車を手放す際、支払った自動車税が戻ってくる可能性があることをご存じですか?特に廃車時には、還付金を受け取るチャンスがあります。しかし、還付の条件や計算方法、手続きの流れは複雑で、知らないと損をすることも。この記事では、自動車税の還付金について、条件から申請方法までを詳しく解説します。
自動車税還付金の基本知識

車について疑問を持っている人のイメージ
自動車税は、毎年4月1日時点での所有者に課税される地方税です。年度途中で車を手放すと、支払った税金の一部が戻ってくる「還付金」が発生する場合があります。ただし、還付を受けるにはいくつかの条件があります。
還付対象となる車両
還付の対象となるのは、「小型自動車」または「普通自動車」です。軽自動車は年税制のため、年度途中で廃車にしても還付金は発生しません。
還付金の計算方法
還付金額は、以下の計算式で求められます。
還付金額 = 年間税額 × (廃車手続き月から翌年3月までの月数) ÷ 12
例えば、年間税額が39,500円の車を8月20日に廃車にした場合、8月から翌年3月までの8か月分が還付対象となります。計算式は以下の通りです。
39,500円 × 8 ÷ 12 = 26,333円
還付金の受け取り方法
還付金は、廃車手続きが完了すると、納税者の住所宛てに「還付通知書」が送付されます。通知書には、還付金の振込先口座情報を記入する「還付請求書兼口座振替申出書」が同封されています。これを返送することで、指定口座に還付金が振り込まれます。
還付金を受け取るための条件
還付金を受け取るためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 廃車手続きが完了していること
- 自動車税の未納がないこと
- 還付請求書を期限内に返送すること
特に、自動車税の未納があると、還付金が充当されてしまい、受け取れない場合があります。廃車前に納税状況を確認しておくことが重要です。
廃車手続きの流れと必要書類
廃車手続きは、運輸支局で行います。必要な書類は以下の通りです。
- 車検証
- ナンバープレート(前後2枚)
- 印鑑証明書(3か月以内)
- 委任状(所有者の実印押印)
手続きが完了すると、「抹消登録証明書」が交付されます。この証明書は、還付金の申請に必要ですので、大切に保管してください。
よくある質問(FAQ)
Q1: 廃車手続きはどこで行うのですか?
廃車手続きは、管轄の運輸支局または軽自動車検査協会で行います。事前に必要書類を確認し、手続きを進めてください。
Q2: 還付金の振込までどれくらい時間がかかりますか?
通常、廃車手続きが完了してから約1か月〜2か月で還付金が振り込まれます。ただし、自治体によって異なる場合がありますので、詳細は各自治体のホームページで確認してください。
Q3: 軽自動車でも還付金はもらえますか?
軽自動車は年税制のため、年度途中で廃車にしても還付金は発生しません。
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まとめ
自動車税の還付金は、廃車手続きを適切に行い、必要な書類を整えることで受け取ることができます。手続きの流れや必要書類を事前に確認し、スムーズに還付金を受け取れるよう準備しましょう。
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