「今年こそ、車でゆっくり桜を見に行きたい」と思いながらも、どこに行けばいいか迷っていませんか?公園でシートを広げるお花見も素敵ですが、車のシートに座ったままドライブしながら桜並木を流れるように眺める体験は、また格別の贅沢です。花粉症がつらい方、小さいお子さんや高齢の家族と一緒の方、そして「混雑した公園は疲れる」と感じる方にこそ、車で楽しむ桜ドライブは最高の選択肢になります。
2026年の桜シーズン、神奈川・関東エリアのソメイヨシノはちょうど今が見頃のピークに差しかかっています。この記事では、車窓から楽しめる桜並木ドライブコースを厳選して紹介しながら、渋滞を回避するコツや、初心者でも安心できる注意点まで徹底解説します。
- 神奈川県内の桜並木ドライブスポットを、横浜・秦野・箱根エリア別に網羅的に紹介
- 2026年春の開花状況と見頃タイミング、渋滞を避ける時間帯のコツを解説
- ドライブ初心者でも安心できる注意点と、日帰りで楽しめる欲張りコースを提案
2026年の桜開花状況は?今すぐ知っておきたい見頃情報

車の前で困っている人のイメージ
まず気になるのが「今年はいつが見頃なの?」という点ですよね。2026年の関東・神奈川の桜事情についてお伝えします。
神奈川県では毎年3月下旬から4月上旬がソメイヨシノの見頃とされています。今年も東日本では平年よりやや早い満開となる傾向が続いており、東京周辺ではすでに満開間近の状況です。つまり、3月末から4月上旬の週末が最大のチャンスです。見逃すと一気に散ってしまうのが桜の悔しいところ。天気予報と開花情報をこまめにチェックして、最高のタイミングでハンドルを握りましょう。
また、神奈川県は標高差が大きいため、横浜市街地では早く咲き始め、箱根エリアでは4月中旬ごろまで桜を楽しめるという「桜リレー」が楽しめるのも大きな魅力です。1回のドライブで終わらず、週をずらしながら複数回楽しめる点は、他の花見スポットにはない神奈川ドライブならではの特権と言えるでしょう。
【横浜エリア】都市景観と桜が融合する車窓お花見コース
みなとみらいさくら通り|都会的な絶景と桜のコラボレーション
横浜の桜ドライブといえば外せないのが、みなとみらい21地区のさくら通りです。JR桜木町駅から横浜ランドマークタワーやパシフィコ横浜へと続くこの通りには、約500メートルにわたって約100本のソメイヨシノが咲き誇ります。商業施設や観光スポットが立ち並ぶ都会的な景観の中に、やわらかいピンクの花びらが広がる様子は唯一無二の光景です。
例年、桜のシーズンにはさくらフェスタが開催されており、にぎやかなイベントと桜を同時に楽しめます。さらに、夜間はライトアップが行われ、昼間とはまったく異なる幻想的なナイトドライブも体験できます。夜の横浜の夜景と桜が重なる瞬間は、まるで映画のワンシーンのようです。住所は横浜市西区みなとみらい2丁目です。
海軍道路の桜並木|約400本が連なる圧巻の直線ルート
横浜市瀬谷区の相鉄線「瀬谷駅」付近を走る約3キロメートルの直線道路、通称「海軍道路」は、横浜を代表する桜並木ドライブルートの一つです。道路の両側にびっしりと植えられた約400本の桜の木が、春になると一斉に咲き誇り、トンネルのようなピンクのアーチを作り出します。
正直に言うと、花見シーズンは渋滞になることが多いのですが、逆にそのゆっくりとした流れが「ゆっくり桜を眺めたい」という目的にはぴったりです。急ぐ旅でないなら、渋滞を”味方”にしてしまうくらいの余裕を持って訪れてみてください。住所は横浜市瀬谷区北町です。
あざみ野さくら通り|「桜のトンネル」と呼ばれる700メートルの並木道
横浜市青葉区のあざみ野エリアにある「さくら通り」は、約700メートルにわたってソメイヨシノが車道の両側から覆いかぶさるように咲き、地元では「桜のトンネル」として親しまれています。両側から枝が伸びてできるアーチ状の桜並木の中をドライブする感覚は、まさに「春の中を走り抜ける」とでも形容したくなる爽快感があります。
また、あざみ野駅周辺では河津桜などの早咲きの桜も咲いているため、ソメイヨシノより数週間早い時期から桜を楽しめるのもポイントです。3月上旬から4月上旬まで、長い期間にわたって桜を楽しめるエリアとして、ドライブ好きの間でも高評価を受けています。
富岡総合公園の桜並木|静かに桜を眺めたい人への穴場スポット
