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軽自動車の車検費用っていくらなの?9割が知らない2026年最新相場と節約術を完全解説

車の知識

「えっ、軽自動車なのに車検で10万円超え?」そんな衝撃を受けた経験はありませんか?維持費が安いはずの軽自動車なのに、車検の見積もりを見て愕然とした方は少なくないはずです。実は、車検費用は依頼先や車の状態によって3万円台から10万円以上まで大きな差が生まれます。

この記事では、2026年1月時点の最新情報をもとに、軽自動車の車検費用の正確な相場から、誰でも実践できる節約術まで徹底的に解説します。2025年4月から車検制度が変わり、満了日の2ヶ月前から受検可能になったことをご存知でしょうか?知らないままでは損をしてしまうかもしれません。

この記事の要約
  • 軽自動車の車検費用相場は約4万円から9万円で、法定費用と整備費用の内訳を理解することが節約の第一歩
  • 2025年4月施行の制度改正により車検は満了日2ヶ月前から受検可能となり、混雑回避と計画的な準備が実現
  • 業者選びと日頃のメンテナンス次第で数万円の節約が可能であり、複数見積もり比較が賢い車検の鍵
  1. 軽自動車の車検費用の相場はいくらなのか?
  2. 車検費用の内訳を完全理解しよう
    1. 法定費用とは何か?
    2. 車検基本料と整備費用の違い
  3. 業者別の車検費用相場を徹底比較
    1. ディーラー車検の特徴
    2. 車検専門店やカー用品店の特徴
    3. ガソリンスタンドや整備工場の特徴
  4. 2025年4月施行の車検制度改正で何が変わったのか?
  5. 車検費用が高くなってしまう4つの原因
    1. 新車登録から13年以上経過している場合
    2. 走行距離が10万キロを超えている場合
    3. タイヤやブレーキ周りの交換が必要な場合
    4. フロントガラスにヒビがある場合
  6. 車検費用を賢く節約する5つのポイント
    1. 複数の業者から見積もりを取る
    2. 早期予約割引やキャンペーンを活用する
    3. 日頃からこまめなメンテナンスを心がける
    4. 整備内容を確認して不要な項目を見直す
    5. ディーラー以外の選択肢も検討する
  7. 2026年度税制改正で自動車関連税はどう変わるのか?
  8. 車検で「あるある」トラブルとその乗り越え方
    1. 代車が借りられない問題
    2. 見積もりより大幅に高くなった時の対処法
  9. 車検不合格の「よくある原因」と当日リカバリー術
    1. ヘッドライトの光軸ズレは盲点
    2. タイヤの溝は「ギリギリセーフ」でも危険
    3. 当日再検査は2回まで無料という事実
  10. 繁忙期に予約が取れない時の裏技
    1. 穴場は平日の午前中
    2. キャンセル待ちを活用する
    3. 候補業者を複数持っておく
  11. 知っておくと得する車検の「グレーゾーン」知識
    1. エアコンフィルターの交換は車検に必須ではない
    2. エンジンオイルも車検とは直接関係ない
    3. 発煙筒の期限切れでも車検は通る(ただし推奨はしない)
  12. 「車検と一緒にやるべきこと」と「別でいいこと」の見極め方
    1. 車検と一緒にやった方がいいもの
    2. 別のタイミングでもいいもの
  13. 車検のプロが教える「本当に大事なチェックポイント」
    1. 下回りの錆と腐食
    2. ブーツの破れ
    3. オイル漏れの兆候
  14. ぶっちゃけこうした方がいい!
  15. 軽自動車の車検費用に関するよくある質問
    1. 軽自動車の車検費用は普通車と比べてどれくらい安いのか?
    2. 車検は満了日のギリギリに受けても問題ないのか?
    3. ユーザー車検は本当にお得なのか?
    4. 車検時に必要な書類は何か?
  16. まとめ

軽自動車の車検費用の相場はいくらなのか?

