はじめての車中泊、どこに行けばいいか迷いますよね?道の駅は全国にたくさんあるけど、初心者にはどこが向いているのか、設備はちゃんと整っているのか、本当に泊まって大丈夫なのか…不安だらけではないでしょうか。
特に福井県は冬の積雪や日本海側の気候もあって、初心者には少しハードルが高く感じるかもしれません。でも実は、福井には温泉併設の快適な道の駅や、初心者でも安心して利用できる設備の整ったスポットがたくさんあるんです。
- 温泉併設で疲れを癒せる初心者向けの道の駅ベスト5
- 車中泊で絶対に守るべきマナーと注意点を具体的に解説
- 冬季の福井での車中泊を安全に楽しむための準備リスト
なぜ福井が車中泊初心者におすすめなのか?

車中泊のイメージ
福井県は日本海に面した自然豊かな地域で、恐竜博物館や永平寺、東尋坊といった観光名所が点在しています。そして何より、温泉併設の道の駅が多く、初心者でも快適に過ごせる環境が整っているのが最大の魅力です。
関西や東海地方から車で2~3時間とアクセスも良好で、週末のプチ旅行にもぴったり。また、道の駅の数も県内に19か所あり、ルート上で選択肢が豊富なのも初心者には嬉しいポイントです。
福井の道の駅では、地元で獲れた新鮮な海の幸や、名物のソースカツ丼、おろしそばなどのグルメも楽しめます。車中泊しながら福井の魅力を存分に味わえるのが、この地域ならではの醍醐味なんです。
【初心者必見】福井で車中泊するなら絶対に押さえたい道の駅5選
道の駅「禅の里」-温泉と静けさで癒される最高の環境
永平寺から車で約20分の場所にある道の駅「禅の里」は、初心者に最もおすすめしたいスポットです。田園風景に囲まれた静かな環境で、夜22時を過ぎると国道を走る車もほとんどなくなり、驚くほど静かに過ごせます。
最大の魅力は敷地内に併設された永平寺温泉「禅の里」です。大人520円で10時から21時まで営業しており、内湯と露天風呂、サウナを楽しめます。車中泊した場所から歩いてすぐなので、体がポカポカのうちに車内に戻れるのが本当に快適です。
食事処では福井名物のソースカツ丼とおろしそばのセットが920円で楽しめ、有段者による本格的な手打ちそばは絶品。24時間利用可能な休憩所もあり、早朝や深夜でも建物内で休憩できるのは初心者には心強いですね。
駐車台数は東側25台、西側54台の合計約80台。建物前の東側エリアは外灯が多く明るいので、暗いのが不安な初心者におすすめです。西側は暗いものの静かで、プライバシーを重視したい方に向いています。
道の駅「南えちぜん山海里」-北陸自動車道直結の利便性
2026年1月現在も人気が高い道の駅「南えちぜん山海里」は、北陸自動車道の南条サービスエリア(上り)に直結している非常に便利なスポットです。高速道路を降りずに道の駅とSAの両方を利用できる珍しい施設なんです。
初心者に特におすすめなのが、建物下の駐車スペース。屋根付きなので雨の日でも濡れずに施設を利用でき、上部や周囲が囲まれているため冬の冷気の影響を大幅に和らげてくれます。実際に外気温0度の日でも、建物下なら5度より暖かく感じられたという体験談もあります。
2階には各種飲食店やお土産店、休憩コーナーがあり、3階にはキッズルームと屋上広場も完備。家族連れでも安心して利用できる充実した設備が魅力です。周辺には「花はす温泉そまやま」があり、車で数分の距離なので温泉も楽しめます。
トイレは24時間利用可能で、建物内にあるため暖房が効いていて快適。深夜や早朝のトイレも安心して利用できるのは、初心者には本当にありがたいポイントです。
道の駅「越前」-日本海の夕日と温泉を満喫
福井県丹生郡越前町にある道の駅「越前」は、越前温泉露天風呂「漁火」が併設された海沿いのスポットです。露天風呂からは日本海に沈む夕日が楽しめる絶景温泉で、営業時間は平日11時~22時、土日祝10時~22時と遅くまで営業しているのが嬉しいですね。
駐車場は普通車157台分と十分な広さがあり、国道305号線からも少し離れているため、車の走行音が気にならず静かに過ごせます。中規模の道の駅なので初心者でも迷わず利用できるサイズ感も魅力です。