金沢シーサイドライン「南部市場駅」の近くにある富岡総合公園は、公園沿いに車道が走っているため、車窓から桜を眺めるのに最適なレイアウトになっています。住所は横浜市金沢区富岡東2丁目です。大きな幹線道路に比べると混雑しにくく、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり桜を楽しめる穴場スポットです。
海沿いのドライブルートと組み合わせて、金沢区をのんびり一周するコースを作ると、横浜の知られざる一面に出会えます。
【秦野・相模エリア】神奈川県最長6.2kmの桜並木を走り抜ける
はだの桜みち|神奈川県内で最も長い桜並木ロード
神奈川の桜ドライブを語るうえで絶対に外せないのが、秦野市の「はだの桜みち」です。県道62号線と県道706号線に沿って約6.2キロメートル続く桜並木は、神奈川県内で最も長い桜並木として知られています。ソメイヨシノが約700本植えられており、開花のピーク時には道路全体が淡いピンクに染まる圧巻の景色が広がります。
単純な長さだけでいえば、関東でも屈指の桜並木ドライブスポットです。「とにかく桜の中を長く走りたい」という方には、ここ以上の場所はなかなか見つからないでしょう。周辺には弘法山公園や震生湖などの自然系観光スポットもあり、ドライブ+ハイキングの欲張りコースも組みやすいエリアです。
宮ヶ瀬・津久井エリア|ダム湖と桜のコントラストが絶景
相模原市の宮ヶ瀬ダム周辺にある「あいかわ公園」や、城山ダム湖畔の「津久井湖白山公園」も、車でアクセスしやすい桜の名所です。湖面の水色と桜のピンク色が描き出すコントラストは、都市部の桜並木とはまったく異なる、自然の中のお花見ならではの醍醐味があります。丹沢の山並みを背景に、広大な自然の中でのんびりと桜を楽しめる点が、ファミリー層を中心に高い人気を集めています。
春風を感じながら湖沿いの道をゆっくり走るだけで、日常の忙しさを忘れてしまうような解放感があります。特に「人の多い場所は疲れる」という方にとって、このエリアは理想的な桜ドライブの目的地になるはずです。
【箱根・小田原エリア】標高を活かした「桜リレードライブ」の楽しみ方
アネスト岩田ターンパイク箱根|約1000本の桜並木を走る有料道路ドライブ
箱根の桜ドライブといえば、アネスト岩田ターンパイク箱根が別格です。小田原料金所から入ってしばらく走ると、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・マメザクラなど約1000本の桜が咲く約5キロメートルの桜のトンネルが始まります。カーブの多い山岳道路を走りながら眺める桜は、平地の桜並木とはまた違った迫力があります。途中には富士山と芦ノ湖を眺められるビュースポットもあり、桜と富士山を同時に収められる絶景ポイントとして写真愛好家にも人気です。有料道路ならではの走りやすさも魅力で、信号ストップなしに桜の中を走り続けられる体験は唯一無二です。
小田原城址公園の桜|さくらの名所100選に選ばれた城と桜の競演
神奈川の歴史的名所として知られる小田原城址公園は「さくらの名所100選」に選ばれた、県内屈指の桜スポットです。天守閣やお堀を背景に約300本のソメイヨシノが咲き誇り、桜の開花期間中はライトアップも実施されます。車でのアクセスも良好で、小田原駅周辺を通るドライブルートの途中に立ち寄ることができます。ただし、花見シーズン中は小田原駅付近が渋滞になりやすいため、早朝か平日の訪問が快適なドライブにつながります。
宮城野早川堤|箱根随一の桜名所を川沿いに走る
箱根の宮城野エリアを流れる早川に沿って、約120本のソメイヨシノが約600メートルにわたって並ぶ宮城野早川堤は、箱根の中でも最も有名な桜の名所として知られています。見頃は4月上旬から中旬で、周辺の国道138号線沿いにもシダレザクラとソメイヨシノが300メートルにわたって続いており、濃いピンクと薄いピンクが重なり合う姿が美しいコントラストを生み出しています。さらに桜まつりの期間中はライトアップも実施されるため、日中ドライブ後に夜桜も楽しむ欲張りプランが組みやすいスポットです。
箱根エリアは標高が高い場所ほど開花が遅く、箱根湯本→大平台→宮城野→強羅→元箱根の順に桜前線が上がっていきます。このエリアを低い場所から高い場所へと順番にドライブするだけで、まるで桜の時間を追いかけるような贅沢なコースが完成します。
車で行く桜ドライブコースに関する疑問解決
渋滞が心配なのですが、何時ごろ出発するのが正解ですか?
