車中泊旅を始めたいけど、富山県のどこに行けばいいのか迷っていませんか? 立山連峰の絶景と日本海の幸に恵まれた富山県は、実は車中泊初心者にぴったりのエリアなんです。温泉施設が充実し、道の駅も多く、何より地元の方々のホスピタリティが素晴らしい。でも情報が多すぎて、どこを選べば失敗しないのか分からない…そんな悩みを抱えている方も多いはず。
この記事では、富山県での初めての車中泊を成功させるために必要な情報をすべてお伝えします。
- 初心者でも安心して泊まれる厳選スポットと施設情報
- 朝5時から営業する温泉など知られざる快適施設
- 冬季の積雪対策や海岸部での注意点など富山特有のポイント
富山の車中泊が初心者におすすめな3つの理由

車中泊のイメージ
富山県は車中泊デビューに最適な場所です。その理由を具体的に見ていきましょう。
まず第一に、温泉施設の充実度が他県と比べて圧倒的です。富山県は日本でも有数の温泉銭湯密集エリアとして知られており、車中泊実践者の間でも「富山は温泉天国」と称されています。朝5時から営業している天然温泉海王のような施設もあり、早朝から身支度を整えられるのは初心者にとって大きな安心材料となります。
第二に、道の駅や公共施設が適度に分散配置されています。北陸自動車道や国道8号線、156号線沿いに15ヶ所の道の駅があり、どこへ向かうにも中継地点として利用できます。特に道の駅万葉の里高岡や道の駅氷見は、周辺にコンビニやスーパーが充実しており、食材調達にも困りません。
第三に、RVパークなどの有料施設も増加しており、初心者が安心して利用できる環境が整っています。2024年には魚津市にRVパークたすめっとが新規認定されるなど、車中泊環境は年々向上しています。
初心者必見!富山県の車中泊絶対おすすめスポット5選
富山県で初めて車中泊をするなら、以下の5つのスポットから選べば間違いありません。それぞれの特徴と魅力を詳しく解説します。
道の駅氷見ひみ番屋街で海の幸と温泉を満喫
氷見漁港に隣接する道の駅氷見は、温泉施設が徒歩1分以内という車中泊には最高の立地です。施設内には氷見温泉郷総湯が併設されており、日本海の幸を堪能した後に温泉で疲れを癒やすという理想的な車中泊体験ができます。
敷地内には新鮮な魚介類を扱う市場や飲食店、お土産店が充実しており、人気の回転寿司店もあります。氷見の寒ブリや白エビなど、富山ならではの海の幸をその場で味わえるのは大きな魅力です。
平日は比較的静かで、程よい人の気配があるため初心者でも安心して過ごせます。ただし休日やシーズン中は混雑することもあるので、可能であれば平日の利用をおすすめします。能越自動車道の終点に位置するため、アクセスも良好です。
道の駅砺波で朝のチューリップ公園散歩を楽しむ
北陸自動車道砺波ICからすぐの場所にある道の駅砺波は、となみチューリップ公園に隣接した絶好のロケーションが自慢です。春のチューリップフェア以外のシーズンは比較的空いており、早朝の公園散歩は格別の体験となります。
駐車場は道路を挟んで3ヶ所に分かれていますが、奥側の駐車場を選べば国道156号線からの交通音も気にならず、静かに過ごせます。トイレは温水便座付きで清潔に保たれており、初心者でも安心して利用できます。
周辺には「天然温泉湯来楽」という大型日帰り温泉施設があり、車で5分程度の距離です。地元の方に大人気の施設で、立派な食事処も併設されています。また回転寿司の「きときと寿司」も近くにあり、食事の選択肢が豊富なのも嬉しいポイントです。
道の駅から徒歩圏内にはスーパー「大阪屋ショップ」もあり、朝食の材料調達にも困りません。富山観光の拠点としてだけでなく、東海北陸自動車道との分岐点に近いため、どの方面へ向かうにも便利な立地です。
天然温泉海王で朝5時から極上の温泉体験
射水市にある天然温泉海王は、朝5時から営業しているという車中泊者にとって夢のような施設です。地下1200メートルから湧き出る源泉100パーセントのかけ流し温泉で、その成分濃度は日本でも屈指のレベルを誇ります。
