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四国の山を満喫する車中泊スポット!9割が知らない絶景の穴場とは?

車中泊の知識

四国と聞くと、うどんや鳴門の渦潮、道後温泉といった海沿いの観光地を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?でも実は、四国には山の絶景と静けさを満喫できる、知る人ぞ知る車中泊スポットが点在しているんです。標高1400mを超える天空の高原から、深い渓谷に抱かれた秘境まで、山好きにはたまらない魅力が詰まっています。海沿いの旅に飽きた方、静かな山の空気を胸いっぱいに吸い込みたい方に向けて、今回は四国の山エリアで車中泊できる最高のスポットをご紹介します!

ここがポイント!
  • 四国カルストは標高1400mの天空の草原で、姫鶴平キャンプ場なら500円で車中泊可能という驚きのコスパ
  • 徳島県の道の駅「鷲の里」は那賀川に囲まれた静寂な山間部にあり、日帰り温泉も併設で快適度抜群
  • 祖谷渓エリアや剣山周辺など、山の秘境で非日常の車中泊体験ができる穴場が四国には数多く存在している
  1. 四国の山で車中泊するって実際どうなの?海沿いとの違いとは
  2. 絶対外せない!四国カルストで天空の車中泊を満喫しよう
    1. 日本三大カルストの雄大な景色が目の前に
    2. 姫鶴平キャンプ場なら500円で車中泊できる驚きのコスパ
    3. 冬季通行止めには要注意!ベストシーズンはいつ?
  3. 徳島の山間部なら道の駅「鷲の里」が快適すぎる
    1. 那賀川に囲まれた静寂の車中泊スポット
    2. 日帰り温泉が併設で疲れも癒せる
    3. 太龍寺へのロープウェイ発着地でもある
  4. 祖谷渓エリアは秘境感たっぷりの山岳車中泊が楽しめる
  5. 剣山周辺や石鎚山エリアの山岳車中泊事情
  6. 四国の山で車中泊するときの必須アイテムと注意点
  7. 四国の山で車中泊するベストシーズンはいつ?
  8. 初心者が必ず直面する車中泊の「困った!」を解決
    1. 夜中のトイレ問題、実はこれが一番困る
    2. 山の虫対策、甘く見ると一晩中眠れない
    3. 結露との戦い、朝起きたら車内がびしょびしょ問題
  9. 車中泊の食事問題、山では何食べる?どう調理する?
    1. 道の駅での火器使用は基本NG、でも温かいご飯は食べたい
    2. 食材の保存はクーラーボックスだけじゃ不十分
  10. 睡眠の質を劇的に上げる実践テクニック
    1. マット選びで車中泊の快適度が9割決まる
    2. 枕を甘く見るな、首が痛くて翌日台無しに
  11. 山の車中泊ならではの危険と対処法
    1. 野生動物との遭遇、実際にどう対処する?
    2. 天候急変への備え、山の天気は変わりやすい
  12. 連泊する場合の実践的なコツ
    1. 洗濯と衛生管理、3日目から気になり始める
    2. ゴミの処理、これができないと旅が台無し
  13. 地元の人との交流で旅が10倍楽しくなる
  14. お金の節約テクニック、賢く旅する方法
    1. ガソリン代を抑える実践的な方法
    2. 食費を削るより、温泉代を賢く使う
  15. ぶっちゃけこうした方がいい!
  16. 四国地方で山を満喫したいときの車中泊ならどこに行けばいい?に関する疑問解決
    1. 四国カルストは車中泊初心者でも大丈夫?
    2. 道の駅での車中泊はマナー違反にならない?
    3. 女性一人での山の車中泊は安全?
    4. 四国カルストの冬季通行止めはいつからいつまで?
    5. 車中泊に適した車種は?軽自動車でも大丈夫?
  17. まとめ

四国の山で車中泊するって実際どうなの?海沿いとの違いとは

車中泊のイメージ

車中泊のイメージ

四国旅行といえば、海岸線をぐるっと一周するルートが定番ですよね。確かに瀬戸内海の穏やかな景色や太平洋の荒々しい波は魅力的ですが、そればかりだと旅のコンテンツが海に偏ってしまうんです。実は四国の真の魅力は、その中央部に広がる四国山地にこそあると言っても過言ではありません。

