愛車を自分好みにカスタマイズしたい、でも「車高調の調整って難しそう…」と思っていませんか?
確かに、適当にいじってしまうと走行性能が悪化したり、乗り心地が不快になったりとリスクもあります。
でも大丈夫。本記事では、初心者でも失敗せずに車高調を調整できる方法から、プロも納得する設定のコツまで、知らないと損するレベルで徹底的に解説します。
この記事を読み終わる頃には、自信を持って自分の車高調を調整できるようになり、乗り心地と見た目、両方の理想が手に入るでしょう。
そもそも「車高調」とは?基本をおさらい

車について疑問を持っている人のイメージ
車高調の正体と役割とは
車高調(車高調整式サスペンション)とは、名前の通り「車の高さ(車高)を自分で調整できる」サスペンションのことです。
通常は、ショックアブソーバー(ダンパー)とスプリング(バネ)が一体となっていて、これを交換することで自由度の高いチューニングが可能になります。
どんな人に向いているの?
- ローダウンでスタイリッシュに魅せたい
- スポーティな乗り心地に仕上げたい
- サーキットなどの走行性能を高めたい
一見、見た目のカスタムのためだけと思われがちですが、正しく調整することで走行性能・安全性・快適性までも向上します。
車高調を調整する5つのポイント
車高(車の高さ)の調整
見た目の印象を決める要素のひとつが「車高」です。
ただし、下げすぎるとバンパーや車体下部を擦ったり、車検に通らないリスクも。
街乗り重視なら純正より−20〜30mm程度が目安。サーキット仕様ならもう少し下げることも。
減衰力(ダンパーの硬さ)の調整
減衰力とは、バネの動きをどれだけ速く吸収するかという調整。
・柔らかめ乗り心地重視(街乗り向き)
・硬めハンドリング重視(スポーツ走行向き)
「段差でドンッとくる…」と感じたら減衰力が強すぎるかも。
逆に「ふわふわして不安定」と感じたら緩すぎる可能性もあります。
車両の前後バランス
前後の高さが合っていないと、ブレーキングやコーナリング時に不安定になります。
前下がり=スポーティ、後ろ下がり=荷重配分悪化という傾向があるので、自分の使用目的に合わせて前後差を調整しましょう。
キャンバー角の調整(できる車高調の場合)
車高調によってはキャンバー(タイヤの傾き)も調整可能。
これを調整することでコーナリング性能やタイヤの当たり方を変えられます。
ただし、やりすぎるとタイヤの偏摩耗につながるため、慎重な設定が必要です。
アライメント調整は必須
車高を変えるとタイヤの向き=アライメントがズレます。
このままだとタイヤの減りが早くなったり、直進性が悪くなるので、必ず調整後はアライメント調整を行いましょう。
車に関するよくある疑問とその答え
Q. 車高調をつけたら車検に通らなくなる?
A. 車検に通る車高調も多くありますが、最低地上高が9cm未満になるとNGです。装着前に仕様を確認しましょう。
Q. 調整は自分でできる?
A. 車高や減衰力の調整は自分でも可能ですが、アライメント調整やキャンバー角調整は専門店での作業がおすすめです。
間違った調整は安全性にも関わるため、最初はプロに相談すると安心です。
Q. 調整後すぐに走っても問題ない?
A. 調整後は必ず試走して異音や違和感がないかチェックを。タイヤハウスの干渉なども確認しましょう。
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正しく使えば、車高調は最高のチューニングパーツ
車高調の調整は「難しそう」と思われがちですが、仕組みと目的を理解すれば、誰でも理想の走りと見た目を手に入れることができます。
大切なのはむやみに下げたり硬くするのではなく、自分の使用環境に合ったセッティングを追求すること。
まずは小さな調整から始めて、少しずつ理想のセッティングに近づけていく楽しみを味わってみてください。
その過程こそが、愛車との「対話」であり、「唯一無二の一台」を創り上げる第一歩です。
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