「今年のゴールデンウィークこそ、スマホのカメラロールをぜんぶ塗り替えてやる!」そう思いながら、毎年気づいたら渋滞の中でため息をついていませんか?GWは年に一度の大型連休なのに、行き帰りの移動だけで疲れ果てて、「もう来年はどこにも行かない……」なんて経験をした人も少なくないはずです。でも、ちょっとしたコツを知っておくだけで、この連休の質はガラッと変わります。花の絶景、神秘的な湖の青、夜のライトアップ——今この瞬間にしか撮れない写真が、関東近郊のドライブ圏内にいくつも待っています。
この記事では、そんな最高の一枚を求めてドライブに出たい人へ、以下のことをお伝えします。
- 2026年のゴールデンウィークに車で日帰り可能な、写真映えドライブスポットを厳選紹介。
- 2026年最新情報をもとにした、渋滞ピーク日・時間帯と具体的な回避術の解説。
- 初心者でも実践できる、現地での撮影テクニックとスポット攻略のコツ。
- 2026年GWのドライブ計画、まずカレンダーを確認しよう!
- 【関東・栃木】CNNが認めた世界的絶景!あしかがフラワーパークの大藤まつり
- 【東京・立川】180万本のネモフィラが空の青と溶け合う!国営昭和記念公園
- 【群馬】インターネットを超えた神秘の青!四万湖と奥四万湖の「四万ブルー」
- 写真映えドライブで差がつく!スポット別撮影テクニック
- ドライブ前に必ず確認!2026年GWの渋滞攻略まとめ
- スポット別!立ち寄りたい近隣観光地とセットで回る欲張りドライブコース提案
- シーン別!タイプ別に選ぶGW写真映えドライブのベストプラン
- 知っておくと差がつく!GWドライブを快適にする実践的な準備術
- 2026年GW直前!本当に後悔しないための最終チェックリスト
- 私の個人的な感想!
- GWの写真映えドライブスポットに関するよくある疑問
- 事前に「akippa」や「特P(とくぴー)」で駐車場の確保をしよう
- まとめ今年のGWは「出発時間」と「スポット選び」で勝負が決まる!
2026年GWのドライブ計画、まずカレンダーを確認しよう!

車の前で困っている人のイメージ
今年2026年のゴールデンウィークは、4月29日(水・昭和の日)から5月6日(水・振替休日)までの8日間が連休の枠組みです。4月30日(木)と5月1日(金)に有給が取れれば最大10連休も実現できますが、多くの人にとっては5月2日(土)から5月6日(水)の5連休が実質的なゴールデンウィーク本番となるでしょう。
渋滞のピークは下り線が5月2日(土)、上り線が5月5日(火・こどもの日)に集中すると2026年の最新予測では発表されています。特に中央道の下り線では相模湖IC付近を先頭に最大45kmもの渋滞が予測されており、朝7時に八王子付近を通過しようとしても、すでに数珠つなぎになっているほどの混雑が想定されます。
では、その混雑を避けながら写真映えする絶景を楽しむにはどうすればいいのか。答えはシンプルです。朝6時前の出発、または深夜帯(0時〜4時)の移動が最も効果的です。深夜0時から4時の間に高速道路を走行すると、ETCの深夜割引(30%オフ)も適用されるため、渋滞回避と料金節約の両方が一石二鳥で叶います。なお、GW期間中は休日割引が適用除外となっているため、深夜割引がほぼ唯一の割引手段です。この点も頭に入れておきましょう。
【関東・栃木】CNNが認めた世界的絶景!あしかがフラワーパークの大藤まつり
2014年にアメリカのCNNが選んだ「世界の夢の旅行先10カ所」に、日本から唯一選ばれた場所があります。栃木県足利市のあしかがフラワーパークです。そのシンボルである樹齢160年を超える大藤(野田九尺藤)は、テニスコート約5面分、畳約600畳分という1,000平方メートルもの藤棚いっぱいに咲き誇り、しだれるように垂れ下がる花房は最長1.5〜1.8メートルにも達します。初めて目の前にした人が言葉を失うのも無理はありません。
2026年は気温が高い日が続いた影響で、例年より1週間以上早い開花となりました。大藤は4月20日時点ですでに満開を迎えており、GW前半にかけても引き続き美しい状態が続くと予想されています。白藤も4月24日には満開に到達しており、GW期間中は4色の藤が同時に見られるという、例年以上に豪華な状況となっています。
ライトアップで昼とは別世界の藤を撮影する方法