海沿いを走るだけでは、四万十川の清流や祖谷渓の断崖絶壁、そして四国カルストの天空の草原といった、四国を代表する絶景に出会うことができません。山エリアでの車中泊は、標高が高いため夏でも涼しく快適に過ごせますし、星空観察にも最適な環境が整っています。朝は鳥のさえずりで目覚め、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む。そんな贅沢な体験ができるのが、四国の山での車中泊なんです。

ただし、山エリアならではの注意点もあります。アクセス道路が狭く曲がりくねっている場所が多いため、大型のキャンピングカーでは通行が難しい道もあります。また、冬季は通行止めになる道路も多いので、事前の情報収集は必須です。でもそれを差し引いても、山での車中泊には海沿いでは味わえない特別な魅力があるんですよ。

絶対外せない!四国カルストで天空の車中泊を満喫しよう

日本三大カルストの雄大な景色が目の前に

四国の山で車中泊するなら、四国カルストは絶対に外せません。標高1000メートルから1500メートルの高原に広がるこのカルスト台地は、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台とともに日本三大カルストの一つに数えられています。東西約25キロメートルにわたって続く壮大な景観は、まるで日本ではないような別世界です。

カルストとは、石灰岩が雨水や地下水によって侵食されてできた地形のこと。白い石灰岩が羊の群れのように点在する風景と、360度広がる空のパノラマは、一度見たら忘れられない光景です。晴れた日には遠くに石鎚山の稜線まで望むことができ、夜になれば満天の星空が頭上に広がります。星空観測をするなら、特に天狗高原がおすすめ。標高1400メートルを超える高さから見る星空は、流れ星を肉眼で確認できるほどの美しさです。

四国カルストへのアクセスは、愛媛県側と高知県側から入れますが、松山方面から国道440号線を使うルートが比較的道幅が広く走りやすいと評判です。ただし、どのルートを選んでも山道は狭くカーブが多いので、運転には十分注意が必要です。

姫鶴平キャンプ場なら500円で車中泊できる驚きのコスパ

四国カルストで車中泊するなら、姫鶴平キャンプ場が断然おすすめです。ここは四国カルストの中央部、標高1400メートルに位置し、360度見渡す限りの大パノラマの中で車中泊ができます。しかも料金はなんと1台500円という良心的な価格設定!予約は不要で、当日現地で受付するシステムになっています。

受付は簡易宿泊施設「姫鶴荘」で行いますが、営業時間外の場合は玄関右側にある夜間受付ボックスにお金を入れればOK。フリーサイトなので、広大な草原のどこに車を停めても自由です。ハイシーズンでも満杯になることはほとんどないので、到着時間を気にせず訪れることができるのも嬉しいポイントです。

ただし、いくつか注意点があります。トイレや炊事場は姫鶴荘の近くに1カ所しかないため、サイトによっては少し距離があります。また、入浴施設はキャンプ場内にはありませんので、事前に麓の温泉に寄るか、翌日利用する計画を立てておくとよいでしょう。

冬季通行止めには要注意!ベストシーズンはいつ?

四国カルストを訪れる際に絶対に知っておきたいのが、冬季通行止めの情報です。四国カルストを縦断する県道383号線(天空の道)は、例年12月初旬から3月末まで閉鎖されます。標高が高いため冬場は厳しい冷え込みと積雪があり、車でのアクセスが不可能になるんです。

姫鶴平キャンプ場の営業期間も4月上旬から11月上旬までで、11月下旬には外トイレやキャンプ場の炊事場の給水が中止されます。つまり、車中泊できるのは実質4月から11月までの約8カ月間ということになります。

ベストシーズンは4月から8月です。この時期は東側の天狗高原から登ってくる天の川を眺めることができます。夏でも標高が高いため涼しく、避暑地としても最適です。9月から10月はススキが一面に広がる黄金色の草原が美しく、秋の澄んだ空気の中での車中泊も格別です。ただし、朝晩の冷え込みが厳しくなってくるので、防寒対策は万全に。

徳島の山間部なら道の駅「鷲の里」が快適すぎる

那賀川に囲まれた静寂の車中泊スポット

徳島県那賀町にある道の駅「鷲の里」は、四国の山間部で車中泊するなら外せないスポットです。この道の駅は国道195号線沿いに位置し、南北と東側を那賀川に囲まれた高台にあります。周囲を山々に囲まれたのどかな場所で、川のせせらぎや小鳥のさえずりが心地よく響く、まさに自然のヒーリングスポットなんです。