2階には海鮮マーケットとお食事処「うおいち」があり、4月から11月までは新鮮な魚介類を使ったバイキング形式のレストラン(50分3,500円、ソフトドリンク飲み放題)を楽しめます。ただしラストオーダーが15時までなので、早めの到着がおすすめです。
施設内には温水プールもあり、近隣には越前がにミュージアムもあるので、車中泊だけでなく観光の拠点としても最適なスポットです。
道の駅「越前おおの荒島の郷」-モンベル併設の最新施設
2023年4月にオープンした県内最大級の道の駅で、モンベル直営店が併設された福井県初の施設です。アウトドア好きにはたまらない環境で、カヤックやクライミング体験も楽しめます。
最大の特徴はRVパークが併設されていること。有料ですが、電源設備や温水シャワー(300円)が完備され、より快適な車中泊が可能です。初心者で設備面の不安がある方には、こうした専用施設の利用がおすすめです。
道の駅内にはマルシェ、フードコート、テイクアウトコーナー、キッズコーナーがあり、モンベルストアでアウトドアグッズの購入や相談もできます。レンタサイクル(モンベルオリジナル自転車「シャイデック」)も配備予定で、城下町・越前大野でのサイクリングも楽しめます。
近隣には「九頭竜温泉平成の湯」があり、自噴源泉かけ流しの本格温泉を堪能できます。日本百名山「荒島岳」の麓に位置する自然豊かな環境で、アウトドアと車中泊を両方楽しみたい方には理想的なスポットです。
道の駅「越前たけふ」-北陸新幹線駅併設の新しいスポット
2023年3月に福井県内19番目の道の駅としてオープンした最新施設で、北陸新幹線の越前たけふ駅に併設されているのが最大の特徴です。国道8号線や北陸自動車道武生ICにも近く、アクセス抜群の立地です。
駐車場は広々としており、全体的に平坦な地形で駐車しやすいのが初心者には嬉しいポイント。トイレも24時間利用可能で、車中泊を禁止する標識や警告はありませんでした(2025年7月時点の情報)。
飲食・物販エリアでは、地元産の野菜や季節限定の新米、海鮮丼や駅弁、鯖寿司などの弁当、さらに冷蔵・冷凍の魚介類など多彩な海産物が揃っています。福井の食材を調達して車内でゆっくり味わうのも車中泊の楽しみのひとつです。
近隣には温泉施設「湯楽里」があり、徒歩圏内で日帰り温泉を楽しめます。新しい施設なので設備も清潔で、初心者でも安心して利用できる環境が整っています。
初心者が知っておくべき車中泊の基本マナーとルール
道の駅は「休憩施設」であり宿泊施設ではない
まず最も重要なのは、道の駅は本来、ドライバーの休憩と仮眠のための施設であって、宿泊目的での利用は想定されていないという点です。国土交通省も「宿泊を目的とした利用はご遠慮いただきたい」としています。
つまり、ホテル代わりに何泊も連泊したり、長期滞在したりするのは本来の使い方ではありません。あくまでも旅の途中での休憩・仮眠として利用し、夕方から明け方までの時間帯を静かに車内で過ごすのが基本的なマナーです。
一部の道の駅では「宿泊目的での利用はご遠慮ください」という看板が掲示されている場合もあります。そのような施設では、たとえ一時的な仮眠であっても避けるのが賢明です。
絶対にやってはいけない禁止行為リスト
道の駅での車中泊において、以下の行為は厳禁です。これらを守らないと、最悪の場合は車中泊そのものが全面的に禁止されてしまう可能性もあります。
テント・タープ・椅子・テーブルの設営はキャンプ行為とみなされ、道の駅では禁止されています。車外でBBQや煮炊き、炊飯、湯沸かし、焚火、花火などの火器使用も同様です。ただし、キャンピングカー内での調理器具使用は例外として認められています。
長時間のアイドリングは周囲への騒音・排気ガスの迷惑になるだけでなく、一酸化炭素中毒のリスクもあります。夏のエアコンや冬のヒーターが必要な場合は、ポータブル電源の利用を検討しましょう。
駐車マス以外への駐車や、普通車なのに大型車スペースに停める行為もNG。車いす専用スペースへの無断駐車は絶対にやめましょう。他のドライバーの休憩を妨げることになります。
ゴミの放置やトイレットペーパーの持ち出し、水道を利用しての食器・衣類・洗髪・洗顔、タオルや衣類の日干しなども禁止されています。ゴミは必ず持ち帰り、施設の設備は本来の目的でのみ使用しましょう。
周囲への配慮で快適な車中泊環境を守る
