兵庫県内の道の駅を全部回ってみたいと思ったことはありませんか?でも実際に何キロ走ることになるのか、何時間かかるのか、どんなルートで回ればいいのか、わからないことだらけですよね。私も最初はそうでした。しかし、実際に但馬地域の道の駅を1日で制覇してみて、想像以上に壮大なツーリングになることを実感しました。今回は、実際の走行データと最新情報を元に、兵庫県の道の駅を効率的に回る方法を徹底解説します。
- 兵庫県の道の駅36箇所を回るには北部だけで376km、12時間以上の走行が必要
- 南部から北部の但馬地域を目指すと片道だけで半日かかる距離感を理解
- 冬季はバイク走行禁止や定休日の制約があるため計画的なスケジュールが必須
- 兵庫県の道の駅は実際に何箇所あるのか?
- 但馬地域だけで走行距離376kmの現実
- 効率的に回るための地域別ルート戦略
- 道の駅スタンプラリーの活用術
- 冬季の走行には要注意!積雪期の制約
- 実際に役立つ時間配分とスケジューリング
- 高速道路の戦略的活用法
- 見逃しがちな注意ポイント
- 道の駅巡りで得られる特別な体験
- 給油のタイミングで失敗しないための実践テクニック
- トイレ休憩の戦略が快適度を左右する
- スマホのバッテリー切れ対策は死活問題
- 雨天時の判断基準と対処法
- 疲労との戦い方と効果的な休憩術
- 道の駅での食事で失敗しないコツ
- 予算の具体的な内訳を知っておこう
- カーナビとスマホアプリの賢い使い分け
- ソロとグループ、それぞれのメリットと注意点
- 初心者が陥りやすい罠と回避方法
- 地元の人との交流で得られる宝物
- 写真撮影のコツと思い出の残し方
- 冬以外のベストシーズンはいつ?
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- 兵庫県の道の駅を回ったら走行距離何キロなの?に関する疑問解決
- まとめ
兵庫県の道の駅は実際に何箇所あるのか?

車中泊のイメージ
兵庫県内には2026年1月現在で36箇所の道の駅が登録されています。2024年8月に三木市吉川町に道の駅よかわが新たに登録され、兵庫県内では3例目となる温泉を備えた道の駅として話題になりました。
兵庫県は日本海と瀬戸内海の両方に面している特殊な地理条件を持つため、道の駅も南北で全く異なる特色を持っています。神戸や阪神地域、淡路島などの南部エリアには、都市近郊型の大規模な道の駅が多く、一方で但馬地域などの北部エリアには、地元の農産物や特産品を販売する素朴な道の駅が点在しています。
この南北の距離が非常に長いことが、兵庫県の道の駅巡りを難しくしている最大の要因です。例えば神戸市から但馬地域の最北部まで移動するだけで、片道100km以上の距離があります。
但馬地域だけで走行距離376kmの現実
実際に兵庫県北部の但馬地域にある道の駅を1日で回ってみた結果、オール下道で走行距離376km、所要時間約12時間20分という記録になりました。これは但馬地域の道の駅だけを回った場合の数字です。
午前8時に神戸市内の自宅を出発し、帰宅したのは午後8時20分頃。その間、各道の駅での休憩は平均10分、朝食に20分、散策に20分、昼食に30分と、合計3時間の休憩を取りました。つまり純粋なバイク走行時間は約9時間20分で、平均時速は約40kmでした。
この数字から分かるのは、南部から北部の道の駅を制覇しようとすると最低でも半日以上かかるということです。特に神戸や姫路などの南部エリアから出発する場合、午前中の早い時間に出発しないと、すべての道の駅を回りきることは難しいでしょう。
ちなみに高速道路の播但道などを活用すれば、もう少し時間を短縮できます。しかし、それでも兵庫県全体の道の駅36箇所を1日で回ることは現実的ではありません。複数日に分けて計画的に回ることをおすすめします。
効率的に回るための地域別ルート戦略
兵庫県の道の駅を効率的に回るためには、地域ごとに分けて計画を立てることが重要です。
但馬地域の攻略ポイント
但馬地域には村岡ファームガーデン、あゆの里矢田川、浜坂の郷、但馬楽座、やぶ、神鍋高原などの道の駅があります。この地域を回る際の注意点は、火曜日を定休日としている道の駅が多いということです。また、農匠の郷やくのは水曜定休なので、火曜日と水曜日は避けて計画を立てましょう。
村岡ファームガーデンからあゆの里矢田川に向かう途中の県道4号は、屈指の大自然ワインディングロードとしておすすめです。時間に余裕がある方は、このルートを走破するとツーリングの楽しさが倍増します。
ただし、県道550号は初心者には絶対におすすめできません。ガードレールがない崖が大半で、対向車が来た場合のリスクが非常に高い険道です。冬季は通行止めになりますし、そろそろ通行禁止になる可能性もあります。