泉質ランキング北陸1位にも選ばれたこの温泉は、塩分濃度が非常に高く3分から5分の入浴で十分に温まります。温泉マニアの間では「一生に一度は体験してほしい」と言われるほどの珍しい泉質です。
2023年12月にリニューアルオープンし、男性浴場にはCUBERUサウナと外気浴スペース、女性浴場にはikiサウナが導入されました。ロウリュウサービスも定期的に行われており、温泉だけでなくサウナも本格的に楽しめます。
待合室やゆっくり休めるスペースは限られていますが、その分温泉とサウナに特化した施設となっています。周辺には道の駅カモンパーク新湊や商業施設も多く、車中泊の拠点として非常に便利な立地です。
道の駅万葉の里高岡で爆盛りメニューに挑戦
能越道高岡インターから車で1分という抜群のアクセスを誇る道の駅万葉の里高岡は、爆盛りメニューで全国的に有名な施設です。富山市、金沢市、能登方面、岐阜飛騨方面、新潟方面のどこへ行くにも中継地となる便利な立地が魅力です。
トイレの数が多くウォシュレット完備で、車中泊スポットとしては人気が高く平日でも多くの車が集まっています。ただしその分賑やかな面もあるため、静かに過ごしたい方は駐車場所を慎重に選ぶ必要があります。
周辺は国道8号線沿いに飲食店が多く、夜遅く到着しても食事には困りません。道の駅入口にはローソンがあり、スーパーやホームセンターも近隣に揃っています。連泊する場合は安全上の理由から車番を運営側に連絡すれば問題ないとのことです。
お土産品も充実しており、ドラえもんグッズや高岡の伝統工芸品である能作の錫製品なども販売されています。最寄りの温泉は車で約3分の場所にある「かの苑」で、2種類の源泉かけ流し天然温泉を楽しめます。
桜ヶ池公園駐車場で絶景の朝を迎える穴場スポット
南砺市にある桜ヶ池公園駐車場は、GoogleMapで見つけた方が「大ヒット」と絶賛する穴場の車中泊スポットです。朝起きると桜ヶ池を臨む素晴らしい景色が広がり、静かで快適な夜を過ごせます。
駐車場は約20台分のスペースがあり、トイレも非常に清潔です。夜や朝に1、2台の車が立ち寄ることはありますが、休憩目的が多く車中泊の車は少ないため、静かに過ごせます。
周囲3キロメートルの人造湖を取り囲む広大な公園には、県内有数の本格的なスケートパークやアスレチック施設もあり、朝の散歩や軽い運動を楽しめます。ボート乗り場やバーベキュー・キャンプ場なども整備されています。
近くの城端サービスエリアに車を置いたまま、高速道路を降りずに歩いて遊びに来られる仕組みもあります。また東海北陸自動車道城端サービスエリアに隣接する桜ヶ池クアガーデンという温泉施設があり、朝6時から営業しているため早朝からリフレッシュできます。
富山の車中泊で絶対に立ち寄りたい温泉施設
車中泊旅の醍醐味といえば、やはり温泉です。富山県には日帰り温泉や銭湯が他県と比べて圧倒的に多く、車中泊との相性が抜群です。
天然温泉風の森で岩盤浴も楽しむ
小矢部市にある天然温泉風の森は、道の駅メルヘンおやべから非常に近いスーパー銭湯です。露天風呂や岩盤浴なども備えた本格的なリラクゼーション施設で、車中泊の疲れをしっかりと癒やせます。
館内でゆっくり過ごせるスペースも充実しており、レストランでは美味しそうなメニューが並んでいます。地元の牛乳も販売されており、風呂上がりの一杯は格別です。
道の駅メルヘンおやべは17時までシャワー施設が利用できるという珍しい施設で、建物裏にはドッグランもあり家族連れで賑わっています。FREE Wi-Fiと楽天モバイル専用回線も飛んでおり、通信環境も快適です。
天然温泉湯めごこちのRVパークで快適車中泊
舟橋村にある天然温泉湯めごこちは、人気のスーパー銭湯にRVパークが併設された理想的な車中泊スポットです。広々とした露天風呂や多様な内湯で、ゆっくりと疲れを癒やせます。
