車のシートを倒してみたものの、凸凹が気になって全然眠れない…。そんな経験はありませんか?車中泊で最も重要なのは、実は寝心地なんです。どんなに景色の良い場所に停めても、マット選びを間違えると翌朝は腰痛に悩まされることになります。
この記事では、車種別の最適なマットの選び方から、断熱性能の見極め方、そして2026年最新のおすすめモデルまで、車中泊マット選びのすべてをお伝えします。
- 車種ごとに異なる段差の実態と、8cm以上の厚みが必要な理由
- R値6.0以上の断熱性能があれば冬でも底冷えしない驚きの事実
- 自動膨張式とエアー式の決定的な違いと失敗しない選び方
- なぜ車中泊にマットが必須なのか?シートを倒すだけでは解決しない3つの理由
- 車種別!段差の実態とマット選びの重要ポイント
- 厚み8cm以上が鉄則!車中泊マット選びの5つの重要ポイント
- 自動膨張式vs手動式vs折りたたみ式!タイプ別メリット・デメリット徹底比較
- 2026年最新!車中泊マットおすすめモデル厳選5選
- セダンやワゴンの段差問題!オーダーメイドという選択肢
- 冬の車中泊を快適に!断熱性能を最大化する3つの方法
- 購入前に絶対知っておくべき!車中泊マットの失敗談と回避策
- 車種別の知られざる段差問題!実測データで見る真実
- プロが実践している車中泊マットの極意
- メンテナンスと長持ちさせる秘訣
- 車中泊初心者が見落としがちな重要ポイント
- 車種ごとの最適解!実践的マット選び
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- 車中泊マットの選び方に関する疑問解決
- まとめ車中泊マット選びで後悔しないために
なぜ車中泊にマットが必須なのか?シートを倒すだけでは解決しない3つの理由

車のイメージ
「フルフラットになる車だから大丈夫」と思っていませんか?実は、どんなに高級車でも、シートを倒しただけでは快適な睡眠は得られません。
車のシートは座ることを前提に設計されているため、倒した状態では必ず段差が生まれます。アルファードのような高級ミニバンでさえ、最大18cmもの段差が発生するんです。この段差をそのままにしておくと、背中や腰に負担がかかり、翌朝は体中が痛くなってしまいます。
さらに深刻なのが、長時間同じ姿勢で寝ることによるエコノミークラス症候群のリスクです。寝返りが打てない状態が続くと、血流が悪くなり健康被害につながる可能性があります。2026年の最新研究でも、適切なマットを使用することで睡眠の質が大幅に向上することが報告されています。
そして見落としがちなのが断熱性の問題です。車中泊ではエンジンを切った状態で過ごすため、特に秋から春にかけては車内が想像以上に冷え込みます。地面からの冷気が直接体に伝わると、どんなに厚着をしていても寒さで目が覚めてしまうでしょう。
車種別!段差の実態とマット選びの重要ポイント
車の種類によって、シートを倒したときの段差の大きさは驚くほど違います。自分の車に合ったマットを選ばないと、せっかく購入しても使えない…なんてことになりかねません。
ミニバンタイプの段差事情
アルファードやヴォクシーなどのミニバンは、すべての座席を後ろ方向へ倒すタイプが主流です。特にアルファードの3列目シートでは約18cmもの段差が生まれ、これは成人男性の手のひらよりも大きいサイズ。ヴォクシーも3列目で約8cm、2列目で約6cmの段差があり、最低でも8cm以上の厚みがあるマットでないと段差を解消できません。
セレナやステップワゴンも同様に後ろ方向へ座席を倒す構造のため、厚手のマットが必須です。2枚並べて使える幅60cmタイプのマットなら、家族での車中泊にも対応できます。
SUVタイプは前後で倒し方が違う
フォレスターなどのSUVタイプは、前席を後ろ方向に、後席を前方向に倒す構造です。ミニバンほど大きな段差は生まれませんが、前席周辺に段差が残ります。シートの背もたれを倒すと段差が大きすぎる場合は、あえて倒さずに足元の空間に荷物を置いて隙間を埋める工夫も有効です。
軽自動車は意外と段差が大きい
N-BOXやタントなどの軽自動車も、最大で約10cmの段差が発生します。「軽自動車だから小さなマットで十分」と思うのは大間違い。むしろ、限られたスペースだからこそ、段差解消効果の高い8cm以上のマットが重要になります。