マナーとして最も重要なのが周囲への配慮です。深夜や早朝の大きな話し声、ドアの開け閉めの音、オーディオからの音漏れなどは、他の利用者にとって大きな迷惑になります。
車内の光が外に漏れないよう、カーテンやサンシェードでしっかり遮光することも大切です。隣に車が停まっている場合は、トイレに行く際のドアの開け閉めも静かに行いましょう。
また、施設の電源を無断で使用することは絶対に禁止です。電源が必要な場合は、事前にポータブル電源を準備しておくか、電源付きのRVパークを利用しましょう。
こうしたマナーを守ることで、道の駅での車中泊文化が守られ、今後も多くの人が快適に利用できる環境が維持されます。自分だけでなく、次に利用する人のことも考えた行動を心がけましょう。
福井での車中泊を安全に楽しむための準備と注意点
冬季(11月~3月)の車中泊で絶対に必要な装備
福井県の冬は、内陸部や山間部で積雪が多く、沿岸部でも積雪や路面凍結の可能性があります。冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の装着は必須で、チェーンも必ず携行しましょう。
車内の寒さ対策として、厚手の寝袋やブランケットは欠かせません。寝袋を選ぶ際は、使用する場所の最低気温よりもマイナス5℃を目安に選びましょう。快適温度と限界温度は別物なので、購入時にしっかり確認することが重要です。
ポータブル電源があれば、電気毛布や小型ヒーターを使用できるため、冬の車中泊が格段に快適になります。また、スマホの充電や照明器具の使用にも便利なので、初心者には特におすすめです。
道路情報は事前に必ず確認しましょう。雪や凍結により通行止めになったり、立ち往生したりするリスクがあります。天候が悪化した場合は無理をせず、予定を変更する柔軟さも大切です。
車中泊に必須の持ち物チェックリスト
初心者が最低限揃えておきたいアイテムは、寝袋、マット、カーテンやサンシェード、ランタンやヘッドライト、ゴミ袋の5つです。これらがあれば基本的な車中泊は可能です。
マットは8~10cmの厚手のものがおすすめ。車のシートを倒してベッドスペースを確保しても、隙間や凸凹ができてしまうため、薄いマットだと快適に眠れません。最小限の手間で凸凹を低減できる厚手マットは、車中泊の必需品です。
枕も忘れずに持参しましょう。キャンプ用の枕は家庭用よりもコンパクトで、空気を入れて膨らませるタイプやクッションタイプがあります。寝心地を左右する重要なアイテムなので、自分に合ったものを選びましょう。
その他、非常用飲食物、保温・保冷バッグ、水分補給用の飲料、ウェットティッシュ、救急セットなども用意しておくと安心です。特に深夜に食事できる場所が見つからない場合に備えて、簡単な食料は準備しておきましょう。
健康面での注意点-エコノミークラス症候群を防ぐ
車中泊で注意したいのがエコノミークラス症候群です。同じ体勢を長時間とり続けることで血液が凝固し、肺に詰まってしまう血栓症のことで、実際に震災時の車中泊で発症したケースもあります。
運転席をリクライニングしただけの簡易的なスペースで長時間寝るのは避けましょう。可能な限りフラットで広いスペースを作り、布団や寝袋などの就寝具を用意して、快適に体を伸ばせる環境を整えることが重要です。
こまめに休憩を取り、十分な水分補給とストレッチを行うことも大切です。特に長時間の運転後は血行が悪くなっているので、車中泊前に軽く体を動かすことをおすすめします。
道の駅に併設された温泉施設を利用すれば、血行促進にもなり、疲労回復にも効果的です。福井の多くの道の駅には温泉が併設されているので、積極的に活用しましょう。
福井の車中泊で楽しめるグルメと観光スポット
車中泊しながら味わいたい福井グルメ
福井といえばソースカツ丼とおろしそばが二大名物です。道の駅「禅の里」では、この2つを一緒に楽しめるセットメニューが920円で提供されており、有段者による本格的な手打ちそばは絶品です。
日本海に面した福井県では、新鮮な海の幸も外せません。特に冬の時期は越前ガニが有名で、道の駅「越前」の海鮮マーケットでは、その日獲れたての魚介類を購入できます。焼きサバずしやへしこなどの郷土料理もおすすめです。
