当サイトの記事にはプロモーションが含まれています。

車中泊で警察から職質されたらどうする!?9割が知らない正しい対応と回避テクニック

車中泊の知識

夜中に窓をコンコンと叩かれて目が覚める。外を見ると懐中電灯を持った警察官が立っている…。車中泊をしたことがある方なら、この恐怖を味わったことがあるかもしれません。何も悪いことはしていないのに、突然職務質問を受けると焦ってしまいますよね。実際、2026年に入ってからも車中泊人気は高まり続けており、それに伴って警察による職務質問も増加傾向にあります。日産が1月7日に車中泊専用モデル「エクストレイル ロッククリーク マルチベッド」を発表するなど、車中泊市場は拡大していますが、同時に職質のリスクも高まっているのです。

ここがポイント!
  • 車中泊で職質される理由と警察が目をつけやすい状況を徹底解説
  • 職質された時の正しい対応方法と絶対にやってはいけないNG行動
  • 刃物所持の落とし穴と銃刀法違反で逮捕されないための完全ガイド

なぜ車中泊していると警察から職質されるのか?

車中泊のイメージ

車中泊のイメージ

車中泊中に職務質問を受けるのは、決してあなたが怪しいからではありません。警察官には「警察官職務執行法」という法律に基づいた職務があり、地域の安全を守るためにパトロールを行っています。深夜のコインパーキングや道の駅、公園などで長時間停車している車は、警察官の目に留まりやすいのです。

警察が車中泊車両に声をかける最大の理由は安全確認です。車内で人が倒れていないか、練炭自殺などの事件が起きていないか、車上荒らしや盗難の準備をしているのではないか。こうした最悪の事態を防ぐため、警察官は積極的に声かけを行っているのです。実際、車中泊中に体調を崩して意識を失っている人を警察官が発見し、救急搬送されたケースも少なくありません。

また、近年は車中泊をする人が増えたことで、地域住民からの通報も増加しています。見慣れない他県ナンバーの車が深夜に駐車場に停まっていれば、「何か怪しいことをしているのではないか」と不安に感じる住民もいるのです。特に住宅街に近い公園や、小学校の近くなどでは通報されやすい傾向にあります。

職質されやすい状況トップ5!あなたは大丈夫?

100回以上職質を受けた経験者や、全国を車中泊で旅している方々の実体験から、職質されやすい状況が明らかになっています。

第一に、車の窓を完全に目隠ししている状態です。運転席や助手席まで銀マットやカーテンで完全に覆っていると、外から中の様子が全く見えず、警察官に「何か隠している」という印象を与えてしまいます。実際、職質を受けた方の多くが前席まで目隠しをしていたと証言しています。正しい方法は、運転席と助手席は外から見える状態にして、前席と後部座席の間をカーテンで仕切ることです。後部座席だけで居住空間が完結するようにすれば、職質される確率は大幅に下がります。

第二に、人気のない場所での単独駐車です。公園の駐車場に1台だけポツンと停まっている状態は、警察官だけでなく地域住民からも目立ちます。特に夜間の公園は警察の巡回コースになっていることが多く、職質を受ける確率が非常に高いのです。道の駅やサービスエリアなど、車が複数台停まっている場所であれば、1台が突出して目立つことは少なくなります。

第三に、他県ナンバーであることです。地元ナンバーの車であれば近所の人かもしれないと思われますが、他県ナンバーは「何のためにここにいるのか」という疑問を抱かせやすいのです。東北地方、特に青森県や福島県の会津地域は職質が厳しいという報告が多数あります。内陸部や山間部、雪国は基本的に排他的な傾向があり、見慣れない県外車に対する警戒心が強いようです。

第四に、コンビニやパチンコ店の駐車場です。これらの場所は警察の巡回コースになっていることが多く、深夜に車中泊していると高確率で職質を受けます。特にパチンコ店の駐車場は、数時間のうちに2度も職質を受けたという事例もあるほどです。コンビニは24時間営業で人の出入りも多いため、不審車両として通報されやすい場所でもあります。