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

まず結論からお伝えすると、軽自動車の車検費用の相場はおおむね4万5千円から9万円程度です。普通車の車検費用が6万円から17万円程度であることと比較すると、軽自動車は確実に安く抑えられる傾向にあります。ただし、これはあくまで目安であり、車の状態や依頼する業者によって大きく変動することを忘れてはいけません。

軽自動車の車検費用が普通車より安くなる最大の理由は、自動車重量税にあります。普通車は車両重量に応じて税額が変わり、重い車ほど高額になりますが、軽自動車は車両重量に関係なく一律で設定されています。また、自賠責保険料も普通車より低く設定されているため、法定費用だけで比較しても軽自動車は大幅にお得なのです。

しかし、「軽自動車だから安い」と油断していると、整備内容次第では普通車と変わらない出費になることもあります。特に年式が古い車や走行距離が長い車は、部品交換が必要になるケースが多く、費用がかさみやすい傾向があります。

車検費用の内訳を完全理解しよう

車検費用を正しく把握するためには、その内訳を理解することが不可欠です。車検費用は大きく分けて法定費用車検基本料、そして整備費用の3つで構成されています。

法定費用とは何か?

法定費用とは、国や保険会社に支払う費用であり、どの業者に依頼しても金額は変わりません。軽自動車の法定費用は、2026年1月時点で合計約2万6千円から2万8千円程度となっています。

項目 金額 備考
自賠責保険料(24ヶ月) 17,540円 2025年度は据え置き、2026年度は値下げの可能性あり
自動車重量税(13年未満) 6,600円 エコカーは減税対象、13年超で8,200円、18年超で8,800円
印紙代 1,800円 指定工場の場合、OSS申請なら1,600円

注目すべきは、自動車重量税は車の経過年数によって増額されるという点です。新車登録から13年を超えると8,200円に、さらに18年を超えると8,800円に上がります。これは環境負荷の観点から古い車に対して課される重課であり、長年愛車に乗り続けている方は注意が必要です。

車検基本料と整備費用の違い

車検基本料は、車検を依頼する業者に支払う費用です。24ヶ月定期点検料や検査代行手数料などが含まれており、業者によって金額設定が異なります。ディーラーでは3万5千円から6万円程度が相場ですが、車検専門店やカー用品店では1万5千円から4万円程度に抑えられることもあります。

整備費用は、車検を通すために必要な部品交換や修理にかかる費用です。ブレーキパッドやタイヤ、バッテリーなどの消耗品交換が必要になると、数千円から数万円の追加費用が発生します。この部分が車検費用の差を生む最大のポイントであり、日頃のメンテナンス状況によって大きく変わってきます。

業者別の車検費用相場を徹底比較

車検を依頼できる業者は複数あり、それぞれに特徴があります。費用重視なのか、品質重視なのか、あなたのニーズに合った業者を選ぶことが大切です。

ディーラー車検の特徴

ディーラー車検の費用相場は5万円から10万円程度と、他の業者と比較して高めに設定されています。しかし、メーカー直系ならではの安心感があり、純正部品の使用や手厚いサポート体制が整っています。車種ごとの特性を熟知した整備士が対応するため、精度の高い点検や的確な整備が受けられるのが強みです。リコール対応やメーカー保証に関する確認も同時に行えるため、保証期間内の車であればディーラー車検を選ぶメリットは大きいでしょう。

車検専門店やカー用品店の特徴

車検専門店の費用相場は4万円から7万円程度で、ディーラーより低価格でありながらスピーディーな対応が魅力です。車検に特化しているため効率的な作業が可能であり、中には即日完了するケースもあります。カー用品店では、店頭の商品からスタッフと相談しながら交換部品を選べるため、費用を抑えながら必要な整備を受けられます。

ガソリンスタンドや整備工場の特徴

ガソリンスタンドでの車検は2万5千円から7万円程度と比較的低価格で、給油のついでに予約や相談ができる利便性が魅力です。ただし、整備は外部委託の場合もあり、技術力に差が出ることもあるため、口コミや評判を確認してから依頼することをおすすめします。街中の整備工場は部品の選択肢が豊富で、汎用品や中古部品を使った修理の相談にも柔軟に対応してくれることが多く、コストパフォーマンスの高さが魅力といえるでしょう。

2025年4月施行の車検制度改正で何が変わったのか?

