日常の喧騒から逃れたいと思ったとき、あなたはどこへ行きますか?東京から新幹線でわずか1時間強。標高1000メートルの高原に広がる軽井沢は、ただの観光地ではありません。澄んだ空気、静寂に包まれた森、心を癒す温泉、そして時の流れさえも優雅に感じられる特別な場所なのです。
「軽井沢は混んでいるイメージがある」「どこも観光客でいっぱいでは?」そんな風に思っていませんか。実は、地元の人だけが知っている静かな隠れ家や、心からリラックスできる穴場スポットが軽井沢にはたくさん存在します。2026年1月現在、冬の軽井沢は最高気温がマイナス4度という寒さですが、この時期だからこそ味わえる雪見温泉や薪ストーブの温もり、静謐な森の散策など、都会では決して体験できない贅沢な時間が待っています。
- 源泉かけ流しの温泉と森の中のカフェで心身を解きほぐす極上の癒し体験
- 9割の人が知らない軽井沢の隠れ家スポットと静かに過ごせる穴場エリア
- 冬だからこそ楽しめる雪景色と温泉を組み合わせた贅沢な過ごし方
- なぜ軽井沢はゆったり過ごすのに最適な場所なのか
- 源泉かけ流しの温泉で心身を解きほぐす至福の時間
- 森に抱かれる隠れ家カフェで極上の一杯を
- 静寂に包まれた星野エリアで過ごす1日
- 自然豊かな景勝地で心を洗う散策時間
- 芸術に触れて感性を磨く美術館巡り
- 旧軽井沢銀座で堪能する軽井沢グルメの真髄
- 発地市庭で出会う採れたて野菜の驚き
- 軽井沢プリンスショッピングプラザで過ごす優雅な時間
- 冬だからこそ楽しめる軽井沢アクティビティ
- ゆったり派におすすめの具体的な旅プラン
- 知る人ぞ知る穴場スポットで特別な時間を
- 季節ごとの軽井沢の楽しみ方
- 軽井沢ステイを最高にする宿泊施設選び
- 地元民が教える軽井沢をより楽しむコツ
- 私の個人的な感想!
- 軽井沢でゆったり過ごすためのよくある質問
- まとめ
なぜ軽井沢はゆったり過ごすのに最適な場所なのか

車の前で困っている人のイメージ
軽井沢が「避暑地」として明治時代から愛されてきた理由をご存知でしょうか。それは単に涼しいからではありません。標高約1000メートルという立地が生み出す澄んだ空気、豊かな自然、そして何より「時間の流れが違う」という独特の雰囲気が、この地を特別な場所にしているのです。
北原白秋や島崎藤村といった文豪たちが軽井沢に魅了されたのは、創作活動に集中できる静けさと、心を潤す自然の美しさがあったからでした。ジョン・レノンが家族と共に毎夏訪れ、自転車でカフェ巡りを楽しんだのも、都会では得られない穏やかな時間があったからです。
現代においても、軽井沢は変わらずその魅力を保ち続けています。東京駅から北陸新幹線で約1時間10分というアクセスの良さながら、到着した瞬間から空気の違いを感じられる稀有な場所。週末の日帰り旅行でも、心からリフレッシュできる環境が整っているのです。
特に冬の軽井沢は、夏のハイシーズンとは異なる静謐な表情を見せます。凛とした空気の中、雪化粧した森を歩き、湯気立つ温泉に身を沈める。そんな贅沢な時間の使い方こそが、疲れた心と体を真に癒してくれるのです。
源泉かけ流しの温泉で心身を解きほぐす至福の時間
軽井沢でゆったり過ごすなら、温泉は外せません。実は軽井沢には、知る人ぞ知る名湯が点在しています。中でも特におすすめなのが、心身ともにリラックスできる源泉かけ流しの温泉施設です。
星野温泉トンボの湯が提供する森に抱かれる入浴体験
星野温泉トンボの湯は、1915年の開湯以来100年以上の歴史を持つ名湯です。中軽井沢の星野エリアに位置するこの日帰り温泉は、源泉かけ流しにこだわり続けています。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、「美肌の湯」として知られ、肌触りが柔らかく女性に特に人気があります。
内湯から続く露天風呂は、まるで池と一体化したかのような造り。四季折々の景色が水面に映り込み、春は桜と芽吹き、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに全く異なる表情を楽しめます。2026年1月現在は雪見風呂として、白銀の世界を眺めながらの入浴が可能です。
注目すべきは併設のサウナ。温度約80〜90度のフィンランドサウナは、20分に一度のオートロウリュを採用し、水風呂には野鳥の森の湧き水が使われています。サウナで十分に汗をかいた後は、軽井沢の澄んだ空気の中での外気浴がたまりません。
