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車のコーティングを素人がやったらどうなる?失敗談と対処法を完全解説!

車の知識

新車を購入したときや愛車をピカピカに保ちたいとき、誰もが一度は考えるのが車のコーティング。でも、プロに頼むと数万円から十数万円もかかってしまうため、「自分でできないかな?」と考える方も多いでしょう。実際、市販のコーティング剤も充実してきて、DIYでコーティングに挑戦する人が増えています。でも、ちょっと待ってください!素人がコーティングをやると、思わぬ失敗が待ち受けているかもしれません。

この記事では、実際に素人がコーティングをやって失敗した事例や、その対処法、さらには成功させるためのポイントまで、プロの視点から徹底的に解説していきます。

ここがポイント!
  • 素人がコーティングをすると起こる典型的な失敗パターンと具体的な原因
  • 失敗してしまったときの対処法と、やり直しが必要になるケース
  • DIYで成功させるための準備と施工のポイント、プロに任せるべき判断基準

素人がコーティングをやって起こる代表的な失敗例

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

DIYでコーティングに挑戦した方々から寄せられる失敗談は、驚くほど共通しています。ここでは、素人がコーティングをやったときに最も多く発生する失敗例を紹介します。これらを知っておくだけで、同じ轟を踏まずに済むかもしれません。

施工ムラができてボディが均一に輝かないというのが、最も多い失敗パターンです。コーティング剤を塗りすぎたり、塗り残しがあったりすると、光の当たり具合によってボディの一部だけが白っぽく見えたり、逆にツヤがなかったりします。特に白や銀色の車では、どこに塗ったか分かりにくく、施工漏れが発生しやすいのです。

ある方の体験談では、「新車に自分でガラスコーティングをしたら、ボンネットとドアにムラができてしまって、晴れた日に見ると斑点模様のようになってしまった」というケースがありました。このような失敗は、施工環境や技術不足が原因で起こります。

次に多いのが拭き残しによる白ボケやギラつきです。コーティング剤を塗った後は、余分な液剤をしっかり拭き取る必要がありますが、この作業が不十分だと、乾燥後に白い跡が残ってしまいます。施工直後は気づかなくても、翌日になって愛車を見たら「え、これ何?」と愕然とすることになります。

夜露や雨による硬化不良も深刻な問題です。コーティング剤は完全に硬化するまでに約12時間から24時間かかります。この間に雨が降ったり、夜露に濡れたりすると、被膜が不安定な状態でムラが発生します。「夕方から作業を始めて、翌朝見たらボディがまだら模様になっていた」という失敗談は後を絶ちません。

さらに、下地処理不足による汚れの閉じ込めという致命的な失敗もあります。コーティング前には鉄粉や水垢、樹液などをしっかり除去する必要がありますが、これを怠ると汚れの上からコーティングしてしまい、後から取り返しのつかない状態になります。中古車でこの失敗をすると、コーティングを剥がして研磨し直すという大変な作業が必要になります。

なぜ素人のコーティングは失敗しやすいのか?その原因を徹底分析

素人がコーティングをやって失敗する背景には、いくつかの明確な原因があります。これらを理解することで、失敗のリスクを大幅に減らすことができます。

まず施工環境の問題が挙げられます。プロの専門店では、密閉された専用ブースで施工を行います。ホコリやゴミが舞わない環境で、温度や湿度もコントロールされています。一方、自宅の駐車場や屋外で施工すると、風でホコリが舞ったり、直射日光でコーティング剤が急速に乾燥したりします。夏場の炎天下では、塗ったそばから乾き始めてしまい、均一に拭き取ることが非常に難しくなります。

道具や技術の不足も大きな要因です。コーティングには、適切なスポンジやクロス、そして何より経験に基づく技術が必要です。どのくらいの量を塗れば良いのか、どの順序で作業を進めれば効率的なのか、拭き取りはどの程度の力で行えば良いのか。こうした細かなノウハウは、プロが長年の経験で培ってきたものです。