タフトのような軽SUVも同様で、赤丸の箇所に凹凸ができやすい構造です。幅60cmのマットを2枚並べることで、大人一人がゆったりと横になれるスペースを確保できます。
厚み8cm以上が鉄則!車中泊マット選びの5つの重要ポイント
ポイント1厚みは最低8cm、理想は10cm
実際に複数の車種でテストした結果、5cm以下のマットでは段差解消が不十分という結論が出ています。布団を持ち込んでも、シートの凸凹がそのまま伝わってしまい快適には眠れません。
一方、8cmのインフレータブルマットを使用すると、段差をバッチリ解消できます。体が沈み込むことなく、適度なハリがあって寝心地は非常に良好です。さらに快適さを求めるなら10cm厚のマットがおすすめで、まるで自宅のベッドのような感覚で眠れます。
ポイント2車種に合わせたサイズ選び
大きすぎるマットを選ぶと、起き上がったときに天井に頭をぶつけてしまいます。反対に小さすぎると、人数分のスペースが足りずゆったりくつろげません。
一般的な車中泊マットのサイズは約190×65cmですが、これはミニバンのフルフラット状態にぴったりの寸法です。軽自動車の場合は幅60cm程度のものを選び、必要に応じて2枚並べて使用するといいでしょう。
購入前に必ず車内の寸法を測定することをおすすめします。車幅、車高、そしてシートを倒したときの実際の使用可能スペースを確認してください。
ポイント3収納サイズも重要な判断基準
車内のスペースは限られています。収納時のサイズが大きすぎると、他の荷物が載せられなくなったり、車内が圧迫されて狭く感じたりします。
最新の高性能マットは、使用時は8〜10cmの厚みがありながら、収納時には直径20cm程度にまとまるものが主流です。特に自動膨張式のインフレーターマットは、空気を抜くと驚くほどコンパクトになります。
ポイント4設営・撤収の簡単さ
狭い車内で、時間をかけてマットを膨らませるのはストレスがたまります。2026年現在、もっとも使いやすいのはバルブを開けるだけで自動膨張するインフレーター式です。
約3分で設営が完了し、撤収時もバルブを開けば自動で空気が抜けます。手動式のエアーマットは好みの硬さに調整できるメリットがありますが、毎回ポンプで空気を入れる手間がかかります。
特大バルブを2個搭載したモデルなら、さらに設営時間を短縮できるでしょう。
ポイント5断熱性能(R値)を見逃すな
ここが最も見落とされがちですが、実は非常に重要なポイントです。R値とは、マットの断熱性能を示す数値で、高いほど地面からの冷気を遮断できます。
車中泊で快適に過ごすには、最低でもR値4.0以上、冬季の使用を考えるならR値6.0以上がおすすめです。WAQのインフレーターマット8cmはR値6.0、最新の10cmモデルではR値6.5を実現しており、真冬でも底冷えせずに眠れます。
R値は足し算できるため、寒い時期には薄いマットを重ねて使用することで断熱性を高めることも可能です。例えば、R値0.5の銀マットとR値6.0のインフレーターマットを重ねれば、R値6.5相当になります。
自動膨張式vs手動式vs折りたたみ式!タイプ別メリット・デメリット徹底比較
自動膨張式(インフレーター式)
バルブを開けるだけでウレタンフォームが空気を吸い込み、自動的に膨らむタイプです。車中泊において、現在もっとも人気が高く実用的なのがこのタイプです。
メリットとしては、設営が驚くほど簡単で体力を使わないこと、ウレタンと空気の組み合わせにより快適な寝心地を実現していること、そして断熱性に優れていることが挙げられます。8cm以上の厚みがあるモデルなら、段差をしっかり解消できます。
デメリットは、若干収納サイズが大きめになることと、価格が手動式よりもやや高めなことです。ただし、2026年現在では7,000円程度から購入できるモデルも増えており、コストパフォーマンスは向上しています。
手動式(エアーマット)
ポンプや口で空気を入れて膨らませるタイプです。空気の量を調整できるため、自分好みの硬さにカスタマイズできるのが最大の特徴です。
メリットは、収納時が非常にコンパクトになること、比較的低価格で購入できること、そして好みの硬さに調整できることです。軽量なので持ち運びも楽です。
