週末に海を見ながらゆっくり過ごしたい、仕事で疲れた心と体をリセットしたい、そんなあなたにぴったりなのが千葉県での海辺の車中泊です。都心から1時間半〜2時間で到着できる千葉の海は、太平洋の雄大な景色と穏やかな東京湾の両方を楽しめる最高のロケーション。湘南のような混雑もなく、ビーチの目の前に車を停められるスポットが豊富にあります。
- 九十九里や南房総など海のすぐそばで車中泊できる穴場スポットが満載
- 2026年1月現在も実施中のローソンRVパーク実証実験など最新情報を網羅
- 温泉併設の道の駅や無料駐車場など初心者でも安心して利用できる施設を厳選
- 千葉県の海で車中泊が最高な理由とは?
- 2026年最新!千葉の海で車中泊できるおすすめスポット11選
- RVパークと道の駅で快適海辺車中泊
- 海ほたるパーキングエリアは車中泊の拠点に最適?
- 千葉の海で車中泊する際の必須アイテムと準備
- 千葉の海辺車中泊で守るべきマナーと注意点
- 千葉の海辺車中泊と一緒に楽しめる観光スポット
- 千葉の海で車中泊するならココ!季節別おすすめプラン
- 初心者が必ずぶつかる壁!海辺の車中泊リアル体験談
- 実際の一日のスケジュールと現実的な過ごし方
- 女性一人や家族連れの車中泊で気をつけること
- 予算は実際いくらかかる?リアルな費用公開
- 駐車場でのリアルな人間関係とトラブル回避術
- 急な天候変化や緊急時の対処法
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- まとめ
千葉県の海で車中泊が最高な理由とは?

車中泊のイメージ
千葉県は車中泊好きにとって、まさに宝の山のような場所です。なぜなら、湘南エリアと違ってビーチの目の前に駐車場があるスポットが数多く存在するから。朝目覚めたら目の前に広がる太平洋、夜は波の音を聴きながら眠りにつく…そんな贅沢な体験が手軽にできるのが千葉の魅力なんです。
都心からのアクセスも抜群で、東京湾アクアラインを使えば木更津まで約1時間。金曜の夜に仕事を終えてから出発しても、21時頃には海辺に到着できます。週末を無駄なく使えて、ビーチで飲む金曜夜のお酒は格別ですよ!
千葉の海は内房と外房で全く違う表情を見せてくれます。内房エリアは東京湾に面した穏やかな海で、富士山や工場夜景を眺められるロマンチックなスポットも。一方、外房エリアは太平洋の雄大な景色が広がり、サーフィンや釣りを楽しむ人たちで賑わいます。九十九里浜は千葉県内最大級のビーチで、1kmも続く広い砂浜は圧巻の景色です。
2026年最新!千葉の海で車中泊できるおすすめスポット11選
九十九里エリアの海辺車中泊スポット
九十九里海岸は千葉県を代表する車中泊の聖地です。ビーチの目の前に車を停められる駐車場が多数あり、サーフィンや釣りを楽しむ人たちが金曜の夜から車中泊している姿をよく見かけます。
片貝海岸は千葉県内最大級のビーチで、有名なサーフスポットとしても知られています。1kmほど続く広大な砂浜は圧巻で、海水浴シーズンには海の家も出店します。駐車場は270台も停められる広さで、24時間利用可能なトイレと水シャワーが完備されているのが嬉しいポイント。月明かりや星空が綺麗な夜は、波の音を聴きながら車内で過ごす時間が最高に贅沢です。
中里海水浴場は白子町の白子海岸にある遠浅の広い海岸で、7月中旬から8月までは海水浴場になります。こちらもサーフポイントとして人気で、車中泊している人が比較的少ないため静かに過ごせるのが魅力です。
九十九里周辺の車中泊の大きな強みは、なんといっても白子温泉が近いこと。九十九里浜唯一の温泉で、薄黄色いお湯が特徴のナトリウム塩化物強塩泉です。海で遊んだ後に温泉に入って、また車中泊地に戻ってゆっくり過ごす…そんな最高の週末が過ごせます。温泉宿16軒のうち、日帰り温泉が可能な宿も複数あるので、海の見える展望風呂を楽しむのもおすすめです。
南房総エリアの絶景車中泊スポット
南房総エリアは千葉県最南端に位置し、雄大な太平洋を一望できる絶景スポットが多数あります。特に館山から白浜にかけてのエリアは、温暖な気候と美しい海岸線が魅力で、1年を通して快適に車中泊できます。
