温泉旅行を計画しているのに、どこを選べばいいか迷っていませんか?兵庫県には有馬温泉や城崎温泉といった超有名温泉地から、地元民しか知らない隠れた名湯まで、実に多彩な温泉が点在しています。でも正直なところ、「有名だから」という理由だけで選んで後悔した経験はありませんか?混雑していて落ち着けなかった、思っていた雰囲気と違った、料金が高すぎた…そんな失敗をしないために、この記事では兵庫県の温泉を本当に楽しむための情報をお届けします。
- 2026年1月最新の温泉施設情報と特別営業スケジュールを完全網羅
- 有名温泉と穴場温泉の賢い使い分け方と失敗しない選び方のコツ
- 実際に行くべき温泉地と避けるべきタイミングを具体的に解説
兵庫県の温泉が他県と決定的に違う理由

車の前で困っている人のイメージ
兵庫県の温泉地を語る上で最初に知っておくべきことがあります。それは温泉地ごとの個性がはっきりしすぎているという点です。これは良い意味でも悪い意味でもあって、自分に合った温泉を選べば最高の体験ができますが、間違えると「こんなはずじゃなかった」となります。
有馬温泉は日本三古泉のひとつとして知られ、金泉と銀泉という2種類の泉質を楽しめる貴重な温泉地です。金泉は鉄分を多く含んだ赤褐色の湯で、入浴後も体がポカポカと温まり続けます。一方の銀泉は無色透明で、炭酸を含んだサラッとした肌触りが特徴です。2026年1月現在、有馬温泉太閤の湯では1月24日から25日、そして1月31日から2月1日にかけて通常より1時間早い朝9時から営業を開始しており、早朝から温泉を楽しみたい方には絶好のチャンスとなっています。
城崎温泉は外湯めぐりを前提に設計された温泉街として完成度が抜群に高い場所です。浴衣姿で温泉街を歩き、7つの外湯を巡り、食べ歩きを楽しむ。これがこの温泉地の正しい楽しみ方です。ただし、この「にぎやかさ」こそが城崎温泉の魅力である一方で、静かに過ごしたい人には向かない場合があります。特に週末や冬のカニシーズンは人で溢れるため、混雑が苦手な方は平日や春秋のオフシーズンを狙うのが賢明です。
2026年最新!注目の兵庫県温泉施設情報
神戸エリアでは神戸みなと温泉蓮が2026年で開業10周年を迎え、温泉宿ホテル総選挙2025で4年連続全国1位を獲得するという快挙を成し遂げました。神戸の港を一望できる立地と、料亭の味を楽しめるライブ割烹ブッフェが人気の秘密です。日帰り利用も可能で、都心からのアクセスも良好なため、気軽に立ち寄れる温泉リゾートとして多くの人に愛されています。
神戸電鉄北鈴蘭台駅から徒歩約15分の場所にある有馬街道温泉すずらんの湯は、県内最大級の露天風呂を誇る日帰り温泉施設です。地下1100メートルから湧き出る弱アルカリ性単純温泉は美肌の湯として知られ、広大な庭園露天風呂では出会い風呂、寝風呂、つぼ風呂、ひのき風呂など多彩な湯船を楽しめます。三宮から車で約15分という立地の良さも魅力で、無料シャトルバスも運行されています。
朝来市の生野渓谷に佇む黒川温泉は、兵庫県の隠れた秘湯として密かな人気を集めています。美人の湯として知られるこの温泉は、天空の城として有名な竹田城跡や生野銀山といった観光スポットと組み合わせて訪れるのがおすすめです。大自然に囲まれた環境で、日常の喧騒から離れてゆっくりと体を癒すことができます。
温泉地選びで絶対に外せない3つのポイント
兵庫県で温泉を楽しむなら、まず自分がどんな旅をしたいのかを明確にすることが何より重要です。温泉街を歩いて食べ歩きも楽しみたいなら城崎温泉、都心からのアクセス重視なら有馬温泉や神戸エリアの温泉、静かに湯治を楽しみたいなら湯村温泉や黒川温泉といった具合に、目的に応じて最適な温泉地は大きく変わります。
