「せっかくのゴールデンウィークなのに、どこ行っても渋滞と人混みで疲れ果てた…」。そんな苦い経験、一度はありますよね。毎年GWになると箱根や日光、鎌倉といった定番スポットは大混雑。高速道路では何十キロもの渋滞が発生し、目的地に着いたころにはもうヘトヘト、なんてことも珍しくありません。
でも、実は関東はエリアが広い分、知る人ぞ知る穴場スポットがまだまだたくさん眠っているんです。定番観光地からほんの少し視点をずらすだけで、GW中でも驚くほど静かに、そして充実した旅ができる場所が関東にはいくつもあります。
この記事では、2026年のGWに向けて、関東エリアの本当に使える穴場ドライブスポット14か所を厳選してご紹介します。絶景・温泉・グルメ・子連れ対応まで幅広くカバーし、さらに2026年最新の渋滞予測と具体的な回避術もセットでお届けします。計画を立てる前にぜひ読んでおいてほしい、保存版の内容です。
- 2026年GWの渋滞ピークは5月2日(下り線)と5月5日(上り線)に集中、朝6時前の出発が渋滞回避の最大の武器になる。
- 関東の穴場スポットは、箱根・那須・草津など定番地の「隣のエリア」を選ぶだけで宿泊費が最大1万5千円安くなるケースもある。
- 自然系の穴場スポットは無料または低予算で楽しめるうえ、駐車場も広くてGW中でもストレスなく過ごせる場所が多い。
- 2026年GWのカレンダーと渋滞予測、まず知っておくべきこと
- 王道の隣が正解!関東の穴場ドライブスポット14選
- 栃木・塩原温泉郷(那須の代わりに選ぶ絶対穴場)
- 栃木・霧降高原(日光東照宮の裏側にある静寂の別世界)
- 栃木・吹割の滝(東洋のナイアガラを空いた時間帯に見る)
- 群馬・奥四万湖(「四万ブルー」は晴れた午前中が絶対おすすめ)
- 群馬・万座温泉(標高1,800mが生む「自然の混雑回避装置」)
- 茨城・養老渓谷エリア(千葉内陸の新緑と温泉が合わさった穴場)
- 千葉・鵜原理想郷(穴場の海岸絶景ハイキングコース)
- 神奈川・湯河原(箱根から1段ずらして宿泊費を賢く節約)
- 神奈川・三浦半島・長者ヶ崎(江の島・鎌倉の混雑を南へ逃げる)
- 神奈川・西丹沢(都心から2時間で出会える本物の大自然)
- 埼玉・嵐山渓谷(「関東の嵐山」は川遊び・BBQ・ハイキング全部込み)
- 東京・奥多摩(都内なのに、本当に山の中にいる感覚)
- 茨城・大洗サンビーチ(太平洋の広大な海岸線で砂浜遊び)
- 栃木・道の駅うつのみや ろまんちっく村(東京ドーム10個分の滞在型道の駅)
- 穴場ドライブで差がつく!知っておきたいコスト節約と計画術
- エリア別!近くにある注目スポットとセットで回りたい観光地ガイド
- 行ったら絶対に食べておきたい!エリア別ご当地グルメ完全ガイド
- シーン別!GWの穴場ドライブ旅1泊2日モデルプラン3選
- GWドライブで失敗しないための「持ち物・準備チェックリスト」
- 2026年GWに注目すべき!穴場の花絶景スポット3選
- 私の個人的な感想!
