初めての車中泊、ワクワクする反面、どこに行けばいいのか迷ってしまいますよね。埼玉県には都心からアクセスしやすく、初心者でも安心して車中泊を楽しめるスポットが数多く存在します。でも、いざ調べてみると情報が多すぎて「結局どこがいいの?」と混乱してしまうことも。
実は、埼玉県は都心から1時間圏内でアクセスでき、温泉施設や自然を楽しめるスポットが充実している車中泊のメッカなんです。しかも、初心者が安心して利用できる設備が整った場所も豊富にあります。
- 初心者でも安心して泊まれる設備充実のスポット紹介
- 失敗しない車中泊場所の選び方とチェックポイント
- 実際に使える最低限必要な装備と予算の目安
埼玉県が初めての車中泊に最適な3つの理由

車中泊のイメージ
なぜ埼玉県が車中泊デビューに向いているのでしょうか。それには明確な理由があります。
まず第一に、都心からのアクセスの良さです。東京都心から車で1時間以内に到着できるスポットが多く、仕事終わりに気軽に出発できます。渋滞を避けて夜間に移動すれば、週末を最大限に活用できるんですね。
第二に、選択肢の豊富さがあります。都市部に近いおふろカフェのような温泉施設併設型から、秩父の自然豊かなエリアまで、好みに応じて選べます。初めての車中泊で「自然の中はちょっと不安」という方には都市型スポットを、「非日常を味わいたい」という方には自然豊かなエリアをおすすめできるのが埼玉の魅力です。
第三に、初心者に優しい設備環境が整っています。24時間利用可能なトイレ、電源設備、近隣のコンビニやスーパー、そして温泉施設。これらが揃っているスポットが多いため、初めてでも快適に過ごせます。「忘れ物をした」「足りないものがあった」という時でも、すぐに調達できる安心感は初心者にとって何よりも重要ですよね。
初心者が絶対に知っておくべき車中泊スポットの選び方
車中泊スポットを選ぶ際、初心者が確認すべきポイントは具体的にどこなのでしょうか。ここでは失敗しないための重要なチェック項目をご紹介します。
設備の充実度を最優先でチェックしよう
初めての車中泊では、設備の充実度が快適さを大きく左右します。最低限チェックすべき設備は、24時間利用可能なトイレ、水道設備、そして照明です。特にトイレは絶対に妥協できないポイントですよね。
さらに余裕があれば、電源設備の有無も確認しましょう。スマートフォンの充電や照明器具の使用、冬場は電気毛布、夏場は扇風機など、電源があるだけで快適度が格段に上がります。RVパークなら1区画あたり100V電源が利用できる施設が多いため、初心者には特におすすめです。
温泉やシャワー施設が近くにあるかどうかも重要です。車中泊の醍醐味の一つは、汗を流してさっぱりしてから眠れること。埼玉県には温泉施設併設の道の駅やRVパークが多数あるため、この点でも初心者に優しい環境が整っています。
周辺環境の利便性を見極める
車中泊スポット選びで意外と見落としがちなのが周辺環境の利便性です。コンビニやスーパーマーケットが近くにあるかどうかは、初心者にとって安心材料になります。
忘れ物や食材の買い足し、急な体調不良時の薬の購入など、「もしもの時」に対応できる環境があることは重要です。特に初めての車中泊では、予想外の事態が起こることも。徒歩圏内、もしくは車で5分以内にコンビニがあるスポットを選ぶと安心です。
また、ガソリンスタンドの位置も事前に確認しておきましょう。特に冬場はエンジンをかけっぱなしにはできないため、翌朝の移動に備えて給油できる場所を把握しておくことが大切です。
安全性と静かさのバランス
初めての車中泊で気になるのが安全性ですよね。人気の道の駅やRVパークなら、他の車中泊利用者もいるため、女性一人でも比較的安心して利用できます。
一方で、大型トラックの出入りが多い場所だと、アイドリング音や振動が気になって眠れないことも。駐車場が普通車と大型車で分かれているスポットを選ぶと、この問題を避けられます。
街灯の明るさも確認ポイントです。防犯上は明るい方が安心ですが、明るすぎると眠りにくくなります。目隠し用のサンシェードやカーテンを準備しておけば、この問題は解決できます。
埼玉県で初心者におすすめの車中泊スポット7選
それでは、実際に埼玉県で初めての車中泊におすすめのスポットを、都市部から自然豊かなエリアまで幅広くご紹介します。
おふろcaféutatane(さいたま市)
都心からわずか40分、大宮駅からもアクセス可能なおふろcaféutataneは、初心者に最もおすすめしたいスポットです。
ここの最大の魅力は、温泉施設とカフェ、漫画読み放題のラウンジ、ワーキングスペースまで揃った複合施設であること。車中泊プランを利用すれば、朝風呂セット込みで1泊3,000円から利用できます。おしゃれな北欧風の内装で、女性一人でも安心して利用できる雰囲気が魅力です。