営業時間は10時から22時まで(最終入場21時15分)。ただし、2026年は1月14日から23日まで休業、1月24日はイベント開催のため16時から営業となりますので、訪問前の確認をおすすめします。入浴後は、隣接するカフェ「ハングリースポット」で、季節限定のドリンクやクラフトビール、ソフトクリームを味わいながら、湯上がりの心地よい時間を過ごせます。
軽井沢千ヶ滝温泉の野趣あふれる庭園露天風呂
静かな環境でゆったりと温泉を楽しみたいなら、軽井沢千ヶ滝温泉がおすすめです。中軽井沢より北へ進んだ閑静なエリアに位置し、自然が多く残った場所で軽井沢の四季を感じながら入浴できる贅沢を味わえます。
野趣あふれる庭園露天風呂は、まるで森の中にいるような開放感。源泉かけ流しの天然温泉で、泉質は良質なナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉。神経痛や筋肉痛、関節痛などに効果があるとされています。冬場は雪景色を眺めながらの入浴が格別です。
営業時間は平日12時から21時30分、土日祝は10時30分から22時まで。遠赤外線による低温サウナ「フィンランドコテージ・サウナ」も完備しており、じっくりと体を温めることができます。入浴後は周辺の静かな森を散策するのもおすすめ。軽井沢駅から路線バスでアクセス可能なので、運転できない方や車を持っていない方でも気軽に訪れることができます。
約800年の歴史を持つ塩壺温泉で古の湯に浸る
軽井沢で最も古い温泉として知られるのが塩壺温泉です。約800年前、源頼朝によって発見されたと伝わるこの温泉は、「長命泉」として親しまれてきました。
塩壺温泉ホテルは一軒宿で、日帰り入浴も可能。浴場にはジャグジー、寝湯、露天風呂を備え、周囲を森に囲まれた静かな環境で、源泉100パーセントかけ流しの天然自噴泉を楽しめます。美肌効果があるとされ、湯上がりの肌のしっとり感に驚く人も多いとか。
歴史ある温泉に浸かりながら、悠久の時に思いを馳せる。そんな贅沢な時間の使い方ができるのも、軽井沢ならではの魅力です。
森に抱かれる隠れ家カフェで極上の一杯を
温泉で心身を癒した後は、軽井沢が誇る個性的なカフェで、ゆったりとした時間を過ごしましょう。軽井沢には、東京にはない独自の魅力を持つカフェが数多く存在します。
丸山珈琲ハルニレテラス店で本を読みながらの至福の時間
コーヒー好きの間で絶大な支持を得ているのが丸山珈琲です。軽井沢本店をはじめ全国に12店舗を展開していますが、星野エリアのハルニレテラスにある店舗は特別な雰囲気を持っています。
広い店舗はブックストアも兼ねており、コーヒーを飲みながら読書する楽しみを、森を感じる店内で味わえるという贅沢な空間。建築関係やアート関係など、他の書店では扱わないような本から、暮らし関係や料理の本、観光ガイドブックまで、さまざまな本が並びます。
こだわりのコーヒーは、豆の選定から焙煎、抽出まで一切の妥協なし。フレンチプレスで淹れられたコーヒーは、豆の油分も含めて個性を余すことなく感じられ、カップに2杯分ほどをゆっくりと味わえます。カプチーノのラテアートも見事で、写真に収めたくなる美しさです。
テラス席もあり、天気の良い日には軽井沢の自然を感じながらコーヒータイムを楽しめます。朝から営業しているので、軽井沢の爽やかな朝の散歩の途中で立ち寄り、コーヒーをテイクアウトする地元の人も多いそうです。
ジョン・レノンが愛した離山房で追体験する特別な空間
軽井沢には、世界的に有名なミュージシャンが愛したカフェがあります。それが離山房です。ビートルズのジョン・レノンが1977年から79年の夏に家族と訪れ、万平ホテルから自転車で1時間ほどかけて通ったという伝説のカフェ。
当時の面影は今も残されており、ジョンが座った森が見えるテラスの一番奥の席に座り、実際に彼が見ていた風景を追体験できます。ブレンドコーヒーやオリジナルの「特製ブルーベリージュース」は、ジョンが好んで飲んでいたメニュー。店内にはジョン・レノンの写真やスケッチも飾られています。
店の奥手にある東屋は、ジョンのお気に入りの場所で、よくお昼寝をしていたとか。ジョン・レノンファンの間では世界的に有名な場所で、海外からも多くの人が訪れます。歴史と音楽、そして軽井沢の自然が融合した、他では味わえない特別な時間を過ごせるカフェです。