- GWの関東ドライブ穴場スポットに関する疑問を解決します
- まとめ2026年のGW関東ドライブは「1段ずらす」が合言葉
2026年GWのカレンダーと渋滞予測、まず知っておくべきこと

車の前で困っている人のイメージ
2026年のゴールデンウィークは、5月2日(土)から5月6日(水・振替休日)までの5連休が中心です。4月29日(水・祝)の昭和の日と合わせ、4月30日(木)と5月1日(金)に有給を取れれば最大8連休も実現できます。
渋滞のピークについては、下り線は5月2日(連休初日)の朝から昼前にかけてが最も混雑します。特に中央自動車道の小仏トンネル付近は、例年35km以上の大渋滞が発生する「関東最凶の渋滞スポット」として知られています。上り坂とカーブが連続する地形的な要因が重なり、後続車のブレーキ連鎖が起きやすい構造になっているため、完全に解消されない限りは毎年ここが話題になります。
上り線は5月4日から5月5日(こどもの日)にかけてUターンラッシュが発生します。5月5日の夕方17時から20時頃は特に込み合うため、この時間帯に高速道路に乗るのは避けたいところです。
では、どうすれば渋滞を避けられるのか。最も効果的な方法は朝6時より前に出発することです。6時30分から7時30分頃には渋滞が始まり始めるため、出発をその前に設定するだけで、ドライブの快適さは別世界になります。また、中央道の混雑を避けたい場合は圏央道(首都圏中央連絡自動車道)を活用する迂回ルートが有効です。八王子JCTで圏央道に乗り換えることで、小仏トンネルの渋滞区間そのものを回避できます。
帰りについては、日帰りの方は夕方17時より前に渋滞箇所を通過するように逆算して行動計画を立てると、スムーズに帰宅できます。
王道の隣が正解!関東の穴場ドライブスポット14選
栃木・塩原温泉郷(那須の代わりに選ぶ絶対穴場)
那須は毎年GWに観光客が集中しますが、その手前にある塩原温泉郷は、大型テーマパークや商業施設が少ないため人が分散しやすく、GW中でも比較的静かに過ごせる穴場温泉地です。箒川(ほうきがわ)渓谷に沿って広がる温泉街は、吊り橋や渓谷沿いのカフェなど、のんびり散歩できるスポットが充実しています。駐車場も広めの宿が多く、車でのアクセスにもストレスを感じにくいのが特徴です。那須と比べると宿泊費が1泊あたり5,000円から1万円ほど安くなるケースも多く、コスパ重視で温泉を楽しみたい方にはぴったりの選択肢です。
栃木・霧降高原(日光東照宮の裏側にある静寂の別世界)
日光といえば東照宮エリアが大混雑しますが、同じ日光市内にある霧降高原は、驚くほど静かに過ごせる穴場エリアです。標高が高いため、GW中でも爽やかな空気の中を歩くことができ、高原の木道を散策するだけで都会の疲れがスーッと抜けていく感覚を味わえます。霧降の滝は白糸のように流れ落ちる美しい景観で知られており、近くには地元素材を使った高原カフェもあります。日光に行くなら、東照宮の人混みを横目に、あえて霧降高原へハンドルを切ってみてください。きっと「こっちにしてよかった」と思えるはずです。
栃木・吹割の滝(東洋のナイアガラを空いた時間帯に見る)
幅30m・高さ7mの岩盤を水流が真っ二つに割りながら流れ落ちる吹割の滝は、「東洋のナイアガラ」の異名を持つ関東随一のダイナミックな滝です。4月から5月の新緑シーズンには雪解け水も加わり、迫力が一段と増します。遊歩道が整備されているため、さまざまな角度から安全に滝を眺めることができます。沼田インターチェンジ周辺ではイチゴ狩りができる農園も多く、滝の観賞とセットで楽しめるドライブコースとして人気があります。混雑のピークは10時から14時頃なので、9時前または15時以降の訪問が穴場感を最大限に活かすコツです。
群馬・奥四万湖(「四万ブルー」は晴れた午前中が絶対おすすめ)
「四万ブルー」と呼ばれるコバルトブルーの湖面が息をのむほど美しい奥四万湖は、草津温泉から少し足を延ばした先にある隠れた絶景スポットです。雪解け水で水位が上がる5月上旬頃には「水没林」と呼ばれる神秘的な光景が出現し、静かな水面から木々の幹が生えているような幻想的な景色を楽しめます。最も鮮やかなブルーに見えるのは晴れた日の午前10時から14時頃。草津温泉エリアはGWに非常に込み合いますが、奥四万湖はその奥にあるため人が分散しやすく、カヌーやSUPなどのアクティビティも体験できます。四万温泉エリアの宿に泊まれば、絶景・温泉・アクティビティがすべて揃うゴールデンな1日になります。
