愛車の走行距離が7万キロを超えたあなた、今まさに重要な岐路に立っています。「このまま乗り続けるべきか、それとも売却して買い替えるべきか」この選択で数十万円も損をする可能性があることをご存知でしょうか?実は走行距離7万キロは、車の資産価値が大きく変動する重要なタイミングなのです。
- 走行距離7万キロの車の買取相場は新車価格の30%〜50%程度で、車種やグレードによって大きく変動する
- 2回目の車検前の売却が最も経済的で、3回目の車検を迎えると維持費が急増し査定額も大幅に下落する
- メンテナンス履歴の有無で買取価格が20万円以上変わることもあり、複数業者の査定比較が必須
- 走行距離7万キロは売却のゴールデンタイミングって本当?
- 車種別!7万キロ走行車の実際の買取相場を大公開
- 買い替えと乗り潰し、どっちが正解?徹底シミュレーション
- 査定額が20万円変わる!7万キロ車を高く売る5つの秘訣
- 走行距離7万キロ超えの中古車を買うときの注意点
- 2026年の中古車市場トレンドと7万キロ車の位置づけ
- 査定トラブルを避ける!7万キロ車売却の落とし穴と実践的対処法
- 査定交渉の裏技!プロも知らない心理テクニック
- 知らないと損する!車種別7万キロ車の隠れた価値
- これだけは避けろ!7万キロ車売却の致命的ミス
- 自動車税と売却タイミングの絶妙な関係
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- 走行距離7万キロの相場はいくらに関する疑問解決
- まとめ
走行距離7万キロは売却のゴールデンタイミングって本当?

車について疑問を持っている人のイメージ
あなたの車の走行距離が7万キロに達したということは、平均的な使い方であれば購入から約7年が経過している計算になります。なぜなら一般的に、車の走行距離は1年あたり1万キロが標準とされているからです。
この7万キロという数字、実は中古車市場において非常に重要な意味を持っています。2026年2月現在の最新データによると、走行距離が6.5万キロを超えたあたりから中古車価格が大きく下落し始めることが明らかになっています。
具体的な例を見てみましょう。トヨタのプリウスの場合、走行距離2万キロと7万キロを比較すると、買取相場に約30万円以上の差が生じています。この金額差を考えると、7万キロを超える前に売却を検討する価値は十分にあると言えるでしょう。
しかし、全ての車を7万キロで手放すべきかというと、そうではありません。現代の車は耐久性が飛躍的に向上しており、適切なメンテナンスを行っていれば10万キロ、15万キロ、さらには20万キロ以上走行しても問題なく使用できるケースが増えています。
7年目は車検3回目の節目
走行距離7万キロの車は、多くの場合3回目の車検を迎える時期と重なります。新車購入時から3年後に初回車検、その後2年ごとに車検があるため、7年目は2回目の車検から1年後、3回目の車検前というタイミングです。
この時期は車の部品交換や修理が増え始める時期でもあります。エンジンオイルやブレーキパッドといった定期的なメンテナンス部品に加え、タイミングベルト、ウォーターポンプ、各種ブッシュ類など、高額な部品交換が必要になる可能性が高まります。
車検費用は一般的に1回あたり10万円程度かかりますが、3回目以降は部品交換費用が上乗せされ、15万円から20万円かかることも珍しくありません。この追加コストを考えると、2回目の車検を終えた直後、つまり7年目の前半が売却の最適なタイミングと言えます。
車種別!7万キロ走行車の実際の買取相場を大公開
走行距離7万キロの車の買取相場は、車種やグレード、年式によって大きく異なります。ここでは2026年最新の実例データを基に、人気車種の具体的な買取相場をご紹介します。
ハイブリッド車の買取相場
トヨタのアクアやプリウスなどのハイブリッド車は、燃費の良さから中古車市場でも高い人気を誇ります。7年落ちのアクアの場合、平均査定額は40万円前後となっています。ただし、グレードや装備によって10万円未満から100万円近くまで幅があります。
特に注目すべきは、トヨタセーフティセンスなどの予防安全装備の有無です。これらの装備が付いている車両は、同じ走行距離でも10万円から20万円程度高い査定が期待できます。
プリウスの場合、7年落ちで走行距離7万キロの車両は、新車価格の約30%程度の買取価格となるケースが多いです。例えば新車価格が250万円の場合、買取相場は70万円から80万円程度が目安となります。