次に考えるべきは訪れる時期です。冬の城崎温泉はカニ料理と外湯めぐりを楽しめる最高のシーズンですが、同時に最も混雑する時期でもあります。春や秋なら気候も穏やかで、有馬温泉のような都市近郊の温泉地でも比較的落ち着いた滞在が期待できます。淡路島の温泉は春秋のドライブと組み合わせるのに最適で、島内観光と温泉を無理なく楽しめます。
そして最後に重要なのが宿の立地と規模です。温泉街の中心部にある大規模旅館は便利で設備も充実していますが、人の多さや音が気になる場合があります。一方、温泉街から少し離れた小規模な宿は、静かさや落ち着いた雰囲気を重視する人に向いています。自分が何を優先するのかを考えて選ぶことで、満足度は大きく変わります。
穴場温泉こそが真の宝!知る人ぞ知る名湯たち
兵庫県北部の新温泉町には浜坂温泉という知る人ぞ知る温泉地があります。1981年に国の省エネルギーモデル事業第1号として開湯したこの温泉は、豊富な源泉を共同浴場や宿泊施設だけでなく病院や一般家庭にも配湯しているほどです。城崎温泉ほどの知名度はありませんが、松葉ガニやホタルイカなど新鮮な海の幸を楽しめる隠れた名産地として、グルメな温泉ファンの間で静かな人気を集めています。
標高約469メートルの神鍋山をはじめとする1000メートル級の山々に囲まれた神鍋高原温泉も見逃せません。北近畿豊岡自動車道日高神鍋高原インターチェンジの開通により、関西からのアクセスが大幅に改善されました。冬はスキー、春から秋にかけてはパラグライダーやゴルフなどの高原スポーツを楽しめる環境が整っており、アクティブに過ごしたい人にとっては最高の温泉地です。
湯村温泉は有馬や城崎と比べると規模は小さいものの、温泉そのものを目的に訪れる人が多いという点で独特の魅力があります。観光色が強すぎず、温泉街の規模もコンパクトで落ち着いた雰囲気です。足湯や荒湯など、日常に近い距離感で温泉に触れられる環境が整っており、派手な観光施設や賑やかな通りを求めない人にとっては、城崎や有馬とは異なる満足感を得られる場所といえます。
淡路島の温泉が今アツい理由
瀬戸内海に浮かぶ最大の島、淡路島では南あわじ温泉郷が注目を集めています。世界でも有数の渦潮で知られる鳴門海峡に面し、その眺望はまさに壮観です。干潮満潮の前後約1時間半には直径30メートルほどの美しい大渦を見ることができ、観潮船に乗って間近で体感することもできます。
2025年6月からはトレーラーハウス宿泊もスタートし、新たなリゾートスタイルで淡路島の魅力を満喫できるようになりました。天然温泉と温泉プール、地産地消のレストラン、世界大会第3位のシェフによるベーカリーカフェなど、癒しと美を楽しめる複合型リゾートとして進化を続けています。神戸大阪徳島から車でアクセスしやすく、人気のRVパーク車中泊エリアも充実しているため、車旅を楽しむ人にとっても理想的な立地です。
失敗しない温泉選びの極意
有名温泉には長く支持されてきた理由があります。設備が充実していて、初めての温泉旅行でも安心しやすく、周辺の飲食店や観光スポットも豊富です。しかし同時に、人の多さと料金の高さという避けられない側面もあります。特に繁忙期の週末は混雑が予想されるため、落ち着いて過ごしたい人には向きません。
だからといって穴場温泉が常に正解というわけでもありません。穴場温泉は静かで価格も比較的リーズナブルですが、周辺の飲食店や観光施設が限られていたり、交通の便が悪かったりする場合があります。大切なのは自分の旅のスタイルに合った温泉を選ぶことです。
実は、有名温泉でも時期を外すだけで穴場化することがあります。平日やシーズンオフを選ぶだけで、価格混雑静けさのバランスが大きく改善されるのです。兵庫県の温泉は場所よりも時期の外し方で穴場になるケースが多いという特徴があります。
温泉だけじゃもったいない!周辺観光スポット完全ガイド

