冬の車中泊は、温かさが命です。しかし、寒さの中で快適に過ごすためには、どんな暖房器具を選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。特に、消費電力や設置スペースなど、車内環境に合わせたアイテム選びが求められます。今回は、車中泊歴7年以上の筆者が実際に使用している暖房器具をもとに、冬の車中泊を快適に過ごすための「暖房器具選び」を徹底解説します。
「寒さ対策を失敗して、夜中に目が覚めてしまった…」なんて事態を避けるために、知っておきたいアイテムや選び方、さらにはその活用方法を紹介しますので、これを読んで、寒い冬の車中泊を安心して楽しんでください。
冬の車中泊で使うべき暖房器具とは？
車中泊のイメージ
冬の車中泊は、予想以上に厳しい寒さが襲うことがあります。特に車内は外気温よりも低くなりがちですから、しっかりとした暖房対策が不可欠です。では、どんな暖房器具を選ぶべきでしょうか？ポイントは、消費電力や使いやすさ、そして安全性です。ここでは、筆者が実際に使用している「スポット暖房器具」を中心に紹介します。
電気毛布冬の車中泊には必須のアイテム
まず最初に紹介するのは、筆者が車中泊を始めた頃から愛用している電気毛布です。これがあれば、寝ている間もぬくぬくです。電気毛布の魅力は、なんといっても「省エネ」かつ「場所を取らない」点です。車中泊ではスペースも限られており、できるだけコンパクトに暖を取る必要があります。
筆者が使っているのは、Sugiyama電気敷き毛布です。これを使うことで、布団の中がポカポカになり、寝ている間に寒さで目が覚めることがなくなります。消費電力はたったの55W（「強」で使用）なので、容量500Whのポータブル電源で、8時間使用しても全く問題なく使い続けられます。
また、ダニ退治モードやスライド式の無段階温度調節機能もあり、使用後の清掃も簡単なので、衛生的に使えるのが嬉しいポイントです。さらに、実売価格が3000円台というコスパの良さもおすすめです。
パネルヒーター暖かさを広げるために
次に紹介するのは、最近車中泊で活躍しているパネルヒーターです。パネルヒーターの魅力は、比較的低い消費電力で広範囲を温められる点です。車内での使用には、場所を取らずに設置できるのでとても便利です。特に、小型車両で車中泊をする場合には非常に役立ちます。
筆者が使っているのは、Sumeriy パネルヒーターです。これは4面タイプで、足元から首元まで、全身をバランスよく温めてくれます。特に、寝ている間も温かさを保てるので、冷えやすい足元や背中をしっかりとサポートしてくれます。
消費電力は145Wと省エネ設計で、容量1000Wh以下のポータブル電源でも余裕を持って使うことができます。価格も8000円前後と、十分に手頃でコストパフォーマンスが高い点が嬉しいですね。
車中泊 冬に最適な暖房器具を選ぶ際のポイント
車中泊で暖房器具を選ぶ際は、単に暖かさを求めるだけではなく、いくつかのポイントに気を付ける必要があります。ここでは、選ぶ際の大事な基準をまとめました。
消費電力を抑えつつ、しっかりと暖かさを確保
車中泊で最も大切なのは、消費電力の管理です。車内で電力を使う際、ポータブル電源の容量に限りがあるため、効率よく電力を使える暖房器具を選ぶことが重要です。電気毛布やパネルヒーターなど、比較的消費電力が少ないアイテムを選ぶと、長時間の使用が可能になります。
スペースの効率化
車中泊では、限られたスペースで快適に過ごす必要があるため、コンパクトで場所を取らない暖房器具を選ぶことが大切です。電気毛布は寝具として使用でき、パネルヒーターは壁や床に設置できるので、車内が狭くても邪魔にならずに使用できます。
安全性を最優先に
車内での暖房器具使用は安全性が非常に重要です。火災のリスクや誤作動を避けるために、信頼できるブランドを選び、使用方法をきちんと守りましょう。特に車中泊では、寝ている間に暖房器具を使用することが多いため、タイマー機能や過熱防止機能が付いているものを選ぶと安心です。
車中泊 冬に関する疑問解決
車中泊で寒さ対策をするために必要な電源容量は？
車中泊で使う暖房器具に合わせて、必要な電源容量は異なります。例えば、電気毛布は55Wの消費電力で、8時間使用するには500Wh以上のポータブル電源が必要です。パネルヒーターは、消費電力145Wで、8時間使用する場合には1000Wh以上のポータブル電源が推奨されます。
車中泊で使用する暖房器具のメリットとデメリットは？
暖房器具を選ぶ際は、以下のメリットとデメリットを確認しましょう。
- 電気毛布は消費電力が低く、寝ている間にぬくぬくと過ごせるが、広範囲の暖房には向かない。
- パネルヒーターは広範囲を温められ、車内を均一に暖めるが、消費電力がやや高めで使用時間に注意が必要。
- どちらも使い方に工夫が必要で、ポータブル電源の容量を考慮した選択が求められる。
車中泊やクルマ旅は楽しいですぞ！
本記事では、車中泊の知識的なお話しをさせていただきました。
実は、私は趣味で日本各地を気ままにクルマ旅しているのですが、実際に現地に行った人しかわからない情報を無料で公開しています。
私が実際に日本各地を車中泊で巡ったときの体験談やその場所のレポートが見たい方は下記のURLに一覧で公開していますので、車中泊や地域の情報などが知りたい方はそちらをご覧いただければと思います！
また、インスタやYOUTUBEなんかもやってますので、そちらも合わせてご覧いただいて、面白いなとかもっと知りたいななんて思ったらフォローやチャンネル登録してもらえると嬉しいです。
まとめ
冬の車中泊を快適に過ごすためには、暖房器具選びが重要です。消費電力が少なく、コンパクトで安全に使えるアイテムを選びましょう。電気毛布やパネルヒーターは、使い勝手が良く、冬の車中泊を快適に過ごすための強力な味方です。寒さをしっかりと対策して、冬の車中泊を楽しく快適に過ごしてください！
コメント