RVパークを利用すれば電源設備も使えるため、季節を問わず快適な車中泊が可能です。温泉施設が敷地内にあるため、何度でも温泉に入りに行けるという贅沢な環境が整っています。
富山市や立山方面へのアクセスも良好で、観光の拠点としても便利な立地です。予約制のため事前に空き状況を確認して計画を立てることをおすすめします。
富山の車中泊で知っておくべき注意点とマナー
富山県での車中泊を快適に過ごすためには、地域特有の気候や環境を理解しておく必要があります。
冬季の積雪対策は必須です
富山県は全国的にも積雪が多い地域として知られています。11月から3月頃の冬期は、平野部でも積雪や路面凍結、地吹雪が発生することがあります。
冬用タイヤ、いわゆるスタッドレスタイヤの装着は必須です。さらにチェーンも必ず携行しましょう。万が一雪で車が動かせなくなった時のために、古毛布やスコップも装備しておくことを強くおすすめします。
海側の車中泊スポットは積雪の心配は比較的少ないですが、内陸部や山間部は特に注意が必要です。立山周辺など山間部では天候が急変しやすく、急な雨や濃霧にも警戒が必要です。
海岸部では天候の急変に注意
富山湾沿岸は季節によって風が強く波も高くなることがあります。特に冬期は荒天になることもあり、海岸近くの駐車場での車中泊は天候の急変に十分注意してください。
荒天時は無理をせず、内陸部のスポットを選ぶなど安全を最優先しましょう。海岸沿いの道の駅などは景色が美しい反面、強風の影響を受けやすいため、天気予報を事前に確認することが大切です。
駐車場所の利用規約は必ず確認
各道の駅やRVパーク、その他の駐車場にはそれぞれ利用規約があります。看板の指示を必ず確認し遵守しましょう。観光地の駐車場は夜間閉鎖されたり、車中泊が禁止されている場合もあります。
立山黒部アルペンルート内はマイカー規制があり、自家用車で通り抜けることはできません。麓の駐車場を利用し、ルート内の移動は公共交通機関を利用する必要があります。
山間部の道路はカーブが多く道幅が狭い場所もあるため、安全運転を心がけてください。クマやシカなど野生動物との遭遇にも注意が必要です。
富山の車中泊で味わいたい地元グルメ情報
富山県は食の宝庫です。車中泊旅だからこそ、地元のスーパーや市場で新鮮な食材を手に入れて楽しみましょう。
神スーパーと呼ばれる大阪屋ショップは、地元の惣菜や富山ならではの食材が豊富に揃っています。別甲という富山の郷土食や、いか糀漬け、いかめしなど、98円から数百円で地元の味を楽しめます。
氷見の道の駅では、新鮮な魚介類が手に入ります。氷見の寒ブリや白エビは全国的にも有名で、回転寿司店できときと寿司も人気です。朝市や市場で仕入れた食材を車内で調理して食べるのも、車中泊旅の醍醐味の一つです。
道の駅庄川では、鮎の季節になると店頭で塩焼きを販売しています。また富山湾で獲れる魚介類も販売されており、珍しい品々に出会えます。
初心者が失敗しない車中泊の基本準備
富山県で初めての車中泊を成功させるために、事前準備は欠かせません。
まず寝具の準備は最重要です。車内で快適に眠るためには、マットや寝袋、枕などをしっかり揃えましょう。特に冬季は防寒対策として毛布やシュラフの性能が重要になります。
トイレットペーパーやウェットティッシュ、ゴミ袋などの衛生用品も必須です。BOS袋という防臭袋を用意しておけば、食事後のゴミも気にせず車内に保管できます。
照明器具としてLEDランタンを複数用意すると便利です。夜間のトイレや車外での作業時に手元を照らせます。スマートフォンの充電用にモバイルバッテリーやシガーソケット充電器も忘れずに。
調理をするなら、カセットコンロや食器類も必要です。富山の温泉施設は充実していますが、タオルやシャンプーなどの入浴用品も自分で用意しておくと安心です。
初心者が実際にぶつかる車中泊の壁とリアルな解決策

車中泊のイメージ