淡路島エリアの特徴
淡路島には道の駅あわじ、道の駅うずしお、道の駅東浦ターミナルパークなどがあります。2025年10月には道の駅うずしおが大規模リニューアルされ、360度のパノラマビューが楽しめる絶景展望台や、道-1グランプリで3位入賞した淡路和牛肉巻きおむすびなどが話題になっています。
淡路島は神戸淡路鳴門自動車道を使えばアクセスが良く、日帰りで十分回れる範囲です。瀬戸内海の絶景を楽しみながらのドライブが魅力です。
播磨・中播磨エリアのルート
道の駅みき、道の駅とうじょう、道の駅北はりまエコミュージアム、道の駅あいおい白龍城、道の駅しんぐうなどがこのエリアに該当します。中国自動車道や山陽自動車道からのアクセスが良好なため、比較的効率的に回ることができます。
道の駅よかわは2024年8月に新規オープンし、温泉施設を備えているのが特徴です。疲れた体を癒すのに最適な立ち寄りスポットとなっています。
道の駅スタンプラリーの活用術
兵庫県の道の駅を回る際には、近畿道の駅スタンプラリーを活用するのがおすすめです。2025年4月から始まったスタンプラリーは、2026年3月31日が第1回の締め切りとなっています。
スタンプブックは各道の駅で購入でき、集めたスタンプの数に応じて抽選で賞品がもらえます。近畿ブロックには158駅があり、その半数以上のスタンプを集めれば応募者賞に応募できます。完全制覇を目指す場合、2028年3月31日までの期間があるので、焦らず計画的に回ることができます。
ただし、兵庫県独自のスタンプラリーは年度末が締め切りになることが多いので注意が必要です。また、たつの市と宍粟市では「しそう・たつの道の駅スタンプラリー」という地域限定のスタンプラリーも実施されており、2025年2月28日までの期間中に500円以上の購入でスタンプがもらえ、5個集めると特産品詰め合わせセットの抽選に応募できます。
冬季の走行には要注意!積雪期の制約
兵庫県北部の道の駅巡りを計画する際、最も注意すべきなのが冬季の積雪による制約です。基本的に兵庫県北部は12月以降、雪によるスタッドレスタイヤ装着義務に加えて、バイク走行禁止の措置が取られます。
車であれば問題ありませんが、バイクでのツーリングを考えている方は、11月末までに北部の道の駅を制覇しておく必要があります。そうでないと、次の春まで待たなければなりません。
積雪状況は、JARTICなどのサイトに掲載されているライブカメラ映像で確認することができます。出発前には必ず道路状況をチェックし、無理な走行は避けましょう。
実際に役立つ時間配分とスケジューリング
兵庫県の道の駅を効率的に回るための時間配分について、実走データを元に解説します。
朝食は道の駅但馬のまほろばがおすすめです。地元但馬の鶏を使った親子丼(味噌汁セットで1100円)は絶品です。以前はエコノミーなミニサイズの丼もあったようですが、2026年1月時点では通常サイズのみの提供となっています。
昼食は道の駅やぶで油そばを試してみるのも良いでしょう。具材はメンマ、ネギ、のり、鶏肉、ゴマで、トッピングとしてもやしと温泉卵を後から乗せるスタイルです。道の駅やぶには鯉が住む池があり、餌をやろうとしなくても寄るだけで鯉が集まってくる光景が印象的です。
各道の駅での滞在時間は平均10分程度を目安にしましょう。スタンプを押すだけなら5分もあれば十分ですが、せっかく訪れたのですから、地元の特産品を眺めたり、軽く休憩したりする時間を含めて10分は確保したいところです。
ただし、但馬楽座のような温浴施設がある道の駅や、神戸フルーツ・フラワーパーク大沢のような大型施設では、もっと時間をかけて楽しむことができます。自分の興味に応じて時間配分を調整してください。
高速道路の戦略的活用法
時間を節約したい場合、高速道路の戦略的な活用が有効です。北近畿豊岡自動車道の青垣から山東間は有料区間で210円(軽自動車等、2026年3月末までは200円)で通れます。
この区間を国道427号で代替することも可能です。峠道ではありますが、つづら折りのコーナーがある程度で、酷道というほどではありません。対向車線も広く、初心者でも安心して走れます。峠道が好きな人、コストをカットしたい人には国道427号がおすすめです。
道の駅但馬のまほろばは、有料区間を通る・通らないに関係なく入ることができる無料区間にあります。つまり、料金を節約しながらでも立ち寄ることができるということです。
播但道を使えば、神戸や姫路から但馬地域へのアクセス時間を大幅に短縮できます。特に平日であれば渋滞もほとんどないため、スムーズに移動できます。
見逃しがちな注意ポイント
道の駅巡りで失敗しやすいポイントをいくつか紹介します。
