「会場に近いほど早く着ける」と思って近場をグルグル……気づけば満車の海と一方通行に飲まれてタイムオーバー。これが函館港まつりの駐車場で9割がハマる罠です。この記事は、検索でたどり着いたあなたの「どこに停めれば?何時に動けば?雨や子連れは?」を、最短で安心にたどり着く“勝ち筋”に置き換えるための完全ガイド。地図を広げる前に、まずは“考え方”から一緒に整えましょう。
まず結論満車でも停められる人の思考法

車の前で困っている人のイメージ
駐車場は「近い順」ではなく“動線の速さ×退出の楽さ×総コスト”で選ぶのが秘訣です。会場直近は入庫も退出も詰まりやすい。一方で、市電(路面電車)1〜2区間+徒歩10分の組み合わせは、入出庫も人流も分散できて実到着が最速になりやすいのが函館の特徴。さらに最大料金のあるコインPや時間貸しホテルPを使えば、予算のブレも最小化できます。
“黄金リング”を使う会場を一周外側で探す
会場周囲を同心円で見ると、「外周1本外」(市電停留所のある幹線沿い)がもっとも“空きやすく、早い”。函館駅周辺・五稜郭/本町・湯の川から市電で寄せる作戦が王道です。
ピークの波を読む花火・パレードで山が違う
花火大会は16:00〜18:00入庫が激戦、パレードは開始2時間前から一方通行・規制で迷子が急増。いずれも終了30分前から退出渋滞が始まるため、余韻を楽しんでから出る方がトータル早いことが多いです。
時間帯×イベント別到着目安と動線シナリオ
花火大会の日17時半には「車を離れている」状態へ
理想は16時台に外周エリアへ入庫→市電か徒歩で移動→17時半には観覧場所確保。終演後は20〜30分待って人流が割れたら戻るとスムーズに出られます。
パレードの日規制の“切れ目”を跨がない
会場直近の小さな駐車場は規制で出られなくなることがあるため、最初から外周に停めて徒歩で回遊するのが安全。折返し地点付近に寄ると人流が分散し、移動が楽です。
エリア別の停めどころ早見表(相場・徒歩/市電・向き不向き)
以下は現地の傾向をもとにした目安です。具体の料金・規制は毎年変わるため、出発当日の最新情報は必ず現地掲示や公式発表で確認してください。
候補エリア | 料金の目安 | 会場までの移動感覚 | 混雑ピーク | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
函館駅周辺 | 短時間は数百円/30分、最大は千円台前半の看板が多い傾向 | 徒歩10〜20分、または市電で1〜2区間 | 夕方と終演後 | 土地勘が薄い人や帰路を楽にしたい人 |
ベイエリア(赤レンガ周辺) | 観光地相場で短時間単価はやや高め、最大料金の有無で差が大きい | 徒歩圏。観覧・飲食の回遊性が高い | 日中とイベント直前 | 観光も兼ねたいカップル・友人グループ |
五稜郭/本町 | 終日最大ありのコインPが見つかりやすい傾向 | 市電で数区間+徒歩 | 夕方に空きが戻ることあり | 費用と退出のバランス重視派 |
湯の川方面 | 観光ホテルの時間貸しや広めの駐車場が点在 | 市電で数区間、徒歩は長め | 帰路の幹線合流が混みやすい | 渋滞を避けて帰りを楽にしたい家族連れ |
今すぐ真似できる“最短駐車術”7選
以下は、初見でもすぐ効く実戦手順です。順番にやるだけで迷走リスクが激減します。
- 出発前に「最大料金の有無」と「車高制限」を意識して候補を3つ用意し、最終判断は現地の満空と動線で決めると合理的です。
- 会場に近づいたら直進で詰まる道は避け、外周の大きな通りに沿って停め→市電→歩くの順で組み立てると早く着きます。
- 空車表示の小規模Pに固執せず、「満車→空き」反転の早い中〜大規模Pへ回ると入替えチャンスを得やすいです。
- 花火は音が聞こえる範囲で十分楽しめるため、視界の抜け(建物の高さ・海側の開け)を優先し徒歩時間を短縮すると快適です。
- 退出は信号2つ先の幹線まで一気に抜けられる出口方向を選ぶと、渋滞の波に飲まれにくいです。
- 雨天予報なら立体駐車場や高架下を第一候補にし、濡れにくい導線(アーケードや屋根の連続)を地図でつないでおくと安心です。
- 駐車場予約サービスやホテル時間貸しの活用を検討し、当日は「予約1・現地2」のデュアルプランにすると失敗が激減します。
上の7手を「機械的に」回すだけでも、実到着は目に見えて早くなります。
モデルプランでイメージを固める
例えば、家族連れなら五稜郭で入庫→市電で会場寄せ→観覧→余韻を楽しんでから戻る。カップルならベイエリアに停めて飲食→観覧→ライトアップと夜景を散歩。雨なら立体Pから屋根続き動線を選びましょう。どれも「外周×公共交通×退出計画」の三点セットです。