第五に、車の状態が悪い場合です。低年式の高級車、整備不良の車、傷だらけの車などは職質のターゲットになりやすい傾向があります。ナンバー灯やブレーキ灯が切れている場合は整備不良で停止させる正当な理由があり、ほぼ確実に職質を受けることになるでしょう。車も身なりも小綺麗にしておくことが、職質を避ける基本中の基本なのです。

職質された!その時絶対にやってはいけないNG行動

深夜に窓をコンコンと叩かれたら、誰でも驚いてしまいます。しかし、ここでの対応次第で、数分で終わるか数時間拘束されるかが決まってしまうのです。

最もやってはいけないのは感情的になって警察官に反抗することです。「なんで俺が職質されなきゃいけないんだ」「税金で飯食ってるくせに」といった態度を取ると、警察官の疑念を強めるだけです。最悪の場合、公務執行妨害罪で現行犯逮捕される可能性もあります。職務質問は法律上任意ですが、理論上拒否できても、実際に拒否すると「何か隠しているのでは」と思われ、かえって事態が長引くのです。

次に避けるべきは嘘をつくことや答えをあやふやにすることです。警察官は言葉の使い方、話している時の表情、仕草などを注意深く観察しています。目線を逸らしたり、質問に対してあやふやな答えをしたりすると、質問がどんどん増えていく傾向があります。実際に職質を何度も受けている経験者は、「相手の目を見てすべて答えることが一番早く終わる方法だ」と口を揃えて言います。

また、警察手帳の提示を執拗に要求することも避けた方が無難です。本物の警察官かどうか疑う行為は、警察官の気分を害し、職質が長引く原因になります。もちろん警察手帳の提示を求めること自体は正当な権利ですが、現実的には協力的な態度を取った方がスムーズに終わることが多いのです。

職質された時の正しい対応は、まず落ち着いて冷静に対応することです。運転免許証の提示を求められたら素直に応じ、「車中泊で旅をしています」「次は○○キャンプ場に行く予定です」と具体的に説明しましょう。自分の状況を先に話すことで、警察官が知りたいことを伝えることができ、質問が減ります。

所持品検査を求められた場合も、見せても問題ないものは積極的に見せた方が早く終わります。ただし、すべてを見せる義務はありません。カバンの中を見せる場合は、自分で開けて「この程度なら見せても大丈夫」と思う範囲で協力すれば十分です。あまりに執拗であったり、違法性を感じたりした場合は、その場で弁護士に連絡することも選択肢の一つです。

絶対に知っておくべき!刃物所持の落とし穴

車中泊で最も注意が必要なのが刃物の所持です。2021年の東京都内における銃刀法違反の検挙事例では、なんと8割近くがキャンプや釣りで使った刃物を車内に置き忘れていたケースでした。1,041人中863人が、使用後に刃物を車から降ろすのを忘れていたのです。

銃刀法では、刃体の長さが6センチメートルを超える刃物を、業務その他正当な理由なく携帯することを禁止しています。違反した場合は2年以下の懲役または30万円以下の罰金という重い刑罰が科せられます。包丁はもちろん、はさみも刃渡り8センチ以上のものは規制対象です。

ここで重要なのが「正当な理由」の解釈です。キャンプや釣りに行く途中であれば正当な理由になりますが、キャンプから帰った後も車内に放置していると、正当な理由がなくなってしまいます。また、「果物を切るため」「護身用」といった理由は正当とは認められません。実際に山形県で、果物を切るためと説明した男性が銃刀法違反で現行犯逮捕された事例もあります。

さらに厄介なのが、刃体6センチ以下の刃物でも軽犯罪法に引っかかる可能性があることです。ツールナイフや果物ナイフ、カッターナイフなども、正当な理由なく隠し持っていると軽犯罪法違反になります。アクセサリー感覚で十徳ナイフを持ち歩くことも、場合によっては取締りの対象になるのです。

