「車のエアフィルター、いつ掃除すればいいの?」「洗うだけで本当に効果あるの?」
こんな疑問を持つあなたへ。実は、ほとんどのドライバーがやっている“自己流”掃除では逆効果になるケースもあります。
本記事では、HKSスーパーフィルターのようなスポーツフィルターから純正タイプまで、正しい掃除タイミングと方法、さらに交換と洗浄の判断基準を徹底的に解説。
さらに、洗浄に使うと効果的な道具・NGな洗剤、そしてフィルターの種類別のケアポイントまで、あなたの愛車の寿命と燃費を守る知識が満載です。
そもそも車のエアフィルターは何をしている?

車について疑問を持っている人のイメージ
エアフィルターの役割とは?
エアフィルターはエンジンが吸い込む空気中のチリやホコリを除去するパーツです。汚れた空気がそのままエンジンに入れば、燃焼効率が落ち、燃費悪化やエンジントラブルの原因になります。
汚れるとどうなるの?
以下のような症状が出たら、フィルターが汚れているサインです。
- 加速がもたつく、エンジン音が重たく感じる
- 燃費が悪化してきた
- アイドリング時の振動が大きくなった
あなたの車はどのタイプ?フィルターの種類と特徴
純正紙タイプフィルター
コスパ重視で使い捨て前提。洗浄は非推奨ですが、軽くエアブロー程度のケアは可能。目安は10,000kmごとの交換。
スポーツタイプ(例HKSスーパーフィルター)
通気性が良く、高回転エンジンに向く設計。洗浄可能だが素材により正しい方法が必要。5,000kmごとにメンテナンス推奨。
湿式タイプ(オイル含浸式)
高性能だが手入れ必須。専用のクリーナー・オイルを使用する必要あり。定期的な洗浄と再オイル処理が必要。
9割が知らない!正しい掃除手順とやってはいけないこと
洗浄前のチェックポイント
洗浄可能かどうかを事前に確認しましょう。紙タイプの使い捨てフィルターを洗うと性能が劣化し、却って危険です。
HKSスーパーフィルターの掃除手順(安全な例)
- フィルターを車から丁寧に取り外す(周囲にゴミが入らないよう注意)
- バケツにぬるま湯を張り、酸素系洗剤(※塩素系は絶対NG)を投入
- 吸気側(スポンジの粗い方)を下にして9時間ほどつけ置き
- 水道水でやさしくすすぐ(こすらない)
- 自然乾燥させる(直射日光は避ける)
やってはいけないNG行動
- 洗剤を使いすぎる(フィルター素材が劣化します)
- 乾燥機やドライヤーで乾かす(変形や劣化の原因に)
- 完全に乾燥させず再装着(エンジンに悪影響)
掃除か交換か?プロが教える判断のポイント
掃除して再利用できるかを見極めるコツ
フィルターの色が戻らない・破れがある・吸気抵抗が強くなっている場合は、交換がベターです。洗っても性能が戻らなければ意味がありません。
交換タイミングの目安
- 純正紙タイプ10,000kmまたは1年
- スポーツ・湿式タイプ5,000km~8,000kmで洗浄。2~3回洗ったら交換
車に関する疑問解決エアフィルター掃除の「よくある質問」
Q. 洗浄すると燃費は本当に良くなりますか?
はい。目詰まりしたフィルターは空気の流入を妨げるため、燃焼効率が落ちます。掃除や交換により燃費改善やアクセルレスポンス向上が期待できます。
Q. 掃除と交換、どちらが経済的?
長期的に見れば洗えるフィルターが経済的です。ただし、素材の限界を超えて使うとエンジンに負担がかかるため、2~3回で交換しましょう。
Q. おすすめの洗浄グッズは?
酸素系漂白剤(粉末タイプ)が安全かつ汚れ落ちが優秀です。専用クリーナーがある場合はそちらを使用しましょう。
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まとめ知らなかったでは済まされない、エアフィルター掃除の真実
車のエアフィルター掃除は、ただの清掃ではなくエンジンと家計を守る重要メンテナンスです。
特にHKSスーパーフィルターなどの高性能フィルターは、適切な洗浄で性能を保てますが、手順を誤れば逆効果。
この記事で紹介した正しい知識と判断軸をもとに、あなたの愛車を快調に保ちましょう。
次の休日、エンジンルームをのぞいてフィルターをチェックしてみてください。それが「燃費改善」と「トラブル予防」への第一歩になります。
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