鳥取県で車中泊をする予定があるけれど、何を準備すればいいのか不安ではありませんか?特に中国山地の山間部や海沿いでは、想像以上に夜間の冷え込みが厳しく、準備不足だと寒くて眠れなかった、という体験談が後を絶ちません。実は鳥取県の車中泊では、季節を問わず防寒対策が必須なんです。この記事では、実際に鳥取県で車中泊を経験した人たちのリアルな声をもとに、失敗しないための準備方法を徹底解説します。
- 鳥取県特有の気温変化に対応した防寒対策の具体的な方法
- 道の駅やRVパークなど安心して泊まれるおすすめスポット情報
- 初心者でもすぐに実践できる車中泊の必須アイテムリスト
- 鳥取県の車中泊で最も重要なのは防寒対策!気温の実態を知ろう
- 車中泊初心者が見落としがちな準備物とは?
- 鳥取県でおすすめの車中泊スポット7選
- 車の防寒対策は必須!具体的な方法を解説
- 体の保温対策と服装選び
- 寝具選びのポイント
- 車中泊時の注意点とマナー
- 実際の車中泊で起きるトラブルとリアルな解決策
- 車中泊で絶対に避けたい危険なトラブル
- 他の車中泊者とのトラブルを避ける方法
- 睡眠の質を上げるための現実的なコツ
- 食事と水の確保で失敗しないために
- 季節ごとの準備物チェックリスト
- バッテリー上がりを防ぐための知恵
- 車中泊スポット選びの裏技
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- 鳥取県の車中泊に関する疑問解決
- まとめ準備万端で鳥取県の車中泊を楽しもう
鳥取県の車中泊で最も重要なのは防寒対策!気温の実態を知ろう

車中泊のイメージ
鳥取県で車中泊をする上で最も重要なのが、気温変化への対策です。多くの初心者が失敗するのが、日中の暖かさに油断して夜間の冷え込みを甘く見てしまうこと。鳥取県は日本海側に位置し、海沿いでも山間部でも夜間は急激に冷え込みます。
実際に鳥取県日南町の「道の駅にちなん日野川の郷」で10月に車中泊をした方の体験談によると、最低気温が3度まで下がり、毛布だけでは寒すぎて眠れなかったそうです。1000メートル級の中国山地のど真ん中に位置するこの道の駅周辺では、真夏でも夜間は冷え込むため油断は禁物です。
鳥取砂丘周辺や海沿いのエリアでも、海風の影響で体感温度はさらに低くなります。2026年2月現在、冬季の鳥取県内では標高の高い場所で氷点下になることも珍しくありません。特に大山エリアなど標高が高い場所では、11月以降は凍結や積雪のリスクもあるため、寝袋はマイナス対応のものを選び、電気毛布や湯たんぽも併用することが推奨されています。
季節別の気温変化と必要な対策
春秋シーズン(4月~5月、9月~11月)は日中は快適でも、夜間は10度以下に冷え込むことが一般的です。厚手の寝袋と断熱マット、防寒着の重ね着が必要になります。
夏季(6月~8月)でも山間部では夜間15度前後まで下がることがあります。薄手の寝袋でも対応できますが、ブランケットを数枚用意しておくと安心です。また、日中の暑さ対策として窓用の網戸も忘れずに準備しましょう。
冬季(12月~3月)は車中泊経験者でも厳しい季節です。氷点下になることも多く、R値5以上のマットと快適温度マイナス5度程度の寝袋、電熱ベストやカイロなどの暖房グッズが必須となります。
車中泊初心者が見落としがちな準備物とは?