下地処理の知識不足も見逃せません。新車であっても、工場や輸送中に付着した鉄粉や汚れがあります。中古車ならなおさらです。これらを除去せずにコーティングすると、被膜の密着性が低下し、本来の効果を発揮できません。しかし、素人には汚れの種類や除去方法を見極めることが難しいのです。

また、乾燥時間と天候の管理も重要です。コーティング剤は種類によって硬化時間が異なり、その間は水に触れてはいけません。プロは天気予報を確認し、最適なタイミングで施工しますが、素人は「今日天気が良いから」と安易に始めてしまい、夜露や急な雨で失敗するケースが多いのです。

失敗してしまったときの対処法とリカバリー方法

もし素人がコーティングをやって失敗してしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?失敗に気づいたタイミングによって、対処法は大きく異なります。

施工中にムラを発見した場合は、まだコーティング剤が乾いていないため、比較的簡単に修正できます。清潔なマイクロファイバークロスで、ムラのある部分を円を描くようにではなく、直線的に拭き伸ばします。もしコーティング剤に粘り気があって伸ばせない場合は、その部分に少量のコーティング剤を追加して、再度拭き取る方法もあります。ただし、施工後30分以内が勝負です。

施工後2~3時間以内に気づいた場合は、まだ完全硬化していないため、専用のクリーナーやメンテナンス剤で対処できる可能性があります。ポリマー系のコーティングであれば、専用の除去シャンプーで比較的簡単に剥離できます。しかし、ガラスコーティングの場合は、このタイミングでも対処が難しくなってきます。

完全に硬化してしまった後に失敗に気づいた場合は、かなり厄介です。ガラスコーティングの場合、超微粒子のコンパウンド(研磨剤)を使って、失敗した部分を慎重に磨いて剥離する必要があります。カー用品店で売られている濃色車用の仕上げコンパウンドを使い、スポンジやクロスに少量つけて磨きます。ただし、力を入れすぎると塗装まで削ってしまう危険があるため、細心の注意が必要です。

ボディ全体に失敗してしまった場合や、自分では対処できないと判断した場合は、プロの専門店に相談するのが最善策です。コーティング専門店では、専用の研磨機(ポリッシャー)を使って、失敗したコーティングを剥離し、再施工してくれます。費用はかかりますが、塗装を傷めることなく確実に修正してもらえます。

重要なのは、失敗に早く気づくことです。そのため、コーティング施工後は必ず明るい場所で、様々な角度からボディをチェックしましょう。太陽光の下で見ると、ムラや拭き残しが一目瞭然です。

素人でも成功できる?DIYコーティングのポイント

それでも「費用を抑えたいし、自分でやってみたい」という方のために、素人でもコーティングを成功させるためのポイントを紹介します。ただし、これらのポイントを守っても100%成功するわけではないことを理解しておいてください。

施工は必ず晴天が続く日を選ぶことが大前提です。天気予報で施工日とその翌日、できれば2日間は晴れる日を選びましょう。湿度が低く、気温が15~25度程度の春や秋が最適です。夏場や冬場は避けた方が無難です。

下地処理を徹底的に行う施工は午前中の早い時間から始める一度に広い範囲を塗らない適切な道具を揃える簡易タイプのコーティング剤から始めるプロに任せるべきケースと素人でもOKなケース

すべてのコーティングを素人がやるべきではありません。ケースによってはプロに任せた方が良い場合もあります。判断基準を明確にしておきましょう。

プロに任せるべきケースは以下の通りです。新車を購入したばかりで、長期間完璧な状態を保ちたい場合は、迷わずプロに依頼しましょう。初期投資は高くつきますが、5年10年と美しい状態を維持できます。また、中古車で傷や色褪せが目立つ場合も、プロの研磨技術が必要です。素人が研磨すると塗装を削りすぎてしまう危険があります。