群馬・万座温泉(標高1,800mが生む「自然の混雑回避装置」)
標高1,800mという高さが、自然と混雑を分散させてくれる万座温泉。草津温泉は関東からのアクセスが良すぎて大混雑になりますが、万座はそこからさらに山奥に位置するため、観光客の流れが分かれます。GW中でも白濁した硫黄泉の大浴場を比較的ゆっくり楽しめるのが最大の魅力。草津との宿泊費の差は1泊で5,000円から1万2千円ほど開くケースも珍しくありません。山の上ならではのひんやりした空気の中で露天風呂に入る体験は、普通の温泉旅とは一線を画す特別な時間です。
茨城・養老渓谷エリア(千葉内陸の新緑と温泉が合わさった穴場)
千葉県の内陸に位置する養老渓谷は、GWに海沿いの館山や鴨川に人が集中する分、内陸エリアには人が流れにくく穴場になりやすいスポットです。川沿いの遊歩道では木漏れ日とせせらぎの音を存分に楽しめ、複数の滝を巡るハイキングコースも整備されています。マイナスイオンをたっぷり浴びた後は、近くの渓谷温泉で疲れた足を癒せるのも嬉しいポイントです。都心から車で2時間前後とアクセスも手ごろで、日帰りドライブにも、1泊2日のゆったりコースにも対応できる万能な穴場エリアです。
千葉・鵜原理想郷(穴場の海岸絶景ハイキングコース)
勝浦に位置する鵜原理想郷は、リアス式海岸の複雑な地形を高台から見下ろしながら歩けるハイキングコースです。メジャーな観光地から少し離れているため、GW中でも極端な混雑が起きにくいのが特徴。アップダウンのある遊歩道を進むごとに視界が開けて、青く広がる太平洋と岩肌のコントラストが目の前に広がります。写真映えするポイントも多く、インスタグラムなどで最近じわじわと注目度が上がっている関東屈指の「知られざる絶景スポット」です。ぜひ午前中の光が差し込む時間帯に訪れてみてください。
神奈川・湯河原(箱根から1段ずらして宿泊費を賢く節約)
箱根はGWの定番中の定番ですが、その代わりに湯河原を選ぶだけで旅のクオリティは維持しつつ宿泊費が大幅に下がります。差額は1泊あたり7,000円から1万5千円ほどになるケースも。湯河原は海も山も近く、温泉の質も非常に高い。万葉公園には渓谷沿いの散策路が整備されており、GW中の新緑の季節は木々の緑が美しく、自然の中をゆっくり歩くだけで十分満たされます。熱海が混雑する時期でも、湯河原は比較的静かな佇まいを保っている穴場温泉地として地元ドライバーたちにも知られています。
神奈川・三浦半島・長者ヶ崎(江の島・鎌倉の混雑を南へ逃げる)
江の島や鎌倉がGW中に大混雑するのは毎年のこと。そこから少し南へ車を走らせると、長者ヶ崎という静かな海岸スポットにたどり着きます。観光地化されすぎておらず、広い砂浜と遠くに伊豆大島まで見渡せる絶景が広がります。駐車場が広いため車でのアクセスにもストレスを感じにくく、「海に行きたいけど混雑は嫌」という方にとって理想的な選択肢です。三浦半島の先端には地元の新鮮な魚介を提供する食堂も多く、ランチ込みで充実した日帰りドライブが楽しめます。
神奈川・西丹沢(都心から2時間で出会える本物の大自然)
神奈川県内でありながら、雄大な山々と清流に囲まれた別世界が広がる西丹沢エリア。玄倉川の澄み切った清流での川遊びや、ブナ林の中を歩くハイキングコースが楽しめます。東丹沢の大山や塔ノ岳に比べると訪問者が少なく、GW中でも比較的静かに自然と向き合える貴重なエリアです。道幅もある程度確保されており、ドライブそのものを楽しみながらアクセスできる点も魅力的です。
埼玉・嵐山渓谷(「関東の嵐山」は川遊び・BBQ・ハイキング全部込み)
「関東の嵐山」とも呼ばれる嵐山渓谷は、都心から車で約1時間強でアクセスできるにもかかわらず、GW中でも比較的のんびりと過ごせる穴場スポットです。川遊びやバーベキュー、ハイキングを1か所で全部楽しめる欲張りなスポットで、家族連れからカップルまで幅広い層に向いています。長瀞が毎年激混みになることを考えると、同じ埼玉でここまで静かに楽しめる場所があるのは驚きです。
東京・奥多摩(都内なのに、本当に山の中にいる感覚)
都心から電車1本でも行けますが、車で行くとさらに自由度が高まるのが奥多摩エリアです。奥多摩湖の湖畔を走る道路は新緑の季節に緑のトンネルが続き、ドライブ中から絶景を楽しめます。午前中の早い時間帯は人が少なく、湖畔の遊歩道を2人でゆっくり歩くだけで「ここ本当に東京?」と驚くような自然の空気を味わえます。散策後には近くの温泉施設で疲れを癒せば、日帰りでも十分に満足感のある旅になります。