駐車場は第1、第2合わせて約150台という広々したスペースがあり、どこに停めようか迷うほど。大型車スペースも10台分確保されているので、キャンピングカーでも安心です。国道から少し離れた場所にあるため、夜間は車の往来もほとんどなく、静かで快適な睡眠が期待できます。

実際に車中泊した方の口コミでは、土曜日の夜22時頃到着しても駐車している車が1台もなく、最初は車中泊NGかと不安になったそうですが、24時間利用OKで問題なく利用できたとのこと。聞こえてくるのは虫の声と川のせせらぎだけという、都会では味わえない静寂の中で朝を迎えられるのが魅力です。

日帰り温泉が併設で疲れも癒せる

道の駅「鷲の里」の大きな魅力が、敷地内に日帰り入浴施設「道の宿・そわか」が併設されていること。大人400円という手頃な料金で、山の疲れを癒すことができます。シャンプーやボディーソープも備え付けなので、荷物を減らしたい車中泊旅にはありがたい設備です。

営業時間は15時から21時30分までで、車中泊前に汗を流してさっぱりできます。もし温泉にこだわりたいという方は、ここから車で20分ほど離れたもみじ川温泉がおすすめ。室内風呂と露天風呂があり、周囲の山々の景色や那賀川、美しい半円のアーチを描く橋を眺めながら入浴できます。泉質は硫化水素泉で、少しトロっとした無色透明無臭の温泉が体の芯までポカポカ温めてくれます。

訪れるタイミングによっては、お客さんが少なくほぼ貸し切り状態で利用できることも。温泉好きの方には特におすすめのスポットです。

太龍寺へのロープウェイ発着地でもある

道の駅「鷲の里」は、四国八十八ヶ所霊場第21番札所「太龍寺」へ向かうロープウェイの発着地でもあります。目の前の太龍寺山の頂にある太龍寺は、西日本最長のロープウェイで約10分で到着。標高約600メートルの山頂からの眺望は素晴らしく、お遍路さんだけでなく一般観光客にも人気です。

道の駅内には公園や芝生の広場もあり、那賀川の河川敷に降りて散策することも可能。ただし河川敷の石ころが結構大きいので、歩く際は足元に注意が必要です。小さなお子さん連れの方は、ちょっとした遊具施設もあるので、子どもたちも退屈せずに過ごせますよ。

祖谷渓エリアは秘境感たっぷりの山岳車中泊が楽しめる

日本三大秘境の一つに数えられる祖谷渓エリアも、山の車中泊スポットとして外せません。このエリアには道の駅「にしいや」があり、祖谷のかずら橋や祖谷温泉を訪れる拠点として利用できます。規模は小さめの道の駅ですが、祖谷そばやそば米雑炊といった地元の味を楽しめます。

祖谷渓の中央部に位置するこの道の駅は、深い山間の渓谷付近にあり、空気がとても美味しい場所。周辺には「祖谷秘境の湯」もあって日帰り入浴もできます。かずら橋まで車で5分ほどの距離なので、朝8時のオープンに合わせて訪れるのに便利な立地です。

車中泊での利用も可能で、実際に四国一周車中泊旅の拠点として利用している方も多くいらっしゃいます。夜は車の往来もごく僅かで静かに過ごせますが、山間部なので夜間は真っ暗になります。外灯の近くに停めるなど、安全面には配慮しましょう。

近くには道の駅「たからだの里さいた」もあり、こちらも車中泊スポットとして人気です。徳島県との県境に位置し、本格的なキャンピングカーが何台も停まっていることから、位置的にも使いやすい道の駅として知られています。

剣山周辺や石鎚山エリアの山岳車中泊事情

四国の屋根とも呼ばれる剣山(標高1955メートル)や、西日本最高峰の石鎚山(標高1982メートル)周辺も、山好きには魅力的なエリアです。これらの山々周辺には登山基地となる駐車場やキャンプ場がありますが、本格的な車中泊施設は限られています。

剣山へのアクセス拠点となる見ノ越には駐車場がありますが、車中泊については事前確認が必要です。石鎚山周辺では、麓の道の駅「小松オアシス」や、少し離れますが道の駅「マイントピア別子」などが車中泊の候補地となります。

特に道の駅「マイントピア別子」は、別子銅山跡に作られた施設で、歴史ロマンを感じながら車中泊できる珍しいスポットです。山岳エリアへの登山やトレッキングの前泊地として活用するのがおすすめです。

