え?知らないの?8割が間違えるエンジンオイルの選び方

車の知識

クルマに詳しくない方でも、「オイル交換は大事」と何となく知っている人は多いはず。でも本当に怖いのは、“自分に合っていないエンジンオイル”を選んでしまうこと。実は、選び方ひとつでエンジンの寿命・燃費・走行性能までもが変わってしまうのです。

この記事では、「車 エンジンオイル 種類 選び方」で検索する方が本当に知りたい情報――粘度やグレードだけではわからない“後悔しない選び方”をプロの視点からわかりやすくお届けします。検索上位の記事では語られない、本質的な知識と現場経験をもとに、誰でも失敗しないオイル選びの秘訣を紹介します。

なぜエンジンオイル選びが重要なのか?

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

エンジンオイルは「潤滑剤」以上の役割がある

エンジンオイルの主な役割は潤滑・冷却・洗浄・密封・防錆の5つ。これらがうまく機能しないと、エンジン内部は金属同士が擦れ合い、燃費悪化や故障リスクが高まります。

オイル選びを間違えると性能が激落ちする理由

たとえば、「高温に強いオイル=すべての車に良い」とは限りません。車種や運転環境によって最適なオイルは異なります。間違った選び方をするとエンジン性能が引き出せず、逆に劣化を早めてしまうのです。

エンジンオイルの3つの基本知識を知ろう

ベースオイルの種類と違い

ベースオイルはオイルの“素”となる部分で、以下の3つがあります。

種類 特徴 こんな人におすすめ
鉱物油 価格が安く入手しやすいが、劣化しやすい 旧型車や短距離通勤がメインの方
部分合成油 価格と性能のバランスが取れている 街乗りから中距離ドライブまでこなす方
化学合成油 高性能で長寿命、熱や酸化に強い 高速走行が多い・ハイブリッド車のオーナー

粘度(オイルの固さ)とその選び方

粘度は「10W-30」のような表記で示され、数字が低いほど“サラサラ”、高いほど“ドロドロ”です。選ぶ際のポイントは以下の通りです

ここがポイント!
  • 「W」の前の数字寒冷地での始動性に関係(小さいほど低温に強い)
  • 「W」の後の数字高温時の粘度(大きいほど熱に強く、エンジン保護力が高い)

例10W-30 → 寒さにもそこそこ対応し、一般的な乗用車向け

オイルの規格(グレード)とは?

以下の規格は性能の目安になります。

ここがポイント!
  • API規格アメリカの規格。Sで始まるものがガソリン車用
  • ILSAC規格燃費基準も含まれる北米・日系向け規格
  • JASO規格日本のバイク・商用車向け規格も網羅

車種や年式により推奨規格が違うので、必ず取扱説明書を確認しましょう。

迷ったらここを見ろ!失敗しないエンジンオイル選びのポイント

取扱説明書+実際の使い方=正解

自分の車の説明書に書いてある推奨粘度やグレードは絶対条件。そのうえで、自分の使い方(たとえば毎日短距離のみか、週末に長距離ドライブか)を加味しましょう。

エンジンの状態によって粘度を変える

走行距離が多くなってきた車にはやや粘度が高いオイル(例10W-40)を使うことで、気密性が保たれエンジンの異音を抑える効果が期待できます。

ショップのおすすめを鵜呑みにしない

店舗の売れ筋が「あなたの車に合っている」とは限りません。プロの整備士に自分の車と使い方を伝え、客観的なアドバイスをもらいましょう。

車に関する疑問解決エンジンオイルFAQ

Q. オイルの継ぎ足しはダメ?

継ぎ足しは原則NGです。オイルは使用中に汚れを吸着して劣化していくため、新しいオイルを継ぎ足しても全体の性能は改善しません。

Q. どれくらいの頻度で交換すればいい?

標準は1万kmまたは1年に1回ですが、買い物や通勤など短距離メインの人は5000kmまたは半年に1回が目安です。

Q. オイルフィルターは毎回交換しないとダメ?

2回に1回の交換が推奨です。フィルターが汚れていると、新しいオイルの性能も十分に発揮できません。

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まとめ正しいエンジンオイル選びが車の寿命を決める

エンジンオイルは、車の健康を守る“血液”です。そして、その選び方は「なんとなく」では決して済ませてはいけない重要ポイント。

車種・走行距離・使用環境・気温など、あらゆる要素を考慮して、ベストなオイルを選べば、エンジンは静かに、力強く、そして長持ちします。

今すぐボンネットを開けて、あなたの愛車に合った最適なエンジンオイルを選んでみてください。きっとエンジンの鼓動が、違って聴こえるはずです。

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