写真映えという観点で特におすすめしたいのが、夜のライトアップです。日没後の藤棚は、日中とはまったく異なる幻想的な表情を見せてくれます。池に映る藤の水鏡は息をのむほど美しく、このライトアップは「日本夜景遺産」にも認定されています。2026年は17時30分以降の「夜の部」に入園すると200円お得になる特典もあります。スマートフォンのナイトモードを活用すれば、三脚がなくても十分に印象的な一枚が狙えます。
世界唯一の八重咲き藤と80メートルの白藤トンネル
大藤のほかにも見逃せないのが、「八重の大藤棚」と「白藤のトンネル」です。八重黒龍藤は現存する藤品種の中で唯一の八重咲きで、ぶどうの房のようにころころとした花をつけるその姿は世界的に見ても珍しく、栃木県の天然記念物にも指定されています。白藤のトンネルは長さ80メートルにわたって純白の花が続き、その中を歩くと異世界へ迷い込んだような感覚に陥ります。ファインダーいっぱいに広がる白の回廊は、スマートフォンでも圧倒的なスケール感で切り取れます。
また、5,000株以上のツツジが藤と同時期に見頃を迎えており、低木のツツジを手前に入れて奥に藤棚を背景として入れると、奥行きのある立体的な写真が撮れます。
【基本情報】住所栃木県足利市迫間町607/2026年「ふじのはな物語」開催期間4月11日(土)〜5月20日(水)/ライトアップ4月18日(土)〜5月20日(水)、17時30分頃〜/入園料大人(中学生以上)1,200円〜2,300円(開花状況により変動)
【東京・立川】180万本のネモフィラが空の青と溶け合う!国営昭和記念公園
東京都立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園は、東京ドーム約39個分という首都圏最大級のスケールを誇る国営公園です。この時期の最大の見どころは、「花の丘」に咲く約180万本のネモフィラです。段々畑のような形状の丘いっぱいに広がる可憐な青い小花は、丘の下から見上げると空の青と完全に溶け合って、まるで自分が空の上に立っているような感覚を与えてくれます。
フォトスポットを活用した「物語のある一枚」の撮り方
開花シーズンに合わせて、園内各所には多彩なフォトスポットが設けられます。特におすすめなのは「花の丘」に設置された青白のドアです。ネモフィラの青い海の中にぽつんと佇む扉は、まるでどこか別の世界への入口のようで、前後左右どの角度から撮っても物語性のある写真になります。ただ花を撮るだけでなく、こうした小道具を活用するのが、SNSで差のつく写真を撮るコツです。
また、2026年は公園の開園40周年という節目の年にあたります。これを記念して特別イベントも開催されており、GW初日の4月29日(水・祝)にはネモフィラの丘でシャボン玉が舞うフォトジェニックタイムが実施されます。自分でシャボン玉を吹いているとシャッターチャンスを逃しがちですが、このイベントを利用すれば花畑とシャボン玉が共存するロマンティックな一枚が高確率で撮れます。
【基本情報】住所東京都立川市緑町3173/入場料大人(高校生以上)450円、中学生以下無料、65歳以上210円/営業時間9時30分〜17時(4〜9月の土日祝は〜18時)
【群馬】インターネットを超えた神秘の青!四万湖と奥四万湖の「四万ブルー」
群馬県の山奥に、見る人すべてを黙らせてしまうほどの青がある。それが四万湖と奥四万湖です。ダム湖でありながら「四万ブルー」という愛称がついたこの青は、ラムネのような爽やかな青色になったり、モネの絵画『睡蓮』を思わせる青緑色に変化したりと、季節・天候・時間帯によってまったく違う表情を見せてくれます。同じ場所に複数回訪れても、毎回異なる色と出会える贅沢があります。
最も強い青色を求めるなら、雪解け水が流れ込む4月から5月がベストシーズンです。GWは絶好のタイミングといえます。写真を撮るなら、湖の周囲を車で一周でき、せせらぎ公園や見晴台が整備されている奥四万湖がとくにおすすめです。湖の色を引き立てるために、できるだけ晴れた午前中に訪れると、空の青と水面の青が相乗効果を発揮してくれます。
カヌーやSUPで「水面から見る四万ブルー」という体験