ミニバンの驚異的なリセールバリュー
ファミリー層に人気のミニバンは、中古車市場でも安定した需要があります。トヨタのヴォクシーやノア、ホンダのステップワゴンなどは、7年落ちでも比較的高い買取価格が期待できます。
7年落ちのヴォクシーの場合、上位グレードであれば100万円を超える買取価格も十分に可能です。特に両側パワースライドドアや安全装備が充実したグレードは、ファミリー層からの需要が高く、高額査定につながりやすい傾向があります。
シエンタの場合も同様で、7年落ちでグレードや状態によっては80万円から120万円程度の買取相場となっています。人気カラーの白や黒、そしてハイブリッドモデルは特に高値がつきやすいポイントです。
軽自動車は意外な高リセール
軽自動車は新車価格が比較的安いため、買取価格も低いと思われがちですが、実は人気車種のリセールバリューは驚くほど高いのです。
ホンダのN-BOXやスズキのハスラー、ダイハツのタントなどは、7年落ちでも新車価格の50%以上の買取価格がつくケースも少なくありません。特にハスラーのJスタイルグレードは100万円を超える買取も期待できます。
ジムニーに至っては、納期が1年以上かかる人気車種のため、10年落ちでも高価格で買い取られる傾向があります。7年落ちであれば、場合によっては新車価格に近い、あるいは超える買取価格がつくことさえあります。
買い替えと乗り潰し、どっちが正解?徹底シミュレーション
走行距離7万キロを迎えた車をどうするか。この選択は、単なる感情論ではなく、しっかりとした経済計算に基づいて判断すべきです。ここでは具体的な数字を使って、どちらが得なのかを検証してみましょう。
5年目買い替えと7年目買い替えの比較
新車価格250万円の車を例に、5年目で買い替える場合と7年目で買い替える場合を比較してみます。
5年目で買い替える場合、車検費用は1回分の10万円、新車購入費用は250万円、そして下取り価格を100万円とすると、トータル費用は160万円となります。1年あたりに換算すると32万円の出費です。
一方、7年目で買い替える場合、車検費用は2回分で20万円、新車購入費用は250万円、下取り価格は50万円とすると、トータル費用は220万円。1年あたりに換算すると約31万円の出費となります。
この計算からわかることは、7年目での買い替えの方がわずかながら経済的であるということです。ただし、この差はそれほど大きくありません。むしろ重要なのは、3回目の車検を迎える前に決断することです。
乗り潰しを選ぶべきケースとは
走行距離7万キロを超えても乗り続けることを選ぶのは、以下のような場合に適しています。
まず、定期的なメンテナンスをしっかりと行ってきた車であること。オイル交換、タイミングベルトの交換、各種消耗品の適切な交換がなされていれば、まだまだ現役で走れる可能性が高いです。
次に、車への愛着が強く、乗り換えたい車が特にない場合。経済的な損得だけでなく、心理的な満足度も重要な判断基準です。
そして最も重要なのが、年間走行距離が少ない場合です。年間5,000キロ以下しか走らないのであれば、10万キロに到達するまでまだ6年あります。この間に車の価値がゼロになったとしても、6年間の車検費用や維持費と新車購入費用を比較すれば、乗り潰す方が経済的なケースが多いのです。
令和2年の自動車検査登録情報協会の調査によると、普通自動車の平均使用年数は13.51年に達しており、年々長期化しています。現代の車の耐久性を考えれば、7万キロでの乗り潰しも十分に合理的な選択肢と言えるでしょう。
査定額が20万円変わる!7万キロ車を高く売る5つの秘訣
同じ走行距離7万キロの車でも、売り方次第で査定額に大きな差が出ます。ここでは、あなたの車を少しでも高く売るための実践的なテクニックをご紹介します。
メンテナンス記録簿は金の価値がある
定期点検記録簿や整備記録簿は、その車がどのように扱われてきたかを証明する重要な書類です。特に7万キロを超える車の場合、メンテナンス履歴の有無で査定額が10万円から20万円も変わることがあります。
オイル交換の記録、タイミングベルトの交換時期、ブレーキパッドの交換履歴など、細かい情報がしっかりと記録されていることで、査定士に「大切に乗られてきた車」という印象を与えることができます。
もし記録簿を紛失している場合でも、ディーラーや整備工場に問い合わせれば、過去の整備履歴を再発行してもらえる可能性があります。手間はかかりますが、それだけの価値は十分にあるでしょう。
