愛車を9年も大切に乗り続けてきたあなた。そろそろ乗り換えを考えているけれど、「こんなに古い車、本当に値段がつくの?」と不安になっていませんか?実は、9年落ちの車でも驚くほど高値がつくケースがあります。2026年2月現在、中古車市場は大きな転換期を迎えており、正しい知識と売却タイミングを知っているかどうかで、数十万円も買取価格が変わってくるのです。
- 9年落ちの車でも車種や状態次第で50万円〜130万円超の買取実績あり
- 2026年は円安と海外需要により中古車相場が高水準を維持中
- 走行距離が5万km以下なら高額査定の可能性が大幅アップ
9年落ちの車の買取相場はどれくらい?

車について疑問を持っている人のイメージ
9年落ちの車の買取相場は、車種やグレード、走行距離によって大きく異なります。2026年2月現在のデータによると、人気車種であれば新車価格の10%〜30%程度の価値が残っているケースが一般的です。
例えば、トヨタ・プリウス2017年モデル(9年落ち)の平均買取相場は57.6万円〜136.2万円となっており、走行距離2万キロの個体では78.8万円〜136.2万円と高値で取引されています。一方、走行距離10万キロを超えると54.3万円〜90.8万円まで下がる傾向にあります。
軽自動車では、ホンダN-BOXやダイハツタントといった人気車種が10年落ちでも20万円〜40万円程度の買取価格がつくことが多く、9年落ちであればさらに高値が期待できます。特にスーパーハイトワゴンと呼ばれるカテゴリーの軽自動車は、ファミリー層からの需要が高く、比較的高い残価率を維持しています。
2026年1月の最新データでは、査定件数が最も多いのは5万キロ以下の走行距離となっており、この距離帯であれば年式が古くても高額査定を獲得しやすい状況です。9年落ちでも走行距離が少なければ、予想以上の買取価格がつく可能性は十分にあります。
車種別!9年落ちの具体的な買取相場
トヨタアクアの場合
トヨタアクアは9年落ちでも中古車市場で大変人気が高く、高価買取されるケースが多い車種です。グレード別で見ると、Gブラックソフトレザーセレクションや限定モデルのGG’sは特に買取価格が高くなる傾向にあります。
走行距離が1万km未満の極上車であれば、新車価格に近い買取額も期待できます。実際のユーザー口コミでは、「9年落ちにもかかわらずリッター25kmの燃費を維持している」といった声もあり、燃費性能の高さが中古車市場での評価につながっています。
軽自動車の買取相場
軽自動車は販売価格が比較的安いものの、売却時には普通自動車に劣らない買取価格がつくケースもあります。最近の軽自動車は安全性能や標準装備が充実しており、人気が高く需要があるため、年が経っても普通自動車と比べて価値が落ちにくい傾向があります。
スズキジムニーは特筆すべき存在で、10年落ち以上でも高価格で買い取られる傾向があります。新車では納期が1年以上になることも多い人気車種で、中古車市場での人気も極めて高いのです。またスズキハスラーやダイハツムーヴラパンも、同じサイズ感の車種と比べて買取価格が高めに設定されています。
ミニバンの買取動向
ホンダフリードやトヨタシエンタといったコンパクトミニバンは、ファミリー層からの根強い需要があり、9年落ちでも一定の買取価格が期待できます。特に電動スライドドアやハイブリッドモデルは、装備の充実度から査定時に高く評価される傾向にあります。
2026年の中古車市場の最新動向
2026年1月現在、中古車相場は「高止まりから緩やかな調整局面」に入りつつあります。数年間にわたり中古車価格高騰の要因となっていた半導体不足による新車の供給遅れが、2025年に入り大きく改善されました。
しかし、買取相場は依然として高水準を維持しています。その背景には以下の要因があります。
円安傾向が続いていることで、海外バイヤーの購買力が相対的に高まり、国内の中古車流通台数が減少しています。2025年末には1ドル158円台に近づき、海外の新興国や発展途上国からの中古車需要が増加しています。