陸から眺めるだけでなく、カヌーやカヤックで水面に漕ぎ出すことで、四万ブルーをより近くで感じることができます。奥四万湖周辺では複数のアウトドアショップがカヌー・カヤックツアーやSUPツアーを開催しており、春の木漏れ日のなかで水を漕ぐ体験は格別です。水面と目線の高さを合わせて撮影した写真は、陸上からは絶対に撮れない独自の視点で、SNSでも反響を呼びやすいです。ただしアクティビティは要予約で、GW期間中は早期に埋まることが多いので、計画が決まったら速やかに予約を入れることをおすすめします。
撮影後は日本最古クラスの名湯「四万温泉」でひと休み
四万湖と奥四万湖の間に位置する四万温泉は、平安時代から親しまれてきた胃腸の名湯です。日帰り温泉も充実しており、絶景ドライブの後に立ち寄れば、体の疲れが一気にほぐれます。スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』のモデルの一つとされる積善館は、赤い橋と古い旅館建築が撮影スポットとしても有名で、温泉街そのものが一つの絵になっています。
【基本情報】住所群馬県吾妻郡中之条町大字四万/入場料無料/アクセス(車)関越自動車道「渋川伊香保IC」から四万湖まで約50分、奥四万湖まで約60分
写真映えドライブで差がつく!スポット別撮影テクニック
どんなに美しいスポットに来ても、撮り方が分からなければもったいない。ここでは、スポット別に実践できる撮影の工夫を紹介します。
藤の花を撮るときの最大のコツは「下から見上げるアングル」です。藤棚は頭上に広がっているため、レンズを真上か斜め上に向けることで、空を背景に花房が垂れ下がる幻想的な構図が生まれます。人物を入れる場合は藤棚の下で上を向いた姿や、花房に手を伸ばす動作を入れると、スケール感と臨場感のある写真になります。
ネモフィラの丘では、「広角気味のレンズで地面ギリギリから撮る」ことで空との境界線が消えて、花の海の中に溶け込んでいるような写真になります。スマートフォンでも、ローアングルホルダーなどを使えば地面すれすれからの撮影が可能です。
湖の青を際立たせるには、偏光フィルター(スマホ用もあり)が有効です。水面の反射を抑えることで、湖底まで透き通って見える深みのある青が撮れます。また、湖の色は午前中〜昼前が最も鮮やかになることが多く、午後は光の角度が変わり色温度が下がるため、早い時間帯を狙うのがおすすめです。
ドライブ前に必ず確認!2026年GWの渋滞攻略まとめ
写真映えするドライブを最高の旅にするためには、行き帰りのストレスをできるだけ減らすことも重要です。2026年最新の渋滞予測と回避のポイントをまとめます。
渋滞ピーク日は、下り線が5月2日(土)、上り線が5月5日(火)です。特に5月2日の中央道下りは相模湖IC付近で最大45kmの渋滞が予測されており、5月5日の上りも全国各地で大規模な混雑が見込まれています。この2日間を完全に避けるか、移動時間を深夜・早朝にずらすことが、快適なGWドライブの大前提です。
| 出発時間帯 | 渋滞リスク | ETCメリット |
|---|---|---|
| 深夜0時〜4時 | ほぼゼロに近い | 深夜割引30%オフ適用 |
| 早朝4時〜6時 | 低い | 割引なし(ただし渋滞前に通過可能) |
| 朝6時30分以降 | 急激に上昇 | 休日割引なし(GW期間中は適用除外) |
| 帰路・夕方17時以降 | 高い(特に5月5日) | 20時以降は混雑が緩和傾向 |
帰路については、夕方17時よりも前に主要渋滞箇所を通過するか、20時以降まで現地で時間をつぶしてから帰るのが有効です。渋滞情報のリアルタイム確認は、GoogleマップやYahoo!カーナビ、NEXCO東日本の「ドラぷら」アプリが便利です。GW期間中は休日割引が適用除外となるため、ETC利用でも通常料金になる点にも注意しておきましょう。
スポット別!立ち寄りたい近隣観光地とセットで回る欲張りドライブコース提案

車の前で困っている人のイメージ
GWのドライブで失敗する人の多くに共通するのは、「目的地だけ決めて、あとはノープラン」というパターンです。せっかく渋滞をくぐり抜けてそのエリアまで来たのに、メインスポット1か所だけで終わってしまうのは明らかにもったいない。車という移動手段の最大の強みは、「寄り道が自由」であることです。ここでは、前記事で紹介した3大スポットをそれぞれ軸にした、近隣スポットとセットで楽しむ欲張りドライブコースを提案します。
【栃木コース】あしかがフラワーパーク+足利学校+佐野ラーメンで歴史と花と食を制す!
