自然と技術が融合する絶景スポット!石小屋ダム徹底ガイド

宮ケ瀬副ダム(石小屋ダム)を徹底ガイド クルマ旅

石小屋ダムは、神奈川県愛甲郡愛川町に位置する重力式コンクリートダム。上流にある宮ヶ瀬ダムとの連携で地域の水資源を支え、さらに自然豊かな景観を楽しめる、知る人ぞ知る観光スポットです。本記事では、石小屋ダムの基本情報から、役割・アクセス、そして周辺の楽しみ方までを徹底解説します!

石小屋ダムの基本情報

宮ケ瀬副ダム(石小屋ダム)

宮ケ瀬副ダム(石小屋ダム)


石小屋ダムは1998年に完成した高さ36m、堤長87mのコンパクトなダム。その設計には旧中津川渓谷の風景が反映され、堤体には石積み模様が施されるなど、自然と建築美が見事に調和しています。堤体の控えめな規模が逆に目を引き、訪れた人々に「人工物なのに自然に溶け込む」不思議な感覚を与えます。

また、石小屋ダムが形成する石小屋湖は、静寂と癒やしを感じられるスポット。四季折々の景観が美しく、散策路を歩くと、自然が奏でるやわらかな時間を満喫できます。

正式名称は宮ケ瀬副ダムみたいです。実際行くとわかるんですが「石小屋ダム」の方がしっくりくるんですよね。

宮ヶ瀬ダムとの関係と重要な役割


石小屋ダムは、上流にある宮ヶ瀬ダムの「副ダム」として機能します。宮ヶ瀬ダムからのパワフルな放流水を、石小屋ダムが減勢池として受け止め、下流の中津川へちょうど良い水量に調整。これにより、河川環境の保護や安定した水資源供給が可能となります。

さらに、この流れは発電にも活用され、愛川第2発電所で24時間発電が行われています。宮ヶ瀬ダムがメインの水資源管理を担うなら、石小屋ダムは縁の下の力持ち。両者が連携することで、津久井導水路を通じて城山ダムへの水供給も円滑に行われ、地域の生活や産業、そして自然環境を支えているのです。

アクセス情報と周辺の楽しみ方

宮ケ瀬ダムと石小屋ダムの位置関係

宮ケ瀬ダムと石小屋ダムの位置関係


石小屋ダムへは、車の場合、東名高速厚木ICから約50分、圏央道相模原・愛川ICから約30分でアクセス可能。国道129号・412号を経由して宮ヶ瀬ダム入口の交差点を左折するのが一般的です。近隣の「あいかわ公園駐車場」を利用でき、平日は無料、土日祝日は有料となっています。

公共交通機関なら、小田急線本厚木駅からバス約40分で愛川大橋下車、そこから徒歩で自然を満喫しながらダムへ向かうこともできます。

宮ヶ瀬ダムを訪れた後に石小屋ダムまで足を延ばせば、巨大ダムと小ぶりなダム、対照的な二つの風景を一度に堪能できます。観光放水のシーズンには、宮ヶ瀬ダムの迫力ある放水を楽しんだ後、石小屋ダムの穏やかな景観で心を落ち着かせる、といった多彩な体験が可能です。

石小屋ダムの放流タイミングについて

宮ケ瀬ダムとは違って何時から何時に放流をするというタイミングは公式で大々的に公開されていません。

基本的には貯水位に達していればそのまま放流してるのかな?

