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車の警告灯ってどんなものがあるの?9割が知らない色別の意味と緊急時の対処法を徹底解説

車の知識

運転中にメーターパネルで突然見慣れないランプが点灯して、心臓がドキッとした経験はありませんか?「これって危険なの?」「このまま走り続けていいの?」と不安になった方も多いのではないでしょうか。実は、警告灯の色と種類を正しく理解しておくだけで、緊急時でも冷静に対処できるようになります。この記事では、現役整備士の知見と最新の車両技術情報をもとに、ドライバーなら絶対に知っておくべき警告灯の全てをお伝えします。

ここがポイント!
  • 警告灯の色は赤・黄・緑の3種類で、それぞれ危険度と対処法が明確に異なる
  • 日常でよく見る警告灯から緊急性の高いものまで20種類以上を完全網羅
  • 2026年最新のEV・ハイブリッド車特有の警告灯も詳しく解説
  1. 車の警告灯とは何か?基本的な役割と仕組みを理解しよう
    1. 警告灯の色が示す緊急度の違い
  2. 日常でよく目にする警告灯4選とその対処法
    1. シートベルト非装着警告灯
    2. 半ドア警告灯
    3. 燃料残量警告灯
    4. ウォッシャー液警告灯
  3. 早めの点検が必要な黄色の警告灯
    1. エンジン警告灯
    2. ABS警告灯・ブレーキアシスト警告灯
    3. タイヤ空気圧警告灯
    4. SRSエアバッグ警告灯
  4. すぐに走行を停止すべき赤色の警告灯
    1. ブレーキ警告灯
    2. 水温警告灯(赤色)
    3. 油圧警告灯
    4. 充電警告灯(バッテリーランプ)
    5. EPS警告灯(電動パワーステアリング警告灯)
  5. ハイブリッド車・EV特有の警告灯を知っておこう
    1. ハイブリッドシステム異常警告灯
    2. 出力制限表示灯(カメのマーク)
    3. リチウムイオンバッテリー残量警告灯
  6. 見落としがちな先進安全装備の警告灯
    1. PCS(プリクラッシュセーフティ)警告灯
    2. ACC警告灯
    3. ブレーキオーバーライドシステム警告灯
  7. 警告灯を放置するとどうなる?実際に起きたトラブル事例
    1. 実際にあった放置によるトラブル事例
    2. 車のコンピューターにはエラー履歴が残っている
  8. 修理費用の相場を知っておこう
  9. 自分でできる!OBD2診断機でエラーコードをチェックする方法
    1. 必要なものと費用の目安
    2. OBD2診断機でできることとできないこと
    3. OBD2診断機を使う際の注意点
  10. 高速道路で警告灯が点灯!その場でできる緊急対応マニュアル
    1. 赤色の警告灯が点灯した場合の対応
    2. 黄色の警告灯が点灯した場合の対応
    3. 高速道路でのガス欠は道路交通法違反
  11. 整備士に聞いた!警告灯トラブルで意外と多い「あるある」
    1. 給油キャップの締め忘れでエンジン警告灯が点灯
    2. 荷物を置いただけでシートベルト警告灯が点灯
    3. タイヤ交換後に空気圧警告灯が消えない
    4. 冬場にABS警告灯が点灯しやすい理由
  12. 警告灯と上手に付き合うための日常メンテナンス
    1. エンジンオイルの定期交換が最も重要
    2. エンジン始動時の警告灯チェックを習慣に
    3. 取扱説明書は必ず車内に常備しておく
  13. ぶっちゃけこうした方がいい!
  14. 車の警告灯ってどんなものがあるの?に関する疑問解決
    1. 警告灯が点灯したままでも車検は通るの?
    2. 走行中に警告灯が一瞬ついて消えた場合はどうすればいい?
    3. 見慣れない警告灯が点灯したときの対処法は?
    4. 冬場に水温警告灯が青く光るのは異常?
  15. まとめ

車の警告灯とは何か?基本的な役割と仕組みを理解しよう

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

車の警告灯は、あなたの愛車が発信する「SOSメッセージ」です。故障や異常を検知したとき、あるいはドライバーが誤った操作をしたときに点灯や点滅して注意を促してくれます。最近の車は「走る電子機器」とも呼ばれるほどコンピューター制御技術が進んでおり、車内に搭載された数十個のセンサーが常に車両の状態を監視しています。

