ディーゼル車を選ぶ理由の一つとして、燃料費の安さが挙げられます。しかし、実際に購入してから維持していく上で、燃料以外にもさまざまなコストがかかることを知っていますか?ガソリン車とディーゼル車の維持費には、どのような違いがあるのでしょうか?これから、ディーゼル車の維持費に関する重要なポイントを解説していきます。
ディーゼル車とガソリン車の基本的な違い

車について疑問を持っている人のイメージ
ディーゼル車とガソリン車は、まずエンジンの仕組みが異なります。ガソリン車では、点火プラグが必要で、燃料が点火するためには点火系が動作します。一方、ディーゼル車は、軽油の圧縮熱によって自然に燃焼を開始します。そのため、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べて圧縮比が高く、エンジン内部に燃料の残りかすが多く残ります。このため、ディーゼル車はメンテナンス頻度が高くなるという特徴があります。
ディーゼル車の維持費を構成する要素
ディーゼル車の維持費は、燃料費だけではありません。以下の要素が維持費に影響を与えます。
燃料費
ディーゼル車は、軽油を使用するため、ガソリン車に比べて燃料費が安くなる傾向があります。例えば、2024年5月22日現在で、軽油の価格はガソリンよりも安く、ディーゼル車の方が長距離運転や頻繁な使用に向いていると言えます。しかし、これはあくまで燃料のコストの話。長期的に見ると、車両価格やメンテナンス費用が影響します。
車両価格
ディーゼル車はガソリン車に比べて車両本体価格が高いのが一般的です。例えば、マツダ「CX-3」のガソリン車は227万円からですが、ディーゼル車は279万円からと、約50万円の差があります。ディーゼル車は高い初期費用がかかるため、購入時の価格差を回収するためにはかなりの走行距離が必要です。
メンテナンス費用
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べてエンジンオイルの交換頻度が高いことが特徴です。ガソリン車は1万5000kmごとにオイル交換が一般的ですが、ディーゼル車は1万kmまたは1年ごとに交換する必要があります。また、ディーゼル車のエンジンは、燃料に含まれる硫黄成分の影響でエンジン内部が汚れやすく、その分メンテナンスが頻繁に必要です。
車検費用
ディーゼル車の車検はガソリン車に比べてやや高くなる傾向があります。これは、ディーゼルエンジンが高圧縮比のため、検査項目が多くなり、整備費用が高くなるからです。車検時の費用を予測し、長期的なコストを見越しておく必要があります。
ディーゼル車が向いている人とは?
ディーゼル車が有利となるのは、普段から長距離を頻繁に運転する人です。例えば、通勤や長距離ドライブをよく行う方は、燃料費が安く、燃費性能が優れたディーゼル車の方が経済的に有利となります。一方で、都市部で短距離の運転がメインとなる場合、ガソリン車の方が維持費が安く済むことが多いため、用途に合わせた選択が重要です。
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ディーゼル車維持費のまとめ
ディーゼル車は、初期投資が高いものの、燃費の良さや長距離走行における経済性に優れています。しかし、メンテナンスや車検費用、オイル交換の頻度など、維持費はガソリン車に比べて高くなることが一般的です。車の使用頻度や走行距離、維持費を考慮して、自分に最適な車を選ぶことが大切です。
ガソリン車とディーゼル車、それぞれのメリットとデメリットを理解し、あなたのライフスタイルに合った選択をしてください。ディーゼル車の維持費についてもっと知りたい方は、ぜひ各項目をしっかり確認して、賢い選択をしていきましょう。
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