四国の山で車中泊するときの必須アイテムと注意点

四国の山での車中泊を快適に楽しむためには、いくつかの準備が必要です。まず、防寒対策は季節を問わず重要。標高の高い場所では、夏でも朝晩は冷え込みます。寝袋は3シーズン用以上を用意し、毛布や厚手の服も持参しましょう。四国カルストのような標高1400メートル級の場所では、平地より10度以上気温が低いことも珍しくありません。

次に飲料水の確保。山間部の道の駅では、水道水が飲用に適さない場合もあります。事前に十分な量の飲料水を用意しておくか、湧水スポットを活用するのも一つの方法です。日本の名水100選に選ばれた「観音水」など、四国には美味しい湧水スポットが点在しています。

ガソリンスタンドの場所も事前にチェックしておきましょう。山間部では給油できる場所が限られ、次のスタンドまで50キロメートル以上というケースも。余裕を持って給油し、できれば満タンで山間部に入ることをおすすめします。

道路状況については、特に雨天時や冬季の通行止め情報を必ず確認してください。四国の山道は狭く曲がりくねった箇所が多く、対向車とのすれ違いが困難な場所も少なくありません。大型のキャンピングカーや運転に自信のない方は、メインルートを選ぶようにしましょう。

また、山間部では携帯電話の電波が届かないエリアもあります。緊急時に備えて、行き先や予定を家族や友人に伝えておくことも大切です。地図アプリだけに頼らず、紙の地図も用意しておくと安心です。

四国の山で車中泊するベストシーズンはいつ?

四国の山での車中泊に最適な時期は、4月下旬から5月、そして9月から11月上旬です。この時期は気候が安定し、朝晩の冷え込みもそれほど厳しくありません。特に5月のゴールデンウィーク明けから6月にかけては、新緑が美しく、爽やかな空気の中で車中泊を楽しめます。

夏(7月から8月)は標高の高い四国カルストなら涼しく快適ですが、標高の低い山間部では蒸し暑さや虫が気になることも。ただし、天の川観測には最高のシーズンです。秋(9月から11月)は紅葉が美しく、空気が澄んで星空観察にも最適。四国カルストのススキの草原は、この時期ならではの絶景です。

冬季(12月から3月)は多くの山岳道路が通行止めになり、車中泊も厳しい条件となります。どうしても冬に訪れたい場合は、標高の低い山間部の道の駅を選び、十分な防寒装備を整えてください。

梅雨時期(6月中旬から7月中旬)は雨が多く、山道の運転も視界が悪くなりがち。土砂崩れのリスクもあるため、この時期は避けた方が無難です。天候が安定している春と秋が、四国の山での車中泊には断然おすすめです。

初心者が必ず直面する車中泊の「困った!」を解決

車中泊のイメージ

車中泊のイメージ

夜中のトイレ問題、実はこれが一番困る

車中泊で一番リアルな悩みが、夜中のトイレです。特に山間部の道の駅では、トイレまで結構な距離を歩かなければならないことも。真っ暗な駐車場を懐中電灯片手に歩くのは、女性はもちろん男性でも不安なものです。

実際に経験した解決策をお伝えします。まず、車を停める位置はトイレから見える範囲内を選びましょう。外灯の近くで、なおかつトイレまで30秒以内で行ける場所がベスト。四国の山間部の道の駅は広大なところが多いので、到着時に「寝る前に絶対トイレ行くよな」と想定して駐車位置を決めることが重要です。

それでも夜中に目が覚めてしまったら? 私の経験では、寝る前に必ずトイレに行く、夕食後は水分を控えめにする、というシンプルな対策が効果的でした。また、緊急用に携帯トイレを車内に常備しておくと精神的に楽になります。実際に使うかどうかは別として、「最悪これがある」という安心感は侮れません。

道の駅「鷲の里」のように宿泊施設が近くにある場合、建物の営業時間外は室内トイレが使えないこともあります。事前に確認しておくか、外トイレの場所を把握しておきましょう。

山の虫対策、甘く見ると一晩中眠れない

四国の山での車中泊で、特に5月から9月にかけて厄介なのが虫問題です。標高の高い四国カルストでも、夕方から夜にかけては蚊やブヨが活発になります。特に川沿いの道の駅では、想像以上に虫が多いんです。