車中泊を快適に過ごすためには、寝具や防寒対策だけでなく、日常生活で当たり前のものが意外と必要になります。ここでは、実際に車中泊をした人たちが「準備しておけばよかった」と後悔した物をご紹介します。
トイレ関連の必需品
道の駅や公園、キャンプ場のトイレには、トイレットペーパーが置いていない場合があります。普段の生活では考えられないことですが、屋外のトイレでは珍しくありません。1ロールでいいので、常に車に積んでおくと安心です。
また、屋外のトイレは場所によって汚れている場合もあるため、便座クリーナーやアルコールスプレーも車に常備しておきましょう。使わせてもらうトイレなので、マナーとして綺麗に使う心がけも大切です。
水の確保方法
人が1日に必要とする水の量は、最低でも1.5リットルといわれています。車中泊では飲水用と調理用で水を使うことが多いため、水の確保がとても重要です。
鳥取県内では、マックスバリュの一部店舗で無料給水サービスを利用できます。対象のカードと専用ボトルを持っていれば1日2リットルまで無料で水がもらえるため、長期の車中泊旅には非常に便利です。ただし、給水機の種類が店舗によって異なるため、2種類のボトルを用意しておくと確実です。
入浴施設利用時の持ち物
観光地の銭湯や温泉などにはシャンプーやリンス、ドライヤーが置いてありますが、山奥の温泉や格安銭湯では装備品が一部または全くない場合があります。マイお風呂セットを必ず持ち歩きましょう。
おすすめは防水加工されたポーチです。薄くて軽いので持ち運びや収納に便利で、チャックがついているので細かなものも入れやすく、使用時や乾燥時に引っ掛けることもできます。
速乾性タオルの重要性
長期の車中泊では、毎日コインランドリーに通うことはできないため、車内でタオルを乾かすことになります。吸水性に優れているが生地が厚く乾きにくいタオルは、生乾き臭で車内を不快にしてしまいます。
速乾性のあるタオルを選べば、翌朝にはほぼ乾いており、匂いも発生しにくいため車中泊には最適です。アウトドアショップで実物を確認して購入することをおすすめします。
鳥取県でおすすめの車中泊スポット7選
鳥取県には17の道の駅とRVパークがあり、車中泊に適した環境が整っています。ここでは、実際に利用した人たちの評価が高いスポットをご紹介します。
道の駅きなんせ岩美
鳥取県東部の岩美町にある道の駅で、駐車場は76台分あります。最大の魅力はローソンが併設されていること。鮮魚の販売とレストラン海陽亭では、地元の海鮮を楽しむことができます。鳥取砂丘から車で15分程度と観光にも便利な立地です。
最寄りの日帰り温泉は岩井温泉のゆかむり温泉で、疲れた体を癒すことができます。浦富海岸や透明度の高い東浜での海水浴を楽しむ際の拠点としても最適です。
道の駅神話の里白うさぎ
鳥取砂丘から車で15分ほどの場所にあり、駐車場は116台と広々としています。手作りパン屋と鳥取名物「すなばコーヒー」が併設されているため、モーニングが楽しめるのが魅力です。
鳥取のお土産が豊富に用意されており、ドライブの休憩にも最適。白兎海岸に近く、神話ゆかりの地を巡る観光の拠点としても人気があります。
道の駅にちなん日野川の郷
2016年開業の新しくて清潔な施設で、高速SA並みの設備が整っています。最大の利点は隣にローソンがあること(営業時間は6時から24時)。山間部にありながら、無料Wi-Fiも駐車場で接続可能です。
トイレは本当にきれいで清掃も行き届いており、自動ドアのため夜でも虫が入りにくい構造。朝は霧に覆われた中国山脈の美しい景色を眺めることができます。ただし、防寒対策は必須で、特に10月でも最低気温3度まで下がるため注意が必要です。
道の駅西いなば気楽里
2019年6月にオープンした比較的新しい道の駅で、鹿野温泉の源泉を使用した足湯が魅力です。駐車場は122台分あり、ファミリーマートも隣接していますが、2024年9月より営業時間が5時から23時に変更されているので注意が必要です。
トイレが非常に綺麗で快適に使えるため、ドライブの休憩スポットとしても人気があります。
道の駅はわい
鳥取道沿いの東郷池を一望できる場所にあり、駐車場は270台と十分なスペースがあります。最寄りの温泉はゆアシス東郷龍鳳閣で、温泉とプールも併設されているため、お子様連れのファミリーには特におすすめです。
道の駅犬挟