道の駅「越前たけふ」では、海鮮丼や駅弁、鯖寿司などが充実しており、地元産の新鮮な食材を調達して車内でゆっくり味わうのも車中泊の醍醐味です。各道の駅の直売所では、地産地消の野菜や加工品も豊富に揃っています。
羽二重餅や水ようかんなどの福井銘菓も忘れずにチェックしましょう。お土産としても喜ばれますし、車内での休憩時のお茶請けにもぴったりです。
車中泊の拠点から行ける観光スポット
福井県立恐竜博物館は世界三大恐竜博物館のひとつで、恐竜好きには絶対に外せないスポットです。道の駅「恐竜渓谷かつやま」から車で15分程度の距離にあり、車中泊の拠点としても便利です。
永平寺は曹洞宗の大本山で、座禅修行体験もできる歴史ある寺院です。道の駅「禅の里」から車で約20分の距離にあり、早朝の清々しい空気の中での参拝は格別です。
東尋坊は国の天然記念物に指定された断崖絶壁で、高さ約25メートルの岸壁から見る日本海の景色は圧巻です。道の駅「さかい」から車で15分程度で、周辺観光の拠点として最適です。
一乗谷朝倉氏遺跡は戦国時代の城下町跡で、復元された町並みを散策できます。道の駅「一乗谷あさくら水の駅」が近くにあり、歴史好きにはたまらないスポットです。
初心者が実際に直面する車中泊のリアルな問題と解決策

車中泊のイメージ
到着したら駐車場がいっぱい!そんな時どうする?
道の駅に夜遅く到着したら、駐車場が予想以上に混雑していて停める場所がない…これ、初心者が本当によくぶつかる壁なんです。特に週末や連休、観光シーズンには道の駅によっては満車状態になることがあります。
実際の体験談として、金曜の夜に福井の人気道の駅に着いたら、車中泊の車で駐車場がほぼ埋まっていたというケースがありました。建物近くの良い場所はすでに埋まっていて、結局、街灯のない暗いエリアに停めざるを得なかったんです。
この問題への対処法は、到着時間を早めに設定することです。できれば18時~19時頃には目的地に到着しておくと、駐車場所の選択肢が広がります。また、事前に複数の道の駅をリストアップしておき、満車の場合は近隣の別の道の駅に移動するプランBを用意しておくと安心です。
福井の場合、道の駅「南えちぜん山海里」は北陸自動車道のサービスエリアに併設されているため、比較的駐車スペースに余裕があります。一方で、観光地近くの道の駅「さかい」(東尋坊近く)や「恐竜渓谷かつやま」は週末に混雑しやすい傾向があります。
夜中にトイレに行きたくなったけど怖い…女性の本音
これは女性からよく聞く悩みですが、男性でも夜中の真っ暗な駐車場を歩くのは不安ですよね。特に初めての車中泊では、この不安が眠りを妨げることもあります。
実際にある女性二人組の体験談では、夜中の2時にトイレに行こうとしたら、駐車場が予想以上に暗くて、お互いに付き添って行ったそうです。トイレまでの距離は50メートルほどだったのですが、街灯が少なくて足元も見えづらく、かなり怖かったとのこと。
最も効果的な対策は、駐車場所を選ぶ時点でトイレまでの距離と明るさを確認することです。建物に近い場所に停められれば、トイレまでの距離が短く、建物の灯りもあるので安心です。また、ヘッドライトや小型の懐中電灯を必ず車内に常備しておきましょう。
福井の道の駅では、道の駅「越前たけふ」や「南えちぜん山海里」のように、建物内にトイレがあって24時間暖房が効いている施設もあります。こうした施設を選べば、夜中のトイレも比較的快適です。
もうひとつの裏技として、就寝前の水分摂取をコントロールすることも重要です。夕食後から就寝までの2時間は、水分を控えめにすると夜中にトイレに起きる確率が減ります。ただし、脱水症状を避けるため、完全に水分を断つのはNGです。
荷物が雪崩のように崩れる!車内収納の現実
車中泊初心者が最初にぶつかる壁が、荷物の収納問題です。寝袋、マット、着替え、食料、調理器具、ゴミ袋、充電器、カメラ、お土産…車中泊に必要なものを詰め込んでいくと、あっという間に車内がぐちゃぐちゃになります。
実際の失敗談として、カーブを曲がるたびに後部座席で「ガシャーン」と荷物が崩れ落ちる音がして、そのたびにヒヤヒヤしたという体験があります。運転中は気を取られるし、到着してから荷物を整理し直すのも一苦労です。