中古車オークション最大手USSのデータでは、2025年度上期(4〜9月)のオークション出品台数は過去最多を更新したものの、平均成約単価は前年比でやや落ち着き程度の下落に留まっています。市場に出回る中古車の供給は増えたものの、需要もそれに負けないほど強いのです。
特に2026年2月は、3月の新生活需要を見越して中古車販売店や専門店が買取を強化する時期であり、高値売却のチャンスといえます。
9年落ちでも高額買取が期待できる車の特徴
走行距離が少ない
9年落ちでも走行距離が5万km以下であれば、高額査定の可能性が大幅に上がります。一般的に年間1万kmが使用目安とされており、9年で5万km以下であれば「使用頻度が低く丁寧に扱われていた車」として評価されます。
中古車購入者の多くが検索条件として走行距離を重視しており、10万km未満で検索する人が圧倒的多数を占めます。そのため、9年落ちでも走行距離が少なければ、検索に引っかかりやすく需要が高まるのです。
定期的にメンテナンスされている
9年落ちのクルマは故障のリスクが高いため買取額は下がりやすいものの、定期的にメンテナンスがされており車輌の状態が良好な場合は高評価が期待できます。特にエンジンや駆動系統など、クルマが走行するうえで重要な部分が良好な状態であることが大切です。
定期点検整備記録簿がしっかり保管されていることも、査定時のプラス要因となります。記録簿があることで、「きちんとメンテナンスされてきた車」という証明になるからです。
フルモデルチェンジが行われていない
クルマは定期的にマイナーチェンジとフルモデルチェンジが行われるのが一般的です。フルモデルチェンジは外装デザインや性能などが大幅に変わることも多く、型落ちとなったモデルの買取価格が下がる傾向があります。
一方、マイナーチェンジは部分的な変更や改良のみであり、フルモデルチェンジに比べて旧型車の価値は低下しないことが一般的です。9年乗り続けたクルマであっても、その間にフルモデルチェンジが行われていなければ、査定時には比較的高く評価される可能性があります。
海外で人気の車種
9年乗った愛車が海外で人気の車種であれば、買取価格が高くなる可能性があります。トヨタやホンダ、日産といった日本車は、特に東南アジアやアフリカ、中東などで高い人気を誇っており、10年落ち以上でも海外需要により高値で取引されるケースが多々あります。
9年落ちの中古車を売却するときは、日本国外に輸出する中古車買取業者にも相談をするとよいでしょう。国内需要が低い車種でも、海外では驚くほど高値がつくこともあります。
希少性の高いモデル
スポーツカーや限定モデルは、希少性が評価され高値で取引される傾向にあります。若者の車離れが叫ばれる昨今、スポーツタイプのクルマは市場が縮小傾向にある一方で、その結果スポーツモデルの希少性が高まり、中古車市場で高く取引されている車種も多く存在します。
限定販売された特別仕様車や、現在は生産終了している車種で後継モデルがないものも、趣味性が高く他のモデルでは代わりにならないという点から、高い買取価格が期待できます。
9年落ちの車を高く売るための実践テクニック
複数の業者に査定を依頼する
9年落ちの車を高く売る最も確実な方法は、複数の買取業者に査定を依頼して比較することです。業者ごとに在庫状況や得意な車種が異なるため、同じ車でも評価が大きく変わることがあります。
2025年のデータでは、人気車種のプリウスで査定額の平均が約98万円に対し下取り額の平均は約77万円と、約21万円もの差額が生まれています。ヴォクシーでは約31万円、N-BOXでも約9.6万円の差があり、買取査定のほうが圧倒的に高値がつく傾向があります。
一括査定サービスを利用すれば、一度の情報入力で最大10社程度に査定を依頼できます。データが示す通り、下取りよりも高値が期待できる買取において、各業者が最新の市場データを基に競って買い取ろうとするため、自然と査定額が上がりやすくなります。
売却タイミングを見極める
