あなたの愛車、バックカメラは搭載していますか? 2021年6月に日本で施行された法改正により、バックカメラの搭載が義務化されましたが、古い車や義務化対象外の車両はどうすればいいのでしょうか?この記事では、義務化の背景から、後付けの選択肢や注意点、さらに今後の法律改正まで徹底解説します。安全性向上のために、あなたの車に最適な選択をするための知識を身につけましょう!
バックカメラ義務化の背景と目的

車中泊の法律やマナーのイメージ
2021年6月の法改正により、日本国内の新車には、後退時に直後の車両や障害物を確認するための装置、つまりバックカメラが搭載されることが義務付けられました。この変更の目的は、後退時の事故を防ぐことにあります。特に、車両の直後は死角が多いため、目視での確認が難しく、バックカメラを導入することで、運転者が早期に危険を察知し、事故を未然に防ぐことができるのです。
バックカメラの義務化は、日本国内での安全基準向上だけでなく、国際的な安全基準(UN-R158)に合わせるためにも行われました。このように、法改正は、単なる国内の安全向上だけでなく、国際基準との整合性を確保する狙いもあります。
バックカメラ義務化の対象車と対象外車
バックカメラの義務化が適用されるのは、特定の車両に限られています。具体的には、以下の条件を満たす車両が対象となります。
- 四輪車であること
- 後退時にバックカメラで直後の確認が求められる車両
- 車両の構造や設計によって、バックカメラが取り付け可能であること
一方、義務化対象外となる車両は次の通りです。
- 二輪車・三輪車
- 大型・小型特殊車両
- 被牽引車や装置が取り付けられない車両
つまり、バックカメラの搭載義務は新型車に対して適用されるものであり、既存車両(特に古い車)は、法律上は義務ではないものの、安全性向上のための後付けが強く推奨されています。
古い車にバックカメラを後付けする方法と注意点
もし、あなたの車がバックカメラ義務化の対象外であったり、古い車両であった場合でも、後付けすることで安全性を大幅に向上させることができます。後付けの方法としては、いくつかの選択肢がありますが、その前にいくつか重要な注意点を確認しておきましょう。
車検を通すための条件
後付けのバックカメラが車検に通るためには、装置の認証を受ける必要があります。適切な認証を受けたバックカメラを選ばないと、車検に合格しない可能性がありますので、購入前に製品の認証状況を確認することが重要です。
取り付け位置と設置基準
バックカメラの取り付け位置には法的基準があります。車体後方の0.3mから3.5mの範囲において、高さ0.8m、直径0.3mの物体が確認できることが求められています。これを満たすためには、正しい取り付け位置を守ることが不可欠です。
配線と防水対策
バックカメラは、特に雨や泥、ほこりにさらされやすい場所に設置することが多いので、防水・防塵処理が重要です。トラックや商用車では、専用の取り付けキットや防水カバーを使うと、より安心して運転できます。
後付けバックカメラの種類と価格帯
バックカメラにはさまざまな種類があり、選ぶ際にはいくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。例えば、夜間視認性の高いCCDセンサー搭載型や、広角レンズを備えた高性能モデルなどがあります。以下は、代表的なバックカメラの種類と価格帯です。
| タイプ | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| CCDセンサー搭載型 | 5,000円~10,000円 | 高画質、夜間視認性が高い、耐久性も良好 |
| ルームミラーモニター連動型 | 10,000円~15,000円 | モニターがルームミラーに組み込まれており、車内の美観を損なわずに後方確認可能 |
| 純正品 | 15,000円~30,000円 | 車種専用設計、品質と耐久性が保証されている |
よくある質問
バックカメラを後付けする場合、車検に通るためのポイントは何ですか?
後付けのバックカメラが車検に通るためには、認証を受けた製品を選び、取り付け位置や設置方法を保安基準に適合させることが必要です。また、配線や防水処理も重要な要素です。
バックカメラの後付けにはどのくらいの費用がかかりますか?
バックカメラの価格帯は種類によりますが、一般的には5,000円から30,000円程度です。取り付け工賃も含めて、総額で10,000円から50,000円程度の費用がかかることがあります。
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まとめ
バックカメラの義務化が進む中で、安全性向上のために後付けの選択肢も非常に重要です。古い車両や義務化対象外の車でも、バックカメラを取り付けることで後退時の事故リスクを大幅に減らすことができます。重要なのは、法規制に適合した装置を選び、正しい位置で取り付けることです。また、費用や取り付け方法も慎重に検討し、最適な選択をすることが求められます。


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