完璧な車を買おうとしなくていい、ということです。

車中泊を始めたばかりの人のほとんどが「まずはカーシェアやレンタカーで試してみればよかった」と後から思います。いざ車を買って試してみると、「やっぱり自分には向いてなかった」「もっと小さい(大きい)方が良かった」ということが出てくるのはよくある話です。

だから個人的には、まず3〜4回はレンタカーやカーシェアで複数の車種を借りて実際に車内で寝てみることを最初の一歩にするのが、ぶっちゃけ一番楽で効率的だと思います。1泊あたりのレンタカー代を惜しんで合わない車を買ってしまうと、数百万円の損失になりかねません。「百聞は一見にしかず」ではなく「百聞は一泊にしかず」です。

そして試乗や試泊を通じて「自分はこのくらいの室内高が必要」「2人で泊まるとこのサイズじゃ無理」という具体的なイメージが固まってから、初めて購入の検討に入るのが正解です。多くの初心者が車選びで失敗するのは、自分がどんな旅をしたいのかが曖昧なまま、スペックやレビューだけを見て決めてしまうからです。

購入する車種が決まっても、すぐに新車を買う必要はありません。中古車で状態の良いものを選んで、まずは車中泊に慣れてから「本当に理想の1台は何か」をじっくり考えるアプローチが、長い目で見ると最もコスパが良くて後悔が少ないやり方です。車中泊は車があれば今日から始められる最高の趣味です。完璧な準備より、まず動くことを優先しましょう。

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