奈良県警察本部の見解では、キャンピングカーのように調理設備がある車両で、調理道具と一緒に保管している場合は問題ないとされています。しかし、ダッシュボードやコンソールボックスに無造作に保管していると、護身用と受け取られてアウトです。最も安全な方法は、鍵付きの工具箱やケースに調理器具と一緒に保管し、すぐに取り出せない状態にしておくことです。

そして最も重要なのが、旅行が終わったら即座に車から降ろすことです。刃物を車に積んだまま買い物に行ったり、数日間放置したりすると、それだけで銃刀法違反になります。面倒でも、使わない時は必ず家の中で保管するという習慣をつけましょう。

プロが教える!職質を避ける具体的テクニック

職質を完全に避けることは難しいですが、リスクを大幅に減らすことは可能です。まず基本となるのが駐車場所の選び方です。道の駅、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、RVパークなど、車中泊が公認されている場所を選びましょう。これらの場所は車両台数も多く人気があるため、職質を受ける確率が低くなります。

駐車する際はバックで駐車することをおすすめします。巡回のパトカーから前席が見えるようにすることで、「この車は怪しくない」という印象を与えられます。前向き駐車で前席が見えない状態だと、警察官がパトカーから降りてきて確認しに来る可能性が高まります。

車内の目隠しは前席と後席の間にカーテンを設置する方法がベストです。運転席と助手席は外から見える状態、つまり「どうぞ見てください状態」にしておき、後部荷室だけで居住空間を完結させるのです。前席が見えないように駐車していると、警察としても自殺の可能性を疑って調べざるを得なくなります。

車も身なりも小綺麗にしておくことも重要です。近隣住民からの通報で職質されるケースも多いため、「なんとなく怪しい」という印象を与えないよう心がけましょう。特に田舎では、怪しいというだけで通報され、地域安全メールで警告が流されることもあります。

幼稚園や小学校が近い公園、民家が近い駐車場は避けるべきです。散歩に来た地元住民に不審車両と思われると通報されやすく、変質者や不審車両として扱われる可能性が高いのです。駐車場から民家が見える場所は職質を受ける可能性が高いと考え、そういう場所では車中泊をしないのが賢明です。

コインパーキングでの車中泊は、利用規約で禁止されている場合が多いため注意が必要です。タイムズや三井のリパークなどの大手コインパーキングでは、宿泊や居住行為を禁止しており、規約違反となる可能性があります。料金を支払っているからといって何をしても良いわけではなく、管理会社や近隣住民が不審に思って警察に通報するケースも少なくありません。

実際の職質はこう進む!時系列で見る完全ガイド

車中泊のイメージ

車中泊のイメージ

職質を受けた経験がない方は、「実際どれくらい時間がかかるのか」「どんな流れで進むのか」が最も気になるポイントでしょう。実際の職質経験者の証言を総合すると、スムーズに行けば5分から15分程度で終わります。しかし、対応を間違えると1時間以上、最悪の場合は6時間以上拘束されたケースもあるのです。

まず、窓をコンコンと叩かれます。多くの場合、懐中電灯で車内を照らしながら「すみません、ちょっといいですか」と声をかけられます。ここで窓を開けると、「何をされてるんですか?」「ここで寝てるんですか?」といった質問から始まります。この最初の質問に対して、「車中泊で旅をしています」「仕事の都合で仮眠を取っています」と明確に答えることが重要です。

次に求められるのが運転免許証の提示です。これは断る理由がないので素直に見せましょう。警察官は免許証のデータを無線で照会し、前科前歴や指名手配されていないかを確認します。この照会には通常2〜3分かかります。同時に「お仕事は何をされていますか?」「どこから来てどこに行くんですか?」といった質問が続きます。