2025年4月1日から、道路運送車両法施行規則の改正により、車検を受けられる期間が拡大されました。従来は有効期間満了日の1ヶ月前からでしたが、改正後は2ヶ月前から受検可能になっています。

この制度改正の背景には、年度末に車検需要が集中する問題がありました。特に2月から3月は予約が取りづらく、自動車整備士も残業や休日出勤を余儀なくされていました。2ヶ月前から受検可能になることで需要が分散し、ユーザーにとっても整備士にとっても、より良い環境が整うことが期待されています。

重要なのは、2ヶ月前に受検しても次回の有効期限は変わらないという点です。例えば、2026年7月10日が満了日の場合、5月10日に受検しても6月10日に受検しても、次回の有効期限は2028年7月10日のままです。早めに受けても損にはならないので、混雑を避けて計画的に車検を受けることができます。

また、自賠責保険の更新も同様に2ヶ月前から可能になりました。これにより、保険切れによる無保険走行のリスクを減らし、安心して更新手続きができるようになっています。

車検費用が高くなってしまう4つの原因

「思っていたより車検費用が高かった」という経験をした方は多いはずです。軽自動車であっても車検費用が高額になるケースには、いくつかの共通した原因があります。

新車登録から13年以上経過している場合

前述の通り、自動車重量税は新車登録から13年を超えると増額されます。さらに、年式が古い車は部品の劣化も進んでおり、交換が必要な箇所が増える傾向があります。エンジンベルトやドライブシャフトなど、大きな部品の交換が必要になると、それだけで数万円の出費になることもあります。

走行距離が10万キロを超えている場合

走行距離が10万キロを超えると、さまざまなパーツで不具合が発生する可能性が高まります。タイヤやバッテリー、ブレーキパッドなどの消耗品はもちろん、サスペンションやCVTフルードの交換が必要になることもあります。メーカー保証も切れていることがほとんどなので、修理費用はすべて自己負担となります。

タイヤやブレーキ周りの交換が必要な場合

タイヤの溝の深さが基準に満たない場合や、ブレーキパッドの摩耗が進んでいる場合は、交換が必須となります。軽自動車のタイヤは1本あたり4千円から1万円程度ですが、4本すべて交換すると工賃込みで3万円以上かかることもあります。ブレーキパッドの交換も工賃込みで1万円から2万円程度が相場です。

フロントガラスにヒビがある場合

意外と見落としがちなのがフロントガラスの状態です。小さな飛び石でもヒビが広がると車検に通らなくなります。軽自動車のフロントガラス交換は、部品代と工賃を含めて5万円から10万円程度が相場となっており、これだけで車検費用が大幅に上がってしまいます。

車検費用を賢く節約する5つのポイント

車検費用は、ちょっとした工夫で数千円から数万円も変わることがあります。ここでは、誰でも実践できる具体的な節約方法をご紹介します。

複数の業者から見積もりを取る

車検費用は業者によって大きく異なるため、1社だけで決めるのはもったいないことです。最低でも2社以上から見積もりを取り、法定費用と整備費用の内訳を確認しましょう。同じ整備内容でも1万円から2万円の差がつくことは珍しくありません。

早期予約割引やキャンペーンを活用する

多くの車検業者では、早期予約割引やリピーター割引、紹介割引などを提供しています。公式サイトやチラシをチェックし、お得なキャンペーンを見逃さないようにしましょう。車検満了日の1ヶ月以上前には準備を始めることをおすすめします。

日頃からこまめなメンテナンスを心がける

車検時にまとめて部品交換をすると費用がかさみますが、日頃からこまめにメンテナンスをしておけば、車検時の出費を抑えることができます。エンジンオイルの交換やタイヤの空気圧チェック、バッテリーの点検など、基本的なメンテナンスを習慣化しておくと安心です。異音や違和感を感じたら早めに点検を受けることで、大きな修理を防ぐこともできます。

整備内容を確認して不要な項目を見直す

業者によっては、安全性に直結しない箇所まで「念のため交換しましょう」と提案してくることがあります。見積もりに曖昧な表記がある場合は、具体的な整備内容を確認し、本当に必要かどうかを判断しましょう。ただし、ブレーキやタイヤなど安全に関わる部分はしっかり整備することが大前提です。

ディーラー以外の選択肢も検討する

ディーラー車検は品質が高い一方で費用も高くなりがちです。メーカー保証が切れている場合は、車検専門店やカー用品店、整備工場なども検討してみましょう。必要最低限の整備で費用を抑えつつ、安心して車検を受けることができます。

2026年度税制改正で自動車関連税はどう変わるのか?