周辺にはコンビニが徒歩1分、スーパーマーケットも徒歩5分圏内にあり、「初めてで何か足りないものがあったら」という不安を解消してくれます。24時間利用可能なトイレ、自動販売機、喫煙所も完備されており、設備面でも申し分ありません。
初めての車中泊で「いきなり大自然は不安」という方には、都市型のこのスポットから始めるのが賢明です。
メッツァRVパーク(飯能市)
ムーミンバレーパークで有名なメッツァの駐車場に設けられたRVパークは、北欧のライフスタイルを楽しめる特別な空間です。
宮沢湖周辺に位置し、自然を感じながらも都心からのアクセスは良好。大型キャンピングカーでも利用でき、ペット同伴もOKというのが嬉しいポイントです。トイレと手洗い場が24時間利用でき、区画限定で電源も使用できます。
メッツァビレッジ内のレストランで北欧風グルメを満喫し、温泉は近くの宮沢湖温泉喜楽里別邸を利用できます。車中泊だけでなく、観光も楽しみたい方に最適なスポットです。
料金はやや高めですが、その分施設の質は保証されています。初めての車中泊を特別な思い出にしたい方におすすめです。
道の駅おかべ(深谷市)
国道17号バイパス沿いにある道の駅おかべは、広い駐車場と充実した施設で人気の車中泊スポットです。
深谷市の特産品である深谷ねぎをはじめ、新鮮な農産物が購入できる直売所、地元食材を使ったレストラン、200種類以上のお漬物を扱う物産センターなど、食の魅力が満載です。
駐車場は普通車と大型車が分かれているため、静かに過ごせるのも初心者には安心。夜間の交通量もそれほど多くなく、快適に眠れたという口コミが多数あります。トイレや水回りの清掃も行き届いており、女性でも安心して利用できます。
無料で利用できるため、初めての車中泊で「まずは試してみたい」という方にぴったりです。
道の駅かぞわたらせ(加須市)
渡良瀬遊水地に隣接し、「恋人の聖地」にも認定されている道の駅かぞわたらせは、カップルでの車中泊デビューにおすすめです。
建物の屋上にはハートのオブジェがあり、渡良瀬遊水地を一望できます。同じ敷地内のスポーツ遊学館にはシャワー室が完備されており、レンタサイクルも利用できるため、日中は自然の中でサイクリングを楽しめます。
駅や市街地からも離れておらず、周辺の利便性も高いため、初心者でも安心して利用できます。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉と、四季折々の自然を楽しめるのも魅力です。
道の駅大滝温泉(秩父市)
埼玉の奥座敷とも言える秩父エリアにある道の駅大滝温泉は、自然に囲まれた環境で車中泊を楽しみたい方におすすめです。
最大の魅力は、深さ1,000メートルから湧き出す天然温泉「遊湯館」が併設されていること。大自然の中で温泉に浸かり、疲れを癒してから車中泊できるのは贅沢な体験です。
秩父の山々と荒川が流れる渓谷に囲まれた風景はまさに絶景。コンビニも敷地内にあり、食材調達にも困りません。秩父観光の拠点としても最適で、三峯神社や長瀞ライン下りなど、周辺の観光スポットへのアクセスも良好です。
都会の喧騒から離れて、自然の中でゆっくりと過ごしたい方には最高のロケーションです。
RVパークヘリテイジリゾート(熊谷市)
リゾートホテル併設のRVパークヘリテイジリゾートは、ワンランク上の車中泊体験を求める方におすすめです。
天然温泉、サウナ付き展望風呂、ゴルフコース、テニスコート、卓球コーナー、カラオケBOX、ドッグランなど、リゾート施設ならではの充実した設備が利用できます。夏季にはプールや花火も楽しめるため、家族連れの車中泊にも最適です。
24時間利用可能な水洗トイレ、電源、水道、Wi-Fiなどの基本設備はもちろん、ゴミ処理サービス(有料)やコインランドリー、ホテルレストランも利用可能。初めての車中泊でも、ホテル並みの快適さを求める方にぴったりです。
料金は他のスポットより高めですが、その価値は十分にあります。
RVパークみどりの村(秩父市)
県営公園内に設けられたRVパークみどりの村は、アスレチックや芝生公園、カフェなどが楽しめる家族向けのスポットです。
トラベルトレーラーも想定した大きな駐車場があり、シャワーやゴミ処理、電源、ダンプステーションなどが利用できます。周りに配慮すればペットを連れての車中泊も可能で、愛犬家にも人気です。
秩父の自然を満喫しながら、家族みんなで楽しめる設備が整っているため、子ども連れの初めての車中泊に最適です。日中は公園で遊び、夜は静かに車中泊というスタイルが実現できます。