館山北条海岸駐車場は、人気の海水浴場に隣接した絶好のロケーション。300台も停められる広い駐車場が通年無料で利用できるのは本当にありがたいです。遠浅で波が穏やかな海は、泳ぎが苦手な人でも安心して楽しめます。周辺環境も充実していて、近くにはイオンタウンがあり買い物も便利。コンビニやファミレスも近く、初心者でも安心して車中泊ができるスポットです。
いすみ市の大原海岸は、県内屈指の透明度を誇る美しいビーチ。駐車場からすぐ目の前が海という最高の立地で、波の音を聴きながら眠りにつける贅沢な場所です。24時間利用可能な洋式トイレと水シャワーが完備されているのも嬉しいポイント。駐車可能台数は270台と広々しているので、混雑を気にせずゆっくり過ごせます。
城崎海岸のポートパーク駐車場は、鴨川市天津エリアにある穴場スポット。夜はとても静かで落ち着いており、波音を聴きながらゆったりと過ごせます。無料駐車場で79台停められ、透明度の高い海が自慢です。釣りやシュノーケリングを楽しむ人にも人気のエリアですよ。
内房エリアの富士山ビュー車中泊スポット
内房エリアは東京湾に面した穏やかな海が特徴で、天気が良ければ富士山を眺めながらの車中泊が楽しめる贅沢なエリアです。夕暮れ時には富士山をバックに沈む夕日が絶景で、カメラマンたちで賑わいます。
新舞子海水浴場の無料駐車場は、富津市にある約200台停められる広い駐車場です。東京湾を一望でき、対岸の神奈川県や天気が良い日は富士山も見えます。トイレは水洗ではないものの、無料で24時間利用可能なのが魅力。内房エリアらしい穏やかな波と、のどかな雰囲気が心を癒してくれます。
原岡桟橋(岡本桟橋)周辺は、大正時代につくられた木製桟橋が印象的なフォトスポット。視界のいい日には富士山も見え、夕刻には多くのカメラマンで賑わう絶景ポイントです。ただし、最寄りの駐車場へのアプローチは狭いので大型車は注意が必要です。
RVパークと道の駅で快適海辺車中泊
2026年注目!ローソンのRVパーク実証実験が継続中
2025年7月から始まったローソンのRVパーク実証実験が、2026年6月30日まで継続実施されています。コンビニエンスストア初となるこの取り組みは、千葉県内の海に近い6店舗で展開中です。
実施店舗は以下の通りです。
- ローソン一宮東浪見店(千葉県長生郡一宮町)
- ローソン御宿新町店(千葉県夷隅郡御宿町)
- ローソン天津小湊店(千葉県鴨川市)
- ローソン富浦インター店(千葉県南房総市)
- ローソン南房総岩井海岸店(千葉県南房総市)
- ローソン富津湊店(千葉県富津市)
利用料金は1区画2,500円から3,000円で、チェックイン18時からチェックアウト9時まで。24時間営業のコンビニが併設されているため、食料や飲料の調達に困ることがありません。常に店舗内に従業員がいる安心感も大きな魅力です。電源ドラムの貸し出しや生ごみの処理サービスもあり、初心者でも快適に車中泊できる環境が整っています。
温泉も楽しめる海沿いのRVパーク
RVパーク南房総・白浜は、千葉県最南端のRVパークで、道の駅白浜野島崎に隣接しています。近くには日本で最も古い洋式灯台のひとつである野島埼灯台があり、登れる灯台として有名です。灯台のてっぺん付近から外に出て眺望を楽しむことができ、太平洋や国定公園を見渡せる絶景スポットです。
電源の利用は有料ですが、ゴミ処理は無料。周囲は静かで愛犬の散歩にも最適な環境です。近隣には厳島神社や花の里フローラルビレッジ名倉などの観光地もあり、観光拠点としても便利な立地です。
RVパーク富浦は、東京湾の入り口、富浦湾に隣接したRVパークです。料金は4,000円からと若干高めですが、ジャグジーバスやウッドデッキを備えた充実した施設が魅力。釣り好きの方や海産物、海水浴目的で利用される方が多く、ゆっくり過ごすことが目的の方におすすめのスポットです。
温泉併設の道の駅で極上の車中泊体験
道の駅むつざわつどいの郷は、ウェルネスと地産地消をテーマにした施設で、むつざわ温泉つどいの湯が併設されています。地層の隙間に眠るヨウ素を含んだかん水と呼ばれる、太古の化石海水を地場産天然ガスで温めた天然温泉を堪能できるんです。
新鮮な農産物が並ぶ直売所や、地元食材を活かした本格石窯ピザ・パスタが楽しめるレストランもあり、車中泊と同時に美食や温泉を楽しみたい方にぴったり。ドッグランやサイクルステーション、BBQが楽しめるオリーブの森など、施設が充実しているのも魅力です。