警告灯のデザインは国際規格(ISO)で統一されているため、国産車でも輸入車でも基本的なマークは同じです。一度覚えてしまえば、車を乗り換えても迷うことはありません。ただし、メーカーや車種によって独自の警告灯が追加されていることもあるため、愛車の取扱説明書には一度目を通しておくことをおすすめします。

警告灯の色が示す緊急度の違い

警告灯には赤・黄(オレンジ)・緑の3色があり、それぞれの色が緊急度を示しています。この色の意味を理解しておくことが、安全なカーライフの第一歩です。

緊急度 意味 対処法
赤色 高い(危険) 重大な異常が発生している すぐに安全な場所に停車して対処する
黄色・オレンジ 中程度(注意) 何らかの異常があるが走行は可能 早めに点検を受ける
緑色・青色 低い(安全) 機能が正常に作動している 特に対処は不要

ここで注意していただきたいのは、黄色でも走行を中止すべきケースがあるということです。例えばエンジン警告灯は黄色ですが、異常の内容によっては走り続けるとエンジンに深刻なダメージを与える可能性があります。また、赤色でも半ドア警告灯のようにその場ですぐに解決できるものもあります。色だけでなく、それぞれの警告灯の意味をしっかり理解しておきましょう。

日常でよく目にする警告灯4選とその対処法

まずは、普段の運転で点灯する機会が多い警告灯から確認していきましょう。これらは故障を示すものではありませんが、放置すると安全に影響するため、点灯に気づいたら速やかに対処することが大切です。

シートベルト非装着警告灯

人型のシルエットにベルトを斜めに横切るデザインのこの警告灯は、シートベルトを装着していないときに赤色で点灯します。2020年9月以降の新型車では、運転席だけでなく助手席や後部座席の警告灯も装備が義務付けられました。シートベルト未装着での走行は道路交通法違反となるだけでなく、事故時の被害を大きくする原因になります。座席に重い荷物を置くとセンサーが反応して点灯することもありますが、乗員がいる場合は必ずシートベルトを装着してください。

半ドア警告灯

車のドアが開いている様子を表したこの警告灯は、いずれかのドアが完全に閉まっていないときに赤色で点灯します。半ドア状態での走行は、乗員や荷物の落下リスクがあり非常に危険です。最近の車では「どのドアが半ドア状態か」をディスプレイに表示してくれる機能が搭載されていることも多くなりました。バックドアも含めて全てのドアがしっかり閉まっているか確認してから走行を開始しましょう。

燃料残量警告灯

給油機のようなマークで表されるこの警告灯は、燃料が少なくなると黄色で点灯します。点灯時の残量は車種によって異なりますが、一般的に5〜10リットル程度で点灯するケースが多いようです。「点灯してもまだしばらく走れる」と思いがちですが、ガス欠になると車は動かなくなってしまいます。特に高速道路では次のガソリンスタンドまで距離があることも多いため、点灯したらすみやかに給油しましょう。なお、給油したばかりなのに点灯する場合は、燃料漏れの可能性もあるため注意が必要です。

ウォッシャー液警告灯

フロントガラスに液体が噴射される様子を表したこの警告灯は、ウォッシャー液が不足すると黄色で点灯します。ウォッシャー液がない状態で噴射しようとすると、ポンプが故障してしまう原因にもなります。走行性能に直接影響するわけではありませんが、雨の日や虫が多い季節にガラスの汚れを落とせないと視界不良になり危険です。点灯したら早めに補充しておきましょう。

早めの点検が必要な黄色の警告灯

黄色やオレンジ色の警告灯は、すぐに走行不能になるわけではないものの、放置すると故障や事故の原因になる可能性があります。点灯したら早めにディーラーや整備工場で点検を受けることをおすすめします。

エンジン警告灯

エンジンを横から見たようなデザインのこの警告灯は、エンジン本体やトランスミッションに異常が発生したときに点灯します。原因はエンジン制御系のセンサー不具合排気系統の異常吸気系統のトラブルなど多岐にわたります。エンジン警告灯が点灯した状態では車検に通らないため、放置せずに診断機で原因を特定してもらいましょう。最近の車ではメーター内のインフォメーションディスプレイに、具体的な対処法が表示されることも増えています。