プロが実践している解決策は、収納ケースとコンテナを活用することです。カラーボックスに入るサイズの収納ケースを複数用意し、「寝具類」「着替え」「調理・食事」「充電・電子機器」とカテゴリー別に分けて収納します。これだけで荷物の雪崩は激減します。
さらに上級テクニックとして、使用頻度順に荷物を配置するのがポイントです。到着してすぐ使う寝具やサンシェードは取り出しやすい場所に、翌朝まで使わない着替えは奥の方に配置します。この「動線を考えた配置」ができるようになると、車中泊の快適度が格段に上がります。
福井のような観光地では、お土産をたくさん買ってしまいがちです。お土産用のスペースは事前に確保しておくか、潰れても大丈夫なソフトバッグを用意しておくと、帰りの荷物整理が楽になりますよ。
隣の車がうるさくて眠れない!騒音問題の対処法
静かに車中泊できると思ったのに、隣に停まった車がずっとアイドリングしていたり、夜遅くまで大きな声で話していたり…こういった騒音トラブルは本当にストレスになります。
実際にあった体験談では、夜22時過ぎに隣に大型トラックが停車し、エンジンをかけっぱなしにしたまま運転手が休憩していたそうです。振動と音で全く眠れず、結局その場所から移動せざるを得なかったとのこと。
この問題、実は駐車場所選びの時点で80%は防げます。大型車専用エリアのすぐ隣は避ける、建物に近すぎる場所(出入りが多い)も避ける、国道や線路に近い場所も避ける…こういった「消去法」で場所を選ぶと、静かに過ごせる確率が高まります。
それでも騒音が気になる場合は、耳栓やノイズキャンセリングイヤホンが最強の味方です。最近のノイズキャンセリング機能は本当に優秀で、周囲の雑音をほとんど消してくれます。寝る時専用の耳栓も、薬局で数百円で買えるので、必ず用意しておきましょう。
福井の道の駅で騒音が少ないのは、田園地帯にある道の駅「禅の里」です。夜22時を過ぎると国道を走る車もほとんどなくなり、驚くほど静かに過ごせます。
誰も教えてくれない車中泊の「あるある失敗」
朝起きたら窓が結露でびっしょり!
冬場の車中泊で初心者が100%経験するのが、朝起きたら窓ガラスが結露でびっしょりという現象です。車内で呼吸することで水蒸気が発生し、外気温との温度差で窓ガラスに結露が発生するんです。
これがただの結露なら拭けばいいだけなんですが、問題は車内の湿度が上がって、寝袋や衣類まで湿ってしまうこと。湿った寝袋で寝るのは本当に不快ですし、衣類が湿ると体温が奪われて寒さが増します。
プロの対策は、就寝前に換気をしっかり行い、就寝中も少しだけ窓を開けておくことです。「寒いから窓を完全に閉め切る」というのが一番ダメなパターン。窓を1センチだけ開けておくだけで、結露は大幅に減ります。
また、除湿剤を車内に置いておくのも効果的です。クローゼット用の大きめの除湿剤を2~3個、車内の隅に置いておくだけで、朝の結露がかなり改善されます。福井の冬は湿度も高めなので、この対策は特に重要です。
充電がない!スマホもポータブル電源も空っぽ
これも初心者あるあるなんですが、朝起きたらスマホの充電が5%しかないという絶望的な状況。前日にポータブル電源を使いすぎたり、スマホの充電を忘れたり、理由は様々ですが、これは本当に焦ります。
実際の失敗談として、冬の車中泊で電気毛布を一晩中使用したら、朝にはポータブル電源が完全に空になっていたというケースがあります。スマホの充電もできず、その日の観光ルートも確認できず、かなり困ったそうです。
確実な対策は、就寝前に必ずバッテリー残量を確認すること。ポータブル電源が50%以下なら、電気毛布は使わずに厚手の寝袋と湯たんぽで対応する。スマホは必ず80%以上に充電してから寝る。この習慣をつけるだけで、朝のバッテリー切れは防げます。
また、走行中にポータブル電源を充電する習慣をつけるのも重要です。道の駅から道の駅への移動中、シガーソケットから充電しておけば、到着時には満充電に近い状態になっています。
夜中に生ゴミの臭いで目が覚める悪夢
これは本当に最悪なんですが、車中泊で調理した後の生ゴミを車内に放置すると、夜中に異臭で目が覚めるという地獄のような体験をする初心者が後を絶ちません。
特に夏場や暖房を使っている冬場は、車内の温度が上がって生ゴミの腐敗が進みます。魚の内臓や野菜くずなどは、密閉していないと本当に強烈な臭いを放ちます。一度車内に臭いが染みつくと、なかなか取れません。