茨城・大洗サンビーチ(太平洋の広大な海岸線で砂浜遊び)
見渡す限り広がる砂浜と、遠浅の海が特徴の大洗サンビーチ。GW期間中は潮干狩りや水遊びなど、子どもが夢中になれる自然体験が楽しめます。関東の海水浴場としては湘南や千葉の海岸が人気を集めるため、茨城の海岸線は相対的に穴場になりやすいのです。駐車場が非常に広く整備されているため、車での訪問がしやすいのも魅力のひとつです。近くの那珂湊おさかな市場では新鮮な海産物をお手頃価格で購入できるため、午前中に市場を楽しんでから午後は海岸でのんびりするコースがおすすめです。
栃木・道の駅うつのみや ろまんちっく村(東京ドーム10個分の滞在型道の駅)
東京ドーム約10個分という圧倒的な敷地に、温泉・農場・ドッグラン・直売所・レストランが揃う「道の駅うつのみや ろまんちっく村」は、1日中ここだけで過ごせる滞在型の道の駅として知られています。農場での収穫体験や地元野菜の販売も充実しており、子どもも大人も飽きることなく楽しめます。広大な敷地のおかげで人が分散しやすく、GW中でも窮屈感を感じにくいのが大きな魅力です。東北自動車道の宇都宮インターからもアクセスしやすく、北関東ドライブの休憩拠点としても最適です。
穴場ドライブで差がつく!知っておきたいコスト節約と計画術
GWのドライブ旅行で費用が大きくかさむのは、主に宿泊費と高速料金の2つです。それぞれに賢い対策があります。
宿泊費については、先ほど紹介したように定番観光地から1段階ずらしたエリアを選ぶのが最も効果的な方法です。
| 混雑する定番地 | 穴場のずらし先 | 1泊あたりの価格差の目安 |
|---|---|---|
| 箱根 | 湯河原 | 7,000〜15,000円安い |
| 草津温泉 | 万座温泉 | 5,000〜12,000円安い |
| 那須 | 塩原温泉郷 | 5,000〜10,000円安い |
| 鎌倉・江の島 | 三浦半島(長者ヶ崎) | 駐車場・入場料が大幅に安い |
高速料金については、ETCの深夜割引(0時から4時の走行で最大30%オフ)を活用することで交通費を抑えられます。早朝出発と深夜割引を組み合わせると、渋滞回避と交通費節約の両方が同時に実現できます。
また、自然系の穴場スポットは無料または数百円の入場料で楽しめる場所が多いため、テーマパーク型のレジャーに比べると出費がぐっと抑えられます。渓谷の遊歩道、湖畔の散策路、高原の木道など、お金をかけなくても深く満足できる場所が関東には豊富にあります。
準備面では、徒歩移動の比率が上がるGW旅行では歩きやすいスニーカーと軽めのデイパックが活躍します。キャリーケースより身軽な格好にするだけで、思い立った場所でふらっと寄り道できる余白が生まれ、旅の満足度が上がります。
エリア別!近くにある注目スポットとセットで回りたい観光地ガイド

車の前で困っている人のイメージ
穴場スポット単体を目的地にするのはもちろんいいのですが、実は「あの場所の近くに行くなら、ここも寄れるよね」という発想でルートを組むと、旅の満足度がぐっと上がります。せっかく車で動いているんだから、同じ方面に向かうなら近接スポットを複数まとめて楽しむのが車旅の特権です。以下に、前の記事で紹介したエリアごとに「近くにある注目スポット」を加えてルートのイメージを膨らませてもらえるようにまとめました。
栃木エリア(塩原・霧降高原)に行くなら立ち寄りたい場所
塩原温泉郷に向かうルートでは、東北自動車道の西那須野塩原インターチェンジから県道を北上することになります。その途中に位置する那須フラワーワールドは、春から初夏にかけて一面に花が咲き誇るフラワーガーデンで、GW期間中はチューリップやポピーが見頃を迎えます。那須本体の混雑を避けつつ、花の絶景をついでに楽しめる穴場的なルートです。
霧降高原を目指すルートでは、日光宇都宮道路の今市インターチェンジを利用すると効率的です。途中に日光東照宮の近くを通りながら、あえて東照宮に立ち寄らず霧降高原へ向かうという選択をするだけで、渋滞の大半を避けられます。また、霧降高原から少し足を延ばすと霧降の滝があり、落差75mの二段に流れ落ちる迫力ある滝を遊歩道から間近で眺めることができます。
群馬エリア(吹割の滝・奥四万湖)に行くなら立ち寄りたい場所
吹割の滝は関越自動車道の沼田インターチェンジから約30分の場所にあります。この沼田市周辺には迦葉山(かしょうざん)弥勒寺という静寂に包まれた山寺があり、日本最大の天狗の面が有名なパワースポットです。観光客がほとんど来ないため、GW中でもひっそりとした参拝ができます。