初めての車中泊で絶対に必要な装備と予算
車中泊を快適に過ごすためには、最低限の装備が必要です。ここでは初心者が揃えるべきアイテムと予算の目安をご紹介します。
睡眠環境を整える基本装備
快適な睡眠は車中泊の成功を左右します。まず必要なのが寝袋とマットです。
最近の車はフルフラットになる車種が増えていますが、実際に寝てみるとシートの凹凸が気になります。寝袋だけでも寝られないことはありませんが、マットがあると快適度が格段に上がります。おすすめは厚さ10センチ程度のインフレーターマット。価格は5,000円から15,000円程度で、コンパクトに収納できるタイプが便利です。
寝袋は季節に応じて選びましょう。春秋なら快適温度5度から15度のもの、夏なら15度以上、冬なら0度以下対応のものが必要です。価格は3,000円から10,000円程度が目安です。
電源確保のためのポータブル電源
車中泊時のマナーとして、停泊中はエンジンを切ることが基本です。そのためポータブル電源があると非常に便利です。
スマートフォンやタブレットの充電はもちろん、照明器具、扇風機、電気毛布など、様々な電化製品に給電できます。容量は用途によりますが、初心者なら300Whから500Wh程度のものから始めるのがおすすめ。価格は30,000円から70,000円程度です。
最近はソーラーパネルとセットになった製品もあり、連泊する場合はこちらを検討すると良いでしょう。埼玉県内の車中泊であれば、1泊2日なら300Wh程度でも十分対応できます。
プライバシーを守る目隠しグッズ
夜間に車内で照明をつけると外から丸見えになってしまいます。サンシェードやカーテンは必須アイテムです。
最近の車ではプライバシーガラスが標準装備されていることも多いですが、夜間の照明は防げません。フロントガラス、サイドガラス、リアガラスすべてに目隠しを用意しましょう。
車種専用のサンシェードなら5,000円から15,000円程度で購入できます。汎用品なら2,000円程度からありますが、フィット感に欠ける場合があります。光漏れを防ぐためにも、できれば車種専用品をおすすめします。
照明器具の選び方
車内で過ごす際の照明器具も重要です。スマートフォンのライトでも代用できますが、専用の照明があると快適です。
おすすめはLEDランタンタイプ。天井に吊るせるフック付きのものなら、両手が空いて作業しやすくなります。価格は2,000円から5,000円程度。USB充電式のものを選べば、ポータブル電源やモバイルバッテリーで充電できて便利です。
明るさは200ルーメン以上あれば車内全体を照らせます。調光機能付きなら、食事時は明るく、就寝前は暗くと使い分けられます。
初心者が陥りやすい失敗と対策
初めての車中泊では、思わぬ失敗をしてしまうことも。ここでは先輩車中泊ユーザーが経験した失敗と、その対策をご紹介します。
寒さ対策を甘く見てしまう
春や秋の車中泊で最も多い失敗が寒さ対策の不足です。日中は暖かくても、夜間は予想以上に冷え込みます。
車内は密閉空間のため、外気温より若干高めですが、それでも外気温プラス5度程度と考えておきましょう。春秋なら最低気温が10度を下回る日も多く、寝袋だけでは寒くて眠れないことも。
対策として、冬用の寝袋を用意するか、毛布を追加で持参しましょう。ポータブル電源があれば電気毛布も使えます。また、湯たんぽも効果的。お湯はコンビニでももらえますし、道の駅なら温泉施設で調達できます。
トイレの位置を確認しない
意外と多いのがトイレの位置確認を怠る失敗です。夜間にトイレに行きたくなって、暗い中を歩き回る羽目になることも。
到着したら明るいうちに、必ずトイレの位置と営業時間を確認しましょう。24時間利用可能と書いてあっても、深夜は施錠される場合もあります。また、男女別なのか共用なのか、洋式なのか和式なのかも確認しておくと安心です。
車からトイレまでの距離も重要です。雨天時や冬の深夜など、遠いと辛い状況もあります。駐車位置を選べる場合は、トイレに近い場所を選ぶのが賢明です。
食事の計画を立てていない
「着いてから考えればいいや」と食事の計画を立てずに出発してしまうのも初心者あるあるです。
道の駅のレストランや売店は、夕方には閉まってしまうことが多いです。到着が遅くなると、食事を調達できずにコンビニ頼みになってしまいます。埼玉県内の道の駅は比較的コンビニが近い場所が多いですが、それでも事前に確認しておくべきです。
おすすめは、簡単に調理できる食材やレトルト食品を持参すること。カセットコンロとフライパンがあれば、車内や外で簡単な調理ができます。温かい食事は車中泊の楽しみの一つですからね。
車中泊のマナーと守るべきルール