桜のシーズンは、特に週末の午前10時以降から夕方にかけて人気スポット周辺の道路が混雑しやすくなります。おすすめは午前7時から9時の間に出発することです。早朝の桜並木は光の加減が美しく、人が少ない静かな環境の中で存分に楽しめます。また、平日に休みが取れる場合は迷わず平日を狙いましょう。週末の半分以下の混雑度で回れることがほとんどです。帰りの時間も考慮して、混雑のピークとなる午後の時間帯は目的地でのんびり過ごして時間をずらすのが賢い方法です。
桜ドライブ中に注意しなければいけないことはありますか?
最も大切なのは「脇見運転をしない」ことです。美しい桜に思わず視線が吸い寄せられてしまうのは当然ですが、運転中は前方に集中することが絶対条件です。一緒に乗っている同乗者に「今のきれいだった!」と桜の実況をしてもらいながら、自分はハンドルに集中するスタイルが理想的です。また、路上駐車は周囲の交通の妨げになるうえに罰則の対象にもなるため、必ず指定の駐車場を利用しましょう。駐車場の事前確認と、駐車場満車時の代替ルートを頭に入れておくだけで、ドライブのストレスがぐっと減ります。
花粉症でつらいのですが、車の中なら安心ですか?
実は、これが桜ドライブ最大のメリットの一つです。花粉症の季節は外に出るだけで目がかゆくなる、鼻水が止まらないという方も多いですよね。車のシートに座ったまま窓を閉めた状態で桜並木を走れば、花粉の影響を最小限に抑えながらお花見が楽しめます。車内の空調フィルターを花粉対応タイプに交換しておくと、さらに安心です。「お花見をしたいけど外に出るのが怖い」という花粉症のご家族も、ドライブなら一緒に楽しめます。
子どもや高齢の家族と一緒でも楽しめますか?
むしろ、小さいお子さんや高齢の方ほど車ドライブのお花見が向いています。混雑した公園でシートを確保したり、トイレのたびに遠い場所まで歩いたりする必要がありません。車は家族全員のプライベート空間なので、自分のペースで止まったり走ったりできます。ただし、長時間ドライブになる場合は、途中の休憩場所も事前にリサーチしておくことをおすすめします。道の駅や大型商業施設のトイレと駐車場を把握しておくだけで、だいぶ余裕が生まれます。
エリア別・絶対に押さえておきたい注目スポット完全ガイド

車の前で困っている人のイメージ
桜並木のドライブだけで満足してしまうのは、正直少しもったいないです。神奈川の桜ドライブコースは、道中に立ち寄れる観光スポットや、その土地でしか食べられないご当地グルメがあってこそ「あの春の旅は最高だった!」と何年後も語れる記憶になります。ここでは、エリアごとに「桜ドライブ+立ち寄りスポット+地元グルメ」をセットで紹介します。
【秦野エリア】「はだの桜みち」周辺で絶対に行くべき観光スポット
はだの桜みちをドライブしたら、そのまま車を停めて周辺を歩いてみてください。弘法山公園は標高244メートルの権現山と弘法山からなる自然豊かな公園で、毎年の桜シーズンには約1,400本の桜が山全体を春色に染め上げます。山頂広場からは富士山と丹沢の山並みを一望でき、桜と富士山の「欲張り2ショット」を撮れる貴重なスポットです。ライトアップも3月下旬から4月中旬にかけて実施されるため、夕方から訪れて昼の桜と夜桜を両方楽しむプランも可能です。
今泉名水桜公園も外せません。建築家・安藤忠雄氏が基本設計を手がけたこの公園は、「四季を彩る桜の水辺」をテーマに造られ、池の底から毎日約2,500トンもの地下水が湧き出す全国名水百選の名水スポットです。開花時期の異なる18種類の桜が植えられており、長い期間にわたって花を楽しめます。「秦野は水が名産」という知識を得てから飲む名水の旨さは格別で、旅の小さな発見として記憶に残ります。
また、出雲大社相模分祀の境内にも立ち寄ってみてください。高さ20メートルに及ぶ巨大なソメイヨシノ「良縁桜」がシンボルで、縁結びの御利益で知られる神社と満開の桜が組み合わさった雰囲気は、カップルにも家族連れにも人気のスポットです。
【秦野エリア】ドライブ後に必ず食べたいご当地グルメ
秦野は「水の都」と呼ばれるほど良質な湧水に恵まれた土地です。その名水を使って打ったそばは、秦野を代表するご当地グルメとして地元外にも知られています。