奥四万湖と四万温泉エリアに向かうなら、中之条町の六合赤岩地区も見逃せません。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された古い宿場町の雰囲気が残るエリアで、石畳の道を散策するだけで江戸時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。観光地化されすぎていないのが逆に魅力で、GW中でも人が少なく静かです。
また、四万温泉から伊香保温泉方面へ戻るルートで水沢うどん街道に立ち寄るのがおすすめです。詳細はこの後のご当地グルメの項目で解説しますが、ここは外せません。
千葉エリア(養老渓谷・鵜原理想郷)に行くなら立ち寄りたい場所
養老渓谷の最寄りとなる大多喜町は、戦国武将・本多忠勝の居城として知られる大多喜城を中心とした城下町の雰囲気が残る穴場の観光地です。城址はのんびり散策するのにちょうどよく、城下町の通りには地元グルメのお店も並んでいます。GWでも大混雑にはなりにくいエリアです。
鵜原理想郷を訪れるついでに、同じ勝浦エリアにある朝市通りを朝一番で立ち寄るのもおすすめ。400年以上の歴史を持つ勝浦朝市は、日本三大朝市のひとつとして知られており、地元の新鮮な海産物や野菜が並びます。朝7時頃から始まるため、早出のGWドライブと相性が抜群で、市が終わる頃にハイキングへ移動するという流れが理想的です。
行ったら絶対に食べておきたい!エリア別ご当地グルメ完全ガイド
旅の記憶って、案外「食べたもの」で鮮明に残ったりしますよね。絶景や温泉ももちろん素晴らしいけれど、その土地でしか食べられないご当地グルメが加わると、旅の満足度が一段と深まります。ここでは、GWに関東ドライブで訪れた際にぜひ食べておきたいエリア別グルメを、背景ストーリーも含めて本音でお伝えします。
栃木・塩原温泉の名物「スープ入り焼きそば」は想像を超える不思議さ
塩原温泉郷に行ったら、これを食べずに帰るのはもったいない、というレベルの名物グルメがスープ入り焼きそばです。昭和30年代に誕生した塩原生まれのソウルフードで、ソース焼きそばをどんぶりに盛り、鶏がらベースの醤油スープを注いで提供するという、一見「えっ、それでいいの?」と思うような料理です。
食べてみると、最初はソースと醤油スープがそれぞれ独立した味として感じられますが、食べ進めるうちにソースがスープに溶け出して、独特の風味に変化していきます。この「味が変わっていく食体験」がクセになると評判で、リピーターが多いのも納得です。
元祖として知られる「釜彦食堂」と「こばや食堂」の2店舗がそれぞれ独自のルーツを主張していて、麺の種類も異なります。釜彦は細ちぢれ麺でスパイシーな味わい、こばやはラーメン用のストレート麺でどちらかというとあっさり系。2店を食べ比べてみるのも面白い体験です。どちらも量が多いので、並サイズから頼むのが正解です。
群馬・伊香保エリアの「水沢うどん」は日本三大うどんの実力を現地で確かめるべし
讃岐うどん・稲庭うどんと並んで日本三大うどんのひとつに数えられる水沢うどん。正直なところ、「うどんなんてどこで食べても同じでしょ」と思っていた人も、現地で食べると考えが変わります。それほど、スーパーで売っているうどんとは別次元の食べ物です。
水沢うどんの特徴は、小麦粉・塩・水沢山の伏流水だけで作るシンプルな素材から生まれる強いコシと透明感。手で触れると冷たいのに弾力がしっかりある、あのプリプリ感は現地でしか味わえません。冷たいざるうどんとして提供されることが多く、ごまだれか醤油だれで食べるのが基本スタイルです。
伊香保温泉から車で8分ほどの場所にある水沢うどん街道には、13軒以上の専門店が1.5kmほどの範囲に集中しています。特に大澤屋、田丸屋(創業1582年!)、清水屋が代表的な名店として知られており、それぞれ麺の太さやつけだれに個性があります。奥四万湖や吹割の滝から帰路につく途中で立ち寄るルートが、地理的にも非常に合理的です。
三浦半島の「まぐろ料理」と「三崎の生しらす」は都内では味わえないレベル
三浦半島の長者ヶ崎から少し南へ向かうと三崎港があります。ここは日本有数のまぐろの水揚げ港として知られており、GWの時期でも昼食に生まぐろを使った料理が手頃な価格で食べられる食堂が多く集まっています。三崎港周辺のまぐろ料理はまぐろ丼、まぐろの刺身定食、まぐろのカマ焼きなど種類が豊富で、1,000円台から本格的な料理が楽しめます。都内の居酒屋で食べるマグロとは鮮度が全然違うので、ぜひ現地で食べてほしい一品です。