快適な車中泊を続けるためには、マナーとルールを守ることが何より大切です。一部の人のマナー違反で、車中泊禁止になる場所も増えています。
アイドリングは厳禁
停泊中のアイドリングは、他の利用者の大きな迷惑になります。エンジン音や排気ガスは想像以上に周囲に影響を与えます。
真夏や真冬は車のエアコンを使いたくなりますが、深夜の時間帯は特に音が響きます。暑さ対策には扇風機や冷感グッズ、寒さ対策には寝袋や電気毛布を使いましょう。ポータブル電源があれば、エンジンをかけずに電化製品が使えます。
やむを得ずエンジンをかける場合は、短時間にとどめ、周囲への配慮を忘れずに。他の車から離れた場所に移動するなどの工夫も大切です。
ゴミは必ず持ち帰る
ゴミの処理も重要なマナーです。基本的にはすべて持ち帰るのがルールですが、施設によってはゴミ箱が設置されている場合もあります。
ゴミ箱がある場合も、分別をしっかり行いましょう。RVパークでは有料でゴミ処理を引き受けてくれる施設もありますが、その場合も分別は必須です。
最近はマナー違反が原因で車中泊禁止になったキャンプ場も出ています。「誰かがやっているから大丈夫」という考えは厳禁。一人ひとりがマナーを守ることで、車中泊できる場所を守っていきましょう。
キャンプ行為は控える
道の駅やRVパークでは、車外でのキャンプ行為は基本的に禁止されています。
椅子やテーブルを広げたり、タープを張ったり、BBQをしたりするのはNG。一部のRVパークでは許可されている場合もありますが、事前に確認が必要です。車内での調理や食事にとどめましょう。
洗い物も公共の洗面台ではなく、自分で持参した水で済ませるのがマナーです。排水を排水溝に流すのも厳禁。RVパークにはダンプステーションが設置されている場合もあるので、そちらを利用しましょう。
季節ごとの車中泊の注意点
車中泊は季節によって注意すべきポイントが変わります。特に初心者は季節特有の問題に気づかないことも多いです。
春秋は寒暖差に要注意
春秋は車中泊に最適な季節ですが、昼夜の寒暖差には注意が必要です。日中は20度を超えても、夜間は10度以下になることも珍しくありません。
重ね着できる服装を用意し、寝袋も冬用か3シーズン用を選びましょう。毛布を追加で持参すると安心です。春先や晩秋は特に冷え込むため、電気毛布やカイロも準備しておくと良いでしょう。
また、春は花粉症の方には辛い季節でもあります。車内に花粉を持ち込まないよう、上着は車外で払ってから乗り込みましょう。
夏は熱中症対策が最優先
夏の車中泊で最も危険なのが熱中症です。日中に車内温度が上昇し、夜間も熱がこもります。
日除けのシェードは必須。窓を少し開けて空気の流れを作り、扇風機やサーキュレーターで循環させましょう。ポータブル電源で小型クーラーを使うのも効果的です。
標高の高い場所を選ぶのもおすすめ。埼玉なら秩父エリアの山間部は、平地より5度から10度程度気温が低くなります。道の駅大滝温泉や秩父ミューズパークなど、標高の高いスポットを選びましょう。
水分補給も忘れずに。多めのペットボトル飲料を用意し、こまめに水分を取ることが大切です。
冬は結露と寒さの二重対策
冬の車中泊は結露と寒さの両方に対策が必要です。車内と外気の温度差で窓ガラスが結露し、朝には凍結することも。
結露対策には、車内の湿度を下げることが重要。濡れたタオルや洗濯物を車内に置かない、調理は控えめにするなどの工夫をしましょう。除湿剤を置くのも効果的です。
寒さ対策は、冬用寝袋に加えて電気毛布、湯たんぽを併用するのがおすすめ。窓に断熱シートを貼るだけでも体感温度は変わります。車内用の小型ヒーターもありますが、一酸化炭素中毒のリスクがあるため、使用は慎重に。
実践!初めての車中泊の一日を完全シミュレーション

車中泊のイメージ
理論や準備の話はわかったけど、実際に当日はどう動けばいいの?という疑問、ありますよね。ここでは、初めての車中泊を成功させるための具体的なタイムスケジュールと、その時々で起こりうる問題への対処法を体験ベースでお伝えします。
15時から16時早めの到着がすべてを制す
これは声を大にして言いたいのですが、初めての車中泊は絶対に明るいうちに到着してください。理想は15時から16時です。
なぜかというと、暗くなってから到着すると、トイレの場所、ゴミ箱の位置、他の車との距離感、駐車場の傾斜具合など、重要な情報が全く把握できないんです。私の友人は初めての車中泊で夜8時に到着し、トイレを探すだけで30分もかかったそうです。しかも見つけたトイレが男女共用で、深夜に使うのが怖くて一睡もできなかったとか。