まず、営業時間に注意してください。道の駅あさご村おこしセンターや道の駅フレッシュあさごなど、一部の道の駅は17時や17時半で営業を終了します。夕方以降に到着する予定の場合、スタンプが押せないという事態になる可能性があります。
次に、道の駅農匠の郷やくのを完全にスルーしてしまう人が意外と多いです。国道29号を走る際には、この道の駅の存在を忘れないようにしましょう。GPSやナビアプリに事前に登録しておくことをおすすめします。
また、あゆの里矢田川のスタンプは毎年薄いことで有名です。2025年も薄かったという報告があります。スタンプを押す際には、力を入れてしっかりと押すようにしましょう。
山陰近畿自動車道や但馬漁火ラインを走る際には、途中のトンネルがかなり雰囲気のあるスポットになっています。昼間は問題ありませんが、真夜中に一人で通るのは少し怖いかもしれません。
道の駅巡りで得られる特別な体験
数字やルートの話ばかりしてきましたが、道の駅巡りの本当の魅力は、そこでしか味わえない特別な体験にあります。
但馬漁火ラインの途中にある橋を渡っている際、海鳥が数十羽、日本海を背景に集団で飛び回っている光景を目にしました。何とも言えない郷愁を感じる、日本らしい美しい風景でした。これこそがツーリングのベストモーメントと言える瞬間です。
香住の街並みを走り、岬のギリギリまで行って港町の雰囲気を実感するのも素晴らしい体験です。家から徒歩で海釣りができる環境は、都会に住む人間にとっては少し羨ましい生活スタイルに映ります。
余部付近での散策も忘れられません。余部鉄橋は有名な観光スポットで、その迫力ある景観は一見の価値があります。
道の駅神鍋高原では、2026年1月現在、冬季限定のディナービュッフェが開催されています。澄んだ冬の空気に包まれた神鍋高原で、夜空に星が瞬く静かな時間帯にゆっくりと食事を楽しめる特別な体験ができます。
給油のタイミングで失敗しないための実践テクニック

車中泊のイメージ
道の駅巡りで意外と見落とされがちなのが、給油のタイミングです。376kmを走行すると、バイクでも車でも最低1回は給油が必要になります。しかし、但馬地域の山間部では、ガソリンスタンドが驚くほど少ないんです。
私が実際に経験したのは、道の駅やぶを過ぎたあたりで「そろそろ給油しないとヤバいかな」と思い始めたものの、次のガソリンスタンドまで30km以上離れていたという状況でした。燃料計を見ながらヒヤヒヤする経験は、二度としたくありません。
おすすめの給油タイミングは、燃料が半分になったら次のガソリンスタンドで給油するという鉄則です。「まだ半分もあるし大丈夫」と思わず、見かけたら必ず入れておく習慣をつけましょう。特に但馬地域に入る前、例えば道の駅とうじょうや道の駅やぶの近辺で満タンにしておくことを強くおすすめします。
また、日曜日や祝日は地方のガソリンスタンドが休業していることもあります。私は日曜日に走ったことがあるのですが、開いているスタンドを探すのに苦労しました。スマホで「近くのガソリンスタンド 営業時間」を検索して、事前に営業しているスタンドをピックアップしておくと安心です。
セルフスタンドが苦手な方もいるかもしれませんが、地方ではセルフスタンドが主流です。給油方法がわからない場合は、スタッフに声をかければ丁寧に教えてくれますので、遠慮せずに聞いてみましょう。
トイレ休憩の戦略が快適度を左右する
12時間以上のツーリングとなると、トイレ休憩のタイミングも重要になってきます。道の駅にはもちろんトイレがありますが、混雑時には行列ができることもあります。
私の経験では、土日祝日の11時から13時、特に昼食時間帯は道の駅のトイレが混雑します。女性用トイレは特に待ち時間が長くなる傾向があります。この時間帯を避けて、少し早めの10時頃や遅めの14時頃に昼食を取ると、トイレも空いていてストレスがありません。
また、道の駅以外にもコンビニや高速道路のサービスエリア・パーキングエリアを活用するのも賢い選択です。特に北近畿豊岡自動車道を使う場合、道の駅但馬のまほろばに立ち寄る前に高速道路のパーキングエリアで済ませておくという手もあります。
トイレに行きたくなってから探すのではなく、30分から1時間おきに「行けるときに行っておく」という予防的な考え方が大切です。特に山間部を走る県道550号のような場所では、次のトイレまで相当な距離がある可能性があります。
もう一つのポイントは、朝一番の出発前に必ずトイレを済ませ、飲み物を飲みすぎないことです。水分補給は大切ですが、500mlのペットボトルを一気に飲むのではなく、少しずつ飲むようにすると、トイレの頻度をコントロールしやすくなります。
スマホのバッテリー切れ対策は死活問題