さらに三浦半島の生しらすも春から初夏が旬。4月から5月は解禁直後のシーズンで、透き通った新鮮な生しらすを丼で食べられる機会としては最高のタイミングです。漁師町らしい素朴な食堂が多く、並んでも食べる価値のある体験ができます。
茨城・那珂湊の「おさかな市場」は海産物好きの聖地
大洗サンビーチとセットで訪れてほしいのが、ひたちなか市にある那珂湊おさかな市場です。地元漁師が水揚げした新鮮な海産物を扱う鮮魚店が30店以上集まっており、その場で購入した刺身やカキ・ホタテなどをイートインスペースで食べることができます。ここのすごいところは、とにかく安くて新鮮なこと。都内のデパ地下の半額以下でサイズの大きな刺身が食べられることも珍しくありません。
GW中でも開店直後(午前9時前後)に到着すると比較的スムーズに入れます。正午近くになると混雑してくるため、大洗で朝の海遊びをした後に立ち寄るというルートより、最初に市場で早めのランチを済ませてから砂浜へ向かうほうが動きやすいです。
千葉・勝浦エリアの「勝浦タンタンメン」は体の芯から温まる激辛名物
千葉県勝浦市のご当地グルメとして近年全国的に知られるようになった勝浦タンタンメンは、芝麻醤(ごまペースト)を使わず、ラー油と醤油ベースの真っ赤なスープが特徴の辛いラーメンです。海女さんや漁師が海仕事で冷えた体を温めるために食べていたのが起源とされており、辛さの中にある旨みの深さがクセになります。鵜原理想郷や養老渓谷を訪れた帰り道に、勝浦市内のタンタンメン提供店に立ち寄るのがローカルドライバーの定番コースです。
シーン別!GWの穴場ドライブ旅1泊2日モデルプラン3選
「どのスポットも気になるけど、具体的にどう組み合わせればいいの?」という声に応えて、シーン別の1泊2日モデルプランを3つ作りました。それぞれ出発時間・移動距離・費用感まで含めてリアルに組んでいるので、そのまま参考にしてもらえます。
プランAカップル向け「温泉と絶景の静かな旅」(群馬コース)
1日目の朝5時30分に首都圏を出発し、関越自動車道で渋川伊香保インターチェンジへ向かいます。最初の目的地は水沢うどん街道。開店直後の9時30分頃に到着すれば、GW中でも待ち時間なしで座れる可能性が高いです。お腹を満たしたら、伊香保温泉の石段街を少し散策して雰囲気を楽しみます。
昼すぎには関越道を北上して沼田方面へ。吹割の滝には14時頃の到着を目指すと、混雑のピークを過ぎてやや落ち着いた雰囲気の中で滝を堪能できます。遊歩道を1周するのに約1時間。その後、四万温泉方面へ移動して宿泊。四万温泉の宿は草津温泉に比べて1泊1万円以上安くなることも多く、コスパは抜群です。
2日目は早起きして朝8時頃に奥四万湖へ。晴れた日の午前中は四万ブルーが最も鮮やかに輝く黄金時間帯です。誰もいない静かな湖畔で2人きりの時間を過ごした後、帰路につきながら道の駅こもちや赤城高原サービスエリアに立ち寄りつつ帰宅。渋滞を避けるため14時前には関越道に乗るのが理想的なスケジュールです。
プランB家族向け「子どもが大喜び!自然体験フルコース」(茨城・千葉コース)
1日目の朝5時45分出発。常磐自動車道で茨城方面へ北上します。最初は那珂湊おさかな市場を朝9時前に訪問し、子どもと一緒に新鮮な海産物を見学しながら早めのランチ。子どもは市場の活気と大きな魚に圧倒されること間違いなしです。
午後は大洗サンビーチへ移動して潮干狩りや水遊びを満喫。広大な砂浜なので子どもが走り回っても安心で、夕方まで時間を使えます。宿泊は大洗か水戸市内のホテルを選ぶと、GW中でも比較的リーズナブルな価格帯で泊まれます。
2日目は高速を使って千葉方面へ移動。養老渓谷で午前中のハイキングを楽しみ、ランチは大多喜町の地元食堂で名産のたけのこ料理を味わいましょう(4月下旬から5月上旬はたけのこの旬です)。帰路は圏央道を使えば、東名方面も関越方面も選択しやすいルートです。
プランCソロ・友人向け「絶景ドライブとB級グルメを欲張り満喫」(栃木コース)
1日目の朝6時出発。東北自動車道を北上し、まず塩原温泉郷へ。11時の開店に合わせて釜彦食堂か こばや食堂でスープ入り焼きそばをいただきます。食後は塩原渓谷ハイキングコースを散策してもみじラインをドライブ。紅葉で有名な道ですが、新緑のGW期間も緑のトンネルが美しく、ドライブが楽しい区間です。
