ドライブレコーダー設置位置の完全ガイド!失敗しないための法的規制と最適な取り付け方法

車の知識

ドライブレコーダーの設置位置は、単なる「どこに取り付けるか」では済まされません。設置場所を間違えると、法律違反となり、最悪の場合には罰則が科せられる可能性もあります。また、視界を遮ったり、映像が不鮮明になるリスクもあるため、適切な位置を選ぶことが非常に重要です。今回は、ドライブレコーダーの設置位置に関する法的規制を詳しく解説し、最適な取り付け方法を実践的にご紹介します。

ドライブレコーダーの設置位置が重要な理由

車について疑問を持っている人のイメージ

車について疑問を持っている人のイメージ

ドライブレコーダーは、事故やトラブルが発生した際に証拠として非常に有効なアイテムです。しかし、設置位置を適切に選ばないと、法律に触れるだけでなく、運転中の視界を妨げ、逆に危険を招くことになります。さらに、設置が不適切だと、ドライブレコーダーの性能を最大限に活用できないため、事故時に役立つ映像が撮れないこともあります。

設置位置の法的規制とは?

ドライブレコーダーを設置する際、国土交通省が定めた法律に従う必要があります。特にフロントガラスに取り付けるタイプは、設置場所によって法的に制限されており、違反した場合には罰則が科せられる可能性があります。例えば、以下の規定に違反した場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられることがあります。

ここがポイント!
  • フロントガラスに取り付ける際、上縁から20%以内、または下縁から150mm以内に設置しなければならない。
  • 設置位置が視界を妨げないようにする。
  • 運転中に動かないようにしっかり固定する。

これらの規制を守ることで、安全で法的に問題のない設置ができます。

ドライブレコーダーの最適な設置位置

フロントガラスの設置位置

現在、最も一般的な設置場所はフロントガラスです。フロントガラスに取り付ける場合、最適な場所はバックミラーのすぐ裏側です。ここに設置すると、運転中の視界を遮ることなく、広い範囲を撮影できます。

ここがポイント!
  • フロントガラス上縁から20%以内、または下縁から150mm以内に取り付けるのが規定。
  • 視界を妨げないように、運転中に気になる位置に設置しないように注意。
  • バックミラー裏に取り付けることで、運転中の視界を確保しつつ、広範囲の映像が得られます。

ダッシュボードの設置位置

ダッシュボードに固定するタイプのドライブレコーダーは、特に法的制限が強くなっています。道路運送車両法の保安基準第183条に基づき、運転の視界を妨げることなく設置する必要があります。

ここがポイント!
  • ダッシュボード中央には設置しないこと。視界を妨げる恐れがあるため、できるだけ左右に寄せるようにしましょう。
  • エアバッグが作動する際に障害物にならないよう、設置場所を選びましょう。
  • 設置後、しっかりと固定されているか、揺れや落下の恐れがないか確認が必要です。

リアカメラの設置位置

後方の視界を確保するためには、リアカメラを適切な位置に設置することも重要です。最適な設置場所は、リアガラスの中央付近で、高めの位置に設置すると、広範囲を撮影できるだけでなく、雨の日でも視界がクリアになります。

ここがポイント!
  • リアカメラは、通常、高めの位置で設置するのがベスト。
  • リアワイパーの拭き取り範囲内に設置すると、雨天時でもクリアな映像が撮れます。

ドライブレコーダーの取り付け方法

ドライブレコーダーの設置方法は、機種や車種によって異なりますが、一般的な取り付け方法を紹介します。

電源の取り方

ドライブレコーダーを動かすためには、電源を確保する必要があります。一般的な電源の取り方として、以下の3つが挙げられます。

ここがポイント!
  • シガーソケットから電源を取る方法。手軽に取り付けられ、初心者にもおすすめです。
  • ヒューズボックスから直接電源を取る方法。エンジン連動で電源が供給されるため、バッテリーの負担が少なく、常に安定した電源供給が可能です。
  • カーナビ・オーディオから電源を取る方法もありますが、車種により取り付けが複雑なので、注意が必要です。

配線の取り付け

配線の取り付けは、視界を遮らないように注意しましょう。フロントガラスや内張の隙間に配線を隠すことができますが、配線が垂れ下がってしまわないようにしっかり固定します。

ここがポイント!
  • 配線はできるだけ目立たないように隠すことがポイント。
  • ケーブルが運転中に動かないよう、配線を結束バンドでしっかり固定しましょう。

設置後の確認と調整

取り付けが完了したら、実際に運転してドライブレコーダーが正常に作動するかを確認します。起動しない場合や映像が不鮮明な場合は、配線が正しく接続されているか、角度調整が必要かもしれません。

不安な場合は専門業者に依頼

車の電装品に不安がある方や初めてドライブレコーダーを取り付ける方は、専門業者に依頼するのが安心です。プロの技術で、法令を守りつつ、最適な位置に設置してくれるため、車検不合格や不具合を防ぐことができます。

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まとめ

ドライブレコーダーの設置位置は法的な規制を守りつつ、安全で最適な場所を選ぶことが大切です。視界を遮らず、正確な映像が撮れる位置に設置し、電源や配線を確実に接続することで、ドライブレコーダーの性能を最大限に引き出すことができます。設置方法に自信がない場合は、プロに任せるのも一つの手です。安全で確実な取り付けを心がけましょう。

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