さらに、黒や濃色の車は、ムラや拭き残しが非常に目立ちやすいため、プロに任せることをお勧めします。白や銀色の車に比べて、施工の難易度が格段に上がります。高級車や輸入車の場合も、塗装の品質が特殊なことが多いため、専門知識のあるプロに相談しましょう。

一方、素人でも挑戦できるケースもあります。白や銀色など淡色系の新車で、傷も少ない状態であれば、DIYでも比較的成功しやすいでしょう。また、短期間しか乗らない予定の車や、コーティングの効果を試してみたいという場合は、簡易タイプのコーティング剤でチャレンジしてみるのも良いでしょう。

月に1回以上洗車をする習慣があり、車のメンテナンスが好きな方も、DIYコーティングに向いています。定期的な手入れができれば、多少施工に不備があっても、後からメンテナンスでカバーできます。

重要なのは、自分の技術と環境を正直に評価することです。「やってみたけど無理だった」となる前に、施工環境や必要な道具、天候条件などを冷静に判断しましょう。プロに依頼する場合の費用と、失敗してやり直す場合の費用を比較することも大切です。

コーティング後のメンテナンスで差がつく

素人でもプロでも、コーティングをした後のメンテナンスは非常に重要です。実は、施工技術以上にメンテナンスの質が、コーティングの寿命を左右すると言っても過言ではありません。

定期的な洗車は必須です。「コーティングしたから洗車不要」というのは大きな誤解です。コーティング被膜の上には、排気ガスや花粉、黄砂などの汚れが日々蓄積していきます。これらを放置すると、被膜が劣化して本来の効果が失われます。最低でも月に1回、できれば2週間に1回は洗車しましょう。

洗車の方法も重要です。中性のカーシャンプーを使い、やさしく手洗いすることをお勧めします。洗車機は便利ですが、ブラシによってコーティング被膜に細かい傷がつく可能性があります。どうしても洗車機を使う場合は、「水洗い」か「シャンプー洗車」を選び、「ワックスコース」は避けましょう。

イオンデポジット(水シミ)には要注意です。雨が降った後や洗車後に水滴が残ったまま乾燥すると、水に含まれるミネラル成分が白く残って水シミになります。これがコーティング被膜に固着すると、通常の洗車では落とせなくなります。雨の後はできるだけ早く洗車するか、少なくとも水滴を拭き取りましょう。

専門店では定期的なメンテナンスサービスを提供しています。コーティング被膜の表面に付着した汚れを専用のクリーナーで除去し、被膜を再形成してくれます。施工店によっては、メンテナンスが無料や格安で受けられるプランもあるので、活用すると良いでしょう。

コーティング剤の種類別!素人が選ぶべきはどれ?徹底比較

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

カー用品店に行くと、コーティング剤がズラリと並んでいて、どれを選べばいいのか本当に迷いますよね。実は、コーティング剤には大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれ特徴が全く違います。ここでは、素人がDIYで使う際の難易度と効果を、実際の体験をもとに正直に比較します。

ガラス系コーティングは、最も耐久性が高く3~5年持続すると言われていますが、施工難易度は最高レベルです。硬化に時間がかかり(完全硬化まで約1ヶ月)、失敗すると剥離が大変です。価格は5,000~20,000円程度で、効果は高いものの、素人が初めて挑戦するには正直ハードルが高すぎます。ある方の体験談では、「ガラスコーティング剤を買って挑戦したら、拭き取りのタイミングが分からず、ボディがカチカチに固まってしまった。結局プロに剥離してもらって3万円かかった」というケースもあります。

ポリマー系コーティングは、持続期間は3~6ヶ月と短めですが、施工が簡単で失敗してもやり直しが効きます。価格も1,000~5,000円程度とリーズナブル。「まずは試してみたい」という初心者には、断然こちらがおすすめです。専用の除去シャンプーで簡単に落とせるため、「失敗したらどうしよう」という不安も少なくて済みます。