倉吉から蒜山に向かう道中にある道の駅で、駐車台数は41台と少なめですが、避暑地になるのが最大の魅力です。実際に訪れた方によると、海沿いに比べて5度ほど気温が低く、夏の車中泊には最適な環境だそうです。
最寄りの温泉は関金温泉せきがね湯命館。夏の暑さが辛い時期には、ぜひ訪れたいスポットです。
RVパークTOTTORI
鳥取砂丘、砂の美術館、白兎海岸へのアクセスが良く、各サイトに電源、水道、ダンプステーションが完備されている有料の車中泊施設です。海が近く、海鮮市場も近場にあるため、鳥取のグルメも楽しめます。
スーパーや食事処も近隣に多くあり、快適に過ごせる設備が整っているため、初心者にも安心して利用できます。
車の防寒対策は必須!具体的な方法を解説
車中泊で快適に過ごすためには、自分の体の防寒だけでなく、車自体の防寒対策も非常に重要です。車は鉄のボディと大きな窓に囲まれており、何も対策をしないと外気温と同じくらいまで冷え込んでしまいます。
窓からの冷気を遮断する
車内が冷える最大の原因は、窓ガラスから侵入する冷気です。全ての窓に断熱効果のあるカーテンや専用シェードを取り付けることが最も効果的です。
自分の車種専用で窓に貼り付けられるタイプのものがおすすめです。専用品は窓のサイズに合わせて作られており、吸盤やマグネットで簡単に取り付けられます。遮光力も強く、防寒や防音効果も高いため、ネットで数千円で購入できます。
DIYする場合は、遮光布にマジックテープを縫い付ける方法が効果的です。シールタイプのマジックテープは布の重みで外れる可能性があるため、必ず縫い付けるようにしましょう。隙間から光が入る(中が見える)ことを防ぐため、窓枠より長めに作り、隙間ができないようにすることが重要です。
床からの底冷えを防ぐ
車には断熱材を挟んだ層がないため、下からの冷気を受けやすくなります。厚手のマットを床に敷くことで、底冷えを大幅に軽減できます。
キャンプで使用するようなインフレーターマットやエアマット、10センチ厚のマットレスがおすすめです。マットにはシートの凹凸をなくす効果もあるので、厚めのマットを選ぶことで寒さ対策と同時に睡眠の質向上にもつながります。
結露対策も忘れずに
冬の車中泊において結露は大敵です。特に冬場は朝起きると窓や壁に水滴がびっしりついていることも。毎朝結露処理をする作業を軽減するために、繰り返し使える除湿機を導入しましょう。
無給電式の除湿剤は、中に除湿ペレットが入っており75ミリリットルの水を吸収できます。横に倒しても漏れないので、寝ている間の結露対策だけでなく、日中の布団の湿気も取ってくれます。
USB給電式の除湿機は、モバイルバッテリーやポータブル電源で稼働し、空間内の湿気を吸って容器に水を溜めます。目視で効果が分かるため、毎朝確認するのが楽しくなります。
体の保温対策と服装選び
車の防寒対策ができたら、次は自分の体を暖かく保つ工夫が必要です。登山で採用されるレイヤリング(重ね着)の考え方を取り入れることで、環境に応じた温度調節が可能になります。
レイヤリングの基本
服装を3層に分けて重ね着することで、暖かい空気の層を作り出します。ベースレイヤーには吸湿速乾素材のインナーを着用し、汗冷えを防ぎます。ミドルレイヤーにはフリースやインナーダウンを着て保温層を作り、アウターレイヤーでダウンジャケットを羽織れば大分寒さを防げます。
重ね着は感じる寒さによって脱ぎ着をして体温調整もできるため、手軽に取れる対策としておすすめです。寒がりな方はユニクロのヒートテックやボアスウェットパンツを活用すると、軽くて暖かく、着ぶくれもしません。
三つの首を温める
首、手首、足首の3つの首には、血流の多い太い血管が皮膚の近くを通っているため、冷やさないための工夫が欠かせません。首はネックウォーマー、手首は手袋、足首には靴下やダウンフットウォーマーを着用すれば、簡単に寒さ対策が行えます。
足元を温かく保つには、保温性に優れたダウンを使用したフットウォーマーがおすすめです。足首まで包み込む設計で、履き口のストレッチ素材が冷気の侵入を防止してくれます。
電熱ウェアの活用
より高い防寒効果を求める場合は、電熱ベストやUSB給電式の電気カイロを活用しましょう。モバイルバッテリーがあれば簡単に暖を取ることができ、温度調整も可能です。
