車に乗るとき、最も心配になるのは安全性ですが、事故やトラブルの際に証拠となるのが「ドライブレコーダー」です。もし、いざという時にドライブレコーダーが起動しなかったり、録画できていなかったら…それは大きな問題です。事故の証拠を残せないどころか、保険の手続きやトラブル解決にも支障をきたしてしまいます。
そこで今回は、「ドライブレコーダーが動かない!」というトラブルを未然に防ぐため、車のオーナーが知っておくべき重要なチェックポイントを徹底解説します。日々の簡単なチェックで、大きなトラブルを防ぐことができます。
ドライブレコーダーが動かない原因とチェックリスト

車について疑問を持っている人のイメージ
ドライブレコーダーが正常に動作しない原因は多岐にわたります。多くの場合、ちょっとした注意で防げるものばかりです。以下のチェックリストを実行することで、トラブルを未然に防ぎ、いざという時に頼りになる相棒を長く使い続けることができます。
内蔵バッテリーの状態を確認
ドライブレコーダーはエンジンを切った状態でも、内蔵バッテリーを使って録画を続けます。しかし、長時間駐車する場合やエンジンを頻繁に切ると、バッテリーが消耗して動作しなくなることがあります。
- 定期的にバッテリー残量を確認しましょう。特に長時間駐車した際は、確認を忘れずに。
- エンジンをかけた状態でシガーソケットから充電することが大切です。
- 走行中にバッテリーが消耗してしまわないよう、エンジンをかけたままで動作を確認してください。
高温による故障のリスク
車内は非常に高温になることがあります。特に夏場は、ドライブレコーダーが熱暴走を起こし、正常に動作しなくなることがあります。車内に放置されたドライブレコーダーは、機械にとって非常に過酷な環境です。
- 直射日光を避けるためにサンシェードを活用しましょう。
- 風通しを良くするために窓を少し開けたり、エアコンで車内を冷やすことをおすすめします。
- 手で触れないほど熱くなっている場合は、すぐに冷ますようにしましょう。
SDカードの寿命に注意
ドライブレコーダーは、録画したデータをSDカードに保存します。しかし、SDカードにも寿命があります。長期間使用していると、データが破損したり、録画に失敗する原因となることがあります。
- 定期的にSDカードを交換することが重要です。
- 予備のSDカードを準備しておき、データのバックアップをとることを強くおすすめします。
- SDカードの寿命が近づいたら、早めに交換し、保存されているデータを他の端末に移行して確認しましょう。
電源コードと接続部分の確認
車の振動や長期間の使用により、ドライブレコーダーの電源コードや接続部分が緩んだり、断線することがあります。これが原因で録画が開始されないことも。
- 接続部分を定期的にチェックし、接触不良や断線がないかを確認しましょう。
- 配線をクリップで固定することが、振動対策として効果的です。
- 電源ケーブルが緩んでいる場合は、早急に修理することが大切です。
シガーソケットの電圧チェック
トラックと普通車では、シガーソケットの電圧が異なることがあります。特にトラックの場合、シガーソケットが24Vのものもあるため、適切なアダプターが必要です。
- 自分の車のシガーソケットの電圧と、ドライブレコーダーが対応している電圧が一致しているか確認してください。
- 万が一、電圧が異なる場合は、適切な変換アダプターを用意する必要があります。
ドライブレコーダーのトラブルに関するよくある疑問
Q: ドライブレコーダーが全く起動しない場合はどうすればよいですか?
まず、バッテリーの残量や電源の接続状態を確認しましょう。それでも起動しない場合、SDカードや電圧が合っていない可能性があります。これらをチェックし、適切に対処してください。
Q: ドライブレコーダーの録画が途中で止まってしまう原因は?
録画が途中で止まる原因として、SDカードの容量不足や、電源供給が不安定なことが考えられます。定期的にSDカードを交換し、接続部分もチェックしておくと安心です。
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まとめ
ドライブレコーダーは、事故の証拠を残すためだけでなく、安全運転を支える重要なアイテムです。今回紹介した5つのチェックポイントを実践することで、トラブルを未然に防ぎ、常に信頼できる状態で使用することができます。ドライブレコーダーの点検は手間がかかるように感じるかもしれませんが、ほんの少しの時間で大きな安心を手に入れることができます。是非、今日からチェックを始めて、安心・安全なドライブをお楽しみください。
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