道の駅保田小学校は、旧小学校の施設を改装してつくられた、どこか懐かしい雰囲気のある道の駅です。旧校舎を利用した宿泊施設や入浴施設里の小湯があり、旧校舎1階にある里山食堂では昔懐かしい給食が再現された料理を食べることができます。ただし、入浴施設は10時半から17時半までと早めに営業を終了してしまうので注意が必要です。
車で約10分の場所にある「ばんやの湯」もおすすめ。地元漁協が運営しており、天然温泉を気軽に楽しめます。湯船からは海を一望でき、リラックスした時間を過ごせます。泉質はナトリウム-塩化物泉で、身体を芯から温める効果があります。
海ほたるパーキングエリアは車中泊の拠点に最適?
東京湾アクアラインの中間地点にある海ほたるパーキングエリアは、360度海に囲まれた5階建ての人工島。年間700万人以上が訪れる人気スポットで、24時間営業で様々な施設が充実しています。
レストランやフードコート、お土産屋さんはもちろん、無料の足湯コーナーやストリートピアノの海ピアノ、東京湾アクアラインの裏側探検ツアーなど、他のパーキングエリアでは味わえない体験ができます。特に千葉グルメが充実していて、いわしやあさり、ピーナツやブルーベリーといった千葉県の食材を使ったメニューが豊富です。
ただし、海ほたるパーキングエリアは基本的に休憩施設であって宿泊施設ではありません。長期滞在や車の周りにテーブルや調理器具を広げるキャンプのような行為はNGです。仮眠程度なら問題ありませんが、本格的な車中泊をするなら木更津側や南房総方面のRVパークや道の駅を利用するのがおすすめです。
千葉の海で車中泊する際の必須アイテムと準備
海辺での車中泊を快適に過ごすためには、いくつかの必須アイテムがあります。特に海辺は湿気が多く、夏は蒸し暑く冬は海風で冷えるため、しっかりとした準備が大切です。
まず絶対に必要なのがポータブル電源です。海辺の駐車場では電源設備がないことがほとんど。扇風機や電気毛布、スマートフォンの充電などに使えるポータブル電源は車中泊の必需品です。容量は最低でも500Wh以上、できれば1000Wh以上のものを選ぶと安心です。ソーラーパネルとセットになっているモデルなら、天気が良い日は太陽光で充電できるので長期の車中泊にも対応できます。
寝袋とマットのセットも重要です。車のシートをフルフラットにしても、デコボコ感が気になって眠れないことがあります。厚手のマットやエアマットを敷くことで、格段に寝心地が良くなります。特に海辺は夜になると気温が下がることもあるので、3シーズン対応の寝袋があると安心です。
目隠し用のサンシェードも必須アイテム。海辺の駐車場は街灯がある場所も多く、車内で照明をつけると外から丸見えになってしまいます。プライバシーを守るためにも、全窓に取り付けられるサンシェードを用意しましょう。遮光性の高いものを選べば、朝日が昇っても車内が明るくなりすぎず、ゆっくり眠れます。
LEDランタンやヘッドライトなどの照明器具も忘れずに。夜、トイレに行く時や車外で過ごす時に必要です。充電式のものなら、ポータブル電源で繰り返し充電できて便利です。
千葉の海辺車中泊で守るべきマナーと注意点
車中泊を楽しむためには、マナーを守ることが何より大切です。日本RV協会が定める公共駐車場でのマナー10ヶ条は、必ず守りましょう。
特に重要なのが、長期滞在をしないこと。同じ場所に何日も停泊するのは、他の利用者の迷惑になります。また、車の周りにテーブルや椅子を広げたり、BBQをしたりするキャンプ行為は禁止です。これらの行為をしたい場合は、オートキャンプ場やRVパークを利用しましょう。
ゴミは必ず持ち帰るか、施設で処理が許可されている場合のみ捨てるようにします。海辺を汚さないことは、次に来る人のためにも、自然環境のためにも大切です。特に海岸近くでは、風でゴミが飛ばされやすいので、しっかりと管理しましょう。
発電機の使用は基本的にNG。ポータブル電源を使えば静かに電力を確保できます。また、無駄なアイドリングもしないこと。エンジンをかけっぱなしにすると騒音や排気ガスで周囲に迷惑をかけます。