プロの鉄則は、調理で出た生ゴミは必ずチャック付きの袋で二重に密閉することです。さらにその袋を、大きめのゴミ袋に入れて口をしっかり縛る。これで臭いの漏れはほぼ防げます。
そもそもの対策として、車中泊では生ゴミが出にくい食事を選ぶのが賢明です。コンビニ弁当やパン、カップラーメンなど、調理の必要がない食事なら生ゴミは最小限。福井の道の駅では新鮮な海鮮弁当や焼き立てパンが買えるので、わざわざ車内で調理しなくても美味しい食事が楽しめます。
雨の日の車中泊で気づいた「雨だれ地獄」
これは経験しないとわからない問題なんですが、雨上がりの車中泊で、木の下に停めた車に雨だれが不規則に落ちてくる音…これが本当に眠れないんです。ポツ、ポツ、ポツッ…という不規則なリズムが気になって気になって。
実際の体験談では、雨避けのために大きな木の下に車を停めたら、雨上がりに葉っぱに溜まった水滴が一晩中車の屋根に落ち続けたそうです。最初は気にならなかったけど、深夜になるとその音だけが気になって全く眠れなかったとのこと。
この問題への最善策は、そもそも木の下に停めないことです。雨避けや日差し避けで木の下は魅力的に見えますが、車中泊の観点からは避けるべき場所なんです。屋根付き駐車場がある道の駅を選ぶか、何もない開けた場所の方が静かに眠れます。
福井の道の駅「南えちぜん山海里」には建物下の屋根付き駐車スペースがあるので、雨の日はここを狙うのがベストです。雨音も気にならず、トイレにも濡れずに行けるので、雨の日の車中泊には最高の環境です。
実は知らない人が多い!車中泊のプロ技
到着前にやっておくべき3つの準備
多くの初心者が、道の駅に到着してから慌てて準備を始めます。でも、プロは到着前に準備の8割を終わらせています。これが快適な車中泊と、ドタバタする車中泊の分かれ目なんです。
まず、最後のコンビニやスーパーで食料と水を調達しておきます。道の駅に着いてから「あ、水買い忘れた」となると、夜は店が閉まっていることも多く、困ります。特に福井の地方部では、夜21時以降は開いている店がほとんどありません。
次に、到着する1時間前には寝袋を広げて車内を準備しておきます。寝袋は広げてから30分ほど置くと、空気を含んでふっくらします。到着してすぐ横になれる状態を作っておくことで、疲れた体をすぐに休めることができます。
そして到着30分前にはトイレを済ませておくこと。道の駅に着いてすぐトイレに行くと、長距離運転の疲れた足で暗い駐車場を歩くことになります。最後のサービスエリアやコンビニで済ませておけば、到着後はすぐに車内でリラックスできます。
翌朝スムーズに出発するための夜の準備
朝起きてからバタバタするのは、車中泊の楽しさを半減させます。プロは前夜のうちに翌朝の準備を完璧に整えています。
まず、翌日の着替えは取り出しやすい場所にセットしておきます。寝袋から出てすぐ着られるように、上着と下着とズボンを重ねて置いておく。これだけで朝の時間が10分は短縮できます。
次に、ゴミ袋は出口近くにまとめておくこと。朝一番でゴミを車外に出せば、車内も快適だし、帰りの荷物も減ります。福井の道の駅では、営業時間中ならゴミ箱が使える施設もありますが、基本は持ち帰りです。
そして貴重品は必ず同じ場所に集めておくこと。財布、スマホ、鍵、充電器…これらを朝探し回るのは時間の無駄です。専用の小さなバッグやポーチを用意して、寝る前に必ずそこに入れる習慣をつけましょう。
現地で食材を買って車内グルメを楽しむコツ
福井での車中泊の醍醐味は、なんといっても地元の食材を使った車内グルメです。でも、調理は最小限にしたい…そんな時に使えるプロ技を紹介します。
おすすめは道の駅の総菜コーナーで半調理品を買うことです。例えば、道の駅「越前」では新鮮な刺身のパックが売られています。これを買って、コンビニで買った白ご飯にのせれば、簡単に海鮮丼の完成。調理不要で生ゴミも最小限です。
また、電気ケトルがあれば料理の幅が一気に広がります。カップラーメンはもちろん、レトルトカレーや冷凍食品(事前に解凍しておく)を温めることもできます。福井名物のソースカツ丼弁当を買って、電子レンジなしで温め直すこともできます。