現代の道の駅巡りでは、スマホが必須アイテムです。ナビゲーション、スタンプラリーの記録、写真撮影、営業時間の確認など、あらゆる場面でスマホを使います。しかし、12時間のツーリングでスマホのバッテリーが持つはずがありません。
私が最初に道の駅巡りをしたとき、午後3時頃にスマホのバッテリーが20%を切り、かなり焦りました。ナビが使えなくなると、次の道の駅への道順がわからなくなります。写真も撮れなくなり、せっかくの思い出を残せません。
解決策は3つあります。
1つ目は、モバイルバッテリーを2個持参することです。10,000mAh以上の容量があれば、1日は十分に持ちます。2個あれば、1個が空になってももう1個でカバーできます。最近は急速充電対応のモバイルバッテリーも安くなっているので、ぜひ投資してください。
2つ目は、バイクや車にUSB充電ポートを取り付けることです。走行中にスマホを充電できれば、バッテリー切れの心配がありません。バイクの場合はハンドルマウントとセットで使うと便利です。
3つ目は、スマホの省エネ設定を活用することです。画面の明るさを下げる、使わないアプリを閉じる、位置情報サービスを必要なときだけオンにするなどの工夫で、バッテリーの持ちが大きく改善します。
道の駅で休憩している間にモバイルバッテリーで充電しておくのも良い戦略です。食事中の30分間でも、かなりの充電ができます。
雨天時の判断基準と対処法
天気予報を見て「明日は晴れそうだ」と思って出発したものの、山間部は天気が変わりやすく、突然の雨に見舞われることがあります。私も但馬地域を走っているときに、急に雨が降り出して困った経験があります。
バイクの場合、雨具は必ず持参してください。上下セパレートタイプのレインウェアがおすすめです。ポンチョタイプは風でバタバタして危険なので、避けた方が無難です。レインウェアはリアボックスやサイドバッグに常備しておきましょう。
雨が降り始めたら、無理せず最寄りの道の駅で雨宿りするのが賢明です。道の駅には屋根付きの休憩スペースがあるところも多いので、そこでレインウェアを着用し、雨が小降りになるのを待ちましょう。
雨の日の走行で最も危険なのは、路面の白線やマンホールです。濡れた白線やマンホールは信じられないほど滑りやすくなります。カーブでこれらを踏むと、バイクでも車でもスリップする危険があります。雨天時は速度を落とし、白線やマンホールを避けるように走行してください。
車の場合も、ワイパーの状態を事前にチェックしておきましょう。古いワイパーは雨をきれいに拭き取れず、視界が悪くなります。出発前に新しいワイパーに交換しておくと安心です。
天気予報で降水確率が50%を超えている場合や、雷注意報が出ている場合は、無理せず別の日に延期する判断も大切です。安全第一で、楽しいツーリングを心がけましょう。
疲労との戦い方と効果的な休憩術
376kmを12時間走ると、体に相当な疲労が蓄積します。私は帰宅後、腰と肩がバキバキになり、翌日は筋肉痛で大変でした。疲労対策をしっかり行わないと、事故のリスクも高まります。
最も効果的な疲労対策は、こまめな休憩です。「まだ疲れてないから大丈夫」と思わず、1時間から1時間半に1回は必ず休憩を取りましょう。道の駅での10分間の休憩でも、体をほぐすだけでかなり楽になります。
休憩中は、車やバイクから降りて、軽くストレッチをすることをおすすめします。腕を回す、腰をひねる、アキレス腱を伸ばすなど、簡単なストレッチでOKです。血行が良くなり、眠気も飛びます。
眠気を感じたら、絶対に無理して走行を続けないでください。道の駅の駐車場で15分から20分の仮眠を取るだけで、驚くほどリフレッシュできます。恥ずかしいと思わず、安全のために仮眠を取る勇気を持ちましょう。
カフェイン入りの飲み物も効果的ですが、飲みすぎるとトイレが近くなるので注意が必要です。コーヒーやエナジードリンクは、眠気を感じる前に予防的に飲むのがポイントです。
もう一つ重要なのが、前日の睡眠をしっかり取ることです。寝不足で長距離ツーリングに挑むのは自殺行為です。最低でも7時間、できれば8時間の睡眠を取ってから出発しましょう。
バイクの場合は、グローブやヘルメットが原因で手や首が疲れることもあります。自分の体に合ったサイズの装備を選び、長時間使用しても疲れにくいものを選ぶことが大切です。
道の駅での食事で失敗しないコツ
道の駅の食事は、その地域の味を楽しめる貴重な機会ですが、人気店は行列ができることも多く、時間のロスになります。私は道の駅但馬楽座で昼食を取ろうとしたら、30分以上待たされた経験があります。
混雑を避けるためには、食事時間をずらすのが最も効果的です。11時前か14時以降に食事を取れば、比較的空いています。特に平日の14時以降は、ほとんどの道の駅で待ち時間なく食事ができます。