トイレや洗面台の使い方にも注意が必要です。グレータンク(汚水タンク)の排水を流すのは厳禁。洗面台で洗い物をするのも避けましょう。これらの行為は施設の維持管理を困難にし、最悪の場合、車中泊が禁止になってしまう可能性もあります。
海辺特有の注意点として、潮の満ち引きや波の高さにも気を付けましょう。駐車する位置が低すぎると、満潮時や高波の時に海水が到達する可能性があります。特に台風シーズンや低気圧接近時は、海が荒れることがあるので天気予報を必ずチェックしてください。
千葉の海辺車中泊と一緒に楽しめる観光スポット
せっかく千葉の海まで来たなら、車中泊だけでなく周辺の観光も楽しみたいですよね。千葉県には海辺の車中泊スポット周辺に、魅力的な観光地がたくさんあります。
南房総エリアなら、鋸山(のこぎりやま)は外せません。富津市と鋸南町との境に位置する山で、かつては採石場だったため切り立った石壁が多く、まるで古代遺跡のような景観が広がります。地獄のぞきと呼ばれる絶壁からの眺めは迫力満点で、晴れた日には東京湾や富士山まで一望できます。
九十九里エリアからアクセスしやすい観光スポットとしては、東京ドイツ村や子どもの国キッズダムがあります。特に東京ドイツ村は冬のイルミネーションが有名で、関東三大イルミネーションのひとつに数えられています。車中泊の前後に立ち寄るのもおすすめです。
木更津エリアには三井アウトレットパーク木更津があり、ショッピングを楽しむのも良いでしょう。日本最大級の店舗面積を誇るアウトレットモールで、約300店舗が出店しています。車中泊前に買い物を楽しんで、必要なものを調達するのにも便利です。
千葉フォルニアは木更津市にある複合施設で、アメリカ西海岸をイメージした雰囲気がインスタ映えスポットとして人気。カフェやレストラン、雑貨店などが並び、海辺のドライブの途中に立ち寄るのにぴったりです。
千葉の海で車中泊するならココ!季節別おすすめプラン
千葉の海は四季それぞれに違った魅力があります。季節に合わせた車中泊プランを立てることで、より充実した体験ができますよ。
春(3月〜5月)は、花とともに海を楽しむのがおすすめ。南房総の花摘みスポットを巡ってから、館山北条海岸で車中泊するプランはいかがでしょうか。この時期はまだ人も少なく、穏やかな気候で過ごしやすいのが魅力です。夜はまだ少し冷えるので、しっかりとした防寒対策を。
夏(6月〜8月)はもちろん海水浴シーズン。九十九里の片貝海岸や中里海水浴場で思いっきり海を楽しんで、そのまま駐車場で車中泊というプランが最高です。ただし、この時期は海水浴場によっては駐車場が有料になったり、混雑したりするので事前確認が必要。また、車内が蒸し暑くなるので、ポータブル電源で扇風機を回せるようにしておきましょう。
秋(9月〜11月)は最も車中泊に適した季節。暑すぎず寒すぎず、快適に過ごせます。この時期は釣りのシーズンでもあるので、朝早くから釣りを楽しむ前乗り車中泊がおすすめ。いすみ市の大原海岸周辺は好釣果が期待でき、釣った魚をその場で調理して味わうのも車中泊の醍醐味です。
冬(12月〜2月)は空気が澄んで、富士山がくっきり見える絶景シーズン。内房エリアの原岡桟橋周辺で、夕暮れ時の富士山を撮影してから車中泊するプランがおすすめです。ただし、海風が冷たく冷え込むので、電気毛布などの暖房器具は必須。ポータブル電源の容量が大きいものを選びましょう。
初心者が必ずぶつかる壁!海辺の車中泊リアル体験談

車中泊のイメージ
車中泊の情報サイトを見ると、どれも綺麗な写真とポジティブな情報ばかり。でも実際に海辺で車中泊してみると、「こんなはずじゃなかった!」という場面に必ず遭遇します。ここでは、初心者が絶対にぶつかる壁と、その実践的な解決法を体験ベースでお伝えします。
夜中のトイレ問題は想像以上に深刻
これ、本当に声を大にして言いたい。夜中にトイレに行きたくなったときの絶望感は、経験した人にしかわかりません。特に海辺の無料駐車場だと、トイレまで100メートル以上歩くこともザラ。真っ暗な中、懐中電灯を頼りに歩くのは結構怖いんです。
解決策として、まず駐車する場所をトイレにできるだけ近い位置にすること。到着したらトイレの場所を必ず確認して、「ここから何歩で着くか」を頭に入れておきます。私の場合、車から50歩以内にトイレがある場所を選ぶようにしています。