あしかがフラワーパークへ行くなら、同じ足利市内にある日本最古の学校「史跡足利学校」もセットで訪れてほしい場所です。1432年の応永年間に再興が確認されている歴史的な遺跡で、かの宣教師フランシスコ・ザビエルが「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と紹介したことでも知られています。GW期間中も入館できて(入館料大人500円)、足利市の中心部に位置するため、フラワーパーク観賞後のドライブで立ち寄るのに最適な距離感です。
同じく足利市内の「鑁阿寺(ばんなじ)」は足利氏の氏寺として建立された国宝の本堂を持つ寺院で、境内に広がる天然記念物のヒスイカズラなど、GWは新緑が美しい季節です。足利学校と鑁阿寺は徒歩圏内にあるため、まとめて回れる効率の良さが嬉しい。
グルメの話をしないわけにはいきません。あしかがフラワーパークから車で10〜15分圏内の佐野市は、全国的に有名な「佐野ラーメン」の本場です。青竹手打ちの縮れ麺と透き通った醤油スープは、一度食べると忘れられないやさしい味わいで、地元のラーメン店は昼時に行列ができる人気店が多数。藤棚の圧倒的スケールを目に焼き付けた後、お腹が空いてきたタイミングで佐野へ向かうのが黄金ルートです。
また、フラワーパーク内のフードコートでは「藤ソフトクリーム」が定番の人気スイーツです。甘さ控えめであっさりとした風味で、藤棚を眺めながら食べる一杯は、写真映えも抜群。GWの混雑時は長い行列ができることもありますが、開園直後か閉園近くに狙うと比較的スムーズに購入できます。足利市内にはポテト入り焼きそばという独自のB級グルメもあり、ジャガイモが入った焼きそばという一見奇妙な組み合わせが、食べてみると癖になる地元ならではの一皿です。
【群馬コース】四万湖+吹割の滝+四万温泉グルメで群馬の自然を全部取りに行く!