宿は塩原温泉に連泊するか、少し移動して日光市内の宿を選ぶか。日光の宿は東照宮エリアから離れた奥日光方面を選ぶと、同じ予算で格段に静かな環境が手に入ります。
2日目は早起きして霧降高原へ。朝7時台の高原は空気が澄んでいて、絶景の中を誰にも邪魔されずに歩けます。ニッコウキスゲが咲き始める6月ほどではないものの、GW時期の新緑の高原もまた格別です。帰路は日光宇都宮道路から東北道へつなぐルートで、宇都宮インターチェンジ周辺で宇都宮餃子のランチを食べてから帰宅するという、栃木グルメをフルコンプする締め方もいいですね。
GWドライブで失敗しないための「持ち物・準備チェックリスト」
旅の内容が決まったら、次は準備です。GWのドライブ旅で「これを持ってくればよかった!」と後悔しないよう、実際に役立つ準備リストをまとめました。机上の空論ではなく、車旅を重ねてきた経験から本当に使ったものだけを厳選しています。
車内の快適さを上げるためにまず確認したいのは、タイヤの空気圧点検と給油のタイミングです。特に高速道路を長距離走る際、GW中のサービスエリアは大型SAほど激混みになります。入りやすい小さめのパーキングエリアを事前にルート上で確認しておくと、トイレや休憩のストレスが減ります。
渋滞時の車内対策として、子連れの場合は充電器とタブレットのダウンロードコンテンツが必需品です。渋滞中にWi-Fiが不安定になることも多いため、映画やゲームは事前にオフラインでダウンロードしておくのが正解です。大人向けには、地元ラジオを聴くという昔ながらの方法が意外と旅の雰囲気を高めてくれます。
アウトドア系スポットを多く回るなら、着替え一式と速乾タオルは必ず積んでおきましょう。養老渓谷の川遊びや大洗の潮干狩りは、気づいたら全身濡れていたということが珍しくありません。車内に着替えがあるだけで行動の選択肢が広がります。
食事面では、地元のご当地グルメを優先して食べるために、コンビニ依存を意識的に減らすことをおすすめします。高速のサービスエリアのフードコートも悪くはないですが、現地の食堂で地元の人が食べているものを選んだほうが旅の記憶に残ります。混雑回避のために「食事時間を少しずらす」のも大切で、11時30分の開店直後か、14時以降の昼ピーク後に食堂に入るだけで待ち時間がほぼなくなります。
2026年GWに注目すべき!穴場の花絶景スポット3選
GW時期は新緑だけでなく、春の花が最盛期を迎える絶景シーズンでもあります。関東の穴場エリアでGW中に楽しめる花の絶景スポットを3か所ご紹介します。定番の花スポットとは異なる「知られていない穴場」を選んだので、人混みを避けながら圧倒的な花の景色に出会えます。
まず茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑は、実は今や全国的にも有名になった「ブルーの丘」として知られています。とはいえ、開園直後の朝9時30分を狙うと、昼過ぎに比べて人が少なく、青い絨毯が丘全体に広がる景色をゆっくり楽しめます。大洗や那珂湊とのセットコースにすることで、茨城の海と花を一日で欲張り体験できます。見頃は4月下旬から5月中旬のため、GW本番が最盛期に重なります。
次に栃木県足利市の足利フラワーパークは、大藤で有名な世界遺産級の藤の名所です。600畳敷きにも及ぶ大藤棚と、長さ80mの白藤のトンネルは圧巻の美しさ。GWの混雑ピーク(10時から14時)を外して、17時以降の夕方に訪れると、昼間とは異なる柔らかい光の中で藤の美しさが際立ちます。ライトアップも行われているため、夕方から夜の時間帯が最もロマンチックです。
最後に埼玉県秩父市の羊山公園の芝桜の丘は、1.76ヘクタールの斜面に咲くさまざまな色の芝桜が圧巻のパッチワーク模様を描きます。見頃は4月中旬から5月初旬で、GW前半(4月29日前後)がピークです。秩父市街地は渋滞しやすいため、朝8時台の早着を徹底することで大幅にストレスを減らせます。
私の個人的な感想!
ここまで長々と穴場スポットや渋滞対策やグルメを書いてきたわけですが、正直に言います。「どこに行くか」より「どう動くか」のほうが、GWの旅の満足度を10倍左右すると思っています。
毎年GWになると「箱根行ったけど全然楽しめなかった」「那須に行ったら渋滞で半日潰れた」という話を聞きます。でもこれ、場所の問題じゃなくて、動き方の問題なんですよね。朝7時以降に出発していませんか?人気スポットの真っただ中に宿を取っていませんか?