それでも不安な人は、携帯トイレを車内に常備しておくと安心です。特に女性や小さな子供連れの場合、夜中に外を歩くのは避けたいもの。緊急用として2〜3個持っておくだけで、心理的な安心感が全然違います。
あと、これ重要なんですが、寝る前に必ずトイレに行く習慣をつけること。「まだ大丈夫」と思っても、絶対に行っておく。就寝前の水分摂取も控えめに。ビールを飲みすぎると確実に夜中に目が覚めるので、ほどほどにしておきましょう。
湿気と結露が半端ない問題
海辺の車中泊で必ず遭遇するのが結露との戦いです。朝起きたら窓ガラスがびっしょり、天井から水滴が落ちてくる…なんてことは日常茶飯事。特に秋から春にかけての気温差が大きい時期は、本当にひどいんです。
まず基本対策として、窓を少しだけ開けて空気を循環させること。ただし、海辺は夜露も多いので、雨が降っていなくても窓を全開にするのはNG。私がやっているのは、前後の窓を対角線上に2〜3cm程度開ける方法。これだけで車内の空気が循環して、結露がかなり軽減されます。
さらに、除湿剤を車内の数カ所に置いておくのも効果的。特に足元や後部座席の下など、空気が滞留しやすい場所に置くと良いです。100円ショップで売っている除湿剤で十分です。
もう一つ、意外と知られていないのが寝る前に車内の水分を拭き取ること。海で遊んだ後のタオルや濡れた服、水筒についた水滴など、これらが結露の原因になります。できるだけ車外に干すか、ビニール袋に入れて密閉しておきましょう。
砂と塩が車内に入り込む問題
海辺の車中泊で避けられないのが砂問題。気をつけているつもりでも、靴底やマット、衣類に砂がついて車内に入り込みます。そして一度入った砂は、シートの隙間に入り込んで取れなくなるんです。
私が実践している対策は、車に乗る前に必ず靴底の砂を落とすこと。駐車場に小さなブラシを置いておいて、車に乗る前にササッと靴底をブラッシング。これだけでかなり違います。さらに、車のドア付近に小さなマットを敷いておくと、万が一砂が入っても被害を最小限に抑えられます。
塩害も深刻です。海風に乗って車に塩分が付着すると、錆の原因になります。車中泊から帰ったら必ず洗車するのが理想ですが、少なくとも帰宅後に濡れたタオルで車体を拭くだけでも違います。特にドアの隙間や下回りは念入りに。
実際の一日のスケジュールと現実的な過ごし方
理想と現実は違う。これが車中泊の真実です。「朝日を見て、海で遊んで、夕日を眺めて…」なんて素敵なプランを立てても、実際は違った展開になることが多いんです。
金曜夜出発プランの現実
多くの人が憧れる金曜夜出発。仕事を終えて19時に出発、21時頃に千葉の海に到着…というプランですが、実際は渋滞で到着が23時を過ぎることもザラです。
現実的なスケジュールはこうです。19時に出発したら、首都高や湾岸線の渋滞で1〜2時間ロス。コンビニで食料や飲み物を買い込むのに30分。実際に目的地に着くのは23時前後。そこから車内を寝床仕様に変えて、サンシェードを取り付けて…と作業していると、落ち着くのは0時近く。
だから私の場合、金曜夜は車内で寝ることだけを目的にしています。景色を楽しむとか、海辺で過ごすとかは翌朝に回す。夜遅く着いたら、トイレの場所だけ確認して、さっさと寝る準備。これが一番賢いやり方です。
翌朝は6時頃に自然と目が覚めます。海辺の車中泊の醍醐味は、この朝の時間なんです。静かな海を眺めながらコーヒーを淹れて、朝日が昇るのをぼーっと見る。この時間のために車中泊してるといっても過言じゃない。
食事の準備は思ったより大変
「車内で料理を作って優雅に食事」なんて理想を抱いていると、現実にガッカリします。車内での調理はスペースが狭くて思ったようにできないし、洗い物も出るし、匂いも車内にこもる。
経験上、車中泊での食事は以下の3パターンのどれかがおすすめです。
一つ目は、近くの飲食店で食べるパターン。千葉の海辺には美味しい海鮮料理店がたくさんあります。わざわざ車内で無理に調理せず、地元のお店で食べた方が絶対に美味しいし楽。
二つ目は、道の駅やスーパーで惣菜を買うパターン。千葉の道の駅には地元の食材を使った美味しい惣菜がたくさん売っています。これを車内で食べれば、調理の手間もなく、洗い物も最小限。