スプレータイプの簡易コーティングは、洗車後に吹きかけるだけで施工完了。持続期間は1~3ヶ月と短いですが、圧倒的に手軽です。価格は1,000~3,000円程度。「コーティングの効果を体感してみたい」「まずは練習したい」という方には最適です。

表にまとめると以下のようになります

種類 持続期間 施工難易度 価格帯 素人おすすめ度
ガラス系 3~5年 ★★★★★ 5,000~20,000円 ★☆☆☆☆
ポリマー系 3~6ヶ月 ★★☆☆☆ 1,000~5,000円 ★★★★☆
スプレー式 1~3ヶ月 ★☆☆☆☆ 1,000~3,000円 ★★★★★

個人的な経験から言うと、初心者はまずポリマー系で練習して、慣れてからガラス系に挑戦するのがベストです。いきなりガラス系に挑戦して失敗すると、時間もお金も無駄になってしまいます。

季節別コーティング施工の落とし穴と対策

「天気がいいからコーティングしよう」と思って失敗する人、実は結構多いんです。季節によって気をつけるポイントが全然違うので、ここでは実際の失敗例をもとに季節別の注意点を解説します。

春(3月~5月)は実は最も施工に適した季節です。気温15~20度、湿度も適度で、コーティング剤の硬化が安定します。ただし、花粉が大敵!朝は花粉が少ないので、できれば午前9時前には施工を開始しましょう。ある方は「春に施工したら、黄色い花粉がコーティングに混ざって取れなくなった」という経験をされています。施工前の洗車で花粉を徹底的に落とし、施工後も花粉が飛ぶ前に硬化させることが重要です。

夏(6月~8月)は、素人には最も難しい季節です。気温が高すぎてコーティング剤が急速に乾燥し、拭き取りが間に合わなくなります。特に7月~8月の真夏日は避けるべきです。どうしても夏に施工したい場合は、早朝(気温が25度以下の時間帯)に作業し、直射日光を完全に避けることが絶対条件です。「夏の昼間に施工したら、塗った瞬間に乾いてしまって、白い跡だらけになった」という失敗談は後を絶ちません。また、夕立やゲリラ豪雨にも要注意。天気予報を細かくチェックしましょう。

秋(9月~11月)も春と並んで施工に適した季節です。ただし、台風シーズンの9月は天候が不安定なので避けた方が無難。10月~11月前半が最適です。この時期の注意点は、夜露が発生しやすいこと。施工は午前中から始めて、夕方までには完全に硬化初期段階まで進めることが重要です。

冬(12月~2月)は、気温が低すぎてコーティング剤の硬化が遅くなります。特に気温が10度以下になると、硬化不良のリスクが高まります。「冬に施工したら、翌朝霜が降りてコーティングが白く濁った」という失敗例も。どうしても冬に施工する場合は、暖かい日(最高気温15度以上)を選び、ガレージなど屋内で作業することをお勧めします。

洗車機vsコーティング!実は知られていない真実

「コーティングしたら洗車機はNG」と思っている方、多いのではないでしょうか?実は、これは半分正解で半分間違いなんです。ここでは、あまり知られていない洗車機とコーティングの関係について、現場のリアルな話をします。

まず結論から言うと、ガラスコーティングであれば、洗車機を使っても大丈夫です。ただし、条件があります。「水洗いコース」か「シャンプー洗車コース」を選ぶこと。「ワックスコース」や「撥水コース」は絶対に避けてください。なぜなら、洗車機のワックスがコーティング被膜の上に乗ってしまい、本来のコーティング効果が発揮できなくなるからです。

ある専門店のスタッフによると、「お客様の車を見れば、洗車機を使っているかどうかすぐ分かる」とのこと。洗車機のブラシによって細かい傷(スクラッチ傷)が無数につき、特に黒い車だと太陽光の下で見ると白っぽく見えるようになります。これを「白ボケ」と呼びます。