ぶっちゃけ、GWドライブを最高に楽しむための最強の答えは、「朝5時台出発+定番地の隣エリア選択+ご当地グルメを昼食に組み込む」この3つだけなんです。これだけで渋滞ストレスが9割消え、宿泊費が1万円下がり、旅の密度が3倍になります。
それに加えて、個人的に声を大にして言いたいのは「旅のゴールをひとつに絞らないで」ということです。塩原温泉に行くなら「スープ入り焼きそばも食べて、もみじラインも走って、渓谷も歩く」というように、移動しながらいくつかの体験を積み重ねていく車旅のスタイルが、単に「○○に行ってきた」という点の旅よりはるかに記憶に残ります。
なぜかというと、人間の記憶は「多様な体験のつながり」で形成されるから。絶景だけ、温泉だけ、グルメだけより、全部がひと続きの体験としてつながっているほうが、旅の帰り道に「いい旅だったなぁ」という満足感が確かに違います。車旅はそれができる唯一の移動手段です。
最後にひとつだけ。穴場を選ぶと人が少なくて静かですが、それはつまり地域の飲食店や温泉宿に来てくれる人も減っているということでもあります。行きたい穴場スポットに行ったなら、そこで一食食べて、一泊して、地元のお土産を一つでも買って帰ってほしい。観光地の活気は、訪れる私たちの消費行動で支えられています。GWにわざわざ来てくれる旅行者は、地方の小さな食堂や温泉宿にとって本当に大切な存在です。穴場を楽しみながら、その土地を応援する旅ができたら最高だと思います。
GWの関東ドライブ穴場スポットに関する疑問を解決します
子連れでも安心して楽しめる穴場スポットはどこですか?
子連れには、駐車場が広くて安全に遊べる環境が整っている場所を優先して選ぶのがポイントです。茨城の大洗サンビーチは遠浅の海で小さな子どもでも安全に遊べますし、栃木の道の駅ろまんちっく村は農場体験・ドッグランなど1日かけて楽しめる設備が揃っています。埼玉の嵐山渓谷も、川遊びとバーベキューを組み合わせた子連れに人気の定番コースです。いずれも駐車場が広く、ベビーカーや小さな子どもを連れた家族でも動きやすい環境が整っています。
GWでも渋滞に巻き込まれにくい曜日や時間帯はありますか?
2026年のGWでは、下り線のピークが5月2日(土)、上り線が5月5日(火・こどもの日)に集中する予測です。この2日間を完全に避けられれば、かなり快適なドライブが期待できます。特効薬は朝6時前の出発。6時30分頃から渋滞が始まる傾向があるため、その前に高速に乗ってしまうのが最もシンプルで効果的な対策です。帰りは夕方17時より前に主要渋滞箇所を通過するよう逆算して計画を立てましょう。
GWの穴場温泉はどこが特におすすめですか?
温泉の質・静けさ・コスパのバランスが最もとれているのは、万座温泉と塩原温泉郷の2か所です。万座温泉は標高1,800mにある白濁の硫黄泉で、泉質の高さは草津に引けを取りません。塩原は渓谷美と温泉をセットで楽しめ、吊り橋や渓流沿いのカフェなど散策コンテンツも充実しています。どちらも草津・那須などの定番地と比べて宿泊予約が取りやすく、料金も安定しているのが嬉しいポイントです。
日帰りで行けるおすすめドライブコースを教えてください。
首都圏からの日帰りなら、奥多摩コース(湖畔ドライブ→散策→温泉)、養老渓谷コース(ハイキング→滝めぐり→渓谷温泉)、三浦半島コース(長者ヶ崎→那珂湊おさかな市場)の3コースが特におすすめです。奥多摩と養老渓谷はいずれも都心から2時間前後でアクセスでき、温泉で締めくくれるため日帰りでもしっかり旅した満足感が得られます。三浦半島コースは渋滞の起きにくいルートで海と食を同時に楽しめる、コスパの高い日帰りドライブです。
まとめ2026年のGW関東ドライブは「1段ずらす」が合言葉
GWの関東ドライブで失敗しない最大のコツは、ひとつのことに尽きます。それは「定番から1段だけずらして選ぶ」という発想です。箱根の代わりに湯河原、那須の代わりに塩原、草津の代わりに万座、鎌倉の代わりに三浦半島、日光の代わりに霧降高原。この「隣を選ぶ」思考が、渋滞・混雑・宿泊費の跳ね上がりという3つの悩みをまとめて解消してくれます。
2026年のGW本番(5月2日から5月6日)まであとわずかです。宿の予約は人気地の1段外側を狙えばまだ取れる可能性があります。そして出発は必ず朝6時前に。この2つを守るだけで、GWのドライブ旅は「人混みに疲れた旅」から「本当に心が休まる旅」へと変わります。
この記事で気になるスポットが見つかったら、まずは宿の空き状況と口コミを確認してみてください。あなたの2026年のゴールデンウィークが、渋滞に振り回されず、新緑と温泉と絶景の中で心から充実した旅になることを願っています。


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