雪道のドライブを安全に楽しむために必要な車選びとは?

車の前で困っている人のイメージ
冬のアウトドアを車で楽しみたいと思っているあなた、雪道や凍結した道路を走行するための車選びはとても重要です。雪道を走る際のリスクを最小限に抑えるためには、ただ単に「雪に強い」と言われる車を選ぶだけではなく、その車の特性や装備をしっかり理解しておくことが欠かせません。
雪道で特に重視すべきポイントは、大きく分けて3つの要素があります。これらをしっかりと押さえておけば、冬のドライブがより安全に、そして楽しくなります。
雪道走行に強い車の3つの要素とは?
1. 最低地上高 – 雪の下に潜む障害物を避けるために
最低地上高とは、車の底面が地面からどれくらい高いかを示す数値です。この高さが重要なのは、雪道では車体に雪が詰まりやすく、スタックするリスクがあるからです。最低地上高が高い車ほど、雪に埋もれにくく、走行がスムーズに行えます。
例えば、最低地上高が約150㎜の車では新雪路や積雪で凹凸のある道を走行するのが難しくなりますが、200㎜以上の車ならば安心して走行できます。雪が積もった道を走る際には、この最低地上高の差が大きく影響します。
2. 駆動方式(4WD vs 2WD) – 雪道で必要なのは駆動力の強さ
雪道で走行する際には、駆動方式が非常に重要です。最も推奨されるのは「4WD(四輪駆動)」です。4WDは、4つのタイヤ全てに駆動力が伝わるため、滑りやすい道路でもしっかりとグリップを得られます。特に雪道では、前後両輪に駆動力がかかることで、スリップを防止しやすく、加速や減速がスムーズになります。
一方、2WD(前輪駆動または後輪駆動)の車は、1軸のみの駆動であるため、雪道ではタイヤの空転を起こしやすく、走行が不安定になることがあります。
3. 寒冷地仕様 – 寒さ対策で車の性能をアップ
寒冷地仕様の車は、極寒の環境でもスムーズに走行できるように設計されています。例えば、低温でもエンジンがかかりやすいように大容量のバッテリーが搭載されていたり、ワイパーが凍結しないようにスノーブレードが装備されていたりします。こうした寒冷地仕様は、特に北日本や山間部のように厳しい冬の気候に対応しています。
最近では、多くの車が寒冷地仕様のオプションを選べるようになっており、標準装備でこれらの機能を備えている車も増えてきています。もしこれから冬用の車を選ぶなら、寒冷地仕様を選ぶのも良い選択です。
雪道に最適な車種8選実際におすすめの車は?
さて、雪道走行に強い車を選ぶための基準がわかったところで、実際におすすめの車を8車種紹介します。これらの車は、最低地上高や駆動方式、寒冷地仕様の装備を兼ね備え、厳しい冬のドライブにも対応しています。
1. トヨタGRヤリス(コンパクトカー)
ヤリスは、雪道走行に強いコンパクトカーとして注目されています。特に4WDモデルのGRヤリス(RZ)は、4WDシステムを搭載しており、雪道でも力強く走行できます。ただし、最低地上高が130㎜と低いため、新雪路では注意が必要です。
2. スバルWRX S4(セダン)
スバルのWRX S4は、4WD制御が優れており、雪道でも安定した走行性能を発揮します。特に雪道でのハンドリング性能に定評があり、前後のトルク配分を最適化することで雪道でも楽に走れます。ただし、最低地上高が135㎜と低めなので、凸凹の激しい雪道では注意が必要です。
3. スバルレガシィアウトバック(ステーションワゴン)
レガシィアウトバックは、スバル独自の4WD技術を活かした雪道走行に強いステーションワゴンです。最低地上高が213㎜と高く、凹凸のある雪道でも安定して走行できます。また、雪道でのブレーキ性能や横滑り防止機能も優れています。
4. 三菱デリカD:5(ミニバン)
ミニバンとしては珍しく、デリカD:5は4WDを標準装備しており、悪路走行にも対応できる車です。最低地上高が185㎜あり、雪道や凹凸のある道でも安心して走行できます。
5. スバルフォレスター(SUV)
フォレスターは、スバルの4WD技術をフル活用したSUVです。最低地上高は220㎜あり、新雪や凹凸のある雪道を楽に走行できます。また、前後輪への駆動力配分を精密に制御し、雪道でも安定した走行性能を提供します。
6. マツダCX-5(SUV)
CX-5は、最低地上高が210㎜で、4WD制御を搭載しています。オフロードモードへの切り替えが簡単で、雪道や悪路でも安定した走行が可能です。ラグジュアリー感と悪路走行性能を兼ね備えた一台です。
7. 三菱アウトランダーPHEV(SUV)
アウトランダーPHEVは、4WD技術に加えて、EVモーターによる駆動力も加わり、雪道での走行性能がさらに向上しています。最低地上高は195~200㎜で、新雪路や凹凸のある雪道でも安心して走行できます。
8. スバルソルテラ(EV)
ソルテラは、スバルとトヨタが共同開発したEVで、前後モーターによる駆動で雪道でも強力な走行性能を発揮します。4WDシステムとX-MODEによって、スノーやディープスノーでも安定した走行が可能です。最低地上高は210㎜で、新雪路でも心配ありません。
雪道を安全に走るためのポイント
雪道走行時は、車選びだけでなく、運転方法にも注意が必要です。急な加速や急ブレーキを避け、車間距離を普段の2倍以上取るように心がけましょう。路面が凍結している場合は、雪の上を走る方が安全です。
また、車の雪道性能をフル活用するためには、タイヤのメンテナンスや定期的なチェックも大切です。雪道用のスタッドレスタイヤを装備することも忘れないでください。
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まとめ
冬のアウトドアを車で楽しむためには、雪道に強い車選びが重要です。最低地上高、駆動方式、寒冷地仕様をしっかりと理解し、選ぶ車を決定しましょう。上記の8車種は、雪道走行に優れた性能を誇り、冬のドライブを安全に楽しむために最適な選択肢となるでしょう。
今後の冬のドライブに備え、しっかりと準備を整え、楽しく安全なアウトドアを満喫しましょう!
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