街を走る車を見ていると、白、黄色、緑、黒など、さまざまな色のナンバープレートがあることに気づきませんか?実はこの色分けには、明確な理由と歴史があります。今回は、なぜナンバープレートの色が違うのか、その秘密と最新情報を余すことなくお伝えします。この記事を読めば、道路を走る車の見方が変わるかもしれません。
- ナンバープレートの色は自家用車と事業用車の区別に使われ、白と黄色が自家用、緑と黒が事業用という明確な役割があること
- 軽自動車が黄色になった理由は1975年の高速道路料金徴収と速度制限の取り締まりを効率化するためだったこと
- 2026年も軽自動車に白ナンバーを取得でき、大阪・関西万博特別仕様ナンバーは2025年12月26日まで交付されること
ナンバープレートの色が違う本当の理由とは?

車のイメージ
毎日目にするナンバープレートですが、実は色の違いには重要な意味があります。単なるデザインの違いではなく、車の用途を一目で判別できるようにするための工夫なのです。
ナンバープレートの色分けは、主に「自家用車」か「事業用車」かを区別するために行われています。これにより、警察や運輸局は道路上で車両の用途を瞬時に判断でき、交通管理や税制、保険制度などが円滑に運用されています。
特に注目すべきは、事業用車両と自家用車両の区別です。例えば、緑や黒のナンバーを付けた車で無許可で運送業を行うと、運送法違反となり、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金という重い処分が科せられます。いわゆる「白タク」行為がこれに当たります。
色別ナンバープレートの完全ガイド
白ナンバー(白地に緑文字)
最も一般的な白ナンバーは、660ccを超える自家用の普通車や小型車に付けられます。通勤や買い物に使う家族の車、会社の営業車(自社製品を運ぶだけの車)など、お金をもらって人や物を運ばない車が対象です。
意外に思われるかもしれませんが、救急車や消防車、キッチンカーなども白ナンバーです。これらは「自らが働く車」であり、運ぶことを業務としていないため、商用車として白ナンバーが付けられています。レンタカーも自家用車扱いなので白ナンバーです。
黄色ナンバー(黄色地に黒文字)
黄色ナンバーは、660cc以下の自家用軽自動車に付けられます。いわゆる軽自動車の自家用車です。小回りが利き、維持費も安いため、都市部や道路が狭い地域での移動に便利な車両ですね。
では、なぜ軽自動車だけ黄色なのでしょうか?実は1975年以前、軽自動車も白ナンバーでした。しかし、1975年の法改正で黄色に変更された背景には、日本の交通事情の歴史が深く関わっています。
当時、軽自動車は高速道路料金が普通車より割安で、速度制限も普通車が時速100km、軽自動車が時速80kmと異なっていました。ETCがなかった時代、料金所の係員が目視で軽自動車か普通車かを見分ける必要があり、また警察がスピード違反を取り締まる際にも判別しやすくするため、一目で区別できる黄色のナンバープレートが採用されたのです。
現在ではETCが普及し、高速道路の最高速度も普通車と軽自動車で同じになったため、色を変えて区別する必要性は薄れてきました。しかし、その頃の名残で現在も黄色のナンバープレートが発行されています。
緑ナンバー(緑地に白文字)
緑ナンバーは、660ccを超える事業用車両に付けられます。タクシー、バス、トラックなど、国から認可を受けてお金をもらって人や物を運ぶ車両が対象です。
緑ナンバーと白ナンバーの違いは、運送業として商売が成立しているかどうかです。例えば、工事現場のトラックには白ナンバーと緑ナンバーの両方が見られますが、工事会社が自社で使っているトラックは白ナンバー、下請け業者が廃材や資材の運搬を請け負っている場合は緑ナンバーとなります。