2026年度の税制改正では、自動車関連税についていくつかの重要な変更が予定されています。まず、自動車購入時にかかる環境性能割が2026年3月31日をもって廃止される方向で合意されました。これは自動車ユーザーにとって朗報であり、車の購入時の負担が軽減されることになります。

一方、エコカー減税については2026年4月30日まで延長されていますが、燃費基準が引き上げられているため、対象車の範囲は狭まっています。電気自動車や燃料電池車、プラグインハイブリッド車は引き続き免税対象ですが、ガソリン車やハイブリッド車は達成基準が厳しくなっています。

また、自賠責保険料については2025年度は据え置きとなりましたが、2026年度には値下げの可能性が示唆されています。これは保険手続きのデジタル化により経費が削減されたことが背景にあり、ユーザーにとってはさらなる負担軽減につながる可能性があります。

車検で「あるある」トラブルとその乗り越え方

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

車検の経験者なら「あ〜、それ分かる!」と思わず頷いてしまう場面があるはずです。ネットには載っていないけれど、実際に起こりがちなトラブルと、その現実的な解決策をお伝えします。これを知っているかどうかで、当日の対応が大きく変わります。

代車が借りられない問題

「車検中は代車を貸してもらえるものだろう」と思い込んでいませんか?実はこれ、業者の好意によるサービスであって、義務ではないのです。特に繁忙期の2月〜3月は代車がフル稼働しており、「すみません、ちょうど全部出払っていまして…」と断られるケースが頻発します。

代車問題を回避するコツは3つあります。まず、見積もり時点で代車の有無を必ず確認すること。次に、予約を取る際に「この日なら代車も確保できます」という日程を提案してもらうこと。そして、どうしても代車が必要な場合は、1日車検やスピード車検に対応している業者を選ぶことです。当日中に終われば代車の心配自体がなくなります。

代車を借りた場合の注意点も押さえておきましょう。代車には任意保険が付いていないケースが多いのです。万が一事故を起こした場合、自分の任意保険に「他車運転特約」が付帯されているかを事前に確認してください。付いていなければ、修理費用を全額自己負担することになりかねません。また、ガソリンは借りた時の状態で返すのがマナーです。満タンで借りたら満タンで返す。これを忘れると次回から貸してもらえなくなることもあります。

見積もりより大幅に高くなった時の対処法

「事前見積もりでは5万円だったのに、実際には8万円請求された」という声をよく聞きます。この差額はどこから生まれるのでしょうか?

多くの場合、原因は分解点検後に見つかった不具合にあります。外から見ただけでは分からなかったブレーキの摩耗や、オイル漏れの兆候などが、実際に車を持ち上げて点検した段階で発覚するのです。これは決して不正ではなく、むしろ丁寧な点検の結果と言えます。

とはいえ、高額な追加費用を突然提示されると動揺しますよね。そんな時は以下の対応を覚えておいてください。まず、「なぜその整備が必要なのか」を具体的に説明してもらうこと。「念のため交換をおすすめします」という曖昧な説明ではなく、「この部品がここまで摩耗していて、保安基準を満たさないから」という明確な理由を求めましょう。

次に、「車検を通すために必須か、それとも推奨か」を区別してもらうこと。車検に通すための必須整備と、「このタイミングでやっておいた方がいい」という推奨整備は全く別物です。推奨整備は後日に回すことも可能です。

どうしても納得できない場合は、作業前であればキャンセルする権利があります。ただし、分解点検後のキャンセルは工賃が発生する場合が多いので、見積もり段階で「追加整備が発生した場合は必ず連絡をもらえるか」を確認しておくと安心です。

車検不合格の「よくある原因」と当日リカバリー術

ユーザー車検でなくても、整備工場での事前チェックを経ても、意外なところで不合格になるケースがあります。知っておけば防げる「よくある原因」と、万が一不合格になった場合のリカバリー方法を解説します。

ヘッドライトの光軸ズレは盲点

2024年8月から、ヘッドライトの検査が完全ロービーム基準に移行しました。以前は「ロービームがダメでもハイビームでOKなら合格」という救済措置がありましたが、今は通用しません。この変更により、光軸ズレで不合格になる車が急増しています。

光軸がズレる原因は日常のちょっとしたことにあります。段差への乗り上げ、重い荷物の積み下ろし、サスペンションのヘタリ、タイヤの摩耗など、気づかないうちにズレは進行しています。特に社外品のLEDバルブに交換している場合は要注意です。純正バルブと発光点が異なるため、リフレクターとの相性が悪いと正しい配光にならず、不合格の原因になります。