中古車買取業者の決算期である3月と9月は、業者が在庫を確保したい時期なので高値売却のチャンスです。3月の年度末や9月の中間期は、業者が売上目標を達成するために積極的に車両を仕入れる傾向にあります。
また、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの大型連休前も、多くの人が車の買い替えを検討する時期であり、業者は品ぞろえを充実させるべく良質な中古車の確保に力を入れます。
ただし、「少しでも早く売る」方が重要という側面もあります。中古車の査定額は年式が落ち、走行距離が長くなるほど下がるため、例えば6月に売却を考え始めたら9月まで待つより6月で売る方が高額査定になる可能性が高いのです。
車検前に売却する
車検前や走行距離が大台に到達する前に売却するのも、高値売却のコツのひとつです。車検を通してから売却しようと考える人もいますが、車検費用は査定額にほとんど反映されないため、車検前に売却する方が経済的です。
また、人はキリの良い数字を気にする傾向があります。例えば走行距離6.8万キロと7.1万キロのクルマでは、実際の車両状態の差以上に違いを大きく捉えられがちです。こうした数字の印象は買取価格にも反映されることがあるため、売却は走行距離が大台に乗る前に決めることをお勧めします。
車を綺麗に保つ
クルマがキレイに見えれば「大切に扱われていた」という印象につながり、こうした印象は査定価格にも反映されやすいです。売却前には、洗車や車内清掃を丁寧に行いましょう。
特にタバコの臭いやペットの臭いは査定に悪影響を与えるため、消臭対策も重要です。ボディに傷が少なく塗装の剥がれがほとんどないことも高額査定の条件となります。
純正パーツを用意する
カスタムしている場合は、純正パーツも一緒に用意すると査定額がアップする可能性があります。中古車市場では、カスタム車よりも純正状態の車の方が需要が高い傾向にあるためです。
純正のホイールやマフラー、オーディオなどを保管している場合は、査定時に提示することで評価が上がります。
査定交渉で絶対に言ってはいけないNGワード

車について疑問を持っている人のイメージ
9年落ちの車を少しでも高く売るためには、査定士との交渉が重要です。しかし、何気なく発した一言が数万円の損失につながることもあります。ここでは、実際の査定現場で多くの人が失敗している、絶対に言ってはいけないNGワードを解説します。
希望買取金額を先に言ってしまう失敗
査定士から「いくらぐらいで売りたいですか?」と聞かれたとき、正直に「70万円くらいで」と答えてしまうのは最大の失敗です。なぜなら、買取業者はその金額以上の査定額を出さないのが一般的だからです。
実は本来なら90万円の価値がある車でも、あなたが「70万円」と言ってしまった瞬間、業者側は「ラッキー!70万円で済む」と考えます。そして、少し頑張ったフリをして「特別に75万円で!」と提示してくる。あなたは5万円アップして嬉しくなり契約してしまいますが、実際には15万円も損をしているのです。
正しい対応は、「市場価格をしっかり調べてきましたので、適正な金額を提示していただければと思います」と伝えることです。これにより、業者側は「この人は相場を知っている」と認識し、安易に低い金額を提示できなくなります。
他社の査定額を正直に言ってしまう失敗
「A社では60万円と言われました」と正直に伝えてしまうと、業者は「じゃあ62万円で」と、わずか2万円上乗せするだけで済ませようとします。本当は80万円まで出せる余地があったとしても、あなたが基準を作ってしまったのです。
買取業者にとって他社がいくら提示しているかは最も知りたい情報です。しかし、その情報を与えてしまえば、ギリギリまで金額を引き出す機会を自ら放棄していることになります。
査定士から「他社ではいくらでしたか?」と聞かれたら、「複数社で査定を受けていますが、まだ決めかねています」程度にとどめましょう。ただし、どの業者も似たような低い金額しか出さない場合は、その中で一番高い業者との交渉材料として使うのは効果的です。