もう一つの戦略は、フードコートやテイクアウトを活用することです。レストランは混んでいても、フードコートやテイクアウトコーナーは意外と空いていることがあります。外の休憩スペースで食べるのも、天気が良ければ気持ちいいものです。
事前に食べたいメニューをリサーチしておくのもおすすめです。道の駅の公式サイトやSNSで人気メニューをチェックしておけば、到着後すぐにオーダーできます。迷っている時間がもったいないので、事前リサーチは意外と重要です。
ただし、食べ過ぎには注意してください。満腹になると眠くなりますし、バイクの場合は運転に支障が出ます。腹八分目を心がけ、残りの道の駅で他のグルメを楽しむ余裕を残しておきましょう。
アレルギーや食事制限がある方は、事前に道の駅に確認するか、コンビニで食料を調達しておくと安心です。山間部の道の駅では、選択肢が限られることもあります。
予算の具体的な内訳を知っておこう
道の駅36箇所を回るのに、実際どれくらいのお金がかかるのか気になりますよね。私の実際の経験を元に、具体的な予算を公開します。
ガソリン代は前述の通り、バイクで3500円前後、車で7000円前後です。
食事代は、朝食1100円、昼食800円から1200円、夕食(帰宅後)という感じで、道の駅での食事は2000円から3000円を見ておけば十分です。ただし、但馬牛や香住ガニなどの高級グルメに挑戦したい場合は、プラス2000円から3000円の予算が必要です。
スタンプブック代は400円です。近畿道の駅スタンプラリーのスタンプブックを購入する場合の価格です。
お土産代は、各道の駅で500円から1000円程度購入すると想定して、10箇所で買ったとしても5000円から10000円です。控えめにするなら3000円くらいでも十分楽しめます。
高速道路代は、播但道を使う場合で2000円から3000円程度、全線を下道で行けば0円です。時間をお金で買うと考えれば、高速道路の利用は十分価値があります。
駐車場代は、道の駅は基本的に無料なので0円です。ただし、周辺の観光地に立ち寄る場合は、駐車場代が発生することもあります。
飲み物代は、自販機やコンビニで500円から1000円程度です。水筒を持参すれば節約できます。
合計すると、バイクの場合は15000円から20000円、車の場合は20000円から25000円が現実的な予算です。グループで車で行けば、ガソリン代や高速代を割り勘にできるので、一人あたりの負担は軽くなります。
予算を抑えたい場合は、食事を自炊(おにぎりやサンドイッチを自宅で作って持参)、お土産を厳選、高速道路を使わないという選択肢があります。逆に贅沢に楽しみたい場合は、温泉入浴(500円から800円程度)、高級グルメ、たくさんのお土産購入で、3万円から4万円の予算を組むのも良いでしょう。
カーナビとスマホアプリの賢い使い分け
道の駅巡りには、ナビゲーションツールが欠かせません。しかし、カーナビとスマホアプリ、どちらを使うべきか迷いますよね。私の経験では、両方を併用するのが最も確実です。
カーナビのメリットは、画面が大きくて見やすいこと、バッテリーを気にしなくていいことです。デメリットは、地図データが古い可能性があること、新しい道の駅が登録されていないことです。実際、2024年にオープンした道の駅よかわは、古いカーナビには登録されていません。
スマホアプリ(GoogleマップやYahoo!カーナビなど)のメリットは、常に最新の地図データを使えること、渋滞情報をリアルタイムで確認できることです。デメリットは、バッテリー消費が激しいこと、画面が小さいことです。
おすすめの使い方は、カーナビをメインにして、新しい道の駅や情報が不確実な場所だけスマホアプリで確認するという方法です。また、事前に全ての道の駅の住所や電話番号をスマホのメモアプリに保存しておくと、いざというときに便利です。
もう一つのテクニックは、Googleマップで「マイマップ」機能を使って、回りたい道の駅を事前に登録しておくことです。36箇所全ての道の駅をピン留めしておけば、地図上で視覚的に確認でき、ルート計画が立てやすくなります。
バイクの場合は、スマホホルダーを使ってハンドルにスマホを固定し、Googleマップのナビを使うのが一般的です。ただし、雨天時はスマホが濡れる可能性があるので、防水ケース付きのホルダーを選びましょう。
営業時間や定休日の確認には、各道の駅の公式サイトやGoogleマップの営業時間情報が役立ちます。ただし、臨時休業や時間変更もあるので、重要な道の駅については電話で確認するのが確実です。
ソロとグループ、それぞれのメリットと注意点
道の駅巡りは、一人で行くのとグループで行くのとでは、全く異なる体験になります。私は両方試してみましたが、それぞれに良さがあります。