実践的な対策を紹介します。まず、車のドアを開ける回数を最小限に。荷物の出し入れは明るいうちに済ませ、日が暮れたら極力ドアを開けないようにしましょう。どうしても開ける必要がある場合は、車内灯を消してから開けること。光に虫が集まってくるのを防げます。

窓を開けて寝たい場合は、網戸代わりになる虫除けネットが便利です。車の窓枠にマグネットやクリップで取り付けるタイプなら、簡単に設置できて風通しも確保できます。ただし、山間部の夜は想像以上に冷え込むことがあるので、窓を開けっ放しにするのは5月下旬から9月上旬くらいまでが現実的です。

虫除けスプレーは必須アイテムですが、車内で使うと匂いがこもるので、外で全身にスプレーしてから車に乗り込むのがコツ。また、蚊取り線香を車外の地面に置いておくと、周辺の虫を寄せ付けない効果があります。

結露との戦い、朝起きたら車内がびしょびしょ問題

山の車中泊で初心者が必ず驚くのが、朝の結露です。特に標高の高い場所や川沿いの道の駅では、朝起きると窓ガラスが水滴だらけ、ひどい時はマットや荷物まで湿気てしまうことも。これ、本当に不快なんですよ。

結露の原因は、車内外の温度差と人間の呼吸による湿気。密閉された車内で寝ていると、吐く息に含まれる水分が冷えた窓ガラスで水滴になります。対策としては、換気が最も重要。窓を1センチから2センチだけ開けて寝るだけで、結露はかなり軽減されます。

虫が気になる季節は、前述の虫除けネットを使って窓を開けましょう。寒い季節なら、窓を少し開けて寝袋にしっかり包まる方が、結露に悩まされるより快適です。また、除湿剤を車内の数カ所に置いておくのも効果的。100円ショップで売っている押入れ用の除湿剤で十分です。

朝、結露してしまった場合は、タオルで拭き取るだけでなく、しばらく窓を全開にして換気すること。そのまま放置すると、車内にカビが生える原因になります。私は専用のマイクロファイバータオルを結露拭き取り用に常備しています。

車中泊の食事問題、山では何食べる?どう調理する?

道の駅での火器使用は基本NG、でも温かいご飯は食べたい

車中泊の食事、これも初心者が悩むポイントです。道の駅の駐車場では、火器の使用は原則禁止。バーベキューやカセットコンロでの調理はNGです。でも、山の冷えた空気の中、温かい食事は食べたいですよね。

私の解決策は、保温ジャーとコンビニの活用です。出発前に保温ジャーに熱湯を入れておき、現地でカップ麺や即席スープ、レトルトカレーを温めます。姫鶴平キャンプ場のようなキャンプ場なら炊事場でお湯が使えますが、通常の道の駅では難しいので、この方法が現実的。

また、車内で使える電気ケトルも便利です。シガーソケットから電源を取るタイプなら、エンジンをかけずに使えるものもあります。ただし、バッテリー上がりのリスクがあるので、エンジンをかけながら使うか、ポータブル電源を用意するのがベター。

四国の山間部の道の駅には、地元の食材や惣菜を売っている直売所が併設されているところも多いです。道の駅「鷲の里」周辺なら、車で5分圏内にコンビニもあるので、食材調達には困りません。夕食は営業時間中に道の駅のレストランで地元の味を楽しみ、朝食だけ車内で簡単に済ませるのも賢い選択です。

食材の保存はクーラーボックスだけじゃ不十分

山の車中泊では、食材の保存も課題です。夏場は特に、クーラーボックスに保冷剤を入れただけでは、翌日には溶けてしまいます。事前に凍らせたペットボトルを保冷剤代わりに使うと、溶けた後も飲料水として使えて一石二鳥。

ただ、山間部の道の駅では氷の自動販売機がないところも多いです。補充できないと考えて、できるだけ保冷力の高いクーラーボックスを選び、開け閉めの回数を減らしましょう。

私のおすすめは、常温保存できる食材中心の献立にすること。レトルト食品、缶詰、カップ麺、乾物など、冷蔵不要な食材なら管理が楽です。生鮮食品は現地調達するか、食べきれる量だけ持参する。これだけで食材管理のストレスが激減します。

睡眠の質を劇的に上げる実践テクニック

マット選びで車中泊の快適度が9割決まる

車中泊の睡眠の質は、マット選びで決まると言っても過言ではありません。「寝袋があれば大丈夫」と思っている初心者の方、甘いです。車のシートは凸凹しているので、そのまま寝ると腰や背中が痛くなります。