売却を急いでいると言ってしまう失敗
「来週引っ越しなので、今週中に売りたいんです」「次の車の納車が迫っているので早く売りたい」といった発言も危険です。業者は売り急いでいる客に対して、低めの金額を提示しても受け入れられると判断します。
時間的余裕がない状況では、複数社の比較検討もできず、交渉も弱腰にならざるを得ません。業者側はそれを見抜いており、「今日決めていただければこの金額で」と迫ってきますが、その金額は本来の適正価格より低い可能性が高いのです。
本当に急いでいる場合でも、表面的には「いい条件が出れば売りたいと思っています」という姿勢を崩さないことが重要です。
査定当日に起こりがちなトラブルと対処法
車検証が見つからないパニック
査定当日、いざ車検証を出そうとしたら見つからない——これは意外と多いトラブルです。「保険の更新でコピーが必要で取り出したまま」「通勤申請で会社に提出して戻していない」といったケースが実際によくあります。
車検証がないと正確な査定ができず、最悪の場合は査定自体が中止になってしまいます。古物取引の観点から、車検証に記載されている型式や車体番号の確認は必須であり、コピーでは対応できません。
対処法としては、査定申し込み時に必ず車検証の保管場所を確認しておくことです。通常はダッシュボードや助手席下の収納に入っていますが、一度取り出した記憶がある方は要注意です。
エンジンがかからない恥ずかしい状況
久しぶりに乗る車や、売却を決めてからほとんど動かしていない車の場合、査定当日にバッテリー上がりでエンジンがかからないことがあります。特に気温が急激に下がる秋から冬、急に暖かくなる春先は要注意です。
最近の車ではエンジンがかからないと走行距離が表示されず、安全装備の状況も確認できません。これでは適正な査定ができなくなってしまいます。
査定の数日前には必ず一度エンジンをかけて、問題なく始動するか確認しましょう。もし当日バッテリーが上がってしまった場合は、恥ずかしがらずに査定士に伝えてください。多くの業者はジャンプケーブルを持参しており、その場で対応してくれます。
ローン残債があることに気づく
車検証を確認したら所有者欄がローン会社になっていた——このケースも珍しくありません。ローンを完済していても、所有権解除の手続きをしていないと所有者はローン会社のままです。
この状態では勝手に売却することができず、まずローン会社に連絡して所有権解除の手続きが必要になります。この手続きには1週間程度かかることもあるため、売却スケジュールが大幅に遅れる可能性があります。
査定を申し込む前に、必ず車検証の所有者欄を確認しましょう。自分の名前になっていない場合は、すぐにローン会社へ連絡して手続きを開始してください。
実は損してる!?見落としがちな査定額ダウン要因
取扱説明書がないだけで減点対象
意外と多くの人が見落としているのが、取扱説明書の有無です。「車なんて乗れればいいから説明書なんて読まない」と捨ててしまった方もいるかもしれませんが、これは立派な減点要因になります。
取扱説明書は通常、車検証と一緒にダッシュボードに保管されていますが、「家で保管している」という方も少なくありません。しかし、査定時にその場になければ後から増額されることはありません。必ず査定前に車内に戻しておきましょう。
同様に、新車購入時に付属していたスペアキーやメンテナンスノート(定期点検記録簿)も揃っているかチェックが必要です。9年落ちの車でこれらが全て揃っていると、「大切に扱われてきた車」という印象を与えられます。
スタッドレスタイヤをつけたままの失敗
冬場の査定で、スタッドレスタイヤをつけたまま出してしまう方がいます。実は、スタッドレスタイヤは査定額にほとんど影響しないか、逆にマイナス評価になることもあります。
なぜなら、買取業者はオークションや次の販売先でノーマルタイヤでの取引を前提としているからです。スタッドレスタイヤの状態を評価するのも手間がかかり、保管場所も取ります。