ただし、電源を入れた状態で長時間使用すると低温やけどになる恐れがあるため注意が必要です。
寝具選びのポイント
快適に眠るためには、寝袋の適正温度がとても重要です。真冬の車中泊であれば、快適温度がマイナス10度からマイナス20度の厳冬期用寝袋を選びましょう。
寝袋の種類と選び方
マミー型は人の体に合わせた形状で密着性があり暖かい反面、少し窮屈に感じることもあります。封筒型はゆったりとしていて布団に近い使い心地ですが、密着性に少し難があります。
冬の車中泊の寒さ対策用としてはマミー型の方が密着性があって暖かいためおすすめです。ただし、ゆったり眠りたい方は冬用の封筒型を選び、ネックウォーマーなどで首元を保護すれば快適に眠れます。
寝る時はできるだけ薄着で寝る方が快適なので、オーバースペックかもと思うマイナス20度、30度まで対応したものを選ぶのも一つです。今後冬キャンプをする場合にも流用できますし、あって困ることはありません。
電気毛布と湯たんぽの併用
ポータブル電源があれば、電気毛布を使用することで快適性が大幅に向上します。電気毛布は消費電力が30から60ワット程度と低く、ポータブル電源でも運用しやすい優秀な防寒アイテムです。
タイマー付きモデルを選べば、就寝後の消し忘れ防止に役立ちます。就寝時は安全性を考慮して「弱」設定で使用し、低温火傷を防ぎましょう。USB給電タイプの電気毛布も販売されており、モバイルバッテリーでも使えるため便利です。
湯たんぽも非常に効果的な暖房グッズです。お湯を沸かして湯たんぽを足元かお腹あたりに入れて寝ると、寒い夜でも暖かさが全然違います。電気式の湯たんぽも充電のみですぐに温まるので、お湯を沸かす環境がなくても使えて便利です。
車中泊時の注意点とマナー
車中泊を安全に楽しむためには、いくつかの重要な注意点とマナーを守る必要があります。
エンジンは必ず切る
車中泊時はクルマのエンジンをかけ、エアコンを使用して寝ることは避けるべきです。周囲への迷惑はもちろん、何より危険です。特に降雪地域ではマフラーに雪が積もると一酸化炭素が車内に逆流し、一酸化炭素中毒で死に至る可能性もあります。
アイドリングは基本的に禁止です。自然環境の保護や騒音防止のため、必ずエンジンを切りましょう。
駐車場所のマナー
車中泊は、オートキャンプ場やRVパークなど決められた場所で行いましょう。オートキャンプ場であっても車中泊を禁止しているところもあるため、事前に確認が必要です。
道の駅や高速道路のSAは休息のための仮眠のみ認められており、車中泊は原則禁止されています。ただし、実際には黙認されている場所も多いため、マナーを守った利用が求められます。
周囲への配慮
夜になり周囲が静かになると、車のドアの閉まる音や「ピピッ」というロック確認音は結構周囲に響きます。ドアの開閉は静かに行い、ロック確認音もできたらオフにしておきましょう。
また、窓の開閉時など一時的に電源をオンにする場合、ヘッドライトが「AUTO」になっていると点灯してしまい、周囲のキャンパーの迷惑になります。ヘッドライトも忘れずにオフにしておきましょう。
夜間の安全対策
夜にトイレに行くなど車外に出る際には、地面が凍結していないか注意が必要です。足元は暗くて見えないため、車外に一歩出たときに滑って転んでしまったという話をたびたび耳にします。
摩擦力の高い滑りにくい靴底のシューズや、簡易的な滑り止めを用意しておくと安心です。
実際の車中泊で起きるトラブルとリアルな解決策

車中泊のイメージ
準備万端で出発したつもりでも、現地に着いてから「あれ、これどうしよう?」と困ってしまうことは意外と多いものです。ここでは、実際に車中泊をした人たちがよく遭遇するトラブルと、その場でできる対処法をご紹介します。
荷物が走行中に雪崩を起こす問題
カーブを曲がるたびに後部座席で荷物が「ガシャーン」「どーん」と大きな音を立てて崩れ落ちる。これは車中泊ならではのあるあるトラブルです。荷物は収納ケースにしっかりとまとめて固定することが重要ですが、現実的には難しいこともあります。
すぐにできる対策として、つっぱり棒を使って荷物スペースを仕切る、ネットやベルトで荷物を固定する、重いものは下に軽いものは上に配置するという基本を守りましょう。特に食材や飲み物が入ったクーラーボックスは、座席の足元に置くなど動かない場所に配置すると安心です。
夜中にトイレに行きたくなったときの苦労