到着したらまず何をするか。駐車位置選びです。トイレに近すぎると人の出入りで落ち着かないし、遠すぎると深夜のトイレが大変。ちょうどいい距離は徒歩1分から2分程度。そして大型車エリアからは離れること。アイドリング音で眠れなくなります。
次に、明るいうちに周辺を歩いて確認します。トイレの場所と使用可能時間、自動販売機の位置、コンビニまでの距離と道順。スマホの地図アプリで見るのと、実際に歩くのでは全然違います。特に夜道は思った以上に暗いですからね。
16時から18時夕食と入浴で心身をリフレッシュ
この時間帯は温泉施設や道の駅のレストランが混み合います。でも、混雑を避けるより先に入浴を済ませることをおすすめします。
なぜなら、温泉施設は21時や22時で閉まることが多いから。夕食後にゆっくりしてから「さあ温泉に」と思ったら既に受付終了、なんてこともあります。おふろcaféutataneのように夜通し営業している施設は例外ですが、多くの道の駅併設温泉は早めに閉まります。
入浴後の食事は、道の駅の直売所で地元の食材を買い込んで、カセットコンロで簡単調理するのが楽しいですよ。ただし、車外での調理は禁止されている場所が多いので、車内か、許可されているエリアで行いましょう。深谷ねぎとベーコンを炒めるだけでも、旅の思い出になります。
18時から21時車内セッティングと就寝準備
暗くなったら、車内のセッティングを始めます。この時間帯にやっておくべきことがいくつかあります。
まず、すべての窓にサンシェードを取り付けること。これ、本当に重要です。明かりをつけてから「あ、忘れてた」と慌てて取り付けようとすると、外から丸見えの状態で作業することになります。恥ずかしいだけでなく、防犯上も良くありません。
次に、寝る場所を作ります。シートをフルフラットにして、マットを敷いて、寝袋を広げる。この作業、意外と時間がかかるんです。初めてだと30分くらいかかることも。慣れれば10分で終わりますが、最初は余裕を持って。
ここで多くの初心者がつまずくのが、荷物の置き場所です。車内は思った以上に狭い。寝るスペースを確保すると、荷物を置く場所がなくなります。私がおすすめするのは、大きめの収納ボックスを用意して、使わないものは全部そこに入れること。そしてそのボックスは運転席か助手席の足元に置きます。こうすることで、寝るスペースを最大限確保できます。
21時から23時意外と眠れない初めての夜
準備万端、さあ寝ようと思っても、初めての車中泊では意外と眠れないものです。これ、本当によくある話なんです。
理由はいくつかあります。まず、環境音。他の車のドアの開閉音、人の話し声、遠くの車の音。家では気にならない音が、車内だと妙に気になります。耳栓があると安心ですが、完全に遮音すると防犯上不安という人もいますよね。
そんな時は、スマホで自然音やホワイトノイズを小さめの音量で流すのがおすすめ。雨音や波の音など、一定のリズムがある音は、他の雑音をマスキングしてくれます。ただし、イヤホンは避けましょう。緊急時に気づけなくなります。
もう一つ眠れない理由が、謎の不安感。「本当にここで寝ていいんだろうか」「何か起きたらどうしよう」という漠然とした不安。これ、経験者なら誰でも最初は感じます。
対処法は、「周りにも車中泊している人がいる」と確認すること。夜、駐車場を見渡すと、同じように目隠しをした車が何台もあるはず。みんな同じことをしているんだ、と思うと安心できます。そして、スマホは枕元に置いて、いつでも連絡が取れる状態にしておく。これだけで不安はかなり軽減されます。
深夜1時から3時トイレ問題との戦い
夜中にトイレに行きたくなる、これは避けられない問題です。特に温泉に入った後は、水分を多く取っているので確実に起きます。
ここで初心者が悩むのが、「この時間にトイレに行くのは迷惑じゃないか」ということ。結論から言うと、全く気にする必要はありません。むしろ我慢して膀胱炎になる方が問題です。
ただし、周りへの配慮は必要です。車のドアは静かに閉める。スマホのライトは下向きに、足元だけを照らすように。トイレまでの往復はできるだけ静かに歩く。これだけで十分です。
女性の場合、深夜のトイレは不安ですよね。そういう時は、防犯ブザーを持って行くと安心です。100円ショップのもので十分。お守り代わりに持っていくだけでも、心理的な安心感が違います。
あと、意外と盲点なのがトイレットペーパーが切れていること。特に深夜の道の駅のトイレは、補充が翌朝まで来ないことがあります。ポケットティッシュを必ず持参しましょう。これ、本当に大事です。
朝5時から7時撤収作業は意外と慌ただしい
朝は思った以上に早く目が覚めます。周りの車のエンジン音や、早起きランナーの足音で、だいたい5時から6時には目が覚めてしまいます。