夏タイヤが別にある場合は、査定前に必ず履き替えておきましょう。スタッドレスタイヤとホイールのセットは、別途「冬タイヤセットあります」と伝えることで、プラス査定の材料として使えます。ただし、大幅なプラスは期待できないため、別で売却する方が得になるケースも多いです。
純正パーツを捨ててしまった後悔
カスタムカーが好きな方に多い失敗が、純正パーツを処分してしまうことです。社外マフラーやエアロパーツ、アルミホイールに交換した際、元の純正パーツを「もう使わないから」と捨ててしまうと、査定時に大きなマイナスになります。
中古車市場では、カスタム車よりも純正状態の車の方が需要が高い傾向にあります。純正パーツが揃っていれば、「純正に戻せる」という付加価値がつき、査定額がアップする可能性があるのです。
自宅のガレージや実家の物置に眠っている純正パーツはありませんか?査定前に探し出して、一緒に提示しましょう。カスタムパーツをつけたまま純正パーツも添えることで、「選択肢がある」という強みになります。
契約後の減額トラブルから身を守る方法
二重査定という悪質な手口
車の売却で最も多いトラブルが「二重査定(再査定)による減額」です。これは、査定時には高額な買取価格を提示して競合他社を帰らせ、契約後に「オークションの検査で事故車と判断された」「査定時には見つからなかった不具合が発見された」などと理由をつけて減額を要求してくる手口です。
典型的なパターンは以下の通りです。最初は「90万円で買い取ります!」と一番高い金額を提示してくる。喜んで契約し、車を引き渡す。数日後に「実は修復歴が見つかりまして、70万円に減額させてください」と連絡が来る。すでに車は業者の手元にあり、「嫌なら契約解除でもいいですが、その場合は陸送費5万円を請求します」と脅される。
このような悪質業者から身を守るためには、契約書の内容を細かく確認することが最重要です。「査定後の減額は一切認めない」という文言が入っているか、減額が認められるのはどのような場合かを明確にしておきましょう。
また、JPUC(自動車購入協会)の加盟店や適正買取店として認定されている業者を選ぶことで、トラブルのリスクを大幅に減らせます。
代金が振り込まれない最悪のケース
車を引き渡したのに、約束の期日になっても買取代金が振り込まれない——というトラブルも実際に発生しています。「少し臨時休業する。来週営業再開したら振り込む」「金融機関からの融資が下りたら振り込む」などと延期を繰り返され、一向に支払われないという悪質なケースもあります。
このトラブルを防ぐためには、買取代金の支払い条件を契約時に必ず確認することです。「いつまでに」「どの口座に」「振込手数料はどちらが負担するのか」を明確にし、契約書に記載してもらいましょう。
また、買取代金の支払いがなされるまで車および移転登録書類等の引き渡しを延期することも有効な対策です。「車を先に渡してしまったら交渉力がなくなる」ということを覚えておいてください。
キャンセル料の高額請求
契約後に気が変わってキャンセルしようとしたら、「キャンセル料10万円」と請求されるケースもあります。特に、口頭での約束だけで正式な契約書を交わしていない場合、後から高額なキャンセル料を請求されてトラブルになることがあります。
車の売却は特定商取引法におけるクーリング・オフの対象外です。一度契約すると、原則として契約書の内容に拘束されます。そのため、契約を締結する前にキャンセル料について確認することが重要です。
キャンセル料に関しては、金額とともに「どの時点から発生するのか」を理解したうえで契約しましょう。良心的な業者では、車を引き渡した翌日まで無償でキャンセル可能としているところもあります。
書類準備で失敗しないための実践チェックリスト
普通車と軽自動車で必要書類が違う
9年落ちの車を売却する際、普通車と軽自動車では必要な書類が異なります。これを知らずに準備を進めると、当日になって「この書類が足りません」と言われ、手続きが進まなくなってしまいます。