対策として、車検前に「テスター屋」と呼ばれる予備検査場を利用することをおすすめします。運輸支局の近くにあることが多く、2,000円前後で光軸調整をしてくれます。ここで調整してからそのまま検査場に向かえば、光軸で落ちるリスクを大幅に減らせます。

タイヤの溝は「ギリギリセーフ」でも危険

車検の合格基準は溝の深さ1.6mm以上です。スリップサインが露出していなければ通りますが、1.6mmギリギリで合格しても、翌日から安全に走れるとは限りません。

実は、タイヤの性能は溝が4mmを切ると急激に低下します。特に雨の日のブレーキ性能は顕著で、ハイドロプレーニング現象(タイヤが水に浮いてコントロールを失う状態)が起きやすくなります。車検を通すことと、安全に走ることは別問題なのです。

タイヤ交換を車検と同時にするか、別にするかは費用対効果で考えましょう。車検時に交換すれば持ち込む手間が一度で済みますが、車検費用にタイヤ代が上乗せされるため、トータルの支出が大きく見えます。一方、別のタイミングで交換すればランニングコストを分散できますが、交換時期を忘れる可能性があります。車検から3ヶ月以内に溝が1.6mmに達しそうな場合は、車検と同時に交換してしまうのが賢明です。

当日再検査は2回まで無料という事実

車検で不合格になっても、慌てる必要はありません。当日中であれば2回まで無料で再検査を受けられます。つまり、初回を含めて3回のチャンスがあるということです。

再検査のポイントは、検査官にどこがダメだったかをきちんと確認することです。「光軸が上にズレている」「ブレーキの効きが弱い」など具体的に教えてもらい、その場で対処できるものなら対処します。運輸支局の近くには先述の「テスター屋」があることが多いので、光軸調整やサイドスリップ調整など、簡単な調整ならすぐに直せます。

もし当日中に対処できない不具合が見つかった場合は、「限定自動車検査証」を発行してもらいましょう。これは15日間有効で、その期間内に不適合箇所だけ再検査すればOKです。費用は1,800円程度で、全項目をやり直す必要はありません。ただし、15日を過ぎると最初からやり直しになるので、早めに整備して再検査に臨んでください。

繁忙期に予約が取れない時の裏技

2月〜3月の車検繁忙期は、どの業者も予約でパンパンです。「満了日まであと2週間なのに、どこも予約が取れない!」という焦りを経験した方も多いでしょう。そんな時に使える現実的な対処法をお伝えします。

穴場は平日の午前中

土日祝日は予約が集中しますが、平日、特に火曜日から木曜日の午前中は比較的空いている傾向があります。どうしても繁忙期に車検を受けなければならない場合は、有給休暇を使ってでも平日を狙う価値があります。

また、午前中の早い時間帯を選ぶと、その日のうちに車が戻ってくる可能性が高まります。午後の予約だと「明日のお渡しになります」と言われることが多いのに対し、朝一番なら当日完了を目指せます。

キャンセル待ちを活用する

希望日に空きがなくても、キャンセル待ちリストに入れてもらう方法があります。キャンセルは意外と出るもので、特に前日や当日に空きが出ることがあります。「もしキャンセルが出たら連絡をもらえますか?」と一言お願いしておくだけで、チャンスが広がります。

候補業者を複数持っておく

一つの業者に固執せず、事前に3〜4社の候補をリストアップしておきましょう。A社がダメでもB社なら空いていた、というケースは珍しくありません。「ここしかない」と思い込まず、視野を広げることが大切です。

特に、大手チェーンだけでなく地元の小規模な整備工場も候補に入れてください。大手は知名度があるぶん予約が殺到しますが、地元密着の工場は意外と空いていることがあります。腕のいい工場を見つければ、価格交渉にも応じてもらいやすく、長い付き合いができるメリットもあります。

知っておくと得する車検の「グレーゾーン」知識

車検には「絶対ダメ」と「まあOK」のグレーゾーンが存在します。これを知っているかどうかで、無駄な出費を防げることがあります。

エアコンフィルターの交換は車検に必須ではない

「エアコンフィルターも交換しておきましょうか?」と提案されることがありますが、エアコンフィルターは車検の検査項目ではありません。汚れていても車検には通ります。もちろん定期的な交換は推奨されますが、車検のタイミングでなければいけないわけではありません。自分で交換すれば数百円〜2千円程度で済むパーツなので、工賃を節約したい方は後日DIYで交換するのも一つの手です。

