え?保険使うと損?車事故の修理費の判断基準7選

車の知識

車をぶつけてしまった…その瞬間、多くの人が頭に浮かぶのはこうです。「修理費、いくらかかるの?」「保険を使ったほうが得なのか?」このページを読んでいるあなたも、そんな悩みを抱えていませんか?

実は、自損事故による修理費の扱いは一筋縄ではいきません。ただ保険に入っていれば安心、というわけではなく、下手に使うと数万円~十数万円も損をする可能性があるのです。

ここでは、「車 事故 修理費」で検索した人が本当に知りたい、「修理費はいくらか」「保険は使うべきか」「保険料はどう変わるのか」といった疑問に対して、誰よりも深く、わかりやすく、実用的に解説していきます。

そもそも自損事故とは?補償対象になる条件を正しく理解

車のイメージ

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自損事故の定義とは?

自損事故とは、運転中に自らの過失でガードレールや電柱、壁などに衝突した事故のことです。人への被害がない物損事故であることが多く、「単独事故」とも呼ばれます。

車両保険で補償される範囲とは

車両保険には「一般型」と「エコノミー型」があり、それぞれで補償範囲が異なります。

ここがポイント!
  • 一般型自損事故・当て逃げも補償対象。幅広いトラブルに対応。
  • エコノミー型他車との接触や盗難など一部の事故のみ。自損事故は対象外。

保険料は一般型のほうが高いですが、運転初心者や車両価格が高い車の場合は安心感があります。

自損事故の修理費用相場と「全損」のリスク

部位ごとの修理費用の目安

修理費用は破損箇所や車種、業者によって大きく異なります。以下は一般的な相場です。

破損箇所 修理費用の目安
バンパーのすり傷 2万~5万円
フェンダーのへこみ 3万~8万円
ドアの交換 10万~20万円
フレームの歪み(重大事故) 30万円~

修理できない「全損」とは?

全損とは、修理費用が車の時価額を上回る状態を指します。この場合、保険でカバーできても時価額までの補償しかされず、買い替え費用の一部は自己負担になることがあります。

保険を使うとどうなる?「損得の境界線」はここだ

保険を使うと等級ダウンと事故あり係数が適用

車両保険を使うと、「3等級ダウン事故」として扱われ、さらに3年間の割引率低下(事故あり係数)が発生します。具体例を見てみましょう。

条件 保険を使わない 保険を使う
等級 14等級 → 15等級 14等級 → 11等級(事故あり)
保険料(年間) 7万円 11.6万円
4年間の総支払額 約27万円 約41万円

修理費が14万円未満なら、保険を使わない方が得になる可能性が高いのです。

保険を使うかどうかの判断基準

次のような条件であれば、保険を使うことは避けた方が良いでしょう。

ここがポイント!
  • 修理費が10万円~15万円未満
  • 今後も保険を継続予定で、等級ダウンが大きな負担になる
  • 既に高等級で割引率が大きい

逆に、修理費が50万円以上や全損レベルであれば、保険を使う価値は高くなります。

「壊したのは電柱や塀…」その補償はどこまでカバーされる?

他人の財物を壊した場合

ガードレールや他人の家屋などを壊した場合は対物賠償責任保険で対応可能。ただし、自分の車の修理は含まれません。

自分の家の塀にぶつけたら?

この場合、自動車保険では補償されません。火災保険に付帯されている「建物外構の損害補償特約」などが適用できる可能性があります。

「車 事故 修理費」に関するよくある疑問に答えます

Q1. 自損事故でも警察に通報すべき?

はい、必ず警察へ報告しましょう。報告しないと「当て逃げ」扱いになり、罰則(懲役or罰金)+違反点数加算される恐れがあります。

Q2. 保険を使うと会社にバレる?

一般的にはバレません。ただし、会社名義の車や任意保険の法人契約など、車両管理者に通知が届く契約形態では情報共有される場合があります。

Q3. 車両保険は入るべき?

以下のような方には特におすすめです。

ここがポイント!
  • 運転に自信がない初心者
  • 高額な車に乗っている
  • 自然災害が多い地域に住んでいる

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結論修理費が◯万円以下なら保険は使うべきじゃない!

車の事故後に焦って保険を使うと、「気づかぬ損」をしてしまうことがよくあります。修理費が15万円未満なら、保険を使わず自己負担するほうが、数年後の保険料総額で見て得になるケースがほとんどです。

ただし、「全損」や「高額修理」など、時価額を超えるような損害の場合は、保険の使用で大きな助けになります。

重要なのは、「今の修理費」ではなく「数年間のトータルコスト」で判断すること。あなたの車と家計を守るために、焦らず冷静に、そして賢く選びましょう。

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