黒ナンバー(黒地に黄色文字)
黒ナンバーは、660cc以下の事業用軽自動車に付けられます。軽バンや軽トラックなど、軽自動車を使って事業を行う車両が対象です。
最近では、個人でAmazonやUber Eatsなどの配送業を始める方が増えており、黒ナンバーの車をよく見かけるようになりました。自家用の黄色ナンバーのまま配達業務を行うと違法となるため、配達や送迎を始める前には必ず運輸支局に届け出て、黒ナンバーを取得する必要があります。
珍しいナンバープレートの世界
青ナンバー(青地に白文字)
めったに見かけることのない青ナンバーは、外交官が乗車する車両に付けられます。青地に白文字のデザインで、外交団用、外交団大公使館用、代表部用に分けられています。白地に青文字の場合は領事団用です。
青ナンバーの最大の特徴は、外交特権が認められている点です。駐車禁止の場所に停めても切符を切られず、交通違反があっても適用されません。また、自動車税も免除されます。ただし、2005年頃からは十分な任意保険への加入が交付の条件として付け加えられました。
赤斜線入りナンバー(仮ナンバー)
赤の斜線が入ったナンバーは「仮ナンバー(臨時運行許可番号標)」と呼ばれる一時的なものです。新車の納車時や、車検が切れてナンバーが抹消扱いになった車が公道を走行する際に、各地の市区町村から貸し出されます。
仮ナンバーでの運転には制約があり、申請したルートのみを走行でき、最大5日間の有効期間しかありません。もしピカピカの新車に仮ナンバーが付いているのを見かけたら、これから納車されるところなのだと思ってください。
横長の6ケタナンバー(自衛隊車両)
通常のナンバーと違い、横長で6ケタの数字だけが書かれたナンバーは自衛隊が管理している車両です。自衛隊法114条によって運送法の適用外となるため、陸運局が管轄する通常のナンバーとは異なる形式となっています。
自衛隊の車は運送法の適用外であるため、自賠責保険に入らなくてもOKという特徴があります。万が一事故に遭った場合、十分な補償を受けられない可能性があるため、6ケタのナンバープレートを見かけた際には注意が必要です。
金色の丸いナンバー(御料車)
天皇皇后両陛下が公的な式典でお乗りになられる黒塗りの御料車には、金色で丸い形の特別なナンバープレートが付いています。車の正面右下に付けられており、「皇」の字とローマ数字の組み合わせで表記されます。
御料車は数字によって用途が違います。Ⅰ番は天皇皇后両陛下の専用車、Ⅱ番はお葬式の際に使われる寝台車、Ⅲ番とⅤ番が天皇皇后両陛下がお乗りになられたり国賓の方々をお迎えする際に使われるお車です。
2026年最新情報!軽自動車の白ナンバー事情
近年、白いナンバープレートが装着された軽自動車を見かけることが多くなりました。「軽自動車なのに白ナンバー?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、実は軽自動車でも白ナンバーを取得することができるのです。
軽自動車に白ナンバーが存在する理由
軽自動車の白ナンバーは、大きく分けて2つの種類があります。1つは図柄入りナンバープレート(ご当地ナンバー)、もう1つは特別仕様ナンバープレートです。
すでに受付が終了したオリンピック・パラリンピック記念ナンバーやラグビーワールドカップ記念ナンバーは真っ白でしたが、現在取得できる白ナンバーは白をベースにした図柄入りナンバーや、黄色の縁取りがされたものになります。
2026年も取得可能!大阪・関西万博特別仕様ナンバー