ABS警告灯・ブレーキアシスト警告灯

丸の中に「ABS」と書かれたこの警告灯は、急ブレーキ時にタイヤのロックを防ぐABS(アンチロックブレーキシステム)に異常があるときに点灯します。雪道など滑りやすい路面でブレーキをかけたときに一時的に点灯するのは正常な動作ですが、通常の路面で点灯し続ける場合はシステムの異常が考えられます。通常のブレーキ自体は効きますが、万が一の緊急時に事故につながりかねないため、早めの点検が必要です。

タイヤ空気圧警告灯

「!」マークを中央に持つ断面図のようなデザインで、タイヤの空気圧が低下したりパンクしたりすると点灯します。この警告灯が点灯したら、まず安全な場所に停車してタイヤの状態を確認してください。空気圧が適正なのに点灯する場合は、タイヤ交換後にリセットが必要なこともあります。リセット方法は車種によって異なるため、取扱説明書を確認しましょう。

SRSエアバッグ警告灯

人がシートに座ってエアバッグが作動している様子を表したこの警告灯は、エアバッグやシートベルトのプリテンショナー(衝突時に乗員を固定する装置)に異常があるときに点灯します。走行自体には影響しませんが、事故発生時にエアバッグが正常に作動しない可能性があるため、早めに点検を受けてください。

すぐに走行を停止すべき赤色の警告灯

赤色の警告灯が点灯したら、原則としてすぐに安全な場所に停車してください。走行を続けると車両に深刻なダメージを与えたり、最悪の場合は事故につながる可能性があります。

ブレーキ警告灯

丸の中に「!」マークが入ったデザインで、パーキングブレーキがかかっているときにも点灯しますが、パーキングブレーキを解除しても消えない場合はブレーキシステムに重大な異常がある可能性があります。ブレーキフルードの不足やブレーキ関連部品の故障が考えられ、走行中にブレーキが効かなくなる恐れもあるため、直ちに走行を中止してください。

水温警告灯(赤色)

温度計のような形をしたこの警告灯が赤色で点灯している場合、エンジンの冷却水の温度が異常に高くなっています。オーバーヒートの危険があり、そのまま走行を続けるとエンジンが焼き付いて重大な故障を引き起こす可能性があります。なお、エンジン始動直後に青色で点灯するのは冷却水の温度が低いことを示しており、暖機運転をすれば消えるため心配はいりません。

油圧警告灯

オイル缶から滴が落ちているようなデザインのこの警告灯は、エンジンオイルの圧力に異常があるときに点灯します。点灯したまま走行を続けると、エンジンが焼き付いて壊れてしまう危険性があります。すぐに安全な場所に停車し、エンジンオイルの量を確認してください。オイル漏れの可能性もあるため、車の下にオイルが漏れた跡がないかも確認しましょう。

充電警告灯(バッテリーランプ)

バッテリーの形をしたこの警告灯は、バッテリー本体や充電系統(オルタネーター、ベルトなど)に異常があるときに点灯します。充電が不足した状態では、いつエンジンが停止するかわかりません。エンジンが止まるとブレーキやパワーステアリングがほとんど効かなくなり、大変危険です。点灯したら直ちに安全な場所に停車してください。

EPS警告灯(電動パワーステアリング警告灯)

ハンドルの形をしたこの警告灯は、電動パワーステアリング装置に異常があるときに点灯します。パワーステアリングのアシストが効かなくなると、ハンドルが非常に重くなり、思ったように運転できなくなります。黄色で点灯する場合もありますが、いずれの場合も運転は控え、すぐに点検を受けてください。

ハイブリッド車・EV特有の警告灯を知っておこう

電気自動車やハイブリッド車の普及に伴い、従来のガソリン車にはなかった新しい警告灯も登場しています。2026年以降は全固体電池の実用化も進むと予測されており、EVの選択肢はますます広がっています。ここでは、次世代車特有の警告灯について解説します。