万平ホテルカフェテラスで伝統のアップルパイに舌鼓
軽井沢を代表する老舗ホテル、万平ホテルのカフェテラスは、2024年に創業130年を迎えた歴史あるカフェです。ジョン・レノンやオノ・ヨーコをはじめ、数多くの文化人や著名人に愛されてきました。
看板メニューの「伝統のアップルパイ」は、創業時からのレシピをそのまま受け継いでいるクラシカルな味わい。信州りんごがたっぷり詰まった、重厚感のある一品です。バニラアイスクリームまたはロイヤルミルクティーアイス添えが人気で、紅茶やコーヒーとのセットも楽しめます。
もう一つのおすすめが「万平フルーツパフェ」。1970年代に人気だった「万平パフェ」を期間限定で復活販売したもので、季節によってフルーツが変わります。杏仁ジェラートやピスタチオアイスなど、細部までこだわった贅沢な一品です。
屋外にはテラス席があり、ペット同伴も可能。ゆったりと流れる軽井沢らしい時間を、心地よく過ごせる空間となっています。週末は行列ができることもあるので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
静寂に包まれた星野エリアで過ごす1日
軽井沢でゆったり過ごすなら、星野エリアは必ず訪れたい場所です。星野リゾートが運営するこのリゾートエリアは、日帰りでも十分に楽しめる工夫が随所に施されています。
ハルニレテラスで軽井沢の日常を体験する
星野エリアの玄関口といえるのがハルニレテラス。自生していた100本を超えるハルニレ(春楡)の間を縫うように、清流に寄り添って連なる9棟の建物をウッドデッキでつないだ「小さな街」です。
「軽井沢の日常」をコンセプトにした16の個性的なショップとレストランが、軽井沢ライフを豊かに彩ります。先ほど紹介した丸山珈琲の他、「沢村」のパンや「せきれい橋 川上庵」の蕎麦など、軽井沢を代表するグルメスポットが集結。かわいい雑貨店も点在しており、ゆっくりと散策を楽しめます。
冬場は薪ストーブの温もりを感じられる店舗も多く、外は寒くても店内は心地よい暖かさ。雪景色を眺めながらのショッピングやグルメ体験は、冬ならではの贅沢です。
軽井沢高原教会で歴史と静寂に触れる
ハルニレテラスから少し歩くと、森の中に佇む軽井沢高原教会が見えてきます。1921年、北原白秋や島崎藤村ら多くの文化人が集った「芸術自由教育講習会」を原点に誕生した、由緒ある教会です。
教会の入口に刻まれた「星野遊学堂」は、明治・大正期のキリスト教伝道者・内村鑑三が名づけたもの。「遊ぶこともまた善なり、遊ぶこともまた学びなり」という理念が基になっています。人々が集う開かれた教会として、訪れる人々を温かく迎え続けています。
教会内部は誰でも見学可能。結婚式などで見学できない場合は、隣接する「牧師館」へ。軽井沢高原教会の歴史や季節の催しを紹介するパネル、挙式をした方の写真やメッセージが飾られており、ここで挙式した方々をいつでも「お帰りなさい」と迎えられる場所になっています。
毎年夏休みとクリスマスシーズンには、教会前の森一面がランタンキャンドルの灯りに包まれるイベントも開催。幻想的な光景は、一生の思い出に残る美しさです。
自然豊かな景勝地で心を洗う散策時間
軽井沢の魅力は、温泉やカフェだけではありません。豊かな自然が生み出す絶景スポットも、ゆったりとした時間を過ごすのに最適な場所です。
白糸の滝で水のカーテンに癒される
軽井沢を代表する景勝地といえば、白糸の滝です。落差約3メートル、幅約70メートルで、滝全体が岩壁に沿って広がっています。岩肌から地下水が湧き出てできた滝で、絹糸のような水が降り注ぐ幻想的な光景は、多くの人を魅了し続けています。
周辺は静かな森に包まれており、時間が許せばずっと眺めていたくなる雰囲気。夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節それぞれの美しさを感じられます。冬場のライトアップも見逃せません。クリスマス、新年、バレンタインの3つの期間に分けて計12日間ほど、幻想的な演出が施されます。
白糸ハイランドウェイから白糸の滝に向かう渓流沿いの遊歩道も心地よく、軽井沢らしい自然を満喫できます。バス停付近には食事処やお土産屋さんもあり、岩魚の塩焼きなど地元グルメも楽しめます。
軽井沢タリアセンで湖畔の優雅な時間を