2026年1月現在、軽自動車で取得できる白ナンバーとして注目されているのが大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートです。交付期間は2025年12月26日までとなっています。
大阪・関西万博公式ロゴマークのフォルムをモチーフにデザインされており、1,000円以上の寄付をするとフルカラー版を選択できます。寄付金なしの場合はモノトーンのみとなりますが、全国どこに居住していても申し込みが可能です。
軽自動車を白ナンバーにする方法
白ナンバーへの変更は、販売店に依頼するか、自分でWEBサイトから申請することができます。WEBサイトからの申請なら、必要事項を入力して料金を支払い、後は窓口でナンバーを受け取るだけなので、忙しい方でも気軽に手続きできます。
交付費用は地域によって異なりますが、1万円程度かかることが多く、申し込みから取り付けまで10日から2週間ほどかかります。図柄入りナンバープレートはオーダーメイドとなるため、通常のナンバーよりも時間がかかる点に注意が必要です。
図柄入りナンバープレートの魅力
図柄入りナンバープレートは、各都道府県や市町村の観光地や特産品をイメージしたデザインが施されており、走る広告塔としての役割を持っています。支払った寄付金はその地域の道路の維持や地域おこし、観光振興等に活用されます。
車の所有者からの目線で見た場合、自分の住んでいる地域で親しみのあるものが図柄になっていることで、より車に愛着を持ちやすくなるのではないでしょうか。また、車の色と黄色ナンバーがマッチしないという理由で白ナンバーを希望する方も多いようです。
ナンバープレートの数字とひらがなの意味
ナンバープレートには色だけでなく、地名、分類番号、ひらがな、一連指定番号といった情報が記載されています。
地名部分は車両の管轄支局や自動車検査登録事務所を表しており、分類番号の頭の数字で車両の種類を見分けることができます。3と5は乗用車、1と4は貨物車、8は特殊車両となっています。
ひらがな部分は車両の用途を示しており、自家用車は「さ」「す」「せ」「そ」「た」など、事業用車は「あ」「い」「う」「え」など、レンタカーは「わ」「れ」が使われます。
中央に表示されている4桁の一連指定番号は、希望ナンバー制度で自分の好きな数字を選ぶことができます。ただし、「1」「7」「88」「333」「1001」「7777」などの人気ナンバーは抽選制となっています。
2026年の最新動向!バイクにも希望ナンバー制度導入へ
国土交通省は、2026年度中にも二輪車のナンバープレートに新様式を導入する方針を固めました。現行様式の払い出し余地が乏しくなったため、新様式の導入に合わせてユーザーから要望が多かった「希望ナンバー制度」も導入されます。
新様式が導入されるのは126cc以上のバイクで、小型二輪(251cc~)は分類番号にひらがなのほか、ローマ字と数字を使用可能になります。これは二輪市場の活性化にも役立つと期待されています。
引っ越し時のナンバー変更、実際どうすればいい?

車について疑問を持っている人のイメージ
引っ越しでナンバープレートを変更する必要があるかどうか、実はこれが意外と複雑なんです。結論から言うと、管轄の運輸支局が変わる場合は変更が必須、変わらない場合は車検証の住所変更だけでOKです。
例えば東京23区内の引っ越しでも、練馬区から墨田区への引っ越しなら「練馬」ナンバーから「足立」ナンバーへの変更が必要になります。一方、練馬区から新宿区への引っ越しなら、どちらも練馬運輸支局の管轄なので「練馬」ナンバーのままで大丈夫です。
引っ越し後15日以内に手続きしないと50万円以下の罰金!