ハイブリッドシステム異常警告灯

三角形の中に「!」が入ったデザインで、ハイブリッドシステムに異常が発生すると赤色で点灯し、同時に警告ブザーが鳴ります。モーターや高電圧システムのトラブルが原因であることが多く、そのまま走行を続けると急に運転不能になる危険があります。点灯したらすみやかに安全な場所に停車し、ディーラーに連絡してください。

出力制限表示灯(カメのマーク)

カメのイラストが特徴的なこの表示灯は、EV・ハイブリッド車の駆動用バッテリー残量が極端に少ないときや、異常な低温・高温状態にあるときに点灯します。点灯すると最大電力が制限され、アクセルを踏んでも車速が上がらなくなることがあります。充電が必要な状態を示しているため、すみやかに充電スポットへ向かいましょう。

リチウムイオンバッテリー残量警告灯

EVの走行用バッテリー残量が低下すると点灯します。バッテリー残量がなくなると車は走行できなくなるため、点灯したらすみやかに充電を行ってください。最近の車ではナビゲーションと連動して、近くの充電スポットを案内してくれる機能も搭載されています。

見落としがちな先進安全装備の警告灯

現代の車には、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなど、さまざまな先進安全装備が搭載されています。これらの機能に異常があるときにも警告灯が点灯します。

PCS(プリクラッシュセーフティ)警告灯

衝突の可能性をドライバーに警告し、緊急時に自動ブレーキを作動させるシステムです。極度の高温・低温やセンサーの汚れなどで点灯することもありますが、設定やセンサーに問題がないのに点灯し続ける場合は点検が必要です。

ACC警告灯

アダプティブクルーズコントロール(車間距離を保ちながら自動で加減速する機能)に異常があるときに点灯します。ACCシステムに異常があると、衝突被害軽減ブレーキやABS、横滑り防止装置など他の安全装備も正常に機能しない可能性があるため、早めに点検を受けてください。

ブレーキオーバーライドシステム警告灯

アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれたことを検知して、ブレーキを優先させるシステムです。ペダルの踏み間違い時に点灯することがあり、正常に機能している証拠でもあります。アクセルペダルを離してブレーキペダルを踏めば消灯しますが、それでも消えない場合はシステムの異常が考えられます。

警告灯を放置するとどうなる?実際に起きたトラブル事例

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

「警告灯がついてるけど、普通に走れるし大丈夫でしょ」と思っていませんか?実は、この考えが数万円の修理費を数十万円に膨らませる原因になることがあります。車は機械なので、自然治癒することは絶対にありません。警告灯が一度点灯して消えたとしても、それは「治った」のではなく、「一時的にエラーが検出されなくなった」だけなのです。

実際にあった放置によるトラブル事例

ある方のケースでは、エンジン警告灯が点灯したものの「普通に走れるから」と1ヶ月ほど放置していました。結果、当初はO2センサーの交換だけで済んだはずの修理が、触媒コンバーターまで劣化が進行し、修理費が3万円から15万円以上に膨らんでしまいました。また、水温警告灯を無視して走り続けた結果、エンジンがオーバーヒートを起こし、エンジン載せ替えで50万円以上かかったという事例もあります。警告灯は「まだ大丈夫」ではなく「もう限界が近い」というサインだと考えてください。

車のコンピューターにはエラー履歴が残っている

実は、警告灯が消えても車のコンピューター(ECU)には異常を検知したデータが履歴として残っています。そのため、整備工場に持ち込めば診断機でエラーコードを読み取り、原因を特定することが可能です。逆に、警告灯が消えるまでエンジンを何度もかけ直すと、エラー履歴まで消えてしまい、原因の特定が困難になることがあります。警告灯が点灯したら、できるだけそのままの状態で整備工場に入庫させるのがベストです。

修理費用の相場を知っておこう

警告灯が点灯すると、まず気になるのが「修理費用はいくらかかるの?」という点ではないでしょうか。原因によって費用は大きく異なりますが、事前に相場感を知っておくことで、整備工場からの見積もりが適正かどうか判断する材料になります。