塩沢湖を中心とした約10万平方メートルの敷地に、美術館やレジャー施設、レストラン、ショップが集まった総合リゾート施設が軽井沢タリアセンです。「タリアセン」とは、ウェールズ語で「輝ける額」という意味で、ケルト神話の芸術をつかさどる妖精「タリエシン」が語源とされています。
敷地内には、フランス人画家レイモン・ペイネの作品を収蔵する「ペイネ美術館」や「深沢紅子野の花美術館」、フランス文学者の朝吹登水子が使用した別荘を移築した「睡鳩荘」などが点在。6月中旬から9月頃までは、約200種1800株のイングリッシュローズガーデンが見頃を迎え、湖畔の遊歩道や花のアーチなど、どこを歩いても写真映えする風景が広がります。
アクティビティも充実しており、ボートやゴーカートなども楽しめますが、ゆったり過ごしたいなら湖畔のベンチに座って景色を眺めるだけでも十分。天気の良い日にはピクニック気分で訪れるのもおすすめです。
芸術に触れて感性を磨く美術館巡り
軽井沢には、心を豊かにする美術館が点在しています。天候に左右されずに楽しめるのも魅力です。
千住博美術館で滝の作品群に圧倒される
世界を舞台に活躍する日本画家、千住博の作品を軽井沢の美しい自然とともに鑑賞できる美術館。代表的なモチーフである「滝」の作品群を中心に、常時50点以上が展示されています。
やわらかなフォルムのガラスが特徴的な建物は、建築家の西沢立衛が担当。妹島和世氏とのユニットSANAA(サナア)でも世界的評価を受ける同氏が手がけた空間も、美術館の魅力の一つです。幻想的な作品群と色とりどりの木々と多年草を植えた中庭、大きなガラスから射し込む光が融合する静謐なアート体験を楽しめます。
敷地内には、軽井沢の老舗ベーカリー「ブランジェ浅野屋」が手がけるカフェも併設。アート鑑賞後にこだわりのパンとコーヒーで余韻に浸ることができます。ミュージアムショップでは、千住博関連のオリジナルグッズや著書なども販売。時間に余裕があれば、別棟のギャラリーで開催される企画展も併せて鑑賞してみてください。
ルヴァン美術館で大正デモクラシーの自由な精神に触れる
大正デモクラシー期を代表する文化人のひとりで、軽井沢を愛した西村伊作の思想を受け継ぐ美術館。欧米のアートや文化に精通した同氏が理想の教育を形にするために1921年に創立・設計した文化学院(現在は閉校)の校舎をほぼ再現しています。
館内には、本人の作品の他、交流のあった与謝野鉄幹・晶子夫妻、石井柏亭らの作品も展示。丁寧に手入れされた庭園も人気で、毎年多くのリピーターが訪れています。庭園とカフェはペット同伴でも利用可能です。
開館期間は毎年6月上旬から11月初旬まで。期間中には陶芸教室、染めの実験教室、木工教室などのワークショップも開催され、小学生から参加できる教室もあります。8月中は毎週クラシックを中心としたコンサートも開催。芸術を五感で楽しめる空間となっています。
旧軽井沢銀座で堪能する軽井沢グルメの真髄

車の前で困っている人のイメージ
温泉とカフェでリラックスした後は、軽井沢のグルメ文化を体験しましょう。旧軽井沢銀座は、江戸時代に軽井沢宿があった旧中山道にあたる場所で、旧軽ロータリーを起点につるや旅館まで続く約750メートルの通りに、軽井沢を代表する飲食店やカフェ、お土産ショップ、ベーカリーなどが軒を連ねています。
週末は多くの観光客がショッピングや食べ歩きを楽しんでいますが、平日の朝や夕方を狙えば比較的ゆったりと散策できます。石畳が特徴的なこの商店街は、大正時代以降、外国人や財界人の別荘地としてにぎわう軽井沢の玄関口の役割を担ってきました。
散策中にひと休みしたくなったら、レトロな外観が印象的な「軽井沢観光会館」へ。内部には休憩スペースの他、有料トイレや授乳スペースも完備しています。旧軽銀座を堪能して時間に余裕があれば、ひと足延ばして「日本聖公会軽井沢ショー記念礼拝堂」へ。森に佇む木造の教会は、カナダ人宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーらによって建立され、軽井沢で最も古い教会といわれています。
絶対に食べておきたい軽井沢の名物グルメ
軽井沢を訪れたら外せないのが、地元の食材を使った絶品グルメです。「沢村」のパンは、軽井沢を代表するベーカリーとして地元民にも観光客にも絶大な人気を誇ります。ハルニレテラス内の店舗では、焼きたてのパンが並び、カフェスペースでその場でいただくこともできます。特にクロワッサンやバゲットは、軽井沢の清らかな水と厳選された小麦粉が生み出す芳醇な味わいです。