売却タイミングは1月〜3月がベスト
中古車市場には明確な繁忙期があります。最も需要が高まるのは1月から3月の新生活シーズンです。この時期は新社会人や転勤による車の需要が急増するため、買取業者も在庫確保に必死になります。
その結果、通常よりも高い査定額を提示してでも車を仕入れようとする傾向が強まります。同じ車でも、4月に売るのと2月に売るのでは、数万円から十万円の差が出ることも珍しくありません。
次に狙い目なのが9月から10月です。この時期は自動車業界の半期決算と重なり、さらに年末年始の商戦に向けて販売店が在庫を充実させたいタイミングでもあります。
複数業者の査定比較は絶対条件
ディーラーの下取りだけで車を手放すのは、大きな損失につながる可能性があります。2025年のデータによると、プリウスの場合、査定額の平均が約98万円に対し、下取り額の平均は約77万円と、約21万円もの差が生まれています。
ヴォクシーでは約31万円、N-BOXでも約9.6万円の差があり、買取査定の方が圧倒的に高値がつく傾向があります。これは、ディーラーが新車販売のサービスの一環として下取りを行うのに対し、買取業者は中古車市場の需要を直接価格に反映するためです。
最低でも3社、できれば5社以上の査定を比較することで、あなたの車の本当の市場価値を知ることができます。一括査定サービスを利用すれば、一度の情報入力で複数の業者から査定を受けられるため、時間と手間を大幅に削減できます。
走行距離の節目を避ける戦略
人間は心理的にキリの良い数字を重視する傾向があります。走行距離6.8万キロと7.1万キロの車では、実際の車両状態にほとんど差がなくても、買取価格には明確な差が出ることがあります。
同様に、5万キロ、10万キロといった節目の前後でも価格差が生じやすいのです。もしあなたの車が6.9万キロであれば、7万キロに到達する前に売却を検討する価値があります。逆に7.1万キロであれば、次の節目である8万キロまで乗り続けるか、すぐに売却するかを判断すべきでしょう。
内外装のコンディションアップ
査定前の洗車や車内清掃は基本中の基本ですが、意外と見落とされがちなのが消臭対策です。特にタバコやペットの臭いは、査定額を大きく下げる要因となります。
専門の消臭剤を使用したり、エアコンフィルターを交換したりすることで、車内の臭いを大幅に改善できます。また、シートの汚れやダッシュボードの埃も、丁寧に清掃することで「大切に扱われてきた車」という印象を与えることができます。
小さな傷や凹みについては、修理費用と査定額アップ分を比較して判断しましょう。一般的に、自分で修理するよりも、そのまま査定に出した方が経済的なケースが多いです。
走行距離7万キロ超えの中古車を買うときの注意点
売る側の視点だけでなく、買う側の視点からも7万キロの車について理解を深めましょう。これは、あなたが次に車を購入する際の参考にもなりますし、売却時に買い手の心理を理解することにもつながります。
メーカー系ディーラーの中古車は狙い目
走行距離7万キロを超える中古車を購入する場合、最も安心できるのはメーカー系列のディーラーが取り扱う車両です。これらの車は、そのメーカー専門の技術者によって適切なメンテナンスが施されており、整備記録も明確です。
価格は一般的な中古車販売店よりもやや高めですが、その分、品質と安心感が保証されています。特に7万キロという微妙な走行距離の車を購入する場合、この安心感は非常に重要な価値があります。
年式と走行距離のバランスを見極める
7年で7万キロという標準的なバランスから大きく外れている車には注意が必要です。例えば3年で7万キロ走っている車は、明らかに過走行です。ただし、高速道路をメインに走っていた営業車などの場合、意外とコンディションが良いこともあります。
逆に10年で7万キロという低走行車も、一見お得に見えますが、長期間放置されていた可能性があります。車は適度に走らせることで各部品が正常に機能するため、極端な低走行車はゴム部品の劣化やエンジン内部の固着などのリスクがあります。
保証付き車両を選ぶ重要性
7万キロを超える中古車を購入する場合、必ず保証付きの車両を選びましょう。見た目だけでは判断できない内部の状態に問題がある可能性があるため、購入後のトラブルに備えることが重要です。
最低でも3ヶ月または3,000キロの保証、できれば1年または1万キロの保証が付いている車両を選ぶことをおすすめします。保証内容も確認し、エンジンやトランスミッションなどの主要部品がカバーされているかをチェックしましょう。