ここまでで特に問題がなければ、「気をつけて行ってください」と言われて解放されます。しかし、何か不審な点があると判断された場合は、「車の中を見せてもらえますか?」という段階に進みます。法律上は任意ですが、断ると「車から降りてもらえますか?」と言われ、外で立ち話をしながらボディチェックを受ける羽目になります。

荷物検査が始まると、寝袋、テーブル、備蓄している食料品などを一つ一つ確認されます。ここで刃物や工具が見つかると一気に雰囲気が変わります。「これは何に使うんですか?」「なぜ車に積んでいるんですか?」と詰問調になり、説明に詰まると「一度署まで来てもらえますか?」という展開になりかねません。実際、山の中の駐車場で寝ていた方が、深夜にパトカーに来られ、免許証提示から始まり、車の中の荷物を全部出させられ、箱の中の物も全部チェック、工具箱の中、車の床下まで覗き込まれて爆発物がないか確認され、ポケットの中、財布の中、カメラケースの中、水筒の水(ガソリンかどうか)まで確認された事例があります。終わってから元に戻すのに40分かかったそうです。

地域別職質事情!ここは特に注意が必要

全国を車中泊で旅している方々の情報を総合すると、地域によって職質の頻度や厳しさに明確な違いがあることがわかります。これを知っているだけで、旅のルート計画に役立つでしょう。

まず、名古屋圏(岐阜県・愛知県)は職質が多いエリアとして知られています。実際に車中泊旅をした方の証言では、四国や中国、北陸などの地方都市では全く職質を受けなかったのに、岐阜県の名古屋市に近い道の駅では明け方に職質を受けたそうです。警察官に理由を聞くと、名古屋市内では暴走族が徘徊していることや、練炭自殺があった場所なので声をかけていると説明されました。大都市圏ゆえの事情があるようです。

東北地方も職質が厳しい地域です。特に青森県は職質が多いという報告が複数あります。福島県の会津地域(喜多方、会津若松あたり)も異常に職質が多いとのこと。東北地方で車中泊をしていた方が、公園の駐車場で寝ていたところ、覆面パトカーの警備巡回中の私服警官に職質されたそうです。他県ナンバーであったこと、車の中がまったく見えなかったこと、人気が少なかったことの3点が重なって職質されたと警察官から説明を受けました。

逆に、四国や中国地方、北陸などの地方都市では職質を受ける確率が低いようです。人口密度が低く、車中泊をしている人も少ないため、警察も地域住民もあまり気にしないのかもしれません。ただし、過疎地ほど見慣れない県外車が目立つという側面もあるので、完全に安心とは言えません。

初心者が見落としがちな職質原因アイテム

刃物以外にも、職質の際に問題になるアイテムがあります。これを知らずに車に積んでいると、思わぬトラブルに発展する可能性があるのです。

まず注意が必要なのがマイナスドライバーやバールです。これらは「指定侵入工具」として軽犯罪法の対象になる可能性があります。ダッシュボードに無造作に置いていると、「車上荒らしの道具ではないか」と疑われます。工具として正当に使用する場合でも、鍵付きの工具箱に入れておき、すぐに取り出せない状態にしておくべきです。

エアガン(モデルガン)も要注意です。趣味で中古のエアガンを旅先で購入し、車内に入れていたら職質時に問題になったという事例があります。出力が規定値を超えていると違法になるため、製品番号や箱、説明書を一緒に持ち歩くと良いでしょう。ただし、職質時にエアガンが見つかると、それだけで警察官の警戒レベルが上がることは避けられません。

意外かもしれませんが、大きなハサミも問題になります。ハサミの測定箇所は刃の長さではなく、先端から支点までの長さです。少し大きいハサミは銃刀法に引っかかる可能性があるため、子供用の小さいハサミを使っている方もいます。刃渡り8センチ以下であれば基本的に問題ありませんが、職質時に測定されることもあるので注意が必要です。

カッターナイフも軽犯罪法の対象になり得ます。業務で使用する正当な理由がない限り、大型のカッターは避けた方が無難です。文房具として必要な場合でも、すぐに使用できる状態で持ち歩いていると取締りの対象となります。