私が実際に使って良かったのは、厚さ10センチのインフレーターマット。これは空気を入れると自動で膨らむタイプで、収納時はコンパクト。厚みがあるので、軽自動車のフラットにならないシートでも、凹凸をしっかり吸収してくれます。

「エアーマットは空気が抜けるんじゃないか」と心配する方もいますが、品質の良いものなら朝まで問題なし。むしろ、銀マットや薄いウレタンマットの方が、体が痛くて何度も目が覚めるリスクが高いです。四国の山道を一日中運転した後の疲れた体には、しっかりしたマットが必須です。

枕を甘く見るな、首が痛くて翌日台無しに

意外と見落とされがちなのがです。タオルを丸めて枕代わりにする方もいますが、これでは首を痛めます。私も最初はそうしていましたが、朝起きると首がガチガチで、運転にも支障が出ました。

専用のキャンプ用エアー枕を使うようになってから、睡眠の質が格段に向上しました。空気を抜けば手のひらサイズになるので、荷物にもなりません。高さ調節ができるタイプなら、自分に合った高さで眠れます。

四国の山を何日も車中泊で旅するなら、睡眠の質は翌日のコンディションに直結します。初期投資をケチって体を壊すより、快適装備を整える方が結果的に旅を楽しめます。

山の車中泊ならではの危険と対処法

野生動物との遭遇、実際にどう対処する?

四国の山間部では、野生動物に遭遇する可能性があります。特にシカやイノシシ、サルなどは珍しくありません。実際に私が祖谷渓エリアで車中泊した時、早朝にシカの親子が駐車場を横切っていきました。

基本的には、動物の方から逃げていくので過度に心配する必要はありません。ただし、食べ物を車外に放置しないことが鉄則。ゴミはもちろん、食材の匂いがする袋も車内に入れておきましょう。動物を引き寄せる原因になります。

万が一、夜中に動物の気配を感じても、車から出て確認しようとしないこと。車内にいれば安全です。クラクションを鳴らせば、たいていの動物は驚いて逃げていきます。

クマについては、四国にはツキノワグマが生息していますが、個体数は少なく遭遇する確率は低いです。それでも、山間部を歩く際は熊鈴を携帯するなど、基本的な対策は取っておきましょう。

天候急変への備え、山の天気は変わりやすい

四国の山は天候が変わりやすく、朝は晴れていても午後から急に霧が出たり、雨が降ったりすることがあります。特に四国カルストのような標高の高い場所では、濃霧に注意が必要です。

天気予報は必ず確認し、悪天候が予想される場合は予定を変更する柔軟性を持ちましょう。雨の中での車中泊自体は問題ありませんが、翌朝の移動で視界不良の山道を走るのは危険です。

また、山間部では急な気温低下もあります。夏でも標高1000メートルを超えると、夜間は10度以下になることも。天気予報の気温は平地のものなので、標高が100メートル上がるごとに約0.6度下がると計算して、防寒着を用意してください。

連泊する場合の実践的なコツ

洗濯と衛生管理、3日目から気になり始める

1泊2日なら気にならない洗濯問題も、3日以上の連泊になると無視できません。特に夏場は汗をかくので、着替えが足りなくなります。

四国の道の駅には、コインランドリーが併設されているところもありますが、山間部では少ないのが現実。私の解決策は、速乾性の下着とTシャツを多めに持参すること。夜、トイレで手洗いして車内に干しておけば、翌朝には乾いています。

お風呂問題も重要です。道の駅「鷲の里」のように日帰り温泉が併設されているところなら毎日入浴できますが、そうでない場所では工夫が必要。私はボディシートドライシャンプーを常備して、どうしても温泉に入れない日は最低限の衛生を保つようにしています。

歯磨きは道の駅のトイレでできますが、混雑時は気を使います。ペットボトルの水と紙コップを使って、車内で済ませる方法もあります。使用済みの水は、トイレの洗面台に流せば問題ありません。

ゴミの処理、これができないと旅が台無し

車中泊で最も頭を悩ませるのがゴミ処理です。道の駅では基本的にゴミを捨てられません。「持ち込んだものは持ち帰る」が鉄則です。

私は車内にゴミ分別用の袋を3つ用意しています。燃えるゴミ、ペットボトル、缶類の3種類。こまめに分別しておけば、後で楽です。匂いが出やすい生ゴミは、密閉できるジップロックに入れてから袋に入れると、車内が臭くなりません。