2026年の中古車市場トレンドと7万キロ車の位置づけ
2026年現在、中古車市場は大きな転換期を迎えています。新車の供給が正常化しつつあり、それに伴って中古車相場にも変化が生じています。
供給増加による相場の調整局面
半導体不足の解消により、新車の納期が短縮されています。その結果、下取り車として良質な中古車が市場に流れやすくなっており、中古車の供給量が増加しています。
基本的に、供給が増えれば価格は下がりやすくなるため、売却を検討している方にとっては、早めの決断が有利に働く可能性があります。一方、購入を検討している方にとっては、より多くの選択肢から車を選べる好機とも言えます。
円安効果による輸出需要の継続
興味深いのは、円安傾向が続いているため、海外バイヤーからの需要が高いSUVや一部のセダン、スポーツカーなどは、国内相場とは別に高い価格を維持していることです。
特に7年落ち7万キロの車は、海外では「まだ乗り始め程度の低走行車」として認識されることがあります。日本車の品質の高さは世界的に評価されており、適切なメンテナンスがされている7万キロの車であれば、思わぬ高値がつく可能性があります。
EVシフトの影響
電気自動車(EV)への移行が進む中、従来のガソリン車やハイブリッド車の価値がどうなるかは注目ポイントです。現時点では、充電インフラの整備や航続距離の問題から、まだガソリン車やハイブリッド車の需要は健在です。
しかし、中長期的には影響が出る可能性があるため、特にハイブリッド車を所有している方は、市場動向を注視しながら売却タイミングを検討することをおすすめします。
査定トラブルを避ける!7万キロ車売却の落とし穴と実践的対処法

車について疑問を持っている人のイメージ
走行距離7万キロの車を売却する際、多くの人が直面するのが契約後のトラブルです。国民生活センターによると、中古車売却に関する相談件数は年間7,000件以上にのぼり、その多くが「契約後の減額要求」「キャンセル料の請求」「入金の遅延」といった問題です。
契約後の減額要求に絶対応じてはいけない理由
最も多いトラブルが、車を引き渡した後に「オークションで事故車と判定されたので買取額を下げたい」という連絡です。これは典型的な二重査定トラブルと呼ばれるもので、あなたに落ち度がなくても業者側が減額を要求してくるケースがあります。
重要なのは、査定はプロの仕事であり、修復歴や事故歴を見抜くのは業者の責任だということです。契約書に「再査定する場合がある」という条項があったとしても、消費者契約法第10条により無効と主張できます。
実際の対処法としては、まず業者に「契約通りの金額での買取を求めます」と明確に伝えることです。それでも応じない場合は、消費者ホットライン188番に相談しましょう。また、JPUC(日本自動車購入協会)の車売却消費者相談室も専門的なアドバイスを提供しています。
キャンセル料の罠を回避する具体的方法
電話で「お願いします」と言っただけで契約成立とされ、後日キャンセルしようとしたら3万円のキャンセル料を請求されたという事例が多発しています。
車の売買契約は、業者によって契約成立のタイミングが異なります。口頭のみで成立する場合もあれば、契約書にサインした時点で成立する場合もあります。重要なのは、査定前に必ずキャンセルポリシーを確認することです。
JADRI(日本自動車流通研究所)加盟業者であれば、契約後の二重査定が禁止されており、比較的安全です。業者選びの際は、JADRI加盟かどうかを確認しましょう。
また、契約書にサインする前には、小さな文字で書かれた条項も含めてすべてを読むことが必須です。特に「キャンセル料」「再査定の可能性」「入金時期」については、口頭でも確認し、担当者の回答を記録しておくことをおすすめします。
査定交渉の裏技!プロも知らない心理テクニック
机上の理論だけでなく、実際の査定現場で使える具体的なテクニックをご紹介します。これらは実際に30万円以上の査定アップを実現した人たちが実践している方法です。
査定士が思わず本音を漏らす質問術
査定士との会話で絶対に避けるべきは、希望価格を先に言うことです。「いくらで売りたいですか?」と聞かれたら、「まずは御社の査定額を教えていただけますか?」と返しましょう。