普通車の場合、印鑑証明書と実印が必要です。印鑑証明書は市区町村役場で取得でき、即日発行が可能ですが、実印を登録していない方は先に印鑑登録の手続きが必要になります。
一方、軽自動車の場合は印鑑証明書も実印も不要で、認印で対応できます(ただしシャチハタは不可)。軽自動車の方が手続きは簡単ですが、必要書類を混同しないよう注意しましょう。
自動車税納税証明書がない場合の対処法
自動車税や軽自動車税の納税証明書は、車検を受ける際に必要な書類であり、買取査定時にも求められます。毎年4月頃に送られてくる納付書で支払った後、受領印が押された部分が納税証明書になります。
「どこにしまったか分からない」「捨ててしまった」という方も多いですが、再発行は可能です。普通自動車の場合は都道府県の税事務所、軽自動車の場合は市区町村役場で再発行手続きができます。窓口に行けば即日発行してもらえることが多いですが、郵送での手続きを選ぶと1〜2週間かかることもあります。
最近では、自動車税をクレジットカードやスマホ決済アプリで納付する方も増えていますが、その場合は納税証明書が郵送されるまで時間がかかります。査定を急ぐ場合は、税事務所で納付確認をしてもらい、証明書を発行してもらいましょう。
リサイクル券を紛失した場合の裏技
自動車リサイクル券は、リサイクル料の納付を証明する書類です。新車購入時や車検時に支払っているため、車検証と一緒に保管されていることが多いのですが、紛失してしまうケースもあります。
実は、リサイクル券の原本がなくても売却は可能です。「自動車リサイクルシステム」のウェブサイトから「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷することで、リサイクル券の代わりとして使えます。車台番号や登録番号を入力するだけで簡単に確認・印刷できるため、紛失に気づいたらすぐに印刷しておきましょう。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで9年落ちの車を高く売るための様々なテクニックや注意点をお伝えしてきましたが、正直なところ、細かいことを気にしすぎて疲れてしまうよりも、本質を押さえた方が結果的に得をします。
個人的には、まず「一括査定を使って3〜5社に見てもらう」これだけで十分だと思います。交渉テクニックがなくても、業者同士が勝手に競争してくれるので、自然と査定額は上がっていきます。変に小細工するよりも、シンプルに複数社を競わせる方が圧倒的に効率的です。
そして、査定前の洗車や車内清掃はやった方がいいですが、完璧を目指す必要はありません。プロの業者は車の本質的な価値を見抜くので、表面的な小綺麗さよりも「定期的にメンテナンスしてきたか」「走行距離は適切か」といった部分の方が重要です。洗車に3時間かけるくらいなら、その時間でもう1社査定を取った方が結果は良くなります。
また、書類関係で一番大事なのは「車検証の所有者が自分になっているか確認すること」だけです。ローン会社名義になっていたら、まずそこから手続きを始めないと何も進みません。他の書類は大抵その場で対応できるか、業者が代行してくれます。
交渉については、「希望金額を言わない」「他社の査定額を安易に伝えない」この2つだけ守れば大丈夫です。あとは業者の言うことを聞きながら、「もう少し頑張れませんか?」と2〜3回聞けば、だいたい限界値まで引き出せます。
結局のところ、9年落ちの車でも2026年は円安と海外需要で相場が高止まりしている絶好のタイミングです。細かいテクニックに神経質になるよりも、「今すぐ複数社に査定してもらう」という行動を起こすことが、最も確実に高値で売る方法なんです。
迷っている時間がもったいない。車の価値は日々下がっていくものですから、この記事を読み終わったら、すぐに一括査定サイトにアクセスして申し込んでください。それが、あなたの9年落ちの愛車を最高値で売る最短ルートです。
9年落ちの車に関する疑問解決
9年落ちの車は本当にあと何年乗れるの?
