冬の北海道で車中泊をしたいけれど、厳しい寒さや車中泊での快適さに不安を感じているあなた。特に、気温が-20℃を下回る北海道で車中泊するのは、想像以上に大変なことです。でも安心してください!この記事では、北海道の厳寒期でも快適に過ごすための装備や知っておくべき注意点を、実際の体験に基づいて徹底解説します。冬の車中泊を楽しむために必要な「必須装備」や「避けるべきリスク」について、あなたにぴったりのアドバイスをお届けします。
冬の北海道で車中泊する前に知っておくべき基礎知識

車中泊の装備やアイテムのイメージ
北海道の冬は、本州の冬とはまったく違います。日中でも氷点下が続き、特に内陸部では-20℃を下回ることもあります。そんな中で車中泊をするとなると、最低限の準備が必要です。寒さ対策はもちろんのこと、車の安全性や道路状況についても把握しておくべきポイントがたくさんあります。
気温と環境に合わせた服装
北海道の冬の寒さをなめてはいけません。気温が-20℃を下回る場所では、体を守るための防寒対策が最も重要です。特に、体が冷えた状態で車中泊をするのは非常に危険です。服装は、ダウンジャケットやフリースを重ね着して、体温を逃がさないようにしましょう。帽子、手袋、ネックウォーマーなど、素肌を露出しないようにすることも大切です。
道路の危険性圧雪やホワイトアウトに注意
北海道の冬道は、氷点下でも雪が積もるため、非常に滑りやすいです。特に「ミラーバーン」や「ホワイトアウト」など、目視での運転が困難な状況もあります。車中泊をする場所への移動中にこれらのリスクに遭遇することを避けるために、スタッドレスタイヤの装備や4WD車を利用するのが理想的です。また、急な天候の変化にも備えて、常に最新の天気予報をチェックしましょう。
必須装備と寒さ対策の詳細
車中泊で最も大事なのは「寒さ対策」。特に北海道の寒冷地での車中泊では、車内の断熱や寝具の選び方が生死に関わることもあります。快適に眠るためには、どのような装備を整えるべきか、具体的なアイテムを紹介します。
車の断熱対策は絶対に欠かせない
車中泊をする際、まず最初に気をつけたいのは車の「窓の断熱」です。車の窓から冷気が入ってくると、寝ている間に車内がどんどん冷えてしまいます。断熱シートやシェードを使用し、外気の影響を最小限に抑えることが必要です。特に北海道では、窓の断熱なしで車中泊をすると、車内の温度が-15℃まで下がることもあります。命に関わる問題ですので、しっかりとした準備が不可欠です。
寝具ダウン寝袋が最強の選択肢
寒さに強い寝袋があれば、車中泊の快適度が一気にアップします。特にダウン製の冬用寝袋は、軽くて暖かく、収納もコンパクトなので非常に便利です。肩まで包み込むタイプのマミー型を選べば、冷気の侵入を防ぐことができます。また、寝袋だけで足りない場合は、重ね着や電気毛布を使用することで、さらに暖かさを保つことができます。
電気毛布とポータブル電源
電気毛布は、車中泊時に温かさを保つために非常に効果的なアイテムです。消費電力が少なく、寝床の下に敷くだけで体全体が温まります。また、電気毛布を使用するには、ポータブル電源が必要です。リチウムイオンバッテリーを使用する車の場合、-18℃の環境下ではバッテリーが上がることもあるので、十分に容量を持ったポータブル電源を準備しておくことが重要です。
車中泊中に注意すべきリスクとその対策
車中泊には快適さを求める一方で、さまざまなリスクがあります。特に北海道の冬では、寒さ以外にも「エゾシカ」などの動物との衝突や、急な天候の変化に備えることが必要です。
エゾシカとの衝突
北海道では、車の運転中にエゾシカが飛び出してくることがあります。実際、毎年多くの事故が発生しています。特に繁殖期の9月から12月にかけて注意が必要です。エゾシカが飛び出しやすい場所では、速度を落として運転し、事故を避けるよう心掛けましょう。
急な天候の変化ホワイトアウト対策
冬の北海道では、急にホワイトアウトに見舞われることがあります。視界が完全に遮られる状況では、無理に運転しないことが最も重要です。ホワイトアウトに遭遇した際には、まず車を安全な場所に停め、数分間待機することで視界が回復するのを待ちましょう。
車中泊 冬 装備に関する疑問解決
車中泊の冬装備に関して、多くの方が疑問に感じるポイントを解決します。
Q1: 寒さが厳しい北海道で車中泊をする際、エンジンを切って寝るべき?
エンジンを切った状態で車中泊するのが一般的です。エンジンをかけっぱなしにすると排気ガスが問題になるため、安全面からもエンジンは切りましょう。その代わりに、断熱シートやダウン寝袋、電気毛布を使って温かさを保つことが大切です。
Q2: 車中泊中に食事をどう確保するか、北海道ならではのポイントは?
北海道では、都市部以外では店が早く閉まることが多いです。予め食料を準備しておくか、「セイコーマート」での買い出しが便利です。特にホットシェフの弁当は、手軽で美味しく温かい食事を確保できます。
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まとめ
冬の北海道での車中泊には、準備が非常に重要です。車内の断熱対策や、寒さに強い寝具、電気毛布などをうまく組み合わせて、快適に過ごすことが可能です。厳しい寒さや道路のリスクにも対応できるよう、慎重に準備を整え、安全を最優先に楽しむ冬の車中泊ライフを満喫しましょう!


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