ゴミは基本的に自宅に持ち帰りますが、コンビニで買い物をした際に、店員さんに「このゴミも一緒に捨てていただけますか?」と丁寧にお願いすれば、たいてい対応してくれます。ただし、大量のゴミは断られる可能性があるので、あくまで少量にとどめましょう。

地元の人との交流で旅が10倍楽しくなる

四国の山間部の道の駅では、地元の方と話す機会が意外と多いです。特に直売所で野菜を買う時や、温泉施設で出会った地元の方との会話が、旅の思い出になります。

「どこから来たの?」「この辺で美味しいお店ある?」というシンプルな会話から、ガイドブックにない情報を得られることも。実際に私が道の駅「鷲の里」で地元のおばあちゃんと話した時、「もみじ川温泉は朝一番に行くとほぼ貸切で入れるよ」という貴重な情報をいただきました。

また、車中泊している他の旅行者との情報交換も有益です。「昨日あそこの道の駅に泊まったけど、静かで良かったよ」とか「この時期の四国カルストは朝冷えるから毛布必須」といったリアルな情報は、ネットでは得られません。

お金の節約テクニック、賢く旅する方法

ガソリン代を抑える実践的な方法

車中泊の旅で最も費用がかかるのがガソリン代です。四国の山間部では、平地より燃費が悪くなります。上り坂が多く、エアコンも使うので、リッター当たり2キロから3キロは悪化すると考えておきましょう。

節約のコツは、ガソリンスタンドの価格比較アプリを使うこと。山間部に入る前に、安いスタンドで満タンにしておきます。また、急加速や急ブレーキを避けるエコドライブを心がけるだけで、燃費は5パーセントから10パーセント改善します。

四国の山道は景色が美しいので、つい寄り道したくなりますが、無駄な移動は避けて効率的なルートを計画しましょう。1日の走行距離を150キロから200キロ程度に抑えると、燃費も良く疲れも少なくなります。

食費を削るより、温泉代を賢く使う

節約というと食費を削りがちですが、車中泊の旅では温泉代を賢く使う方が満足度が高いです。道の駅併設の日帰り温泉は400円から600円程度。これをケチって体を拭くだけで済ませると、疲れが取れずに翌日のパフォーマンスが落ちます。

逆に食事は、地元のスーパーで惣菜を買ったり、コンビニを活用すれば1食500円以下に抑えられます。朝食はパンとコーヒーで200円、昼食はおにぎりとカップ麺で300円、夕食だけ道の駅のレストランで地元の味を楽しむ、というメリハリをつけると満足度が高いです。

ぶっちゃけこうした方がいい!

正直に言います。四国の山で車中泊を楽しむなら、完璧を目指さないことが一番大事です。初心者の方って、ネットの情報を見て「あれも必要、これも必要」とどんどん荷物が増えて、結局車内が荷物だらけで窮屈になるんですよ。

私の経験から言えるのは、本当に必要なのは良いマットと寝袋、そしてトイレに近い駐車位置。この3つさえ押さえておけば、他は何とかなります。料理道具とか、おしゃれなランタンとか、最初は無くても全然OK。むしろ少ない荷物の方が、車内が広く使えて快適です。

それと、計画を詰め込みすぎないこと。「四国カルストも行って、祖谷渓も行って、道後温泉も」って欲張ると、移動ばかりで疲れます。1日1箇所、ゆっくり楽しむくらいが、車中泊旅には丁度いい。疲れたら予定を変更して、近くの道の駅で休む。そういう柔軟性が、車中泊の旅を成功させる秘訣です。

あと、これは声を大にして言いたいんですが、安全と快適さにはお金をかけるべきです。良いマットは1万円から1万5000円しますけど、これをケチって腰を痛めたら旅が台無し。温泉も「もったいない」と我慢するより、毎日400円払って疲れを取る方が、結果的に楽しめます。

最後に、四国の山の車中泊で一番大事なのは自然を楽しむ心の余裕です。四国カルストの朝日、那賀川のせせらぎ、祖谷渓の深い緑。これらは全部無料で楽しめる最高の贅沢。スケジュールに追われず、天気や気分で予定を変えながら、のんびり旅する。それが四国の山での車中泊の真髄だと、私は思っています。

四国地方で山を満喫したいときの車中泊ならどこに行けばいい?に関する疑問解決

四国カルストは車中泊初心者でも大丈夫?