全国名水百選に選ばれた秦野盆地の湧水を使い、そば通が唸るほどのコシと風味を実現した手打ちそばは、秦野を訪れたら最優先で食べるべき一品です。「手打ちそば 石庄庵」や「十割手打そば くりはら」など、地元に根ざした名店が市内に点在しており、桜ドライブ後の昼食として最高のコンビネーションになります。
秦野盆地特有の火山灰土壌と気候が生み出す落花生は、甘みと香ばしさのバランスが絶品です。市内には落花生を製造・販売するお店が多く、ドライブのお土産として車内で楽しむのにも最適です。また、丹沢茶は山間部の霧と豊かな水で育てられた深みのある緑茶で、地元の直売所「じばさんず」では新茶の季節に合わせた茶葉やスイーツも販売されています。
秦野市内唯一の酒蔵「金井酒造店」は、名水を仕込み水に使った地酒を製造しています。春のドライブみやげとして、桜ラベルの限定酒は特に人気が高く、数量限定のため早めの購入がおすすめです。
【箱根エリア】ドライブとセットで楽しむ観光スポット
桜ドライブの目的地として箱根を選んだなら、ターンパイクや宮城野早川堤を走るだけでなく、ぜひ途中に下車して周辺を歩いてみてください。
大涌谷は、箱根を代表する観光スポットであり、標高1,044メートルの火山地帯から立ち上る噴煙と、独特の硫黄の香りが印象的な場所です。ここならではの名物が「黒たまご」で、温泉地帯の地熱で茹でられた卵は殻が真っ黒になり「1個食べると寿命が7年延びる」という言い伝えがあります。桜シーズンの晴れた日には、大涌谷から富士山と桜を一緒に見渡せる絶景スポットにもなります。
箱根神社は、芦ノ湖畔に鎮座する関東最強クラスのパワースポットとして知られ、赤い鳥居と芦ノ湖、そして春には桜が重なる風景は圧巻です。ドライブの途中に立ち寄って参拝するだけで、旅の充実感がぐっと増します。境内から湖へと続く遊歩道を歩けば、清々しい春の空気の中で心のリセットができます。
箱根ガラスの森美術館も、桜シーズンのドライブ目的地として隠れた人気スポットです。中世ヨーロッパを思わせる庭園に約16万粒のクリスタルガラスがきらめく「光の回廊」が設けられ、春の日差しを受けてガラスが虹色に輝く様子は、桜とはまた違った美の体験を与えてくれます。
【箱根エリア】桜ドライブの締めくくりに食べたいご当地グルメ
箱根を訪れたなら、ドライブの疲れを癒やしながら地元の食を堪能してください。
箱根湯本で長年愛され続けているヘルシーグルメの代表格が湯葉丼です。箱根の湧水と良質な豆乳で作る湯葉を、特製かつおだしのスープと玉子でとじた土鍋仕立ての湯葉丼は、1,100円(税込)という手頃な価格ながら満足感が高く、体にもやさしい一品です。箱根湯本駅から徒歩圏内でアクセスできるのも便利です。
箱根湯本の商店街には、箱根を象徴するご当地スイーツが集結しています。老舗「ちもと」の湯もちは、国産もち米の白玉粉で作る柔らかいお餅にほんのり柚子が香る上品な和菓子で、70年以上にわたって地元で愛されてきた名品です。「茶のちもと」では湯もちとこだわりのお茶のセットをいただけます。また、出来たてアツアツの温泉まんじゅうやカステラ焼きを食べ歩きするのが箱根湯本の定番スタイルで、ドライブ後の散策と合わせて楽しむのが王道の楽しみ方です。
1891年(明治24年)創業の老舗パン屋、渡邊ベーカリーの名物が温泉シチューパン(650円)です。オーダーを受けてから焼き上げる熱々のパンに、箱根の湧水を使ったシチューが詰まったこの一品は、箱根駅伝の沿道でもふるまわれる名物グルメとして知られています。ドライブの途中で車内に持ち込んで食べるのも格別の贅沢です。
目的別!車で行く桜ドライブコースの旅プラン提案
ここでは「どんな目的で行くか」によって最適なコースが変わることを踏まえ、シーン別のプランを提案します。自分のスタイルに合ったコースを選んで、今年の桜シーズンをとびきり充実したものにしましょう。
【プランA】欲張りファミリー向け!横浜〜秦野を1日でまわる桜フルコース
「横浜+秦野・弘法山」日帰り桜ドライブ【所要時間の目安8〜9時間】