四万湖・奥四万湖をメインに据えるなら、車で約40〜50分北上した場所にある「吹割の滝(ふきわれのたき)」もぜひセットで入れてほしいです。幅30メートル・高さ7メートルもの岩盤を水流が真っ二つに割りながら流れ落ちる様子から「東洋のナイアガラ」とも称されており、5月の新緑シーズンは雪解け水が加わって迫力が一段とアップします。遊歩道が整備されているので安全に間近から撮影でき、複数の角度から何枚でも絵になる写真が撮れます。混雑のピークは10時から14時頃なので、四万湖を午前中に見て、吹割の滝には午後3時以降に訪れるタイムスケジュールが理想的です。
四万温泉の街中では、絶景観賞のあとにぜひ立ち寄ってほしいグルメスポットが複数あります。温泉街の老舗そば屋「そば三昧 中島屋」では、石臼で挽いた嬬恋高原産そば粉と四万の湧き水を使った十割そばが味わえます。特に数種類のキノコだしを使った「きのこそば」は地元でも評判が高く、締めのそば湯はとても濃厚。登山やアクティビティで冷えた体を温めるのにもぴったりです。
温泉地ならではの甘いものも見逃せません。温泉旅館「柏屋」が経営する「四万温泉柏屋カフェ」は、昭和初期の衣料品店をリノベーションした建物で、2種のカレーが一度に楽しめる「柏屋カレー」や地元の花豆を使ったスイーツが充実しています。インスタグラムでも映える店内の雰囲気は、温泉街の散策途中に立ち寄るのにぴったりです。
さらに、SNSでジワジワ話題になっているのが「SHIMABLUE CAFE」のシマブルーソーダです。その名の通り四万ブルーをイメージした鮮やかな青いゼリーが入ったソーダは、視覚的なインパクトが抜群で写真映えも完璧。グランピング施設に併設されているカフェで、窓から見える四万川の自然と合わせて、まさにインスタのためにあるような一品です。グルメとしても絶景としても二重に楽しめる場所を求めるなら、積極的に立ち寄る価値があります。
群馬のご当地グルメとして外せないのが「焼きまんじゅう」です。甘い味噌だれを塗った大ぶりのまんじゅうを竹串に刺して炭火で焼く群馬名物で、四万温泉の温泉街にある「島村」では地元四万で焼かれた炭を使う珍しいスタイルが楽しめます。外はカリッと、中はもちもちの食感と炭の香りが相まって、一本食べるとクセになる味です。温泉街を歩きながら手に持って食べる「歩き食い」スタイルが旅気分を盛り上げてくれます。
【東京・立川コース】国営昭和記念公園+立川グルメで都内日帰りを完全攻略!
国営昭和記念公園はそれ自体が非常に広大で、ネモフィラ以外にも見どころが豊富です。園内には約14キロメートルのサイクリングロードがあり、レンタサイクルで花を巡りながら移動するのがとても快適です。子連れなら水遊び広場や大型アスレチック、バーベキュー広場なども整備されており、ネモフィラ観賞と組み合わせれば一日びっちり楽しめます。
公園を出たら、立川駅周辺の「立飛ヘリテイジモール」や「GREEN SPRINGS」といった複合商業施設がすぐ近くにあるため、疲れた体で買い物やカフェタイムを楽しめます。特にGREEN SPRINGSは、広場に面したオープンエアの店舗が多く、新緑のなかで食事ができるロケーションが気持ちいいです。また、立川から車で20分圏内の「昭島アウトドアヴィレッジ」は、アウトドア専門店が集積したショッピングモールで、ドライブ旅の装備や車中泊グッズを揃えるのにも最適な場所です。
シーン別!タイプ別に選ぶGW写真映えドライブのベストプラン
「どこへ行くか」だけでなく、「誰と行くか・何を求めているか」によって最適なコースは変わります。せっかく連休があるのだから、自分のスタイルに合った旅の形を選んでほしい。ここでは読者が一番気になる3つのシーンに絞って、具体的なプランを提案します。
カップル・夫婦向け夜景と温泉を組み合わせた「感動体験型ドライブ」
カップルや夫婦のGWドライブで最も満足度が高いのは、昼と夜で二つの表情が楽しめるルートです。具体的には、あしかがフラワーパークの昼の大藤観賞を午前中にたっぷり楽しみ、夕方17時30分以降の夜の部ライトアップに切り替えるプランが最強です。昼に見た鮮やかな紫のグラデーションが、夜には幻想的な光の世界に変わるという体験は、二人の記憶に刻み込まれる間違いなしの瞬間です。ライトアップ期間中は21時まで営業(最終入園20時30分)しているので、ゆったりと時間をかけて撮影できます。