蕎麦好きなら「せきれい橋 川上庵」は必訪。ハルニレテラス内にあるこの蕎麦店は、本格的な手打ち蕎麦を提供しており、地元の蕎麦粉を使った香り高い一品が楽しめます。天ぷらとのセットや、季節の蕎麦メニューも充実しています。
軽井沢野菜も見逃せません。標高1000メートルの冷涼な気候で育つ「軽井沢霧下野菜」は、甘みが強く食感も抜群。特にキャベツ、レタス、トウモロコシは絶品で、夏場には多くのレストランで使用されています。
発地市庭で出会う採れたて野菜の驚き
地元の新鮮な食材を手に入れたいなら、南軽井沢にある「発地市庭」へ。2016年にオープンした大規模な農産物直売所で、地元のブランド野菜である「軽井沢霧下野菜」を中心に、軽井沢町で生産された農産物や加工品を購入できます。
その人気はすさまじく、平日でも朝9時のオープン前に大行列ができるほど。生産者が直接持ち込む野菜を目当てに、地元レストランのシェフも買いに来ているそうです。特に注目なのが、キャベツ、レタス、トマト、キュウリなどの新鮮野菜。夏場は軽井沢産のトウモロコシが人気で、食べた瞬間に違いを実感できます。
人気の野菜は正午までに売り切れてしまうこともあるので、午前中に訪れるのがおすすめ。直売所に併設された窓口で宅配便を手配すれば、自宅でも産地の味を堪能できます。また、毎月第1・第3日曜日にはそば打ち体験教室も開催され、小学生以上なら親子で参加可能です。
館内では野菜類の他、ジャムや蕎麦などの加工品、惣菜なども販売。地元食材を使った料理が食べられるレストランも併設しており、採れたての野菜を使った料理をその場で味わえる贅沢も楽しめます。
軽井沢プリンスショッピングプラザで過ごす優雅な時間
軽井沢駅南口の目の前に広がる緑豊かなショッピングモール、軽井沢プリンスショッピングプラザ。約26万平方メートルの広大な敷地に、およそ240店舗が集結する国内最大級のアウトレット施設です。
敷地内は10のショッピング&グルメゾーンに分かれていて、丸1日過ごすことも可能。ハイブランドからカジュアル系まで揃うアパレルをはじめ、雑貨、お土産、ご当地グルメまでショップのバリエーションが豊富で、子どもから大人まで飽きることはありません。
敷地内の「芝生のひろば」には様々な遊具を設置した「キッズパーク」があり、キッズ&ベビー向けサービスも充実。ベビーカーの貸し出しもあります(要事前予約)。さらに、ペット向けサービスが充実しているのも軽井沢ならでは。ペット関連ショップが集まる「ツリーモール」エリアには、ペット同伴で入店できるショップも多数。リードを着用していれば「芝生のひろば」も入場可能で、ペット専用のトイレや足洗い場も完備されています。
冬場は特にセールが多く、掘り出し物が見つかるチャンス。温かい館内でゆっくりとショッピングを楽しんだ後は、敷地内のレストランやフードコートで食事も可能です。公式サイトから事前にフロアマップを入手して、買い物や食事のプランを立ててから訪れるのがおすすめです。
冬だからこそ楽しめる軽井沢アクティビティ
冬の軽井沢は温泉だけではありません。ウィンタースポーツやユニークなアクティビティも充実しています。
森の中のスケートリンクで非日常体験
中軽井沢駅の北側に位置する「ケラ池スケートリンク」は、軽井沢星野エリアにある屋外スケート場です。全国的にも早い時期からオープンができるのは、標高1000メートルの高原ならでは。コンセプトは「森を感じるスケートリンク」で、大自然を満喫しながら滑れます。
周囲の木々に溶け込むリンクは、まるで森の中にある池が凍ってできたもの。秋から冬にかけて移りかわる風景も魅力です。2026年の営業期間は、2025年10月17日から11月30日及び2026年1月14日から3月2日まで(1月22日は休業日)。
料金は中学生以上1900円、小学生以下1300円(貸靴料を含む)で、スケートの際は手袋・ニット帽を必ず着用する必要があります。販売もあるので手ぶらで訪れても安心です。
カーリング体験で新しい楽しみを発見
軽井沢風越公園内にある「軽井沢カーリングホール」は、日本最大級のカーリング施設。全6シートを完備する通年型施設で、国内の主要大会や国際大会も開催されています。
カーリング初心者向けの体験教室が用意されており、防寒着を含めた用具一式をすべて借りることができます(要予約・有料)。対象は5歳以上で、基本的な動き方やルールなどを教えてもらえるので安心。年齢を問わず楽しめるのがカーリングの魅力で、親子3世代で体験教室に参加するファミリーもいるようです。
