冬の車中泊は、多くの人が「寒さで寝られないのでは?」と不安に思うもの。しかし、正しい寒さ対策を行えば、むしろ冬の方が快適に過ごせるチャンスなのです。この記事では、冬の車中泊を快適に過ごすための最新の寒さ対策を徹底的に紹介します。これを読んで、寒さに悩むことなく、ぐっすり眠れる車中泊ライフを手に入れましょう!
冬の車中泊で寒さ対策が必要な理由

車中泊のイメージ
冬の車中泊で最も心配なのは、何と言っても「寒さ」です。車内は外気温に近い温度にまで冷え込むことが多いため、寝ている間に凍えそうになることも。特に、窓から入る冷気や車内の湿度が不快感を引き起こし、しっかりと眠れなくなることもあります。しかし、正しい対策をすれば、寒さを完全にシャットアウトして快適な環境を作ることができるのです。
窓からの冷気対策!車中泊の断熱法
車中泊の寒さを引き起こす主な原因の一つが、窓から侵入する冷気です。車内の熱はガラスを通して逃げてしまうため、冬の夜間は外気温とほぼ同じ寒さに感じることもあります。そのため、窓からの冷気をしっかりと防ぐことが、冬の車中泊では最も重要なポイントです。
1.サンシェードで全面カバー
サンシェードを使用して車内の窓を全面的にカバーすることで、冷気の侵入を防ぐことができます。これだけでも体感温度がかなり違うので、ぜひ試してみてください。
2.プチプチ(気泡緩衝材)を貼る
プチプチシートを窓に貼ると、断熱効果が増し、冷気をさらに遮断することができます。予算が限られている場合にもおすすめの方法です。
3.断熱ブラインドやカーテンの設置
断熱効果の高いカーテンやブラインドを窓に設置することで、冷気をブロックし、車内を暖かく保つことができます。特に冬用の専用カーテンは効果的です。
寒さに負けない!寝具選びのポイント
冬の車中泊では、布団1枚では寒さに耐えられません。特に朝方には気温が氷点下になることもあるため、寒さ対策を万全にしておかなければ快適に眠ることはできません。
1.冬用シュラフ(最低使用温度-5度以下)
車中泊には、最低使用温度が-5度以下の冬用シュラフを選ぶことが必須です。シュラフは、体温を効率よく保温し、寒さから守ってくれます。
2.電気毛布or湯たんぽ
電気毛布や湯たんぽは、寒い夜に欠かせないアイテムです。特にポータブル電源を使えば、車内で簡単に暖を取ることができます。電気毛布は、快適な温度に調整できるため、寝ている間もぬくぬくと過ごせます。
3.毛布やインナーシュラフで保温力アップ
シュラフだけでは足りないと感じる場合は、毛布やインナーシュラフを追加して、保温力を高めましょう。これらを重ねることで、寒さをシャットアウトすることができます。
エンジンをかけっぱなしにするのは危険!安全な暖房方法
車中泊中にエンジンをかけっぱなしにして暖房を使うのは非常に危険です。排気口が雪で塞がれてしまうと、一酸化炭素中毒のリスクが高まります。また、エンジンをかけ続けることによるバッテリー上がりや燃費の悪化も懸念されます。では、安全に暖を取る方法は何でしょうか?
1.ポータブル電源+電気毛布の組み合わせ
ポータブル電源(BLUETTIやJackeryなど)と電気毛布を組み合わせれば、エンジンをかけずに車内を温かく保つことができます。これなら一酸化炭素中毒の心配もなく、安心して眠ることができます。
2.カセットガスストーブの使用
どうしても寒いときには、カセットガスストーブを短時間だけ使うのも効果的です。ただし、この場合は必ず換気を行い、一酸化炭素警報機を設置することを忘れずに行いましょう。
冬車中泊の結露対策で快適な環境を保つ
冬の車中泊では、結露が車内の快適さを大きく損ねる原因となります。暖房を使うことで温度差が生じ、呼気によって窓や車内が湿気を帯びてしまうことも。最悪の場合、カビやサビの原因にもなるので、結露対策は重要です。
1.窓を少し開けて換気する
車内の空気がこもらないように、窓を2~3cm程度開けて換気を行いましょう。これにより湿気が逃げやすくなり、結露を防ぐことができます。
2.除湿剤や新聞紙の活用
除湿剤や新聞紙を車内に置くと、湿気を吸収し結露を防ぐことができます。特に窓枠部分に新聞紙を敷いておくと、驚くほど結露を吸い取ってくれます。
3.吸湿性のあるタオルやシートの使用
車内に吸湿性の高いタオルやシートを置くことで、湿気をしっかりと吸収し、結露を防ぎます。これにより、乾燥した快適な車内を維持することができます。
冬の車中泊に最適な場所選び
冬の車中泊では、適切な場所を選ぶことも非常に重要です。夏と違い、冬は場所選びで快適さが大きく変わります。
1.キャンプ場の利用
冬の車中泊に最適なのは、温泉が併設されているキャンプ場です。電源付きサイトやお湯が使える炊事場も完備されているため、暖房を使用でき、快適に過ごすことができます。
2.道の駅やSA・PAの注意点
道の駅やSA・PAも選択肢の一つですが、トラックのエンジン音や駐車場の出入りが多く、落ち着かない場合があります。さらに、電源がないため、寒さ対策を十分に行わなければならない点も注意が必要です。
冬 車中泊 寒さ対策に関する疑問解決
寒さ対策として必須なアイテムは何ですか?
冬の車中泊では、冬用シュラフ、電気毛布、ポータブル電源、断熱シートが必須です。これらを揃えることで、寒さを完全にシャットアウトできます。
車中泊中にエンジンをかけっぱなしにしても大丈夫ですか?
エンジンをかけっぱなしにするのは危険です。排気口が塞がれて一酸化炭素中毒のリスクがありますので、ポータブル電源と電気毛布の組み合わせが最も安全な方法です。
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まとめ
冬の車中泊は、しっかりと寒さ対策を施すことで、夏以上に快適に過ごせることがわかります。窓の断熱、寝具の強化、ポータブル電源の活用など、これらの対策を実践すれば、冬でも心地よい車中泊ライフが楽しめます。寒さに負けず、最高の冬車中泊を体験してみてください!
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