実際の体験談で最も多いのがこの問題です。天井が低くて頭をぶつける、荷物が散乱していて靴を履くのに苦労する、カーテンやシェードを外すのに一苦労する。しかも真っ暗な中でトイレに行くのは想像以上に大変です。
解決策として、寝る前に必ずトイレを済ませておくのは当然ですが、それでも行きたくなることはあります。車内には必ず懐中電灯やヘッドライトを手の届く場所に置いておきましょう。また、靴は履きやすいサンダルを車外に出る直前に置いておくと便利です。
女性の場合や子連れの場合は、簡易トイレを車内に用意しておくと非常に助かります。特に真っ暗な公園の駐車場や、コンビニまで遠い場所では必須アイテムです。
生ごみのニオイ問題
車内で調理した後の生ごみを放置すると、夜中に「ん?何このニオイ」と起きてしまうことがあります。季節にもよりますが、車内という密閉空間では寝られないほどの異臭を放つこともあります。
対策としては、チャック付きの袋に入れて2重に密閉すること。「外に出しておけばいいのでは?」と思いがちですが、自然の中の車中泊スポットでは野生動物に荒らされて翌朝悲惨な状態になることも考えられます。ニオイ対策は密閉できる袋で厳重に閉めることが最善策です。
ポータブル電源の残量ゼロ問題
冬場は特にヒーターなどの家電製品をよく利用するため、意外とポータブル電源を消費してしまいます。朝起きたらポータブル電源の残量がゼロで、極寒の寒さをヒーターなしで過ごしたという苦い経験談は珍しくありません。
走行中にポータブル電源の充電をする習慣をつけること、車中泊旅に出かける前には必ず充電を確認すること。また、途中でホテルに泊まるときにまとめて充電するのも有効です。ソーラーパネル対応のポータブル電源なら、車中泊スポットに到着してからでもゆっくり充電できますが、天候に左右される点は覚えておきましょう。
車中泊で絶対に避けたい危険なトラブル
楽しい車中泊のはずが、一歩間違えると命に関わる危険もあります。ここでは、絶対に避けなければならない重大なトラブルについて解説します。
一酸化炭素中毒の恐怖
新潟県で積雪中に車中泊をしていた女性が、エンジンをかけっぱなしにして暖を取ろうとした結果、一酸化炭素中毒で亡くなるという痛ましい事故がありました。また、車内でガスストーブを使っていた方が一酸化炭素中毒で亡くなったケースもあります。
車内での火気使用は絶対に避けること。どうしても暖を取りたい場合は、ポータブル電源を使った電気毛布や電熱ベスト、湯たんぽなど、火を使わない安全な暖房方法を選びましょう。換気を十分に行うことも重要ですが、寒い時期は窓を開けると寒さで眠れません。安全性を最優先に考えましょう。
雨の日の車中泊リスク
雨よけのために立木の下に車を停めたくなりますが、雨上がりの雨だれの音は想像以上に大きく、一度気になると眠れなくなります。不規則なリズムで落ちてくる大粒の雨水は、静かな車内では非常に響きます。
また、雨によって一気に気温が冷え込んだり、湿度が上がったりします。特に湿度に関しては、車内に干した洗濯物が乾きにくくなったり、車内に結露が大量に発生したりとさまざまなトラブルの原因になります。
雨が予想されるときは、耳栓やノイズキャンセリングイヤホン、靴下、湯たんぽ、寝袋などを準備しておくと安心です。雨対策に不安があれば無理せずに屋根付きの駐車場を選ぶのも一つの方法ですが、場所によっては車中泊を禁止しているところもあるので事前確認をお忘れなく。
虫の大量発生トラブル
手元を見やすくするために室内灯をつけたり、空気のおいしい場所で窓を開放したりすると、気づいたら車内に大量の虫が侵入しているという悪夢が現実になります。
多くの虫は光に集まるため、周囲が暗ければなおさらです。多少不便でも、夜間の室内灯は極力つけないようにするほうが賢明です。また、風の気持ち良い夜だったとしても窓を開け放つのは控えましょう。これは防犯対策にもつながります。
他の車中泊者とのトラブルを避ける方法
道の駅や公共の駐車場では、他の車中泊者がいることも多く、マナーやトラブルに気を配る必要があります。
音のトラブル
オートキャンプ場や道の駅で他のグループが夜中まで騒いでいたり、大音量で音楽をかけていたりして眠れないというトラブルは非常に多いです。人の話し声や大音量の音楽は、さすがに気になって眠ることができません。
