寒い冬に車に乗り込んだとき、まず感じるのが「冷たい車内」。特に朝、エンジンが冷えていると、車内が温まるまで時間がかかり、イライラしてしまいますよね。でも、実はカーエアコンの使い方をちょっと工夫するだけで、このイライラを解消し、効率的に快適な車内を作ることができるんです。ここでは、車内を最速で温めるための「エアコン効率化術」を紹介します。
カーエアコンの基本的な仕組みとその限界

車について疑問を持っている人のイメージ
エアコンが車内を暖める仕組み
カーエアコンは、家庭用エアコンと同じように風を送るだけでなく、エンジンの熱を使って車内を暖める仕組みです。エンジンの冷却水を利用して、温められた空気を車内に送っているため、エンジンが冷えている状態では暖房の効果が期待できません。
エンジン始動直後に気をつけたいポイント
エンジンを始動してすぐにエアコンをオンにしても、車内はすぐに暖かくなりません。むしろ、エンジンが冷たいままエアコンを使うと、冷却水に風を送ることでエンジンが温まる速度が遅くなってしまいます。そのため、エンジンが温まるまではエアコンをオフにしておき、冷却水が十分に温まってからエアコンをオンにするのが効率的です。
エアコンを使うベストタイミングとは?
低水温表示灯が消えたらオンに
エンジンの冷却水が温まったサインとして「低水温表示灯」があります。この表示灯が消えた後、もしくは水温計の針が低温の位置から動き始めたら、エアコンをオンにするタイミングです。これにより、車内を効率よく温めることができます。
ハイブリッド車やEVに搭載されるPTCヒーター
近年では、ハイブリッド車や一部のEV車には「PTCヒーター」が搭載されているモデルがあります。これは、エンジンが温まる前に電気で空気を温める装置で、すぐに暖かい風を送ることができます。寒冷地仕様では標準装備となっていることも多く、これがあれば、エンジンが冷えていてもすぐにエアコンをオンにして快適な車内を作ることができます。
冬でもエアコンをオンにする理由
除湿機能の重要性
冬は乾燥しているものの、車の窓が曇ってしまうことがよくあります。エアコンをオフにしていると、この曇りを防ぐための除湿機能が働かないため、視界を確保するためにエアコンをオンにすることが必要です。これにより、車内の湿気を取り除き、安定した視界を保つことができます。
実践!カーエアコン効率化のための5つの秘訣
エンジン始動後、まずはエアコンをオフにする
エンジンが温まるまで、エアコンをオフにして冷却水を温めることが効率的です。
PTCヒーター搭載車はすぐにエアコンをオンに
ハイブリッド車やEV車のPTCヒーター搭載車では、エンジンが冷えていてもすぐにエアコンをオンにしても大丈夫です。
低水温表示灯が消えてからエアコンをオンに
エンジンの温度が上がった証拠である「低水温表示灯」が消えてからエアコンをオンにしましょう。
オートエアコンの設定は好みに合わせる
オートエアコンを搭載している車では、温度設定を好みに合わせるだけで、自動的に効率的に温度調整を行ってくれます。
冬でも除湿機能を使うためエアコンはオンに
曇りやすい冬こそ、エアコンの除湿機能を活用して視界を確保しましょう。
車に関する疑問解決
エアコンをオンにしているとガソリン消費が増えるのでは?
確かに、エアコンを使うとエンジンに負担がかかり、燃費に影響を与えることがあります。しかし、効率的にエアコンを使うことで、燃費の影響を最小限に抑えることが可能です。特にエンジンが温まってからエアコンをオンにすることで、効率よく車内を暖めることができます。
ハイブリッド車のエアコン効率はどうなるのか?
ハイブリッド車は電気でエアコンを駆動できるため、エンジンが温まる前でも効率よく車内を暖めることができます。しかし、エンジン温度が低い場合はやはりエアコンをオンにするタイミングを見極めることが重要です。
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結論
カーエアコンを効率よく使うことで、寒い冬でも快適な車内を早く作り出すことができます。エンジン温度や車の機能に合わせてエアコンを使いこなすことで、燃費にも配慮しつつ、快適な運転を実現しましょう。
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