撤収作業は、夜のセッティングの逆の手順です。寝袋をたたんで、マットを片付けて、シートを元に戻す。これが意外と大変。特に寝袋はコンパクトに収納するのにコツがいります。
ここで初心者がやりがちなミスが、忘れ物です。充電器、歯ブラシ、タオル、スリッパ。車外に出して置いていたものを、そのまま忘れて出発してしまうんです。チェックリストを作って、出発前に必ず確認しましょう。
もう一つ、朝の撤収で気をつけたいのがゴミの処理。ゴミ箱がある施設でも、朝早い時間はまだ開いていないことがあります。基本的にはすべて持ち帰る前提で、ゴミ袋を多めに用意しておくと安心です。
現場でぶつかるリアルなトラブルと即効解決法
教科書には載っていない、でも実際に起こる問題とその場での対処法をお伝えします。これは私自身の失敗や、仲間から聞いた体験談をまとめたものです。
隣の車が異常にうるさい時の対処法
これ、本当によくあります。隣の車がずっとエンジンかけっぱなしだったり、深夜まで大声で話していたり。
まず、直接注意するのは絶対にやめましょう。トラブルに発展する可能性があります。代わりに、管理人がいる施設なら管理人に相談。道の駅なら、翌朝施設の人に一言伝えるだけでも、改善につながることがあります。
でも、深夜で誰にも相談できない場合は、諦めて自分が移動するのが最も平和的な解決法です。駐車場に空きがあれば、静かな場所に移動しましょう。面倒ですが、相手と揉めるより100倍マシです。
予防策としては、到着時に周りの車を観察すること。大人数で集まっている車、BBQ道具を出している車の近くは避ける。これだけでもトラブル確率は大きく下がります。
突然の雨で荷物が濡れてしまった時
天気予報は晴れだったのに、夜中に突然の雨。車外に置いていた椅子やサンダルがびしょ濡れ、なんてことがあります。
応急処置として、タオルで拭いて車内で乾かすのが基本ですが、車内の湿度が上がって結露の原因になります。そこで役立つのが新聞紙。濡れた靴の中に新聞紙を詰めると、驚くほど水分を吸収してくれます。
予防策は、天気予報を過信せず、貴重品や濡れると困るものは必ず車内に入れておくこと。「ちょっとだけ外に出しておこう」が命取りになります。特に山間部の道の駅は、予報になかった雨が降ることが多いので要注意です。
スマホの充電が予想以上に減ってしまった時
ナビを使い、写真を撮り、情報を調べていると、スマホのバッテリーはあっという間に減ります。夜には20パーセントを切っていた、なんてことも。
こういう時のために、モバイルバッテリーは必須です。でも、そのモバイルバッテリーも充電を忘れていたら意味がありません。出発前に必ずフル充電しておきましょう。
もし両方とも充電が切れそうな場合、最終手段としてエンジンをかけてシガーソケットから充電する方法があります。ただし、これはマナー違反にあたるので、本当に緊急時のみ。しかも10分程度の短時間にとどめ、他の車から離れた場所に移動してから行うべきです。
予防策としては、スマホの省エネモードを活用すること。画面の明るさを下げる、位置情報サービスを必要な時だけONにする、バックグラウンドアプリを閉じる。これだけでバッテリーの持ちが全然違います。
虫が車内に入ってきてパニックになった時
夏の車中泊でよくあるのが、虫の侵入です。ドアを開けた瞬間に蚊が入ってきて、夜中ずっと耳元で「ブーン」。これ、本当に辛いんです。
対処法は、入ってしまったものは仕方ない、明かりを消して寝る。蚊は明かりに寄ってくるので、暗くすれば比較的静かになります。朝になったら窓を開けて追い出しましょう。
予防策は、虫除けスプレーを車内の四隅にスプレーしておくこと。ドアを開ける前に、外側の車体に虫除けスプレーをかけるのも効果的です。また、蚊取り線香は車内で使うと危険なので、電池式の虫除け器がおすすめです。
夜中に突然の体調不良に襲われた時
これは本当に怖い体験です。頭痛、腹痛、吐き気。慣れない環境でのストレスや、食べ慣れないものを食べたことで、体調を崩すことがあります。
まず、無理をせず、すぐに医療機関を探すこと。深夜でも開いている救急病院を、スマホで検索します。「〇〇市 救急 病院」で検索すれば、近くの救急病院が見つかります。
軽い症状なら、常備薬で様子を見ることもできますが、判断が難しい場合は救急相談ダイヤル「#7119」に電話するのも手です。看護師が症状を聞いて、救急車を呼ぶべきか、自分で病院に行くべきか、様子を見ても大丈夫かをアドバイスしてくれます。
予防策は、普段飲んでいる常備薬を必ず持参すること。頭痛薬、胃腸薬、絆創膏、消毒液。これらを小さな救急セットにまとめておくと安心です。
予約とタイミングの裏技
RVパークや人気の道の駅は、週末には満車になることもあります。確実に車中泊するための予約テクニックをお伝えします。