ただし、洗車機を完全に避ける必要はありません。むしろ、洗車機を使わないと洗車頻度が下がってしまい、汚れが蓄積してコーティング被膜が劣化する方が問題です。現実的には、「月に2回は手洗い洗車、忙しいときは洗車機(水洗いコース)を使う」というバランスが理想的です。

洗車機を使う際の裏技をひとつ。洗車機にかける前に、必ず事前の手洗いで砂や泥を落としておくことです。砂が付いたまま洗車機にかけると、その砂がブラシに挟まってボディを傷つけます。コイン洗車場の高圧洗浄機で予洗いしてから洗車機にかけるだけで、傷のつき方が全然違います。

ディーラーコーティングの裏側!本当のところどうなの?

新車購入時に「ディーラーでコーティングしませんか?」と勧められた経験、ありませんか?実は、ディーラーコーティングには知られざる事実があります。ここでは、業界の内情を踏まえて、本当のところを正直にお話しします。

まず知っておくべきは、ディーラーは実際にコーティング作業をしていないケースが多いということ。ほとんどの場合、提携している外部の専門業者に外注しています。つまり、10万円払ったとしても、実際の施工費用は3~4万円で、残りはディーラーのマージンというわけです。

ある元ディーラー営業マンの証言では、「新車1台売っても利益は少ないので、オプションやコーティングで利益を出すのが基本」とのこと。特にコーティングは利益率が高く、営業マンにとって重要な収益源なのです。

ただし、ディーラーコーティングが全て悪いわけではありません。大手ディーラーは信頼できる専門店と提携しているケースが多く、施工品質は一定レベル以上が保証されています。また、「新車購入と同時に施工できる」「保証がしっかりしている」というメリットもあります。

問題は、中には下地処理を手抜きして、汚れの上からコーティングしてしまう業者がいること。「ディーラーで10万円かけてコーティングしたのに、納車時にボディを見たら磨き残しがあった」という声も実際にあります。

賢い選択肢としては、以下の3つがあります

  1. ディーラーで依頼する場合は、「どこの業者が施工するのか」「施工証明書は発行されるのか」「保証内容は何か」を必ず確認する
  2. ディーラーは断って、自分で信頼できるコーティング専門店を探して直接依頼する(同じ品質で3~5万円安くなることも)
  3. 新車の場合、納車後すぐに自分でポリマー系コーティングをして様子を見る(1~2年後に本格的なガラスコーティングを検討)

個人的な意見としては、新車購入時に慌ててディーラーで高額なコーティングを契約するよりも、一度家に持ち帰って冷静に考えた方が良いと思います。ディーラーは「今決めないと納車に間に合わない」とプレッシャーをかけてきますが、納車後でも専門店でコーティングは可能です。

コーティング後の「あるある」トラブルと即効解決法

コーティング後に「あれ?おかしいな」と感じる瞬間、ありますよね。ここでは、実際によく起こるトラブルと、その場でできる対処法を体験ベースで紹介します。

トラブル1雨の後、水玉が全然弾かない

これ、よくある誤解なんです。実は、コーティングには「撥水タイプ」と「親水タイプ」があり、親水タイプは水を弾くのではなく、水を流す性質があります。もしあなたのコーティングが親水タイプなら、水玉ができないのは正常です。ただし、撥水タイプなのに弾かない場合は、コーティング被膜の上に汚れが蓄積している可能性が高いです。対処法は簡単で、専用のメンテナンスクリーナーか、中性シャンプーでしっかり洗車すれば撥水性が復活します。それでもダメなら、コーティング剤が劣化しているサインです。