車の前で困っている人のイメージ
せっかく兵庫県の温泉を訪れるなら、周辺の観光スポットも一緒に楽しまないと絶対に損です。有馬温泉からなら神戸の中心部まで電車で30分という好立地を活かさない手はありません。六甲山頂からの1000万ドルの夜景は、有馬温泉と組み合わせて訪れる人が多い定番コースです。六甲有馬ロープウェイを使えば、温泉街から直接山頂へアクセスできるため、昼間は六甲山で自然を満喫し、夕方から有馬温泉でゆっくり過ごすというプランが組めます。
有馬温泉周辺には瑞宝寺公園や鼓ヶ滝といった自然スポットも充実しています。瑞宝寺公園は秋の紅葉シーズンには特に素晴らしく、11月上旬から中旬にかけて約2500本のカエデが赤や黄色に染まります。豊臣秀吉が「いくら見ていても飽きない」と言ったという伝説が残るほどの美しさで、温泉街から徒歩15分という手軽さも魅力です。鼓ヶ滝は落水の音が鼓を打つように聞こえることから名付けられた滝で、初夏には蛍が飛び交う幻想的な光景を楽しめます。
城崎温泉からは城崎ロープウェイで大師山の頂上へ登ることができます。約7分の空中散歩で、城崎温泉街を一望できる絶景スポットに到着します。山頂では「かわらけ投げ」という伝統的なアクティビティに挑戦でき、素焼きの皿を投げて的に当てると願いが叶うと言われています。また、山頂から中間駅を経由して温泉街へハイキングで下山するコースも人気で、温泉寺に立ち寄りながら自然を満喫できます。
城崎温泉周辺で見逃せないのが玄武洞です。160万年前の火山活動によって生まれた柱状節理が見られる国の天然記念物で、自然の神秘を感じられる場所です。城崎温泉駅からバスで約15分とアクセスも良好で、温泉旅行に組み込みやすい立地です。同じエリアには城崎マリンワールドもあり、イルカやアシカのショーを楽しめるため、家族連れにもおすすめです。
淡路島の温泉を訪れるなら、うずしお観潮は外せません。世界でも有数の規模を誇る鳴門海峡の渦潮は、干潮満潮の前後約1時間半に直径30メートルにもなる大渦を見ることができます。観潮船に乗って間近で体感するダイナミックな光景は、一生の思い出になること間違いなしです。また、12月下旬から2月下旬にかけては水仙スポットとしても知られ、海沿いに咲く水仙の群生と青い海のコントラストが絶景を作り出します。
温泉地で食べるべきご当地グルメ決定版
有馬温泉の食べ歩きグルメで絶対に外せないのが金泉塩パンです。有馬温泉の金泉から抽出した塩を生地に練り込んだパンで、しょっぱい塩のアクセントがしっとりとした甘みを引き立てています。パン・ド・ボウで300円で購入でき、朝から焼きたてを楽しめるのが嬉しいポイントです。有馬山椒を使った有馬山椒パンや有馬山椒ラスクも、ピリッとした刺激が癖になる一品で、お土産にも最適です。
竹中肉店の神戸牛コロッケとミニステーキは、有馬温泉を訪れたら必ず食べるべき食べ歩きグルメの王道です。創業100年近い老舗の精肉店が提供する神戸牛の旨味は、他では味わえない格別なものがあります。コロッケは250円前後とリーズナブルな価格設定ながら、神戸牛がゴロゴロと入っており、週末には行列ができるほどの人気です。
有馬温泉の名物として忘れてはいけないのがなま炭酸せんべいです。湯之花堂本舗太閤通り店では、焼型から剥がしたてのアツアツせんべいを「賞味期限5秒」として提供しており、最初はふにゃふにゃだった生地がだんだんパリパリに変化していく不思議な体験ができます。職人が一枚ずつ手焼きするため1時間で140枚が限度という希少性も人気の理由です。
アリマジェラテリアスタジオーネのジェラートは、ジェラートワールドランキングに入るほどの実力店です。有馬温泉の食材を使ったフレーバーや、季節限定の味を楽しめます。温泉街を散策した後の休憩に最適で、テラス席で食べるジェラートは格別の美味しさです。
城崎温泉では但馬牛と松葉ガニが二大グルメとして君臨しています。但馬牛デリカ茶屋の但馬牛まんは、ほんのり甘めの生地の中に但馬牛の旨味がぎっしり詰まった逸品で、城崎温泉駅からすぐの場所にあるため到着してすぐに味わえます。冬季限定の城崎蟹まんも、カニの身が贅沢に使われていて見逃せません。
城崎プリン専門店kimanのプリンは、新鮮な地卵の黄身だけを使用した濃厚な味わいが特徴です。クリームブリュレはカラメルの香ばしさとトロトロのクリーム状プリンの相性が抜群で、3種類の味を少しずつ楽しめるアソートセットが人気です。湯上がりに食べるプリンは、疲れた体に染み渡る甘さです。
城崎温泉の海鮮グルメならおけしょう鮮の海中苑がおすすめです。城崎温泉の台所と呼ばれる津居山漁港で水揚げされた魚介類を、毎日朝夕に仕入れて提供しています。水産卸直営ならではの新鮮さで、カニやエビ、イクラが彩り豊かに盛り付けられた海鮮丼は見た目も豪華です。1階の鮮魚店で自分で魚介を選んで好みの調理法でさばいてもらうこともできます。
目的別モデルプラン日帰りから2泊3日まで
【日帰りプラン】神戸三宮発!有馬温泉満喫コース
朝10時に神戸電鉄三宮駅を出発し、10時30分に有馬温泉駅に到着。まずは湯本坂を散策しながら金泉塩パンで朝食を済ませます。11時から金の湯で金泉を体験し、体が温まったところで炭酸泉源公園を散策。12時30分頃に竹中肉店で神戸牛コロッケをテイクアウトし、食べ歩きを楽しみながら太閤通りへ。13時からはカフェ・ド・ボウでランチタイム。丹波黒豆を使った黒丸御所のタルトと神戸萩原珈琲で優雅なひとときを過ごします。
14時30分からは六甲有馬ロープウェイで六甲山頂へ。山頂からの絶景を堪能し、15時30分に有馬温泉へ戻ります。16時からは銀の湯でジャグジーやサウナも楽しめる銀泉を体験。17時には湯之花堂本舗でなま炭酸せんべいの実演を見学し、お土産を購入。17時30分の電車で三宮へ戻れば、18時には神戸の中心部で夕食を楽しめます。このプランなら約8時間で有馬温泉の魅力を存分に味わえます。
【1泊2日プラン】城崎温泉カニ三昧コース
1日目は13時に城崎温泉駅に到着後、まず浴衣をレンタル。浴衣姿で温泉街を散策しながら、但馬牛まんやプリンを食べ歩き。14時30分から城崎ロープウェイで山頂へ登り、絶景とかわらけ投げを楽しみます。16時から外湯めぐりをスタートし、一の湯とまんだら湯の2つを制覇。18時に旅館にチェックインし、夕食では松葉ガニのフルコース、カニ刺し、焼きガニ、カニすき鍋、茹でガニと、カニ尽くしの豪華なディナーを堪能します。
2日目は朝8時から御所の湯で朝風呂を楽しみ、9時30分にチェックアウト。温泉寺で温泉の歴史を学び、10時30分から玄武洞へ移動。国の天然記念物である柱状節理を見学した後、12時に城崎マリンワールドでイルカショーを観覧。13時30分におけしょう鮮の海中苑で海鮮丼のランチを食べ、15時の電車で帰路につきます。このプランなら城崎温泉の外湯めぐり、カニ料理、周辺観光を無理なく楽しめます。
【2泊3日プラン】兵庫温泉めぐり贅沢旅
1日目は午前中に有馬温泉へ。金の湯と銀の湯で2種類の泉質を楽しみ、有馬温泉グランドホテルや太閤の湯でゆっくり滞在。夕方からは神戸ハーバーランドへ移動し、神戸ハーバーランド温泉万葉倶楽部に宿泊。屋上の展望足湯から神戸の夜景を眺めながら過ごします。
2日目は朝から城崎温泉へ移動。7つの外湯すべてを制覇する本格的な外湯めぐりを実行します。外湯1日券は1500円で全ての外湯に入り放題なので、朝から晩まで温泉三昧。夕食は城崎温泉の旅館でカニ料理を楽しみ、夜は温泉街のライトアップされた柳並木を散策します。
3日目は淡路島へ移動。南あわじ温泉郷で温泉に浸かりながら、鳴門海峡の渦潮クルーズを体験。ランチは淡路島バーガーや生しらす丼など、島グルメを堪能。15時頃に淡路島を出発し、夕方には帰路につきます。この3日間で有馬、城崎、淡路島という兵庫県を代表する3つの温泉地を制覇できる充実したプランです。
温泉旅行を10倍楽しむ裏ワザ
外湯めぐりを計画するなら平日の朝一番を狙うのが最大の裏ワザです。城崎温泉の外湯は朝7時から営業している施設もあり、この時間帯なら観光客もほとんどいないため貸切状態で温泉を楽しめます。特に地蔵湯は朝7時から営業しており、早起きした甲斐のある静かな時間を過ごせます。朝風呂の後に食べる朝食は格別で、一日を最高のスタートで始められます。
有馬温泉で節約したいなら公衆浴場の金の湯と銀の湯を組み合わせるのが賢い選択です。2つの湯をセットで利用できる共通券は平日1200円、土日祝日は1500円で、高級旅館の日帰り入浴料金の半額以下で2種類の名湯を堪能できます。さらに月曜日の午後は比較的空いているため、ゆっくり入浴したい人にはこの時間帯がおすすめです。
温泉街での食べ歩きは昼過ぎから夕方にかけてが最も楽しめる時間帯です。多くの飲食店が開いており、売り切れの心配も少なく、日帰り客と宿泊客が入り混じって適度な賑わいがあります。逆に朝早くや夜遅くは閉まっている店が多いため、食べ歩きを満喫するなら時間帯を意識することが重要です。
温泉手形やクーポンを事前にチェックすることで、予算を大幅に抑えられます。城崎温泉の外湯1日券は通常バラバラに入るより1000円以上お得になり、有馬温泉では観光案内所で配布されているクーポン冊子を使えば飲食店やお土産店で割引が受けられます。事前に公式サイトをチェックして、お得な情報を逃さないようにしましょう。
温泉旅行の荷物を減らすなら現地で浴衣をレンタルするのが便利です。城崎温泉では浴衣専門店いろはで着付けまでしてもらえるレンタルサービスがあり、手ぶらで温泉街を満喫できます。また、多くの温泉施設ではアメニティが充実しているため、シャンプーやボディソープを持参しなくても問題ありません。タオルも有料レンタルできる施設が多いので、本当に必要最低限の荷物で旅行できます。
地元民だけが知る!温泉地での過ごし方ベストプラクティス
地元の人が実践している賢い温泉の楽しみ方は、週末を避けて平日に訪れることです。平日なら宿泊料金が土日の半額近くになることも珍しくなく、温泉施設も空いているため、ゆったりと過ごせます。特に有馬温泉と城崎温泉は週末になると観光客で溢れかえるため、平日と週末では全く違う顔を見せます。
有馬温泉の地元民は午前中に温泉を楽しみ、午後は神戸観光というスタイルを好みます。午前中に金の湯で温まった後、北野異人館街やメリケンパーク、南京町などを巡り、夕方にまた有馬温泉へ戻って銀の湯に入るという贅沢なプランです。有馬温泉から三宮までのアクセスの良さを最大限に活かした過ごし方といえます。
城崎温泉では外湯めぐり券を購入したら制覇を目指さないのが地元流です。7つ全部を回ろうとすると疲れてしまい、それぞれの外湯をじっくり味わえなくなります。むしろ気に入った外湯を2〜3箇所ゆっくり楽しむ方が、温泉の良さを実感できます。特に御所の湯とまんだら湯は建物も立派で、滞在時間を長めに取る価値があります。
地元の人が通う食堂や居酒屋を見つけるのも温泉旅行の醍醐味です。観光客向けの店は値段が高めですが、地元の人が普段使いする店なら、同じクオリティの料理をリーズナブルに楽しめます。城崎温泉なら「お食事処山よし」、有馬温泉なら温泉街から少し外れた場所にある定食屋が穴場です。地元の人に「どこで食べるのがおすすめですか」と尋ねると、親切に教えてくれることが多いので、積極的に話しかけてみましょう。
私の個人的な感想!
ぶっちゃけた話、兵庫県の温泉を本当に楽しみたいなら、「有名だから」という理由だけで有馬や城崎を選ぶのはもったいないと思います。もちろんこれらは素晴らしい温泉地ですが、自分の旅のスタイルに合っているかどうかをまず考えるべきです。
個人的には、初めて兵庫の温泉を訪れる人には有馬温泉を強くおすすめします。理由はシンプルで、失敗が少ないからです。神戸からのアクセスが良く、食べ歩きも楽しめて、金泉と銀泉という2種類の泉質を体験できる。日帰りでも1泊でも満足度が高いのが有馬温泉の強みです。ただし、静かに過ごしたいなら平日を選ぶこと、これだけは絶対に守ってください。
城崎温泉については、外湯めぐりが好きかどうかで向き不向きがはっきり分かれます。私が見てきた中で、城崎温泉を最高だと言う人は、浴衣を着て温泉街を歩くこと自体を楽しめる人です。逆に、宿でこもって静かに過ごしたい人は、城崎温泉の良さを十分に味わえない可能性があります。もしあなたが後者なら、湯村温泉や黒川温泉のような、観光色の薄い温泉地を選んだ方が絶対に満足度は高くなります。
実は兵庫県の温泉で最もコスパが良いのは平日の公衆浴場です。有馬温泉の金の湯は平日650円で、高級旅館の日帰り入浴が3000円から5000円することを考えると、圧倒的にお得です。しかも泉質は同じですからね。豪華な設備や食事を求めないなら、公衆浴場をはしごして、浮いたお金で神戸牛や炭酸せんべいを買う方が、個人的にはずっと賢い選択だと思います。
温泉旅行で一番後悔するパターンは、詰め込みすぎて疲れることです。1日で外湯7つ全部回ろうとか、有馬温泉と城崎温泉を1泊2日で両方行こうとか、そういうプランは確実に失敗します。温泉は本来リラックスするためのものなのに、観光に追われて疲れて帰るなんてバカバカしいじゃないですか。
だから私がおすすめするのは、1つの温泉地にじっくり滞在するスタイルです。午前中にゆっくり温泉に入って、昼は食べ歩きしながら散策、午後はカフェでのんびりして、夕方にまた温泉、夜は宿でゆっくり過ごす。これくらいゆるいスケジュールの方が、結果的に温泉地の魅力を深く味わえるし、リフレッシュもできます。
最後に、兵庫県の温泉を選ぶ上で最も重要なのは、「他人の評価」ではなく「自分が何を求めているか」です。有名温泉がSNSで映えるから、友達が良いと言っていたから、そんな理由で選ぶと高確率で「思っていたのと違う」となります。静かに過ごしたいのか、賑やかな雰囲気を楽しみたいのか、とにかく安く済ませたいのか、それとも贅沢したいのか。自分の本音と向き合って温泉を選べば、兵庫県の温泉旅行は必ず最高の思い出になります。それだけは間違いありません。
よくある質問
兵庫県で一番おすすめの温泉はどこですか?
一概に「ここが一番」とは言えません。温泉街の雰囲気を楽しみたいなら城崎温泉、都心からの利便性なら有馬温泉、静かに湯治を楽しみたいなら湯村温泉や黒川温泉がおすすめです。2026年1月現在の最新情報では、神戸みなと温泉蓮が4年連続全国1位を獲得しており、日帰りでも宿泊でも高い満足度を得られる施設として注目されています。自分が温泉に何を求めるかによって最適な選択は変わるため、まず旅の目的を明確にすることが大切です。
兵庫県の温泉に行くベストシーズンはいつですか?
温泉地によって異なりますが、春と秋は比較的どの温泉地でも快適に過ごせる時期です。冬は城崎温泉でカニ料理を楽しめる最高のシーズンですが、同時に最も混雑する時期でもあります。有馬温泉や神戸エリアの温泉は一年を通じて楽しめますが、夏休みや年末年始の繁忙期は避けた方が落ち着いて過ごせます。淡路島の温泉は春秋のドライブシーズンに訪れるのがおすすめで、気候も穏やかで島内観光も楽しめます。
兵庫県の温泉で日帰り入浴できる施設はありますか?
兵庫県には日帰り入浴が可能な温泉施設が数多くあります。神戸みなと温泉蓮、有馬温泉太閤の湯、有馬街道温泉すずらんの湯などは設備が充実した日帰り温泉施設として人気です。城崎温泉の7つの外湯も日帰りで利用でき、1300円で全ての外湯を巡れる外湯めぐり券が販売されています。有馬温泉には金の湯と銀の湯という2つの公衆浴場があり、それぞれ650円と550円で気軽に名湯を楽しめます。黒川温泉も日帰り入浴可能で、営業時間は11時から19時までとなっています。
車がなくても兵庫県の温泉に行けますか?
有馬温泉と城崎温泉は公共交通機関でのアクセスが良好です。有馬温泉は神戸電鉄有馬線の有馬温泉駅からすぐで、三宮から電車で約30分です。城崎温泉はJR山陰本線の城崎温泉駅があり、大阪から特急で約2時間半でアクセスできます。神戸みなと温泉蓮は三宮からポートライナーで約10分のポートアイランド駅が最寄りで、そこから無料シャトルバスが運行されています。一方、湯村温泉や黒川温泉などの山間部の温泉は車でのアクセスが便利です。有馬街道温泉すずらんの湯は三宮から無料シャトルバスが出ています。
兵庫県の温泉で家族連れにおすすめの施設はどこですか?
神戸みなと温泉蓮は館内にヨガレッスンや卓球などのアクティビティが充実しており、家族で一日楽しめる施設として人気です。有馬街道温泉すずらんの湯には駄菓子屋さんや漫画コーナーがあり、子供から大人まで楽しめる工夫がされています。城崎温泉の外湯めぐりは浴衣姿で温泉街を散策できるため、家族での思い出作りに最適です。ただし、12歳未満のお子様の入浴が制限されている施設もあるため、事前に確認することをおすすめします。淡路島の南あわじ温泉郷周辺には観潮船やトレーラーハウス宿泊など、子供が喜ぶアクティビティが豊富にあります。
まとめ
兵庫県の温泉を本当に満喫するためには、有名だからという理由だけで選ばず、自分の旅のスタイルに合った温泉地を見つけることが何より重要です。城崎温泉の外湯めぐりを楽しむもよし、有馬温泉の金泉銀泉を堪能するもよし、湯村温泉や黒川温泉で静かに湯治を楽しむもよし。2026年1月現在、神戸みなと温泉蓮は4年連続全国1位を獲得し、有馬温泉太閤の湯では特別営業スケジュールが組まれるなど、各施設が魅力を高めています。
温泉地ごとの個性をしっかり理解し、訪れる時期や宿の選び方を工夫することで、同じ兵庫県内でもまったく異なる温泉体験が待っています。混雑を避けたいなら平日やオフシーズンを狙い、温泉街の雰囲気を楽しみたいなら中心部の宿を、静かに過ごしたいなら少し離れた小規模な宿を選ぶ。この記事で紹介した情報を参考に、あなただけの最高の温泉旅行を実現してください。兵庫県の温泉は、選び方次第で何度訪れても新しい発見と感動を与えてくれる、奥深い魅力に満ちた場所なのです。


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