また、「他社の査定額はいくらでしたか?」という質問にも注意が必要です。具体的な金額を言ってしまうと、その金額に調整されてしまいます。「まだ御社が初めてです」または「比較検討中なので、まずは御社の最高額を教えてください」と答えるのがベストです。
逆に効果的なのは、「3ヶ月後に売却したらいくらですか?」と聞いた後、「では今すぐ売ったらいくらですか?」と畳みかける方法です。これにより、査定士は時間的なプレッシャーを感じ、より高い金額を提示してくる可能性があります。
査定額が10万円上がる準備の秘密
査定前の洗車は査定額に直接影響しないと言われますが、それは半分正解で半分間違いです。確かに査定基準には含まれませんが、査定士の心理に与える影響は計り知れません。
実際に査定現場を経験した人の話によると、洗車をしっかりしている車は「大切に扱われてきた車」という印象を与え、査定士が厳しくチェックする意欲が減るそうです。つまり、小さな傷や汚れを見逃してもらえる可能性が高まるのです。
さらに効果的なのは、整備記録簿をファイルにまとめて見せることです。オイル交換の履歴、タイミングベルトの交換証明、消耗品の交換記録などを時系列で整理しておくと、査定士に「この車は安心だ」という印象を与えます。実際、これだけで10万円から20万円の差が出たケースもあります。
業者が絶対に教えない売却タイミングの真実
「今日決めてくれたら、特別に10万円上乗せします」という提案を受けたとき、あなたはどうしますか?実はこれ、ほとんどの場合、次の業者も同じかそれ以上の金額を提示してくれます。
一括査定を利用している場合、最初の1社で即決する必要はありません。ただし、あまり長引かせすぎるのも禁物です。理想的なのは、3社から5社の査定を1日で完了させることです。
最も効果的な方法は、同じ日の午前中に2社、午後に3社というように時間をずらして査定を受けることです。後の業者ほど「他社の金額を上回らなければ」というプレッシャーが強まり、高額査定が出やすくなります。
知らないと損する!車種別7万キロ車の隠れた価値
すべての7万キロ車が同じように評価されるわけではありません。車種によっては、思いもよらない高値がつくケースがあります。
海外需要で価格が跳ね上がる車種の見分け方
トヨタのランドクルーザーやハイエースは、7万キロどころか15万キロ、20万キロでも高値で取引されています。なぜなら、これらの車は海外での需要が極めて高いからです。
特に注目すべきは、一部の国では輸入規制があり、初年度登録から7年以内の車しか輸入できないという制限があることです。例えば、2015年式のランドクルーザープラドの場合、2022年5月には360万円から365万円で取引されていましたが、同年11月末には300万円前後まで下落しました。
この60万円もの価格差は、7年落ちを超えると輸出規制の対象になったことが原因です。つまり、もしあなたの車が輸出需要の高い車種で、かつ7年落ちに近いのであれば、7年を迎える前に売却することで数十万円も得をする可能性があるのです。
ハイブリッド車の隠れたリスクと対策
7万キロのハイブリッド車を所有している場合、バッテリーの状態が査定額を大きく左右します。一般的に、ハイブリッドバッテリーは15万キロ程度で交換が必要になると言われています。
しかし、7万キロであればまだまだ現役で使えるため、査定でプラス評価される可能性があります。ただし、バッテリーの劣化状態は車によって大きく異なるため、売却前にディーラーでバッテリーの健全性チェックを受けることをおすすめします。
もしバッテリーが良好な状態であれば、その診断書を査定時に提示することで、査定額アップの材料になります。実際、診断書を提示した場合としなかった場合で、5万円から10万円の差が出たという報告もあります。
これだけは避けろ!7万キロ車売却の致命的ミス
多くの人が無意識のうちに犯している、査定額を大幅に下げてしまうミスがあります。
車検を通してから売却する大損
「車検が残っている方が高く売れる」という思い込みは、実は大きな間違いです。車検費用は10万円から15万円かかりますが、車検が1年残っていても査定額はせいぜい1万円から2万円しか上がりません。
つまり、車検を通すために10万円使っても、査定額は2万円しか上がらず、結果的に8万円の損失になるのです。車検が切れる1ヶ月から2ヶ月前が、売却の最適なタイミングと言えます。
不具合を隠して売却する危険性
「小さな傷や故障は言わなければバレないだろう」という考えは、後に大きなトラブルを招きます。契約書には「自己に判明している範囲で誠実に申告する」という条項があり、これに違反すると契約不適合責任を問われる可能性があります。