三つ目は、簡単な湯沸かし料理だけにするパターン。お湯を沸かすだけでできるカップ麺や レトルト食品、インスタントスープなど。これなら洗い物もほぼ出ないし、調理スペースも取りません。
私が実際によくやるのは、夜は近くの定食屋で海鮮丼を食べて、朝はポータブル電源でお湯を沸かしてコーヒーとパンという組み合わせ。無理に車内で凝った料理を作ろうとしない方が、結局快適に過ごせます。
女性一人や家族連れの車中泊で気をつけること
女性一人の場合の安全対策
女性一人での車中泊は、男性以上に気を使う必要があります。私の知人の女性車中泊愛好家から聞いた、実践的なアドバイスをシェアします。
まず、人目がある場所を選ぶこと。真っ暗で人気のない場所は避け、適度に車の往来がある場所の方が安全です。RVパークやローソンのRVパーク実証実験店舗など、24時間人がいる場所がベスト。
車の中から外が見えても、外から中が見えないようにすること。サンシェードは必須ですが、隙間から光が漏れないように念入りにチェック。車内で着替える時は特に注意が必要です。
夜間にトイレに行く時は、スマホを手に持ち、いつでも通報できる状態にしておく。できれば防犯ブザーも携帯すると安心です。また、車のドアは必ず内側からロックして、寝る前にもう一度確認する習慣をつけましょう。
子連れファミリーの現実的な対策
小さな子供連れの車中泊は、想像以上に大変です。子供は夜中に何度も目を覚ますし、トイレにも頻繁に行きたがる。さらに、狭い車内で騒ぐと他の車中泊者に迷惑をかけてしまう可能性も。
一番の対策は、オートキャンプ場やRVパークを利用すること。多少料金がかかっても、設備が整っていて、他の利用者も家族連れが多いので気兼ねなく過ごせます。特にトイレが近い場所を選べば、夜中のトイレ問題も軽減されます。
子供用の暇つぶしグッズも重要。タブレットに映画やアニメをダウンロードしておく、お気に入りのおもちゃを持参する、塗り絵や絵本を用意するなど。ポータブル電源があれば、タブレットの充電を気にせず使えるのが大きなメリットです。
予算は実際いくらかかる?リアルな費用公開
週末一泊二日の実際の出費
車中泊は安く済むと思われがちですが、実際はそれなりにお金がかかります。私が実際に千葉の海で週末一泊二日の車中泊をした時の費用を公開します。
まず、ガソリン代が往復で約3,000円(都内から南房総まで)。高速道路を使えばアクアライン料金が普通車で往復1,600円(ETC割引適用)。道の駅での車中泊なら駐車料金は無料ですが、RVパークを使うと2,500〜4,000円かかります。
食費は夕食に海鮮料理を食べると1,500〜2,500円。朝食はコンビニで500円程度。昼食も1,000円前後。お酒やおつまみ、飲み物代を入れると、食費だけで一人5,000円は見ておいた方が良いです。
温泉に入るなら入浴料が700〜1,000円。観光スポットに立ち寄れば、そこでも1,000〜2,000円程度の出費。
合計すると、道の駅泊で節約しても一人あたり12,000〜15,000円くらいはかかります。RVパークを使ったり、観光を楽しんだりすると2万円前後。ホテル泊より安いのは確かですが、タダ同然というわけではないんです。
初期投資の現実
さらに、車中泊を始めるための初期投資も考える必要があります。ポータブル電源は安いもので3万円から、容量が大きいものだと10万円以上。寝袋やマットで1万円、サンシェードで5,000円、LED照明やその他の小物で5,000円…と積み重なっていきます。
最低限快適に車中泊するための初期投資は5〜10万円は見ておいた方が良いです。ただし、一度揃えてしまえば長く使えるので、年に数回車中泊するなら十分元は取れます。
駐車場でのリアルな人間関係とトラブル回避術
隣の車との距離感
無料駐車場で車中泊していると、必ず他の車中泊者もいます。この時の車と車との距離感が結構難しい。
混雑している時はしょうがないですが、空いている時はできるだけ他の車から離れて停めるのがマナー。最低でも車2台分くらいは間隔を空けたいところ。急に隣に停められると、お互いに気を使って窓も開けられなくなります。
逆に、自分が先に停めていて、後から来た車が近くに停めてきた場合。これはもう仕方ないと割り切るしかありません。文句を言うわけにもいかないし、移動するのも大変。サンシェードでしっかり目隠しして、自分の空間を確保することに集中しましょう。