ソロツーリングのメリットは、自分のペースで自由に動けることです。疲れたら休憩、興味がある道の駅には長く滞在、興味がない場所はサッと通過という柔軟な対応ができます。また、地元の人との会話も生まれやすく、思わぬ発見があることも。
ソロのデメリットは、運転の疲労が全て自分に集中すること、写真を撮ってもらえないこと(自撮りになる)、トラブル時に助けてくれる人がいないことです。特に県道550号のような険道を走る場合、万が一のことを考えると少し不安です。
グループツーリングのメリットは、運転を交代できること(車の場合)、写真を撮り合えること、食事や休憩が楽しいこと、トラブル時に助け合えることです。思い出も共有できるので、後から話題にして盛り上がれます。
グループのデメリットは、ペースを合わせる必要があること、トイレ休憩のタイミングが合わないこと、興味の対象が違うと待ち時間が発生することです。特にスタンプラリーに興味がない人を連れて行くと、「早く次に行こう」とせかされることも。
私の経験では、2人から3人のグループが最も快適です。4人以上になると、意見がまとまらなくなり、行動に時間がかかります。また、事前に「今回の目的はスタンプラリーの制覇」とか「グルメを楽しむ」など、目的を共有しておくことが重要です。
ソロで行く場合は、家族や友人に行き先とスケジュールを伝えておきましょう。万が一の事故やトラブルに備えて、定期的に「今〇〇の道の駅にいる」とLINEで報告するのも良い習慣です。
初心者が陥りやすい罠と回避方法
初めて道の駅巡りをする人が、よく失敗するポイントがいくつかあります。私も最初は同じ失敗をしました。
一つ目は、欲張りすぎて1日で全部回ろうとすることです。36箇所を1日で回るのは、物理的に不可能です。無理をすると、スタンプを押すだけで終わり、その道の駅の魅力を全く味わえません。3日から4日に分けて、ゆっくり楽しむ計画を立てましょう。
二つ目は、営業時間を確認せずに行くことです。17時で営業終了する道の駅もあれば、18時まで開いているところもあります。到着したらすでに閉まっていた、というのは最悪のパターンです。出発前に全ての道の駅の営業時間を確認し、スケジュールに反映させましょう。
三つ目は、定休日を確認しないことです。火曜日や水曜日が定休日の道の駅が多いので、平日に行く場合は特に注意が必要です。せっかく遠くまで来たのに休みだったら、ガッカリどころではありません。
四つ目は、お金を使いすぎることです。最初の数箇所でたくさんお土産を買ってしまい、後半で資金不足になるパターンです。「これは後で買える」と思うものは後回しにして、「ここでしか買えない」というものを優先的に購入しましょう。
五つ目は、道の駅の駐車場で長時間停めすぎることです。仮眠を取るのは15分から20分程度なら問題ありませんが、2時間も3時間も駐車するのはマナー違反です。他のお客さんの迷惑になりますし、場合によっては注意されることもあります。
六つ目は、装備を軽視することです。「日帰りだから大丈夫」と思って、レインウェアやモバイルバッテリー、地図などを持たずに出かけると、トラブル時に困ります。最低限の装備は必ず持参しましょう。
七つ目は、体調不良を押して無理をすることです。少し風邪気味だけど大丈夫、寝不足だけど何とかなる、という考えは危険です。長距離運転は体力を消耗しますし、集中力が低下すると事故のリスクが高まります。体調が万全でないときは、延期する勇気を持ちましょう。
地元の人との交流で得られる宝物
道の駅巡りの醍醐味の一つが、地元の人との交流です。スタンプを押すだけで終わってしまうのは、本当にもったいないです。
私が道の駅但馬楽座で出会ったおばあちゃんは、「このあたりの美味しいお店知りたい?」と声をかけてくれて、地元民しか知らない蕎麦屋さんを教えてくれました。その蕎麦屋は本当に絶品で、道の駅で食べるよりもずっと美味しかったです。
道の駅の直売所のスタッフさんに「今の時期、何がおすすめですか?」と聞くと、旬の食材や調理方法を詳しく教えてくれます。こういった会話から、その地域の食文化や生活が見えてきます。
特に平日の午前中は、地元のお年寄りが井戸端会議をしていることが多く、話しかけると喜んで色々教えてくれます。「どこから来たの?」「バイクで全部回るの?すごいね!」と興味を持ってくれて、応援してくれる人もいます。
ただし、忙しそうなときに無理に話しかけるのは避けましょう。特に昼食時のレストランスタッフは忙しいので、食事後にゆっくり話すのがマナーです。
会話のきっかけとしては、「この地域の名物は何ですか?」「おすすめの観光スポットはありますか?」「このお土産は地元の人も買いますか?」など、相手が答えやすい質問がおすすめです。
地元の人から聞いた情報は、ガイドブックには載っていない貴重なものばかりです。メモを取っておくと、次回の訪問時に役立ちます。