可能であれば場所を移動する、移動が難しい場合は耳栓を使用するなどして音を気にせず過ごせるような工夫をしましょう。直接注意するのは、さらに大きなトラブルに繋がる可能性があるためおすすめしません。
マナー違反の車中泊者に遭遇したら
駐車場内に調理器具を出して調理をしていたり、テーブルや椅子を出していたりと、その場所におけるルールやマナーを守らない車中泊者に遭遇することがあります。
見ていても気分が良いものではありませんが、できるだけ見ない、関わらないようにすることで対応しましょう。調理時のにおいが気になったり、あまりに不快な様子が見受けられる場合は、可能な限り場所を移動するのが賢明です。
睡眠の質を上げるための現実的なコツ
車中泊で最も重要なのは、いかに快適に眠れるかです。ここでは、実際の経験者が実践している睡眠の質を上げるコツをご紹介します。
マットの重要性を侮らない
多くの初心者が「寝るには寝れたものの、翌日に体のあちこちが痛くなった」と後悔します。寝具の下に敷くマットは良いものを選ぶべきです。厚さ10センチ程度のマットレスや、R値5以上のキャンプ用マットがおすすめです。
シートの凹凸は想像以上に体に負担をかけます。敷布団だけでは不十分なことが多いため、専用のマットを用意することで睡眠の質が劇的に改善されます。
アイマスクと耳栓の効果
慣れない環境で視界を塞ぐアイマスクがあれば、より深い眠りにつくことができます。視界を遮ることで車中泊をしている感覚が弱まり、リラックスしやすくなります。
また、周囲の車の走行音などが気になる場合は、耳栓も効果的です。基本的には周囲の音に慣れることも大切ですが、特に他のグループの騒音や雨音が気になる場合は必須アイテムとなります。
首と足元を重点的に温める
ネックウォーマーや貼るカイロを準備しておくと、予想以上に気温が低かった場合でも対応できます。特に足元が冷えると全身が寒く感じるため、厚手の靴下やフットウォーマーは必須です。
寝袋だけでは暖が取れないこともあるため、ヒートテックなどの保温性の高いインナーを重ね着することで、体温を効果的に保つことができます。
食事と水の確保で失敗しないために
車中泊旅では、食事と水の確保が意外と難しい問題です。特に鳥取県の山間部では、想定していたお店が見つからないこともあります。
昼食難民にならないために
渋滞だったり、面白そうな場所に立ち寄ったりして、計画通りに移動できないのは車中泊旅あるあるです。お昼になってもお店がありそうな場所に辿り着けず、昼食難民になることもあります。
車にクーラーボックスかポータブル冷蔵庫を積んで、常に飲み物と食べ物の余剰分をストックしておくことが重要です。カップラーメンやパンなどの常温で保存できるものも、非常用として車に積んでおきましょう。
地方はお店が閉まる時間も早いので、早め早めの行動を心がけることが大切です。鳥取砂丘近辺のお店も夕方に閉まるところが多いため、夜ご飯を食べるには車で10分ほど移動してイオンモールやカインズモールなどの大型施設に行く必要があります。
調理するかしないかの判断
車内で調理をすると生ごみのニオイ問題が発生するため、できるだけ調理を必要としない食事を選ぶのが賢明です。コンビニのお弁当や、道の駅で購入した地元の惣菜、外食などを上手に活用しましょう。
どうしても車内で簡単な調理をしたい場合は、調理後すぐに生ごみを密閉袋に入れ、可能であれば車外の適切な場所に置いておくことをおすすめします。
季節ごとの準備物チェックリスト
鳥取県での車中泊は季節によって準備すべきものが大きく変わります。ここでは実践的なチェックリストをご紹介します。
春秋シーズンの必須アイテム
厚手の寝袋(快適温度5度以下)、断熱マット(R値3以上)、防寒着(重ね着用に3枚程度)、ネックウォーマー、厚手の靴下、ブランケット2から3枚、懐中電灯、耳栓、アイマスク、速乾性タオル、お風呂セット、トイレットペーパー、便座クリーナー、チャック付き袋(ゴミ用)、水2リットル以上、非常食。
夏季の必須アイテム
薄手の寝袋、断熱マット、窓用網戸、扇風機(ポータブル電源使用)、冷却タオル、虫よけスプレー、虫刺され薬、日焼け止め、速乾性タオル、大量の水、保冷剤、クーラーボックス、懐中電灯、お風呂セット、トイレットペーパー、便座クリーナー。
冬季の必須アイテム