実際、エアコンの不具合を申告せずに売却した結果、契約解除と損害賠償を請求された事例があります。小さな不具合でも正直に申告することで、後のトラブルを避けることができます。
また、不具合を正直に申告しても、それほど査定額は下がりません。むしろ、査定士に「この人は信頼できる」という印象を与え、他の部分で甘めの査定をしてもらえる可能性もあります。
1社だけで決めてしまう最大の過ち
「面倒だから」という理由で、ディーラーの下取りだけで決めてしまうのは、最も大きな損失につながります。データによると、ディーラー下取りと買取専門店の査定額の差は、平均で20万円から30万円にもなります。
特に7万キロの車の場合、ディーラーは「古い車」として扱いますが、買取専門店は「まだまだ価値がある車」として評価してくれます。この認識の違いが、大きな価格差を生み出すのです。
自動車税と売却タイミングの絶妙な関係
意外と知られていないのが、自動車税と売却タイミングの関係です。これを理解しているかどうかで、数万円の差が出ることがあります。
4月1日を避けるべき絶対的理由
自動車税は4月1日時点での所有者に課税されます。つまり、4月2日に車を売却しても、その年の自動車税は全額支払わなければなりません。
普通車の場合、売却時に残月分の自動車税が還付されますが、軽自動車には還付制度がありません。そのため、軽自動車を所有している場合は、3月中に売却を完了させることが極めて重要です。
また、普通車でも、4月に入ってすぐに売却すると、11ヶ月分の税金を先払いした後に還付を受けることになり、資金繰りが厳しくなります。理想的なのは、3月中旬までに売却を完了させることです。
名義変更のタイミングで気をつけるべきこと
売却後、名義変更が遅れると、次の年の自動車税の納付書があなたのところに届いてしまうことがあります。通常、名義変更は売却後2週間以内に完了しますが、業者によっては1ヶ月以上かかることもあります。
契約時に「名義変更はいつまでに完了しますか?」と確認し、完了後に連絡をもらうように依頼しましょう。もし約束の期限を過ぎても連絡がない場合は、業者に問い合わせることが重要です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで様々な情報をお伝えしてきましたが、正直に言うと、多くの人にとって「最適解」はシンプルです。
走行距離7万キロの車を売るなら、個人的には2回目の車検が終わった直後、つまり7年目の前半に、最低3社の買取専門店に査定を依頼するのが最も効率的で損が少ない方法だと思います。
理由は明確です。まず、2回目の車検直後であれば、車検費用を無駄にすることなく、かつ車検が1年以上残っている状態で売却できます。3回目の車検を待つと、部品交換費用が跳ね上がり、トータルで見て損をする可能性が高いからです。
また、3社という数字も重要です。1社だけでは適正価格がわかりませんし、5社以上だと時間と労力がかかりすぎて、かえって効率が悪くなります。3社であれば、1日で査定を完了でき、なおかつ十分に価格を比較できます。
そして、ディーラー下取りは絶対に避けるべきです。ディーラーは新車を売るのが仕事であり、中古車の買取はサービスに過ぎません。専門性の違いから、買取専門店の方が20万円から30万円も高く買い取ってくれるのは、もはや常識です。
時期に関しては、できれば1月から3月、次点で9月から10月がベストですが、正直なところ、思い立ったらすぐに売る方が重要です。なぜなら、車の価値は日々下がり続けているからです。「いい時期を待とう」と3ヶ月待つよりも、今すぐ売った方が結果的に高く売れることが多いのです。
メンテナンス記録は必ず用意してください。これだけで10万円以上査定額が変わることもあります。そして、査定前には必ず洗車をしましょう。査定基準には影響しませんが、査定士の印象が大きく変わります。
最後に、契約書は隅々まで読んでください。特にキャンセル料と再査定の条項は要チェックです。後からトラブルになっても、「知らなかった」では済まされません。
ぶっちゃけ、これだけ守れば、走行距離7万キロの車でも納得のいく金額で売却できます。面倒なテクニックや複雑な交渉術よりも、このシンプルな原則を守る方が、結果的に最も高く、そして安全に車を売ることができるのです。
走行距離7万キロの相場はいくらに関する疑問解決
走行距離7万キロの車は故障しやすいですか?