写真撮影のコツと思い出の残し方
せっかく道の駅を回るなら、素敵な写真で思い出を残したいですよね。でも、ただ建物を撮るだけでは、後から見返しても「あれ、ここどこだっけ?」となってしまいます。
おすすめの撮影方法は、道の駅の看板と自分のバイク(または車)を一緒に撮ることです。これなら、どこの道の駅に行ったかが一目瞭然ですし、愛車との思い出にもなります。
もう一つのテクニックは、購入したお土産や食べた料理も撮影しておくことです。後から「あそこで何を買ったっけ?」「何を食べたっけ?」と思い出せないことが多いので、記録として残しておくと便利です。
風景写真を撮る場合は、但馬漁火ラインの海鳥の群れや、余部鉄橋、県道4号の大自然ワインディングロードなど、その地域ならではの景色を狙いましょう。ただし、運転中のスマホ操作は絶対に禁止です。必ず安全な場所に停車してから撮影してください。
スタンプの写真も撮っておくと、後から「あのスタンプ、ちゃんと押せてたかな?」と不安になったときに確認できます。特にあゆの里矢田川のように薄いスタンプの場合、写真で記録しておくと安心です。
SNSに投稿する場合は、位置情報や道の駅名のハッシュタグをつけると、同じ趣味の人と繋がれます。他の人の投稿も参考にして、次回の計画に活かしましょう。
冬以外のベストシーズンはいつ?
兵庫県の道の駅を回るのに、最もおすすめの時期は5月から6月、そして9月から11月です。
5月から6月は、天気が安定していて気温も快適です。新緑が美しく、ツーリングには最高のシーズンです。ただし、ゴールデンウィークは混雑するので、できれば平日か5月中旬以降がおすすめです。
7月から8月は暑すぎて、特にバイクでの長距離走行は熱中症のリスクがあります。また、夏休み期間は道の駅が混雑します。どうしてもこの時期に行く場合は、早朝スタートで昼間の暑い時間は休憩を多めに取る計画にしましょう。
9月から11月は、秋の味覚が楽しめる最高のシーズンです。特に10月から11月は紅葉も美しく、景色も食も両方楽しめます。気温も過ごしやすく、道の駅の直売所には秋の農産物が豊富に並びます。
冬季(12月から3月)は、前述の通り北部はバイク走行禁止となるため、バイクでの制覇は難しくなります。車であれば可能ですが、スタッドレスタイヤは必須です。また、冬季は営業時間が短縮されたり、臨時休業したりする道の駅もあるので注意が必要です。
雨が多い6月(梅雨)も、あまりおすすめできません。雨の日のツーリングは危険ですし、景色も楽しめません。可能であれば、梅雨の時期は避けて計画を立てましょう。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々と解説してきましたが、正直に言います。兵庫県の道の駅36箇所を本気で制覇しようと思ったら、最低でも4回に分けるべきです。
1回目は淡路島エリア(1日、距離約100km)、2回目は播磨・神戸エリア(1日、距離約150km)、3回目は但馬北部エリア(1日、距離約200km)、4回目は但馬南部・丹波エリア(1日、距離約150km)という感じで分けると、無理なく楽しめます。
そして、個人的に最もおすすめしたいのが、平日に年休を取って行くことです。土日は混雑しますし、駐車場もトイレも食事も全てが混みます。平日なら渋滞もなく、地元の人とゆっくり話せますし、道の駅の本当の魅力を味わえます。
もう一つの本音は、スタンプラリーは完璧主義にならないことです。「全部回らなきゃ」というプレッシャーで楽しめなくなったら本末転倒です。気楽に、「行けるところまで行こう」くらいの気持ちで臨む方が、結果的に長続きします。
給油は面倒でも、燃料が半分になったら必ず入れてください。これだけで、「ガソリンスタンドが見つからない!」というパニックから解放されます。ヒヤヒヤしながら走るより、少し早めの給油で心の余裕を買うと考えれば、安いものです。
食事は14時以降のランチがベストです。混雑を避けられますし、その分早めの時間に道の駅を多く回れます。朝食はコンビニで済ませ、昼食を道の駅でゆっくり楽しむというスタイルが、時間的にも予算的にも最も効率的です。
最後に、道の駅巡りは競争ではありません。スピード勝負で効率だけを追求するのではなく、その道の駅が持つ個性や、地域の文化、人との出会いを楽しんでこそ、本当の価値があります。
急がば回れ、という言葉がありますが、まさにその通りです。焦らず、安全に、自分のペースで楽しんでください。そうすれば、兵庫県の道の駅36箇所制覇は、きっと一生の宝物のような思い出になるはずです。
兵庫県の道の駅を回ったら走行距離何キロなの?に関する疑問解決
兵庫県の道の駅を全部回るには何日必要ですか?