他にも本格的な400メートルオーバルコースで構成された屋外スケートリンクを併設。冬場以外のシーズンは、ローラースケート場としても利用されており、スケートシューズのレンタルも可能です。
ゆったり派におすすめの具体的な旅プラン
日帰りプラン(所要時間約8時間)
東京駅から新幹線で軽井沢へ到着後、まずは駅前のレンタサイクルまたは路線バスを利用。午前中は白糸の滝へ向かい、30〜40分ほど散策と写真撮影を楽しみます。バス停付近で岩魚の塩焼きなど軽食をつまむのもおすすめ。
昼食は旧軽井沢銀座へ移動。ランチを含めて約2時間ほど、石畳の商店街をゆっくり散策。お土産選びや食べ歩きを楽しみましょう。
午後は星野エリアへ。ハルニレテラスでカフェ巡りを楽しみ、軽井沢高原教会を見学。最後は星野温泉トンボの湯で日帰り温泉を満喫(1時間半程度)。湯上がりに隣接カフェでビールやソフトクリームを味わえば、心身ともにリフレッシュ完了です。
1泊2日プラン(ゆったり満喫コース)
1日目は午前中に東京を出発し、軽井沢到着後はチェックインを済ませて身軽に。午後は美術館巡りからスタート。千住博美術館でアート鑑賞を楽しんだ後、併設カフェで一息。夕方は発地市庭で地元野菜を購入し、宿泊施設に持ち帰って自炊するのも軽井沢らしい楽しみ方です。
夜は静かな軽井沢の夜を満喫。星空観察や、冬場なら雪景色の中の散歩も格別です。宿泊施設によっては暖炉があり、薪をくべて火を起こす体験も可能。
2日目は朝食後、旧軽井沢銀座をゆっくり散策。午前中の静かな時間帯なら、より落ち着いた雰囲気を楽しめます。昼食は川上庵で本格蕎麦を堪能。午後は軽井沢プリンスショッピングプラザでショッピングを楽しみ、帰路につく前に千ヶ滝温泉で日帰り入浴。旅の疲れを癒してから帰宅すれば、翌日の仕事も頑張れそうです。
2泊3日プラン(完全リフレッシュコース)
余裕のある2泊3日なら、より深く軽井沢を味わえます。1日目は到着後、軽井沢タリアセンでのんびり過ごし、湖畔の景色を楽しみながらピクニック気分。夕方は軽井沢千ヶ滝温泉で温泉三昧。
2日目は午前中にケラ池スケートリンクまたはカーリング体験でアクティブに。昼食は発地市庭のレストランで地元野菜たっぷりの料理を。午後は旧碓氷峠見晴台へ足を延ばし、絶景を楽しむのもおすすめ。標高1200メートルから望む浅間山の眺めは圧巻です。
3日目は朝から軽井沢プリンスショッピングプラザでお土産選び。午前中のゆったりとした時間帯にショッピングを楽しんだ後、最後は星野温泉トンボの湯で締めくくり。3日間たっぷり軽井沢を堪能すれば、心の底からリフレッシュできるはずです。
知る人ぞ知る穴場スポットで特別な時間を
軽井沢高原文庫で文学の香りに浸る
軽井沢タリアセンの敷地内にある軽井沢高原文庫は、有島武郎や野上弥生子など軽井沢ゆかりの文豪が遺した直筆原稿や愛用品が展示されている穴場スポット。特に注目なのが、作家・堀辰雄がアメリカ人から購入し、1941年から毎年夏に滞在した山荘の移築展示です。
「美しい村」「風たちぬ」などの作品で知られる堀辰雄の山荘は、その後、画家の深沢省三・紅子夫妻の夏のアトリエとして使用されました。趣ある建物は一見の価値あり。静かな環境で文学の世界に浸れる、まさに知る人ぞ知る癒しの空間です。
セゾン現代美術館で自然とアートの融合を体験
軽井沢の南に位置する塩沢湖のほとりにあるセゾン現代美術館は、現代美術を対象とした美術館。軽井沢の自然を満喫できるような森の中にあり、自然と共生する美術館として人気です。
建物は建築家の菊竹清訓氏が手がけ、美術館前の庭園には彫刻家の若林奮氏がプランニングした彫刻作品が展示され、美術館の外からでも楽しめます。長野県のオーガニック素材の料理やオリジナルコーヒーが楽しめるカフェも人気で、アート鑑賞の後にゆっくりとくつろげます。
季節ごとの軽井沢の楽しみ方
軽井沢は四季それぞれに異なる魅力を持っています。冬は雪見温泉と静寂、春は芽吹きと桜、夏は避暑と新緑、秋は紅葉と収穫の季節。
特に春から初夏にかけては、軽井沢タリアセンのイングリッシュローズガーデンが見頃。約200種1800株のバラが咲き誇る様子は圧巻です。秋はケラ池スケートリンク周辺で、ヤマブドウの紫色がかった深い赤色、イロハモミジの鮮やかな紅色、カラマツの黄葉など、グラデーションのように彩られた景色の中でスケートを楽しめます。