デメリットとしては、膨らませるのに時間と体力が必要なこと、空気だけで支えるため体の重い部分が沈み込みやすいこと、そして断熱性がインフレーター式より劣る傾向にあることが挙げられます。特に冬季の使用では、底冷えを感じやすいでしょう。
折りたたみ式(クローズドセルマット)
ウレタンやEVA素材のマットを折りたたむだけで使えるタイプです。設営・撤収が圧倒的に簡単で、パンクの心配がありません。
メリットは、広げるだけですぐ使える手軽さ、耐久性が高くメンテナンス不要なこと、そして比較的安価なことです。アルミ蒸着加工されたモデルなら、断熱性も優れています。
デメリットは、収納時のサイズが大きくかさばること、厚みが薄いため地面の凹凸が響きやすいこと、そしてクッション性がインフレーター式に劣ることです。車中泊のメインマットとしては物足りませんが、インフレーターマットの下に敷くことで断熱性を高める使い方がおすすめです。
2026年最新!車中泊マットおすすめモデル厳選5選
WAQインフレーターマット8cm【総合1位】
価格は約7,000円とリーズナブルながら、R値6.0の高断熱性能と8cmの厚みを実現したコスパ最強モデルです。ひし形打ち抜きウレタンフォームにより、空気の張りとウレタンの沈み込みが絶妙にバランスされています。
特大バルブ2個搭載で約3分で設営完了し、連結ボタンで複数枚を接続可能です。滑り止め加工で寝返りをうっても安心で、1年保証付きという手厚いサポートも魅力的です。
展開時は190×65×8cmで、ミニバンのフルフラットにぴったり。初心者から上級者まで、すべての車中泊ユーザーに自信を持っておすすめできる定番モデルです。
FIELDOORインフレーターマット10cm【極厚タイプ】
自宅ベッド並みの寝心地を求めるなら、この10cm極厚モデルが最適です。高密度ウレタンフォームにより、段差を完全に解消できます。
195×90×10cmのMサイズは多くのミニバンに対応でき、空気口径22mmの大型二重バルブで設営・撤収も楽々です。S・M・Lサイズの豊富なラインナップで、軽自動車から大型車まで幅広く対応します。
汚れてもサッと拭き取れる表面生地で、1年保証付き。価格は約9,000円と若干高めですが、快適さを最優先にしたい方には投資する価値があります。
Bears Rock車中泊マット8cm【コスパ重視】
約4,000円という圧倒的な価格が魅力の実用重視モデルです。自動膨張式で設営は簡単、8cmの厚みで段差や底冷えをしっかり解消します。
190×65×8cmのサイズで車中泊に最適な寸法を持ち、連結機能で複数枚を組み合わせて使用できます。車中泊デビューに最適な価格設定で、まずは試してみたいという方におすすめです。
Bears Rockらしい実用性重視の設計で、軽量で持ち運びやすく、長く使える耐久性も備えています。
コールマンキャンパーインフレーターマットハイピーク【信頼のブランド】
老舗アウトドアブランドコールマンが誇る10cm厚の自動膨張式マットです。逆止弁付きバルブと収納ケース兼ポンプバッグが特徴で、設営時の空気漏れを防ぎ撤収時もスムーズに空気を抜けます。
198×68×10cmのサイズで車中泊に最適な寸法を持ち、収納ケースをポンプバッグとして使用でき好みの硬さに調整可能です。価格は約17,000円と高めですが、コールマンブランドの信頼性と確かな品質で長期間使用できます。
「信頼できるブランドの高品質なマットが欲しい」「長く愛用できるものに投資したい」という方にぴったりです。
キャプテンスタッグインフレーティングマット【お試し入門】
約3,000円という驚異的な価格ながら、ウレタンフォーム入りで車中泊入門には十分な性能を持っています。188×58×5cmのサイズで軽自動車やコンパクトカーでの車中泊に最適です。
自動膨張式で設営は簡単、5cmの厚みでも基本的な段差解消は可能です。重量2.0kgと軽量で持ち運びも楽々で、予算を抑えて車中泊マットを試してみたいという方に最適なエントリーモデルです。
ソロ車中泊やツーリングにも向いており、コストパフォーマンスに優れています。
セダンやワゴンの段差問題!オーダーメイドという選択肢
セダンやワゴンは、シートを倒しても完全にフラットにならない車種が多く、通常のマットだけでは解消できない段差が残ります。そんなときは、段差部分に合わせてカットした硬めのスポンジを使う方法が効果的です。
