車の調子が悪い、エアコンの風が弱い、最近なんとなく燃費が悪くなった気がする…。そんな悩みを抱えるドライバーにこそ知ってほしいのが、「エアフィルターの掃除」というシンプルで驚くほど効果的なメンテナンスです。
実は、多くの人が1年以上エアフィルターを放置していると言われており、その結果、エンジンの性能低下、燃費悪化、車内の空気の汚れといった問題が起きています。この記事では、なぜ掃除が必要なのか、どうやってやるのか、交換との違いは何かまで、圧倒的に分かりやすく、そして深く掘り下げて解説していきます。
エアフィルターとは?掃除する意味と見逃せない影響

車について疑問を持っている人のイメージ
車の「肺」とも呼ばれるパーツの役割
エアフィルターは、エンジンに取り込む空気をろ過する重要な部品です。もしこのフィルターが汚れていると、十分な空気がエンジンに送られず、パワーダウンや燃費悪化を招くことに。
さらに、車内の空調に関係するエアコンフィルターもあります。こちらは外気の花粉やホコリをブロックする役目があり、汚れていると車内の空気環境が悪化する原因に。
フィルターが汚れているとどうなる?
見た目に異常がなくても、以下のような症状が出ているなら要注意です。
- 加速時にエンジンの反応が鈍いと感じる。
- 燃費が以前より悪くなった。
- アイドリング時の音が荒く、振動が増えた。
どれもエアフィルターの詰まりが原因である可能性が高く、放置することでエンジンの寿命を縮めることにもつながります。
掃除?交換?違いと選び方のポイント
交換が必要なタイプと掃除で再利用できるタイプ
実は、すべてのエアフィルターが掃除できるわけではありません。大きく分けて以下の2タイプがあります。
タイプ | 掃除可能か | 寿命の目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
紙製フィルター(純正品など) | 不可(基本は交換) | 10,000kmまたは1年 | コストは安め・使い捨て |
スポンジ/メッシュタイプ(社外品) | 可能(洗って再利用) | 20,000~50,000km(要メンテ) | 性能アップ・ランニングコスト◎ |
迷ったらどうする?選び方の3つの基準
フィルターの選び方は、以下のポイントを押さえると間違いありません。
- 車種と適合品番を必ず確認する。
- 長距離走行が多い人は、清掃可能なタイプでコスパ重視。
- 花粉やPM2.5が気になるなら、高機能エアコンフィルターも検討。
自分でできる!エアフィルター掃除の手順とコツ
掃除の手順(エンジンエアフィルター)
以下の手順で、初心者でも10分程度で清掃が可能です。
- ボンネットを開け、エアフィルターケース(黒い箱)を探します。
- ネジまたは金属クリップで固定されたカバーを開けます。
- フィルターを取り出し、ホコリやゴミを掃除機またはエアブローで取り除きます。
- 頑固な汚れには中性洗剤とぬるま湯で優しく洗い、完全に乾かします。
- 乾いたら元に戻してカバーをしっかり閉めて完了です。
注意点やってはいけないNG行動
掃除の際には、以下のような行動は避けてください。
- 完全に乾いていない状態で再装着する。
- 水洗い不可の紙製フィルターを無理に洗う。
- 逆向きに取り付ける。
間違えるとエンジントラブルの原因になるため、よく確認してから作業しましょう。
車に関する疑問解決エアコンフィルターも掃除できる?
エアコンフィルターは交換が基本。ただし軽清掃は可能
車内の空気に関わるエアコンフィルターは、基本的には1年ごとの交換が推奨されています。ただし、取り外して軽く埃を落とすだけでも一時的な効果はあります。
掃除はあくまで応急処置であり、ニオイが気になる、風量が落ちたと感じたら迷わず新品交換を。車種によってはグローブボックスの裏にあり、交換も簡単です。
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まとめフィルター掃除はコスパ最強のメンテナンス
エアフィルターの掃除や交換は、誰にでもできて効果が高いメンテナンスのひとつです。しかも、わずかな手間で燃費改善・快適性向上・車の寿命延長と3拍子そろったメリットが手に入ります。
「車の調子がイマイチかも?」と感じたら、まずはエアフィルターをチェックしてみてください。それだけで、あなたのドライブは驚くほど快適でエコなものに変わるかもしれません。今すぐボンネットを開けて、フィルターをのぞいてみましょう。きっと新しい発見があるはずです。
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