夜の騒音問題
夜遅くまで外で騒いでいるグループ、エンジンをかけっぱなしにしている車、早朝から大音量で音楽をかける人…残念ながら、こういったマナーの悪い人は一定数います。
直接注意するのはトラブルの元なので避けた方が無難。あまりにひどい場合は、車を移動させるか、我慢できなければその場を離れる判断も必要です。耳栓を持っていくと、多少の騒音なら気にせず眠れるのでおすすめ。
逆に自分が騒音の原因にならないよう、21時以降は車外での会話を控えめにする、音楽は車内でもボリュームを下げる、エンジンは必要最小限しかかけないなど、配慮を忘れずに。
急な天候変化や緊急時の対処法
夜中に雨が降ってきたら
天気予報をチェックして車中泊に来たのに、夜中に急に雨が降り出すことがあります。特に海辺は天気が変わりやすい。
まず、窓を少し開けて空気を循環させていた場合は速やかに閉めること。雨が車内に入り込むと大変です。ただし、完全に締め切ると結露がひどくなるので、雨が当たらない側の窓を1cmだけ開けておくと良いです。
駐車場所が低地で水が溜まりそうな場所なら、高い場所に移動することも検討しましょう。海辺の駐車場は満潮時や大雨時に冠水する可能性もゼロではありません。
強風で車が揺れて眠れない時
海辺は風が強いことが多く、特に冬場は強風で車が揺れて眠れないことがあります。風速10m/s以上になると、軽自動車や車高の高い車はかなり揺れます。
対策としては、風上側に車の後部を向けて停めると多少揺れが軽減されます。また、他の車や建物の風下に停めるのも効果的。ただし、無理して我慢せず、あまりに風が強い場合は別の場所に移動するか、最悪の場合は車中泊を諦めて近くのネットカフェやホテルに避難する判断も必要です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで千葉の海での車中泊について、スポット情報から実践的なノウハウまでたっぷりお伝えしてきました。でも最後に、車中泊歴8年の私が本音で「これが一番楽で効率的」という方法をお話しします。
正直に言うと、初めての車中泊は道の駅むつざわつどいの郷かRVパーク一択です。理由はシンプル。温泉があって、トイレが綺麗で、24時間安心して過ごせるから。無料の駐車場での車中泊にこだわって、夜中にトイレで困ったり、不安で眠れなかったりするくらいなら、3,000円払ってでも快適に過ごした方が絶対に良いです。
車中泊の楽しさを知ってから、徐々に無料スポットにチャレンジしていけばいい。最初から「節約!」って頑張りすぎると、車中泊そのものが嫌いになっちゃうんですよ。私も最初はそうでした。
それから、食事は絶対に無理して車内で作らないこと。地元の美味しいお店で食べるか、道の駅の惣菜を買う。これが一番。せっかく千葉まで来てるんだから、地元の美味しいものを食べなきゃもったいない。車内調理にこだわるのは、慣れてからで十分です。
ポータブル電源は最初から良いものを買った方が結果的に安上がり。安物買いの銭失いになりやすいジャンルなので、最低でも容量1000Wh以上、できれば1500Whのものを選びましょう。高いけど、これがあるだけで車中泊の快適度が段違いに上がります。
あと、これ本当に大事なんですが、天気予報は必ずチェック。雨の日や強風の日は潔く延期する勇気も必要です。無理して行って、結局車の中で縮こまって過ごすくらいなら、別の日にした方が100倍楽しめます。
最後に、車中泊のゴールは「快適に過ごすこと」であって「我慢すること」じゃない。お金をケチりすぎて不快な思いをするくらいなら、必要なところには投資する。その方が結果的に車中泊を長く楽しめます。
千葉の海は本当に素晴らしい場所です。波の音を聴きながら眠りにつき、朝日とともに目覚める。この体験は、何物にも代えがたい。でもそれを楽しむためには、ちゃんとした準備と、無理のない計画が必要なんです。
この記事で紹介したスポットと実践的なノウハウを参考に、あなたなりの快適な車中泊スタイルを見つけてください。最初は失敗もあるかもしれないけど、それも含めて車中泊の楽しさ。焦らず、一歩ずつ、自分のペースで楽しんでいきましょう!