トラブル2鳥のフンがついて、取れない

鳥のフンは酸性が強く、放置すると塗装まで侵食します。発見したら、すぐに湿らせたティッシュやウェットティッシュで覆って5分ほど置き、ふやかしてから優しく拭き取ります。絶対に乾いたまま擦らないでください。コーティング被膜まで傷つけます。もし既にシミになってしまった場合は、イオンデポジット除去剤を使うか、専門店でメンテナンスしてもらいましょう。

トラブル3洗車後、白い輪っかの跡が残る

これは「ウォータースポット」と呼ばれる水シミです。水道水に含まれるミネラル分が原因で、特に夏場や炎天下で洗車すると起こりやすいです。予防策は、洗車は曇りの日か早朝に行い、洗車後は必ずマイクロファイバークロスで水滴を完全に拭き取ること。もし既にウォータースポットができてしまったら、専用のウォータースポット除去剤を使うか、酸性のクリーナーで除去できます。ただし、放置すると塗装まで陥没するので早めの対処が重要です。

トラブル4ドアノブ周りの傷が目立つ

コーティングしても、物理的な接触による傷は防げません。特にドアノブ周りは、爪や指輪、鍵などで細かい傷がつきやすい部分です。対処法としては、ドアノブ周りだけ保護フィルムを貼るという方法があります。透明なプロテクションフィルムなら、見た目もほとんど分かりません。もしくは、定期的にコンパウンドで磨いて傷を消すという方法もありますが、これは塗装を削ることになるので、やりすぎには注意が必要です。

トラブル5ボンネットだけ撥水しない

これは実際によくあるトラブルで、原因はボンネットだけ温度が高く、コーティング被膜が早く劣化するためです。エンジンの熱がボンネットに伝わり、他の部分より過酷な環境にさらされています。対処法は、ボンネットだけ重点的にメンテナンスするか、再コーティングすること。もしくは、最初から耐熱性の高いコーティング剤を選ぶという方法もあります。

プロが絶対にやらない!素人がやりがちなNG行動トップ5

長年コーティング業界にいるプロたちが、「これだけは絶対にやめてほしい」と口を揃えて言うNG行動があります。知らずにやってしまっている人、多いんです。

NG行動1洗車後、自然乾燥させる

「水滴が蒸発すれば乾くでしょ」と思っていませんか?これ、実は最悪です。水滴に含まれるミネラル分が濃縮されて、ウォータースポットの原因になります。プロは必ず、洗車後すぐにマイクロファイバークロスで拭き上げます。「面倒くさい」と思うかもしれませんが、これをやるかやらないかで、コーティングの寿命が2倍以上変わります。

NG行動2コーティング後すぐに洗車する

「コーティングしたからきれいに保ちたい」という気持ちは分かりますが、施工後1週間は洗車を我慢してください。特にガラスコーティングは、完全硬化まで時間がかかります。施工後すぐに洗車すると、まだ柔らかい被膜が流れてしまったり、ムラになったりします。「雨が降って汚れたらどうするの?」という質問をよく受けますが、雨が降ったら水滴だけ優しく拭き取る程度にとどめてください。

NG行動3コーティング車にワックスをかける

これ、本当に多いんです。「コーティングの上からさらにワックスをかけたら、もっとピカピカになるのでは?」と思う気持ちは分かりますが、完全に逆効果です。ワックスがコーティング被膜の上に乗ってしまい、本来の効果が発揮できなくなります。さらに、ワックスに含まれる油分がコーティング被膜を劣化させることも。コーティングした車には、ワックスは絶対に不要です。

NG行動4井戸水で洗車する

田舎に住んでいる方や、実家に井戸がある方は要注意です。井戸水にはミネラル分が多く含まれており、水道水以上にウォータースポットができやすいです。どうしても井戸水を使う場合は、洗車後の拭き上げを超徹底的に行ってください。できれば、最後の仕上げだけでも水道水を使うことをお勧めします。