道の駅「禅の里」では、福井名物の厚揚げや油揚げが売られています。これを買って、車内で簡単にトースターで焼くだけで、絶品のおつまみになります。お酒は飲んでも構いませんが、翌日の運転があるので適量を守りましょう。
地元民が教える福井車中泊の隠れた楽しみ方
早朝の市場巡りで新鮮な海の幸をゲット
車中泊の特権は、早朝から自由に動けることです。福井には朝5時から営業している魚市場があり、地元の人しか知らないような場所で新鮮な海の幸を破格で買えるんです。
例えば、小浜漁港の近くでは、朝6時から魚の直売が始まります。道の駅「若狭おばま」から車で10分程度なので、早起きして行く価値は十分。観光客価格ではない、地元価格で越前ガニや甘エビが買えることもあります。
また、福井市中央卸売市場の「ふくい鮮いちば」は、土曜日の朝7時から一般客も入場できます。プロの料理人が仕入れに来る場所なので、鮮度と品質は折り紙付き。車中泊していれば、渋滞なしでスムーズに到着できます。
温泉施設の朝風呂で贅沢なスタート
多くの温泉施設は夜21時頃に閉まってしまいますが、実は朝風呂をやっている施設も意外と多いんです。早朝6時や7時から営業している温泉なら、車中泊の翌朝に朝風呂を楽しめます。
道の駅「禅の里」の永平寺温泉は10時からですが、近隣の「九頭竜温泉平成の湯」は朝7時から営業しています。朝風呂に入ってから観光をスタートすれば、一日を最高のコンディションで楽しめます。
朝風呂の魅力は、空いていて静かなこと。夜の混雑した時間帯とは違い、朝は地元の常連さんが数人いるだけ。ゆっくりと露天風呂に浸かりながら、福井の朝の空気を満喫できる…これが車中泊の最高の贅沢です。
観光地の朝一番は穴場!混雑前に絶景独り占め
車中泊ならではの特権が、観光地の朝一番に到着できることです。東尋坊や恐竜博物館、永平寺などの人気スポットも、開館直後は驚くほど空いています。
特に東尋坊は、朝8時頃なら観光客がほとんどいません。朝日に照らされた断崖絶壁は、日中とは違った神秘的な美しさがあります。道の駅「さかい」から車で15分なので、朝食後にサッと行けるのが車中泊の強みです。
福井県立恐竜博物館は9時開館ですが、9時10分頃にはもう混み始めます。開館5分前に到着しておけば、ほぼ待ち時間なしで入館でき、人気の展示も混雑前にゆっくり見られます。車中泊していれば、この絶妙なタイミングでの到着が可能です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々と初心者向けの情報を書いてきましたが、正直に言うと、最初から完璧を目指さない方が車中泊は楽しいです。
マナーやルールを守るのは大前提として、「絶対に寝袋が必要」とか「ポータブル電源がないとダメ」とか、そういう固定観念は捨てていいんです。実際、毛布と枕だけで車中泊している人もたくさんいるし、スマホの充電だけならシガーソケット充電器で十分だったりします。
福井での初めての車中泊なら、個人的には「道の駅禅の里」に18時までに到着して、まず温泉に入って、食事処でソースカツ丼セットを食べて、車に戻って早めに寝る」というシンプルなプランをおすすめします。これだけで、車中泊の良さの8割は体験できます。
設備を整えるのは2回目以降でいいんです。1回目は「とりあえずやってみる」くらいの気持ちで、肩の力を抜いて挑戦してください。失敗したら笑い話になるし、次はもっと快適にできるようになる。それが車中泊の面白さだと思います。
そして、これだけは声を大にして言いたいんですが、冬の福井で初めての車中泊は避けた方が無難です。4月から11月、できれば5月~10月の暖かい時期にデビューする方が、圧倒的に成功率が高いです。冬は装備もスキルもワンランク上が必要になるので、まずは簡単な季節で経験を積んでから挑戦しましょう。
最後に、車中泊は「安く旅行できる手段」としてだけじゃなく、「自由に旅を楽しむスタイル」として捉えると、もっと楽しくなります。福井の美しい景色、美味しい食べ物、温かい温泉…それらを自分のペースで、好きなように楽しめる。それが車中泊最大の魅力です。初心者の皆さんも、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください!
