旅行やアウトドアの際、車のルーフボックスに荷物を積み込むシーンはよくあります。しかし、荷物を積みすぎてキャリアが壊れた経験はありませんか?または、適切な積載方法がわからず不安になったことはありませんか?実は、車のルーフキャリアやヒッチキャリアには、知られざる耐荷重に関する重要な知識が隠されています。このページでは、ルーフボックスやヒッチキャリアを安全に活用するための「耐荷重」の真実と、正しい積載方法を徹底解説します。正しい知識を身につけ、安心してアウトドアライフを楽しみましょう!
耐荷重ってどういう意味?知っておきたい基礎知識

車について疑問を持っている人のイメージ
まず最初に、ルーフボックスやキャリアの「耐荷重」とは何か、簡単に理解しておきましょう。耐荷重には「動的耐荷重」と「静的耐荷重」の2種類が存在します。
動的耐荷重と静的耐荷重の違い
- 動的耐荷重は車が走行中の状態で荷物を積んだときに必要な強度を指します。つまり、走行中の振動や風圧などに耐えられる重さです。
- 静的耐荷重は車が停車している状態で荷物を積んだときの強度を示します。こちらは基本的に動的耐荷重の2~3倍あるため、停車中に積載できる荷物の重量が大きくなります。
ルーフキャリアの耐荷重の事例
例えば、YAKIMAのベースキャリアの耐荷重はすべて「動的耐荷重」です。もしルーフトップテントを積載したい場合、キャリアが「動的耐荷重」に耐えられるかどうかが重要になります。停車中に積載可能な荷物の重さは、「静的耐荷重」がどれくらいかを考慮して判断しましょう。
ルーフボックスの積載方法とポイント
ルーフボックスを使う際に最も気をつけたいのが「積載方法」です。ここでは、車両の耐荷重を守りつつ、安全かつ効率的に荷物を積み込むためのポイントを紹介します。
正しい積載方法をマスターしよう
- 重心を均等に保つ荷物は均等に配置し、重心を車両の中心に近づけることで、走行時の安定性が増します。
- 重いものは下に、軽いものは上に積む重い荷物はボックスの下部に積み、軽いものは上に積むことで、荷物がしっかり固定されます。
- 荷物をしっかり固定するキャリアやボックスに荷物をしっかりと固定し、走行中に荷物が動かないようにすることが大切です。
車両のルーフ耐荷重にも注意
積載できる荷物の重さは、車両のルーフが耐えられる重さにも関わります。車両の取扱説明書を確認して、ルーフが支えられる最大荷重を超えないようにしましょう。
ヒッチキャリアの耐荷重と注意点
ルーフキャリア以外にも、ヒッチキャリアを利用する場合もあります。ヒッチキャリアの耐荷重や、ヒッチメンバーの「垂直耐荷重」についても正しく理解しておくことが重要です。
ヒッチメンバーの耐荷重とは?
ヒッチメンバーの耐荷重は「垂直耐荷重」と呼ばれ、これは通常、牽引能力の1/10が目安となります。例えば、ランドクルーザー用のヒッチメンバーは、牽引能力が2,260kgの場合、垂直耐荷重は226kgとなります。この耐荷重を超える荷物は積載できませんので、注意が必要です。
ヒッチキャリアの正しい使用法
ヒッチキャリアを使用する際に重要なのは、耐荷重の超過を避けることです。また、変換レシーバーや延長レシーバーを使用する場合、耐荷重が最大25%減少することもあるため、事前に確認してから使用するようにしましょう。
車ルーフボックス積載時のよくある質問
Q: ルーフボックスにルーフトップテントを積載しても大丈夫ですか?
ルーフボックスの耐荷重が十分であれば、ルーフトップテントの積載も可能です。しかし、静的耐荷重と動的耐荷重の違いを理解し、車両のルーフ耐荷重も確認することが必要です。
Q: ヒッチキャリアの耐荷重はどうやって確認すれば良いですか?
ヒッチキャリアの耐荷重は、ヒッチメンバーの「垂直耐荷重」を確認することが大切です。ヒッチメンバーの取扱説明書に記載されていますので、必ず確認しましょう。
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まとめ
車のルーフボックスやヒッチキャリアを安全に活用するためには、耐荷重の理解が欠かせません。動的耐荷重と静的耐荷重の違いを理解し、車両のルーフ耐荷重やヒッチメンバーの垂直耐荷重も合わせてチェックしましょう。正しい積載方法を実践すれば、安全に荷物を運ぶことができます。アウトドアや旅行をより楽しいものにするために、しっかりと知識を身につけ、安心してお出かけを楽しんでください!


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