予約が必要な施設と不要な施設の見分け方
RVパークは基本的に予約制です。メッツァRVパークやRVパークヘリテイジリゾートなど、人気施設は週末の2週間前には予約で埋まることも。Webサイトや電話で予約できるので、行く日が決まったらすぐに予約しましょう。
一方、道の駅は基本的に予約不要ですが、混雑時は早い者勝ち。人気の道の駅おかべや道の駅大滝温泉は、金曜の夜には既に多くの車中泊車がいます。確実に場所を確保したいなら、金曜の15時から16時到着を目指しましょう。
混雑を避ける曜日選びの極意
意外かもしれませんが、日曜の夜は狙い目です。多くの人は金曜か土曜に車中泊して、日曜には帰宅します。日曜の夜に車中泊して月曜の早朝に帰宅すれば、空いている施設でゆっくり過ごせます。
また、連休の中日も比較的空いています。3連休なら真ん中の日。みんな初日か最終日に動くので、中日は意外と空いているんです。
逆に避けるべきは、連休初日の金曜夜と、大型連休の土曜日。特にゴールデンウィークやお盆は、人気スポットは早い時間から満車になります。
コストを最小限に抑える節約テクニック
車中泊の魅力の一つは、宿泊費を抑えられること。さらにコストを下げる裏技をご紹介します。
無料で楽しめる道の駅を最大活用
道の駅は駐車場が無料です。温泉施設が近くにあれば、入浴料500円から1,000円だけで快適に過ごせます。食事も、直売所で食材を買って自炊すれば、一食500円以内で済みます。
つまり、道の駅での車中泊なら、1泊2日で2,000円以内に抑えることも可能。ホテルなら最低でも5,000円はかかるので、3,000円以上の節約になります。
装備は段階的に揃える
最初から完璧な装備を揃える必要はありません。まずは家にあるもので代用して、本当に必要だと感じたものから買い足していきましょう。
寝袋の代わりに毛布、マットの代わりに座布団を重ねる、サンシェードの代わりにバスタオルを洗濯バサミで固定。こんな感じで始めて、不便を感じた部分から改善していけば、無駄な出費を避けられます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々と説明してきましたが、正直に言うと、初めての車中泊は失敗して当たり前です。準備万端で行っても、必ず何か一つは「あー、これ持ってくればよかった」とか「これはいらなかったな」って思います。
だから、最初から完璧を目指さないでください。むしろ、失敗することを前提に計画した方が気楽です。
個人的におすすめなのは、最初は近場で、しかも土曜の昼間から試してみること。例えば、おふろcaféutataneなら大宮から近いし、設備も整っているし、万が一「やっぱり無理」と思ったら、夜のうちに帰宅することもできます。いきなり遠くの道の駅で挑戦して、「こんなはずじゃなかった」となるより、よっぽど賢いです。
それと、これは声を大にして言いたいんですが、ポータブル電源は最初からケチらず良いものを買った方がいい。5万円くらいの容量500Wh以上のやつ。安物買って後悔している人、山ほど見てきました。スマホの充電だけじゃなく、電気毛布も扇風機も使えるし、災害時にも役立つ。長い目で見たら絶対に損しません。
逆に、最初はケチっていいのがマットと寝袋。ホームセンターの3,000円くらいのやつで十分です。車中泊にハマってから、良いものに買い替えればいい。いきなり高級キャンプギアを揃える必要はないんです。
あと、これ意外と知られてないんですが、平日の車中泊は本当に快適です。週末と違って利用者が少ないから、静かだし駐車場も選び放題。リモートワークができる人なら、木曜の夜に出発して金曜は現地で仕事、土日は観光して日曜夜に帰る、みたいなスタイルが最高です。週末の渋滞も避けられるし、道の駅の直売所も品揃え豊富だし、いいことづくめ。
最後に一番大事なこと。車中泊って、別に修行じゃないんです。不便を楽しむアウトドアとは違います。快適に、楽に、安く旅をする手段です。だから、しんどかったら素直にホテルに泊まればいいし、寒かったら暖房の効いた施設の休憩室で過ごせばいい。「車中泊をしなきゃ」じゃなくて、「車中泊という選択肢もある」くらいの気持ちで臨んだ方が、絶対に楽しめます。
埼玉県は都心から近くて、設備の整った施設が多くて、本当に初心者向きです。失敗を恐れず、まずは週末の小旅行から始めてみてください。一度経験すれば、「あ、意外といけるじゃん」って思えるはずです。そして気づいたら、毎月車中泊の計画を立てている自分がいるかもしれませんよ。
埼玉で初めての車中泊ならどこに行けばいいかに関する疑問解決
予算はどれくらい必要ですか?