【プランB】大人のカップル向け!箱根で桜と温泉を欲張りに楽しむ1泊2日
「箱根ターンパイク+温泉泊+宮城野早川堤」1泊2日コース
【プランC】桜リレードライブ!神奈川の「桜の旅」を2〜3週間かけて完走する上級者向けプラン
神奈川の桜は「一度行けばおしまい」ではありません。桜の種類と地域ごとの気候差を活かすと、3月上旬から4月下旬までの約7週間にわたって桜を楽しみ続けることができます。これが神奈川桜ドライブの本当の醍醐味です。
| 時期の目安 | おすすめスポット | 桜の種類 |
|---|---|---|
| 3月上旬 | あざみ野・三浦海岸周辺 | 河津桜・オカメザクラ |
| 3月中旬〜下旬 | 小田原市内・秦野(長興山紹太寺) | しだれ桜・春めき桜 |
| 3月下旬〜4月上旬 | 横浜各所・はだの桜みち・小田原城址 | ソメイヨシノ(最盛期) |
| 4月上旬〜中旬 | 箱根ターンパイク・宮城野早川堤 | ソメイヨシノ・ヤマザクラ |
| 4月中旬〜下旬 | 恩賜箱根公園・箱根強羅周辺 | マメザクラ・御殿場桜・ヤエザクラ |
このように週を変えながら神奈川を北から南、低地から高地へと移動していくだけで、まるで桜の時間を追いかける旅が完成します。「先週は横浜で散ったけど、今週は箱根でまだ咲いてる!」という発見を繰り返す楽しさは、一度体験すると毎年病みつきになります。
桜ドライブに持っていくと「そこまで準備してきたの?」と褒められる持ち物リスト
桜ドライブを最大限に楽しむためには、出発前の準備が重要です。多くの人が「持ってくればよかった」と後悔する持ち物を先取りしてご紹介します。
完全に主観ですが、これらを揃えてドライブに臨むと体験の質がかなり変わります。まず偏光サングラスは、快晴の日に桜並木を運転すると白い花びらの乱反射で非常に目が疲れるため、UV&眩しさ対策として運転中の安全性と快適性が格段に上がります。次にレジャーシートと折りたたみチェアを車のトランクに忍ばせておくと、気に入った桜スポットに駐車場があった場合にすぐ広げられます。車中心のドライブでも、気軽に外に出られる準備があると行動の選択肢が増えます。
保冷バッグと飲み物も重要です。花見シーズンはコンビニや自販機が混雑しているエリアも多く、好みの飲み物を車内に備えておくと快適さが段違いです。また、秦野の名水スポットや箱根の湧水地でペットボトルに汲んで飲む体験も、旅のエピソードとして記憶に残ります。
そして意外と盲点なのがモバイルバッテリーです。写真を大量に撮ると思いのほかスマートフォンのバッテリーが減り、帰りの地図案内で電欠を起こすことがあります。車内充電用のケーブルと合わせて必ず用意しておきましょう。
知らないと損をする!桜ドライブに役立つ2026年春の最新情報
「はだの桜まつり2026」の見どころと開催情報
2026年のはだの桜まつりは、3月20日(金)から4月12日(日)までの期間中、計14日間程度、秦野市カルチャーパークと弘法山公園を中心に開催されます。地元の飲食店による出店が午前10時から午後4時まで並ぶほか、カルチャーパーク会場では午後9時までライトアップが実施されます。今年は特に「弘法山公園パンまつり」という新しいイベントも加わり、市内のパン屋さんが集まる食のお楽しみも増えています。秦野エリアを訪れる際は、まつりの日程と合わせてスケジュールを組むと、ドライブに地元の賑わいというエッセンスが加わり、旅の充実感が増します。
2026年春・今週末の桜ドライブに使える天気のポイント
2026年3月28日現在、関東・神奈川の桜はちょうど満開のピークを迎えています。今週末(3月28日・29日)は全国的にお花見日和の陽気が続く予報で、5月上旬並みの暖かさになる地点も多く、ドライブにうってつけのコンディションです。ただし、3月31日以降は広い範囲で雨の予報が出ており、雨が降った翌日は一気に桜が散る可能性があります。つまり、今週末が2026年のベストタイミングという可能性が非常に高い状況です。「天気と桜は待ってくれない」——これが桜ドライブの絶対的な真理です。もし今週末に動ける環境があるなら、迷わず出発することをおすすめします。
私の個人的な感想!