複数人での車中泊時に知っておくべきこと

家族連れやカップル、友人同士で車中泊をする場合、単独の時とは異なる注意点があります。特に重要なのが、全員分の身分証明書を用意しておくことです。職質を受けた際、同乗者全員の確認を求められることがあります。

カップルで車中泊をしている場合、警察官から二人の関係性について深く聞かれることがあります。「両親へのあいさつはしているのか」「この先結婚する予定なのか」といった質問まで受けたという証言があります。これは駆け落ちや失踪、無理心中の可能性を確認しているためです。特にコロナ禍以降、経済的理由での自殺を心配して、詳しく聞かれるケースが増えているようです。

家族連れの場合でも油断は禁物です。キャンプから帰る途中に職質を受けて、調理器具と一緒に保管していた包丁が見つかり、6時間も拘束されたという事例があります。家族連れで明らかにキャンプ帰りの状況でも、警察官によっては「正当な理由に該当しない」と判断することがあるのです。このような理不尽な状況でも、感情的にならず冷静に対応することが重要です。

車種による職質リスクの違い

乗っている車の種類によって、職質を受ける確率が変わることをご存知でしょうか。実際の統計データと体験談から、職質されやすい車種が明らかになっています。

低年式の高級車、特に古いセルシオやアリストなどのビッグセダン系は職質のターゲットになりやすいようです。警察官の間では、こうした車は「訳あり」の可能性が高いという認識があるようです。フルスモークだと法令違反でもあるため、ほぼ100%職質を受けると考えた方が良いでしょう。

軽箱バンも要注意です。特に他県ナンバーの軽箱は、ホームレス状態や車上生活者の可能性があるとして注目されやすいのです。実際、検挙率が高いため警察官は見逃さないという証言もあります。軽箱で車中泊をする場合は、外装を綺麗に保ち、怪しまれないよう特に気をつける必要があります。

逆に、キャンピングカーやハイエースなどの車中泊仕様車は、明らかに車中泊目的とわかるため、職質を受けにくい傾向があります。ただし、キャンピングカーだからといって刃物を積んでいることの正当な理由になるわけではないので注意が必要です。

興味深いのが、珍しい車に乗っている場合です。50年前のトヨタクラウンのフルノーマル車に乗っている方が、珍しいのかいろいろな人に良く見られるため、警察官からも見られている気がすると投稿していました。目立つ車は良くも悪くも注目を集めるため、職質のリスクも高まる可能性があります。

職質後のメンタルケアと次回以降の対策

初めて職質を受けると、何も悪いことをしていないのに犯罪者扱いされたような気分になり、精神的に落ち込むことがあります。特に深夜に叩き起こされて長時間拘束された場合、その後の旅を楽しめなくなってしまう方もいるのです。

まず理解すべきは、職質は犯罪者扱いではないということです。警察官は地域の安全を守るために、不審な状況を確認しているだけです。車内で意識を失っている人を発見して救急搬送に繋げたケースもあるように、職質には安全確認の側面もあります。「自分は怪しまれた」と落ち込むのではなく、「警察が地域の安全のために仕事をしている」と前向きに捉えることが大切です。

職質を受けた後、同じ場所で再び車中泊をするのは避けた方が無難です。警察のデータベースに記録が残っている可能性があり、また同じ警察官に職質される可能性もあります。実際、パチンコ店の駐車場で職質を受けた後、1時間も経たないうちに別の警察官が来て再び職質されそうになった事例があります。この時は「さっき職質を受けたばかりです。無線で確認してください」と伝えて、すぐに帰ってもらえたそうです。

職質の記録を残しておくことをおすすめします。いつ、どこで、どんな警察官に、どんな質問をされたかをメモしておくと、次回以降の参考になります。同じ場所で頻繁に職質される場合は、その場所での車中泊を避けるという判断材料にもなります。