修理内容 費用の目安(工賃込み)
OBD2診断のみ(カー用品店) 1,000円〜3,000円
O2センサー交換 20,000円〜40,000円
エアフローセンサー交換 20,000円〜35,000円
点火プラグ・イグニッションコイル交換 20,000円〜50,000円
触媒コンバーター修理・交換 30,000円〜100,000円
エンジン内部修理 100,000円以上
エンジン載せ替え(中古) 200,000円〜500,000円

注意したいのは、輸入車の場合は国産車の1.5倍〜2倍の費用がかかることも珍しくないという点です。部品の調達コストや専門技術が必要になるためです。また、ディーラーと街の整備工場、カー用品店では工賃が異なります。ディーラーは純正部品を使用するため高めですが、品質は保証されます。修理を依頼する前に、必ず見積もりを取って比較検討することをおすすめします。

自分でできる!OBD2診断機でエラーコードをチェックする方法

実は、警告灯が点灯したときに自分でエラーコードを読み取る方法があります。それが「OBD2診断機」を使った簡易診断です。2001年以降に製造された車には、OBD2(車載診断装置)という国際規格の診断ポートが搭載されています。ここに専用のアダプターを接続し、スマホアプリと連携させることで、どのセンサーにエラーが出ているかを自分で確認できるのです。

必要なものと費用の目安

OBD2アダプターはAmazonなどで2,000円〜5,000円程度で購入できます。Bluetooth接続タイプとWi-Fi接続タイプがあり、iPhoneユーザーはWi-Fi接続タイプを選ぶ必要があります(iOSはBluetooth接続に制限があるため)。アプリは「Car Scanner」「Torque」「Infocar」などが人気で、無料版でも基本的なエラーコードの読み取りは可能です。

OBD2診断機でできることとできないこと

OBD2診断機でできることは、エンジン関連のエラーコード(DTCコード)の読み取り、エラーコードの消去、リアルタイムのセンサーデータ(回転数、水温、燃費など)の確認です。一方で、ABS、エアバッグ、パワーステアリングなど、メーカー独自のシステムのエラーは読み取れないことが多いです。これらは専門の診断機が必要になります。また、エラーコードを消去しても根本的な原因が解決していなければ、また点灯します。あくまで「原因を予測するための参考情報を得るツール」として活用しましょう。

OBD2診断機を使う際の注意点

エラーコードを自分で消去することは可能ですが、原因を解決しないままリセットするのは非常に危険です。警告灯が消えたことで安心してしまい、本当に深刻な故障を見逃す可能性があります。また、車検直前にエラーをリセットしても、検査官は診断機で履歴を確認できるため、不正とみなされる可能性があります。OBD2診断機は「自分の車の状態を把握するためのツール」であり、「修理を省略するためのツール」ではないことを忘れないでください。

高速道路で警告灯が点灯!その場でできる緊急対応マニュアル

高速道路を走行中に警告灯が点灯すると、パニックになってしまう方も多いでしょう。しかし、正しい対処法を知っておけば、冷静に行動できます。ここでは、実際に高速道路で警告灯が点灯したときの具体的な対応手順を解説します。

赤色の警告灯が点灯した場合の対応

赤色の警告灯は緊急性が高いサインです。まず、ハザードランプを点灯させて後続車に異常を知らせながら、左側の路肩または最寄りの非常駐車帯に停車してください。高速道路の本線上での停車は非常に危険なので、できる限り安全な場所まで移動しましょう。停車後は、発炎筒を車両後方50m以上の場所に設置し、三角表示板も立てます。これは道路交通法で義務付けられており、設置しないと違反になります。その後、ガードレールの外側に避難してから、ロードサービスや保険会社に連絡してください。

黄色の警告灯が点灯した場合の対応

黄色の警告灯の場合は、すぐに路肩に停車する必要はありません。ただし、エンジンの異音や振動、加速不良など走行に支障がある場合は、赤色の場合と同様に速やかに停車してください。走行に問題がなければ、最寄りのサービスエリアやパーキングエリアまで移動し、そこで状況を確認するのが安全です。高速道路を降りて一般道に出る選択肢もあります。

高速道路でのガス欠は道路交通法違反

意外と知られていないのが、高速道路でのガス欠による停車は道路交通法違反になるということです。違反点数2点、普通車で9,000円の反則金が科せられます。燃料残量警告灯が点灯したら、次のサービスエリアで必ず給油するようにしましょう。高速道路では、次のガソリンスタンドまで100km以上離れていることも珍しくありません。