車中泊を始めたばかりの頃は、想像していなかった問題に直面することが本当に多いんです。ここでは、実際に多くの車中泊初心者が経験する具体的なトラブルと、その場でできる現実的な対処法をお伝えします。
夜中に寒くて目が覚めてしまう問題
秋から春にかけて富山で最も多いトラブルがこれです。夕方までは快適だったのに、深夜2時頃に寒さで目が覚めてしまう。エンジンをかけたくなる気持ちは分かりますが、これは絶対にやってはいけません。
富山の夜間は想像以上に冷え込みます。海抜0メートル地点でも、春先や秋口は明け方の気温が5度以下になることも珍しくありません。寝袋を持っていても、シュラフの性能が足りないと寒さで眠れなくなります。
現場での対処法としては、まず着込める服を全て着ることです。恥ずかしがらずにジャージの上にダウンジャケット、その上にレインウェアを重ね着してください。特に首元と足元からの冷気侵入を防ぐのが重要です。靴下を2枚重ねにし、首にはタオルを巻きます。
次に湯たんぽ代わりを作る方法です。ペットボトルに温泉の温水を入れて持ち帰り、タオルで包んで足元に置きます。道の駅のトイレで温水が出る場合も、この方法が使えます。温水がなければ、コンビニで買った温かい飲み物を飲んだ後のペットボトルでも、ないよりはマシです。
シートの段差と隙間で背中が痛くて眠れない
車中泊を始めたばかりの人が最初に直面する大きな壁がこれです。フルフラットにしても実際には段差だらけで、朝起きたら背中や腰が痛くて観光どころではなくなります。
即席の対処法として効果的なのは、着替えやタオルを丸めて隙間に詰める方法です。ペットボトルを芯にして、その周りにTシャツやタオルを巻きつけ、段差になっている部分に配置します。ただし、これだけでは完全には解消されません。
本当に快適に眠りたいなら、厚さ8センチから10センチのエアマットを必ず用意してください。キャンプ用の薄いマットでは全く意味がありません。Amazonで5000円程度から購入できるエアマットを用意するだけで、車中泊の快適度は劇的に変わります。
富山の道の駅近くにあるホームセンターで、緊急避難的に銀マットを購入して重ね敷きする方法もあります。高岡市や富山市には深夜まで営業しているホームセンターもあるので、どうしても眠れない時の最終手段として覚えておいてください。
車内に虫が大量発生して地獄を見る
富山の夏から秋にかけて、これは本当に悪夢のような体験になります。窓を開けて涼しい風を入れたら虫だらけになった、という失敗談は数え切れません。
特に富山湾沿いの道の駅や、立山方面の山間部では虫の量が半端ではありません。一度車内に入れてしまうと、退治するのに1時間以上かかることもあります。夜間の室内灯に虫が集まるのは常識ですが、意外と忘れがちです。
対策としては、車用の網戸を必ず装備することです。富山の道の駅に向かう前に、Amazonで自分の車種に合った網戸を注文しておきましょう。到着が間に合わない場合は、100円ショップで網戸シートを購入し、養生テープで窓に貼り付ける方法もあります。
どうしても網戸がない場合は、窓を完全に閉め切って、ポータブル扇風機を回すしかありません。暑くて眠れないかもしれませんが、虫まみれよりはマシです。また、室内灯は絶対に点けないこと。スマホの画面も最低限の明るさに設定してください。
雨音がうるさすぎて一睡もできない
富山は年間降水日数が多く、急な雨に遭遇する確率が高い地域です。特に山間部では午後から夕方にかけて天候が急変することが多く、立木の下に停めたら雨だれの音で眠れなくなるというケースは頻繁に発生します。
大粒の雨水が不規則なリズムで落ちてくる音は、静かな車内では想像以上に響きます。一度気になり始めると、どうしても意識がそこに集中してしまい、眠れなくなってしまうのです。