興味深い対策として、自分の働いているコンビニの駐車場で職質を受けた方が、警察官に「自分の車のナンバーを覚えて、次からは声をかけないでください」とお願いしたところ、警察官が了承してくれたそうです。頻繁に同じ場所で車中泊をする場合は、このような交渉も可能かもしれません。

実録!職質時の会話例と対応パターン

実際に職質された方々の証言から、典型的な会話パターンをまとめました。これを知っておくだけで、いざという時に慌てずに対応できるでしょう。

パターン1スムーズに終わるケース
警察官「すみません、こんな時間にどうされましたか?」
あなた「車中泊で旅をしています。次は○○のキャンプ場に向かう予定です」
警察官「免許証を見せてもらえますか?」
あなた「はい、どうぞ」(免許証を提示)
警察官「(無線で照会後)わかりました。気をつけて行ってください」

このパターンなら5分程度で終わります。ポイントは、具体的な目的地を答えることです。「キャンプに行く」「釣りに行く」といった正当な理由があれば、刃物があっても説明がつきます。

パターン2荷物検査に進むケース
警察官「ナイフとか持っていますか?」
あなた「調理用の包丁が、調理器具と一緒に箱の中にあります」
警察官「見せてもらえますか?」
あなた「はい、こちらです」(鍵付きの箱を開けて見せる)
警察官「これは何に使うんですか?」
あなた「キャンプ場で料理をするために使います。コンロや調味料も一緒に入っています」
警察官「わかりました。気をつけてください」

正直に答えることと、調理目的であることを明確に示すことがポイントです。

パターン3長引くケース
警察官「車の中を見せてもらえますか?」
あなた「何か問題でもありますか?」(←これがNG)
警察官「いえ、確認させてもらえますか?」
あなた「見せる義務はないですよね?」(←さらにNG)
警察官「では車から降りてもらえますか?応援を呼びますね」

このパターンに入ると1時間以上拘束される可能性があります。素直に協力する方が結果的に早く終わるのです。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで職質についてさまざまな情報をお伝えしてきましたが、正直に言うと、職質を100%避けることは不可能です。どれだけ対策をしても、運が悪ければ職質を受けることはあります。だからこそ、職質を恐れて車中泊を諦めるのではなく、「職質されても大丈夫な状態」を作っておくことが最も現実的な対策なんです。

個人的には、刃物は最初から持っていかないのが一番楽だと思います。調理はカット済み野菜や惣菜を活用すれば十分ですし、どうしても切りたいものがあれば、道の駅やキャンプ場の施設を借りればいい。「料理の楽しみが減る」という意見もわかりますが、職質で何時間も拘束されるストレスと天秤にかけたら、包丁なしの方が圧倒的に精神衛生上良いんですよ。

それと、前席の目隠しをしないことは本当に効果的です。プライバシーが気になる気持ちもわかりますが、後部座席だけで寝るスタイルにすれば何の問題もありません。むしろ前席が見えることで「普通の車」を装えるので、警察だけでなく変な人にも狙われにくくなります。安全面でも一石二鳥なんです。

あと、これは意外と知られていないんですが、道の駅やRVパークでお金を払って車中泊するのが実は一番コスパが良いんです。「無料で泊まれるのが車中泊の魅力じゃないか」という声もあるでしょう。でも、職質を受けて精神的に疲弊したり、睡眠不足になったりするリスクを考えたら、数千円払って安心して眠れる方が絶対に得です。時間もお金も節約できて、次の日も元気に旅を続けられる。これが長期的に見たら最も賢い選択だと思います。

最後に一番大事なこと。それは職質された時に感情的にならないこと。警察官も人間ですから、態度が悪い人には厳しくなるし、協力的な人には優しくなります。「なんで俺が」と思う気持ちはわかりますが、そこをグッとこらえて「ご苦労様です」くらいの気持ちで対応できれば、驚くほどスムーズに終わります。これは車中泊だけじゃなく、人生のいろんな場面で使える処世術ですよ。

結局のところ、車中泊は「いかにトラブルを避けて快適に過ごすか」が全てです。職質対策もその一部。完璧を目指すより、「まあ大丈夫だろう」くらいの準備と心構えで臨むのが、長く楽しく車中泊を続ける秘訣だと個人的には思います。

よくある質問

職務質問は拒否できますか?