四国カルストは車中泊初心者でも十分楽しめるスポットです。姫鶴平キャンプ場は受付がしっかりしていて、トイレや炊事場も完備されています。ただし、アクセス道路が山道で狭い区間があるため、大型車での訪問は避けた方が無難。軽自動車やコンパクトカーなら問題なく到着できます。初めての方は、天気の良い日中に到着するよう計画を立てると安心です。夜間到着だと、広大なキャンプ場のどこに停めればよいか迷う可能性があります。

道の駅での車中泊はマナー違反にならない?

道の駅での車中泊については、国土交通省が「仮眠はOK、宿泊目的はNG」という見解を示しています。つまり、疲れを取るための仮眠は問題ありませんが、長期滞在や宿泊を前提とした利用は控えるべきということです。具体的には、テントを張ったり、タープを広げたり、イスやテーブルを車外に展開するのはNG。車内で静かに仮眠を取り、ゴミは必ず持ち帰る、トイレをきれいに使うといった基本的なマナーを守れば問題ありません。道の駅によっては車中泊専用エリア(RVパーク)を設けているところもあるので、そちらを利用するとより安心です。

女性一人での山の車中泊は安全?

女性一人での車中泊は、場所選びと準備次第で安全に楽しめます。おすすめは、道の駅「鷲の里」のように明るい外灯があり、建物の近くに停められる場所。また、他にも車中泊している車が複数台いる場所を選ぶと安心感があります。夜間は車のドアをしっかりロックし、カーテンやサンシェードで車内が見えないようにしましょう。到着前に家族や友人に場所と予定を伝えておくことも大切です。人気のない山奥の駐車場や、真っ暗な場所での車中泊は避けてください。

四国カルストの冬季通行止めはいつからいつまで?

四国カルストを縦断する県道383号線は、例年12月初旬から3月末まで冬季通行止めになります。正確な日程は年によって多少前後しますが、12月下旬には確実に閉鎖されると考えておきましょう。姫鶴平キャンプ場の営業も11月上旬までで、11月下旬には外トイレや炊事場の給水が中止されます。通行止め情報は久万高原町観光協会のホームページで確認できるので、訪問前に必ずチェックしてください。冬場に星空を見たい場合は、標高の低い山間部の道の駅を利用する方が現実的です。

車中泊に適した車種は?軽自動車でも大丈夫?

四国の山での車中泊には、軽自動車でも十分対応できます。特に四国の山道は狭い区間が多いため、小回りの利く軽自動車やコンパクトカーの方が運転しやすいケースも。ただし、車内で就寝する際の快適さを考えると、後部座席がフルフラットになる車種がおすすめです。軽バンタイプのハイゼットカーゴやエブリイ、コンパクトSUVのハスラーなどは、車中泊仕様にしやすいと人気です。本格的に車中泊を楽しみたいなら、ワンボックスタイプやキャンピングカーが快適ですが、狭い山道では運転に慣れが必要になります。

まとめ

四国の山での車中泊は、海沿いの旅とは一味違う深い魅力に満ちています。標高1400メートルの四国カルストでは、360度の大パノラマと満天の星空を楽しめる姫鶴平キャンプ場が500円という驚きの価格で利用可能。徳島県の道の駅「鷲の里」は、那賀川に囲まれた静寂な環境と日帰り温泉が魅力的です。祖谷渓エリアでは、秘境感たっぷりの山間部で非日常の車中泊体験ができます。

山での車中泊には、海沿いでは味わえない静けさと澄んだ空気、そして心身をリフレッシュさせる自然の癒しがあります。夏は避暑地として、春と秋は絶景の中での快適な車中泊が楽しめます。ただし、冬季通行止めや狭い山道、携帯電波の問題など、事前の情報収集と準備が重要です。防寒対策や飲料水の確保、給油のタイミングなど、基本的な準備を整えれば、初心者でも安全に楽しめます。

四国の山は、海沿いの華やかさとは対照的な、素朴で力強い魅力を持っています。9割の人が知らない、この山の絶景と静寂を求めて、次の週末はぜひ四国の山での車中泊に挑戦してみてください。きっと忘れられない思い出になるはずです。

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