しかし、24時間いつでも放流しているというわけではないらしく、貯水位に達していなければ石小屋ダムは放流できません。

このあたりは、国土交通省の公式ページを見て現在の貯水位を確認するといいでしょう。

「国土交通省 川の防災情報」公式ページリンク→https://www.river.go.jp/kawabou/pc/tm?ofcCd=21321&itmkndCd=7&obsCd=2&zm=10&clat=35.5388889&clon=139.2555556&mapType=0&viewGrpStg=0&viewRd=1&viewRW=1&viewRiver=1&viewPoint=1&fld=0

実際の映像

実際に石小屋ダムへ行った際の動画をYOUTUBEにアップしていますので、そちらをご覧いただければイメージがつくと思います。

行った際はたまたま放流のタイミングだったので、それあたりもご覧いただけると幸いです。また、動画が良いと思ったらチャンネル登録・グッドボタンのほうよろしくお願いいたします。

よくある質問

石小屋ダムの見学に予約は必要ですか?

特に予約は必要なく、自由に見学することができます。ただし、施設内部の見学やガイドツアーは時期やイベントによって異なるため、事前に公式情報の確認をおすすめします。

子ども連れでも楽しめますか?

はい、石小屋湖周辺には散策路が整備され、自然観察やピクニックなど家族で楽しめる要素がたくさんあります。また、近くのあいかわ公園には遊具や広場もあり、家族連れで訪れるのにぴったりです。

野生動物はいますか?


います。

石小屋ダムや宮ケ瀬ダムは自然豊かな場所にありますので、多種多様な生物が生息してます。

例えば、青い鳥の「イソヒヨドリ」やお腹が褐色の「ヤマガラ」などのキレイな鳥もいますし、ニホンザルやニホンジカなどの生物も生息してます。

あまり聞きなじみのない生物としては「ヤマカガシ(ヘビ科)」や「テン(イタチ科)」などもいるみたいですね。

ちなみに私が石小屋ダムに行った際には猿の群れとを見ました。その時の映像や猿に遭遇した時の注意点なんかを別の記事でまとめていますので、石小屋ダムへ行くかたはそちらもぜひご覧ください。

日本で野生の猿に遭遇したら?知っておきたい5つの対策
ハイキングや自然散策中、ふとした瞬間に野生の猿に出会ってしまうことがあるかもしれません。可愛らしく見える一方で、彼らは野生の動物。むやみに近づいたり、安易な行動をとるとトラブルになる可能性も。この記事では、実際に猿と遭遇したときにどう行動す...

猿に餌をあげてもいいんですか?

ダメです。

石小屋ダムや宮ケ瀬ダム周辺では野生の猿や他の生物が生息しています。実際に行くときは野生の生物には近づかない、餌をあげないようにしましょう。

猿にエサはあげないで!

猿にエサはあげないで!

石小屋ダムへ行く際の途中のエレベーター付近に餌をあげないように注意喚起のポスターもありますので、決してあげないようにしましょうね。

石小屋ダムに駐車場はありますか?

「宮ケ瀬ダムの駐車場(水とエネルギー館駐車場)」か「あいかわ公園の南駐車場」を利用するのが一番近いですね。

どちらも平日は無料で使えます。

「あいかわ公園の南駐車場」は土・日・祝日及びGW・夏休みは500円になります。

「宮ケ瀬ダムの駐車場(水とエネルギー館駐車場)」の駐車台数が、大型7台普通車16台で、「あいかわ公園の南駐車場」は大型9台普通車451台になります。

どっちも歩きますが「宮ケ瀬ダムの駐車場」の方が距離はありますね。だいたい10分-15分は歩きますね。

ですが、景色やダムが好きなら間違いなく宮ケ瀬ダムの駐車場をオススメします。

石小屋ダムって宮ケ瀬ダムの下に位置するので、宮ケ瀬ダムから行くと周りの壮大な景色も一望できるんですよね。なので、個人的にはセットで楽しんだ方が良い体験になると思いますので、「宮ケ瀬ダムの駐車場(水とエネルギー館駐車場)」をオススメいたします。

まとめ

石小屋ダムは、宮ヶ瀬ダムと連携して水資源を管理しつつ、自然との共生を見事に実現したスポットです。アクセスも良く、美しい風景とダムならではの迫力を一度に体験できます。次のお出かけ候補として、ぜひ石小屋ダムを検討してみてください!

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