帰りは高速に乗る前に佐野プレミアム・アウトレットに立ち寄ってショッピングを楽しむのも一つの選択肢。混雑しやすいGWですが、夜の閉店前の時間帯は比較的空いてくるため、ライトアップ後のタイミングが穴場です。
家族・子連れ向けアクティビティと自然をかけ合わせた「体験型ドライブ」
小さな子どもを連れたファミリーには、国営昭和記念公園がもっとも懐が深い選択肢です。ネモフィラの青い丘で走り回らせながら、大型アスレチックや自転車で過ごすだけで、子どもにとっては一日分の大冒険になります。入場料が中学生以下無料というのも、財布にやさしい。
群馬方面で子連れドライブをするなら、四万湖の手前にある「伊香保グリーン牧場」(渋川伊香保IC近く)との組み合わせがおすすめです。羊や牛との触れ合い、ニュージーランド仕込みの本格シープドッグショーなど、子どもが目を輝かせるコンテンツが充実しており、牧場で遊び疲れた後に四万ブルーの神秘的な湖で大自然を感じるという流れは、子どもから大人まで満足度が高い構成です。
ソロ・友人グループ向け絶景写真を極める「フォトドライブ一点集中プラン」
写真を撮ることが旅の主目的なら、「1スポット・長時間滞在」という戦略が最高の結果を生みます。特にあしかがフラワーパークは、光の変化によって同じ場所でも全く異なる写真が撮れる場所です。朝一番の柔らかい光で撮る大藤、昼の鮮やかな発色、夕暮れ時のマジックアワー、そして夜のライトアップと、朝7時の開園から夜9時の閉園まで一日いれば、4つの異なる藤の表情を全て収められます。
撮影的にとくに狙い目の時間帯は「マジックアワー」と呼ばれる日没直後の約20分間です。空が深いブルーとオレンジのグラデーションに染まる時間帯に、ライトアップされ始めた藤棚が重なる瞬間は、昼でも夜でもない唯一無二の色彩が現れます。ゴールデンウィークの関東の日没は18時30分前後なので、ちょうど夜の部への切り替え時刻と重なる絶好のタイミングです。
知っておくと差がつく!GWドライブを快適にする実践的な準備術
どれほど素敵なスポットを選んでも、準備が甘いと旅の満足度は半分以下になります。GWドライブ経験者がよく後悔するポイントと、その具体的な対策を紹介します。
「現地で後悔しない」チェックポイントを出発前に全部つぶす方法
GWの人気スポット周辺では、スマホの通信が極端に遅くなることがよくあります。あしかがフラワーパーク周辺やひたち海浜公園は特に4月下旬から5月上旬に人が集中するため、現地でGoogleマップを使おうとしても読み込みが遅く、ナビが機能しないという事態が起こりやすいです。対策として、スタート前に「オフラインマップのダウンロード」を完了させておくことが必須です。Googleマップでは対象エリアをあらかじめダウンロードしておけば、通信なしでも使えます。
また、花の名所に行く際に盲点になりがちなのが「花粉・虫対策」です。藤の花は甘い香りが強く、ミツバチをはじめ様々な虫が集まります。ネモフィラや藤の花びらの中に顔を入れて接近撮影したい場合は、特に注意が必要です。虫よけスプレーの持参と、長袖の羽織りがあると安心です。日差しも強くなる時期なので、日焼け止めとサングラスも欠かせません。
GWドライブに必ず持っていきたいアイテム・準備リスト
実際に車中泊ブロガーや旅行ベテランが「これ持ってなくて後悔した」と言うアイテムは意外と地味なものが多いです。
まず必須なのはモバイルバッテリー(大容量)です。スマホでの撮影・ナビ使用・SNS投稿を繰り返すと、GW一日ドライブでスマホのバッテリーが尽きることは珍しくありません。10,000mAh以上の容量があれば、スマホを2〜3回フル充電できます。次に折りたたみ椅子。人気スポットの駐車場待ちや、ライトアップ開始前の待機時間に、車外でのんびり座れるだけで体の疲労度が全然違います。写真撮影派ならスマートフォン用三脚(ミニ三脚でOK)を持っていると、夜景撮影やセルフタイマー写真のクオリティが格段に上がります。