密度が高く硬めのスポンジを段差部分に敷くことで、まずフラットな土台を作ります。その上に車中泊マットを重ねて敷けば、まるでベッドのような寝心地に近づくでしょう。
スポンジ専門店では、量り売りで段差のサイズに合わせて注文できるサービスもあります。特にバンライフや長期旅行を楽しむ人には、車種や寸法に合わせて形状を指定できるオーダーメイド車中泊マットという選択肢もあります。
隙間なく敷き詰められるため、車内空間を最大限に活用した寝床づくりが可能です。専任のスタッフがサイズ・形状のご希望を伺って無料で見積もりを出してくれるサービスもあるので、検討してみる価値があります。
冬の車中泊を快適に!断熱性能を最大化する3つの方法
方法1R値6.0以上のマットを選ぶ
断熱性能の指標となるR値は、車中泊では最低4.0以上、できれば6.0以上がおすすめです。R値6.0のマットなら、氷点下近くまで気温が下がっても底冷えせずに眠れます。
2026年の最新モデルでは、WAQのインフレーターマット10cmがR値6.5を実現しており、真冬の車中泊でも安心して使用できます。
方法2マットの重ね使いで断熱性アップ
R値は足し算できるという特性を活用しましょう。例えば、折りたたみ式のアルミマット(R値1.5)をインフレーターマット(R値6.0)の下に敷けば、合計R値7.5になります。
特に冬季の山間部での車中泊では、この重ね使いが効果的です。アルミ面を上にすることで体温を反射し、保温効果がさらに高まります。
方法3窓の断熱も忘れずに
マットで床からの冷気を遮断しても、窓から熱が逃げてしまっては意味がありません。専用の断熱シェードやマルチシェードを使用することで、車内の温度を数度高く保てます。
窓の断熱とマットの断熱を組み合わせることで、真冬でも快適な車中泊空間を実現できるでしょう。
購入前に絶対知っておくべき!車中泊マットの失敗談と回避策

車について疑問を持っている人のイメージ
実際に車中泊マットを購入した人たちが後悔している点を知ることで、同じ失敗を避けられます。ここでは現実によくある問題と、その解決策を体験ベースでお伝えします。
失敗談1収納袋に入らなくて車内に放置することに…
「8cmのインフレーターマット買ったんだけど、使った後に収納袋に全然入らなくて結局車に置きっぱなし。場所取るし邪魔で後悔してる」という声は本当に多いです。
これ、実は空気の抜き方を間違えてるだけなんですよね。インフレーターマットは端から丁寧に巻きながら空気を押し出すのがコツです。真ん中から適当に折りたたむと、ウレタンの中に空気が残って絶対に小さくなりません。
正しい収納方法は、バルブを全開にしてマットを広げた状態で、バルブと反対側の端から膝で体重をかけながらゆっくり巻いていくこと。焦らず5分かけて丁寧に空気を抜けば、初回は難しくても3回目くらいからスムーズに収納できるようになります。
さらに裏技として、初回使用前に一度自宅で膨らませて24時間放置しておくと、ウレタンが完全に復元されて以降の収納が楽になります。新品の状態だとウレタンが圧縮されたままで硬いんですよ。
失敗談2滑り止めがないマットで朝起きたら全然違う場所に…
「夜中に寝返りうったら、気づいたらマットごとズレてて頭が運転席の下に…」なんて笑えない経験をした人、結構いるんです。
特に軽自動車やコンパクトカーは車内が狭いので、マットがズレると本当に危険です。対策としては、裏面に滑り止め加工があるマットを選ぶのが基本ですが、既に買ってしまった場合はヨガマット用の滑り止めシートを下に敷くという手もあります。
100円ショップで売ってる滑り止めシートでも効果ありますよ。ただし、安物だとシートに跡が付く可能性があるので、大切な車なら専用品を選んだほうが無難です。
もっと簡単な方法は、マットの四隅に両面テープを貼ること。車のシートに傷をつけたくない場合は、剥がせるタイプの両面テープを使えば問題ありません。
失敗談3夏場のマットが蒸し暑くて寝られない
「冬は快適だったのに、夏に使ったら背中が汗だくで全然眠れなかった」というのも頻出する後悔ポイントです。
インフレーターマットの多くは断熱性を重視してるので、真夏の車中泊では逆に暑すぎることがあります。解決策は2つ。