道路運送車両法により、引っ越しから15日以内に車検証の住所変更をしなければなりません。これを怠ると50万円以下の罰金が科される可能性があります。実際には即座に罰金が科されることは少ないようですが、放置すると様々なトラブルが発生します。
自動車税の納付書が旧住所に届いてしまい、納税通知書を受け取れず延滞金が発生したり、車検の案内も届かず車検切れで公道を走行してしまうリスクがあります。車検切れで走行すると6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金です。
2022年から始まった特例措置が便利すぎる
2022年1月4日から始まった自動車ワンストップサービス(OSS)を利用すれば、マイナンバーカードで車検証の住所変更をオンライン申請することで、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予してもらえます。これ、かなり便利です。
引っ越し直後は荷解きや各種手続きで忙しいですよね。運輸支局まで車を持ち込むのは平日の限られた時間しか対応していないため、仕事を休まなければならないこともあります。OSSを使えば、次回の車検時に整備会社に依頼してナンバーを変えてもらうことができるんです。
ただし、軽自動車にはこの特例措置が適用されないため、従来通りすぐにナンバープレートの交換が必要です。
希望ナンバーに変更するなら引っ越しが絶好のチャンス
どうせナンバーを変更するなら、この機会に希望ナンバーにしてしまうのも一つの手です。人気のゾロ目や縁起の良い番号は抽選になりますが、抽選に外れても通常のナンバーが交付されるので損はありません。
ちなみに、複数回引っ越しをしている場合は注意が必要です。車検証に記載されている住所から2回以上引っ越している場合、住民票では前住所しか記載されないため、戸籍の附票や住民票の除票を取得して住所の変遷を証明する必要があります。
ナンバープレート盗難にあったらどうする?実体験から学ぶ対処法
ある朝、車に乗ろうとしたらナンバープレートが前後とも綺麗になくなっていた——そんな恐怖体験をした方の実例があります。実は年間6,000件以上のナンバープレート盗難が発生しており、決して他人事ではありません。
盗まれたナンバーは犯罪に使われる
ナンバープレートを盗む理由は、主に2つあります。一つは盗難車や犯罪に使う車に盗んだナンバーを付け替えて使い捨てにするため。もう一つは、海外のマニアコレクター向けに「JDM PLATE」として高額で取引されるためです。
もし盗まれたナンバーが犯罪に使われた場合、あなたが容疑者として疑われる可能性もあります。だからこそ、発見したら即座に対応することが重要です。
盗難発見から再発行までの実際の流れ
まず警察署に行って盗難届を提出します。これに約1時間30分かかります。刑事さんによる事情聴取、現場検証、指紋採取(車のナンバー周りと自分の指紋を採取)などが行われます。警察では盗難届受理番号を必ずメモしておきましょう。受理証明書が発行される警察署と発行されない警察署があるためです。
次に、ナンバープレートがない車は公道を走れないため、仮ナンバーを取得する必要があります。市区町村の役所で自動車臨時運行許可を申請し、仮ナンバーを取得します。必要書類は自動車検査証、自賠責保険証明書、運転免許証、印鑑で、費用は750円程度です。仮ナンバーの有効期限は最長5日間です。
仮ナンバーを取得したら、運輸支局または軽自動車検査協会で新しいナンバープレートの再交付手続きを行います。盗難の場合は元のナンバーを返納できないため、番号変更後の新しいナンバーのみ交付されます。費用は約2,000円程度です。
ある体験者は「タクシー代4,200円、丸1日潰れて、精神的ダメージも大きかった」と語っています。仮ナンバー取得や運輸支局への往復など、合計で3週間も振り回されたという事例もあります。
今すぐできる盗難防止対策
最も効果的なのは盗難防止ビスに交換することです。通常のプラス・マイナスドライバーでは外せず、専用工具が必要になります。カー用品店やディーラーで1,000円程度で購入できます。
また、防犯カメラのある駐車場を選ぶ、ドライブレコーダーの駐車監視機能を活用する、希望ナンバーなど人気の高いナンバーは狙われやすいので特に注意が必要です。
ナンバープレートのカバーやフレーム、これ違法なの?
