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車中泊仕様 保安基準完全ガイド|知られざる車検の落とし穴と合法DIYの秘訣

車の知識

車中泊を楽しむためのDIY改造をする際、車検や保安基準をクリアすることは避けて通れない壁です。車中泊仕様の車にするためのカスタマイズが、意外な問題を引き起こすことがあるため、慎重な準備と正しい知識が求められます。しかし、正しい手続きを踏めば、理想の車中泊ライフを合法的に実現できるのです。本記事では、車中泊仕様の車をDIYで改造する際に気をつけるべき保安基準や車検のポイントを徹底解説します。

車中泊仕様保安基準の基本を押さえよう

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

車中泊を楽しむためには、車両をキャンピングカーに近い仕様にカスタマイズすることが多いですが、その改造に関して保安基準が存在します。これを守らなければ、車検に通らなかったり、違法改造と見なされる可能性があります。

車検と保安基準の関係

車両のカスタムが合法かどうかを判断するのは、保安基準と車検です。車検は、車両が安全で、道路を走行するために必要な基準を満たしているかどうかをチェックする制度です。車両の仕様変更を行う際には、その変更が法的に許されているか、保安基準に照らし合わせる必要があります。

例えば、後部座席を取り外してフルフラットにするDIYは、基本的には車検に通りません。というのも、車両の乗車定員が変更された場合、その変更に対する手続きが必要になるからです。

乗車定員の変更と構造変更

車中泊仕様にカスタマイズする際に、後部座席を取り外す場合がありますが、このような変更を行うと、元々の車両の乗車定員を変更することになり、構造変更の手続きを行わなければなりません。例えば、元の定員が6名で、3名分の後部座席を撤去した場合、乗車定員を3名に変更する手続きを取る必要があります。

この変更手続きを行うことで、後部座席がなくても車検を通すことができますが、その後、定員を超える人数で乗車することは法律で禁止されます。

車中泊仕様のDIYで避けるべき落とし穴

DIYで車中泊仕様にカスタムすることは楽しさもありますが、間違った改造をしてしまうと、車検に通らないだけでなく、最悪の場合違法となり、罰金や運転停止などの処罰を受ける可能性もあります。DIYを行う際は、以下のポイントに注意する必要があります。

難燃性素材を使用する

車内の改造で、特に重要なのが「難燃性素材」の使用です。火災のリスクを減らすため、車内に使う素材は火に強いものを選ぶことが義務付けられています。特に荷室部分に木材を使う場合、その木材が難燃性のものであれば問題はありません。例えば、木製の板が厚さ3mm以上であれば、それは難燃材として認められますので、車検に通すことができます。

5ナンバーと4ナンバーの違い

車中泊仕様の車をDIYする際、どのタイプの車両をベースにするかによって、カスタマイズできる範囲が大きく異なります。特に、5ナンバー(乗用車)と4ナンバー(貨物車)の違いを理解することが重要です。

5ナンバーの場合、後部座席を完全に取り外すことはできません。車両の後部座席部分は、乗車スペースが車両全体の50%以上を占めなければならないという制限があります。そのため、後部座席を取り外してフルフラットにするには、乗用車から貨物車への登録変更を行う必要があります。

車中泊仕様車を合法的にカスタマイズするためのステップ

車中泊仕様の車を合法的にカスタマイズするためには、具体的なステップを踏むことが必要です。以下の手順で車両を改造し、車検に通すための準備をしましょう。

  1. 車両の登録タイプを確認まず、車両が5ナンバーか4ナンバーか、あるいは8ナンバーかを確認しましょう。これにより、カスタマイズの幅が決まります。
  2. 構造変更の手続きを行う定員変更や座席の撤去を行った場合、構造変更の手続きを行いましょう。この手続きを怠ると、車検が通らなくなります。
  3. 難燃性素材の使用車内の素材に火に強いものを使用しましょう。木材の使用についても、難燃性の規定を確認することが重要です。
  4. 車両の総重量を確認車両の重量が車検証に記載された範囲内であるかを確認し、必要に応じて車検に通るよう調整を行いましょう。
  5. 保険会社への申告車両改造後は保険会社に改造内容を申告し、万が一の事故時に備えましょう。

車中泊仕様 保安基準に関する疑問解決

読者からよく寄せられる質問とその回答を以下にまとめました。これらの疑問を解消することで、さらに安心して車中泊仕様の車を楽しむことができます。

車検を通すために必要な改造は何ですか?

車検を通すためには、定員の変更や座席撤去などの改造を行った場合には必ず構造変更を行う必要があります。また、車内の素材は難燃性であることが求められます。

車両の重量が増えた場合、車検に影響はありますか?

車両の重量が車検証の記載範囲内で±50kg以内であれば、構造変更をすることなく車検を通すことができます。それ以上の変更を加えた場合には、構造変更が必要です。

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まとめ

車中泊仕様の車をDIYでカスタマイズすることは楽しいですが、車検や保安基準に関する知識をしっかりと押さえておくことが非常に重要です。構造変更や難燃性素材の使用、保険会社への申告など、さまざまな要素が絡んできますが、正しい手順を踏んでいけば、車中泊ライフを安全に、合法的に楽しむことができます。もし不安な点があれば、陸運支局で事前に確認することをお勧めします。

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