よくある質問
千葉の海で車中泊するのに許可は必要?
基本的に道の駅の駐車場での車中泊は休憩目的での1泊のみであれば許可されています。ただし、宿泊目的での長期滞在や、車の周りにテーブルや椅子を広げるキャンプ行為は禁止されています。RVパークやオートキャンプ場は車中泊専用施設なので、事前予約と料金支払いが必要ですが、安心して利用できます。
車中泊初心者でも安心して泊まれる場所は?
初心者の方には、設備が整ったRVパークや道の駅がおすすめです。特にローソンのRVパーク実証実験店舗なら、24時間営業のコンビニが併設されていて、常に従業員がいる安心感があります。道の駅むつざわつどいの郷や道の駅保田小学校など、温泉併設の施設なら、入浴もできて快適です。また、館山北条海岸のように周辺にイオンタウンやコンビニ、ファミレスがある場所も、困ったときにすぐ対応できるので初心者向きです。
千葉の海で車中泊する場合、食事はどうすればいい?
道の駅やRVパーク近くには、地元の食材を使ったレストランや直売所があることが多いです。地産地消の新鮮な海産物や野菜を購入して、車内で調理するのも車中泊の楽しみのひとつ。IH調理器とポータブル電源があれば、安全に温かい料理を作れます。また、ローソンのRVパークなら、24時間コンビニで食料を調達できるので便利です。九十九里エリアなら、近くに海鮮料理店も多いので、外食を楽しむのも良いでしょう。
海辺での車中泊で注意すべき天候は?
最も注意が必要なのは台風や低気圧接近時です。海が荒れて高波が発生する可能性があるため、気象情報を必ずチェックしましょう。また、強風時も車が揺れて眠れないことがあります。特に海沿いの駐車場は風が強いので、風速10m/s以上の予報が出ている日は避けた方が無難です。冬は海風で体感温度が下がるため、思った以上に冷え込みます。暖房器具は必ず用意しましょう。
千葉の海で車中泊するのに最適な時期は?
9月から11月の秋が最も快適な時期です。暑すぎず寒すぎず、台風シーズンも過ぎて天候が安定します。海の透明度も高く、釣りにも適した季節です。次におすすめなのが4月から6月の春から初夏にかけて。梅雨入り前のこの時期は、過ごしやすい気候で人も少なめ。ゴールデンウィークは混雑しますが、それを外せば快適に過ごせます。
まとめ
千葉県は都心から近く、多様な海辺の車中泊スポットが充実している最高のエリアです。九十九里の雄大な太平洋、南房総の絶景、内房の富士山ビューと、それぞれ違った魅力があります。
2026年6月まで継続中のローソンRVパーク実証実験や、温泉併設の道の駅、ビーチ目の前の無料駐車場など、選択肢が豊富なのも千葉の強みです。初心者でも安心して利用できる施設が多く、必要な設備も整っています。
週末の金曜夜に出発すれば、21時頃には海辺に到着できる手軽さ。波の音を聴きながら眠りにつき、朝は海の景色で目覚める…そんな至福の時間を、千葉の海で体験してみませんか?
ポータブル電源やマット、サンシェードなどの基本装備を整えて、マナーを守って楽しむことが大切です。この記事で紹介したスポットを参考に、あなたにぴったりの海辺車中泊を見つけてください。千葉の海は、きっとあなたの心を癒してくれるはずです。

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