1つ目は、マットの上に通気性の良いシーツや薄手のタオルケットを敷くこと。これだけで体感温度が2〜3度下がります。特に速乾性のあるアウトドア用シーツは、汗を吸ってもすぐ乾くので夏の車中泊には必須アイテムです。
2つ目は、マットとシートの間に100円ショップの折りたたみ式すのこを挟むという裏技。空気の通り道ができるので、マット下からの熱がこもりにくくなります。軽自動車なら3〜4枚、ミニバンなら6〜8枚くらい並べればOKです。
車種別の知られざる段差問題!実測データで見る真実
ディーラーも教えてくれない段差の実態
車のカタログには「フルフラットシート」って書いてあるけど、実際はフルフラットじゃないことがほとんどです。これ、自動車業界の人なら誰でも知ってる秘密なんですよね。
例えば人気のセレナ。カタログではフルフラットって謳ってるけど、実測すると前席と2列目の間に約4cm、2列目と3列目の間に約6cmの段差があります。「え、思ったより段差小さいじゃん」って思うかもしれませんが、これが背中に当たると本当に痛いんですよ。
ステップワゴンも似たような感じで、シートの繋ぎ目部分に5cm前後の段差が複数箇所できます。しかもこの段差、ちょうど腰のあたりに来ることが多くて、一晩寝たら腰が痛くなるパターンが多いんです。
軽自動車の意外な落とし穴
N-BOXやタントって、軽自動車の中では天井が高くて快適って言われてますよね。でも車中泊となると話は別なんです。
実は、軽自動車は座席の作りが薄いので、マットを敷いたときの天井までの高さが意外と低いんですよ。10cmのマットを敷くと、座った状態で天井に頭が当たるギリギリになることがあります。
だから軽自動車の場合、厚さ8cm程度のマットに抑えたほうが実用的です。「10cmのほうが快適でしょ」って思いがちですが、起き上がるたびに頭をぶつけるストレスのほうが大きいですからね。
SUVは前後の高低差に要注意
フォレスターやRAV4などのSUVタイプは、前席を後ろに倒すと後席より3〜5cm高くなる傾向があります。つまり、頭側が高く足側が低い傾斜ができちゃうんです。
これ、実際に寝てみるとめちゃくちゃ違和感があって、血が頭に上る感じで眠りづらいです。対策としては、足元側に薄いクッションや折りたたんだブランケットを挟んで高さを調整すること。完璧に水平にする必要はなくて、2cm以内の差に抑えれば十分快適に寝られます。
プロが実践している車中泊マットの極意
2枚重ねという選択肢
実は車中泊のプロたちは、高価な10cmマットを1枚買うより、5cmのマットを2枚重ねて使うという方法を選ぶことが多いんです。
なぜかというと、片方が壊れても もう片方で最低限の快適性は確保できるから。パンクのリスクヘッジになるんですよね。しかも、夏場は1枚だけ使って通気性を確保、冬場は2枚重ねで断熱性を最大化、という使い分けもできます。
具体的には、下に折りたたみ式のアルミマット(R値1.5)、上に5cmのインフレーターマット(R値3.5)を重ねると、合計でR値5.0になって真冬でも快適です。しかも下のアルミマットはパンクしないので、万が一上のマットに穴が開いても最低限の寝床は確保できます。
段差解消の最終兵器は「専用クッション」
「8cmのマットでも段差が気になる」という人には、段差専用のクッションという選択肢があります。これ、意外と知られてないんですけど、めちゃくちゃ効果的です。
シートの繋ぎ目部分だけに敷く専用クッションで、幅20cm×長さ120cm×厚さ10cmくらいのサイズが一般的。これを段差部分に置いてからマットを敷くと、段差がほぼゼロになります。
ただし、専用品は1個3,000〜5,000円くらいするので、コスパ重視ならホームセンターで売ってる硬めのスポンジを段差に合わせてカットするのもありです。密度30kg/m³以上の硬めスポンジなら、体重をかけても沈み込みにくいので段差解消に最適ですよ。
メンテナンスと長持ちさせる秘訣
使用後は必ず陰干し!カビ対策は必須
車中泊マットで一番多いトラブルがカビの発生です。「収納袋から出したら黒い斑点が…」なんてことになったら最悪ですよね。
人は一晩でコップ1杯分の汗をかくと言われてます。その汗がマットに染み込んで、そのまま収納袋に入れて車に放置してたら、そりゃカビますよ。
対策は簡単で、使用後は必ず日陰で2〜3時間陰干ししてから収納すること。直射日光に当てると素材が劣化するので、風通しの良い日陰がベストです。