最近の車は品質が向上しており、9年落ち程度であれば問題なく乗り続けられるというのが一般的な見解です。自動車の平均使用年数は約13年というデータもあり、9年落ちでもまだ十分使用できます。
ただし、適切なメンテナンスが前提となります。ゴムや樹脂は走行距離に関係なく経年で劣化するため、一般的な交換目安は10年経過か10万キロと言われています。エンジンオイルの定期交換やタイヤ、バッテリーといった消耗品の交換を適切に行えば、あと10年くらい乗れる可能性もあります。
保険会社は9年落ちの車をどう評価している?
自動車の減価償却期間について、保険会社は一般的に「新車から6年」としており、6年後には価値がほぼゼロ円になるという考え方をしています。つまり、新車から9年経っているような車は、車の寿命としてはもう終わってしまっているという扱いです。
そのため、イタズラによる破損や交通事故で自分の車の壊れた箇所を修理するための修理代金を補償してくれる車両保険については、加入ができない場合が充分考えられます。車両購入前に保険会社に相談することをお勧めします。
9年落ちと10年落ちでは査定額に大きな差がある?
9年落ちと大きな節目となる10年落ちでは、査定価格に大きく影響すると言われています。これは中古車情報のポータルサイトの影響とも考えられます。
中古車を購入する際、年式を基準にクルマを絞り込み検索するときに、10年を境にして10年未満として検索する人が圧倒的多数を占めるため、10年以上のクルマが検索されにくいことも影響しているのです。そのため、年の瀬にクルマの売却を検討している場合は、極力年を跨ぐ前に売却手続きを済ませることをお勧めします。
下取りと買取はどちらが得?
結論から言うと、一般的には買取の方が高額で売却できる傾向にあります。その理由は、買取業者は業界でシェアを維持するために車を多く買い取ろうとする過程で、買取価格が高くなりやすいからです。
下取りの場合、査定額はあまり期待できません。なぜなら、グレードや年式、オプションなどが一切考慮されないケースが多いからです。少しでも高く車を売りたい方や買い換える車の支払い総額を抑えたい方は、買取を選んだ方がお得です。
ただし、買い替え時に手間がかからないという点では下取りに軍配が上がります。スムーズに乗り換えたいならディーラー下取り、少しでも高く売りたいなら買取という使い分けが賢明でしょう。
修復歴がある車はどれくらい査定額に影響する?
車の骨格を修理した経歴があると修復歴車とみなされ、査定額に大きく影響を及ぼすことを覚えておきましょう。同じ9年落ちの車でも、修復歴のある車とない車では、数十万円単位で査定額が変わることもあります。
ただし、バンパーの交換やドアの板金修理など、骨格に関わらない修理は修復歴には含まれません。査定時には正直に修理歴を申告することで、後のトラブルを避けることができます。
まとめ
9年落ちの車でも、車種や状態、売却タイミング次第で驚くほど高値で売れる可能性があります。2026年2月現在、中古車市場は円安と海外需要により高水準を維持しており、特に人気車種や走行距離が少ない車は高額査定が期待できます。
重要なポイントをおさらいすると、まず複数の買取業者に査定を依頼して比較することが最も確実な方法です。下取りよりも買取の方が平均で20万円以上高く売れるというデータもあります。次に、3月や9月といった業者の決算期や大型連休前は高値売却のチャンスです。ただし、時間の経過とともに査定額は下がるため、早めの決断も重要となります。
車を綺麗に保ち、定期点検整備記録簿を保管し、純正パーツがあれば一緒に査定に出すことで評価が上がります。また、走行距離が大台に乗る前、車検前に売却することも高値売却のコツです。
9年間大切に乗ってきた愛車だからこそ、正しい知識を持って納得のいく価格で売却しましょう。今が売り時か迷っている方は、まず無料の一括査定サービスで概算価格を確認してみることをお勧めします。想像以上の査定額に驚くかもしれませんよ。


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