整備士に聞いた!警告灯トラブルで意外と多い「あるある」

整備の現場では、警告灯に関するさまざまなトラブルに日々対応しています。ここでは、整備士の方々から聞いた「意外と多い警告灯トラブルのあるある」を紹介します。知っておくと、無駄な心配や出費を避けられるかもしれません。

給油キャップの締め忘れでエンジン警告灯が点灯

セルフスタンドで給油後にエンジン警告灯が点灯した場合、まず確認してほしいのが給油キャップの締め忘れです。燃料タンクは内圧を保持する必要があり、キャップがしっかり閉まっていないとシステムがエラーを検知します。給油後にエンジン警告灯が点灯したら、まず給油口を確認してみてください。キャップを締め直して数回エンジンをかけ直すと、消灯することがあります。

荷物を置いただけでシートベルト警告灯が点灯

助手席や後部座席に重い荷物(買い物袋やカバンなど)を置くと、座席に内蔵された重量センサーが「人が座っている」と判断し、シートベルト警告灯が点灯することがあります。これは故障ではなく、センサーが正常に機能している証拠です。荷物をフロアに移動させるか、シートベルトのバックルを差し込めば警告灯は消えます。

タイヤ交換後に空気圧警告灯が消えない

タイヤを交換したり、空気を入れ直したりした後も、タイヤ空気圧警告灯が消えないことがあります。これはタイヤ空気圧モニターシステム(TPMS)のリセットが必要なためです。車種によってリセット方法は異なりますが、多くの場合はメーターパネル内の設定画面から初期化できます。取扱説明書で「タイヤ空気圧」や「TPMS」の項目を確認してみてください。

冬場にABS警告灯が点灯しやすい理由

冬場の朝一番など、極端に寒い時期にABS警告灯が点灯することがあります。これは車輪速センサーの配線が低温で一時的に接触不良を起こしているケースが多いです。エンジンが温まってくると自然に消灯することもありますが、頻繁に点灯する場合は配線やセンサーの劣化が考えられるため、点検を受けた方が良いでしょう。

警告灯と上手に付き合うための日常メンテナンス

警告灯が点灯してから慌てるより、日頃からちょっとしたメンテナンスを行うことで、突然のトラブルを防ぐことができます。特別な知識や工具がなくても、誰でもできる予防策を紹介します。

エンジンオイルの定期交換が最も重要

エンジン警告灯の点灯原因のひとつに、エンジンオイルの劣化があります。オイルが劣化するとエンジン内部に汚れが蓄積し、各種センサーの誤作動を引き起こすことがあります。エンジンオイルは5,000kmまたは6ヶ月ごとに交換するのが基本です。シビアコンディション(短距離走行が多い、山道をよく走るなど)の場合は、さらに短いサイクルでの交換をおすすめします。

エンジン始動時の警告灯チェックを習慣に

エンジンをかけるとき、メーターパネルの警告灯が一斉に点灯し、すぐに消えるのを確認していますか?これは警告灯の球切れやシステムの不具合をチェックするための正常な動作です。このとき点灯しない警告灯があったら、その警告灯のシステムに何か問題がある可能性があります。逆に、しばらくしても消えない警告灯があれば、すでにトラブルが発生しています。毎日の習慣として、この「始動時のランプチェック」を意識してみてください。

取扱説明書は必ず車内に常備しておく

見慣れない警告灯が点灯したとき、取扱説明書があればその場で意味を確認できます。最近の車はディスプレイに対処法が表示されることも多いですが、全ての警告灯がカバーされているわけではありません。中古車を購入して取扱説明書がない場合でも、多くのメーカーはウェブサイトでPDF版をダウンロードできるようにしています。スマホに保存しておけば、いざというときにも安心です。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで警告灯について詳しく解説してきましたが、正直なところ、「色々覚えるのは面倒だ」と感じた方も多いのではないでしょうか。ここからは、専門家としての本音をお伝えします。