最も効果的なのはノイズキャンセリングイヤホンか耳栓を用意することです。これだけで驚くほど快適になります。耳栓は道の駅の売店やコンビニでも購入できますが、高性能なものは事前にAmazonで購入しておくのがベターです。
雨が予想される時は、立木の下ではなく開けた場所に駐車することも重要です。道の駅の駐車場なら、屋根のない中央付近が意外と静かです。また、窓に雨が直接当たるのを防ぐため、風向きを考えて車の向きを調整してください。
エンジンかけっぱなしの誘惑に負けそうになる
暑い夏や寒い冬、エアコンを使いたくてエンジンをかけたくなる気持ちは痛いほど分かります。しかし、これだけは絶対にやってはいけません。命に関わる重大な危険があります。
一酸化炭素中毒で亡くなる事故は、毎年必ず発生しています。特に富山の冬季、雪が降る中でエンジンをかけっぱなしにすると、マフラーが雪で埋まり排気ガスが車内に逆流します。一酸化炭素は無色無臭のため、眠っている間に中毒状態になっても気付きません。
夏場も同様に危険です。無風の日に長時間アイドリングすると、排気ガスが車の周囲に滞留し、隙間から車内に侵入します。また、周囲への騒音問題や、環境への配慮からも、エンジンかけっぱなしは避けるべきです。
代替策として、ポータブル電源の購入を強く推奨します。初期投資は5万円から10万円かかりますが、これがあれば電気毛布や扇風機、スマホの充電などが自由に使えます。RVパークを利用すれば外部電源も使えるため、快適な車中泊が実現できます。
車中泊初心者がやりがちな失敗と予防法
初めての車中泊では、経験者なら当たり前に知っていることでも、初心者は気付かずに失敗してしまうことが多いものです。
水分確保を甘く見て脱水症状になる
富山の夏は蒸し暑く、車内では想像以上に汗をかきます。水分を十分に持参していないと、夜中に喉が渇いて目が覚めることになります。コンビニが近くにあればいいですが、山間部の道の駅では深夜は何も買えません。
最低でも2リットルのペットボトルを2本は用意しておきましょう。富山の名水を汲める場所も多いので、空のペットボトルを持参して現地で補給するのも良い方法です。スポーツドリンクも1本は用意しておくと、熱中症予防になります。
トイレの場所と営業時間を確認しない
道の駅のトイレは24時間使えると思い込んでいませんか? 実は施設によっては夜間閉鎖されることもあります。また、清掃時間帯に使えなくなることもあります。
到着したらまず、トイレの場所と営業時間を確認してください。万が一に備えて、携帯トイレを1つは車内に常備しておくと安心です。Amazonで10枚1000円程度で購入できます。
貴重品管理が甘くて盗難リスクを高める
車中泊は基本的に安全ですが、無防備すぎると狙われやすくなります。貴重品を車内の見える場所に置きっぱなしにしない、窓を開けっ放しで寝ない、人気のない場所は避けるなど、基本的な防犯対策は必須です。
財布やスマホは必ず身につけて寝るか、シートの下など見えない場所に隠してください。カーテンやサンシェードで車内を見えなくすることも、防犯対策として非常に有効です。
富山特有の車中泊トラブルと対処法
富山県ならではの地域特性による問題もあります。これを知っておくと、トラブルを未然に防げます。
地吹雪で車が雪に埋まる危険性
富山の冬季、特に海岸部では地吹雪が非常に激しいことがあります。夜の間に車が雪で埋もれてしまい、朝起きたらドアが開かないという事態も起こり得ます。
冬季に車中泊する場合は、必ずスコップを車内に常備してください。また、寝る前にマフラー周辺を除雪しておくことも重要です。万が一エンジンをかける必要が生じた時のために、排気口が雪で塞がれないようにしておきます。
急な道路閉鎖で立ち往生する
立山方面や五箇山方面の山間部では、天候悪化により道路が突然閉鎖されることがあります。特に春先の雪解け時期や、秋の台風シーズンは要注意です。