厳冬期用寝袋(快適温度マイナス10度以下)、断熱マット(R値5以上)、電気毛布、湯たんぽ、電熱ベスト、ヒートテック上下、ダウンジャケット、ネックウォーマー、手袋、厚手の靴下、フットウォーマー、カイロ10個以上、除湿剤、結露ワイパー、タオル多め、ポータブル電源(大容量)、懐中電灯、お風呂セット、トイレットペーパー、便座クリーナー、水、非常食。
バッテリー上がりを防ぐための知恵
車中泊で意外と多いトラブルが、朝起きたらバッテリーが上がっていて車が動かないという事態です。
バッテリー上がりの主な原因
ライトの消し忘れ、ヘッドライトがAUTOモードになっていた、室内灯のつけっぱなし、寒さによるバッテリー性能の低下などが主な原因です。寝る前に必ず全てのライトが消えているか確認しましょう。
特にヘッドライトのAUTOモードは要注意です。窓の開閉時など一時的に電源をONにする場合、ヘッドライトが点灯してしまい、そのまま消し忘れることがあります。
万が一バッテリーが上がったら
ジャンプスターターを車に常備しておくことをおすすめします。最近のジャンプスターターはコンパクトで、モバイルバッテリーとしても使えるものが多いため、一石二鳥です。また、JAFの会員になっておくと、バッテリー上がりなどのトラブル時に無料で対応してもらえるため安心です。
車中泊スポット選びの裏技
快適な車中泊ができるかどうかは、スポット選びで8割決まると言っても過言ではありません。
立地条件の見極め方
駐車場所は風の通り道ではない建物の側が最適です。冷たい風が吹く場所に駐車していると、車内温度も下がりやすくなります。建物が壁となって冷たい風を遮ってくれるため、寒さ対策として効果的です。
また、雨の日は立木の下を避け、むしろ何もない場所の方が快適な場合もあります。水平な場所を選ぶことも重要で、少しでも傾斜があると寝にくく、睡眠の質が下がります。
トイレまでの距離を確認
トイレまでの距離が近い場所に駐車することで、夜中のトイレ問題がかなり楽になります。特に真っ暗な中を長距離歩くのは不安ですし、懐中電灯があっても大変です。できるだけトイレの近くで、かつ静かな場所を選びましょう。
また、トイレがきれいかどうかも重要なポイントです。道の駅や高速道路のSA、PAはトイレがきれいなことが多いため、そういった場所を優先的に選ぶと快適です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々と説明してきましたが、正直なところ、初めての車中泊で完璧を目指す必要はないと思います。
個人的には、最初は近場で1泊だけ試してみるのが一番おすすめです。自宅から30分から1時間程度の距離にある道の駅で、金曜の夜に車中泊して土曜の朝に帰ってくる。これなら何か問題があってもすぐに帰れますし、足りないものがあれば次回の準備に活かせます。
あと、防寒対策だけは絶対にケチらないこと。寒くて眠れないと本当に辛いです。「これ要らないかな?」と思っても、毛布やブランケット、カイロは多めに持っていきましょう。使わなければ車に積んでおけばいいだけですし、いざという時に「持ってきて良かった」と思える確率の方が圧倒的に高いです。
それから、ポータブル電源は本当に買っておいた方がいいです。「高いしなくても大丈夫でしょ」と思うかもしれませんが、電気毛布が使えるかどうかで快適さが天と地ほど違います。特に冬の鳥取県では必須レベルです。最初は容量が小さめの安いモデルでもいいので、一つ持っておくと車中泊の幅が広がります。
食事に関しては、無理に車内で調理しようとしない方が楽です。コンビニや道の駅で買った惣菜、外食を上手に使って、車内ではのんびり過ごす方が精神的にも余裕ができます。「車中泊だから全部自分で用意しなきゃ」と思い込む必要はありません。
最後に、完璧な準備よりも大切なのは「柔軟に対応する心構え」です。トラブルが起きたら「まあ、こういうこともあるよね」と受け入れて、その場でできる対策を考える。それも含めて車中泊の醍醐味だと思います。想定外のことが起きても、それが後で笑い話になるような余裕を持って楽しんでください。
鳥取県は本当に車中泊に適した場所です。道の駅も充実しているし、温泉も多いし、何より自然が美しい。準備をしっかりして、でもあまり構えすぎず、気楽に楽しむのが一番です。
鳥取県の車中泊に関する疑問解決
道の駅とキャンプ場はどう使い分ければいい?