意外と知られていないのですが、ナンバープレートに関する規制は2016年と2021年に大幅に厳格化されています。「知らなかった」では済まされない、最悪50万円以下の罰金と違反点数2点が科される可能性があります。
無色透明でもカバーは完全NG
2016年4月1日以降、ナンバープレートカバーの装着は無色透明であっても一律禁止になりました。「汚れ防止のため」「傷つかないように」という理由で透明カバーをつけている方がまだいますが、これは完全に違法です。
カバーが禁止される理由は、太陽光を反射したりカバーに傷が入るとナンバーの識別が困難になるためです。また、オービス(自動速度違反取締装置)の赤外光を吸収するカバーを締め出す狙いもあります。
2021年10月から適用された新基準の詳細
2021年10月1日以降に初めて登録された新車には、さらに厳しい基準が適用されています。ナンバーフレームのサイズは、上部10mm以下、左右18.5mm以下、下部13.5mm以下と数値で明確に規定されています。
取り付け角度も厳格化され、前面のナンバープレートは上下向きが上向き10度~下向き10度、後面のナンバープレートは車高によって異なりますが、おおむね上向き45度~下向き15度の範囲内である必要があります。
バイクはさらに厳しく、ナンバーフレームの使用自体が原則禁止となっています。ナンバープレートに1mmでも被るものは一切禁止です。
旧車でも注意が必要
「うちの車は2021年より前に買ったから大丈夫」と思っている方も要注意です。新基準は2021年10月1日以降の新車に適用されますが、それ以前の車でも「運転中に番号が判読できる見やすい角度・方法」で取り付ける必要があり、カバーの装着やシールの貼り付けは全面禁止です。
中古車を購入した際、前のオーナーがナンバープレート周りをカスタムしている場合は特に注意が必要です。フェンダーレス仕様や裏ペタ(シートカウル下部に斜めに固定)仕様、サイドナンバー仕様などは、見え方によっては違反とされる可能性があります。
中古車購入時に確認すべきナンバー関連のチェックポイント
中古車を購入する際、エンジンや内装に注目しがちですが、ナンバープレート周りも重要なチェックポイントです。
前のオーナーが引っ越しを繰り返している場合
車検証の住所と実際の使用者の住所が大きく異なる場合、名義変更時に戸籍の附票や住民票の除票を取得する手間が発生します。購入前に車検証をよく確認し、住所変更の履歴を確認しておきましょう。
ローンが残っている車の場合
ローン中の車は所有者が自動車会社になっています。ナンバープレート盗難などで再発行が必要な場合、自動車会社から譲渡証明書や委任状を取り寄せる必要があり、通常の手続きよりも時間と手間がかかります。
希望ナンバーの車は盗難リスクが高い
ゾロ目や人気の数字の希望ナンバーがついている車は、ナンバープレート盗難のターゲットになりやすい傾向があります。購入後は盗難防止ビスの装着を検討しましょう。
実際に困った時の解決策!よくあるトラブル対処法
ナンバープレートが汚れて読めない場合
泥や雪で汚れてナンバーが読めない状態も違反です。洗車の際は必ずナンバープレートもきれいにしましょう。特に冬場の融雪剤による汚れは放置すると固まって取れにくくなります。中性洗剤を使って定期的に洗浄することをお勧めします。
ナンバープレートが曲がったり凹んだりした場合
事故や駐車場での接触でナンバープレートが変形した場合、そのまま放置すると番号が読みにくくなり違反となる可能性があります。運輸支局でナンバープレートの再交付を受けましょう。通常の再交付であれば同じ番号のナンバーが交付され、費用は約1,500円程度です。
封印が取れてしまった場合
普通車の後部ナンバープレート左上についている封印が取れた場合、自分で付け直すことはできません。運輸支局または出張封印を行っている行政書士に依頼する必要があります。封印なしでの走行は違反となるため、早めに対処しましょう。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまでナンバープレートに関する様々な情報をお伝えしてきましたが、正直なところ、ナンバー関連の手続きって面倒くさいですよね。でも、ぶっちゃけて言うと、手続きを後回しにするほど後が大変になります。