ぶっちゃけ言うと、警告灯の種類を全部覚える必要はないんです。大事なのは「赤は止まれ、黄色は早めに点検」というシンプルなルールだけ。これさえ頭に入っていれば、とりあえず致命的なミスは防げます。

でも、もっと楽で効率的なのは、OBD2アダプターとスマホアプリを車に常備しておくこと。Amazonで3,000円程度のアダプターを買って、無料アプリをインストールしておけば、警告灯が点灯した瞬間に「何が原因か」をその場で確認できます。「O2センサーの異常です」とアプリが教えてくれれば、電話で整備工場に伝えるときも「エンジン警告灯がついたんですけど…」よりずっとスムーズ。事前に原因がわかっていれば、ぼったくられる心配も減りますしね。

それと、「かかりつけの整備工場」を一つ見つけておくのも超重要です。ディーラーは確かに安心ですが、ちょっとした点検でも数千円取られることがある。一方で、信頼できる街の整備工場があれば、ちょっとした相談なら無料で乗ってくれることも多いんです。普段から車検や定期点検をお願いしておくと、いざというときに優先的に対応してもらえたり、部品代だけで工賃をサービスしてくれたりすることもあります。

最後にひとつ。警告灯が点灯したら、とにかく写真を撮っておくこと。スマホでメーターパネルをパシャっと撮るだけでOKです。後から消えてしまっても、「これが点いてたんです」と整備士に見せれば一発で伝わります。電話で「なんか黄色いランプが…えーっと、エンジンみたいな形の…」と説明するより、はるかに効率的です。

結局のところ、車のトラブルって「知っているか知らないか」で出費が全然変わってくるんですよ。この記事を読んだあなたは、もう警告灯に慌てる必要はありません。落ち着いて対処すれば、大抵のトラブルは大事に至る前に解決できます。安全で快適なカーライフを楽しんでください。

車の警告灯ってどんなものがあるの?に関する疑問解決

警告灯が点灯したままでも車検は通るの?

2017年2月以降、特定の警告灯が点灯または点滅している車両は車検不合格となります。対象となるのは、エンジン警告灯、ABS警告灯、エアバッグ警告灯などです。警告灯が点灯している場合は、車検前に必ず修理しておく必要があります。また、エンジンスイッチをオンにしたときに警告灯が全て点灯するのは、球切れやシステムの確認のための正常な動作です。しばらくしても消えない場合や、点灯しない警告灯がある場合は、何らかの不具合が発生している可能性があります。

走行中に警告灯が一瞬ついて消えた場合はどうすればいい?

一瞬点灯して消えた場合は、緊急性の高い不具合ではない可能性が高いですが、何らかの問題が発生した可能性はあります。車のコンピューターには異常を検知したデータが記録として残っているため、整備工場ではそのデータをもとに原因を特定できます。放置せずに、時間のあるときに点検に出すことをおすすめします。また、警告灯が点滅する場合は配線トラブルなどの可能性もあります。

見慣れない警告灯が点灯したときの対処法は?

まずは安全な場所に停車することが最優先です。その後、取扱説明書で警告灯の意味を確認しましょう。取扱説明書が手元にない場合は、多くのメーカーがウェブサイトでダウンロードできるようにしています。それでもわからない場合は、無理に走行を続けずにディーラーやロードサービスに連絡してください。

冬場に水温警告灯が青く光るのは異常?

冬場など外気温が低いとき、エンジン始動直後に青色の水温警告灯が点灯することがありますが、これは冷却水の温度がまだ低いことを示しており、異常ではありません。暖機運転をするか、ゆっくり走行してエンジンを温めれば自然と消灯します。ただし、しばらく走行しても消えない場合は、センサーや機器の不具合が考えられるため点検を受けてください。

まとめ

車の警告灯は、あなたと愛車を守るための大切なコミュニケーションツールです。赤は危険、黄は注意、緑は安全という基本ルールを覚えておくだけでも、いざというときに冷静な判断ができるようになります。特に赤色の警告灯が点灯したときは、すぐに安全な場所に停車して対処することを忘れないでください。また、普段から愛車の取扱説明書に目を通しておくことで、見慣れない警告灯が点灯したときにも慌てずに対処できます。安全で快適なカーライフのために、この記事を参考に警告灯の知識をぜひ身につけてください。

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