冬の白糸の滝は、クリスマス、新年、バレンタインの3つの期間に分けて計12日間ほどライトアップが実施され、この時期だけの特別な演出を見ることができます。各季節で全く異なる表情を見せる軽井沢は、何度訪れても新しい発見があります。
軽井沢ステイを最高にする宿泊施設選び
ゆったり過ごすなら、宿泊施設選びも重要です。軽井沢駅から徒歩約12分の距離にある東急バケーションズ軽井沢は、軽井沢の自然に囲まれた閑静な場所に位置し、プライベートを重視した造り。70平方メートルの2LDKは広々としており、フルキッチン付きのお部屋なので自炊も可能です。
ホテルハーヴェスト旧軽井沢は、旧軽井沢エリアに位置する東急不動産のリゾートホテル。お部屋から一歩外に出ると広大な森が広がっており、四季折々の景色を楽しむことができます。テラスでコーヒーを飲んだり、広い敷地をお散歩したりと、ゆっくりとくつろげます。
小瀬温泉ホテルは、軽井沢駅から車で約15分、国有林に囲まれた静かな自然の中にたたずむ一軒宿。耳をすませば、小瀬川のせせらぎや野鳥のさえずりが聞こえてきます。豊富な湯量を誇る源泉かけ流しの露天風呂と大浴場があり、2つある貸切露天風呂は空いていれば何度でも無料で入浴可能という嬉しいサービスです。
地元民が教える軽井沢をより楽しむコツ
軽井沢を訪れるなら、いくつかのコツを知っておくとより楽しめます。まず、混雑を避けるなら平日がベスト。特に火曜日から木曜日は比較的空いています。
朝の時間帯を有効活用するのも重要。軽井沢の朝は空気が澄んでおり、早朝散歩は格別。多くのカフェが8時から営業しているので、モーニングを楽しむのもおすすめです。
移動手段は状況に応じて使い分けを。星野エリアは無料シャトルバスが便利ですし、旧軽井沢エリアは徒歩での散策が楽しめます。レンタサイクルも充実していますが、冬場は路面凍結の可能性があるため注意が必要です。
食事は予約がベター。人気店は週末を中心に混雑するため、事前予約をおすすめします。特に万平ホテルのカフェテラスや川上庵などの人気店は、予約なしでは待ち時間が長くなることも。
最後に、軽井沢の天気は変わりやすいので、重ね着できる服装と雨具の準備を。2026年1月現在、気温はマイナス4度からマイナス11度と非常に寒いため、ダウンコート、手袋、マフラーなどしっかりとした防寒対策が必須です。
私の個人的な感想!
ぶっちゃけ言うと、軽井沢って「観光スポットを回る」っていう発想自体が間違ってると思うんですよね。本当の軽井沢の楽しみ方って、実は「何もしない贅沢」を味わうことなんです。
多くの人が軽井沢に来て、あれもこれもと予定を詰め込んで、結局疲れて帰るっていうパターン。それって都会での生活の延長線上じゃないですか。軽井沢の真髄は、朝起きて森を散歩して、気が向いたカフェでコーヒー飲んで、本を読んで、温泉に浸かって、また森を歩いて、美味しいパン買って、また温泉に入る。そういう「時間に縛られない過ごし方」にあると思うんです。
個人的には、1泊2日よりも2泊3日が圧倒的におすすめ。なぜなら、1日目は「都会モード」から抜けきれないんですよ。2日目になってようやく体内時計が軽井沢時間に合ってきて、3日目に「ああ、これが軽井沢か」って本当の意味で理解できる。
それと、スマホは極力見ない方がいい。SNSにアップするための写真を撮ることに必死になってたら、目の前の美しさを五感で感じられないでしょ?星野温泉の露天風呂で雪を眺めながら、ただボーッとする。その時間が、実は一番贅沢なんです。
あと、地元の人と話すのも面白い。発地市庭の農家さんとか、カフェの店主さんとか、話を聞くと軽井沢の別の顔が見えてくる。観光客向けじゃない、本当の軽井沢の暮らしが垣間見えるんですよね。
冬の軽井沢って敬遠されがちだけど、これがまた最高。確かに寒いです。でも、その寒さがあるからこそ温泉が気持ちいいし、薪ストーブの温もりが心に染みるし、熱々のコーヒーが美味しく感じる。夏のハイシーズンよりも人が少なくて、静かで、本来の軽井沢を味わえる。
結論として、軽井沢は「頑張らない旅」をする場所。計画を立てすぎず、その日の気分で動く。疲れたら休む。お腹が空いたら食べる。そういう当たり前のことを、当たり前にできる場所。そこに軽井沢の本当の価値があると、個人的には確信しています。
軽井沢でゆったり過ごすためのよくある質問
軽井沢に車がなくても楽しめますか?