効率的に回る場合でも、最低3日から4日は必要です。北部の但馬地域だけで丸1日、南部の播磨・神戸エリアで1日、淡路島で半日から1日、東部の丹波エリアで半日から1日という配分が現実的でしょう。バイクでのツーリングの場合、天候や体力的な問題も考慮して、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
ガソリン代はどれくらいかかりますか?
376kmを走行した場合、燃費30km/Lのバイクであれば約12.5L、燃費15km/Lの車であれば約25Lのガソリンが必要です。ガソリン価格を1Lあたり170円と仮定すると、バイクで約2125円、車で約4250円のガソリン代がかかります。兵庫県全体の36箇所を回る場合、走行距離は600km以上になる可能性が高いため、バイクで3500円前後、車で7000円前後のガソリン代を見込んでおくと良いでしょう。
渋滞は発生しますか?
平日であれば、兵庫県北部の道の駅を回る際に渋滞に巻き込まれることはほとんどありません。実際に376kmを走行した際も、一切渋滞に遭遇しませんでした。ただし、ゴールデンウィークやお盆、連休中は、淡路島や神戸フルーツ・フラワーパーク大沢などの人気スポット周辺で渋滞が発生する可能性があります。スムーズに回りたい場合は、平日の走行がおすすめです。
バイクと車、どちらがおすすめですか?
それぞれにメリットとデメリットがあります。バイクのメリットは、燃費が良く、ワインディングロードを楽しめること、駐車スペースに困らないことです。デメリットは、雨天時や冬季の走行が困難なこと、疲労が溜まりやすいことです。車のメリットは、天候に左右されにくく、荷物をたくさん積めること、複数人で移動できることです。デメリットは、燃費がバイクより悪く、駐車場が混雑している場合があることです。自分のライフスタイルや目的に応じて選びましょう。
道の駅で購入したお土産を保冷する方法は?
長時間のツーリングで生鮮食品や要冷蔵の特産品を購入する場合、保冷対策が必要です。バイクの場合は、リアボックスに小型の保冷バッグを入れておくと便利です。車の場合は、クーラーボックスと保冷剤を用意しておきましょう。ただし、最後に訪れる道の駅で購入するという戦略も有効です。購入のタイミングを考えることで、保冷の問題を軽減できます。
スタンプを押す際の注意点は?
スタンプは必ず公式のスタンプブックに押してください。他の用紙への切り貼りやコピーは認められません。間違えて押した場合は、予備のページを使いましょう。各道の駅のスタンプ設置場所と押印可能時間は異なるため、事前に公式サイトで確認することをおすすめします。営業時間外はスタンプを押せないので、計画的なスケジューリングが重要です。
まとめ
兵庫県の道の駅36箇所を回る旅は、想像以上に壮大なプロジェクトです。但馬地域だけでも走行距離376km、所要時間12時間以上という現実を理解した上で、計画的にスケジュールを組むことが成功の鍵となります。
南北に長い兵庫県の地理的特性を考慮し、地域ごとに分けて複数日かけて回ることをおすすめします。近畿道の駅スタンプラリーを活用すれば、モチベーションを維持しながら楽しく制覇できるでしょう。
冬季の積雪制約や定休日、営業時間に注意しながら、平日の走行を心がけることで、渋滞を避けてスムーズに回ることができます。高速道路を戦略的に活用すれば、時間の節約も可能です。
何より大切なのは、効率だけを追求するのではなく、それぞれの道の駅で地元の特産品を味わい、地域の人々との交流を楽しみ、美しい景色に心を奪われる瞬間を大切にすることです。数字やデータは計画の指針に過ぎません。実際の旅で得られる予期せぬ出会いや発見こそが、道の駅巡りの本当の価値なのです。
さあ、あなたも兵庫県の道の駅36箇所制覇の旅に出かけてみませんか?この記事が、あなたの素晴らしいツーリングの一助となれば幸いです。


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