食事面では、GW期間中の人気スポット周辺の飲食店はランチタイムに1〜2時間待ちになることも珍しくありません。お弁当や軽食を車に積んでおき、駐車場や公園内のベンチで食べるという選択が、実は時間的にも体力的にも最もコスパが高い場合があります。特に小さな子どもがいる家族は、グズりだした時の非常食としても車内の軽食は役に立ちます。
2026年GW直前!本当に後悔しないための最終チェックリスト
記事のここまでを読んでくれた人は、もう十分な知識を持っているはずです。ただ、知識は実行しなければ意味がありません。GW前日までに確認しておきたい項目を、経験談に基づいてリストアップしました。
まず確認すべきは最新の開花・開園情報です。2026年は例年より花の開花が早く進んでいるため、訪問日によっては見頃を過ぎている可能性があります。あしかがフラワーパークは公式サイトで毎日開花状況を更新しており、出発前日に必ず確認する習慣をつけましょう。次に駐車場の事前確認です。あしかがフラワーパークは4月25日から交通規制が入り、GW期間中は特定日に臨時無料駐車場が設けられますが、場所が年によって変わります。現地で迷子になると貴重な時間を大量にロスするので、必ずルートを頭に入れておくこと。
帰りの給油タイミングも重要な準備です。帰路の高速道路SAはGW中、駐車場に入るだけで30分以上待つ大混雑になります。海老名SAや談合坂SA、三芳PAなどの超人気SAは特に混雑がひどいため、混雑しやすいSAを避けてその前後の比較的小規模なPAで給油・休憩するか、出発前に満タンにしておくのがベストです。
私の個人的な感想!
ぶっちゃけて言います。このGWのドライブで一番「失敗した」と感じる原因の9割は、「みんなが行く時間に、みんなが行く場所に行くこと」です。渋滞が嫌だと言いながら、毎年5月3日の朝に東名に乗る。人混みが苦手だと言いながら、GWのど真ん中にフラワーパークへ突っ込む。これは本人の意識の問題ではなく、「連休だから連休らしい動き方をしなきゃ」という無意識の呪縛みたいなものだと思います。
個人的に本当に楽しいと感じるGWドライブは、「主役をずらす」戦略で組み立てたものです。例えば、あしかがフラワーパークへ行くなら、GW前の平日か、GW最終日の夕方ギリギリに狙う。四万湖なら早朝5時に出発して、誰もいない朝の四万ブルーを独り占めする。国営昭和記念公園なら開園直後の9時30分に砂川ゲートから入って、花の丘に一番乗りする。この「ちょっとずらす」だけで、同じ場所でもまったく違う体験になります。
そして、もう一つ強く言いたいのが「グルメを旅のメインに格上げする」という発想です。観光スポットで写真を撮って終わり、という旅より、「あのラーメンをどうしても食べに行きたい」という食の動機が旅の満足度を根本から変えます。佐野ラーメンを食べに足利まで来た、ついでに世界最大の藤棚も見た——この順番で旅を設計すると、渋滞に巻き込まれてもグルメのゴールが待っているという強いモチベーションが維持できます。
写真映えドライブを「SNSのため」ではなく「自分の記憶に残すため」に捉え直すと、追いかけるべき光景が変わります。誰かと同じ構図を撮りに行くのではなく、その朝その瞬間にしかない光の加減や、誰もいない早朝の花畑に佇む自分の感覚こそが、カメラロールに永遠に残り続ける「本物の写真映え」です。GWの連休は、そういう一枚を探す旅をするのに、日本で一番ふさわしい季節だと思います。
GWの写真映えドライブスポットに関するよくある疑問
GWのあしかがフラワーパークは車と電車どちらがおすすめですか?
2026年は例年より開花が1週間以上早く、大藤は4月下旬の時点ですでに満開を迎えています。GW期間中は周辺道路で交通規制が実施され、駐車場も約300台と少ないため、電車での来園が強くおすすめです。2026年はJR東日本が新宿・大船方面からの臨時特急「あしかが大藤号」を4月11日〜5月20日の期間中に運転しており、あしかがフラワーパーク駅は公園の目の前です。車で行く場合は、JR両毛線沿線(足利駅・佐野駅近く)のコインパーキングに停めてから電車に乗り換える「パーク&ライド」が現実的な選択肢です。
四万ブルーはどの時間帯に行くのが最も写真映えしますか?