旅の目的次第で使い分けるのがベストです。道の駅は移動型旅に向いており、複数の観光地を巡る際の拠点として便利です。一方、キャンプ場は滞在型旅に向いており、一箇所でゆっくり過ごしたい場合に適しています。
温泉付きや夜間照明のある道の駅は、初心者にも安心です。設備の整ったRVパークは電源や水道が使えるため、快適性を重視する方におすすめです。
鳥取県の冬の車中泊は寒さ対策が必要?
はい、特に大山エリアなど標高が高い場所では11月以降凍結や積雪のリスクがあります。寝袋はマイナス対応のもの、電気毛布や湯たんぽも効果的です。
太平洋側と違い、日本海側の鳥取県は冬季の気温が低く、日中は温暖でも夜間に急激に冷え込むパターンが多いため油断は禁物です。
女性一人での車中泊は安心?
適切な準備とマナーを守れば、女性一人でも安心して車中泊できます。最も重要なのはカーテンやシェードで車内を完全に目隠しすること。隙間をつくらず、車内をグルっと一周囲む気持ちで設置しましょう。
着替えも車内で行うため、外から見えないようにすることで安心感が得られます。道の駅やRVパークなど、他の車中泊者もいる場所を選ぶのも安全対策の一つです。
明るいうちに到着すべき?
はい、特に初めての場所では明るいうちに到着することを強くおすすめします。山間部の道の駅では、夜になると周囲が真っ暗になり、慣れない山道を夜中に走るのは精神的にも大変です。
できるだけ明るいうちに到着し、周囲の環境を確認してから夜を迎えるようにしましょう。運転に自信のある人は別ですが、安全第一で計画を立てることが大切です。
食料や水はどこで調達すればいい?
道の駅周辺にはコンビニがある場合も多いですが、品揃えは街中の方が圧倒的に豊富です。山道に入る前に大型スーパーなどで買い物を済ませておくことをおすすめします。
選択肢も広がりますし、価格も安く抑えられます。道の駅の直売所では地元の新鮮な野菜や特産品が手に入るため、そちらも活用すると良いでしょう。
まとめ準備万端で鳥取県の車中泊を楽しもう
鳥取県での車中泊は、適切な準備をすれば初心者でも十分に楽しめます。最も重要なのは防寒対策を甘く見ないこと。季節を問わず、夜間は想像以上に冷え込むことを念頭に置いて準備しましょう。
車の防寒対策として、全ての窓に断熱シェードやカーテンを取り付け、床には厚手のマットを敷くこと。体の保温対策として、レイヤリングを意識した服装選びと、三つの首を温めることを忘れずに。寝具は季節に応じた適正温度のものを選び、電気毛布や湯たんぽも併用すれば万全です。
道の駅やRVパークなど安心できる場所を選び、マナーを守って利用すること。特にエンジンは必ず切り、周囲への配慮も忘れずに。トイレットペーパーや速乾性タオル、お風呂セットなど、見落としがちな日用品もしっかり準備しましょう。
鳥取県には魅力的な観光スポットと温泉、美味しい海の幸が豊富にあります。大自然に囲まれた静かな環境で、澄んだ空気と美しい星空を眺めながら過ごす車中泊は、きっと素晴らしい旅の思い出になるはずです。この記事を参考に、万全の準備で鳥取県の車中泊を楽しんでください!


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