エンジンオイルも車検とは直接関係ない

同様に、エンジンオイルの状態も車検の合否には影響しません。ただし、あまりにも汚れていたり量が極端に少なかったりすると、エンジンの調子に影響し、排気ガス検査で引っかかる可能性はゼロではありません。定期的な交換は大切ですが、「車検だから絶対変えなきゃ」というものではないことを覚えておいてください。

発煙筒の期限切れでも車検は通る(ただし推奨はしない)

発煙筒には有効期限がありますが、実は有効期限切れでも車検には通ります。車検の検査項目は「発煙筒があるかどうか」であり、「有効期限内かどうか」ではないためです。ただし、いざという時に使えなければ意味がないので、車検を機に新品に交換しておくことをおすすめします。1本500円〜1,000円程度です。

「車検と一緒にやるべきこと」と「別でいいこと」の見極め方

車検時には「ついでにこれも…」と勧められることが多いですが、本当に同時にやるべきなのかどうか、冷静に判断することが節約につながります。

車検と一緒にやった方がいいもの

法定12ヶ月点検は車検と同時に受けるのが効率的です。別々に受けると2回持ち込む手間がかかりますし、点検項目が重複している部分もあるため、同時実施でコストを抑えられることがあります。

ブレーキフルードの交換も車検のタイミングで行うのがおすすめです。ブレーキフルードは吸湿性があり、時間とともに水分を含んで劣化します。2年に1度の車検のタイミングで交換するサイクルが理想的です。

別のタイミングでもいいもの

バッテリー交換は、弱っているなら車検を待たずに早めに交換した方がいいですし、まだ元気なら車検後でも構いません。車検の検査項目にバッテリーの状態は含まれていないため、車検時に強制的に交換する必要はありません。

ワイパーゴムも同様です。拭きムラが出てきたら交換すればよく、車検のタイミングに合わせる必要はありません。ただし、ワイパーの作動確認は検査項目なので、作動しない場合は修理が必要です。

車検のプロが教える「本当に大事なチェックポイント」

整備士が車検時に特に注視しているポイントを知っておくと、日頃のセルフチェックにも役立ちます。

下回りの錆と腐食

普段は見ることのない車の下回りは、塩害や水はね、融雪剤などによって想像以上に錆が進行していることがあります。特にフレームやサスペンションアームの錆は、進行すると修理に高額な費用がかかります。海沿いや雪国にお住まいの方は、年に1回は下回りを洗浄し、防錆処理を施すことで寿命を延ばせます。

ブーツの破れ

ドライブシャフトブーツやステアリングラックブーツなど、ゴム製のブーツ類は経年劣化で硬化し、ひび割れや破れが生じます。ブーツが破れるとグリスが飛び散り、内部に水や砂が入って故障の原因になります。破れたまま放置すると、ブーツ交換だけでは済まず、シャフト丸ごと交換になることも。早期発見・早期対応が肝心です。

オイル漏れの兆候

駐車場に油染みがないか、エンジンルームにオイルの滲みがないかを定期的にチェックしましょう。軽微なオイル漏れは車検には通ることが多いですが、放置すると漏れがひどくなり、エンジンを傷める原因になります。漏れの原因を特定し、パッキンやシール類の交換で対処できるうちに手を打つことが大切です。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで読んでくださった方には、正直なところをお話しします。車検って、ぶっちゃけ「面倒くさいし、お金かかるし、よく分からない」というのが本音じゃないでしょうか。でも、その「よく分からない」をそのままにしておくと、知らない間に損をしている可能性が高いんです。

個人的にはこうした方が、ぶっちゃけ楽だし効率的だと思っています。

まず、車検の2ヶ月前になったら「見積もり週間」を設定してください。週末に1社、翌週に1社と、2〜3社から見積もりを取るだけでOK。ネットで予約できる業者も増えているので、電話が苦手な方でも大丈夫です。見積もりを比較すると、「この業者は基本料が安いけど部品代が高い」「この業者は代車無料だけど整備に3日かかる」など、各社の特徴が見えてきます。この比較作業をするかしないかで、1万円から3万円の差が生まれることはザラです。