ここまでの内容を通じて、車で行く桜ドライブコースをかなり深く掘り下げてきましたが、個人的に「これだけはぶっちゃけ言いたい」という核心を話します。
多くの人が「どこに行くか」だけを考えますが、桜ドライブで本当に差がつくのは「何時に出るか」と「雨の翌日を狙えるか」の2点です。どんな絶景スポットも、午前8時前に到着するか午後12時に到着するかで、体験の質は天と地ほど違います。早朝の桜並木は光が柔らかく、人がいなくて、本当に「自分だけの桜」を感じられる。これは早起きした人だけに与えられる特権です。
もう一つ気づいたのは、「一箇所に絞る」ことの大切さです。横浜も秦野も箱根も全部回ろうとすると、どこも中途半端になって疲弊します。個人的には「今年は秦野の名水そば+はだの桜みちだけで完結させる」くらいの割り切りが、結果的に最も満足度が高い旅になると感じています。欲張りすぎたドライブの翌日は、達成感よりも疲労感が勝ることが多い。深く味わうには「引き算の旅」が効く。これは旅全般に言えることですが、特に桜ドライブという「時間が限られた体験」において顕著です。
そして最後に、桜ドライブは「目的地」ではなく「移動そのもの」が主役だということを強調したいです。温泉や食事は「おまけ」ではなく旅の重要な要素ですが、走っている最中に窓から流れていく桜の景色——その流れゆく美しさの中にドライブの本質があります。止まれない場所でも、その瞬間に感じた「きれい!」という感覚は、どんな写真よりも鮮明に記憶に刻まれます。同乗者と一緒なら「今の見た?!」と声をあげ合うその瞬間が、旅の一番の宝物になるはずです。
車で行く桜ドライブコースを攻略しようとする前に、まずハンドルを握って走り出してください。計画は8割でよくて、残りの2割は走りながら感じるものに任せる。その余白が、旅をドライブたらしめる本当の魅力だと、私は強く思います。
2026年春の桜ドライブをもっと楽しむための豆知識
「桜を見に行く」という体験を最大化するためには、いくつかの準備と知識が助けになります。
まず、桜の種類と開花時期の違いを知っておくと、見頃を外さずに済みます。最も一般的なソメイヨシノは3月下旬から4月上旬が見頃ですが、河津桜は2月上旬から中旬、オカメザクラは3月上旬頃、しだれ桜は3月下旬から4月上旬が目安です。これを知っておくだけで、「もう散っていた」「まだ咲いていなかった」という失敗を避けられます。
次に、桜は雨の翌日に一気に散りやすいという特性があります。雨の予報が出たら、その前日か当日の晴れ間を狙って出発するのが正解です。「週末に行こう」と悠長に構えていると、雨で満開の桜が全部散ってしまうことも珍しくありません。天気予報と開花情報を毎日チェックする習慣をつけましょう。
また、夜桜ドライブという選択肢も忘れてはいけません。みなとみらいさくら通りや小田原城、箱根宮城野早川堤など、ライトアップを実施するスポットでは昼間とはまったく異なる幻想的な空気が漂います。仕事帰りに少し回り道をして夜桜ドライブを楽しむ、という大人のお花見スタイルも今年ぜひ試してみてください。
最後に、ガソリン満タンでのスタートを忘れずに。花見シーズンのドライブは思いのほか時間がかかり、行列でアイドリングが長くなることもあります。出発前にガソリンスタンドに立ち寄る一手間が、思わぬ場所でガス欠になる最悪の事態を防ぎます。
まとめ
車で行く桜ドライブコースは、花粉症の方やファミリー、ゆったりとお花見を楽しみたい方にとって、最高のスプリングアクティビティです。今回ご紹介した神奈川・関東エリアのスポットをまとめると、横浜のみなとみらいさくら通りや海軍道路で都市型の桜を楽しみ、秦野の「はだの桜みち」で神奈川最長の並木ロードを走破し、箱根のターンパイクや宮城野早川堤で山岳リゾートの桜を体験するというルートが、一日ドライブの理想的なコースになります。
2026年の桜シーズンは今がまさに絶頂です。天気と相談しながら、最高のタイミングでエンジンをかけてください。車の中からしか見られない景色が、今年の春の特別な思い出になるはずです。

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