よくある質問
車中泊は本当に無料でできるの?
道の駅での車中泊は基本的に無料ですが、あくまで「休憩・仮眠」としての利用です。ただし、一部の道の駅では「宿泊目的の利用はご遠慮ください」という看板が掲示されている場合があります。
より快適な設備を利用したい場合は、RVパークという有料の車中泊専用エリアがおすすめです。福井県内では道の駅「越前おおの荒島の郷」などに併設されており、電源設備やシャワーが完備され、安心して車中泊できます。
温泉施設は別途料金がかかりますが、500円前後で利用できる施設がほとんどです。旅の疲れを癒せて血行も良くなるので、ぜひ予算に組み込んでおくことをおすすめします。
女性一人でも安全に車中泊できる?
道の駅は基本的に24時間トイレが使え、夜間も一定の人の出入りがあるため、比較的安全な場所です。ただし、女性一人での車中泊では特に注意が必要です。
明るい場所に駐車し、カーテンやサンシェードでしっかり車内を目隠しすることが重要です。外から車内が見えないようにすることで、プライバシーも守れますし、防犯面でも効果的です。
夜間は必ずドアをロックし、貴重品は肌身離さず持っておきましょう。不安な場合は、RVパークなど管理された施設を利用するか、複数人での車中泊を検討することをおすすめします。
冬の福井で車中泊は初心者には難しい?
確かに冬の福井は積雪や寒さの面で初心者には少しハードルが高いかもしれません。しかし、適切な準備をすれば十分に楽しめます。
まず、スタッドレスタイヤとチェーンは必須です。道路情報を事前に確認し、天候が悪化した場合は無理をしないことが大切です。寒さ対策として厚手の寝袋やブランケット、できればポータブル電源を準備しましょう。
道の駅「南えちぜん山海里」のように建物下の屋根付き駐車スペースを選べば、冷気の影響を大幅に和らげられます。また、温泉併設の道の駅を選び、就寝前に体を芯から温めておくのも効果的です。
道の駅で車中泊する際の駐車場所の選び方は?
初心者には施設の建物に近い、明るい場所がおすすめです。トイレへのアクセスも良く、何かあった時にすぐ人を呼べる安心感があります。
ただし、エントランス近くは人の出入りが多く、ドアの開け閉めの音が気になる場合もあります。静かに過ごしたい方は、建物から少し離れた場所を選ぶといいでしょう。
大型車専用エリアを避け、アイドリング音の影響を受けにくい場所を選ぶことも重要です。また、傾斜のある場所よりも平坦な場所を選ぶと、寝心地が格段に良くなります。
車中泊で何泊まで許されるの?
道の駅での車中泊は、あくまで「休憩・仮眠」としての利用が前提なので、基本的には1泊程度が望ましいとされています。連泊や長期滞在は、本来の道の駅の使い方から外れてしまいます。
複数の場所で車中泊したい場合は、毎日異なる道の駅を利用するようにしましょう。同じ場所に何日も停まり続けると、駐車スペースの占有とみなされ、他の利用者の迷惑になります。
RVパークなどの有料施設であれば、複数泊の利用も可能です。長期の旅を計画している場合は、こうした専用施設を組み合わせて利用するのがおすすめです。
まとめ
福井県は温泉併設の道の駅が多く、初心者でも快適に車中泊デビューできる環境が整っています。特に道の駅「禅の里」や「南えちぜん山海里」は、設備も充実していて初めての車中泊に最適なスポットです。
車中泊を楽しむためには、基本的なマナーとルールを守ることが何より大切です。道の駅は休憩施設であることを忘れず、テント設営やBBQなどのキャンプ行為は避け、ゴミは必ず持ち帰りましょう。周囲への配慮を心がければ、誰もが快適に車中泊を楽しめます。
冬季の福井では、スタッドレスタイヤとチェーンの準備、厚手の寝袋やポータブル電源などの防寒対策が必須です。道路情報を事前に確認し、天候が悪化した場合は無理をしない柔軟な姿勢も重要です。
福井の車中泊では、新鮮な海の幸や福井名物のグルメを味わい、恐竜博物館や永平寺、東尋坊などの観光スポットを巡り、温泉で旅の疲れを癒すという贅沢な旅が楽しめます。適切な準備とマナーを守って、素敵な車中泊デビューを果たしてください。


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