四万湖・奥四万湖の青は、晴れた日の午前中から昼前が最も鮮やかです。太陽光が水面に垂直に近い角度で当たると、湖底まで透き通るような深みのある青が発色します。曇りの日でも幻想的な青になることはありますが、強い青色を狙うなら晴天の日の早い時間帯を選ぶのがベストです。スマートフォンで撮影する場合は、HDRモードをオフにしてコントラストを少し上げると、青の深みが写真にも再現されやすくなります。
国営昭和記念公園のネモフィラは2026年GWでもまだ見られますか?
2026年は開花が早かったこともあり、GW序盤の4月29日〜5月初旬頃が見頃の後半〜なごり花の時期にあたると予想されています。完全な満開は少し過ぎている可能性がありますが、一面の青はGW中も十分に楽しめます。GW後半(5月3日〜5日)には混雑がピークに達するため、なるべく早い日程・早い時間帯の来園を計画するのが賢明です。現地の最新開花情報は、国営昭和記念公園の公式ホームページで日々更新されているので、出発前に必ず確認しましょう。
GW期間中に車中泊しながら複数のスポットを回りたいのですが、注意点はありますか?
GWの人気スポット周辺は駐車場の混雑も激しいため、事前に道の駅やRVパークを予約しておくことを強くおすすめします。特に人気の車中泊スポットはGW前に満室・満車になるケースが多く、当日飛び込みでは難しいことが多いです。また、あしかがフラワーパーク周辺では4月25日から交通規制が実施されるため、駐車場の場所と規制区間を事前に確認しておくと安心です。深夜割引(0時〜4時、30%オフ)を活用して早朝から現地入りする計画を立てると、駐車場の確保もしやすくなります。
事前に「akippa」や「特P(とくぴー)」で駐車場の確保をしよう

近場の駐車場が満車だったらどうする?
車で行くときは、駐車場をどこにするか問題が常に付きまといます。
特に観光地や有名な場所ほど目的地に近い駐車場が限られています。なので、大体「満車」になっています。
せっかく来たのに、駐車場探すだけで20分や30分も時間を費やすのは時間がもったいないですよね?
そんなときは事前予約型の駐車サービスで確保しておくと、現地で焦る心配もありませんし、気持ちの余裕が生まれてより楽しい時間を過ごすことができます。
「akippa
」や「安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー)
」など、スマートフォンから簡単に駐車場を予約できるサービスがあります。月極駐車場や個人の駐車スペースを手頃な価格で利用できるほか、コインパーキングの相場よりも安い駐車場が見つかるかもしれません。事前に予約すれば、駐車場の空き状況を心配せず、スムーズに目的地へ向かえるでしょう。
まとめ今年のGWは「出発時間」と「スポット選び」で勝負が決まる!
2026年のゴールデンウィークに写真映えするドライブスポットを最大限に楽しむには、「いつ出発するか」が最大のカギです。渋滞のピーク日と時間帯を把握し、早朝出発か深夜移動を選ぶだけで、旅の満足度はまるで違います。
今年注目のスポットをまとめると、あしかがフラワーパークの大藤は2026年は1週間以上早く開花が進み、GW期間中も白藤やきばな藤が見頃を迎えており、夜のライトアップまで含めた一日コースが最高です。国営昭和記念公園のネモフィラは、開園40周年記念のシャボン玉イベントが4月29日に予定されており、例年にない特別な一枚が期待できます。四万湖・奥四万湖の四万ブルーは、雪解け水が流れ込む今の時期がまさにベストシーズンで、カヌーやSUPを組み合わせれば、水面から見上げる唯一無二の絶景写真も狙えます。
どれも予約不要で、思い立ったらすぐに動ける場所ばかりです。GWの渋滞に飲み込まれる前に、早朝4時台に出発してしまいましょう。誰もいない朝の絶景スポットで一番乗りの写真を撮れたときの達成感は、きっと一生忘れられない連休の記憶になるはずです。


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