避けたいNG行為(失点は一瞬で積み上がる)
無駄なトラブルを避けるため、次の行動はやめましょう。
- コンビニや月極駐車場への無断駐車は厳禁であり、レッカーや高額請求のリスクがあります。
- 路上での乗降や待機は人身事故や渋滞の原因になるため、必ず安全なスペースで停車すべきです。
- 最大料金の「繰り返し適用」を見落とすと、想定外の課金になるため、必ず掲示の条件を読んでから入庫すべきです。
雨・子連れ・高齢者・バリアフリー配慮
ベビーカーや杖利用なら、エレベーターのある立体Pや段差の少ない経路を優先してください。会場は賑わいが大きく、音量・人波・夜間の視認性が負担になります。見通しの良い場所で早めに休憩を取り、帰路を短縮するなら外周の停留所から先に乗るのがコツです。なお、EVは事前に急速・普通充電スポットの営業時間をチェックして、観覧前に充電→観覧後は直帰の順にすると安心です。
持ち物の最適解(雨天・夜間)
荷物は軽さが命。迷ったら次の3点に絞ると機動力を落としません。
- 両手が空くレインウェアや小型折りたたみ傘があると、急な雨でも安全に移動できます。
- モバイル決済と小銭の両方を用意すると、屋台・コインPのどちらにも対応できます。
- 足元は滑りにくい靴を選ぶと、帰りの混雑でも転倒リスクを下げられます。
車に関する疑問解決
Q. 子連れ・高齢者がいる場合、どこに停めるのが安全?
A. 立体駐車場+市電1区間が最適解。エレベーターで昇降し、停留所の段差が少ない出入口を選びましょう。帰路は会場最寄ではなく1つ手前の停留所から乗ると着席率が上がります。
Q. 宿泊者はホテルの時間貸しを使ってもいい?
A. 駐車枠は宿泊者優先が基本。時間貸しを受け付けている施設もありますが、連泊の入出庫時間や打刻方法に制限があるため、フロントで必ず確認しましょう。
Q. 送迎だけしたい。どこで降ろすのが安全?
A. 幹線から一本外れた停車可能なスペースで、人の乗降は短時間で。会場直近は一方通行や規制で逆走・急停車の危険が高まります。
Q. 混みすぎて停められないときの最終手段は?
A. 外周をさらに一つ広げるか、五稜郭/湯の川からのパーク&ライドに切り替えましょう。終演後の退出が劇的に楽になります。
Q. 料金を抑えたい。何を見る?
A. 最大料金の適用条件(曜日・時間帯)と、入庫からのカウント方式を看板でチェック。打刻忘れがあるタイプは最初に処理しておくと安心です。
当日のチェックと情報更新のコツ
現地掲示・警備員の案内・公式の交通規制図が最優先です。SNSなどの“空き情報”は鮮度が命なので、自分の目で見える外周道路の流れを重視してください。帰路は信号が続く道よりバイパス系を選び、右折より左折で抜けると待ち時間が減ります。
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近場の駐車場が満車だったらどうする?
車で行くときは、駐車場をどこにするか問題が常に付きまといます。
特に観光地や有名な場所ほど目的地に近い駐車場が限られています。なので、大体「満車」になっています。
せっかく来たのに、駐車場探すだけで20分や30分も時間を費やすのは時間がもったいないですよね?
そんなときは事前予約型の駐車サービスで確保しておくと、現地で焦る心配もありませんし、気持ちの余裕が生まれてより楽しい時間を過ごすことができます。
「akippa」や「安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)
」など、スマートフォンから簡単に駐車場を予約できるサービスがあります。月極駐車場や個人の駐車スペースを手頃な価格で利用できるほか、コインパーキングの相場よりも安い駐車場が見つかるかもしれません。事前に予約すれば、駐車場の空き状況を心配せず、スムーズに目的地へ向かえるでしょう。
車中泊やクルマ旅は楽しいですぞ!
本記事では、車での旅行で役立つ情報についてお話しさせていただきました。
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結論外周×公共交通×退出計画が“勝ち”
会場直近=最短到着ではありません。外周に賢く停める→市電・徒歩で素早く寄せる→退出は波を外す。この三点を守るだけで、駐車も観覧もグッと快適になります。あなたの時間・安全・費用を守る最適解は、いつだって「少し離して賢く近づく」。今日の準備が、当日の余裕を生みます。さあ、“迷わない駐車”で函館港まつりを思いきり楽しみましょう。
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