車のエンジンオイルについて、「どれを選べばいいの?」「交換時期はいつが正解?」と悩んだ経験はありませんか?実は、エンジンオイル選びを間違えると、燃費が悪化したり、エンジンの寿命を縮める原因にもなります。しかし、販売店やネットの情報は断片的でわかりにくい。この記事では、車のエンジンオイル選び方に関する知識を網羅的かつ実用的に解説します。しかも「種類」「粘度」「交換時期」など、初心者でもスッと理解できるよう、最新トレンドとプロ目線のアドバイスも織り交ぜました。読み終える頃には、あなたの車に最適なオイルが選べるようになります!
そもそもエンジンオイルって何?なぜ重要?

車について疑問を持っている人のイメージ
エンジンオイルの5つの役割
エンジンオイルは、単なる潤滑剤ではありません。実は以下の5つの重要な役割を果たしています。
- 潤滑作用金属同士の摩擦を抑えて摩耗を防止。
- 密封作用ピストンとシリンダー間を密閉し、爆発力を効率よく活用。
- 冷却作用エンジン内部の熱を吸収・放出して過熱を防止。
- 清浄分散作用汚れやカーボンを包み込んでエンジン内を清浄に保つ。
- 防錆作用金属部分をコーティングしてサビを防止。
これらの作用を最大限に活かすには、車に適したオイルを選ぶことが何よりも大切です。
粘度の選び方で走りと燃費が変わる
粘度の基本0W-20や5W-30の意味とは?
エンジンオイルの「0W-20」などの表記は、オイルの粘度(サラサラ具合)を示しています。前半の「0W」は低温時の粘度、後半の「20」は高温時の粘度を表しています。
– 低粘度(例0W-16, 0W-20)始動性が良く、燃費重視のエコカーに最適。
– 中粘度(例0W-30, 5W-30)高速走行や欧州車に適したバランスタイプ。
– 高粘度(例10W-40以上)高温環境や旧車でエンジン保護重視に最適。
気候や走行条件も考慮する
北海道などの寒冷地では「0W」など低温粘度の小さいオイルが、逆に高温多湿な地域では「30番以上」のオイルが推奨されます。走行距離が短い日常使いではエンジンに負担がかかりやすいため、耐熱性の高いオイルを選ぶと安心です。
ベースオイルの違いを知れば、寿命もコスパも変わる
ベースオイルの3種類とは
エンジンオイルは主に以下の3タイプに分かれます。
種類 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
化学合成油 | 性能・耐久性・洗浄力が高い | 高性能車や長距離走行 |
部分合成油 | 性能と価格のバランス良好 | 日常の街乗り全般 |
鉱物油 | 価格が安いが劣化が早い | 旧車や短期間使用 |
特に5年以上乗る予定の車であれば、最初から化学合成油を選ぶ方が結果的にエンジン保護やコスト面で有利です。
規格(グレード)も見逃せない!
API・ILSAC・JASO規格の違い
オイルの性能は国際的に定められた規格でも判断できます。
- API SP耐摩耗性・耐熱性などの最新基準
- ILSAC GF-6燃費・排ガス・タイミングチェーン摩耗保護などを網羅
- JASO日本独自のバイクやハイブリッド向け規格
特にハイブリッド車やアイドリングストップ車を使っている場合は、ILSAC規格のオイルを選ぶことで、エンジン保護と燃費改善の両立が可能になります。
交換時期と実際の管理方法
走行距離よりも「使い方」で決まる
一般的な目安は以下のとおりですが、短距離走行や渋滞が多い使い方(シビアコンディション)では交換サイクルを短くするのがベストです。
車の種類 | 交換目安 |
---|---|
一般的なガソリン車 | 5,000kmまたは6か月 |
ターボ車・高性能車 | 2,500kmまたは3か月 |
オイル量のチェックも忘れずに
オイルが少なすぎると潤滑力低下、多すぎると燃費悪化の原因になります。定期的にオイルゲージを確認し、適切な範囲を維持しましょう。
車に関する疑問解決こんなときはどうする?
Q. 自分でオイル交換する際の注意点は?
必ず密閉容器に廃油を入れ、自治体のルールに従って処分しましょう。専用の廃油処理パックを使えば、家庭でも安全に処理できます。
Q. フラッシングは必要?
年式の古い車やスラッジの多い車ではフラッシングで内部洗浄を行うと性能回復が見込めます。ただしやりすぎは逆効果になるため、プロと相談の上実施しましょう。
Q. 開封後のエンジンオイルの保管は?
直射日光を避け、冷暗所に保管。1年以内に使い切るのが理想です。
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まとめオイル選びは「車の健康管理」そのもの
エンジンオイルは、車の性能・燃費・寿命を左右する“車の血液”のような存在です。「安ければいい」「なんとなく交換している」では、大切な愛車に無駄な負担をかけているかもしれません。本記事で紹介した知識をもとに、あなたの車に最適なエンジンオイルを選び、定期的にメンテナンスを行いましょう。それが結果として、あなたのカーライフの安心と満足につながります。
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