適切なメンテナンスが行われている車であれば、7万キロで故障が頻発することはありません。現代の車は耐久性が大幅に向上しており、10万キロ、15万キロでも問題なく走行できるケースが多いです。ただし、定期的なオイル交換や消耗品の交換を怠っている車の場合、7万キロ前後から不具合が出始める可能性があります。特にタイミングベルト、ウォーターポンプ、各種ブッシュ類などは、この時期に交換が必要になることが多いため、メンテナンス記録の確認が重要です。
7万キロと10万キロではどれくらい買取価格が違いますか?
一般的に、10万キロは心理的な大きな節目となるため、7万キロの車と比べて買取価格は大幅に下がります。プリウスなど人気車種の場合、7万キロで70万円から80万円の買取価格がつく車が、10万キロを超えると30万円から40万円程度まで下がることも珍しくありません。つまり、3万キロの走行距離の差で、30万円から50万円の価格差が生じる可能性があります。このため、もし10万キロに近づいているのであれば、到達する前に売却を検討する価値があります。
ディーラー下取りと買取専門店、どちらが得ですか?
統計的には、買取専門店の方が高値がつく傾向があります。2025年のデータでは、複数社査定を受けた場合、査定最高額と下取り価格の差額平均は約31万円にも達しています。ディーラーは新車販売がメインビジネスであり、下取りはあくまでサービスの一環です。一方、買取専門店は中古車販売で利益を上げるため、より高い金額を提示できる傾向があります。ただし、ディーラーの場合は手続きがワンストップで完結するという利便性があるため、時間的な余裕がない場合や、手間を省きたい場合は一考の価値があります。
車検が近い場合、車検を通してから売るべきですか?
基本的には、車検を通す前に売却することをおすすめします。車検費用は10万円から15万円程度かかりますが、車検残期間が長いからといって、その分買取価格が上がるわけではありません。むしろ、車検費用を次の車の購入資金に回した方が経済的です。ただし、車検切れの車は公道を走れないため、出張買取を依頼する必要があります。車検が残り1ヶ月から2ヶ月程度あれば、その期間内に売却を完了させるのがベストタイミングです。
走行距離が少なすぎる7年落ちの車は逆に危険ですか?
はい、極端に走行距離が少ない車には注意が必要です。例えば7年で2万キロといった低走行車は、一見お得に見えますが、長期間放置されていた可能性があります。車は適度に走らせることで各部品が正常に機能するため、放置期間が長いとゴム部品の劣化、バッテリーの劣化、エンジンオイルの酸化などが進行します。特にエアコンのゴムホースやサスペンションのブッシュ類は、走行距離に関わらず経年劣化するため、低走行だからといって必ずしも良好なコンディションとは限りません。購入する場合は、整備記録を確認し、定期的にエンジンをかけていたかどうかをチェックすることが重要です。
まとめ
走行距離7万キロは、車の所有において重要な転換点です。買取相場は新車価格の30%から50%程度となり、車種やグレード、メンテナンス状態によって大きく変動します。
2回目の車検を終えた7年目は、3回目の車検前の売却がベストタイミングであり、この時期を逃すと維持費の増加と査定額の下落という二重の負担に直面します。一方で、適切なメンテナンスを継続していれば、乗り潰しという選択肢も十分に合理的です。
重要なのは、感情だけでなく経済的な計算に基づいて判断することです。メンテナンス記録の整備、複数業者への査定依頼、最適な売却時期の選択という3つのポイントを押さえることで、あなたの車を最高値で売却することができます。
2026年の中古車市場は供給増加による調整局面にある一方、円安効果による輸出需要も継続しています。この市場環境を理解し、あなたの車に最適な選択をしましょう。今日決断することが、明日の損失を防ぐ最良の方法なのです。


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