出発前に必ず道路情報を確認し、通行止めの可能性がある場合は別ルートを検討してください。富山県の道路情報サイトをブックマークしておくと便利です。また、食料や水を多めに準備しておけば、万が一立ち往生しても数日は耐えられます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々な情報をお伝えしてきましたが、正直に言うと、車中泊初心者が最初から完璧を目指す必要はありません。というか、最初から完璧にやろうとすると、準備だけで疲れてしまって結局行かなくなるんですよ。
ぶっちゃけ、富山で初めての車中泊ならまずは道の駅砺波か道の駅氷見の2択で選んでください。理由は単純で、この2つは温泉が近くて、周辺にコンビニがあって、トイレがきれいで、何かあったら近くに人がいる環境だからです。冒険心を発揮するのは2回目以降でいいんです。
それから、グッズは最低限でOK。厚めのマットとシュラフ、目隠し用のカーテン、この3つさえあれば何とかなります。ポータブル電源とか高級な道具は、車中泊にハマってから買えばいい。最初から10万円も使う必要はありません。
個人的に一番重要だと思うのは、「次の日に温泉に入れる場所で寝る」ことです。これだけで車中泊のストレスは8割減ります。富山は温泉天国なので、この点では恵まれています。天然温泉海王みたいに朝5時から営業している施設を使えば、早朝から身支度を整えて、気持ちよく観光に出発できます。
それと、完璧主義を捨てることも大事です。寒かったらコンビニで毛布を買えばいいし、眠れなかったら翌日はビジネスホテルに泊まればいい。車中泊は修行じゃないんだから、無理して我慢する必要なんてありません。快適に過ごすための選択肢は、その場でいくらでも変更できるんです。
最後に本音を言うと、車中泊の一番の魅力は「自由」です。計画を変更しても誰にも迷惑かけないし、気分次第で次の目的地を決められる。その自由を最大限楽しむためにも、安全だけは絶対に確保してください。エンジンかけっぱなしは命に関わるからダメ、これだけは守って、あとは楽しんでください。
よくある質問
富山県で車中泊は法律的に問題ありませんか?
道の駅やサービスエリアでの車中泊は、休憩を目的とした仮眠であれば問題ありません。ただし長期滞在やキャンプ行為、テントやタープの設置は禁止されています。各施設の利用規約を確認し、マナーを守って利用しましょう。RVパークは車中泊を前提とした有料施設なので、より安心して利用できます。
富山の車中泊で一番おすすめの時期はいつですか?
春から秋、具体的には4月から10月がおすすめです。特に5月のチューリップシーズンや、秋の紅葉シーズンは景色も美しく快適です。冬季も可能ですが積雪対策が必須となり、初心者には難易度が高くなります。夏でも標高の高い場所では涼しく過ごせるため、暑さを避けたい方は立山周辺がおすすめです。
車中泊初心者が一泊するならどこが一番安心ですか?
道の駅氷見ひみ番屋街または道の駅砺波がおすすめです。どちらも温泉施設が近く、周辺にコンビニやスーパーがあり、トイレも清潔です。特に道の駅氷見は温泉が併設されているため、初めての方でも安心して利用できます。平日に利用すれば比較的空いていて、静かに過ごせます。
まとめ
富山県は車中泊初心者にとって最高のフィールドです。温泉施設の充実度、道の駅の配置、地元の方々の温かさ、そして何より立山連峰と富山湾という絶景が待っています。
まずは道の駅氷見や道の駅砺波など、設備が整った場所から始めてみてください。朝5時から営業する天然温泉海王のような施設を活用すれば、早朝からスッキリとスタートできます。冬季の積雪対策だけはしっかりと準備し、安全第一で計画を立てましょう。
富山での車中泊体験は、きっとあなたの旅のスタイルを変える素晴らしい思い出になるはずです。この記事を参考に、ぜひ富山の魅力を存分に味わってください。


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