NG行動5コーティング車を放置する

「コーティングしたから何もしなくても大丈夫」と思って、数ヶ月放置してしまう方がいます。これが一番もったいないです。コーティングは「汚れがつきにくくなる」だけで、「汚れが全くつかない」わけではありません。汚れを放置すると、コーティング被膜に固着して、通常の洗車では落とせなくなります。最低でも月に1回は洗車して、コーティング被膜をきれいな状態に保ちましょう。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで色々と解説してきましたが、正直なところを言いますね。車のコーティング、特にDIYでやるかプロに頼むかって、本当に悩むと思います。でも、個人的には「無理してDIYでガラスコーティングをやる必要はない」と思っています。

なぜかというと、失敗したときのリスクが大きすぎるんですよ。プロに頼めば5~8万円かかるところを、自分でやって3万円で済ませようとして、失敗して結局プロに剥離・再施工を頼んで合計10万円以上かかった、なんて話はザラにあります。時間も手間もかかって、結果的に高くつくという本末転倒な状況です。

じゃあどうすればいいかというと、段階的なアプローチが一番賢いと思います。

新車を買ったときは、まずディーラーのコーティングは断る。で、納車後に自分で2,000~3,000円のポリマー系コーティングかスプレー式コーティングをやってみる。これで3~6ヶ月は持ちます。その間に、信頼できるコーティング専門店を探しておく。口コミを見たり、実際に店舗を訪問したりして、「ここなら任せられる」というお店を見つける。

そして、最初の車検(3年後)のタイミングで、専門店で本格的なガラスコーティングをしてもらう。このとき、下地処理もしっかりやってもらえば、そこから5年は持ちます。その後は、自分でポリマー系コーティングでメンテナンスするか、専門店の定期メンテナンスを受ける。

この方法なら、トータルコストは抑えられるし、失敗のリスクもないです。何より、自分でやる楽しみも味わえるし、プロの技術も体験できる。良いとこ取りなんです。

あと、洗車についてもぶっちゃけ言うと、「完璧を求めすぎない」ことが大事です。月に2回手洗い洗車するのが理想ですが、仕事や家庭で忙しいときは洗車機でも全然OKです。「洗車機は傷がつくからダメ」って完璧主義になりすぎて、結局洗車しなくなる方が問題です。

洗車機を使うときは、事前に砂や泥を高圧洗浄機で落として、「水洗いコース」を選ぶ。これだけで傷は最小限に抑えられます。そして、月に1回でいいから、時間があるときに手洗い洗車をする。このメリハリが、長く車をきれいに保つコツだと思います。

コーティングって、結局のところ「手段」であって「目的」じゃないんですよね。目的は「愛車をきれいに保つこと」「洗車を楽にすること」です。その目的を達成するために、自分の生活スタイルや技術レベル、予算に合わせて、最適な方法を選べばいいんです。

完璧なコーティングを目指して失敗するよりも、7割くらいの完成度でもいいから継続できる方法を選ぶ。これが、長い目で見たときに一番愛車がきれいな状態を保てる秘訣だと、個人的には確信しています。

よくある質問

素人がコーティングをやって失敗した場合、やり直しにいくらかかりますか?

失敗の程度によって費用は大きく変わります。部分的なムラであれば、コーティング専門店で1~3万円程度で修正してもらえることもあります。しかし、ボディ全体のコーティングを剥離して再施工する場合は、新規にコーティングを依頼するのと同じか、それ以上の費用(軽自動車で5~8万円、普通車で8~15万円程度)がかかることを覚悟してください。研磨作業が必要な場合は、さらに費用が上乗せされます。結果的に、最初からプロに依頼した方が安く済むケースも少なくありません。

市販のコーティング剤とプロが使う剤は何が違うのですか?