引っ越しのナンバー変更は、自動車ワンストップサービス(OSS)を使って車検証だけオンラインで変更し、ナンバー交換は次回の車検時に整備会社に任せるのが一番楽です。15日以内に車検証の住所変更さえしておけば法的には問題ありませんし、仕事を休んで平日に運輸支局に行く手間も省けます。
ナンバープレート盗難対策は、正直盗難防止ビスに交換するだけで90%以上の被害は防げます。1,000円程度の投資で、盗難にあった時の3週間の手間と精神的ダメージを回避できるなら、絶対にやっておくべきです。特に希望ナンバーをつけている方は必須です。
ナンバープレートのカバーやフレームについては、2021年10月以降の新車でなければ、そこまで神経質になる必要はありません。ただし、無色透明でもカバーは完全NGなので、ついている方は今すぐ外しましょう。50万円の罰金リスクを冒してまで付ける価値はゼロです。
結局のところ、ナンバープレートって「車の顔」であり「車の身分証明書」なんですよね。普段は意識しないけど、トラブルが起きた時に初めてその重要性に気づく。そうなる前に、この記事で紹介した基本的なルールと対策だけは押さえておいてください。
特に引っ越しや中古車購入のタイミングは、ナンバー関連のトラブルが起きやすい時期です。このタイミングでOSSの活用や盗難防止ビスの装着を検討すれば、将来の面倒を大きく減らせます。面倒くさがって後回しにするのが一番のリスクです。今できることは今やっておく、これが結局一番楽で効率的な方法なんです。
よくある質問
白ナンバーで配達業務をすると違法ですか?
はい、白ナンバーや黄色ナンバーのままで、お金をもらって人や物を運ぶ配達業務や送迎業務を行うことは違法です。これは「白タク」行為と呼ばれ、運送法違反となります。処分は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金という重いものです。配達業務を始める前には、必ず運輸支局に届け出て緑ナンバーや黒ナンバーを取得する必要があります。
軽自動車の白ナンバーは高速料金が普通車と同じになりますか?
いいえ、ナンバープレートの色を白に変更しても、車検証上の車両区分は軽自動車のままです。そのため、高速料金は軽自動車として計算され、普通車より安い料金が適用されます。ETCを使用すれば自動的に軽自動車として判定されるので安心です。
仮ナンバーで通常の運転はできますか?
いいえ、仮ナンバー(臨時運行許可番号標)は特定の目的と期間でのみ使用が認められています。車検を受けるため、または新車を運輸支局へ運ぶためなど、申請したルートのみを走行でき、最大5日間の有効期間しかありません。通常の運転には使用できません。
青ナンバーの車に当て逃げされたらどうなりますか?
青ナンバー(外交官用ナンバー)の車には外交特権が認められているため、通常の法的手続きが適用されません。しかし、2005年頃からは十分な任意保険への加入がナンバープレート交付の条件として付け加えられたため、保険を通じた補償を受けられる可能性があります。ただし、トラブルを避けるためにも、青ナンバーの車には近づかない方が賢明です。
図柄入りナンバーの寄付金はどこに使われますか?
図柄入りナンバープレートの寄付金は、その地域の道路の維持、地域おこし、観光振興などに活用されます。地域によって使い道は異なりますが、一般的には交通改善や地域のPR活動に役立てられています。寄付金は1,000円以上で、上限はありません。
まとめ
ナンバープレートの色の違いは、単なるデザインではなく、車両の用途を一目で識別するための重要な仕組みです。白と黄色は自家用車、緑と黒は事業用車を示し、それぞれに明確な役割があります。
軽自動車が黄色になった理由は、1975年当時の高速道路料金徴収と速度制限の取り締まりを効率化するためでした。現在ではETCの普及により必要性は薄れましたが、その名残として黄色ナンバーが使われ続けています。
2026年も軽自動車に白ナンバーを取得することは可能で、大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートは2025年12月26日まで交付されています。また、2026年度中には二輪車の希望ナンバー制度も導入される予定です。
街中で見かけるナンバープレートの色には、それぞれストーリーと意味があります。これからは車を見る目が少し変わるかもしれませんね。ぜひこの知識を活かして、ドライブをより楽しんでください!


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