次に、「車検は満了日の1ヶ月半前に予約、1ヶ月前に実施」というスケジュールを鉄則にしてください。2025年4月から2ヶ月前でも有効期限が短くならなくなったので、早めに動いても損はしません。ギリギリまで引っ張るメリットは一つもなく、むしろ繁忙期に予約が取れなくて焦るリスクだけが残ります。

そして、これが一番大事なんですが、「車検を受ける業者」と「日頃お世話になる業者」を分けて考えないでください。「車検は安いところで、普段のメンテナンスはディーラーで」という使い分けをすると、車の整備履歴がバラバラになり、どこも本当の状態を把握できなくなります。信頼できる一つの業者と長く付き合う方が、トータルでは安心できますし、「お得意様割引」が効くようになることもあります。

最後に、車検は「出費」ではなく「投資」と考えてみてください。「安けりゃいい」で選ぶと、整備が不十分で後から大きな修理費がかかることがあります。逆に、適切なメンテナンスを続ければ、軽自動車は10年10万キロを超えてもまだまだ元気に走れます。2年後の車検、4年後の車検、その先まで見据えて、「今回いくら払うか」ではなく「トータルでいくら得するか」を考えることが、本当に賢い車検の受け方です。

面倒だからこそ、仕組み化してしまえば楽になります。「車検の時期が来たら、見積もりを取って、比較して、早めに予約」。このシンプルなルーティンを身につければ、もう車検で悩むことはなくなりますよ。

軽自動車の車検費用に関するよくある質問

軽自動車の車検費用は普通車と比べてどれくらい安いのか?

軽自動車の車検費用は普通車と比較して、法定費用だけでも1万円から2万円程度安くなります。普通車の自動車重量税は車両重量によって異なり、最安でも8,200円から最高5万円近くかかることがありますが、軽自動車は一律6,600円(13年未満の場合)です。また、整備費用もタイヤやオイルのサイズが小さいため、普通車より安く抑えられる傾向にあります。

車検は満了日のギリギリに受けても問題ないのか?

法的には満了日までに車検に合格すれば問題ありませんが、ギリギリのスケジュールはおすすめしません。希望の日時で予約が取れなかったり、整備に時間がかかって当日中に終わらなかったりする可能性があります。2025年4月からは満了日の2ヶ月前から受検可能になったので、余裕を持って準備を始めることをおすすめします。

ユーザー車検は本当にお得なのか?

ユーザー車検は車検基本料がかからないため、法定費用のみで済ませることができます。しかし、平日のみの受付であること、24ヶ月点検を別途受ける必要があること、車の知識が必要であることなど、デメリットもあります。手続きや整備に慣れている方には有効な方法ですが、不慣れな方が安易に手を出すと逆に費用や手間がかかってしまう可能性があるため注意が必要です。

車検時に必要な書類は何か?

車検を受ける際に必要な書類は、自動車検査証(車検証)、自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)、軽自動車税の納税証明書の3点です。2024年1月から車検証は電子化されA6サイズになりましたが、以前のA4サイズでも車検を受けることは可能です。納税証明書については、オンラインで納税状況が確認できるため、原則として不要になっていますが、納税直後でシステムに反映されていない場合は持参したほうが安心です。

まとめ

軽自動車の車検費用は、法定費用約2万6千円に車検基本料と整備費用を加えて、おおむね4万5千円から9万円程度が相場です。普通車と比較すると確実に安く抑えられますが、車の状態や依頼する業者によって大きく変動することを忘れてはいけません。

車検費用を賢く節約するためには、まず複数の業者から見積もりを取って比較検討することが重要です。また、日頃からこまめなメンテナンスを心がけることで、車検時の突発的な出費を防ぐことができます。2025年4月からは車検の受検可能期間が2ヶ月前に拡大されたので、混雑を避けて計画的に準備を進めましょう。

2026年度は環境性能割の廃止や自賠責保険料の値下げ可能性など、自動車ユーザーにとって嬉しいニュースもあります。最新の制度改正情報をチェックしながら、あなたに最適な車検業者を見つけて、賢くお得に車検を受けてください。大切な愛車と長く付き合うために、車検を単なる出費ではなく、安全で快適なカーライフへの投資と考えることが大切です。

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