はい、車がなくても十分に楽しめます。軽井沢駅から各エリアへは路線バスが運行しており、星野エリアへは無料シャトルバスも利用可能です。また、レンタサイクルも充実しており、自転車で回るのも軽井沢らしい楽しみ方。ただし、冬場は雪や凍結の可能性があるため、公共交通機関の利用がおすすめです。白糸の滝や旧軽井沢銀座など主要観光地は、バスでアクセスできます。
冬の軽井沢は寒すぎて楽しめないのでは?
むしろ冬こそ軽井沢の真骨頂です。2026年1月現在、気温はマイナス4度からマイナス11度と確かに寒いですが、雪見温泉や薪ストーブのあるカフェ、静謐な冬の森など、この時期にしか味わえない魅力が満載です。防寒対策をしっかりすれば、澄んだ空気の中での散策は格別。観光客も夏に比べて少なく、よりゆったりと過ごせます。
1日でどれくらいのスポットを回れますか?
ゆったり過ごすことを目的とするなら、無理に多くのスポットを回る必要はありません。例えば、午前中に白糸の滝を散策、昼食は旧軽井沢銀座、午後はハルニレテラスでカフェ巡り、夕方に星野温泉トンボの湯で温泉、という流れで十分充実した1日になります。日帰りでも2〜3箇所に絞って、それぞれの場所でゆっくり過ごすのが軽井沢流です。
温泉に入る時の注意点はありますか?
星野温泉トンボの湯では、タトゥーや刺青がある方は指定のカバーシール8枚(10×8センチ)で隠せる場合のみ入浴可能です。また、2026年1月14日から23日まで休業、1月24日はイベント開催のため16時からの営業となります。訪問前に営業時間や休業日を公式サイトで確認することをおすすめします。貸しタオルセットは350円、ベビーバスもあるので家族連れも安心です。
軽井沢でペット同伴できる施設はありますか?
はい、ペットフレンドリーな施設が多いのも軽井沢の特徴です。万平ホテルカフェテラスのテラス席、ルヴァン美術館の庭園とカフェ、軽井沢プリンスショッピングプラザのツリーモールエリアなど、多くの場所でペット同伴が可能です。カフェではテラス席でペットと一緒に過ごせる店が多く、リードを着用していれば芝生のひろばにも入場できます。ペット専用のトイレや足洗い場もあるので、愛犬との旅行にも最適です。
おすすめの滞在時間はどれくらいですか?
日帰りでも楽しめますが、本当にゆったり過ごしたいなら1泊2日がおすすめです。1日目は温泉とカフェ巡り、2日目は美術館と自然散策という流れで、時間に追われることなく軽井沢の魅力を満喫できます。特に朝の軽井沢は空気が澄んでおり、早朝散歩やモーニングカフェを楽しむなら宿泊が必須。2泊3日なら、さらに余裕を持って過ごせます。
まとめ
軽井沢は単なる観光地ではなく、心と体を癒すための特別な場所です。源泉かけ流しの温泉で日頃の疲れを洗い流し、森に抱かれた隠れ家カフェで極上の一杯を味わい、静寂に包まれた自然の中を散策する。そんな贅沢な時間の使い方ができるのは、軽井沢ならではの魅力です。
2026年1月現在、冬の軽井沢は厳しい寒さですが、だからこそ味わえる雪見温泉や薪ストーブの温もり、白銀の世界に包まれた森の美しさがあります。夏のハイシーズンとは異なる、静謐で落ち着いた雰囲気の中で、真のリラックスを体験できるのです。
東京から新幹線で約1時間10分。週末の日帰り旅行でも、心からリフレッシュできる軽井沢。次の休日、スマートフォンを忘れて、ゆったりとした時間の流れに身を任せてみませんか。きっとあなたの心に、新しい風が吹き込むはずです。
軽井沢でゆったり過ごす旅は、日常に戻った後も心の中に温かな余韻を残してくれます。それは観光地を急いで回る旅では決して得られない、特別な体験。忙しい毎日だからこそ、立ち止まって深呼吸する時間が必要なのです。軽井沢は、そんなあなたを静かに、そして温かく迎えてくれるでしょう。


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