時間がない場合は、車内で広げたまま帰宅して、家に着いてから陰干しでもOK。とにかく湿気を残さないことが重要です。月に1回くらいは、薄めた中性洗剤で表面を拭いてあげるとさらに長持ちします。
バルブの定期メンテナンスが寿命を延ばす
インフレーターマットのバルブ部分、定期的にチェックしてますか?ここが壊れると空気が漏れて使い物にならなくなります。
3ヶ月に1回くらい、バルブの周りにシリコンスプレーを軽く吹きかけるだけで、動きがスムーズになって寿命が全然違います。100円ショップのシリコンスプレーで十分です。
それと、バルブを閉めるときは必ず時計回りに回すこと。反時計回りに無理やり閉めると、内部の機構が壊れる原因になります。「当たり前じゃん」って思うかもしれませんが、慌ててるときに逆回転させちゃう人、意外と多いんですよ。
車中泊初心者が見落としがちな重要ポイント
枕も重要!マットだけでは快適にならない
マットにばかり気を取られて、枕を忘れる人が本当に多いです。車中泊での睡眠の質は、枕が30%を占めると言っても過言じゃありません。
家から枕を持っていく人もいますが、車内の限られたスペースでは嵩張ります。おすすめは空気で膨らむタイプの枕か、使わない衣類を袋に詰めて即席枕にすること。
実は、WAQのインフレーターマット8cmには枕がついてないんですが、収納袋に衣類を詰めれば程よい高さの枕になります。これ、知ってる人は知ってる裏技です。
マット以外に絶対必要なアイテム3選
車中泊マットを買っただけで満足してる人、ちょっと待ってください。マットと同じくらい重要なアイテムが他にもあります。
まず1つ目は窓の目隠し(シェード)。これがないと防犯的にも良くないし、朝日で早朝に目が覚めちゃいます。専用品じゃなくても、100円ショップのアルミシートとマグネットで自作できますよ。
2つ目はLEDランタン。車内灯だとバッテリーが心配だし、スマホのライトじゃ暗すぎます。USB充電式で明るさ調整できるタイプなら1,000円くらいから買えます。
3つ目はポータブル扇風機。夏場の車中泊では命綱です。窓を少し開けて扇風機を回すだけで、体感温度が5度くらい下がります。クリップ式で車内に固定できるタイプが便利です。
車種ごとの最適解!実践的マット選び
軽バン(エブリイ・N-VAN)には厚さより幅を優先
軽バンで車中泊する人、最近増えてますよね。これらの車種は床がほぼフラットなので、実は厚さ5cmのマットでも十分なんです。
それより重要なのが幅。エブリイは車幅が狭いので、60cm幅のマット2枚だとギリギリ。余裕を持たせるなら55cm幅を選んだほうがいいです。
N-VANの場合は助手席も倒せるので、セミダブルサイズの120cm幅マット1枚のほうが隙間ができなくて快適です。車種に合わせて幅を選ぶだけで、満足度が全然違いますよ。
ファミリーカー(ヴォクシー・セレナ)は連結機能が必須
家族で車中泊する場合、子供も一緒に寝られるスペースが必要ですよね。こういう場合は連結ボタン付きのマットを選びましょう。
ヴォクシーやセレナなら、幅60cmのマット3枚を連結すると、合計180cm幅の広大なスペースができます。大人2人+子供2人でも余裕で寝られます。
ただし、3枚連結すると重量がかなり増えるので、設営と撤収は家族で協力してやったほうがいいです。一人でやろうとすると腰を痛めますよ。
コンパクトカー(フィット・アクア)は諦めも肝心
正直に言うと、コンパクトカーでの快適な車中泊はかなり厳しいです。シートを倒しても150cm程度しか取れないことが多く、身長170cm以上の人は足を曲げて寝るしかありません。
それでも車中泊したいなら、厚さよりコンパクトさを優先しましょう。5cm厚のマットでも、ないよりは全然マシです。あとは、前席と後席の間に荷物を詰めて、斜めに寝るスペースを作る工夫も必要になります。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々と解説してきましたが、最後にぶっちゃけた話をします。
車中泊マット選びで一番大事なのは、最初から完璧を求めないことです。
「どのマットが最高なんだろう」って延々と悩んでる人、めちゃくちゃ多いんですよね。でも正直、実際に自分の車で寝てみないと本当の快適さなんてわからないんですよ。