法律上、職務質問は任意であり拒否することは可能です。しかし現実的には、拒否すると警察官の疑念を強め、かえって事態が長引く可能性が高いのです。警察官には一定の範囲で引き止め行為も認められており、腕を掴んで引き止める程度であれば適法と判断される傾向にあります。やましいことがないのであれば、素直に協力する方がスムーズに終わることがほとんどです。ただし、時間的な余裕がないことや潔白であることを説明して、警察官の様子を見るのも一つの方法です。

車内の荷物検査を拒否したらどうなりますか?

所持品検査も法律上は任意です。しかし、拒否すると警察官は「何か隠している」と判断し、より執拗に検査を求めてくる可能性があります。最悪の場合、応援を呼ばれて数時間拘束されることもあります。見せても問題ないものは積極的に見せた方が早く終わりますが、すべてを見せる義務はありません。自分で見せても良いと思う範囲で協力すれば十分です。あまりに違法性を感じた場合は、その場で弁護士に連絡することも検討しましょう。

釣りやキャンプの帰りに包丁を持っていても大丈夫ですか?

釣りやキャンプの行き帰りであれば、正当な理由があるため基本的に問題ありません。しかし、帰宅してからも車内に放置していると、正当な理由がなくなってしまい銃刀法違反になります。特に注意が必要なのは、キャンプの帰りにホームセンターに寄って炭を買うような場合です。このタイミングで職質を受けて、ナイフが銃刀法違反と判断され逮捕される事案が増えています。最も安全なのは、旅行から帰ったらすぐに刃物を家に持ち帰り、使わない時は車に積まないことです。

道の駅での車中泊は職質されやすいですか?

道の駅は車中泊スポットとして人気がありますが、場所によっては職質を受けることもあります。ただし、車両台数が多く人気があるため、公園などの人気のない場所に比べると職質される確率は低いといえます。道の駅で職質された場合でも、「旅をしながら車中泊をしています」と素直に答えれば、数分で終わることがほとんどです。重要なのは、前席を外から見える状態にしておき、怪しまれない工夫をすることです。

県外ナンバーだと職質されやすいのは本当ですか?

はい、他県ナンバーの軽箱や古い車は職質のターゲットになりやすいという報告が多数あります。特に東北地方や内陸部、山間部では県外車に対する警戒心が強く、職質される確率が高いようです。地元住民が「怪しい県外ナンバーの車がいる」と通報するケースも多いため、民家が近い場所での車中泊は避けた方が無難です。どうしても県外で車中泊する場合は、道の駅やRVパークなど、車中泊が認められている場所を選びましょう。

まとめ

車中泊で警察から職質されることは、決して珍しいことではありません。しかし、正しい知識と対応方法を身につけておけば、不要なトラブルを避けることができます。最も重要なのは、運転席と助手席を外から見える状態にして後部座席だけで居住空間を完結させること、刃物は旅行が終わったらすぐに家に持ち帰ること、そして職質された際は冷静に協力的な態度で対応することです。

2026年に入り、日産がエクストレイルの車中泊専用モデルを発表するなど、車中泊市場は今後も拡大していくでしょう。それに伴い、車中泊に関する法律や警察の対応についても正しい理解が求められます。職質を恐れるあまり車中泊を諦めるのではなく、適切な場所を選び、正しい方法で楽しむことが大切です。道の駅やRVパーク、オートキャンプ場など、車中泊が公認されている場所を積極的に活用し、ルールとマナーを守って快適な車中泊ライフを楽しんでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました