四国の青い海を眺めながら目覚める朝を想像してみてください。波の音を聞きながら、新鮮な海の幸を味わい、夕日が水平線に沈む瞬間を独り占めできる贅沢な時間。でも、どこで車中泊すればそんな体験ができるのか、迷っていませんか?実は四国には、地元の人でさえ知らない海辺の絶景車中泊スポットがたくさんあるんです!
- ウユニ塩湖のような鏡張りの絶景が見られる香川県の隠れた名所
- 瀬戸内海と太平洋、両方の海を楽しめる四国ならではの魅力的なスポット
- 温泉や新鮮な海鮮グルメが楽しめる設備充実の車中泊施設情報
- 四国の海辺で車中泊する魅力とは?
- 父母ヶ浜RVパーク(香川県)日本のウユニ塩湖で車中泊
- 道の駅八幡浜みなっと(愛媛県)西日本屈指の漁港で海の幸を堪能
- 道の駅なかとさ(高知県)カツオの一本釣りで有名な太平洋の絶景
- RVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯(徳島県)温泉と瀬戸内海の贅沢コラボ
- しまなみ海道・来島海峡SA(愛媛県)橋と海の絶景コラボレーション
- 道の駅ふたみ(愛媛県)日本トップ5に入る夕日の絶景
- 道の駅小豆島オリーブ公園(香川県)地中海の雰囲気漂う海辺のオアシス
- 四国の海辺で車中泊するときの注意点
- 初心者が必ず直面する車中泊の現実と解決策
- 海辺の車中泊で快適に眠るための実践テクニック
- 海辺での食事車中泊ならではの楽しみ方
- 天候の急変に備える海辺ならではのリスク管理
- 四国の海辺車中泊季節ごとのベストシーズン
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- まとめ
四国の海辺で車中泊する魅力とは?

車中泊のイメージ
四国は本州、九州に囲まれた独特の地理的環境にあり、瀬戸内海と太平洋という2つの異なる海に面しています。瀬戸内海側は穏やかで美しい多島美が楽しめる一方、太平洋側は雄大で迫力ある海景色が魅力です。
車中泊で海を満喫する最大のメリットは、宿泊施設のチェックイン・チェックアウト時間に縛られることなく、朝日から夕日まで自分のペースで絶景を楽しめることです。特に四国では、2026年1月現在も多くの道の駅やRVパークが整備されており、初心者でも安心して車中泊を楽しめる環境が整っています。
また、四国一周は約750kmから1000kmほどの距離があり、瀬戸内海沿岸から太平洋沿岸まで、様々な海の表情を楽しみながら旅することができます。本州四国連絡橋を利用すれば、関西圏からでも週末の2泊3日で十分に楽しめる距離感も魅力のひとつです。
父母ヶ浜RVパーク(香川県)日本のウユニ塩湖で車中泊
香川県三豊市にある父母ヶ浜は、干潮時にできる潮だまりでウユニ塩湖のような鏡張りの絶景写真が撮れることで、SNSで大人気のスポットです。2018年にはじゃらんの「夕日絶景ランキング」で全国1位に選ばれ、日本の夕日百選にも選出されています。
このRVパークの最大の魅力は、海岸すぐ横の駐車場でサンセットを眺めながら過ごせる贅沢な環境です。駐車区画は長さ8m×幅5mのゆとりある広さで、サイドオーニングの展開や焚き火台を使った焚き火も楽しめます。24時間利用可能な温水シャワー(リンスインシャンプー、ボディソープ完備)やウォシュレット付きトイレも設置されており、快適性は抜群です。
絶景を撮影するなら、干潮時と夕暮れが重なる時間帯を狙うのがコツです。父母ヶ浜の公式サイトには「絶景の見頃カレンダー」が掲載されているので、事前に確認してから訪れることをおすすめします。近くには銭湯「大井温泉」もあり、入浴料450円で地元の雰囲気を味わえます。
道の駅八幡浜みなっと(愛媛県)西日本屈指の漁港で海の幸を堪能
愛媛県の佐田岬半島の付け根に位置する道の駅八幡浜みなっとは、西日本屈指の水揚げ高を誇る魚市場に隣接している利便性抜群のスポットです。瀬戸内海に面した穏やかな海を眺めながら、新鮮な海の幸を楽しめることが最大の魅力です。
この道の駅では、その日に水揚げされた新鮮な魚が並ぶ直売所があり、地元の特産品も豊富に揃っています。お食事処では八幡浜ちゃんぽんや海鮮料理が人気で、旅の疲れを癒してくれます。駐車場は189台と大規模で、RVパークも併設されているため、より快適な車中泊を希望する方にも対応しています。
八幡浜港からは九州方面へのフェリーも出ており、四国と九州を結ぶ旅の拠点としても便利な立地です。海辺の景色を楽しみながら、新鮮な海の幸に舌鼓を打つ贅沢な時間を過ごせます。
道の駅なかとさ(高知県)カツオの一本釣りで有名な太平洋の絶景
高知県中土佐町久礼にある道の駅なかとさは、カツオ漁法「土佐の一本釣り」で有名な高知県を代表するグルメスポットです。太平洋に面したこの道の駅では、迫力ある外洋の景色を満喫できます。
海鮮食堂「じゃこや」では、新鮮な魚介類を使った料理が手頃な価格で楽しめ、特に「はまちのづけ丼」が人気です。カツオのタタキをはじめとした高知ならではの海鮮料理を味わいながら、太平洋の雄大な景色を眺める贅沢な時間が過ごせます。
道の駅の周辺には、桂浜や浦ノ内湾などの観光スポットへのアクセスも良好で、高知観光の拠点として最適です。瀬戸内海とは異なる荒々しくも美しい太平洋の表情を、心ゆくまで堪能できる場所です。
RVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯(徳島県)温泉と瀬戸内海の贅沢コラボ
徳島県鳴門市に位置するRVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯は、瀬戸内海を一望できる温泉施設が併設された理想的な車中泊スポットです。2026年1月時点の最新情報では、電気あり・なしのプランが選べ、さらにお得なプレミアムプランも用意されています。
プレミアムプランでは、大人2名の入浴が無料になるだけでなく、お食事処で使える1,000円引券、カラオケ割引、お土産店での10%引きなど、充実した特典が付いてきます。隣接するレストラン「なるみ丸」では、とれたての海の幸と自家製蕎麦が楽しめ、四季折々の旬の味覚を堪能できます。
大塚国際美術館、渦の道、四国88か所1番札所の霊山寺などが15分圏内にあり、観光の拠点として非常に便利です。温泉で旅の疲れを癒し、瀬戸内海の美しい景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせる贅沢なスポットです。
しまなみ海道・来島海峡SA(愛媛県)橋と海の絶景コラボレーション
広島県と愛媛県を結ぶしまなみ海道の愛媛側にある来島海峡サービスエリアは、瀬戸内海に浮かぶ島々と雄大な橋を一望できる絶景スポットです。特に大島と本土をつなぐ来島海峡大橋は、3つの橋が連結した総延長4.1kmの迫力満点の橋で、展望テラスからその全景を眺められます。
このサービスエリアの魅力は、愛媛名物の蛇口みかんジュースが体験できることや、宇和島風鯛めしなどの地元グルメが楽しめること。週末にはジャズバンドの生演奏や愛媛県内の名物が限定販売されるなど、イベントも充実しています。
橋を渡る高揚感と瀬戸内の多島美を同時に楽しめるこの場所は、四国の海を満喫するのに最適なスポットです。サイクリストやドライバーで賑わう活気ある雰囲気も魅力のひとつです。
道の駅ふたみ(愛媛県)日本トップ5に入る夕日の絶景
愛媛県伊予市双海町にある道の駅ふたみは、瀬戸内海に沈む夕日の美しさで知られる名所です。25年以上の車中泊経験を持つプロの旅行家も「日本全国を巡った中でトップ5に入る夕日」と絶賛するほどの絶景が楽しめます。
海沿いに位置するこの道の駅からは、海の先に見える本州と真っ赤に染まった海と空のコントラストが見事です。平日でも夕日の時間帯にはじわじわと人が集まる人気スポットで、地元の人々にも愛されています。海側の駐車場は数に限りがあるため、少し早めに到着して場所取りをすることをおすすめします。
バックドアを開けてマジックアワーまでぼんやりと夕日を眺める時間は、まさに至福のひとときです。近くには「下灘駅」という海の見える駅もあり、合わせて訪れたい撮影スポットです。
道の駅小豆島オリーブ公園(香川県)地中海の雰囲気漂う海辺のオアシス
香川県の瀬戸内海に浮かぶ小豆島にある道の駅小豆島オリーブ公園は、瀬戸内海を一望できる露天風呂が特徴の「サン・オリーブ温泉」が併設された魅力的なスポットです。オリーブ園やギリシャ風車、ハーブガーデンなど、地中海の雰囲気を感じられる施設が点在しています。
温泉施設では、ハーブ浴やリラックス浴、エステ浴、歩行浴、寝湯、打たせ湯、遠赤外線サウナ、スチームサウナなど、多彩な浴槽が用意されており、旅の疲れを癒すのに最適です。地元の特産品やオリーブ製品を販売するショップや、地中海風レストランも併設されています。
小豆島は外周100km超の大きな島で、一日では回りきれないほどの観光名所があります。車中泊をしながらゆっくりと島を巡り、瀬戸内海の穏やかな海と地中海風の景観を楽しむのがおすすめです。
四国の海辺で車中泊するときの注意点
四国の海辺で車中泊を楽しむ際には、いくつか注意すべきポイントがあります。まず香川県と徳島県の道の駅には可燃物のゴミ箱が極めて少ないという特徴があります。連続して車中泊する場合は、ゴミの処分に困ることがあるので、事前に下調べをしておくことが重要です。
また、道の駅によっては車中泊が難しい場所もあります。例えば「道の駅にしいや」や「道の駅瀬戸大橋記念公園」「道の駅ことひき」などは、事情を知らずに行くと驚くような構造になっています。特に「道の駅ことひき」は、24時間利用できるトイレが施設から200メートル以上離れた琴弾公園内にあるなど、通常の道の駅とは異なる特殊な形態です。
天候による注意点も重要です。太平洋側は台風シーズンに注意が必要で、瀬戸内海側は比較的穏やかですが、夏場は日差しが強いため熱中症対策が必須です。冬場は四国とはいえ気温が下がるため、防寒対策も忘れずに。
安全面では、夜間の照明が十分にある場所を選ぶこと、周辺環境を事前にGoogleマップのストリートビューなどで確認することをおすすめします。また、長期滞在の場合はエコノミークラス症候群のリスクにも注意が必要で、定期的に体を動かすことを心がけましょう。
初心者が必ず直面する車中泊の現実と解決策

車中泊のイメージ
車中泊を始めたばかりの頃、私も含めて多くの人が「こんなはずじゃなかった!」と感じる瞬間があります。ここでは、ガイドブックには載っていないリアルな困りごとと具体的な解決方法を、体験ベースでお伝えします。
夜中のトイレ問題これが一番の悩みです
正直に言いましょう。夜中にトイレに行きたくなったとき、これほど困ることはありません。特に海辺の道の駅では、トイレまで100メートル以上離れていることも珍しくなく、真っ暗な中を歩くのは不安です。
現実的な解決策は3つあります。まず、寝る前の2時間は水分摂取を控えめにすること。ただし脱水症状にならないよう、日中はしっかり水分補給してください。次に、携帯トイレを車内に常備すること。特に女性や高齢者にはこれが最も現実的です。市販の携帯トイレは500円程度で購入でき、使用後は可燃ゴミとして処理できます。
そして最も重要なのが、寝る前に必ずトイレに行く習慣をつけることです。「まだ行きたくないけど」と思っても、とりあえずトイレに行っておく。これだけで夜中に起きる確率が大幅に減ります。私の経験では、23時頃に一度トイレに行っておけば、朝6時まで問題なく眠れることがほとんどです。
海辺特有の湿気と塩害対策車が傷むって本当?
海辺での車中泊で気になるのが、湿気と塩害です。特に波しぶきがかかるような場所に駐車すると、車体に塩分が付着して錆の原因になります。実際、私の知人は父母ヶ浜で2泊した後、ボディに白い塩の跡が残っていました。
対策としては、まず駐車位置を海岸から最低50メートルは離すこと。RVパークや道の駅の海側エリアは景色は最高ですが、潮風の影響を強く受けます。景色を楽しむのは日中だけにして、夜間は少し内陸側に移動するのが賢明です。
帰宅後は必ず洗車をしましょう。特に下回りやホイール周りは塩分が溜まりやすいので、しっかり水で洗い流してください。ワックスをかけておくと塩分の付着を防げます。
車内の湿気対策には、除湿剤を複数置くことと、晴れた日中に窓を全開にして換気することが効果的です。海辺は夜露も多いので、朝起きたら窓が曇っているのは普通のことです。慌てずにエンジンをかけて暖房で除湿するか、タオルで拭き取りましょう。
実際いくらかかる?海辺車中泊の現実的な費用
車中泊は宿泊費が浮くからお得、と思われがちですが、実際の費用感をお伝えします。四国の海辺で2泊3日の旅をした場合のリアルな出費はこんな感じです。
RVパーク利用料は1泊2,000円から3,000円程度。道の駅の無料駐車場なら0円ですが、温泉に入れば800円から1,100円、食事は1日3,000円程度、ガソリン代が往復で1万円前後(大阪から高松まで)。これに高速代や観光地の入場料を加えると、2泊3日で合計3万円から4万円程度になります。
ホテルに泊まるよりは確実に安いですが、思ったほど激安というわけではありません。ただし、その分の価値は十分にあります。朝日を独り占めできる感動や、好きな時間に好きな場所へ移動できる自由さは、お金では買えない価値です。
節約ポイントとしては、食事を自炊にすること。道の駅の直売所で地元の食材を買って車内で調理すれば、1食500円以内に抑えられます。カセットコンロとフライパンがあれば十分です。
海辺の車中泊で快適に眠るための実践テクニック
車内レイアウトの黄金法則
車中泊で最も重要なのは睡眠の質です。どんなに絶景でも、寝不足では旅を楽しめません。まず、シートをフラットにしたとき、完全に平らにならない凹凸をどう埋めるかが勝負です。
市販のマットを使うのが王道ですが、厚さ10cm以上のインフレーターマットがおすすめです。安物の薄いマットだと、シートの凹凸が体に伝わって背中が痛くなります。予算が厳しければ、家にある毛布や布団を重ねる方法でも十分です。私は最初、キャンプ用のエアマットを使っていましたが、空気が抜けて夜中に何度も起きたので、結局インフレーターマットに買い替えました。
枕も重要です。普段使っている枕を持参するのが一番ですが、荷物になるなら、着替えを詰めた袋を枕代わりにする方法もあります。タオルを丸めて首の下に入れるだけでも、かなり快適になります。
プライバシー確保は必須目隠しの工夫
海辺の道の駅やRVパークは、夜間も人の出入りがあります。外から車内が丸見えでは落ち着いて眠れません。サンシェードやカーテンは絶対に必要です。
吸盤で取り付けるタイプのサンシェードが最も手軽ですが、100均のアルミシートと養生テープでも代用できます。窓の内側から貼り付けるだけで、外からの視線を完全にシャットアウトできます。ただし、養生テープは粘着力が弱いので、夜中に剥がれることがあります。何度か貼り直す覚悟が必要です。
私の失敗談ですが、初めての車中泊で目隠しを忘れ、朝5時に隣の車の人と目が合ってしまい、お互いに気まずい思いをしました。それ以来、目隠しは出発前の最終チェックリストに必ず入れています。
夏の暑さ対策エアコンなしでも乗り切る方法
夏の海辺は想像以上に暑いです。エンジンをかけっぱなしでエアコンを使うのは、騒音や排気ガスの問題があり、他の利用者に迷惑がかかります。では、どうするか?
まず、駐車位置を風通しの良い場所にすること。海からの風が入ってくる場所を選びましょう。次に、窓を少し開けて網戸を取り付けます。車用の網戸は2,000円程度で購入でき、虫の侵入を防ぎながら風を通せます。
扇風機も有効です。USB充電式の小型扇風機を2台用意し、前後の窓に風が通るように設置します。ポータブル電源があれば、一晩中使用できます。なければ、モバイルバッテリーでも数時間は動きます。
それでも暑い場合は、保冷剤をタオルで巻いて首に当てる方法が効果的です。体温を効率的に下げられます。クーラーボックスに保冷剤を多めに入れておけば、2日目の夜まで持ちます。
最終手段として、我慢できない暑さなら、近くのコンビニやファミレスで涼んでから車に戻る選択肢もあります。無理して熱中症になるより、臨機応変に対応しましょう。
冬の寒さ対策凍える夜を快適に
四国は比較的温暖ですが、海辺の冬は風が強く、想像以上に冷え込みます。特に1月から2月は、夜間の気温が5度前後まで下がることもあります。
寝袋は冬用のものを選ぶのが基本です。3シーズン用では寒くて眠れません。予算が許せば、マイナス5度まで対応できる寝袋がおすすめです。ない場合は、毛布を重ねる方法で対応できます。私の経験では、毛布3枚重ねれば何とか耐えられます。
湯たんぽも驚くほど効果的です。お湯を沸かして湯たんぽに入れ、寝袋の中に入れておけば、朝まで温かく過ごせます。道の駅のトイレでお湯を汲める場合もありますが、事前に確認が必要です。
窓からの冷気を防ぐため、サンシェードは断熱効果のあるものを選びましょう。アルミシートでも十分です。床からの冷気も意外と辛いので、段ボールやキャンプ用のマットを床に敷くと、かなり違います。
海辺での食事車中泊ならではの楽しみ方
地元の食材を活かした簡単レシピ
車中泊の醍醐味のひとつが、地元の新鮮な食材を使った食事です。道の駅の直売所で買った魚や野菜を、その場で調理して食べる贅沢は格別です。
カセットコンロとフライパンひとつあれば、ほとんどの料理ができます。八幡浜みなっとで買った新鮮な刺身をそのまま食べるのも良いですが、簡単な炙りにすると更に美味しくなります。アルミホイルに包んで焼くだけで、香ばしい風味が加わります。
高知のカツオのタタキは、道の駅で購入してそのまま食べるのが最高です。薬味と一緒にご飯にのせれば、立派な海鮮丼の完成です。炊飯器を持参するのは大変なので、パックご飯をお湯で温める方法が手軽でおすすめです。
野菜はサラダにするのが一番簡単です。洗って切るだけで食べられます。ドレッシングは小分けパックのものを用意しておくと便利です。
ゴミ問題の現実的な対処法
先ほども触れましたが、香川県と徳島県の道の駅ではゴミ箱が少ないという問題があります。実際に困るのは、生ゴミと臭いの出るゴミです。
私が実践している方法は、まず生ゴミを出さない工夫です。魚の刺身なら、トレイだけがゴミになります。野菜は洗った状態で売られているものを選べば、余計なゴミが出ません。
どうしても生ゴミが出る場合は、新聞紙に包んでビニール袋に入れ、さらにジップロックで密閉します。これで臭いはほぼ防げます。クーラーボックスに入れておけば、夏場でも腐敗を遅らせられます。
ペットボトルや缶は、自動販売機横のリサイクルボックスに捨てられることが多いです。ただし、明らかに大量のゴミを捨てるのはマナー違反です。基本的には自宅に持ち帰る覚悟で旅をしましょう。
天候の急変に備える海辺ならではのリスク管理
台風や強風への対応
海辺の車中泊で最も怖いのが急な天候の変化です。特に太平洋側は、夏から秋にかけて台風の影響を受けやすい地域です。天気予報を毎日確認するのは当然ですが、それだけでは不十分です。
台風が接近している場合は、絶対に海辺での車中泊は避けてください。風で車が揺れて眠れないだけでなく、高波や飛来物で危険です。早めに内陸部の道の駅やホテルに避難しましょう。
強風の場合、駐車位置が重要です。木の近くは避けるのが鉄則です。枝が折れて車に当たる可能性があります。また、看板や自動販売機の近くも避けましょう。倒れてくる危険があります。
私の経験では、風速10メートルを超えると、車が微妙に揺れて気持ち悪くなります。風速15メートル以上なら、素直にホテルに移動することをおすすめします。無理して車中泊を続ける必要はありません。
朝のルーティン気持ちよく一日を始めるコツ
朝起きたら、まず窓を開けて換気することから始めます。夜の間に車内に溜まった湿気や二酸化炭素を外に出し、新鮮な空気を入れます。海辺の朝の空気は格別に気持ちいいです。
次に、顔を洗います。道の駅のトイレの洗面所を使うのが基本ですが、混雑していることも多いです。そんな時は、ペットボトルの水とウェットティッシュで簡単に顔を拭くだけでも十分です。歯磨きは紙コップに水を入れて、車の外でするのがマナーです。
朝食は簡単に済ませます。パンとコーヒーだけでも、海を眺めながら食べれば最高の朝食です。道の駅が開くまで待てば、焼きたてのパンやおにぎりを買えることもあります。
四国の海辺車中泊季節ごとのベストシーズン
四国の海辺を車中泊で楽しむなら、春と秋が最も快適です。4月から5月は新緑が美しく、気温も過ごしやすい20度前後。10月から11月は紅葉と海のコントラストが見事です。
夏(6月から8月)は暑さとの戦いになりますが、海水浴や花火大会などイベントが多い季節です。父母ヶ浜の干潮時の鏡張りは、夏の夕暮れが最も美しいと言われています。ただし、梅雨時期は避けたほうが無難です。
冬(12月から2月)は寒さ対策が必須ですが、空気が澄んでいて星空が美しく、温泉が気持ちいい季節です。冬の瀬戸内海は荒れることが少なく、穏やかな海を楽しめます。
私の個人的なおすすめは5月と10月です。気候が安定していて、観光客も比較的少なく、ゆったりと旅を楽しめます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々とお伝えしてきましたが、正直なところを言いますね。四国の海辺で車中泊するなら、欲張らずに1箇所か2箇所に絞って、じっくり滞在するのが一番です。
よくある失敗が、せっかく四国に来たんだからと、あれもこれも見ようとして毎日違う場所に移動すること。確かに効率的に見えますが、実際は移動だけで疲れて、肝心の海をゆっくり楽しむ時間がなくなります。荷物の出し入れも面倒だし、毎回車内のレイアウトを整えるのも手間です。
私のおすすめは、父母ヶ浜か道の駅八幡浜みなっとに2連泊して、そこを拠点に周辺を観光するスタイルです。同じ場所に連泊すると、2日目は余裕を持って過ごせます。朝日も夕日も両方見られるし、夜の星空も楽しめます。地元のスーパーやコンビニの場所も覚えられるので、買い物も楽になります。
それと、もうひとつ大事なこと。完璧を求めないことです。初めての車中泊で、全てが計画通りに行くことなんてありません。寒かったり暑かったり、よく眠れなかったり、トイレで困ったり。でも、それも含めて旅の思い出になります。
失敗したら次回に活かせばいい。そのくらいの気楽さで臨んだほうが、結果的に楽しい旅になります。ホテルのような快適さを求めるなら、素直にホテルに泊まったほうがいいです。車中泊の魅力は、多少の不便さを楽しむことにあります。
最後に、これだけは絶対に守ってほしいのがマナーです。騒がない、ゴミを捨てない、長時間のアイドリングをしない。当たり前のことですが、これができない人が増えると、車中泊自体が禁止される可能性があります。次に来る人のためにも、美しい海と施設を大切にする気持ちを忘れないでください。
四国の海は本当に素晴らしいです。瀬戸内海の穏やかさも、太平洋の雄大さも、どちらも一度体験したら忘れられません。準備をしっかりして、でも肩の力を抜いて、自分のペースで楽しんでください。きっと、人生に残る最高の車中泊体験ができるはずです。
よくある質問
四国で海を満喫できる車中泊スポットは冬でも利用できますか?
はい、ほとんどのスポットは冬でも利用可能です。ただし、RVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯のように月1回程度の休館日があったり、父母ヶ浜のシャトルバスが12月から2月まで冬季運休になるなど、季節によってサービス内容が変わる施設もあります。利用前に必ず各施設の公式サイトや電話で最新情報を確認することをおすすめします。冬の四国は比較的温暖ですが、海辺は風が強いことがあるので、防寒対策と風対策は必須です。
車中泊初心者でも安心して利用できる海辺のスポットはどこですか?
初心者にはRVパークや設備が充実した道の駅がおすすめです。特にRVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯や父母ヶ浜RVパークは、24時間利用可能なトイレ、電源、シャワー施設が完備されており、初めての車中泊でも安心です。道の駅八幡浜みなっとも駐車場が広く、周辺にコンビニやスーパーがあるため、万が一忘れ物があっても対応しやすい環境です。不安な場合は、まず日中に施設を下見してから利用するとよいでしょう。
海辺の車中泊スポットで新鮮な海の幸が食べられる場所はどこですか?
道の駅八幡浜みなっとと道の駅なかとさが特におすすめです。八幡浜みなっとでは西日本屈指の水揚げ高を誇る魚市場に隣接しており、その日に獲れた新鮮な魚を購入したり、八幡浜ちゃんぽんや海鮮料理を楽しんだりできます。道の駅なかとさでは、カツオの一本釣りで有名な高知の海の幸、特に「はまちのづけ丼」が人気です。RVパーク鳴門天然温泉あらたえの湯のレストラン「なるみ丸」も、とれたての海の幸を使った料理が評判です。
まとめ
四国には瀬戸内海と太平洋という2つの異なる海の魅力を満喫できる、素晴らしい車中泊スポットが数多くあります。ウユニ塩湖のような鏡張りの絶景が見られる父母ヶ浜から、日本トップクラスの夕日が楽しめる道の駅ふたみ、新鮮な海の幸が堪能できる道の駅八幡浜みなっとまで、それぞれ異なる魅力を持っています。
温泉施設が併設されたRVパークを利用すれば、疲れを癒しながら快適な車中泊を楽しめます。初心者でも安心して利用できる設備が整った施設が多いのも、四国の車中泊スポットの魅力です。
事前に干潮時間や夕日の時間、施設の休館日などをしっかり確認し、ゴミの処分方法や天候にも注意しながら計画を立てれば、きっと忘れられない海辺の車中泊体験ができるはずです。瀬戸内海の穏やかな海、太平洋の雄大な海、どちらも楽しめる四国で、あなただけの最高の車中泊の旅を見つけてください!


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