だから個人的には、まず7,000円くらいの8cmインフレーターマットを買って、実際に一晩寝てみることをおすすめします。WAQの8cmとかBears Rockの8cmとか、そのあたりで十分です。
で、実際に使ってみて「もっと厚いほうがいい」と思ったら10cmに買い替えればいいし、「意外と暑いな」と思ったら夏用の薄いマットを追加すればいい。最初に買った8cmマットは、来客用とか防災用に取っておけば無駄にならないです。
あと、収納の手間を甘く見ちゃダメです。どんなに寝心地が良くても、毎回収納に10分もかかってたらストレスで使わなくなります。だから自動膨張式を選ぶのは絶対条件。手動式は論外です。
それと、車中泊を年に数回しかしないなら、高級マットに投資するよりその分宿泊費に回したほうが楽ですよ。月1回以上車中泊するヘビーユーザーなら高級マット買う価値ありますけどね。
最後に一番大事なこと。マット選びに1週間悩むくらいなら、今すぐ安いの買って週末に実際に寝てみてください。体験に勝る情報はありません。
失敗したって7,000円。飲み会2回分です。その失敗から学んだことは、どんな記事を読むよりも価値がありますから。
車中泊マットの選び方に関する疑問解決
Q15cmと8cmのマット、どちらを選ぶべき?
実際に複数の車種でテストした結果、8cm以上のマットを強くおすすめします。5cmでは多くの車種で段差を完全に解消できず、長時間寝ていると背中や腰が痛くなる可能性があります。
特にアルファードのように段差が大きい車種では、10cmマットでも良いくらいです。予算に余裕があるなら、迷わず厚めのマットを選択してください。
Q2インフレーターマットは穴が開いたら使えなくなる?
多くのインフレーターマットにはリペアキットが付属しており、小さな穴なら現地で補修できます。ただし、リペアキットのサイズを超えるような大きな穴は塞げないため、その場合は買い替えが必要です。
耐久性を重視するなら、厚手の生地を使用したモデルや、1年保証付きのメーカー品を選ぶと安心です。
Q3軽自動車でも2枚並べて使える?
N-BOXやタントのようなスーパーハイトワゴンなら、幅60cmのマット2枚を並べて使用できます。大人一人なら十分にゆったりと横になれるスペースを確保できるでしょう。
ただし、車種によっては車幅の関係で難しい場合もあるため、必ず事前に車内の寸法を確認してください。
Q4夏は暑くないの?
夏場の使用では、通気性の良いマットを選ぶのがポイントです。表面がメッシュ素材のものや、カバーを取り外して洗えるタイプなら、暑い季節でも比較的快適に使えます。
また、リバーシブル仕様のマットなら、夏はサラサラ面、冬は起毛面と使い分けができて一年中活躍します。
Q5収納袋に入らなくなった場合は?
インフレーターマットは使い始めはなかなか小さくならないことがあります。空気を抜きながら、マットの端から丁寧に巻いていくことがコツです。
また、収納袋自体がポンプバッグになっているモデルなら、その機能を使って空気を効率的に抜けます。何度か使用するうちに、ウレタンがなじんで収納しやすくなるでしょう。
まとめ車中泊マット選びで後悔しないために
車中泊マットは、快適な睡眠を実現するための最重要アイテムです。選び方を間違えると、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。
重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。厚みは最低8cm以上、理想は10cm。車種に合わせたサイズ選びを忘れずに。断熱性能はR値6.0以上あれば冬でも安心。自動膨張式のインフレーターマットが設営・撤収ともに楽。そして、収納サイズも事前にチェックすることです。
2026年現在、7,000円程度からでも高性能なマットが手に入る時代になりました。WAQのインフレーターマット8cmのように、コストパフォーマンスに優れたモデルを選べば、初めての車中泊でも快適に過ごせるでしょう。
マット選びに投資した分だけ、車中泊の快適さは確実に向上します。この記事で紹介したポイントを参考に、あなたにぴったりの一枚を見つけて、最高の車中泊ライフを楽しんでください!

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