初めての車中泊の予算は、装備の有無によって大きく変わります。すでに寝袋やマットを持っている場合は、施設利用料のみで済みます。
道の駅なら基本的に無料、RVパークは1泊2,000円から5,000円程度が相場です。温泉施設併設の場所なら入浴料が別途500円から1,000円かかります。
装備をゼロから揃える場合は、寝袋とマットで1万円、サンシェードで5,000円、照明器具で3,000円、ポータブル電源で5万円程度が目安。合計7万円前後あれば、快適な車中泊環境が整います。ただし、まずは最低限の装備から始めて、必要に応じて買い足していくのが賢い方法です。
女性一人でも安全に車中泊できますか?
女性一人での車中泊は、場所選びとセキュリティ対策をしっかり行えば十分可能です。
おすすめは、おふろcaféutataneのような都市型施設や、管理人がいるRVパーク。他の利用者も多く、照明も明るいため安心です。道の駅なら人気の高い大規模施設を選びましょう。
セキュリティ対策として、すべての窓に目隠しをする、ドアロックは必須、貴重品は肌身離さず持つことが大切です。また、到着したらすぐに周囲の状況を確認し、不審な人や車がないかチェックしましょう。万が一のため、スマートフォンは常にフル充電しておき、緊急連絡先を登録しておくと安心です。
ペットと一緒に車中泊できますか?
ペット同伴可能な車中泊スポットは埼玉県内にも増えています。ただし、施設によってルールが異なるため事前確認が必須です。
メッツァRVパークやRVパークみどりの村、RVパークヘリテイジリゾートなどは、ペット同伴OKです。ただし、車外での排泄は禁止されている場所が多いため、トイレシートなどを持参しましょう。
吠え声や鳴き声にも注意が必要です。他の利用者の迷惑にならないよう、普段から無駄吠えしないようしつけておくことが大切。夏場は熱中症のリスクがあるため、車内温度管理には特に気を配りましょう。
車中泊と宿泊の違いは何ですか?
国土交通省のガイドラインによると、道の駅は休憩施設であり宿泊施設ではありません。ただし、仮眠については問題ないとされています。
線引きは曖昧ですが、一般的には「旅の途中の休憩・仮眠」なら問題なし、「連泊して拠点として使う」のはNGという解釈です。1泊程度で翌日移動するなら、実質的には黙認されているのが現状です。
ただし、施設によっては「車中泊禁止」の看板がある場合も。その場合は利用を控えましょう。RVパークなら車中泊を前提とした施設なので、安心して利用できます。
車中泊に向いている車種はありますか?
車中泊に最適なのは、フルフラットになるシートを持つ車種です。軽自動車ならN-BOXやタント、普通車ならシエンタやフリードなどがおすすめ。
ただし、フルフラットにならない車でも工夫次第で車中泊は可能です。リアシートを倒し、前席との段差をマットで埋めれば寝られます。身長が高い方は、斜めに寝るなど工夫しましょう。
キャンピングカーや軽キャンパーなら、より快適に過ごせます。ただし、初めての車中泊でいきなり購入するのはリスクが高いため、まずは手持ちの車で試してから検討するのが賢明です。レンタルキャンピングカーを利用するのも一つの方法です。
まとめ
埼玉県は都心からのアクセスが良く、初心者でも安心して車中泊を楽しめるスポットが豊富です。おふろcaféutataneのような都市型施設から、道の駅大滝温泉のような自然豊かなスポットまで、好みに応じて選べるのが魅力です。
初めての車中泊を成功させるためには、設備の充実したスポット選び、最低限の装備の準備、そしてマナーを守ることが重要です。寝袋とマット、サンシェード、照明器具、できればポータブル電源を用意すれば、快適な車中泊が実現できます。
失敗を恐れず、まずは近場のスポットから挑戦してみましょう。埼玉県なら都心から1時間程度で到着できる場所が多いため、気軽に始められます。車中泊の魅力は、自由な旅のスタイルと、非日常を味わえること。準備をしっかり整えて、素敵な車中泊デビューを果たしてくださいね。


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