最大の違いは被膜の硬度と耐久性です。プロが使用する本格的なガラスコーティング剤は、硬化後の被膜硬度が高く、3~5年以上の耐久性を持ちます。一方、市販品の多くは、扱いやすさを優先して配合されているため、耐久性は6ヶ月~2年程度です。また、プロ用は施工難易度が高く、適切な環境と技術がないと本来の性能を発揮できません。ただし、最近では市販品でも高性能な製品が増えており、正しく施工すれば十分な効果が得られるものもあります。

コーティングのムラは洗車で落とせますか?

残念ながら、硬化したコーティングのムラは通常の洗車では落とせません。ガラスコーティングが完全に硬化してしまうと、被膜は非常に強固になり、水やシャンプーでは除去できなくなります。ポリマー系コーティングであれば、専用の除去シャンプーで落とせる可能性がありますが、ガラスコーティングの場合は、コンパウンドで研磨するか、専門店で剥離してもらう必要があります。だからこそ、施工直後の確認が非常に重要なのです。

新車と中古車、どちらがDIYコーティングに向いていますか?

一般的には新車の方がDIYに向いています。新車は塗装面が比較的きれいで、傷も少ないため、下地処理が簡単です。ただし、新車でも輸送中や展示中に鉄粉や汚れが付着していることがあるので、下地処理は必要です。中古車の場合、既存の傷や色褪せ、水垢などが多く、これらを完全に除去してからコーティングする必要があります。特に研磨が必要な状態だと、素人には非常に難しく、失敗のリスクが高まります。中古車でDIYに挑戦するなら、まず目立たない部分で練習することをお勧めします。

コーティングが失敗かどうかはいつ分かりますか?

施工直後から翌日までに分かることが多いです。ムラや拭き残しは、施工後2~3時間で乾燥し始めると目立ってきます。特に太陽光の下で、様々な角度からボディを見ると、白っぽい跡やギラつきが確認できます。また、初めての雨や洗車の際に、水の弾き方が不均一だったり、一部だけ撥水しなかったりする場合も失敗のサインです。硬化不良の場合は、数日経ってからボディを触ったときに、べたつきや粘り気を感じることもあります。

まとめ

車のコーティングを素人がやると、施工ムラ、拭き残し、硬化不良など、様々な失敗が起こる可能性があります。最も多い失敗は、ボディに均一にコーティング剤を塗布できず、光の当たり具合でムラが目立ってしまうケースです。また、夜露や雨による硬化不良、下地処理不足による汚れの閉じ込めなども深刻な問題となります。

これらの失敗の主な原因は、施工環境の不備、道具や技術の不足、下地処理の知識不足、そして乾燥時間の管理ミスです。プロは専用ブースで温度・湿度をコントロールし、長年の経験に基づいた技術で施工しますが、素人には同じ環境を整えることが難しいのが現実です。

もし失敗してしまった場合、施工中や直後であれば、クロスで拭き伸ばすなどの簡単な修正が可能です。しかし、完全硬化後は超微粒子コンパウンドでの研磨が必要となり、最悪の場合はプロに依頼して剥離・再施工してもらう必要があります。その費用は新規施工と同等かそれ以上になることも珍しくありません。

素人でも成功させるためには、晴天が続く日を選び、下地処理を徹底し、一度に広い範囲を塗らず、適切な道具を揃えることが重要です。ただし、新車で長期保護を望む場合、中古車で傷が多い場合、黒や濃色の車、高級車・輸入車の場合は、迷わずプロに依頼することをお勧めします。

コーティングは施工して終わりではなく、その後のメンテナンスが寿命を大きく左右します。定期的な洗車、イオンデポジット対策、専門店でのメンテナンスサービス活用など、適切なケアを続けることで、DIYでもプロでも、コーティングの効果を長く維持することができます。

結論として、車のコーティングを素人がやることは不可能ではありませんが、相応のリスクと手間がかかることを理解しておく必要があります。自分の技術レベル、環境、車の状態を冷静に判断し、必要に応じてプロの力を借りることが、愛車を美しく保つための賢明な選択と言えるでしょう。

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